JPS5952143B2

JPS5952143B2 - エレベ−タの乗場表示装置

Info

Publication number: JPS5952143B2
Application number: JP53087480A
Authority: JP
Inventors: 裕久篠崎; 修鈴木
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1978-07-18
Filing date: 1978-07-18
Publication date: 1984-12-18
Also published as: JPS5516832A

Description

【発明の詳細な説明】この発明はかごの到着予想時間を表示するエレベータの
乗場表示装置の改良に関するものである。

現在、複数台のかごを一打として管理する群管理エレベ
ータでは、乗場呼びが登録されたとき、これをその乗場
呼びに応答するのに最適なかごに割り当て、そのかごが
サービスすることを乗場に表示する装置（一般的には到
着予報灯を点灯させている。

）が設けられている。そして、それによれば、乗場の待
ち客はどのかごがサービスしてくれるのか前以て分かる
ので、非常に親切な乗場表示であるとして好評である。

しかし、一方、そのかごが今からどの程度時てばサービ
スしてくれるのか分からないため、待ち時間を知りたい
という要望も出て来た。

それに対して、例えば待ち時間が長いときは到着予報灯
を遅い周期で点滅させ、待ち時間が短いときは早い周期
で点滅させることが考えられている。

しかし、これでは待ち時間が長いときには到着予報灯が
長い時間（例えば、２秒）点灯するので、間もなくかご
が来るという印象が強く、実感として待ち時間が長いと
感じにくい。

つまり、到着予報灯の点滅周期を変えても、それが待ち
時間を表現しているということを感じさせることは困１
難である。

この発明は上記不具合を改良するもので、かごの到着予
想時間の長短を実感として与えるようにしたエレベータ
の乗場表示装置を提供することを目的とする。

７以下、第１図及び第２図によりこの発明の一実施例
について説明する。

図中、１は周知の到着予想時間演算装置で、その出力信
号は２進符号で出力され、到着予報時間が長い（短い）
とき、大きな（小さな）値が出力テされるようになって
いる。

２は２進符号を電圧に変換するＤ／Ａ変換器で、入力２
進符号の値が大きい（小さい）とき、出力アナログ電圧
は低く（高く）なるように設定しである。

３ａ〜３ｎはレベル検出器で、入力電圧が所定値よりも
大きくなると出力信号かｒＬ」から「Ｈ」になる。

この場合検出器３ａの所定値が一番低い電圧で、検出器
３ｎの所定値が一番高い電圧に設定しである。

つまり、Ｄ／Ａ変換器２の出力電圧が徐々に高くなって
行くと、レベル検出器は３ａ→３ｂ→３Ｃ・・・３ｎと
順に出力ｒＨ，を発して行く。

４ａ〜４ｎはＡＮＤゲート、５ａ〜５ｎは入力信号が１
Ｌ」からｒＨ」になったとき、それぞれ一定時間幅の
パルス信号を出力するワンショットマルチバイブレータ
（以下ＯＭという。

）で、０Ｍ５ａの出力パルスの幅が一番狭く、５ｂ、５
Ｃ・・・５ｎと順に出力パルスの幅が広くなって行くよ
うに設定しである。

６は発振器で第２図に示す一定周期の出力パルス６ａを
常時発生している。

７はＯＲゲートで、７ａはその出力信号、８は１号機の
１階の乗場に設けられた上り到着予報灯である。

なお、レベル検出器３ａ〜３ｎ、ＡＮＤゲート４ａ〜４
ｎ及び０Ｍ５ａ〜５ｎはパルス幅変換回路を、ＯＲゲー
ト７は点滅回路を構成する。

上記は１号機の１階の上り到着予報灯について示したが
、他の階及び他のかごについても同様の装置が準備され
ている。

次に、１階で上り乗場呼びが登録され、その乗場呼びに
１号機のかごが割当てられ、１号機のかごが応答する場
合の動作について説明する。

１階で上り乗場呼びが登録され、その呼びが１号機のか
ごに割当てられると、そのかごが１階の呼びに応答する
までの時間は１号機のかごが現在いる位置から１階の上
り乗場呼びに応答するまでに走行する距離、停止する回
数等から到着予想時間演算装置１によって演算され出力
される。

