JPH04307550A - ガラス基板露光装置におけるギャップ制御方法 - Google Patents

ガラス基板露光装置におけるギャップ制御方法

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JPH04307550A
JPH04307550A JP3098008A JP9800891A JPH04307550A JP H04307550 A JPH04307550 A JP H04307550A JP 3098008 A JP3098008 A JP 3098008A JP 9800891 A JP9800891 A JP 9800891A JP H04307550 A JPH04307550 A JP H04307550A
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glass substrate
mask
gap
control method
predetermined gap
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JP3098008A
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Hiroshi Yoshitake
吉 竹   弘
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス基板にマスクに
形成された配線パターンを焼き付けるガラス基板露光装
置において上記マスクとガラス基板との間のギャップを
設定するギャップ制御方法に関し、特に大型サイズのガ
ラス基板であってもマスクとの不意の接触を防止するこ
とができるギャップ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板露光装置は、図2に示すよう
に、配線パターンが形成されたマスク1をマスクベース
2で支持し、このマスク1の下方にはガラス基板3をチ
ャック4の上面に載せて保持すると共に、そのチャック
4を上昇させて上記ガラス基板3の上面とマスク1下面
との間に所定のギャップgをあけて位置合わせをし、上
記マスク1の上方から露光用の光を照射して該マスク1
に形成された配線パターンを上記ガラス基板3に焼き付
けるようになっている。なお、図2において、符号5a
,5b,5cは上記チャック4の傾きを調整するチルト
機構を示し、符号6は上記チルト機構5a〜5cを支持
して上昇下降する支持部材を示している。
【0003】そして、このようなガラス基板露光装置に
おいて、上記マスク1とガラス基板3との間のギャップ
gを所定の値に設定する(このギャップを「プロキシミ
ティギャップ」という)には、ガラス基板3の位置合わ
せ用の光学系でマスク1の上方から見ていて、まず、上
記マスク1の下面にピントを合わせる。いま、このマス
ク1の下面から例えば40μmのギャップgをあけてガ
ラス基板3をセットするとする。次に、上記マスク1の
下面から40μmの位置にピントを合わせる。この状態
で、ガラス基板3の上面に平行出し用の縞パターンを照
射して、チャック4を3本のチルト機構5a〜5cで上
昇させる。そして、上記3本のチルト機構5a〜5cの
上昇量を加減しながら、上記縞パターンが正しい形に見
えるように調節することにより、ガラス基板3のマスク
1に対する平行出しをすると共に、ギャップgを例えば
40μmに設定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のギャップ制御の方法においては、いきなりマスク
1の下面の適当な位置に最終的なガラス基板3の平行出
しの面を設定し、この位置を目標として上記ガラス基板
3の全体を上昇させてギャップgを所定の値に設定して
いたので、ガラス基板3が大型サイズ(例えば400m
m×400mm)の場合は、上昇させて平行出しの途中
でそのガラス基板3の周辺部の端部がマスク1の下面に
不意に衝突することがあった。すなわち、3本のチルト
機構5a〜5cによる上昇は、開始時点においては持ち
上げ量が多く、ガラス基板3が傾斜していると、平行出
し用の縞パターンがはっきり見えるようになる前に、大
型サイズのガラス基板3の傾斜上方の端部がマスク1の
下面に衝突してしまうことがあった。すると、ガラス基
板3のレジスト又は基材がマスク1の下面に付着し、何
回か繰り返しているうちにこれらが積もってゴミとなり
、例えば40μmという小さいギャップgの設定が困難
となったり、次に搬送されてきた他のガラス基板3の上
面に落下して異物となるものであった。
【0005】そこで、本発明は、このような問題点に対
処して、大型サイズのガラス基板であってもマスクとの
