JP2571608Y2 - ベッド用乾燥装置 - Google Patents

ベッド用乾燥装置

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JP2571608Y2
JP2571608Y2 JP1993023949U JP2394993U JP2571608Y2 JP 2571608 Y2 JP2571608 Y2 JP 2571608Y2 JP 1993023949 U JP1993023949 U JP 1993023949U JP 2394993 U JP2394993 U JP 2394993U JP 2571608 Y2 JP2571608 Y2 JP 2571608Y2
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耕生 福田
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はマットレスおよびこの
マットレスに掛けられる掛け布団を乾燥させるために用
いられるベッド用乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ベッドを利用して就寝する場
合、マットレスや掛布団などは、利用者の身体から発散
される汗などによって湿気が帯びるのが避けられない。
上記マットレスや掛布団が湿気を帯びれば、保温性や快
適な寝心地などが損なわれることになる。とくに、湿気
の多い時期には湿気を帯びた上記マットレスや掛布団に
かびが発生し、非常に不衛生である。
【0003】そこで、快適な寝心地を得るためには、上
記マットレスや掛布団などを定期的に乾燥させることが
必要となる。寝具類を乾燥させる手段としては、天気の
よい日に上記寝具類を日向に干すのが最も効果的である
ことはよく知られている。
【0004】しかしながら、天候の悪い日が続く時期や
共働きの夫婦などの場合には、寝具類を干すことができ
ないことが多いため、湿気のない寝具類で快適に就寝す
ることができないということがある。とくにマットレス
の場合は、大きく、重いため、たとえ天気がよくとも、
簡単に日向に干すことができないということがあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来は湿
気を帯びた寝具類を乾燥させるためには、天候や時間な
どの制限を受けるばかりか、マットレスのように重く、
大きな寝具の場合にはその作業も容易でないということ
もあった。
【0006】この考案は上記事情にもとづきなされたも
ので、その目的とするところは、簡単な作業で容易に、
しかも大きさや重さなどによって作業性が損なわれるこ
となく、マットレスおよび掛け布団を乾燥させることが
できるようにしたベッド用乾燥装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの考案は、ベッド本体に載置されたマットレスおよ
びこのマットレスに掛けられる掛け布団を乾燥させるベ
ッド用乾燥装置において、通気性を備えた布地によって
形成された偏平な袋状体を有し、この袋状体の一側には
温風送風機からの温風を内部に導入する供給口体が設け
られているとともに、上記温風送風機には上記ベッド本
体とマットレスとの間に差し込むことでその温風送風機
を上記ベッド本体に保持するための保持部材が設けられ
てなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、上記袋状体をマットレスと
掛け布団との間に介装し、その内部へ温風を供給すれ
ば、その温風が上下面から流出して下側のマットレスお
よび上側の掛け布団を乾燥させることができ、また保持
部材をベッド本体とマットレスとの間に差し込むという
簡単な作業によって温風送風機をベッド本体に確実に保
持することができる。
【0009】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1乃至図3を
参照して説明する。図1は寝具類としてのベッド1を示
し、このベッド1はベッド本体2を備えている。このベ
ッド本体2はボトムマットレス3の長手方向一端側にヘ
ッドボ−ド4が設けられているとともに、上記ボトムマ
ットレス3の下面四隅部には脚部材3aが設けられてな
る。
【0010】上記ボトムマットレス3の上面には、寝具
類である、上部マットッレス5が載置されている。この
上部マットレス5上には同じく寝具類として図2に鎖線
で示す掛け布団6が掛けられる。
【0011】利用者は、就寝時には上記上部マットレス
5上に仰臥し、掛け布団6を掛けて就寝する。したがっ
て、上記上部マットレス5と掛け布団6とは利用者の体
から発散される汗によって湿気を帯びることになる。
【0012】湿気を帯びた上記上部マットレス5や上記