そして、その出力はＤ／Ａ変換器２によって電圧に変換
され、更にレベル検出器３ａ〜３ｎでその値を検出する
。

そのとき、レベル検出器３ａ、３ｂがら出力ｒＨ、が
発生されたとすると、ＡＮＤゲ一）４ａ、４ｂからはパ
ルス発生器６の出力パルス６ａがそのまま出力される。

そのため、ＡＮＤゲ゛−ト４ａ、４ｂ（７）出力信
号がｒＬ」から「Ｈ」になると、０Ｍ５ａ、５ｂか
らは一定時間幅のパルス信号か゛出力され、その出力信
号はＯＲゲート７を経由して１号機の１階の上り到着予
報灯８を駆動するので、到着予報灯８は信号７ａに従っ
て短時間の点灯を繰り返えすことになる。

なお、このとき、０Ｍ５ｂの出力パルスの幅は０Ｍ５ａ
の出力パルスの幅よりも広いので゛、０Ｍ５ａの出力パ
ルスは０Ｍ５ｂの出力パルスで゛マスクされた形となり
無視される。

以後、１号機のかごが１階へ近づくと、到着予想時間は
短くなって行くので、レベル検出器は３Ｃ→３ｄ→・・
・て順に出力信号を発生し、同時にＯＭも５Ｃ→５ｄ→
・・・と順に出力パルスを発生し；て行くので、ＯＲゲ
ート７の出力信号７ａのパルス幅は第３図に示すように
順次広くなって行き到着予報灯８も点灯している時間が
長くなって行く。

そして、最終的に１号機のかごが１階に到着すると、０
Ｍ５ｎの出力パルスの幅によって決まる時間だけ到着予
報灯８が点灯する。

このとき、０Ｍ５ｎの出力パルスの幅をパルス発生器６
から発生されるパルスの幅より広くすれば、到着予報灯
８は点滅しないで全点灯することになるが、０Ｍ５ｎの
出力パルスの幅をパルス発生器６がら発せられるパルス
の幅よりも狭くしておけば、到着予報灯８は消灯してい
る時間が非常に短い点滅をすることになる。

その後、１階で待っていた人が１号機のかごに乗り、１
号機のかごが出発すると、到着予想時間演算装置１から
の出力信号が無くなるので、到着予報灯８は消灯する。

以上説明したとおりこの発明では、乗場に各かごに対応
して設けられた到着予報灯を同一周期で、かごの到着予
想時間が長いときは短時間、到着予想時間が短くなるに
つれて順に長時間の点灯時間を待つ点滅を行うようにし
たので、専用の表示灯を用いることなく乗場待客に待ち
時間が順次短くなって行くことを実感として与えること
ができる。

′図面の簡単な説明第１図はこの発明によるエレベータの乗場表示装置の一
実施例を示すブロック図、第２図は第１図の各信号の波
形図、第３図は第２図の到着予報灯の点滅説明図である
。

？１・・・・・・到着予想時間演算装置、２・・・・
・・Ｄ／Ａ変換器、３ａ〜３ｎ・・・・・・レベル検出
器、４ａ〜４ｎ・・・・・・ＡＮＤゲート、５ａ〜５ｎ
・・・・・・ワンショッＩ・マルチバイブレータ、６・
・・・・・発振器、７・・・・・・ＯＲゲート、８・・
・・・・到着予報灯。

なお、図中同一部分は同一符号により示す。

Claims

【特許請求の範囲】

１複数個のかごが就役する乗場にこれらのかごごとに
その到着と運転方向を表示する到着予報灯を設置し、上
記乗場で登録された乗場呼びにかごが割り当てられると
これを上記割り当てられたかごに対応する上記到着予報
灯により表示するようにしたものにおいて、上記割当か
ごの上記乗場に対する到着予想時間に応じて変化する出
力を発する演算装置、一定周期のパルスを発する発振器
、上記パルスの幅を上記演算装置の出力に応じて上記到
着予想時間が長いときは狭く、上記到着予想時間が短い
ときは広くするパルス幅変換回路、及びこのパルス幅変
換回路の出力により上記到着予報灯を点滅させる点滅回
路を備えたことを特徴とするエレベータの乗場表示装置
。