JP2006021030A - ダウンプルーフ構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、ダウンプルーフ構造体の生地として、不織布の通気量が4〜15(cm/cm・s)[JIS L1096に規定されるフラジール法による]であるため、羽毛の吹き込み充填や使用時の形状回復性に優れた通気性を持ち、しかも、羽毛の吹き出し防止に有効なダウンプルーフ構造体を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、袋状に形成された生地に羽毛を内包してなるダウンプルーフ構造体において、上述した生地が極細繊維で構成された不織布であり、この不織布の通気量が4〜15(cm/cm・s)[JIS L1096に規定されるフラジール法による]であることを特徴とするダウンプルーフ構造体に関する。
【選択図】 なし。

Description

本発明は、例えば羽毛布団、ダウンジャケット、クッションなど、袋状に形成された生地に羽毛を内包したダウンプルーフ構造体に関するものであり、羽毛の吹き出しを解消し、かつ優れた生産性を有すると共に、形状回復性にも優れた構造体に関する。
羽毛自体が有する保温性や軽量性は、袋状に形成した生地に内包させることによって、掛け布団、ダウンジャケット、或いはクッションなど(以下、包括的にダウンプルーフ構造体、または単に構造体と称する)として広く利用されている。しかし、微細な構造を持つ羽毛には絡みにくいことから流動性があり、構造体とした後の肌触りに優れる反面、一般的な織物やニットなどの布帛を生地に用いた場合、当該構造体の生地表面から容易に羽毛が吹き出すことが知られている。
また、特開昭57−148912号公報(以下、特許文献1)では羽毛布団の製造技術が開示されており、羽毛布団に用いる生地としては、1秒間に1気圧の下で面積1cm当たりに漏れる空気の量が1cmであると定義された通気度が1以下でなければ上述した羽毛の吹き出しを来すのが通例であると記載されている。
さらに、「羽毛寝具要覧」(以下、非特許文献1)によれば、「羽毛ふとん地流通協会基準」として、JIS 1096−1990に規定されたフラジール形試験機で測定した通気性(cm/cm・s)は綿織物としての平織、綾織では3以下、朱子織では2.5以下、合繊織物としてのフィラメント織物、スパン織物、綿混紡織物では2以下とされている。
一方、実公平1−23336号公報(以下、特許文献2)では、羽毛などを中綿として収納した際、羽毛の移動を防止し、羽毛布団としての嵩高性を維持する技術について開示されている。この公報によれば、上下の表生地に縦横の仕切布を交差させて止着し、側生地内に複数の区画を形成し、この区画内に羽毛を収納した立体キルト式の布団構造について述べられている。また当該公報には、羽毛布団の作製工程についても開示されており、上述した区画内に羽毛を収納するに当たり、圧縮空気による空気圧を利用し、当該区画毎にホースで圧送することによって羽毛を充填する。
この様な羽毛を利用した構造体では、高密度織物に代表されるダウンプルーフと呼ばれる目の詰んだ布帛が利用されてきた。しかしながら、一般的な高密度織物の場合、例えば120〜130(g/m)程度の比較的高い面密度で、物理的に羽毛の吹き出しを防ぐ構成となっている。従って、当該織物は、本来、軽量であるという羽毛の特性をダウンプルーフ構造体に反映することが難しかった。即ち、高面密度であり、かつ、低通気度である上記織物の場合、使用に際しての蒸れや、構造体を押圧変形した後の形状回復性を阻害するという現象が指摘されていた。これに加えて、上述した特許文献2にも開示される羽毛の充填工程においても、高風量の装置を必要とするため、生産コストの低減を図ることが難しかった。
このような観点から、特開2002−69856号公報(以下、特許文献3)では、エマルジョン樹脂に整泡剤を添加して機械発泡させた発泡エマルジョンを基布にコーティングした生地が提案されている。この公報では、上記構成を採用することによって、従来から羽毛布団に用いられてきた生地の5〜10倍程度の高い通気性を有し、しかも羽毛の吹き出し防止を図り得たと述べられている。
一方、特開平10−53948号公報(以下、特許文献4)では、連続フィラメントからなる不織布の特性に着目し、織布及びニット繊維製品に類似した特性を奏し得る極細連続フィラメントからなる不織布について提案され、その好適な態様として、例えばポリエステル/ポリアミドなど、互いに非相溶性の樹脂で構成された複合型長繊維を高圧水流等で分割生成した極細繊維からなる長繊維不織布が開示されている。
