JPH0430503A - 角形チップ抵抗器の製造方法 - Google Patents

角形チップ抵抗器の製造方法

Info

Publication number
JPH0430503A
JPH0430503A JP2137828A JP13782890A JPH0430503A JP H0430503 A JPH0430503 A JP H0430503A JP 2137828 A JP2137828 A JP 2137828A JP 13782890 A JP13782890 A JP 13782890A JP H0430503 A JPH0430503 A JP H0430503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
splitting
glass
substrate
photoresist
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2137828A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Hashimoto
正人 橋本
Seiji Tsuda
清二 津田
Akio Fukuoka
章夫 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2137828A priority Critical patent/JPH0430503A/ja
Publication of JPH0430503A publication Critical patent/JPH0430503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は主に高密度配線回路に装備される角形チップ抵
抗器の製造方法に関するものである。
従来の技術 近年、電子機器の軽薄短小化に対する要求がますます増
大していく中、回路基板の配線密度を高めるため、抵抗
素子には非常に小型な角形チップ抵抗器が多く用いられ
るようになってきている。
また、ここ最近では更にチップ抵抗器の小型化が進み、
1.0nmX 0.5mX 0.4m*の超小型チップ
抵抗器も開発されつつある。それに伴い精度の高い形状
寸法、及び2次基板分割時のガラスカケの無いチップ抵
抗器が求められている。
従来の角形チップ抵抗器の構造を第3図に示す。
従来の角形チップ抵抗器は96アルミナ基板21と、銀
糸膜電極による上面電極層22と、端面電極層23と、
ルテニウム系厚膜抵抗による抵抗層24と、抵抗層24
を覆うガラス層25とから構成されている。
なお、露出電極面には半田付は性を向上させるために、
Niメシキ層27と5n−Pbメンキ層28を電解メッ
キにより施している。
また製造方法としては、大版の絶縁基板に各種ペースト
をスクリーン印刷機を用いて印刷し、ベルト式連続焼成
炉にて焼成させた後に、個々の角形チップ抵抗器に分割
するため、生産性が高いという特徴があった。
発明が解決しようとする課題 しかし、このスクリーン印刷を用いた形成方法は、スク
リーン印刷の性質上、にしみやかすれを起こし易く、大
版の絶縁基板に設けた分割用溝にガラスペーストが流れ
込み分割時にガラスカケ等の分割不良が発生し易かった
。このため高精度の形状寸法を有する1、0■×0.5
閣の形状の角形チップ抵抗器の製造は非常に困難である
といった課題があった。
本発明は上記課題を解決するために、ガラスカケのない
角形チ・2ブ抵抗器の製造方法を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の角形チップ抵抗器の
製造方法は、分割用溝を有する大版の絶縁基板に上面電
極層を形成しこの上面電極層の一部に重なるように抵抗
層を設けるとともに前記抵抗層を完全に覆うようにガラ
ス層を形成する工程と、前記分割用溝を除いてガラス層
上に耐サンドブラスト性を有するフォトレジストを形成
する工程と、前記分割用溝上の前記ガラス層をサンドブ
ラスト加工を施し除去する工程と、前記フォトレジスト
を除去する工程と、分割用溝に沿って大版の絶縁基板を
分割し上面電極の一部に重なるように端面電極を形成し
かつ上面電極と前記端面電極の露出部分に電極メッキを
行う工程とを有するものである。
作用 本発明によれば、分割用溝に流れ込んだガラス層をサン
ドブラスト加工(抵抗特性に影響する抵抗体上部のガラ
ス層は耐サンドブラスト性を有するフォトレジストによ
り保護されているので、サンドブラストによる抵抗性能
の劣化は全く発生しない、)を施すことにより除去し、
分割時に発生し易かったガラスカケ等の不良を大幅に低
減させることができ、高精度の形状寸法を存する角形チ
ンプ抵抗器の製造できる製造方法を提供することができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について、第1図および第2図
を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例による角形チップ抵抗器の断
面図である。第2図は本発明の一実施例による角形チッ
プ抵抗器の分割形状を示す説明図である。
第1図、第2図において、本発明の角形チップ抵抗器は
、96アルミナ基板1上に銀系厚膜電極による上面電極
層2を備え、端面には端面電極層3を備えている。また
前記上面電極層2に接続するようにルテニウム系厚膜抵
抗による抵抗層4が設けられ、この抵抗層4はガラス層
5で覆われている。また、露出した電極面には半田付は
性を向上させるために、Niメ・ンキ層6と5n−Pb
メンキ層7を電解メッキにより施している。
それでは、本実施例の製造方法について詳細に説明する
。まず、耐熱性および絶縁性に優れた大版の96アルミ
ナ基板lを受は入れる。このアルミナ基板1には短冊状
、および個片状に分割するために、分割用溝(グリーン
シート時に金型成形)が形成されている。次に前記96
アルミナ基板1上に厚膜銀ペーストをスクリーン印刷し
