JPH0430815Y2 - - Google Patents

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JPH0430815Y2
JPH0430815Y2 JP8852786U JP8852786U JPH0430815Y2 JP H0430815 Y2 JPH0430815 Y2 JP H0430815Y2 JP 8852786 U JP8852786 U JP 8852786U JP 8852786 U JP8852786 U JP 8852786U JP H0430815 Y2 JPH0430815 Y2 JP H0430815Y2
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JP
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flop
flip
input
nand gate
input signal
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JP8852786U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電子回路におけるフリツプフロツプ
等のトリガ信号を入力信号の立上りまたは立下り
のエツジで得られるようにした入力回路に関する
ものであり、更に詳しくは、入力信号の所望のエ
ツジにおけるハザードの発生を防止するようにし
た入力回路に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の入力回路として、例えば第3図に示す
ような回路方式がある。
すなわち、第3図において、1〜3はNAND
ゲート、4はセツト・リセツトタイプのフリツプ
フロツプであり、入力信号INの立上りエツジで
フリツプフロツプ4をセツトするための信号を
発生する。
第1および第2のNANDゲート1と2は相互
の入力端子と出力端子とをいわゆるタスキ掛けし
て第1のフリツプフロツプを構成し、第1NAND
ゲート1の他方の入力端子に入力信号INを供給
するとともに第3NANDゲート3の入力端子とす
る。第3NANDゲート3の他方の入力端子Aには
第1NANDゲート1の出力端子を接続する。第
1NANDゲート1とタスキ掛け接続した第
2NANDゲート2の他方の入力端子には、第2の
フリツプフロツプ4の出力端子を接続する。
次に、第3図の回路の動作を第4図に示すタイ
ミングチヤートを用いて簡単に説明する。
先ず、入力信号INがローレベルの状態では、
第1NANDゲート1の出力端子、すなわち第
3NANDゲート3の入力端子Aはハイレベルであ
り、第3NANDゲート3の出力端子はハイレベ
ルである。
この状態では、第2のフリツプフロツプ4の状
態に変化を与えない。入力信号INがローレベル
からハイレベルに変わると、第3NANDゲート3
の出力端子のレベルはローレベルに変化し、こ
のとき、第1NANDゲート1の出力は第2NAND
ゲート2の出力でローレベルに保持されているこ
とから、ハイレベルのまま変化しない。
第3NANDゲート3の2つの入力がハイレベル
となることから出力端子がローレベルになると
第2フリツプフロツプ4はセツトされる。その結
果、第2フリツプフロツプ4の出力がローレベ
ルとなり、第2NANDゲート2の出力をハイレベ
ルとするため、第1NANDゲート1の出力はロー
レベルとなる。
このようにして、第3NANDゲート3の出力端
子は第2のフリツプフロツプ4をセツトするに
足るパルス信号を入力信号INの立上りエツジの
タイミングで発生する。
次に、入力信号INの立下りエツジでは、入力
信号INがハイレベルからローレベルに変わり、
第1NANDゲート1の出力がハイレベルになる。
しかし、通常は、入力信号INと第1NANDゲー
ト1の出力(第3NANDゲート3の入力A)との
間にはゲート1個分の遅れがあるため、第
2NANDゲート3の出力端子はハイレベルのま
まである。すなわち、入力信号INの立下りエツ
ジでは何んの信号も発生しない。
おな、第2のフリツプフロツプ4のリセツト端
子は、図示しないが、適当な時期に他の回路か
らリセツトされる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、このような入力回路では、何んらか
の原因で入力信号INに遅れが発生したような場
合、第4図に点線で示すようなハザード出力を生
じ、システムを誤動作させる欠点がある。
そこで、本考案の目的は、従来方法に見られた
ハザードを防止して確実にシステムを動作させる
ための入力回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本考案は、
第1NANDゲートと第2NANDゲート2の入・出
力をタスキ掛けした第1のフリツプフロツプ構成
において、第3NANDゲートの入力端子を接続す
る点をインバータを介して第2NANDゲートの出
力側にもつて行くことにより、第3NANDゲート
の入力端子は入力信号に影響されないことに着目
して成したものであり、入力信号の立下りのタイ
ミングで第2のフリツプフロツプがリセツトされ
ていなければ、第3NANDゲートの入力端子はロ
ーレベルを維持してハザードを発生しないように
したものである。
すなわち、本考案は、第1および第2の
NANDゲートによつて第1のフリツプフロツプ
を構成し、そのセツト入力に接続された入力信号
と第1のフリツプフロツプの出力とを第3の
NANDゲートの入力となし、第3のNANDゲー
トの出力を第2のフリツプフロツプのセツト入力
となし、第2のフリツプフロツプの出力を第1の
フリツプフロツプのリセツト信号とする入力回路
において、第1のフリツプフロツプのリセツト入
力側となる第2のNANDゲートの出力端子をイ
ンバータを介して第3のNANDゲートの入力端
子に接続したことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、第2のフリツプフロツプのリ
セツト信号を発生する第3NANDゲートの入力
端子をインバータを介して第2NANDゲートの出
力端子に接続するような構成にしたので、ハザー
ドが発生しやすい入力信号の立下り時に、第
3NANDゲートの入力の変化が入力信号の変化に
よらないため、第2のフリツプフロツプのリセツ
トされるタイミングが入力信号の立下り以後であ
る限り、ハザードを完全に防止できる効果があ
る。
さらにまた、本考案では、第2のフリツプフロ
ツプのリセツトされるタイミングが入力信号の立
下り以前であつても、この入力信号の変化は3段
