JPH04305609A - オートフォーカス装置 - Google Patents
オートフォーカス装置Info
- Publication number
- JPH04305609A JPH04305609A JP3071159A JP7115991A JPH04305609A JP H04305609 A JPH04305609 A JP H04305609A JP 3071159 A JP3071159 A JP 3071159A JP 7115991 A JP7115991 A JP 7115991A JP H04305609 A JPH04305609 A JP H04305609A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focus
- circuit
- evaluation value
- focus evaluation
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000008859 change Effects 0.000 claims abstract description 12
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 claims description 71
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 15
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 13
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 12
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 4
- 101100115215 Caenorhabditis elegans cul-2 gene Proteins 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 2
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 2
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/09—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted for automatic focusing or varying magnification
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/36—Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
- G02B7/365—Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals by analysis of the spatial frequency components of the image
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B13/00—Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
- G03B13/32—Means for focusing
- G03B13/34—Power focusing
- G03B13/36—Autofocus systems
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/95—Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems
- H04N23/958—Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems for extended depth of field imaging
- H04N23/959—Computational photography systems, e.g. light-field imaging systems for extended depth of field imaging by adjusting depth of field during image capture, e.g. maximising or setting range based on scene characteristics
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Computing Systems (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Focusing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオートフォーカス装置、
特に、ビデオカメラなどの撮像装置における映像信号処
理方式のオートフォーカス装置の改良に関するものであ
る。
特に、ビデオカメラなどの撮像装置における映像信号処
理方式のオートフォーカス装置の改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラなどの撮像装置は、一般に
被写体に自動的に焦点を合わせる(以下合焦という)た
めのオートフォーカス装置が設けられている。オートフ
ォーカス装置の動作原理の1つとして、特公昭39−5
265号公報に記載されているような山登り制御と呼ば
れる、映像信号処理方式の1つの手法がある。
被写体に自動的に焦点を合わせる(以下合焦という)た
めのオートフォーカス装置が設けられている。オートフ
ォーカス装置の動作原理の1つとして、特公昭39−5
265号公報に記載されているような山登り制御と呼ば
れる、映像信号処理方式の1つの手法がある。
【0003】山登り制御においては、撮像素子から得ら
れた輝度信号から、所定の高周波数帯域の信号が抽出さ
れ、その振幅が検波されてレベル信号に変換される。こ
のようにして得られたレベル信号は、1フィールド分あ
るいは1フレーム分というような一定期間分積算処理さ
れる。この結果得られた値は、以下この明細書中におい
てフォーカス評価値と呼ばれる。すなわち、1フィール
ドごとに、あるいは1フレームごとにフォーカス評価値
が求められる。
れた輝度信号から、所定の高周波数帯域の信号が抽出さ
れ、その振幅が検波されてレベル信号に変換される。こ
のようにして得られたレベル信号は、1フィールド分あ
るいは1フレーム分というような一定期間分積算処理さ
れる。この結果得られた値は、以下この明細書中におい
てフォーカス評価値と呼ばれる。すなわち、1フィール
ドごとに、あるいは1フレームごとにフォーカス評価値
が求められる。
【0004】フォーカスを合わせられるべきレンズの位
置が合焦状態に近いときには、得られる映像のいわゆる
エッジ部分は、はっきりしている。このような映像を現
わす信号には、高周波成分が多く含まれる。一方、焦点
のずれた映像においては、エッジ部分がはっきりしない
。そのような信号では高周波成分は比較的少なくなる。 したがって、映像信号処理回路の出力する輝度信号成分
のうち、高周波成分の量を検出することにより、レンズ
が合焦位置にあるかどうかを評価することができる。前
述のフォーカス評価値は、この合焦状態を評価するため
のデータである。