掛け布団6を乾燥させる場合には、乾燥装置8が用いら
れる。この乾燥装置8は袋状体9を備えている。この袋
状体9は通気性を備えた布地、たとえば目の荒い上布1
1と下布12との周縁部をテ−プエッジ13によって縫
合して偏平な袋状に形成されている。
【0013】上記下布12には、図2に示すようにその
周辺部だけをフランジ12aとして残して開口部14が
形成されている。この開口部14は、上記上布11と同
様、目の荒い、通気性を備えた布地によってスカ−ト状
に形成されて上記フランジ12aの内側の端縁に中途部
が縫合されたずれ止め防止部材15の中央部分によって
閉塞されている。つまり、ずれ止め防止部材15の中央
部分が下布12の一部をなすように設けられている。こ
のずれ止め防止部材15の周縁には、その周縁を収縮方
向に付勢したゴム16が全周にわたって設けられてい
る。
【0014】そして、上記袋状体9は、ずれ止め防止部
材15を上部マットレス5の上面に重合させて、このず
れ止め防止部材15のスカ−ト部分で上部マットレス5
の外周面を覆うとともに、周縁部分を上部マットレス5
の下面側に係合させ、その下端に設けられたゴム16を
収縮させることで、上記上部マットレス5に係合保持さ
れる。
【0015】上記袋状体9の一側には、通気抵抗が比較
的大きく、しかも形状を維持することができる硬さを備
えた、キャンバスなどのような布地によって筒状に形成
され、上記袋状体9の内部に連通した供給口体17が設
けられている。
【0016】上記供給口体17には図3に示すように温
風送風機19のケ−ス20の上面からほぼL字状にに突
出した吹出しダクト21が接続される。温風送風機19
は風量の調節が自在であるとともに、温風の温度調節も
自由にできるようになっている。
【0017】上記ケ−ス20の内部には図示しないが、
ファンおよびヒ−タが内蔵されていて、上記ヒ−タによ
って加熱された温風を上記吹出しダクト21から流出さ
せることができるようになっている。
【0018】また、上記ケ−ス20の一側面には金属板
や合成樹脂製の板によって断面形状がほぼL字状に形成
された保持部材22の一端部22aが固着されている。
この保持部材22の他端部22bは上記ケ−ス20の側
面に対してほぼ直角になっている。
【0019】そして、上記温風送風機19は、その保持
部材22の他端部22bが上記ボトムマットレス3と上
部マットレス5との接合面間に差し込まれることで、上
記ボトムマットレス3に保持されている。
【0020】上記構成の乾燥装置8によって上部マット
レス5と掛け布団6とを乾燥させる場合には、上部マッ
トレス5の上面に上記袋状体9を載置し、この袋状体9
をずれ止め防止部材15によって上部マットレス5上に
保持したのち、その上面に掛け布団6を掛ける。つい
で、温風送風機19を作動させて温風を上記吹出しダク
ト21から供給口体17を介して上記袋状体9の内部へ
供給する。
【0021】袋状体9内に供給された温風は、図2に矢
印で示すように通気性を備えた上布11と下布12の開
口14部分を閉塞したずれ止め防止部材15の中央部分
から流出する。それによって、袋状体9の下面に接合さ
れた上部マットレス5と、上面に掛けられた掛布団6と
を同時に乾燥させることができる。
【0022】このような乾燥装置8によって上部マット
レス5や掛っけ布団6を乾燥させるようにすれば、たと
えば湿気の多い時期などであっても、いつも乾燥した寝
具によって心地好く就寝することができる。また、天気
のよい日に寝具類を干すことができない、多忙な人など
であっても、就寝する前のわずかな時間で寝具類を乾燥
させ、快適に就寝することができる。さらに、上部マッ
トレス5のように大きく、重い寝具であっても、それを
移動させることなく乾燥できるから、作業が容易であ
る。
【0023】上記袋状体9はずれ止め防止部材15によ
って上部マットレス5に係合保持することができる。そ
のため、使用中に袋状体9の上下面から流出する温風の
風圧によって上記袋状体9がずれ動くのが防止されるか
ら、使い易いということもある。
【0024】上記温風送風機19は、そのケ−ス20に
保持部材22の一端部22aを連結して設け、他端部2
2bをボトムマットレス3と上部マットレス5との間に
差し込むことでベッド本体2に保持できるようにした。
そのため、上部マットレス5や掛け布団6を乾燥させる
際に、上記温風送風機19の据付けを容易かつ迅速に行
うことができるばかりか、環装後におけるその片付けも
容易に行える。
【0025】しかも、温風送風機19に保持部材22を
設けたことで、その他端部22bを差し込むだけで、上
記温風送風機19を据付けることができる。そのため、
ベッド本体2の構造が、この実施例に示されたボトムマ
ットレス3からなる構造以外のもの、たとえば図示しな