のゲート遅延を経て第3NANDゲートの入力端子
に伝わるため、ハザードの発生する危険をきわめ
て少なくできる。
〔実施例〕
以下に図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
本考案の一実施例を第1図に示す。
第1図において、第3図示の従来回路と同様の
部分には同一記号を付している。すなわち、ここ
で、1〜3はNANDゲート、4は第2のフリツ
プフロツプ、5はインバータを示す。ここでは、
第3NANDゲート3の入力端子Aをインバータ5
を介して第2NANDゲート2の入力端子に接続す
る。
このような構成によつて、論理動作上は、特に
第2のフリツプフロツプ4をセツトするパルス信
号を発生する過程においては、第3図における
従来回路と同様に動作するので、その説明は割愛
する。
以下では、特に入力信号INの立下りにおける
ハザードを防止できる点について第2図を参照し
て説明する。
第2図に示すように、本例においても、入力信
号INの立上り時の動作は第3図および第4図の
従来例の場合と同様である。
入力信号INの立下り時においては、従来ハザ
ードを発生していた第3NANDゲート3の入力端
子Aにおけるローレベルからハイレベルへの変化
は、入力信号INの変化には直接に影響されず、
あくまでも第2のフリツプフロツプ4の信号の
変化によつて起る。従つて、第2フリツプフロツ
プ4のリセツト端子が他の回路(図示せず)に
よつてリセツトされるタイミングが、入力信号
INの立下り以後である限り、ハザードは完全に
防止される。また、仮に、前述した第2のフリツ
プフロツプ4のリセツトタイミングが入力信号
INの立下り以前であつても、この場合には、第
3NANDゲート3の入力端子Aの変化は入力信号
INの変化で起こるが、その信号の伝達が第
1NANDゲート1から第2NANDゲート2、さら
にインバータ5を通じて行なわれるため、ゲート
3個分の遅延があり、第4図に示したようなハザ
ードが発生する危険性は少ない。
〔考案の効果〕
以上から明らかなように、本考案によれば、第
2のフリツプフロツプのリセツト信号を発生す
る第3NANDゲートの入力端子をインバータを介
して第2NANDゲートの出力端子に接続するよう
な構成にしたもので、ハザードが発生しやすい入
力信号の立下り時に、第3NANDゲートの入力の
変化が入力信号の変化によらないため、第2のフ
リツプフロツプのリセツトされるタイミングが入
力信号の立下り以後である限り、ハザードを完全
に防止できる効果がある。
さらにまた、本考案では、第2のフリツプフロ
ツプのリセツトされるタイミングが入力信号の立
下り以前であつても、この入力信号の変化は3段
のゲート遅延を経て第3NANDゲートの入力端子
に伝わるため、ハザードの発生する危険を極めて
少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図、第2
図は本考案の実施例の動作を説明するタイミング
チヤート、第3図は従来の入力回路の一例を示す
回路図、第4図は第3図示の従来回路の動作を説
明するためのタイミングチヤートである。 1,2,3……NANDゲート、4……第2フ
リツプフロツプ、5……インバータ、IN……入
力信号、……第2フリツプフロツプ4のセツト
信号(端子)、……第2フリツプフロツプ4の
リセツト端子、A……信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1および第2のNANDゲートによつて第1
    のフリツプフロツプを構成し、そのセツト入力に
    接続された入力信号と前記第1のフリツプフロツ
    プの出力とを第3のNANDゲートの入力となし、
    該第3のNANDゲートの出力を第2のフリツプ
    フロツプのセツト入力となし、該第2のフリツプ
    フロツプの出力を前記第1のフリツプフロツプの
    リセツト信号とする入力回路において、前記第1
    のフリツプフロツプのリセツト入力側となる第2
    のNANDゲートの出力端子をインバータを介し
    て前記第3のNANDゲートの入力端子に接続し
    たことを特徴とする入力回路。
JP8852786U 1986-06-12 1986-06-12 Expired JPH0430815Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8852786U JPH0430815Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8852786U JPH0430815Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201532U JPS62201532U (ja) 1987-12-22
JPH0430815Y2 true JPH0430815Y2 (ja) 1992-07-24

Family

ID=30946699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8852786U Expired JPH0430815Y2 (ja) 1986-06-12 1986-06-12

Country Status (1)

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JP (1) JPH0430815Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995028037A1 (fr) * 1994-04-08 1995-10-19 Mars Technology Institute Co., Ltd. Porte servant a connecter des circuits logiques numeriques

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995028037A1 (fr) * 1994-04-08 1995-10-19 Mars Technology Institute Co., Ltd. Porte servant a connecter des circuits logiques numeriques

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Publication number Publication date
JPS62201532U (ja) 1987-12-22

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