JPH04298481A - エレベータの乗りかご - Google Patents

エレベータの乗りかご

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JPH04298481A
JPH04298481A JP6146291A JP6146291A JPH04298481A JP H04298481 A JPH04298481 A JP H04298481A JP 6146291 A JP6146291 A JP 6146291A JP 6146291 A JP6146291 A JP 6146291A JP H04298481 A JPH04298481 A JP H04298481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
car
speed
elevator
floor
riding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6146291A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuharu Shudo
克治 首藤
Ichiro Nakamura
一朗 中村
Haruo Watanabe
春夫 渡辺
Takeshi Ogasawara
剛 小笠原
Hidekazu Sasaki
英一 佐々木
Moichi Kojima
小嶋 茂一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6146291A priority Critical patent/JPH04298481A/ja
Publication of JPH04298481A publication Critical patent/JPH04298481A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は主にデパートや商業ビル
,マンション,ホテル等に設置利用される乗用エレベー
タの乗りかごに係り、特に、乗りかご室内の乗り心地の
改善を図ったエレベータの乗りかごに関する。
【従来の技術】一般に乗用エレベータの乗りかごは、特
開昭63−282087号公報に示すように、乗客に好
感を与えるように乗りかご内壁に色や模様を描き、天板
には照明を、ドア上部には位置表示インジケータを設置
している。さらに特開昭62−100387号公報では
昇降路内壁に画像を施し、乗りかごに設けた窓からそれ
を眺めることができるようにしている。また、景色の良
い場所の展望用エレベータは、特開昭63−28208
7号公報に示すように、乗客は乗りかごの中から景色を
見ることができる。
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術で、乗り
かご内壁の模様や色は乗客に対して好感を与えるように
考慮されている。一般に乗りかごの走行時間は、短い場
合で数秒から長い場合は数十秒を要する。一,二階床分
の移動であれば走行時間が短いので問題は無いが、高階
床の移動となるとその移動中は時間をもてあますことが
あった。これに対して展望用エレベータ、或いは、シー
スルーエレベータでは、外の景色が見えるので時間をも
てあますことはない。しかし、密集したビル街では隣接
したビルの壁面を見ることになり、外の景色を見ること
ができない。本発明の目的は、階床の多い場合の移動で
も時間をもてあまさず目的の階床へ移動することができ
る居住性を改善したエレベータの乗りかごを提供するこ
とにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のエレベータの乗りかごには、内壁の全面或
いは、一部に景色等を写しだしたスクリーンを設置し、
乗りかごの走行速度に対応してディスプレイの画像をス
クロール、あるいは発光体を点滅させる。
【作用】エレベータの乗りかご内壁に設けたディスプレ
イ、或いは、発光体は、乗りかご速度に同期して出力さ
れるエンコーダからのパルスに対応してディスプレイの
映像をスクロール、或いは発光体の色を点滅させる。こ
れにより、乗客は乗りかごの移動中は、スクロールする
映像、或いは、発光体を眺めていれば退屈せず目標の階
床に到着することができる。
【実施例】図1ないし図3は乗りかご速度の検出法を示
す。図1は乗りかごにエンコーダを取り付けた状態の一
例を示す。乗りかご1の昇降は巻き上げ機(図示せず)
あるいは油圧ラム(図示せず)によって行われる。ロー
タリエンコーダ2及びプーリ6は塔内に固定され、ロー
タリエンコーダ2の軸に、プーリ7を結合し、プーリ6
,7を介したワイヤ8の両端を乗りかご1に固定してい
る。このようにすることによって乗りかご1の変位量が
ロータリエンコーダ2の角変位量に変換され、ロータリ
エンコーダ2からパルスが出力される。このとき出力さ
れる単位時間あたりのパルス数をカウントすることによ
って乗りかご速度が検出でき、このパルスをトリガ信号
として用い、乗りかご速度に同期してディスプレイの映
像をスクロールさせることができる。図2に乗りかごに
エンコーダを取り付けた状態の他の例を示す。本方法は
ロータリエンコーダ2を乗りかご1に固定し、ロータリ
エンコーダ2の軸にはローラ13を結合し、ローラ13
をガイドレール14に接触させるものである。前述と同
様、乗りかご速度の検出、および、ディスプレイ映像と
の同期化が可能である。図3は乗りかごの速度パターン
波形とエンコーダパルス出力の様子を示したものである
。(a)は時間に対しての乗りかごの速度パターン波形
を示し、(b)はこのときのエンコーダからの出力パル
スを示している。このように乗りかご速度が低いときに
はパルスの幅が広く、高いときにはパルス幅は狭くなっ
ていることがわかる。このパルスをトリガ信号として利
用し、ディスプレイ映像をスクロールすることができる
。図4ないし図8に本発明の実施例を示す。図4は一般
の乗りかごの構造を示す。乗りかご1の内側は側板16
,17と背板18とドア(図示せず)及び床19と天板
20から構成される。通常はこの側板16,17と背板
18とドアに模様や色を施している。図5は乗りかご1
内の斜視図を示し、側板16,17と背板18にディス
プレイ16a,17a,18aを設けた場合の実施例で
ある。このディスプレイ16a,17a,18aに写し
だした映像は、乗りかごの走行速度に応じてスクロール
する。これについて、図6ないし図8を用いて説明する
。図6は十階建の建物に関して、乗りかご1が最上階の
十階に位置している場合である。ディスプレイ16a,
17a,18aに写しだされている映像は乗りかごが高
階床に位置することを乗客に思わせるようなものが好適
であるが、限定はしない。例えば、今、十階で乗り込ん
だ乗客が、一階に降りようとしているところを例に説明
する。十階から下降し始めた乗りかご1は、その下降速
