JP3228423U - 複合布地及びその複合布地を用いた布製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】消臭効果を有する複合布地及びその複合布地を用いた布製品を提供する。【解決手段】布地で形成された表面層12と、不織布で形成された裏面層14とを備える複合布地10であって、布地は、通気性を有し、不織布は、消臭機能付き不織布であり、表面層と裏面層の少なくとも一部を結合する結合部16を備えている。【選択図】図1

Description

本考案は、複合布地及びその複合布地を用いた布製品に関する。
従来、かばん等の布製品において、着用者の身体と接する箇所や収容物品と接する箇所等には、繊維のスレの発生等を防止するためのコーティングが施されている。例えば特許文献1には、炭素繊維と絹繊維の複合繊維織物に樹脂加工を施すことによりフライ(毛羽立ち)及びスレの発生を抑えた樹脂加工複合繊維織物を、衣服やかばんの材料として用いることが記載されている。
特開2011−162897号公報
かばん等の布製品は、使用していくうちに臭いや汚れが付着し、悪臭を発生させることがある。特許文献1に記載の樹脂加工複合繊維織物には、消臭効果がなく、かばん等の臭いを除去することができないという問題がある。
そこで、本考案は、消臭効果を有する複合布地及びその複合布地を用いた布製品を提供することを目的とする。
本考案は、布地で形成された表面層と、不織布で形成された裏面層とを備える複合布地であって、前記布地は、通気性を有し、前記不織布は、消臭機能付き不織布であり、前記表面層と前記裏面層の少なくとも一部が結合されていることを特徴とする複合布地に関する。
本考案に係る複合布地は、前記表面層と前記裏面層の少なくとも一部が縫合されても良い。
本考案に係る複合布地は、前記表面層と前記裏面層が格子状に結合されても良い。
本考案に係る布製品は、上述した複合布地を少なくとも一部の領域に備えることを特徴とする。
本考案に係る布製品は、かばん、ペット用ベッド又はショルダーハーネスであっても良い。
本考案に係る布製品は、前記複合布地の前記表面層が、前記布製品の表面となるように配されていることが好ましい。
本考案によれば、消臭効果を有する複合布地及びその複合布地を用いた布製品を提供することができる。
本考案の一実施形態に係る複合布地を概略的に示す斜視図である。 図1のA−A´線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る布製品(かばん)を概略的に示す斜視図である。 第2実施形態に係る布製品(ペット用ベッド)を概略的に示す斜視図である。 第3実施形態に係る布製品(リュックサック)を概略的に示す斜視図である。
以下、本考案を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る考案を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが考案の解決手段に必須であるとは限らない。また、図面は、本考案を示すために適宜強調や省略、比率の調整を行った模式的な図となっており、実際の形状や位置関係、比率とは異なる場合がある。
まず、本考案の本実施形態に係る複合布地10について、図1及び図2を用いて説明する。本実施形態に係る複合布地10は、布地と不織布を積層させたキルト生地であり、概略的には、布地で形成された表面層12と、不織布で形成された裏面層14と、表面層12と裏面層14の少なくとも一部を結合する結合部16とを備えている。
表面層12は、図1に示すように、大気圧下において表面層12から裏面層14に亘って空気を通過させることが可能な通気性を有する布地から形成されている。表面層12に使用される布地としては、例えば、綿、ポリエステル、アクリル等の合成繊維または天然繊維等の織物や編物等を好適に用いることが可能であるが、これに限定されず、上述した通気性を有する限りにおいて、従来の布製品に使用される種々の公知の布地を用いることができる。なお、「通気性」とは、空気が通過する性質を意味する。
裏面層14は、図2に示すように、消臭効果を有する不織布(消臭機能付き不織布)から形成されている。なお、不織布の製造方法は、特に限定されないが、例えば、エアスルー法、スパンボンド法、ニードルパンチ法、メルトブローン法、カード法、熱融着法、水流交絡法、溶剤接着法から選択される方法等により製造される。
裏面層14を構成する消臭機能付き不織布としては、繊維物質に対して放射線グラフト重合処理が施された不織布を好適に用いることが可能である。このような不織布を用いる場合には、繊維物質(原糸)に対して消臭機能を強く化学結合させることができ、悪臭成分、例えばアンモニア、酢酸、硫化水素、メチルメルカプタン、アセトアルデヒド、ピリジン、トリメチルアミン、イソ吉草酸、ノネナール、インドール等を化学反応で消臭することができる。