特開昭57−148912号公報(第1頁右欄) 実公平1−23336号公報([実用新案登録請求の範囲]、第1頁右欄) 特開2002−69856号公報([特許請求の範囲]、[課題を解決するための手段]、[実施例]) 特開平10−53948号公報([特許請求の範囲]、[発明の実施の形態]) 日本羽毛寝具製造業協同組合発行、1999年3月15日、p175
本出願に係る発明者は、従来知られているダウンプルーフを種々に検証した結果、羽毛の吹き出し防止には前述した高密度織物が最も優れており、形状安定性や製造工程での利便性に富んだ通気性の点では、前述の特許文献3に開示されるようなコーティングを施した生地が優れるとの結論に至った。しかしながら、これら双方の特性を同時に満たし得る生地は未だ知られておらず、織物の高密度化やコーティングによる生産コストの低減を図ることが難しいという問題点が有った。
本願発明者は、このような背景にあって鋭意検討を重ねた結果、前述の特許文献4に開示されるような極細繊維で構成された不織布が、ダウンプルーフ構造体に好適な通気度を提供し、軽量性や吹き出し防止を達成し得る点に着目し、本発明を完成したものである。
従って、本発明の目的は、羽毛の吹き込み充填や使用時の形状回復性に優れた通気性を持ち、しかも、羽毛の吹き出し防止をも図り得るダウンプルーフ構造体を提供することにある。
この目的の達成を図るため、本発明の構成によれば、袋状に形成された生地に羽毛を内包してなるダウンプルーフ構造体において、上述した生地が極細繊維で構成された不織布であり、この不織布の通気度が4〜15(cm/cm・s)[JIS L 1096に規定されたフラジール法による]であることを特徴としている。
また、本発明の実施に当たって、上述した不織布を構成する極細繊維として異形断面を有するものが好適である。さらに、上述した不織布として、長繊維である極細繊維を高圧水流で絡合したものとするのが好ましい。
上述した本発明の構成によれば、ダウンプルーフ構造体の生地として、上記所定範囲の通気度を有するため、羽毛の吹き込み充填や使用時の形状回復性に優れた通気性を持ち、しかも、羽毛の吹き出し防止に有効なダウンプルーフ構造体を提供することができる。本発明の構成を適用することにより、通気性の高さは、透湿性の高さに比例することが知られているため、蒸れにくく、しかも空気が抜けやすく軽いと言うことから畳みやすく収納性に優れた羽毛布団などを実現することができる。
以下、本発明の実施に好適な態様として、ダウンプルーフ構造体について説明する。既に述べた通り、本発明は、JISに規定されたフラジール形試験機による測定で4〜15(cm/cm・s)の通気量を有する、極細繊維で構成された不織布を当該構造体の生地として採用するものである。ここに云う極細繊維で構成された不織布とは、染色などの着色や意匠柄を熱エンボスによる付与、種々の難燃処理などの後加工を施した生地であっても良い。通気量範囲の下限値は、ダウンプルーフ構造体を作製する際の羽毛吹き込みの容易性や使用時の形状回復性を実現するため、また、その上限を超えて通気量が高いものである場合には、羽毛の吹き出しを防ぐことが難しい。従って、生地が満たすべき通気量の範囲は4(cm/cm・s)以上、15(cm/cm・s)以下、より好ましくは6(cm/cm・s)以上、12(cm/cm・s)以下である。
上述した極細繊維とは、カード法や直接紡糸法によってウェブ形成することができ、しかも、上述した通気量範囲の下限を実現するため、比較的緻密な不織布を形成し得ることが必要となり、その繊維径は10μm以下、好ましくは5μm以下とするのが好ましい。また、生地としての引裂き強さを満たす目的で、0.5μm以上、より好ましくは1μm以上の繊維径が好適であり、延伸工程を経て得られる短繊維並びにスパンボンド法で生成された長繊維を用いるのが好適である。また、長繊維不織布を生地に用いた場合、当該生地と、これに内包された羽毛との接触面において、生地表面に極細繊維が多数のループを形成している。このため、羽毛と当該ループとの間に係合力を生じ、ダウンプルーフ構造体内での羽毛の偏在を低減することが可能である。
このような極細繊維の断面形状は円形であっても良いが、同じ繊維径であっても円形断面に較べて、羽毛の吹き出し防止に有効な低通気量を実現し得る異形断面とするのが好適である。特に、比較的太い繊維径として紡糸され、十分な延伸を経た後にウェブ形成され、高圧水流などの物理的な作用或いは種々の化学的処理によって極細繊維を生成する分割性複合繊維の形態を採ることが望ましい。このような分割性複合繊維により生成される極細繊維の断面形状については、前述した特許文献4に開示されるミカンの袋形(扇形または楔形)など、長径と短径とを有する種々の幾何学形状とすることができる。尚、上述した極細繊維が異形断面である場合には、その断面積から円形断面の直径に換算した値を意味する。