、ベルト式連続焼成炉によって850℃の温度で、ピー
ク時間6分、lN−0UT  45分のプロファイルに
よって焼成し上面電極層2を形成する0次に、上面電極
層2の一部に重なるようにRuO□を主成分とする厚膜
抵抗ペーストをスクリーン印刷し、ベルト式連続焼成炉
により850°Cの温度でピーク時間6分、lN−0U
T時間45分のプロファイルによって焼成し、抵抗層4
を形成する。
次に、前記上面電極層2間の前記抵抗層4の抵抗値を揃
えるために、レーザー光によって、前記抵抗体層4の一
部を破壊し抵抗値修正を行う。更に、前記抵抗層4を完
全に覆うように、ガラスペーストをスクリーン印刷し、
ベルト式連続焼成炉によって600°C40分の焼成プ
ロファイルに従って焼成し、ガラス層5を形成する。
次に96アルミナ基板1全面に耐サンドブラスト性を有
するフォトレジストをスピンコーターを用いて均一に塗
布する。更に、分割用溝上を除いてフォトレジストを露
光した後、分割用溝上のフォトレジストを除去する。次
に、露出している分割用溝上のガラス層5に圧力式のサ
ンドブラスト加工(アルミナ粉径15μm)を30秒施
し、このガラス層5を除去する。更にその後、残ってい
るフォトレジストを専用の剥離液を用いて除去する。
次に、端面電極3を形成するための準備工程として、端
面電極3を露出させるために、アルミナ基板1を短冊状
に分割し、短冊状アルミナ基板を得る一次基板分割を行
う。
前記短冊状アルミナ基板の側面に、前記上面電極層2の
一部に重なるように厚膜銀ペーストをローラーによって
塗布し、ベルト式連続焼成炉によって600℃40分焼
成し端面電極層3を形成する。
次に電極メッキの準備工程として、前記端面電極層3を
形成済みの短冊上アルミナ基板を個片状に分割する二次
基板分割を行い、個片状アルミナ基板を得る。そして最
後に、露出している上面電極層2と端面電極層3のはん
だ付は時の電極喰われの防止およびはんだ付けの信転性
の確保のため、電解メッキによってNiメッキ層7.5
n−Pbのメッキ層8を形成する電解メッキを行う。
以上の工程により、本発明の実施例による角形チップ抵
抗器を試作した。
この、本発明の実施例と従来例の性能比較を第1表に示
す。第1表に示さなかった特性(抵抗温度特性、電流雑
音特性等)は本発明の実施例と従来例は同等の性能を有
していることをi認している。
(以下余白) 第1表 第1表より明らかなように、本実施例の角形チップ抵抗
器はガラスカケ不良発生数が大幅に改善されていること
が分かる。
また実施例においては抵抗値トリミング前に、抵抗値ド
リフトを抑えるためのプリコートガラスを形成しなかっ
たが、プリコートガラスを形成後にトリミングし、角形
チップ抵抗器を試作しても同等の性能が得られることを
確認している。
また、サンドブラストには圧力式のものを用いたが、こ
れは重力式のものでもよい、(但し、圧力式の方が生産
性が高い、) 発明の効果 以上の説明より明らかなように、本発明によれば、分割
用溝に流れ込んだガラス層をサンドブラスト加工(抵抗
特性に影響する抵抗体上部のガラス層は耐サンドブラス
ト性を有するフォトレジストにより保護されているので
、抵抗性能には全く影響を及ぼさない、)を施すことに
より除去し、分割時に発生し易かったガラスカケ等の不
良を大幅に低減させることができる。よって高精度の形
状寸法を有する角形チップ抵抗器の製造方法を提供する
ことができるといった優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の角形チップ抵抗器の製造方
法により得られる角形チップ抵抗器の構造を示す断面図
、第2図は本実施例の角形チップ抵抗器の分割形状を示
す斜視図、第3図は従来の角形チップ抵抗器の断面図、
第4図は従来の角形チップ抵抗器の分割形状を示す斜視
図である。 1・・・・・・96アルミナ基板、2・・・・・・上面
電極層、3・・・・・・端面電極層、4・・・・・・抵
抗層、5・・・・・・ガラス層、7・・・・・・N1メ
ンキ層、8・・・・・・5n−Pbメンキ層。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名! Q6 フルミナ基槓 ↑氏抗層 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 分割用溝を有する大版の絶縁基板に上面電極層を形成し
    この上面電極層の一部に重なるように抵抗層を設けると
    ともに前記抵抗層を完全に覆うようにガラス層を形成す
    る工程と、前記分割用溝を除いてガラス層上に耐サンド
    ブラスト性を有するフォトレジストを形成する工程と、
    前記分割用溝上の前記ガラス層をサンドブラスト加工を
    施し除去する工程と、前記フォトレジストを除去する工
    程と、分割用溝に沿って大版の絶縁基板を分割し上面電
    極の一部に重なるように端面電極を形成しかつ上面電極
    と前記端面電極の露出部分に電極メッキを行う工程とを
    有する角形チップ抵抗器の製造方法。
JP2137828A 1990-05-28 1990-05-28 角形チップ抵抗器の製造方法 Pending JPH0430503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137828A JPH0430503A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 角形チップ抵抗器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2137828A JPH0430503A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 角形チップ抵抗器の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0430503A true JPH0430503A (ja) 1992-02-03