いがフレ−ムに床板を架設し、その床板上に上部マット
レス5が載置される構成であっても、その床板と上部マ
ットレス5との間に上記保持部材22を差し込むこと
で、温風送風機19を据付けることができる。
【0026】図4はこの考案の他の実施例を示す。この
実施例は温風送風機19のケ−ス20の一側面には、そ
の幅方向両端部にそれぞれ金属製のL字状の保持部材3
2が一端部32aを固着して設けられている。これら保
持部材32の他端部32bの上下両面にはウレタンフォ
−ムやゴムなどのシ−ト状弾性材33が貼着されてい
る。
【0027】したがって、保持部材32の他端部32b
をベッド本体2のボトムマットレス3と上部マットレス
5との間に差し込んで温風送風機9を保持する際、上記
弾性材33が滑り止めとなって保持状態が確実となるば
かりか、保持部材32を差し込む際にボトムマットレス
3や上部マットレス5を損傷させるのを防止できる。
【0028】なお、上記一実施例では袋状体の下布に開
口部を形成し、その開口部を閉塞するようにスカ−ト状
のずれ止め防止部材を設けたが、下布には開口部を形成
せず、ずれ止め防止部材を上記下布の周辺部からスカ−
ト状に設けるようにしてもよい。
【0029】また、ずれ止め防止部材はスカ−ト状でな
く、紐状であってもよく、要は寝具に係合させて袋状体
を保持できるものであればよい。また、上布と下布ある
はずれ止め防止部材を目の荒い布地によって通気性を持
たせたが、これら布地に通気孔を形成することで、通気
性をもたせるようにしてもよい。
【0030】
【考案の効果】以上述べたようにこの考案の乾燥装置
は、通気性を備えた布地によって形成された偏平な袋状
体を有し、この袋状体の一側には温風送風機からの温風
を内部に導入する供給口体を設けるとともに、上記温風
送風機には、これをベッド本体に保持するためにベッド
本体とマットレスとの間に差し込むための保持部材を設
けるようにした。
【0031】したがって、上記袋状体をマットレスと掛
け布団の間に介装させれば、これらを容易かつ確実に
乾燥させることができるから、利用者は湿気の多い時期
や天気のよい日に寝具類を干すことができなくとも、乾
燥した寝具類によって快適に就寝することができる。し
かも、寝具類を乾燥させる際には、保持部材をベッド本
体とマットレスとの間に差し込むことで温風乾燥機を保
持できるから、その乾燥機の設置を容易かつ確実に行え
るということもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すベッド装置の斜視
図。
【図2】同じく図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】同じく温風送風機の斜視図。
【図4】この考案の他の実施例を示す温風送風機の斜視
図。
【符号の説明】
2…ベッド本体、5…マットレス、6…掛布団、9…袋
状体、17…供給口体、19…温風送風機。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド本体に載置されたマットレスおよ
    びこのマットレスに掛けられる掛け布団を乾燥させるベ
    ッド用乾燥装置において、通気性を備えた布地によって
    形成された偏平な袋状体を有し、この袋状体の一側には
    温風送風機からの温風を内部に導入する供給口体が設け
    られているとともに、上記温風送風機には上記ベッド本
    体とマットレスとの間に差し込むことでその温風送風機
    を上記ベッド本体に保持するための保持部材が設けられ
    てなることを特徴とする寝具類の乾燥装置。
JP1993023949U 1993-05-10 1993-05-10 ベッド用乾燥装置 Expired - Fee Related JP2571608Y2 (ja)

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JPH0681355U JPH0681355U (ja) 1994-11-22
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JPS60135013A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 曙ブレーキ工業株式会社 ふとん乾燥式寝台
JPH04161110A (ja) * 1990-10-25 1992-06-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 就寝装置
JP3039455U (ja) * 1997-01-13 1997-07-22 株式会社井上製作所 帰零式積算計における操作装置

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