JP3232928U - 寝具カバー - Google Patents

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智陽 杉木
智陽 杉木
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モリリン株式会社
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Abstract

【課題】保温性を有し、かつ肌へのべとつきを低減することができる寝具カバーを提供する。【解決手段】表生地と裏生地とからなる寝具カバー1であって、表生地と裏生地の少なくとも一方が織物基布2からなり、該織物基布の縦方向および/または横方向に弾性糸3を所定間隔で織り込んで織物基布に凹凸を付与している。そのため空気層ができ、保温性が高くなる。また、凹凸により肌との接触面が小さくなるので、汗をかいても肌にべとつかず、爽やかな感触が得られる。しかも、弾性糸の織り込みによって伸縮性があるので、ドレープ性にも優れる。【選択図】図1

Description

本考案は、布団カバー等の寝具カバーに関する。
布団は、人が快適に寝ることを目的に用いるものであり、就寝中に体温が下がり過ぎないように保温する機能を有する。通常、布団は、綿やポリエステルなどの薄い布でできた布団カバーで包んで使われることが多い(特許文献1)。布団カバーは、定期的に洗濯を行うことができるので、布団を清潔に保つのに役立つものである。
しかし、布団カバーは、布団を清潔に保つという機能以外は殆ど考慮されていない。これに対して、布団カバーに保温性を付与できれば、布団自体のもつ保温性がより増強され、快適な就寝が可能となる。
一方、夏季等では、布団の中が暑くなると、布団カバーが肌にべたつき、不快感を与えるという問題がある。
実用新案登録第3226035号公報
本考案の課題は、保温性を有し、かつ肌へのべとつきを低減することができる寝具カバーを提供することである。
上記課題を解決するための本考案の寝具カバーは、表生地と裏生地とからなり、表生地と裏生地の少なくとも一方が織物基布からなり、該織物基布に弾性糸が所定間隔で織り込んで織物基布に凹凸を付与している。
本考案の寝具カバーは、伸縮性を有する弾性糸の織り込みにより織物基布に凹凸が形成されることにより、空気層ができ、保温性が高くなる。また、凹凸により寝具カバーと肌との接触面が小さくなるので、夏季でも肌へのべとつきが軽減され、爽やかな感触が得られる。しかも、伸縮性を有する弾性糸の織り込みによってドレープ性にも優れたものになる。
本考案の一実施形態に係る寝具カバーを示す平面図である。 本考案の他の実施形態に係る寝具カバーを示す平面図である。 本考案のさらに他の実施形態に係る寝具カバーを示す平面図である。
本考案における寝具とは、人が睡眠をとるための道具であり、掛け布団、敷き布団、毛布、こたつ布団等をも含む概念である。具体的には、寝具とは、羽毛、綿、羊毛、化学繊維(アクリル繊維、ポリエステル繊維)等などからなる中綿を袋状に縫製した布(布団側、布団皮)の中に詰めたものをいう。
本考案の寝具カバーは、このような寝具を収容するものである。
以下、本考案の実施形態に係る寝具カバーを図1〜3に基づいて以下説明する。図1は弾性糸を縦横方向に織り込んだ例を示し、図2は弾性糸を横方向に織り込んだ例を示し、図3は弾性糸を縦方向に織り込んだ例を示している。
図1に示す本考案の一実施形態に係る寝具カバー1は、表生地と裏生地とからなり、表生地と裏生地は織物基布からなる。表生地と裏生地は、互いに重ね合わされて、隣接した2辺21,22が開口した四辺形状の袋体に形成され、該袋体の開口した2辺21,22に開閉止め具(図示せず)が取り付けられた基本構造を有する。開閉止め具としては、例えばスライドファスナーや面ファスナーが挙げられるが、ボタン掛けや、開口両側に縫い付けた紐で結び合わせるようにしたものであってもよく、特に限定されない。
隣接した2辺21,22に開口を設けるのは、寝具カバー1内への寝具の収納や取り出しが容易になるからである。なお、開口は隣接した2辺21,22に限定されず、対向する2辺が開口していてもよい。また、開口は2辺でなく、1辺21または22のみであってもよいし、必要なら3辺が開口していてもよい。さらに織物基布2である表生地と裏生地の4辺を開口させ、この表生地と裏生地とを、図示しない布団を介して重ね合わせ、周囲を紐等の開閉止め具で繋ぎ合わせて袋体に形成してもよい。
