JPH04130788U - ふとん乾燥用袋 - Google Patents

ふとん乾燥用袋

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JPH04130788U
JPH04130788U JP3842791U JP3842791U JPH04130788U JP H04130788 U JPH04130788 U JP H04130788U JP 3842791 U JP3842791 U JP 3842791U JP 3842791 U JP3842791 U JP 3842791U JP H04130788 U JPH04130788 U JP H04130788U
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JP3842791U
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悟 宮路
明 勝屋
太治 北場
良夫 森
実 山内
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松下精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ふとんの乾燥に使うふとん乾燥機の乾燥袋に
おいて、乾燥機本体から吹き出す温風を敷きぶとんに多
く当たるようにして敷きぶとんの乾燥時間を短くするこ
とを目的とする。 【構成】 掛けぶとん側の敷きぶとん大の表生地に表生
地より小さい裏生地を縫い合わせて裏生地大の袋にす
る。このとき両側面縫合部にメッシュ布を用いるか、ま
たは開口部を作る。これにより乾燥機本体で作り出され
た温風が縫合部から表生地の下に吹き込まれることとな
り、乾燥しにくい敷きぶとんに温風が直接当たり敷きぶ
とんの乾燥時間を短くするという効果が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ふとん乾燥機本体に接続してふとんを乾燥させる、ふとん乾燥用袋 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、じめじめしたふとんの乾燥、ふとんに生息するダニの退治にふとん乾燥 機が広く使われるようになった。しかしながら、ふとん乾燥機を使ってふとんを 快適な乾燥状態にするには時間がかかり、短い時間で快適乾燥ができるふとん乾 燥機が求められている。
【0003】 従来、この種のふとん乾燥用袋は、図5および図7に示すような構成が一般的 であった。以下、その構成について図5,図6を参照しながら説明する。
【0004】 図示のようにふとん乾燥用袋101は通気性を有する布101aを二つ折りに して、接続口101bを除く周縁を縫い合わせ袋にしたものである。
【0005】 上記構成において、ふとん乾燥用袋101を挟んで、下方の敷きぶとん102 ,上方の掛けぶとん103にふとん乾燥機本体104で作り出された温風でふと ん乾燥用袋101が膨らみ、上方,下方のふとんに温風を均一に送り出すもので あった。
【0006】 また、通気量の小さい布を掛けぶとん側の表生地に、通気量の大きい布を敷き ぶとん側の裏生地にして二枚を重ね合わせ、接続口を除く周縁を縫い合わせ袋に した構成のものもある。この場合は、乾燥方法は前記と同じであるが、生地の通 気量の違いによって、ふとん乾燥機本体104で作り出された温風が、ふとん乾 燥用袋101を通過して上方の掛けぶとん103よりも、下方の敷きぶとん10 2に少し多めに当たるようにしたものであった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のふとん乾燥用袋では、暖かい空気は上方に流れようとするに 加えて、現在市場に出回っているふとんは掛けぶとんよりも、敷きぶとんの方が 密度が高く、さらに敷きぶとんは就寝時において人体から吸収する湿気の量も多 い。したがって掛けぶとん,敷きぶとんを一セットで乾燥させた時、掛けぶとん は乾燥するが敷きぶとんは乾燥しないという現象となり、やむなく長時間の乾燥 が必要であるという課題を有していた。
【0008】 本考案は上記課題を解決するもので、乾燥しにくい敷きぶとんに、より多くの 温風が当たるようにして、敷きぶとんの乾燥時間を短くするふとん乾燥用袋を提 供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、掛けぶとん側に面する通気性の表生地と 、敷きぶとん側に面する通気性の裏生地を縫合部で結合し、この裏生地は前記表 生地より小なる表面積を有し、前記縫合部にメッシュ布または開口部を設け、温 風がこのメッシュ布または開口部から前記表生地の下方にある敷きぶとんに向け て送風される構成としたものである。
【0010】
【作用】