不意の接触を防止することができるガラス基板露光装置
におけるギャップ制御方法を提供することを目的とする
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるガラス基板露光装置におけるギャップ
制御方法は、配線パターンが形成されたマスクをマスク
ベースで支持し、このマスクの下方にはガラス基板をチ
ャックに載せて保持すると共に、そのチャックを上昇さ
せて上記ガラス基板の上面とマスク下面との間に所定の
ギャップをあけて位置合わせをし、上記マスクの上方か
ら露光用の光を照射して該マスクに形成された配線パタ
ーンを上記ガラス基板に焼き付けるガラス基板露光装置
において、上記マスクの下面から上記設定すべき所定の
ギャップよりさらに下方位置に概略合わせ用の面を設定
し、まずこの面に対してガラス基板を上昇して概略合わ
せし、その後上記概略合わせ用の間隔分だけガラス基板
の全体を上昇させ、この位置でマスクとガラス基板との
間隔を微細合わせすることにより、2段階で所定のギャ
ップを設定するものである。
【0007】
【作用】このように構成されたギャップ制御方法は、マ
スクの下面とガラス基板の上面との間に設定すべき所定
のギャップよりさらに下方位置に概略合わせ用の面を設
定して、まずこの面に対してガラス基板を上昇して概略
合わせし、その後さらに上記ガラス基板を上昇させて微
細合わせすることにより、2段階で所定のギャップを設
定する。これにより、概略合わせの段階でガラス基板を
マスクに対して略平行とし、その後微細合わせをして所
定のギャップに設定するので、マスクとの不意の接触を
防止できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。図1は本発明によるガラス基板露光装
置におけるギャップ制御方法を示す説明図であり、図2
は本発明のギャップ制御方法が適用されるガラス基板露
光装置を示す断面説明図である。
【0009】まず、ガラス基板露光装置は、図2に示す
ように構成されており、図において、チャック4は、そ
の上面に大型(例えば400mm×400mm程度)の
ガラス基板3を載せて保持するもので、上昇下降可能と
された支持部材6の上面に設けられた例えば3本のチル
ト機構5a,5b,5cによって傾きが調整されるよう
になっている。そして、このチャック4の上面には、例
えば電子回路の回路基板を構成する大型のガラス基板3
が真空吸着等により保持される。
【0010】上記チャック4の上方には、マスクベース
2が設けられている。このマスクベース2は、その上面
に大型(例えば400mm×400mm以上)のマスク
1を支持するもので、例えば矩形状に形成されると共に
、その中央部のマスク支持部には光透過用の例えば矩形
状の切欠窓7が穿設されている。そして、このマスクベ
ース2の上面には、上記ガラス基板3に焼き付ける配線
パターンが形成された大型のマスク1が、上記切欠窓7
の縁部にその外周縁を載せて支持される。
【0011】次に、このようなガラス基板露光装置にお
けるギャップ制御方法について、図1を参照して説明す
る。いま、マスク1の下面とガラス基板3の上面との間
に設定すべき所定のギャップgを例えば40μmとし、
そのときのガラス基板3の位置を図1で二点鎖線で示す
。 この状態では、実際のガラス基板3は、図1で実線で示
すようにまだ下方にある。そして、上記ガラス基板3の
位置合わせ用の光学系でマスク1の上方から見て、まず
、上記マスク1の下面にピントを合わせる。ここで、上
記マスク1の下面から上記設定すべき所定のギャップg
よりさらに下方位置、例えばd=60μm下がった位置
に、一点鎖線で示すように概略合わせ用の面8を設定す
る。このとき、g+d=100μm程度が望ましい。そ
して、上記位置合わせ用の光学系のピントを、マスク1
の下面側にてg+d=100μmのところの概略合わせ
用の面8に合わせる。
【0012】次に、この状態で、ガラス基板3の上面に
平行出し用の縞パターンを照射して、チャック4を3本
のチルト機構5a〜5cで矢印Aのように上昇させ、前
記概略合わせ用の面8にガラス基板3の上面を合わせる
。このとき、上記3本のチルト機構5a〜5cの上昇量
を加減しながら、上記縞パターンが正しい形に見えるよ
うに調節することにより、ガラス基板3を略平行とする
【0013】次に、上記位置合わせ用の光学系のピント
を、マスク1の下面側にてg=40μmの所定のギャッ
プ位置に合わせる。すなわち、フォーカスを60μmだ
け戻す。そして、上記チルト機構5a〜5cの動作によ
りチャック4を矢印Bのようにさらに上昇させ、ガラス
基板3の全体を上記概略合わせ用の間隔d=60μmだ
け一気に上昇させる。その後、この位置で上記ガラス基