置が合焦状態に近いときには、得られる映像のいわゆる
エッジ部分は、はっきりしている。このような映像を現
わす信号には、高周波成分が多く含まれる。一方、焦点
のずれた映像においては、エッジ部分がはっきりしない
。そのような信号では高周波成分は比較的少なくなる。 したがって、映像信号処理回路の出力する輝度信号成分
のうち、高周波成分の量を検出することにより、レンズ
が合焦位置にあるかどうかを評価することができる。前
述のフォーカス評価値は、この合焦状態を評価するため
のデータである。
【0005】図5は、レンズの位置とフォーカス評価値
との関係を示す図である。同図において、横軸はレンズ
の位置、縦軸はフォーカス評価値、曲線40は高周波成
分のフォーカス評価値の特性を示す。図中レンズ位置P
は焦点がぴったりと合っているレンズの位置を示す。
との関係を示す図である。同図において、横軸はレンズ
の位置、縦軸はフォーカス評価値、曲線40は高周波成
分のフォーカス評価値の特性を示す。図中レンズ位置P
は焦点がぴったりと合っているレンズの位置を示す。
【0006】図5から明らかなように、フォーカス評価
値は、レンズ位置Pにおいて最大値を示す。レンズ位置
Pの前後Q,Rにおいては、フォーカス評価値は単調増
加し、または単調減少する。
値は、レンズ位置Pにおいて最大値を示す。レンズ位置
Pの前後Q,Rにおいては、フォーカス評価値は単調増
加し、または単調減少する。
【0007】そこで、山登り制御においては、レンズを
一定方向に向けて移動させながら、たとえば、1フィー
ルドごとにフォーカス評価値を求める。求められたフォ
ーカス評価値は、1フィールド前のフォーカス評価値と
比較される。その結果、現フィールドのフォーカス評価
値のほうが大きければ、レンズをそれまでと同じ方向に
さらに移動させる。逆に、1フィールド前のフォーカス
評価値のほうが大きければ、レンズをそれまでと逆の方
向に移動させる。図5からわかるように、レンズの位置
が合焦位置Pを越えてしまったと判断できるためである
。
一定方向に向けて移動させながら、たとえば、1フィー
ルドごとにフォーカス評価値を求める。求められたフォ
ーカス評価値は、1フィールド前のフォーカス評価値と
比較される。その結果、現フィールドのフォーカス評価
値のほうが大きければ、レンズをそれまでと同じ方向に
さらに移動させる。逆に、1フィールド前のフォーカス
評価値のほうが大きければ、レンズをそれまでと逆の方
向に移動させる。図5からわかるように、レンズの位置
が合焦位置Pを越えてしまったと判断できるためである
。
【0008】このようにして、1フィールド前のフォー
カス評価値と同じ値のフォーカス評価値が得られるとこ
ろでレンズを停止させる。
カス評価値と同じ値のフォーカス評価値が得られるとこ
ろでレンズを停止させる。
【0009】たとえば、レンズが初期状態において図5
のレンズ位置Pにあったとする。上述の山登り制御によ
って、レンズが合焦位置Pを越えて位置Rに達すると、
フォーカス評価値が減少し始める。そこで、レンズを負
の方向に戻し、合焦位置Pで停止させる。以上のように
することにより、レンズは焦点の合った位置に自動的に
移動する。
のレンズ位置Pにあったとする。上述の山登り制御によ
って、レンズが合焦位置Pを越えて位置Rに達すると、
フォーカス評価値が減少し始める。そこで、レンズを負
の方向に戻し、合焦位置Pで停止させる。以上のように
することにより、レンズは焦点の合った位置に自動的に
移動する。
【0010】図6に示されるように、撮像するときには
被写体が画面50の中央部に置かれることが一般的であ
る。被写体に焦点を合わせるためには、通常は画面50
の全体ではなく画面中央の一部のフォーカス制御エリア
51が焦点合わせの対象とされる。
被写体が画面50の中央部に置かれることが一般的であ
る。被写体に焦点を合わせるためには、通常は画面50
の全体ではなく画面中央の一部のフォーカス制御エリア
51が焦点合わせの対象とされる。
【0011】また、上述の山登り制御においては、ノイ
ズなどにより、フォーカス評価値に真正でないピークを
生じることがある。そのため、一般的には複数回のフォ
ーカス評価値が連続して大きくなっているか、あるいは
小さくなっているかを調べることによって制御を行なう
。
ズなどにより、フォーカス評価値に真正でないピークを
生じることがある。そのため、一般的には複数回のフォ
ーカス評価値が連続して大きくなっているか、あるいは
小さくなっているかを調べることによって制御を行なう
。
【0012】図7は、従来のオートフォーカス装置を有
するビデオカメラの1例のブロック図である。同図にお
いて、このビデオカメラは、レンズ系2と、レンズ系2
により被写体の像が結ばれる位置に配置された受光面に
設けられた被写体の像を電気信号に変換するためのCC
D3と、CCD3から出力される信号を相関ダブルサン
プリングするためのCDS(コーリレーション・ダブル
・サンプリング)回路4と、CDS回路4によりサンプ
リングされた信号を処理して映像信号(輝度信号You
t,クロマ信号Cout)を出力するための映像信号処
理回路5と、レンズ系2の中に含まれるフォーカスレン
ズを移動させるためのモータ6と、映像信号処理回路5
の出力する輝度信号Youtを処理してフォーカス評価
値を求めることにより、合焦のためにフォーカスレンズ
の移動方向を定め、モータ6を制御するためのオートフ
ォーカス装置1aとを含む。
するビデオカメラの1例のブロック図である。同図にお
いて、このビデオカメラは、レンズ系2と、レンズ系2
により被写体の像が結ばれる位置に配置された受光面に
設けられた被写体の像を電気信号に変換するためのCC
D3と、CCD3から出力される信号を相関ダブルサン
プリングするためのCDS(コーリレーション・ダブル
・サンプリング)回路4と、CDS回路4によりサンプ
リングされた信号を処理して映像信号(輝度信号You
t,クロマ信号Cout)を出力するための映像信号処
理回路5と、レンズ系2の中に含まれるフォーカスレン
ズを移動させるためのモータ6と、映像信号処理回路5
の出力する輝度信号Youtを処理してフォーカス評価
値を求めることにより、合焦のためにフォーカスレンズ
の移動方向を定め、モータ6を制御するためのオートフ
ォーカス装置1aとを含む。
【0013】映像信号処理回路5は、CDS回路4の出
力する信号を増幅して一定レベルにするためのAGC回
路7と、AGC回路7の出力する信号を輝度信号および
2つの色差信号に分離して出力させるための色分離回路
8と、色分離回路8から出力される色差信号を処理しク
ロマ信号Coutとして出力するためのクロマ処理回路
9と、色分離回路8から輝度信号を受取り出力輝度信号
Youtとして出力するための輝度処理回路10とから
構成されている。
力する信号を増幅して一定レベルにするためのAGC回
路7と、AGC回路7の出力する信号を輝度信号および
2つの色差信号に分離して出力させるための色分離回路
8と、色分離回路8から出力される色差信号を処理しク
ロマ信号Coutとして出力するためのクロマ処理回路
9と、色分離回路8から輝度信号を受取り出力輝度信号
Youtとして出力するための輝度処理回路10とから
構成されている。
【0014】オートフォーカス装置1aは、輝度信号Y
outから垂直同期信号Vs,水平同期信号Hsを分離
するための同期分離回路11と、同期分離回路11から
与えられる同期信号Vs,Hsに応答して、図6に示さ
れるフォーカス制御エリア51に対応する信号のみを通
過させるためのゲート回路12と、ゲート回路12から
与えられる信号のうち高周波成分のみを通過させるため