度に応じて、ディスプレイ16a,17a,18aに写
しだされている映像が矢印30の方向にスクロールし始
め、徐々に加速される乗りかご1は、エンコーダ2から
の信号に同期してスクロール速度も加速される。その後
、乗りかごが定速走行となるとディスプレイ16a,1
7a,18aに写しだされている映像も一定速度でスク
ロールしている。図7は、定速走行(エンコーダから出
力されるパルス幅も一定)で五階を通過中の乗りかご1
内のディスプレイ16a,17a,18aに写しだされ
ている映像を示す。このときディスプレイ16a,17
a,18aの映像は、乗りかご1の速度に同期して一定
であり、乗りかご1が走行速度に応じて高い位置から下
降していることが視覚でも確認することができる。図8
はさらに乗りかご1が下降し、一階に到着した場合のデ
ィスプレイ16a,17a,18aに写しだされている
映像を示す。このとき乗りかご1は一階に到着するため
走行速度を徐々に低下させるが、この走行速度に応じて
エンコーダパルスより出力されるパルス幅は徐々に広く
なるので、同期するディスプレイ16a,17a,18
aに写しだされた映像のスクロール速度も徐々に低下す
ることになる。そして着床時にはディスプレイ16a,
17a,18aに写しだされている映像は乗りかご1の
速度に同期して乗りかごの停止と同時に停止する。図6
(十階に位置するとき)と比較すれば一階に下降したこ
とが視覚により明らかである。これにより高階床の移動
の際、乗客は時間をもてあますことがなく、退屈せず、
さらには走行状態(位置,速度)を視覚により確認しな
がら目的の階床に移動できる。図9は本発明の他の実施
例であり、図5と同様乗りかご1に乗り込んだときの乗
りかご1内の斜視図を示す。本実施例では、七階床の建
物を例にとって説明する。乗りかご1の背板4には色の
異なる発光体40ないし46を設け、発光体40は一階
に位置するときに点灯しており以下発光体41以降同様
である。本実施例では乗りかごの走行速度(エンコーダ
パルス)に同期して発光体の点滅速度が変化し、階床の
移動に応じて点灯する発光体の色が変化することが重要
である。この場合ではエンコーダパルスをそのまま点滅
信号として用いれば良いが、一回転あたりのパルス数は
点滅が早すぎない程度の適当な数を選ぶ必要がある。本
実施例によれば、色の変化と点滅により階床の移動を知
らせることができるので、健丈者はもちろん特に弱視の
方に有効である。図10ないし図12に本発明の他の実
施例であり、乗りかご1を上方から見た断面図を示す。 図10は、乗客が大勢乗り込んできた場合、通常の四角
形の断面を持つ乗りかごでは四隅に位置する乗客は非常
に窮屈な思いをしていることを解決するものである。即
ち、四隅に人の横幅程度の面取りを施すことにより、乗
客は四隅でも壁に寄りかかることができ、乗りかご1内
の居住性が向上する。図11の実施例は、乗りかご1の
四隅に人がもたれかかれる程度の円弧を施した場合を示
す。この場合も図10と同様の効果が得られる。図12
の実施例は、乗りかご1自体を円筒状とした。この場合
も前述と同様の効果が得られ、乗客の乗り心地を向上さ
せることができる。
【発明の効果】本発明によれば、乗りかご速度に応じた
ディスプレイ映像のスクロールにより、視覚的に走行状
態(位置,速度)がわかるので、停止したような錯覚に
陥る着床走行時の低速運転でも走行中であることがわか
る。したがって閉じ込められた乗りかごの中にいても開
放感があり、乗客の精神的な乗り心地を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いるエンコーダの取付け方法の一実
施例を示す説明図。
【図2】本発明に用いるエンコーダの取付け方法の他の
実施例を示す説明図。
【図3】本発明の動作原理を説明する乗りかごの速度パ
ターン及びエンコーダのパルス特性図。
【図4】一般の乗りかごの構造を示す斜視図。
【図5】本発明の一実施例を示す乗りかご内部の斜視図
【図6】本発明の一実施例を示す乗りかご内部の斜視図
【図7】本発明の一実施例を示す乗りかご内部の斜視図
【図8】本発明の一実施例を示す乗りかご内部の斜視図
【図9】本発明の第一の実施例を示す乗りかご内部の斜
視図。
【図10】本発明の第一の実施例を示す乗りかごの平面
図。
【図11】本発明の第二の実施例を示す乗りかごの平面
図。
【図12】本発明の第三の実施例を示す乗りかごの平面
図。
【符号の説明】
16,17…側板、18…背版、16a,17a,18
a…ディスプレイ、19…床。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレベータの乗りかごにおいて、乗りかご
    室内壁の全面或いは一部にディスプレイを設けたことを
    特徴とするエレベータの乗りかご。
JP6146291A 1991-03-26 1991-03-26 エレベータの乗りかご Pending JPH04298481A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6146291A JPH04298481A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 エレベータの乗りかご

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JP6146291A JPH04298481A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 エレベータの乗りかご

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JPH04298481A true JPH04298481A (ja) 1992-10-22

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JP6146291A Pending JPH04298481A (ja) 1991-03-26 1991-03-26 エレベータの乗りかご

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011121769A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータシステム
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WO2020261500A1 (ja) * 2019-06-27 2020-12-30 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 検査装置及び検査方法

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