さらに、分割性複合繊維を構成する樹脂成分としては、繊維形成能のある2種類以上の樹脂を選択することができ、具体的には、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン系共重合体などのポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート系共重合体、ポリブチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート系共重合体などのポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンなどのポリオレフィン、ポリウレタン、ポリアクリロニトリル、ビニル共重合体、或いはポリグリコール酸、グリコール酸共重合体、ポリ乳酸、乳酸共重合体などの脂肪族ポリエステル系重合体などを挙げることができる。
以下、本発明の実施例として、従来知られている生地を比較例として検討を行った結果につき説明する。尚、本実施例の説明においては、この発明の理解が容易となる程度に、具体的な条件を例示する。しかしながら、本発明はこれら実施例にのみ限定されるものではなく、これら条件は、この発明の目的の範囲内で任意好適な設計の変更及び変形を行うことができる。
実施例1として、前述した特許文献4に相当する極細繊維で構成された長繊維不織布に対して染色を施した面密度104(g/m)、240(gf/cm)加圧荷重時の厚さ0.25(mm)の生地を用いた。この長繊維不織布は、ポリエステルとポリアミドとが菊花状に配置された分割数16の複合型長繊維をスパンボンド法によってウェブ形成した後、高圧水流によって極細繊維としたものである。この極細繊維の横断面は楔形を示しており、電子顕微鏡による観察では、円形断面に換算した繊維径は約3μmであり、元になる複合型長繊維の約90%以上が分割されていた。この生地をJIS L1096に規定されたフラジール法によって測定した通気量は9.4(cm/cm・s)であった。当該生地により、外形が30cm×30cm角の袋を縫製し、ダウン90重量%とフェザー10重量%とからなるホワイトグースダウン30gを吹き入れ、評価サンプルとしてのダウンプルーフ構造体を得た。この際、縫製は運針数18(本/3cm)の条件で2本針の工業用ミシンで行った。
実施例2に係る評価サンプルとして、実施例1と同じ断面形状及び繊維径を有するカット長51(mm)の複合型短繊維をカード法によりウェブ化し、高圧水流によって極細繊維化した面密度90(g/m)、前述の加圧荷重時における厚さ0.25(mm)の短繊維不織布を用いたことを除いては、上記サンプルと同一の条件で評価用構造体を得た。この実施例2に係る生地についても、電子顕微鏡による分割状態を確認したところ、実施例1と同程度に極細繊維が生成されており、当該短繊維不織布の通気量は14.7(cm/cm・s)であった。
実施例3として、長繊維不織布にシール総面積12%のドット状のエンボス加工を行うこと以外は、実施例1と同一の基布を使用した。この生地は通気量が5.5(cm/cm・s)であった。
(比較例1)
比較例1に係るサンプルとして、一般のポリエステルやウールを中入れ綿として内包するための生地(面密度113(g/m)、前述加圧荷重時の厚さ0.13(mm))を用いた。即ち、単糸40番手の綿糸を使い、織り密度が縦120×横80(本/インチ)の平織物を生地としたことを除いては、実施例1並びに実施例2と同一の条件で評価用構造体を得た。この生地の通気量は20.0(cm/cm・s)であった。
(比較例2)
比較例2に係るサンプルとして、単糸40番手の綿糸を使い、織り密度が縦140×横120(本/インチ)のツイル織で形成された高密度織物(面密度132(g/m)、前述加圧荷重時の厚さ0.18(mm))を用いたことを除き、上記実施例及び比較例1と同一の条件で評価用の構造体とした。この比較例2に係る生地の通気量は1.6(cm/cm・s)であった。なお、この生地は従来ダウンプルーフ生地としてひろく羽毛掛け布団に使用されているものである。
(比較例3)
比較例3では、前述した特許文献3と同様に、縦糸70番手単糸並びに横糸60番手単糸を織り密度が縦182×横70(本/インチ)のサテンに対して、ポリウレタンコーティングによる目止め加工を施した生地(面密度105(g/m)、前述加圧荷重時の厚さ0.19(mm))を用い、一連の評価サンプルと同一の条件で構造体を得た。この比較例3に係る生地の通気量は9.8(cm/cm・s)であった。