また、このような繊維物質に対して放射線グラフト重合処理が施された不織布によれば、物理的に消臭成分を付着させた不織布と比較して、消臭成分が立体的になっているので、接触効率が良く、悪臭をすばやく消臭することができ、また、消臭成分を多く結合することで臭いを吸着する容量を大きくすることができるという利点を有する。また、化学反応により繊維物質の分子と結合するため、洗濯等により消臭機能が欠落することがなく、臭いの再放出等も生じないという利点を有する。さらに、香水やアロマ等の良い香りは残しながら、アンモニア等の悪臭だけを選択的に消臭することができるという利点も有する。またさらに、消臭効果だけではなく、抗菌効果も付与することが可能である。
なお、消臭機能付き不織布としては、このような繊維物質に対して放射線グラフト重合処理が施された不織布に限定されず、消臭機能が事前又は事後的に付与された種々の不織布を任意に採用することが可能である。
結合部16は、表面層12(布地)と裏面層14(不織布)の少なくとも一部を糸で縫合することにより形成されている。具体的には、結合部16は、図1に示すように、格子状に縫合されることにより形成されている。より具体的には、結合部16は、一方向に延びる第1の縫い目16aと、第1の縫い目16aが延びる方向に対して交差(直交)する方向に延びる第2の縫い目16bとを有している。
第1の縫い目16aは、その延在方向と直交する方向に間隔をおいて複数形成されている。また、第2の縫い目16bは、その延在方向と直交する方向に間隔をおいて複数形成されている。結合部16は、第1の縫い目16aと第2の縫い目16bが交差を繰り返すことで、全体として格子状に形成されている。
そして、格子状に縫合されることにより、第1の縫い目16aの延在方向及び第2の縫い目16bの延在方向の双方において強度を確保することができ、表面層12(布地)と裏面層14(不織布)の剥離を防止することができる。なお、結合部16の縫い方は、表面層12(布地)と裏面層14(不織布)が剥離しない方法であれば、種々の公知の縫い方を採用することが可能である。
以上説明したとおり、本実施形態における複合布地10は、布地で形成された表面層12と、不織布で形成された裏面層14とを備える複合布地10であって、布地は、通気性を有し、不織布は、消臭機能付き不織布であり、表面層12と裏面層14の少なくとも一部が結合されている。
このような構成を備える複合布地10によれば、布地で形成された表面層12により機械強度を確保しつつ、消臭機能付き不織布で形成された裏面層14により消臭効果を得ることが可能となる。特に、表面層12と裏面層14が格子状に結合されていることにより、結合部16の面積が増え、第1の縫い目16aの延在方向及び第2の縫い目16bの延在方向の双方において強度を確保することができると共に、複合布地10の破断や、表面層12(布地)と裏面層14(不織布)の剥離及び糸のスリップ・ほつれ等を防ぐことができる。
[第1実施形態]
次に、本考案の第1実施形態に係る布製品について、図3を用いて説明する。第1実施形態に係る布製品は、上述した複合布地10を少なくとも一部の領域に用いたかばん20である。
第1実施形態に係るかばん20は、図3に示すように、物品を収容するかばん本体22と、該かばん本体22に取り付けられた一対の持ち手部24とを有しており、複合布地10を少なくとも一部の領域に備えている。
かばん本体22は、該かばん本体22の外側表面を形成する外面26と、該かばん本体22の内側表面を形成する内面28とを有する。かばん本体22は、外気と触れる箇所、具体的には、外面26及び内面28の少なくとも一方に、上述した複合布地10を用いることが好ましく、本実施形態では、かばん本体22の内面28に複合布地10を用いている。
外面26及び持ち手部24は、上述した複合布地10を用いても良く、また、例えば、綿、ポリエステル、アクリル等の合成繊維または天然繊維等の材料で作られた布地、合皮または本革等で形成された革材等、かばん類に通常使用される公知のものを任意に用いることも可能である。
内面28は、複合布地10により形成されており、具体的には、複合布地10の表面層12が、かばん20の内面28(表面)となるように配されている。本実施形態では、複合布地10の表面層12が、かばん本体22の内部空間に向けて露出する面となるように配されている。複合布地10の結合部16は、内面28を強化し、布地(表面層12)と不織布(裏面層14)の剥離を防止する機能を有している。
以上の第1実施形態に係るかばん20において、かばん20の内面28が複合布地10で形成されていることで、消臭効果を得ることができる。すなわち、第1実施形態に係るかばん20では、かばん本体22の内部空間の空気が表面層12を介して消臭機能付き不織布からなる裏面層14に至り、該裏面層14において消臭されるため、かばん本体22の内部空間における悪臭の発生を可及的に防止することが可能となる。また、裏面層14(消臭機能付き不織布)よりも強度の高い表面層12(布地)がかばん本体22の内面28を構成するため、消臭機能付き不織布(裏面層14)単独で用いる場合又は裏面層14がかばん本体22の内面28を構成する場合と比較して、機械的強度に優れたかばん20とすることが可能となる。
なお、かばん20は、上述した複合布地10を少なくとも一部の領域に備えるものであれば、図示の形状や上記の構造に限定されるものではなく、従来のかばん類に使用される公知の形状及び構造を採用することができる。
[第2実施形態]