のBPF(バンドパスフィルタ)13と、BPF13の
出力する信号のレベルを検波するための検波回路16と
、検波回路16の出力する信号を所定の周波数でサンプ
リングするためのサンプリング回路24と、サンプリン
グ回路24の出力する値を、例えば、1フィールドにわ
たって積算することによりフォーカス評価値を求める積
算回路23と、積算回路23の出力するフォーカス評価
値に基づいてフォーカスレンズを合焦位置に移動させる
ようにモータ6の移動を制御するための制御回路21と
から構成されている。
outから垂直同期信号Vs,水平同期信号Hsを分離
するための同期分離回路11と、同期分離回路11から
与えられる同期信号Vs,Hsに応答して、図6に示さ
れるフォーカス制御エリア51に対応する信号のみを通
過させるためのゲート回路12と、ゲート回路12から
与えられる信号のうち高周波成分のみを通過させるため
のBPF(バンドパスフィルタ)13と、BPF13の
出力する信号のレベルを検波するための検波回路16と
、検波回路16の出力する信号を所定の周波数でサンプ
リングするためのサンプリング回路24と、サンプリン
グ回路24の出力する値を、例えば、1フィールドにわ
たって積算することによりフォーカス評価値を求める積
算回路23と、積算回路23の出力するフォーカス評価
値に基づいてフォーカスレンズを合焦位置に移動させる
ようにモータ6の移動を制御するための制御回路21と
から構成されている。
【0015】図7において、このようなオートフォーカ
ス装置1aを有する従来のビデオカメラは、以下のよう
に動作する。レンズ系2は、CCD3の受光面上に被写
体の像を結ぶ。CCD3は、結ばれた被写体の像を光電
変換により電気信号に変換する。CDS回路4は、CC
D3から出力される信号を相関ダブルサンプリングし、
AGC回路7に与える。
ス装置1aを有する従来のビデオカメラは、以下のよう
に動作する。レンズ系2は、CCD3の受光面上に被写
体の像を結ぶ。CCD3は、結ばれた被写体の像を光電
変換により電気信号に変換する。CDS回路4は、CC
D3から出力される信号を相関ダブルサンプリングし、
AGC回路7に与える。
【0016】AGC回路7はCDS回路4から出力され
る信号のレベルを、所定のレベルとなるように増幅し、
色分離回路8に与える。色分離回路8は、AGC回路7
によって増幅された信号を、色差信号と輝度信号とに分
離し、色差信号をクロマ処理回路9に、輝度信号を輝度
処理回路10にそれぞれ与える。クロマ処理回路9は、
色分離回路8から与えられた色差信号を処理し、クロマ
信号Coutとして外部に出力する。輝度処理回路10
は色分離回路8から与えられた輝度信号を処理し、出力
輝度信号Youtとして外部に出力する。輝度信号Yo
utはまた、オートフォーカス装置1aのゲート回路1
2および同期分離回路11にも与えられる。
る信号のレベルを、所定のレベルとなるように増幅し、
色分離回路8に与える。色分離回路8は、AGC回路7
によって増幅された信号を、色差信号と輝度信号とに分
離し、色差信号をクロマ処理回路9に、輝度信号を輝度
処理回路10にそれぞれ与える。クロマ処理回路9は、
色分離回路8から与えられた色差信号を処理し、クロマ
信号Coutとして外部に出力する。輝度処理回路10
は色分離回路8から与えられた輝度信号を処理し、出力
輝度信号Youtとして外部に出力する。輝度信号Yo
utはまた、オートフォーカス装置1aのゲート回路1
2および同期分離回路11にも与えられる。
【0017】同期分離回路11は、輝度信号Youtか
ら垂直同期信号Vs及び水平同期信号Hsを分離してゲ
ート回路12に与える。ゲート回路12は垂直同期信号
Vs、水平同期信号Hsおよび所定のクロック信号に同
期して、現在走査中の位置が、図6に示されるフォーカ
ス制御エリア51内にある場合だけ、輝度信号をBPF
13に与える。BPF13は、ゲート回路12から出力
される輝度信号のうち、所定の高周波帯域成分のみを抽
出し、検波回路16に与える。検波回路16は、与えら
れた高周波帯域成分の信号のレベルを検波し、サンプリ
ング回路24に与える。サンプリング回路24は、検波
回路16から出力されるレベル信号を所定の周波数でサ
ンプリングし、積算回路23に与える。積算回路23は
、サンプリング回路24から与えられる信号を1フィー
ルド分積算し、制御回路21に与える。積算された値は
、そのフィールドのフォーカス評価値を表わす。制御回
路21は、積算回路23より与えられたこのフォーカス
評価値を用い、前述の山登り制御によってフォーカスレ
ンズを合焦位置に移動させるように、モータ6を制御す
る。このように、フォーカス評価値を用いてレンズ系内
のフォーカスレンズを合焦位置に移動させることにより
、オートフォーカスが行なわれる。
ら垂直同期信号Vs及び水平同期信号Hsを分離してゲ
ート回路12に与える。ゲート回路12は垂直同期信号
Vs、水平同期信号Hsおよび所定のクロック信号に同
期して、現在走査中の位置が、図6に示されるフォーカ
ス制御エリア51内にある場合だけ、輝度信号をBPF
13に与える。BPF13は、ゲート回路12から出力
される輝度信号のうち、所定の高周波帯域成分のみを抽
出し、検波回路16に与える。検波回路16は、与えら
れた高周波帯域成分の信号のレベルを検波し、サンプリ
ング回路24に与える。サンプリング回路24は、検波
回路16から出力されるレベル信号を所定の周波数でサ
ンプリングし、積算回路23に与える。積算回路23は
、サンプリング回路24から与えられる信号を1フィー
ルド分積算し、制御回路21に与える。積算された値は
、そのフィールドのフォーカス評価値を表わす。制御回
路21は、積算回路23より与えられたこのフォーカス
評価値を用い、前述の山登り制御によってフォーカスレ
ンズを合焦位置に移動させるように、モータ6を制御す
る。このように、フォーカス評価値を用いてレンズ系内
のフォーカスレンズを合焦位置に移動させることにより
、オートフォーカスが行なわれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のオートフ
ォーカス装置には、以下のような問題点がある。ノイズ
などによる誤動作を避けるため、複数回のフォーカス評
価値が連続して大きくなっているか、あるいは小さくな
っているかを調べることによって、現在山登りの方向に
あるのか、それとも山を越してしまったのか、といった
判断を行なう。たとえば、フォーカス評価値が連続して
2回以上大きくなっていれば、山登りの最中であるため
それまでと同じ方向にフォーカスを動かし、逆に、連続
して2回以上小さくなっていればピークを越えてしまっ
たと判断できるため、フォーカスを逆の方向に移動させ
る。
ォーカス装置には、以下のような問題点がある。ノイズ
などによる誤動作を避けるため、複数回のフォーカス評
価値が連続して大きくなっているか、あるいは小さくな
っているかを調べることによって、現在山登りの方向に
あるのか、それとも山を越してしまったのか、といった
判断を行なう。たとえば、フォーカス評価値が連続して
2回以上大きくなっていれば、山登りの最中であるため
それまでと同じ方向にフォーカスを動かし、逆に、連続
して2回以上小さくなっていればピークを越えてしまっ
たと判断できるため、フォーカスを逆の方向に移動させ
る。
【0019】ところが、たとえば、図3aのように、フ
ォーカス評価値が各サンプリングごとに大きくなったり
小さくなったりというように、交互に変化する状況が続
いた場合に、前述の方法では正しい判断ができない。す
なわち、図3aの1番目から8番目のフォーカス評価値