板3の上面に平行出し用の縞パターンを照射して、3本
のチルト機構5a〜5cを微調整し、上記縞パターンが
正しい形に見えるように調節する。これにより、マスク
1とガラス基板3との間隔を微細合わせし、所定のギャ
ップgに正しく設定して平行出しが完了する。すなわち
、2段階の動作により所定のギャップgを設定すること
ができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
マスク1の下面とガラス基板3の上面との間に設定すべ
き所定のギャップgよりさらに下方位置に概略合わせ用
の面8を設定して、まずこの面8に対してガラス基板3
を上昇して概略合わせし、その後さらに上記ガラス基板
3を上昇させて微細合わせすることにより、2段階で所
定のギャップgを設定することができる。これにより、
概略合わせの段階でガラス基板3をマスク1に対して略
平行とし、その後微細合わせをして所定のギャップgに
設定するので、大型サイズのガラス基板3であってもマ
スク1との不意の接触を防止することができる。従って
、ガラス基板3のレジスト又は基材がマスク1の下面に
付着したり、ゴミとなって積もることを無くし、所定の
ギャップ(プロキシミティギャップ)gを正しく設定す
ることができる。また、他のガラス基板3の上面に異物
を落下させることを無くし、製品の歩留まりを向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明によるガラス基板露光装置における
ギャップ制御方法を示す説明図、
【図2】  本発明のギャップ制御方法が適用されるガ
ラス基板露光装置を示す断面説明図。
【符号の説明】
1…マスク、  2…マスクベース、  3…ガラス基
板、  4…チャック、5a〜5c…チルト機構、  
6…支持部材、  7…切欠窓、  8…概略合わせ面
、  g…所定のギャップ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  配線パターンが形成されたマスクをマ
    スクベースで支持し、このマスクの下方にはガラス基板
    をチャックに載せて保持すると共に、そのチャックを上
    昇させて上記ガラス基板の上面とマスク下面との間に所
    定のギャップをあけて位置合わせをし、上記マスクの上
    方から露光用の光を照射して該マスクに形成された配線
    パターンを上記ガラス基板に焼き付けるガラス基板露光
    装置において、上記マスクの下面から上記設定すべき所
    定のギャップよりさらに下方位置に概略合わせ用の面を
    設定し、まずこの面に対してガラス基板を上昇して概略
    合わせし、その後上記概略合わせ用の間隔分だけガラス
    基板の全体を上昇させ、この位置でマスクとガラス基板
    との間隔を微細合わせすることにより、2段階で所定の
    ギャップを設定することを特徴とするガラス基板露光装
    置におけるギャップ制御方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6381002B1 (en) 1998-07-09 2002-04-30 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Process for controlling a gap between a mask and a workpiece in proximity exposure and a proximity exposure device
JP2003015310A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Hitachi Electronics Eng Co Ltd プロキシミティ露光装置及びその装置におけるフォトマスク変形補正方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6381002B1 (en) 1998-07-09 2002-04-30 Ushiodenki Kabushiki Kaisha Process for controlling a gap between a mask and a workpiece in proximity exposure and a proximity exposure device
JP2003015310A (ja) * 2001-07-02 2003-01-17 Hitachi Electronics Eng Co Ltd プロキシミティ露光装置及びその装置におけるフォトマスク変形補正方法

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