Family

ID=15207796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2137828A Pending JPH0430503A (ja) 1990-05-28 1990-05-28 角形チップ抵抗器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0430503A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05267025A (ja) チップ部品の製造法及び電子部品の製造法
JP2836303B2 (ja) 角形チップ抵抗器およびその製造方法
JPH0430503A (ja) 角形チップ抵抗器の製造方法
JP3111823B2 (ja) 回路検査端子付き角形チップ抵抗器
JP2002353001A (ja) 厚膜型チップ抵抗器
JP3196519B2 (ja) 角形薄膜チップ抵抗器の製造方法
JPH07245228A (ja) 表面実装型電子部品の製造方法
JP3982655B2 (ja) 電子部品の製造方法
JPH0795483B2 (ja) 厚膜抵抗素子の製造方法
JPH0513201A (ja) 角形チツプ抵抗器
JPH03215901A (ja) 角板型チップ抵抗器
JP3159440B2 (ja) 角形チップ抵抗器
JPH05152101A (ja) 角形チツプ抵抗器およびその製造方法およびそのテーピング部品連
JP3561635B2 (ja) ネットワーク抵抗器とその製造方法
JPH03263301A (ja) 角板型チップ抵抗器およびその製造方法
JPH0653004A (ja) 角形チップ抵抗器およびその製造方法
JPH0428206A (ja) 角形チップ抵抗器の製造方法
JP3036214B2 (ja) 角形チップ抵抗器の製造方法
JP2718178B2 (ja) 角板型薄膜チップ抵抗器の製造方法
JPH0497501A (ja) 抵抗器及びその製造方法
JP2866808B2 (ja) チップ抵抗器の製造方法
JPH10275705A (ja) 角形チップ抵抗器
JPH05144602A (ja) 角形チツプ抵抗器
JPH07135116A (ja) 複合部品及びその製造方法
JP2003243252A (ja) 厚膜チップコンデンサとその製造方法