に見られるように、全体的にとらえた場合、明らかにフ
ォーカス評価値が小さくなっているにもかかわらず、ピ
ークを越えてしまったという判断ができない。この場合
、7番目から9番目のフォーカス評価値を見ることによ
って初めてピークを越えたという判断がなされる。
ォーカス評価値が各サンプリングごとに大きくなったり
小さくなったりというように、交互に変化する状況が続
いた場合に、前述の方法では正しい判断ができない。す
なわち、図3aの1番目から8番目のフォーカス評価値
に見られるように、全体的にとらえた場合、明らかにフ
ォーカス評価値が小さくなっているにもかかわらず、ピ
ークを越えてしまったという判断ができない。この場合
、7番目から9番目のフォーカス評価値を見ることによ
って初めてピークを越えたという判断がなされる。
【0020】また、たとえば動いている被写体を撮影し
た場合など、フォーカス評価値がフォーカスの移動方向
とは全く無関係に、大きく変化する場合がある。すなわ
ち、図3bの1番目から9番目の変化に見られるように
、フォーカス評価値が無秩序に変化する場合も、前述と
同様な問題が発生する。このような場合、フォーカス評
価値の信頼性が低いため、従来の装置ではハンチングな
どが発生したり、ピントを大きく外すことがあった。 本発明の目的は、前述のようなフォーカス評価値の変動
が各サンプリングごとに異なるときに対処させることに
ある。
た場合など、フォーカス評価値がフォーカスの移動方向
とは全く無関係に、大きく変化する場合がある。すなわ
ち、図3bの1番目から9番目の変化に見られるように
、フォーカス評価値が無秩序に変化する場合も、前述と
同様な問題が発生する。このような場合、フォーカス評
価値の信頼性が低いため、従来の装置ではハンチングな
どが発生したり、ピントを大きく外すことがあった。 本発明の目的は、前述のようなフォーカス評価値の変動
が各サンプリングごとに異なるときに対処させることに
ある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明においては、被写
体を撮像して輝度信号を取出す手段と、前記輝度信号に
含まれる所定の周波数帯成分のレベルを検出してフォー
カス評価値信号を出力するための手段と、前記フォーカ
ス評価値信号に応答してフォーカスレンズを移動させる
ための制御手段に加えて、前記フォーカス評価値信号の
変化の傾向と信頼性の度合いを検出する手段とを設けた
。
体を撮像して輝度信号を取出す手段と、前記輝度信号に
含まれる所定の周波数帯成分のレベルを検出してフォー
カス評価値信号を出力するための手段と、前記フォーカ
ス評価値信号に応答してフォーカスレンズを移動させる
ための制御手段に加えて、前記フォーカス評価値信号の
変化の傾向と信頼性の度合いを検出する手段とを設けた
。
【0022】
【作用】本発明においては、フォーカス評価値の変化の
傾向と信頼性の度合いを検出する手段があるから、これ
らのデータとフォーカス評価値の3つを山登り制御に用
いる。したがって、フォーカス評価値の変化だけでは正
しく判断できない場合においても、本発明に係るオート
フォーカス装置においては、正しく合焦動作を行なうこ
とができる。
傾向と信頼性の度合いを検出する手段があるから、これ
らのデータとフォーカス評価値の3つを山登り制御に用
いる。したがって、フォーカス評価値の変化だけでは正
しく判断できない場合においても、本発明に係るオート
フォーカス装置においては、正しく合焦動作を行なうこ
とができる。
【0023】
【実施例】図1は、本発明に係るオートフォーカス装置
1を備えたビデオカメラのブロック図である。これに示
されるビデオカメラは、オートフォーカス装置1の一部
を除いて、図7に示されるものと同一である。両図にお
いて、同一の部品には同一の符号および名称が与えられ
ており、それらの機能も同一である。したがって、重複
する部分についての詳しい説明は省略する。
1を備えたビデオカメラのブロック図である。これに示
されるビデオカメラは、オートフォーカス装置1の一部
を除いて、図7に示されるものと同一である。両図にお
いて、同一の部品には同一の符号および名称が与えられ
ており、それらの機能も同一である。したがって、重複
する部分についての詳しい説明は省略する。
【0024】図1のオートフォーカス装置1において、
同期分離回路11、ゲート回路12、PBF13、検波
回路16、サンプリング回路24、積算回路23までは
図7の装置と同様である。本発明においては、積算回路
23から出力されたフォーカス評価値を一定期間サンプ
リングし、最小二乗法による近似を行なって、フォーカ
ス評価値の変化の傾向と信頼性の度合い(以下フォーカ
ス変動値と呼ぶ)を検出するLSC(最小二乗計算)回
路22を、積算回路23と制御回路21との間に設け、
その出力を制御回路21に供給し、制御回路21は、積
算回路23から出力されたフォーカス評価値とLSC回
路22から出力されたフォーカス変動値に基づいて、レ
ンズ系2の中のフォーカスレンズを合焦位置に移動させ
るように、モータ6の移動を制御する。
同期分離回路11、ゲート回路12、PBF13、検波
回路16、サンプリング回路24、積算回路23までは
図7の装置と同様である。本発明においては、積算回路
23から出力されたフォーカス評価値を一定期間サンプ
リングし、最小二乗法による近似を行なって、フォーカ
ス評価値の変化の傾向と信頼性の度合い(以下フォーカ
ス変動値と呼ぶ)を検出するLSC(最小二乗計算)回
路22を、積算回路23と制御回路21との間に設け、
その出力を制御回路21に供給し、制御回路21は、積
算回路23から出力されたフォーカス評価値とLSC回
路22から出力されたフォーカス変動値に基づいて、レ
ンズ系2の中のフォーカスレンズを合焦位置に移動させ
るように、モータ6の移動を制御する。
【0025】図2は、LSC回路22の動作の1例を説
明するためのグラフである。
明するためのグラフである。
【0026】まず、LSC回路22に入力されたフォー
カス評価値を、例えば、8回サンプリングし、順番にD
0からD7とする。そして、x軸をフォーカス評価値の
順番(ここでは0〜7としている)、y軸をフォーカス
評価値の大きさに対応させた2次元の座標系を考え、D
0からD7までをそれぞれプロットする。これらを表に
すると次のようになる。
カス評価値を、例えば、8回サンプリングし、順番にD
0からD7とする。そして、x軸をフォーカス評価値の
順番(ここでは0〜7としている)、y軸をフォーカス
評価値の大きさに対応させた2次元の座標系を考え、D
0からD7までをそれぞれプロットする。これらを表に
すると次のようになる。
【0027】
【表1】
【0028】これらのプロットした値との誤差が最も少
なくなるような直線y=ax+bを計算する。その傾き
aと、接片bを表1の数値により計算すると次の数式1
および2に示されるようになる。
なくなるような直線y=ax+bを計算する。その傾き
aと、接片bを表1の数値により計算すると次の数式1
および2に示されるようになる。
【0029】
【数1】
【0030】
【数2】
【0031】その後、残差平方和rを下記の数式3
【0
032】
032】
【数3】
【0033】に従って計算し、傾きaと残差平方和rを
、それぞれフォーカス変動値AおよびRとして制御回路
21へ出力する。たとえば表1の例では、フォーカス評
価値として順番に10,30,25,35,40,40
,55,50という値が入力されているとすると、傾き
aが約5.42、接片bが約16.7、残差平方和rが