本考案の第2実施形態に係る布製品について、図4を用いて説明する。第2実施形態に係る布製品は、上述した複合布地10を少なくとも一部の領域に用いたペット用ベッド30である。
第2実施形態に係るペット用ベッド30は、図4に示すように、マット34と、マット34を囲い込むように形成された枠部32とを有しており、複合布地10を少なくとも一部の領域に備えている。
マット34は、ペットと接触する表面36と、該表面36の反対面である裏面(図示せず)と、表面36と裏面との間に充填されたクッション材とを有している。マット34は、ペットや外気と触れる箇所に上述した複合布地10を用いることが好ましく、本実施形態では、表面36に複合布地10を用いている。
表面36は、複合布地10により形成されており、具体的には、複合布地10の表面層12が、マット34の表面36となるように配されている。本実施形態では、複合布地10の表面層12が、ペット用ベッド30のペットが寝る空間に向けて露出する面となるように配されている。複合布地10の結合部16は、表面36を強化し、布地(表面層12)と不織布(裏面層14)の剥離を防止する機能を有している。
枠部32は、マット34が配置される底部(図示せず)と、該底部からマット34の周縁を囲むように上方に立設された側壁とを有している。枠部32は、ペットや外気と触れる箇所に上述した複合布地10を用いても良く、また、ペット用ベッド類に通常使用される公知の素材を任意に用いることも可能である。
以上の第2実施形態に係るペット用ベッド30において、マット34の表面36が複合布地10で形成されていることで、マット34の表面36において消臭効果を得ることができる。すなわち、第2実施形態に係るペット用ベッド30では、ペットの臭いや外気の臭い等が表面層12を介して消臭機能付き不織布からなる裏面層14に至り、該裏面層14において消臭されるため、表面36における悪臭の発生を可及的に防止することが可能となる。また、裏面層14(消臭機能付き不織布)よりも肌触りの良い表面層12(布地)がマット34の表面36を構成するため、消臭機能付き不織布(裏面層14)単独で用いる場合又は裏面層14がマット34の表面36を構成する場合と比較して、快適なペット用ベッド30とすることが可能となる。
なお、ペット用ベッド30は、上述した複合布地10を少なくとも一部の領域に備えるものであれば、図示の形状や上記の構造に限定されるものではなく、従来のペット用ベッドに使用される公知の形状及び構造を採用することができる。特に、第2実施形態に係るペット用ベッド30において、複合布地10の結合部16は、ペットの肌触りや引っ掛かり防止の観点から、図示の格子状ではなく、表面層12(布地)及び不織布(裏面層14)の周縁のみを結合する構成を採用することが好ましい場合もあり得る。
[第3実施形態]
本考案の第3実施形態に係る布製品について、図5を用いて説明する。第3実施形態に係る布製品は、上述した複合布地10を少なくとも一部の領域に用いたリュックサック40である。
第3実施形態に係るリュックサック40は、図5に示すように、物品を収容する収容部42と、該収容部42の上端から下端に亘って取り付けられ他左右一対のショルダーハーネス44とを有しており、複合布地10を少なくとも一部の領域に備えている。
収容部42は、該収容部42の外側表面を形成する外面45と、該収容部42の内側表面を形成する内面(図示せず)とを有する。また、外面45は、着用者の背中に接する背当て部50を有している。収容部42は、外気と触れる箇所、具体的には、外面45及び内面の少なくとも一方に、上述した複合布地10を用いることが好ましく、本実施形態では、収容部42の内面及び外面45の背当て部50に複合布地10を用いている。
具体的には、第3実施形態に係るリュックサック40では、複合布地10の表面層12により収容部42の内面(収容部42の内部空間に向けて露出する面)が形成されるように、収容部42内に複合布地10が配されている。また、第3実施形態に係るリュックサック40では、複合布地10の表面層12により収容部42の外面45の背当て部50(着用者の背中に接する面)が形成されるように、収容部42の外面45に複合布地10が配されている。複合布地10の結合部16は、収容部42の内面及び背当て部50を強化し、布地(表面層12)と不織布(裏面層14)の剥離を防止する機能を有している。
ショルダーハーネス44は、着用者と接触する内面48と、該内面48の反対面である外面46とを有している。外面46は、上述した複合布地10を用いても良く、また、例えば、綿、ポリエステル、アクリル等の合成繊維または天然繊維等の材料で作られた布地、合皮または本革等で形成された革材等、ショルダーハーネスに通常使用される公知のものを任意に用いることが可能である。内面48は、複合布地10で形成されており、具体的には、複合布地10の表面層12が、ショルダーハーネス44の内面48(着用者の肩等に接する面)となるように配されている。複合布地10の結合部16は、内面48を強化し、布地(表面層12)と不織布(裏面層14)の剥離を防止する機能を有している。
