JP3650651B2 - コアドリル - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、コアドリルに関し、詳しくはコンクリート等の穿孔作業に最適なコアドリルに関している。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート等の穿孔を行うためのコアドリルは、円筒状のボディの中心部にセンタードリルを配設し、ボディ及びセンタードリルをシャンクに結合したものである。ボディの先端部周縁に切り刃を設けているが、切り刃はボディの内周面側に突出している部分があるので、ボディ内に入ったコンクリートの抜きかすを取り除くことが困難になっている。
【0003】
ボディ内の抜きかすを取り除くにはボディとシャンクを分離し、ボディ内の抜きかすを除去した後に再び結合するようにしている。このため、ボディとシャンクの結合及び分離は可能な限り迅速に行えることが望まれる。
【0004】
従来から提案されたこの種のコアドリルは、特開平4−269109号公報の図4のものが知られている。この公知技術はボディ取付部に係合突起8を設け、該係合突起8をコア取付部3に形成した係合溝5に嵌挿して両者を結合するものであり、この係合溝5は奥部に向って溝が浅くなっている。このため、係合突起8が係合溝5内に係合すると突起は溝面に圧着して両者が結合されるものとなっている。しかしながら、コンクリート穿孔作業中は振動が結合部に繰り返して伝わるので穿孔作業中に両者の結合にガタが生じ結合状態を維持できなくなるおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、コアボディとシャンクを結合する締結ピンに軸方向の付勢力を与えることにより穿孔作業中にコアボディとシャンクの結合部がガタ付くことを防止し得ると共に、両者の着脱が容易なコアドリルを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
解決手段の第1は、基端部にボディ取付部を設け先端部周縁に切り刃を設けた円筒体のコアボディと、基端部に工具取付柄を設け先端部に連結軸を設けたシャンクを有し、上記コアボディの上記ボディ取付部に正面視L字形の切込み係合溝を、上記シャンクの連結軸に締結ピンをいずれも一対で設け、上記締結ピンと上記切込み係合溝を係合して両者を結合するとともに当該締結ピンを軸方向に移動可能でかつ軸方向に付勢したものであって、上記締結ピンは、一端にピンよりも大径な頭部を有し、該頭部が上記連結軸に設けた軸方向の溝に摺動可能に嵌合されていることを特徴とするものである。
解決手段の第2は、解決手段の第1において、締結ピンが、ガイド輪に設けたピン穴の内側から挿入して当該ガイド輪の外周部に突出しており、頭部を上記シャンクに設けた溝に嵌合して上記ガイド輪とともに当該シャンクに装着したことを特徴とするものである。
解決手段の第3は、解決手段の第2において、ガイド輪が、圧縮コイルバネによって軸方向に付勢されていることを特徴とするものである。
【0007】
【実施例】
1は円筒状に形成されたコアボディで、円筒体2の基端部にボディ取付部3を設け、先端部の周縁に複数の切り刃4を設けている。なお、コアボディ1の外周面には、全面に螺旋溝5が形成されている。又、ボディ取付部3には縁部から軸方向に切り込み、途中で半径方向に曲がって、正面からみるとL字形となる一対の切込み係合溝6が形成されている。
【0008】
7はシャンクで、中央部に設けられた鍔部8の一端で、シャンクの基端部となる部分に工具取付柄9を設け、該取付柄の反対側でシャンクの先端部となる部分にコアボディ1を結合するための連結軸10を形成している。11は連結軸10の中心部に軸に沿って形成したドリル穴で、該穴は鍔部8に達している。
【0009】
12はセンタードリルでシャンク7のドリル穴11内に挿入し、基部を鍔部8に設けた六角穴付きの止めネジ13によって固定されるものである。14は止めネジ13を設けた部分に嵌合したOリングである。
【0010】
上記コアボディ1はボディ取付部3をシャンク7の連結軸10に挿嵌して当該シャンク7と結合するものであり、又、図1、2においてセンタードリル12はコアボディ1の切り刃4から突出する長さを有している。さらに又、コアボディ1の直径は所望の孔が穿孔できるように種々のサイズを有している。
【0011】
上記シャンク7の連結軸10には、先端部から軸線に沿って平行する一対の溝20が形成されており、該溝20内には締結ピン21が収容される。溝20はキー溝のように軸の表面に形成されており、又、締結ピン21はピンよりも大径な頭部22が設けられている。締結ピン21は頭部22を溝20内に嵌合するが、実施例では頭部22に溝20の幅と一致する平行切欠き22aを設けて嵌合している。