約190となり、フォーカス変動値A=5.42、フォ
ーカス評価値R=190が制御回路21へ出力される。 このフォーカス変動値Aはフォーカス評価値の変化の傾
向を表わし、フォーカス変動値Rはフォーカス評価値の
変化の信頼性の度合いを表わす。
、それぞれフォーカス変動値AおよびRとして制御回路
21へ出力する。たとえば表1の例では、フォーカス評
価値として順番に10,30,25,35,40,40
,55,50という値が入力されているとすると、傾き
aが約5.42、接片bが約16.7、残差平方和rが
約190となり、フォーカス変動値A=5.42、フォ
ーカス評価値R=190が制御回路21へ出力される。 このフォーカス変動値Aはフォーカス評価値の変化の傾
向を表わし、フォーカス変動値Rはフォーカス評価値の
変化の信頼性の度合いを表わす。
【0034】以下、図1〜図3について本発明のオート
フォーカス装置1について説明する。制御回路21によ
る山登り制御は、従来技術において説明されたものと基
本的な部分は同一であるから、ここでは従来技術との相
違点について説明する。
フォーカス装置1について説明する。制御回路21によ
る山登り制御は、従来技術において説明されたものと基
本的な部分は同一であるから、ここでは従来技術との相
違点について説明する。
【0035】制御回路21は、積算回路23から出力さ
れるフォーカス評価値と、LSC回路22から出力され
るフォーカス変動値Aおよびフォーカス変動値Rを常に
監視している。そして、フォーカス変動値Rが所定の範
囲内であれば、フォーカス評価値の信頼性は高いと判断
し、従来と同様にフォーカス評価値の連続した変化で制
御を行なう。ただし、フォーカス変動値Aが負の値を示
し、かつ、その絶対値が所定の範囲を越えているにもか
かわらず、フォーカス評価値が連続して小さくなってい
ない場合は、図3aのような変化をしている場合が考え
られるため、ピークを越えたと判断し、フォーカスを逆
の方向に移動させる。
れるフォーカス評価値と、LSC回路22から出力され
るフォーカス変動値Aおよびフォーカス変動値Rを常に
監視している。そして、フォーカス変動値Rが所定の範
囲内であれば、フォーカス評価値の信頼性は高いと判断
し、従来と同様にフォーカス評価値の連続した変化で制
御を行なう。ただし、フォーカス変動値Aが負の値を示
し、かつ、その絶対値が所定の範囲を越えているにもか
かわらず、フォーカス評価値が連続して小さくなってい
ない場合は、図3aのような変化をしている場合が考え
られるため、ピークを越えたと判断し、フォーカスを逆
の方向に移動させる。
【0036】一方、フォーカス変動値Rが所定の範囲を
越えているような場合は、図3bのようにフォーカス評
価値が無秩序な変化をしていると考えられるため、フォ
ーカス評価値の信頼性は低いと判断し、一旦フォーカス
の制御を中断してフォーカスをその位置で停止させる。 そして、フォーカス変動値Rが所定の範囲内に収まるの
を待った後、フォーカスの制御を再開させる。
越えているような場合は、図3bのようにフォーカス評
価値が無秩序な変化をしていると考えられるため、フォ
ーカス評価値の信頼性は低いと判断し、一旦フォーカス
の制御を中断してフォーカスをその位置で停止させる。 そして、フォーカス変動値Rが所定の範囲内に収まるの
を待った後、フォーカスの制御を再開させる。
【0037】以上のように、フォーカス変動値Aおよび
フォーカス変動値Rを用いて制御を行なうことにより、
確実な合焦動作を行なうことができる。したがって、画
面の変化などによってフォーカス評価値の信頼性が低く
なったような場合でも、従来のようにハンチングを起こ
したり大きくピントを外したりする恐れがない。
フォーカス変動値Rを用いて制御を行なうことにより、
確実な合焦動作を行なうことができる。したがって、画
面の変化などによってフォーカス評価値の信頼性が低く
なったような場合でも、従来のようにハンチングを起こ
したり大きくピントを外したりする恐れがない。
【0038】実際には、制御回路21は、マイクロコン
ピュータなどで実現させる。図4は、制御回路21で実
行されるプログラムの1例のフローチャートである。図
4に示されるように、このプログラムは以下のようなス
テップで制御を行なう。
ピュータなどで実現させる。図4は、制御回路21で実
行されるプログラムの1例のフローチャートである。図
4に示されるように、このプログラムは以下のようなス
テップで制御を行なう。
【0039】ステップS001において、サンプリング
パルスの検出が試みられる。
パルスの検出が試みられる。
【0040】ステップS002において、サンプリング
パルスの検出ができたかどうかが判断される。判断の答
がYESであれば制御はステップS003に進み、判断
の答がNOであれば制御はステップS001に戻る。
パルスの検出ができたかどうかが判断される。判断の答
がYESであれば制御はステップS003に進み、判断
の答がNOであれば制御はステップS001に戻る。
【0041】ステップS003においては、フォーカス
評価値およびフォーカス変動値A,Rのサンプリングが
行なわれる。制御はその後ステップS004に進む。
評価値およびフォーカス変動値A,Rのサンプリングが
行なわれる。制御はその後ステップS004に進む。
【0042】ステップS004においては、フォーカス
変動値Rの値をチェックする。
変動値Rの値をチェックする。
【0043】ステップS005においては、チェックさ
れた値が予め定められた値を越えているかどうかが判断
される。判断の答がYESならば検出されたフォーカス
評価値の信頼性は低いため、制御はステップS201に
移り、NOならばステップS006に進む。
れた値が予め定められた値を越えているかどうかが判断
される。判断の答がYESならば検出されたフォーカス
評価値の信頼性は低いため、制御はステップS201に
移り、NOならばステップS006に進む。
【0044】ステップS006においては、フォーカス
評価値による山登り制御が行なわれる。
評価値による山登り制御が行なわれる。
【0045】ステップS007においては、山登り制御
の結果、合焦に達したかどうかの判断が行なわれる。判
断の答がYESならばオートフォーカス動作を終了する
ため、制御はステップS301に移り、NOならばステ
ップS008に進む。
の結果、合焦に達したかどうかの判断が行なわれる。判
断の答がYESならばオートフォーカス動作を終了する
ため、制御はステップS301に移り、NOならばステ
ップS008に進む。
【0046】ステップS008においては、山登り制御
の結果、山を越したかどうかの判断が行なわれる。判断
の答がYESならばフォーカスを逆に移動させるためス
テップS009に進み、NOならば山はまだ越していな
いと判断され、制御はステップS101に移る。
の結果、山を越したかどうかの判断が行なわれる。判断
の答がYESならばフォーカスを逆に移動させるためス
テップS009に進み、NOならば山はまだ越していな
いと判断され、制御はステップS101に移る。
【0047】ステップS009においては、フォーカス
をそれまでと逆の方向に移動させる。その後、制御はス
テップS001に戻る。
をそれまでと逆の方向に移動させる。その後、制御はス
テップS001に戻る。
【0048】ステップS101に進んだ場合は、次にフ
ォーカス変動値Aの値をチェックする。制御はステップ
S102に進む。
ォーカス変動値Aの値をチェックする。制御はステップ
S102に進む。
【0049】ステップS102においては、チェックさ
れたデータが負の場合で、なおかつその絶対値が予め定
められた値を越えているかどうかが判断される。判断の