本考案は上記した構成により、ふとん乾燥機本体からの温風が、縫合部に設け たメッシュ部または開口部より温風を送り出し、表生地の下方で拡散して敷きぶ とんに直接当てることができるものである。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例について図1〜図4を参照しながら説明する。
【0012】 図に示すように、ふとん乾燥袋1は敷きぶとん2側に面する裏生地3と、掛け ぶとん4側に面する敷きぶとん大の表生地5を上下に重ね合わせるように縫い合 わせて裏生地大の袋にする。このとき裏生地3は表生地5より面積小で、かつ表 生地5の中央付近に縫合される。
【0013】 次に図3に示すように縫合部にメッシュ布6を縫い合わせるか、または図4に 示すように裏生地3の両側面の一部を除き、縫い合わせ開口部7を作る。そして 袋周縁一辺にふとん乾燥機本体8より袋内部に温風を取り入れる接続口9を形成 する。この接続口9はふとん乾燥機本体8の温風吹出口に着脱可能に連結できる ようになっている。ふとん乾燥機本体8は、温風を作り出すためのファンモータ ,ヒータおよび乾燥時間制御用のタイマなどを備えている。
【0014】 上記構成において使用時には図1および図2に示すように、ふとん乾燥用袋1 を敷きぶとん2と掛けぶとん4との間に挟み込み、この状態でふとん乾燥機本体 8を作動すると、その温風吹出口から出る温風は接続口9を通して、ふとん乾燥 用袋1に導かれる。まず温風によって裏生地3部分が膨らみ、掛けぶとん4が持 ち上げられる。次に裏生地3の両側面に設けたメッシュ布6または開口部7から 温風が敷きぶとん2に導かれる。この温風が敷きぶとん2にほぼ均等に浸透し、 これにより敷きぶとん2が効率よく乾燥される。また掛けぶとん4に対してはふ とん乾燥用袋1の、上面から放散される熱が各部に均一に浸透し、これにより掛 けぶとん4も効率よく乾燥される。
【0015】 このように本考案の実施例のふとん乾燥用袋であれば、密度が高く、湿気の多 い敷きぶとん2の乾燥が強力に進められ、掛けぶとん4と敷きぶとん2を共に乾 燥するときの乾燥時間を短縮することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上の実施例の説明から明らかなように、本考案によれば、ふとん乾燥袋の縫 合部に設けたメッシュ布または開口部から温風が吹き出し、表生地の下で拡散し て、敷きぶとんに直接温風が当たることとなり、敷きぶとんと掛けぶとんを同時 に効率よく乾燥することができ、敷きぶとんの乾燥時間を短縮することのできる ふとん乾燥用袋を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のふとん乾燥用袋の斜視図
【図2】同使用状態を示す断面図
【図3】同縫合部にメッシュ布を使用した場合の分解斜
視図
【図4】同縫合部に開口部を設けた場合の分解斜視図
【図5】従来例のふとん乾燥袋の斜視図
【図6】同使用状態を示す断面図
【符号の説明】
2 敷きぶとん 3 裏生地 4 掛けぶとん 5 表生地 6 メッシュ布 7 開口部
フロントページの続き (72)考案者 森 良夫 大阪府交野市倉治3丁目4番3号 松下精 工電機株式会社内 (72)考案者 山内 実 大阪府交野市倉治3丁目4番3号 松下精 工電機株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掛けぶとん側に面する通風性の表生地
    と、敷きぶとん側に面する通風性の裏生地を縫合部で結
    合し、この裏生地は前記表生地より小なる表面積を有
    し、前記縫合部にメッシュ布または開口部を設け、温風
    がこのメッシュ布または開口部から前記表生地の下方に
    ある敷きぶとんに向けて送風されるふとん乾燥用袋。
JP1991038427U 1991-05-28 1991-05-28 ふとん乾燥用袋 Expired - Lifetime JP2575551Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5517529U (ja) * 1978-07-20 1980-02-04
JPS5543868U (ja) * 1978-09-19 1980-03-22
JPS57166899U (ja) * 1981-04-17 1982-10-21

Patent Citations (3)

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JPS5517529U (ja) * 1978-07-20 1980-02-04
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JPS57166899U (ja) * 1981-04-17 1982-10-21

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JP2575551Y2 (ja) 1998-07-02

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