以上の第3実施形態に係るリュックサック40において、リュックサック40の収容部42の内面及び背当て部50並びにショルダーハーネス44の内面48が複合布地10で形成されていることで、収容部42の内部空間や着用者と触れる部分において、消臭効果を得ることができる。
すなわち、第3実施形態に係るリュックサック40では、収容部42の内部空間の空気や、着用者の臭いや外気の臭い等が表面層12を介して消臭機能付き不織布からなる裏面層14に至り、該裏面層14において消臭されるため、収容部42の内部空間における悪臭の発生や、着用者と触れる部分における悪臭の発生を可及的に防止することが可能となる。また、裏面層14(消臭機能付き不織布)よりも強度が高くかつ肌触りの良い表面層12(布地)が背当て部50やショルダーハーネス44の内面48を構成するため、消臭機能付き不織布(裏面層14)単独で用いる場合又は裏面層14が背当て部50やショルダーハーネス44の内面48を構成する場合と比較して、機械的強度及び肌触りに優れた機能性の高いリュックサック40とすることが可能となる。
なお、リュックサック40は、上述した複合布地10を少なくとも一部の領域に備えるものであれば、図示の形状や上記の構造に限定されるものではなく、従来のリュックサックに使用される公知の形状及び構造を採用することができる。特に、第3実施形態に係るリュックサック40において、複合布地10の結合部16は、着用者の肌触りや引っ掛かり防止の観点から、図示の格子状ではなく、表面層12(布地)及び不織布(裏面層14)の周縁のみを結合する構成を採用することが好ましい場合もあり得る。
以上、本考案の好適な実施形態を例示して説明したが、本考案の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、上述した各実施形態では、複合布地10が、かばん類、ペット用ベッド又はリュックサック(ショルダーハーネス)に用いられるものとして説明したが、これに限定されず、任意の布製品に用いることが可能である。このような布製品としては、例えば、ヘルメット用汗取りパッド、ヘルメットの裏地、帽子の裏地、靴の下敷き、靴下、マスク、ソファーカバー、枕カバー、マット、座布団、カーペット等、種々のものを挙げることができる。
例えば、上述した各実施形態では、結合部16が、表面層12(布地)と裏面層14(不織布)の少なくとも一部が糸により縫合されることにより形成されるものと説明したが、これに限定されず、表面層12(布地)と裏面層14(不織布)の少なくとも一部を接着剤等により結合する方法や、熱やエンボス等により結合させる方法等の種々の任意の結合方法を採用可能である。
また、上述した各実施形態では、複合布地10が、格子状に縫合されることにより形成された結合部16を有するものとして説明したが、これに限定されず、結合部16は、表面層12(布地)及び裏面層14(不織布)の周縁のみを縫合する構成や、ストライプ状等に縫合する構成等の種々の任意の構成を採用することが可能である。
さらに、上述した各実施形態では、複合布地10が表面層12と裏面層14の二層構造であるものとして説明したが、これに限定されず、表面層12を介して裏面層14に通気させ、該裏面層14において消臭可能な構成であれば、三層以上の構成であっても良く、例えば、表面層12と裏面層14の間に中間層が配される構成や、裏面層14(不織布)側に更に布地が積層される構成等とすることも可能である。
上記のような変形例が本考案の範囲に含まれることは、実用新案登録請求の範囲の記載から明らかである。
10 :複合布地
12 :表面層
14 :裏面層
16 :結合部
20 :かばん
22 :かばん本体
24 :持ち手部
26 :外面
28 :内面
30 :ペット用ベッド
32 :枠部
34 :マット
36 :表面
40 :リュックサック
42 :収容部
44 :ショルダーハーネス
45 :外面
46 :外面
48 :内面
50 :背当て部

Claims (6)

  1. 布地で形成された表面層と、不織布で形成された裏面層とを備える複合布地であって、
    前記布地は、通気性を有し、前記不織布は、消臭機能付き不織布であり、
    前記表面層と前記裏面層の少なくとも一部が結合されている
    ことを特徴とする複合布地。
  2. 前記表面層と前記裏面層の少なくとも一部が縫合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の複合布地。
  3. 前記表面層と前記裏面層が格子状に結合されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の複合布地。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の複合布地を少なくとも一部の領域に備える
    ことを特徴とする布製品。
  5. かばん、ペット用ベッド又はショルダーハーネスである
    ことを特徴とする請求項4に記載の布製品。
  6. 前記複合布地の前記表面層が、前記布製品の表面となるように配されている
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の布製品。
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