答がYESならば、フォーカス評価値は小さくなってい
る傾向にあり、フォーカス評価値は図3aのような変化
をしていると考えられるため、制御はステップS009
に移る。一方、判断の答がNOであった場合は、フォー
カスを同方向に移動させるために、制御はステップS1
03に進む。
れたデータが負の場合で、なおかつその絶対値が予め定
められた値を越えているかどうかが判断される。判断の
答がYESならば、フォーカス評価値は小さくなってい
る傾向にあり、フォーカス評価値は図3aのような変化
をしていると考えられるため、制御はステップS009
に移る。一方、判断の答がNOであった場合は、フォー
カスを同方向に移動させるために、制御はステップS1
03に進む。
【0050】ステップS103においては、フォーカス
をそれまでと同じ方向に移動させる。その後、制御はス
テップS001に戻る。
をそれまでと同じ方向に移動させる。その後、制御はス
テップS001に戻る。
【0051】ステップS201に進んだ場合は、フォー
カス評価値の信頼性が低いと判断されているため、フォ
ーカスを一時停止させる。制御はその後ステップS00
1に戻る。
カス評価値の信頼性が低いと判断されているため、フォ
ーカスを一時停止させる。制御はその後ステップS00
1に戻る。
【0052】ステップS301に進んだ場合は、合焦点
に達しているため、フォーカスを完全に停止させる。そ
してオートフォーカス動作の処理を終了する。
に達しているため、フォーカスを完全に停止させる。そ
してオートフォーカス動作の処理を終了する。
【0053】制御回路21が、図4に示されるフローチ
ャートに従って制御するプログラムを実行することによ
り、フォーカス評価値がどのような変化をしても確実な
合焦動作を行なうことができる。これにより、ピントが
大きく外れたり、ハンチングを起こしたりすることがな
くなる。
ャートに従って制御するプログラムを実行することによ
り、フォーカス評価値がどのような変化をしても確実な
合焦動作を行なうことができる。これにより、ピントが
大きく外れたり、ハンチングを起こしたりすることがな
くなる。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フォーカ
ス評価値の変化の傾向と信頼性とによって制御が行なわ
れるから、移動方向の不安定な被写体を撮影しても確実
なオートフォーカスの制御を行なうことができる。
ス評価値の変化の傾向と信頼性とによって制御が行なわ
れるから、移動方向の不安定な被写体を撮影しても確実
なオートフォーカスの制御を行なうことができる。
【図1】本発明の一実施例を用いたビデオカメラのブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】LSC回路の処理内容の1例を示すグラフであ
る。
る。
【図3】aおよびbはフォーカス評価値の変化を示す模
式図である。
式図である。
【図4】制御回路において実行されるプログラム1例の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】山登り制御の原理を示すためのフォーカス評価
値の特性図である。
値の特性図である。
【図6】撮影画面の模式図である。
【図7】従来のオートフォーカス装置を用いたビデオカ
メラのブロック図である。
メラのブロック図である。
1 オートフォーカス装置
11 同期分離回路
12 ゲート回路
13 BPF
16 検波回路
21 制御回路
22 LSC回路
23 積算回路
24 サンプリング回路
Claims (1)
- 【請求項1】 被写体を撮像して輝度信号を取出す手
段と、前記輝度信号に含まれる所定の周波数帯域成分の
レベルを検出してフォーカス評価値信号を出力するため
の手段と、前記フォーカス評価値信号の変化の傾向と信
頼性の度合いを検出する手段と、前記のフォーカス評価
値信号ならびにその傾向および信頼性の度合いに応答し
てレンズを移動させるための制御手段とを有することを
特徴とするオートフォーカス装置。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071159A JP2851713B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | オートフォーカス装置 |
CA002064528A CA2064528C (en) | 1991-04-03 | 1992-03-31 | Automatic camera focusing device |
MYPI92000570A MY107864A (en) | 1991-04-03 | 1992-04-02 | Automatic focusing device in which trend of variation and degree of reliability of focusing evaluation value signal. |
US07/862,361 US5337084A (en) | 1991-04-03 | 1992-04-02 | Automatic focusing device utilizing a trend of variation and degree of reliability of a focusing evaluation value signal to improve image focusing |
KR1019920005507A KR960002898B1 (ko) | 1991-04-03 | 1992-04-02 | 포커스 평가값 신호의 경향 및 신뢰도를 판정하는 오토 포커스 장치 및 그 제어 방법 |
EP92302995A EP0507627B1 (en) | 1991-04-03 | 1992-04-03 | Automatic focusing device and method |
ES92302995T ES2094874T3 (es) | 1991-04-03 | 1992-04-03 | Dispositivo de enfoque automatico controlado por la variacion y grado de fiabilidad de una señal de valor de evaluacion del enfoque. |
DE69215571T DE69215571T2 (de) | 1991-04-03 | 1992-04-03 | Automatische Einrichtung und Verfahren zur Fokussierung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071159A JP2851713B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | オートフォーカス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04305609A true JPH04305609A (ja) | 1992-10-28 |
JP2851713B2 JP2851713B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=13452575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3071159A Expired - Fee Related JP2851713B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | オートフォーカス装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5337084A (ja) |