(羽毛の吹き出し試験)
これら一連の評価用サンプルに対して、羽毛の吹き出しについて評価した。吹き出した羽毛の目視を容易とするため、上述した各評価サンプルを黒色の試験台上に置き、当該サンプルを両手で200回、90秒間に渡って等速度で圧縮を繰り返した。この後、試験台上に落ちた羽毛を粘着テープで収集し、目視で計数した。この様な試験を各サンプルについて2回繰り返し、以下の評価基準により等級付けを行った。
(評価基準)
5級:3本以下
4級:4〜10本
3級:11〜16本
2級:17〜25本
1級:25本以上
このようにして評価したサンプルの詳細並びに評価結果について、下記の表1に示す。
Figure 2006021030
上記の表1からも理解できるように、実施例1に係るダウンプルーフ構造体は、比較例3に係る構造体と同等の通気量であるにもかかわらず羽毛の吹き出しが少ない。また、実施例1と比較例2との対比からは、吹き出し防止効果が同等であるものの、実施例品は通気性に富み、しかも軽量であるという結果が得られた。さらに、実施例2と比較例3とは同等の吹き出し防止が図れるものの、実施例品の方が軽量で通気性に優れていた。
実施例1と、これにエンボス加工を施した実施例3においては、吹き出し評価で両者共に5級の評価となった。これら2つの実施例品では、試験後の吹き出しが3本以下を5級とする評価基準では同等ではあるものの、実施例3に係る生地では、0本、あるいは1本程度の吹き出し本数となり、実施例1より更に良好な結果が得られた。
上述した一連のダウンプルーフ構造体サンプルのうち、実施例1と比較例2とを用いて、通気性と形状回復性との関係を実証するため、これら2種類の生地でホワイトグースダウン1200gを内包した羽毛布団(150×210cm)を作製し、2つ折りにして押圧圧縮した後の状態を観察した。その結果、実施例1に相当する羽毛布団が初期の折り畳み高さを回復するまでに、比較例2に相当する羽毛布団では完全な折り畳み高さを回復することはできなかった。この点を定量化するため、比較例2に相当する羽毛布団と同等の形状回復性を有する羽毛布団を実施例1に示した生地で、種々の羽毛内包量にて作製した。その結果、本発明の構成を採用した場合、羽毛内包量1000gで上記高密度織物を生地とした羽毛布団と同等の形状回復性を発揮することができ、約2割の羽毛使用量を削減し得ることが判った。
また、既に述べた通り、実施例1に係る長繊維不織布を用いた羽毛布団では、折り畳み等の日常での使用を想定した扱いによっても、極細繊維と羽毛とが適当に絡まり、布団の中で羽毛が偏りにくいと言う効果が顕著であった。
本発明は、袋状に形成された生地に羽毛を内包してなるダウンプルーフ構造体において、前記生地が極細繊維で構成された不織布であり、該不織布の通気量が4〜15(cm/cm・s)[JIS L1096に規定されるフラジール法による]であることを特徴とするダウンプルーフ構造体であって、例えば羽毛布団、ダウンジャケット、クッションなど、袋状に形成された生地に羽毛を内包したダウンプルーフ構造体に関するものであり、ダウンプルーフ構造体の生地として、上記所定範囲の通気度を有するため、羽毛の吹き込み充填や使用時の形状回復性に優れた通気性を持ち、しかも、羽毛の吹き出し防止に有効なダウンプルーフ構造体を提供することができる。
また、本発明の構成を適用することにより、通気性の高さは、透湿性の高さに比例することが知られているため、蒸れにくく、しかも空気が抜けやすく軽いと言うことから畳みやすく収納性に優れた羽毛布団などを実現することができるダウンプルーフ構造体を提供することができる。

Claims (3)

  1. 袋状に形成された生地に羽毛を内包してなるダウンプルーフ構造体において、前記生地が極細繊維で構成された不織布であり、該不織布の通気量が4〜15(cm/cm・s)[JIS L1096に規定されるフラジール法による]であることを特徴とするダウンプルーフ構造体。
  2. 前記不織布を構成する極細繊維が異形断面を有することを特徴とする請求項1に記載のダウンプルーフ構造体。
  3. 前記不織布が、長繊維である前記極細繊維を高圧水流で絡合したものであることを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載のダウンプルーフ構造体。
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