JP3040598U - 遠赤外線粒入り袋 - Google Patents

遠赤外線粒入り袋

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JP3040598U
JP3040598U JP1996012849U JP1284996U JP3040598U JP 3040598 U JP3040598 U JP 3040598U JP 1996012849 U JP1996012849 U JP 1996012849U JP 1284996 U JP1284996 U JP 1284996U JP 3040598 U JP3040598 U JP 3040598U
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JP
Japan
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far
bag
infrared
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Application number
JP1996012849U
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English (en)
Inventor
佳嗣 木村
俊夫 巽
Original Assignee
有限会社巽繊維工業所
株式会社木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部の遠赤外線粒体が片方にずれ動きにくい
ようにすると共に、作成を容易にした遠赤外線粒入り袋
を提供することである。 【解決手段】 袋体4を編織機により作成した二重布地
3とすると共に、対面する布地1、2に用糸を交錯せし
めて接結線6を形成し、並列する複数の小袋部7を設け
たのである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、温熱治療等遠赤外線を利用する遠赤外線粒入り袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の遠赤外線粒入り袋として、図4に示すように、対面する方形状 布地21、22の用縁を縫合線23で接合してなる袋体24に、遠赤外線発生粒 体25を封入したものがある。
【0003】 ところが、腕や腰の患部に当てる等使用した際、図5に示すように、内部の遠 赤外線発生粒体25がずれ動きやすく一方に片寄ることが多くあり、偏平体にな らず均一な治療効果が得られない欠点があった。
【0004】 また、袋体本体にキルティングを施すこともできるが、別に縫製工程が必要と なりコスト高となる問題点があった。
【0005】
【考案の課題】
そこで、この考案の課題は、布地作成時に同時に布地を区画する多数の小袋部 を作成することができ、常時偏平に維持することができる遠赤外線粒入り袋を提 供することである。
【0006】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、袋体を編織機によって作 成した二重布地とすると共に、対面する布地に用糸を交錯せしめて接結線を形成 し、並列する複数の小袋部を設けたのである。
【0007】
【作用】
前記小袋部は、細長い筒形状を呈しており、封入した遠赤外線発生粒体がずれ 動きにくく、袋体本体がいつも偏平体を維持する。また小袋部は袋体本体製布時 に同時に作成可能である。
【0008】
【実施の形態】
以下、この考案の実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0009】 図1及び図2は、この考案の一実施形態を示し、この遠赤外線粒入り袋は、綿 、毛、絹等の天然繊維や合成繊維混紡糸等の用糸を用い電子制御の横編み機によ りフクロ編に編成した平編み組織の表の布地1と裏の布地2との二重布地3から なる平面方形状袋体4と、この袋体4に封入した遠赤外線発生粒体5とからなる 。
【0010】 前記袋体4には、表地用糸と裏地用糸とを交錯せしめて、対面する両布地を連 結する平行線状の接結線6が布地編成時に同時に編成されて、並列する複数の細 長い小袋部7が設けられている。
【0011】 前記小袋部7は、一端縁が綴じ目8に編成されて閉鎖されており、他端縁の開 口部は遠赤外線発生粒体5を収納後ミシン目9によって閉鎖される。
【0012】 前記遠赤外線発生粒体5は、セラミックス等別に熱源を必要とせず体温等の低 温で遠赤外線を放射する素材から成形された粒径1〜10mm程度のものであり 、細長い小袋部7に収納されているため、使用中にずれ動くようなことが少なく 、袋体本体がいつも偏平体に維持できる。
【0013】 なお、この考案の遠赤外線粒入り袋は、袋体4の編み組織を平編み組織にする ほか、地厚にするタック編み組織等適宜選択することができ、遠赤外線発生粒体 5も用途に対応してその素材、粒形、粒径等を適宜選択することができる。さら に、接結線6は、上述のように、等間隙の平行線に形成するほか、波形状にした り不等間隙にしたりすることもでき、小袋部7の大きさも用途に対応して適宜選 択することができる。
【0014】 図3は、この考案の他の実施形態を示す。袋体10は、織機により製織した二 重布地11からなり、表地用糸と裏地用糸とを交錯せしめて、対面する表の布地 12と裏の布地13とを連結する接結線14が布地製織時に形成され、並列する 複数の細長い小袋部15が設けられている。
【0015】 前記小袋部15には、遠赤外線発生粒体5を収納し両端開口をミシン目で閉鎖 する。
【0016】 なお、袋体10は、用途に対応して、平織、斜文織、朱子織等織り組織を選択 することができると共に、たて二重織、よこ二重織、風通織等二重織り組織も適 宜選択することができる。
【0017】 前記の各遠赤外線粒入り袋は、温熱効果を利用するパッド、枕、敷物、寝具の 裏材等として有用であると共に、熟成作用、殺菌作用を利用する食品包装材とし ても有用である。
【0018】 この考案の遠赤外線粒入り袋は、上述のように、編機又は織機によって二重布 地を製布中に、これを区切る小袋部が設けられるものであって、小袋部に封入し た遠赤外線発生粒体がずれ動きにくく袋体本体をいつも偏平体に維持することが でき、またキルティング状ミシン目を施して小袋部を作成するものに比較して低 コストに提供することができる。
【0019】
【考案の効果】
この考案によれば、以上のように、袋体を並列する複数の小袋部に区切ったも のであり、封入した遠赤外線粒体が使用中にずれ動いて片寄るようなことがなく 袋体本体をいつも偏平体に維持することができる。さらに袋体本体にキルティン グ状ミシン目加工を施すものに比較して低コストなものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の遠赤外線粒入り袋の一実施形態を示
す平面図
【図2】同上の一部切欠断面図
【図3】この考案の他の実施形態を示す拡大断面図
【図4】従来例を示す斜視図
【図5】同上の使用状態を示す断面図
【符号の説明】
1、2、12、13、21、22 布地 3、11 二重布地 4、10、24 袋体 5、25 遠赤外線発生粒体 6、14 接結線 7、15 小袋部 8 綴じ目 9 ミシン目 23 縫合線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋体に遠赤外線発生粒体を封入した遠赤
    外線粒入り袋において、前記袋体を編織機によって作成
    した二重布地とすると共に、対面する布地に用糸を交錯
    せしめて接結線を形成し、並列する複数の小袋部を設け
    たことを特徴とする遠赤外線粒入り袋。
JP1996012849U 1996-12-17 1996-12-17 遠赤外線粒入り袋 Expired - Lifetime JP3040598U (ja)

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