EP (1) | EP0507627B1 (ja) |
JP (1) | JP2851713B2 (ja) |
KR (1) | KR960002898B1 (ja) |
CA (1) | CA2064528C (ja) |
DE (1) | DE69215571T2 (ja) |
ES (1) | ES2094874T3 (ja) |
MY (1) | MY107864A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006106484A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Pentax Corp | 焦点検出方法 |
JP2014240976A (ja) * | 2014-08-11 | 2014-12-25 | オリンパスイメージング株式会社 | 撮像装置 |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0787376A (ja) * | 1993-06-22 | 1995-03-31 | Canon Inc | 合焦情報検出装置 |
US6163340A (en) * | 1995-03-27 | 2000-12-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Automatic focus adjusting device |
US6373524B2 (en) * | 1995-06-22 | 2002-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Interchangeable lens video camera system |
US5874994A (en) * | 1995-06-30 | 1999-02-23 | Eastman Kodak Company | Filter employing arithmetic operations for an electronic sychronized digital camera |
JP2000147370A (ja) * | 1998-11-18 | 2000-05-26 | Sony Corp | 撮像装置 |
US7079187B1 (en) * | 1998-11-19 | 2006-07-18 | Canon Kabushiki Kaisha | Focus adjusting apparatus and focus adjusting method |
CN100543574C (zh) * | 2004-10-22 | 2009-09-23 | 亚洲光学股份有限公司 | 自动对焦方法以及电子照相机的自动对焦装置 |
CN1896859B (zh) * | 2005-07-14 | 2010-08-25 | 亚洲光学股份有限公司 | 自动对焦方法以及使用该方法的电子装置 |
JP4979558B2 (ja) * | 2007-12-10 | 2012-07-18 | 日本放送協会 | レンズ姿勢/位置調整方法および装置 |
JP2012002951A (ja) * | 2010-06-15 | 2012-01-05 | Ricoh Co Ltd | 撮像装置、合焦位置検出方法および合焦位置検出プログラム |
CN102053339B (zh) * | 2010-11-23 | 2014-04-16 | 天津市亚安科技股份有限公司 | 自动聚焦方法 |
US9288379B2 (en) * | 2014-03-12 | 2016-03-15 | Omnivision Technologies, Inc. | System and method for continuous auto focus within camera module |
TW201830168A (zh) | 2016-12-08 | 2018-08-16 | 美商精微超科技公司 | 用於重構晶圓之微影製程之對焦控制的掃描方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61210310A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-18 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 自動焦点合せ装置 |
JPH0350513A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Furoobell:Kk | オートフォーカス方式 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58113807A (ja) * | 1981-12-28 | 1983-07-06 | Canon Inc | 距離測定装置 |
US4600832A (en) * | 1983-10-28 | 1986-07-15 | Nanometrics Incorporated | Method and apparatus for automatic optical focusing on an optically discernible feature on an object |
FR2575888B1 (fr) * | 1985-01-04 | 1987-02-20 | Thomson Csf | Procede et dispositif de mise au point d'une camera et camera comportant un tel dispositif |
JPS63178523A (ja) * | 1987-01-20 | 1988-07-22 | Toshiba Corp | 自動焦点合わせ方法 |
JPH01160263A (ja) * | 1987-12-17 | 1989-06-23 | Tamuron:Kk | ビデオカメラの自動焦点調節装置 |
US5005086A (en) * | 1988-03-04 | 1991-04-02 | Sony Corporation | Focus control apparatus having two focusing speeds |
CA1313466C (en) * | 1988-05-11 | 1993-02-09 | Kenichi Kikuchi | Image sensing apparatus having automatic focusing function of automatically matching focus in response to video signal |
US4945220A (en) * | 1988-11-16 | 1990-07-31 | Prometrix Corporation | Autofocusing system for microscope having contrast detection means |
US5193124A (en) * | 1989-06-29 | 1993-03-09 | The Research Foundation Of State University Of New York | Computational methods and electronic camera apparatus for determining distance of objects, rapid autofocusing, and obtaining improved focus images |
