JPH0429119Y2 - - Google Patents

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JPH0429119Y2
JPH0429119Y2 JP1986065606U JP6560686U JPH0429119Y2 JP H0429119 Y2 JPH0429119 Y2 JP H0429119Y2 JP 1986065606 U JP1986065606 U JP 1986065606U JP 6560686 U JP6560686 U JP 6560686U JP H0429119 Y2 JPH0429119 Y2 JP H0429119Y2
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JP
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pin
boss
shaft
impeller
fitted
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JP1986065606U
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JPS62176498U (ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はシヤフトに対するインペラーの取付に
工夫を施したインペラー装置に関し、より詳しく
は正逆回転使用が可能な遠心ポンプ等のインペラ
ー装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のシヤフトに対するインペラーの
取付手段として、実公昭42−14258号公報に示さ
れた回転軸に羽根車のボス部を嵌合させ、該ボス
部の先端面に、その直径上を通る凹溝と、該凹溝
に一側が開放された互に対称な一対の扇形凹溝と
を形成し、且つ回転軸の先端部に穿つた透孔にピ
ンを貫通させ、該ピンが回転軸の一方向への回転
により上記扇形凹溝の側壁及び内周壁に支承され
るようにしたことを特徴とする小型遠心ポンプ等
は知られている。
〔考案が解決しようとする問題点〕 前記従来の技術において述べたシヤフトに対す
るインペラーの取付手段は、回転軸が一方向のみ
に常に回転するものには利用できても正逆両方向
に回転するものにはピンが逆転のときに抜け落ち
る惧れがあるので利用できない致命的欠陥があ
り、また羽根車を回転軸に取付けるには回転軸に
羽根車のボス部を嵌合させる作業と透孔にピンを
貫通させる作業とが必要であり、羽根車を回転軸
から外すにはピンを透孔から抜去する作業と羽根
のボス部を回転軸から抜去する作業が必要であつ
て、即ち羽根車の着脱の際には各々二つの作業が
必要で手数がかかる不便さがあり、更に透孔に貫
通されたピンは分解作業の際に紛失する惧れがあ
つて好ましくないのみならずボス部が回転軸上に
おいてピンから遠退く方向に移動しないようにす
るために別の手段(たとえば押バネ等)が絶体に
必要であるので構成がそれだけ複雑となつてコス
ト高を招く等の諸弊があつた。
本考案は正逆両方向の回転が可能とされ、羽根
車(インペラー)の着脱に手数がかからないよう
にされ、ピンの紛失が解消され、回転軸上におい
てボス部が移動しないようにするため別の手段
(たとえば押バネ等)を必要としないようにされ
た新規のインペラー装置を提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕 前記目的を達成するために本考案インペラー装
置は、 ボス1をシヤフト2に嵌着した形式のインペラ
ー装置に於て、ボス1の周壁面に回転方向に長い
長孔3を、またシヤフト2の周面にピン4を夫々
設けて、ピン4を長孔3に摺動自在に嵌着すると
共に長孔3の内側長辺縁に於ける中間個所にボス
1の内側縁に連続するピン4の導入溝5を設けた
ものである。
〔作用〕
本考案は前記の通りであるので、シヤフト2に
インペラー本体を取付けるには導入溝5を介して
ピン4を長孔3に嵌合してボス1をシヤフト2に
嵌着させる操作を行い、またインペラー本体を外
すには上記の取付操作を逆に行えばよいものであ
り、またピン4のシヤフト2への取付は同シヤフ
ト2の製造者が溶接、打込等の手段で抜去不能の
状態でなすものである。
〔考案の効果〕
本考案は前記のような構成であるので、シヤフ
ト2が正方向回転する時には第3図に示すように
ピン4が長孔3の一端に係止して、逆方向回転す
る時には第4図に示すように他端に係止してイン
ペラーを正逆両方回転するものであつて、即ちイ
ンペラーの正逆回転利用が可能である著効があ
り、またシヤフト2に対するインペラー本体の取
付操作はボス1をシヤフト2に嵌入し乍ら導入溝
5を利用してピン4を長孔3に案内嵌合する作業
で、外し操作は導入溝5を利用してピン4を長孔
3から抜き出し乍らボス1をシヤフト2から抜去
する作業で夫々なすことが可能であつて手数がか
からない利点があり、更にピン4はシヤフト2に
取去不能に設けられているので分解作義の際に紛
失する惧れが全くないものであり、また長孔3に
嵌合しているピン4は同長孔3の左右側切縁に係
止するのでボス1が回転軸上において移動するこ
とがないものであつて、前記押バネ等の別手段が
要らないものであり、構成の簡略化による低コス
ト化を果たすものである等の実用的効果を有する
ものである。
〔実施例〕
図に示す実施例はボス1をシヤフト2に嵌着し
たインペラー装置本体を構成すると共にボス1に
回転方向に長い長孔3を、またシヤフト2に同長
孔3に摺動自在に嵌合するピン4を夫々設け、更
に長孔3の内側長辺縁に於ける中間個所にボス1
の内側縁に開口するピン4の導入溝5を正常回転
方向に対して傾斜する向きとして設け、この導入
溝5を介してピン4を長孔3に案内・嵌合するよ
うにしたものである。
尚、図中7はケーシング、8は段部を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案インペラー装置を示す断面図、
第2図は第1図A−A線に沿う断面図、第3図は
正方向回転の場合の状態を示す説明図、第4図は
逆方向回転の場合の状態を示す説明図、第5図は
ピンが導入溝に移行している場合の状態を示す説
明図である。 1……ボス、2……シヤフト、3……長孔、4
……ピン、5……導入溝、7……ケーシング、8
……段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボス1をシヤフト2に嵌着した形式のインペラ
    ー装置に於て、ボス1の周壁面に回転方向に長い
    長孔3を、またシヤフト2の周面にピン4を夫々
    設けて、ピン4を長孔3に摺動自在に嵌着すると
    共に長孔3の内側長辺縁に於ける中間個所にボス
    1の内側縁に連続するピン4の導入溝5を設けた
    ことを特徴とするインペラー装置。
JP1986065606U 1986-04-30 1986-04-30 Expired JPH0429119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986065606U JPH0429119Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986065606U JPH0429119Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62176498U JPS62176498U (ja) 1987-11-09
JPH0429119Y2 true JPH0429119Y2 (ja) 1992-07-15

Family

ID=30902833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986065606U Expired JPH0429119Y2 (ja) 1986-04-30 1986-04-30

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JP (1) JPH0429119Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4214258Y1 (ja) * 1964-07-15 1967-08-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4214258Y1 (ja) * 1964-07-15 1967-08-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62176498U (ja) 1987-11-09

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