【0012】
23は締結ピン21に軸方向の付勢力を与えるためのガイド輪で、胴部中央に一対のピン穴24を設けたものである。なお、ピン穴24は締結ピン21が隙間なく突出できる大きさに穿孔されている。このガイド輪23はシャンク7の連結軸10に挿嵌するものであるが、ガイド輪23すなわち締結ピン21に軸方向の付勢力を与えるため、圧縮コイルバネ25、リング26、C形止め輪27を使用する。又、連結軸10の先端外周部にC形止め輪27を係合するリング溝28を形成している。
【0013】
次に、ボディとシャンクの結合手順について説明する。まず、ガイド輪23の内側からピン穴24に締結ピン21を挿入し、ピンをガイド輪23の外側に突出し、次いで、締結ピン21の頭部22に形成した平行切欠き22aをシャンク7の連結軸10に設けた溝20に嵌合しながらガイド輪23を当該連結軸10に挿嵌する。次に、連結軸10に圧縮コイルバネ25、リング26を挿嵌し、C形止め輪27をリング溝28に係合してシャンク7を組み立てる。
【0014】
このように構成されたシャンク7から突出する締結ピン21には軸方向、詳しくは鍔部8に向う付勢力が与えられる。又、連結軸10の中心部に設けたドリル穴11にセンタードリル12を挿入し止めネジ13によって当該センタードリル12を固定する。
【0015】
コアボディ1はボディ取付部3をシャンク7の連結軸10に挿嵌し、切込み係合溝6を連結軸10から突出している締結ピン21に係合し、該締結ピン21が切込み係合溝6内で相対移動し、該係合溝の角部に達した時に、ボディを回転してピンを奥部に収容する。切込み係合溝6はL字型をしているので、締結ピン21が溝の奥部に達すればピンは抜け出ることはないが、溝の奥部に膨み部6aを形成しておき、ピンがこの膨み部6aに納まっていれば両者の結合が安定よく保持できる。
【0016】
ボディとシャンクの結合は、所謂ワンタッチ動作で行われる。すなわち、シャンク取付部3を連結軸10に挿嵌した後に回転することで行われ、又、これらを分離する場合はボディを回転した後に引き抜くことによって行われる。なお、締結ピン21は圧縮コイルバネ25がガイド輪23を軸方向に押圧することで付勢されているのでコアボディとシャンクが安定よく結合されている。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、ボディとシャンクを結合する締結ピンを軸方向に移動可能にかつ軸方向に付勢して設けられているので、ボディとシャンクの結合部はガタ付きがなく安定した結合状態を維持できること、又、ボディとシャンクの着脱は所謂ワンタッチ動作で行われるのでボディ交換時の作業性がよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を組み立てた側面図。
【図2】図1の断面図。
【図3】シャンク側からみた正面図。
【図4】図2のA−A断面図。
【図5】部品図。
【符号の説明】
1 コアボディ
2 円筒体
3 ボディ取付部
4 切り刃
5 螺旋溝
6 切込み係合溝
6a 膨み部
7 シャンク
8 鍔部
9 工具取付柄
10 連結軸
11 ドリル穴
12 センタードリル
13 止めネジ
14 Oリング
20 溝
21 締結ピン
22 頭部
22a 平行切欠き部
23 ガイド輪
24 ピン穴
25 圧縮コイルバネ
26 リング
27 C形止め輪
28 リング溝
Claims (3)
- 基端部にボディ取付部(3)を設け先端部周縁に切り刃(4)を設けた円筒体のコアボディ(1)と、基端部に工具取付柄(9)を設け先端部に連結軸 ( 10 ) を設けたシャンク(7)を有し、上記コアボディの上記ボディ取付部に正面視L字形の切込み係合溝 ( 6 ) を一対で設け、上記シャンクの連結軸に締結ピン ( 21 ) を一対で設け、上記締結ピンと上記切込み係合溝を係合して両者を結合するとともに当該締結ピンを軸方向に移動可能でかつ軸方向に付勢したものであって、上記締結ピンは、一端にピンよりも大径な頭部 ( 22 ) を有し、該頭部が上記連結軸に設けた軸方向の溝 ( 20 ) に摺動可能に嵌合されていることを特徴とするコアドリル。
- 締結ピン(21)が、ガイド輪(23)に設けたピン穴(24)の内側から挿入して当該ガイド輪の外周部に突出しており、頭部(22)を上記シャンクに設けた溝に嵌合して上記ガイド輪とともに当該シャンクに装着したことを特徴とする請求項1に記載のコアドリル。
- ガイド輪(23)が、圧縮コイルバネ(25)によって軸方向に付勢されていることを特徴とする請求項2に記載のコアドリル。
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