織物基布2は、例えば、綿、麻(リネン)、絹、羊毛、ポリエステル等の織布からなる。織物の織り方は特に制限はなく、通常の平織、綾織、朱子織(サテン)等が挙げられる。
織物基布2は、同一または相異なる表生地と裏生地とからなる。表生地と裏生地とが相異なるとは、色、織り方、使用する繊維の種類や太さ等のいずれか1つが異なる場合をいう。表生地と裏生地とは、開口した辺を除いて、縫着、融着等によって接合され、袋状に形成される。
織物基布2は、図1に模式的に示すように、経糸2aと緯糸2bを組み合わせて作った布地である。経糸2aと緯糸2bは、いずれも伸縮性のない糸である。そして、経糸2aおよび緯糸2bのそれぞれに複数の弾性糸3が所定の間隔で織り込まれている。弾性糸3の織り込みは、例えば、エアジェット織機、ウォータジェット織機、力織機等により行うことができる。
これによって、織物基布2は、弾性糸3の伸縮性により縦横方向に蛇腹状に収縮し、表裏面に凹凸が形成される。この凹凸によって、寝具カバー1とこれに収容した寝具(布団等)との間に空気層ができ、保温性が高くなる。また、凹凸により肌との接触面が小さくなるので、夏季でも肌へのべとつきが軽減され爽やかな感触が得られる。しかも、弾性糸3の織り込みによって伸縮性があるので、ドレープ性も高まるという利点がある。
織物基布2は、縦横方向にそれぞれ30%〜65%、好ましくは35%〜45%程度収縮して凹凸が形成されているのがよい。これにより、前記した保温性のある空気層を形成することができる。
また、織物基布2へ複数の弾性糸3を織り込む際の弾性糸3の間隔は、織物基布2の面積にもよるが、通常、30mm〜150mm程度であるのがよい。弾性糸3の間隔は、縦方向および横方向で異なっていてもよい。
使用する弾性糸3としては、例えば、ポリウレタン弾性糸や天然ゴム弾性糸等が挙げられるが、ポリウレタン弾性糸を使用するのが好ましい。ポリウレタン弾性糸3は、70デニールまたは40デニールを使用するのがよい。
図2および図3はそれぞれ本考案の他の実施形態に係る寝具カバー11、12を示している。図2に示す寝具カバー11は、横方向のみに弾性糸3を織り込み、横方向に伸縮性を付与した例を示している。また、図3に示す寝具カバー12は、縦方向のみに弾性糸3を織り込み、縦方向に伸縮性を付与した例を示している。その他は、上記の実施形態と同じであるので、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
このような寝具カバー11、12であっても、織物基布2に伸縮性が付与され、凹凸が形成されるので、空気層ができ、保温性が高くなる。また、凹凸により肌との接触面が小さくなるので、汗をかいても肌にべとつかず、爽やかな感触が得られる。しかも、弾性糸の織り込みによって伸縮性があるので、ドレープ性にも優れる。
以上、本考案を実施形態に基づいて説明したが、本考案は以上の実施形態のみに限定されるものではなく、種々の変形や改良が可能である。例えば、上記実施形態では、表生地と裏生地は、いずれも織物基布に弾性糸が所定間隔で織り込まれて凹凸を付与したものであるが、表生地と裏生地の一方のみが弾性糸によって凹凸が付与されたものであってもよい。
その際、凹凸が付与されていない表生地または裏生地は織物基布であってもよく、編物基布であってもよい。
また、本考案の寝具カバーは、敷布団、掛布団のほか、毛布、枕、こたつ布団などにも適用可能である。
1、11、12 寝具カバー
2 織物基布
21、22 開口した辺
2a 経糸
2b 緯糸
3 弾性糸

Claims (5)

  1. 表生地と裏生地とからなる寝具カバーであって、
    前記表生地と裏生地の少なくとも一方が織物基布からなり、該織物基布に弾性糸を所定間隔で織り込んで前記織物基布に凹凸を付与した寝具カバー。
  2. 前記表生地と裏生地は、それぞれ4辺を有する四辺形状であって、前記4辺のうち少なくとも1辺が開口した袋体を形成しており、該開口した1辺に前記表生地と裏生地とを開閉可能に繋ぎ止める開閉止め具が取り付けられている請求項1に記載の寝具カバー。
  3. 前記弾性糸は、縦方向、横方向または縦横方向に織り込まれている請求項1または2に記載の寝具カバー。
  4. 前記織物基布は、縦方向、横方向または縦横方向に30%〜65%収縮して前記凹凸が形成されている請求項1〜3のいずれかに記載の寝具カバー。
  5. 前記表生地と裏生地はいずれも前記織物基布からなり、前記表生地と裏生地の少なくとも一方の前記織物基布に前記弾性糸が織り込まれている請求項1〜4のいずれかに記載の寝具カバー。
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