JPH06172967A (ja) * | 1992-12-01 | 1994-06-21 | Nissin Electric Co Ltd | 窒化ホウ素含有膜被覆基体とその製造方法 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3071159A patent/JP2851713B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-31 CA CA002064528A patent/CA2064528C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-02 US US07/862,361 patent/US5337084A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-02 MY MYPI92000570A patent/MY107864A/en unknown
- 1992-04-02 KR KR1019920005507A patent/KR960002898B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-04-03 ES ES92302995T patent/ES2094874T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 DE DE69215571T patent/DE69215571T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-04-03 EP EP92302995A patent/EP0507627B1/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61210310A (ja) * | 1985-03-15 | 1986-09-18 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 自動焦点合せ装置 |
JPH0350513A (ja) * | 1989-07-18 | 1991-03-05 | Furoobell:Kk | オートフォーカス方式 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006106484A (ja) * | 2004-10-07 | 2006-04-20 | Pentax Corp | 焦点検出方法 |
JP2014240976A (ja) * | 2014-08-11 | 2014-12-25 | オリンパスイメージング株式会社 | 撮像装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5337084A (en) | 1994-08-09 |
KR960002898B1 (ko) | 1996-02-27 |
CA2064528A1 (en) | 1992-10-04 |
ES2094874T3 (es) | 1997-02-01 |
DE69215571T2 (de) | 1997-05-28 |
CA2064528C (en) | 1999-01-26 |
DE69215571D1 (de) | 1997-01-16 |
EP0507627A2 (en) | 1992-10-07 |
EP0507627B1 (en) | 1996-12-04 |
KR920020934A (ko) | 1992-11-21 |
JP2851713B2 (ja) | 1999-01-27 |
MY107864A (en) | 1996-06-29 |
EP0507627A3 (en) | 1993-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0605240B1 (en) | One-chip integrated circuit for use in a cotrolling focusing means | |
EP0794660A1 (en) | Automatic focusing apparatus and method | |
US20020109784A1 (en) | Interchangeable lens video camera system | |
JPH04305609A (ja) | オートフォーカス装置 | |
US20120162494A1 (en) | Focus adjusting apparatus and method | |
JPH05344406A (ja) | カメラ | |
US6700618B1 (en) | Automatic focus-detecting apparatus and method thereof | |
JPH04133576A (ja) | 撮像装置 | |
JPH05211626A (ja) | オートフォーカス装置 | |
US5798793A (en) | Automatic focusing device capable of detecting panning | |
WO2002099497A1 (fr) | Dispositif de determination d'etat focalise d'un objectif de prise de vues | |
US5739858A (en) | Automatic focusing device using a plurality of different frequency components extracted at the same point | |
JP3943610B2 (ja) | カメラ及びレンズユニット | |
JPH05236329A (ja) | レンズ制御装置 | |
JP2913530B2 (ja) | 自動焦点制御装置 | |
JP2742741B2 (ja) | オートフォーカス装置 | |
JP3428663B2 (ja) | 自動焦点調節装置 | |
JP3272186B2 (ja) | オートフォーカスビデオカメラ | |
JP3485762B2 (ja) | オートフォーカス装置 | |
JPH04196982A (ja) | オートフォーカス装置 | |
JP5475417B2 (ja) | 撮像素子の特性調整方法及び特性調整装置 | |
JP3134307B2 (ja) | オートフォーカス回路 | |
JPS6349716A (ja) | オ−トフオ−カス装置 | |
JPH03237883A (ja) | 自動合焦装置 | |
JPH06339062A (ja) | 自動焦点調節装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981020 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091113 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091113 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101113 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |