JP2005124770A - 装身具用バンドの連結構造 - Google Patents

装身具用バンドの連結構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2005124770A
JP2005124770A JP2003362715A JP2003362715A JP2005124770A JP 2005124770 A JP2005124770 A JP 2005124770A JP 2003362715 A JP2003362715 A JP 2003362715A JP 2003362715 A JP2003362715 A JP 2003362715A JP 2005124770 A JP2005124770 A JP 2005124770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
hole
connecting pin
fixing pipe
screw portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003362715A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4366459B2 (ja
Inventor
Norio Hashimoto
範夫 橋本
Koshi Yaegashi
幸志 八重樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGEO SEIMITSU KK
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
AGEO SEIMITSU KK
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AGEO SEIMITSU KK, Citizen Watch Co Ltd filed Critical AGEO SEIMITSU KK
Priority to JP2003362715A priority Critical patent/JP4366459B2/ja
Publication of JP2005124770A publication Critical patent/JP2005124770A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4366459B2 publication Critical patent/JP4366459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Adornments (AREA)

Abstract

【課題】
構造が簡単で作業性が良く、ネジ部の緩みがなく駒同志の連結が確実で、且つ外観的にも見栄えが良い装身具用バンドの連結構造を提供することにある。
【解決手段】
駒10,12は、駒10に設けられた第1の凸部10aを、駒12に設けられた第2の凸部12a,12bで挟むように組み付けられる。連結用ピン14は、第1の凸部10aと第2の凸部12aに設けられた貫通孔10b,12cに挿入され、第2の凸部12bの底付孔12dに設けられた雌ネジ部12eに先端の雄ネジ部14aが螺合される。固定用パイプ16は、第1の凸部10aの貫通孔10b内に装着され、固定用パイプ16の突起部16aと連結用ピン14の凹部14bが係止する。これにより、連結用ピン14の回動が抑制され、雌ネジ部12eと雄ネジ部14aの螺合状態が緩むのを防ぐことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の駒を連結用ピンを用いて回動可能に連結するバンドに関するものであり、特に、腕等に装着する装身具用バンドの連結構造に関する。
複数の駒を連結用ピンで回動可能に連結するバンドとしては、駒の貫通孔に設けた雌ネジ部と連結用ピンに設けた雄ネジ部とを螺合させることにより、連結用ピンの抜脱を防ぐ連結構造が一般的であった。しかし、この連結構造では、使用時の駒の回動により駒と連結用ピンとの螺合部分に緩みが生じることがあり、連結用ピンが駒の貫通孔から抜脱することがあった。
そこで、アジャストピンに設けた雄ネジ部を駒の貫通孔に設けた雌ネジ部に螺合させた後、その雄ネジ部が雌ネジ部を完全に通過した状態にすることにより、人為的にアジャストピンの雄ネジ部を駒の雌ネジ部に螺合させなければアジャストピンが抜けないようにした連結構造が提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
この連結構造では、図13に示すように、隣接する駒2,4にそれぞれ設けられた連通する貫通孔2a,4aの一方に雌ネジ部2bを設け、貫通孔2a,4aに挿通されるアジャストピン6の先端に雄ネジ部6bを設けている。このアジャストピン6の先端の雄ネジ部6bは、図13において図中右方向から貫通孔2aに挿入され、貫通孔4aを通過した後、雌ネジ部2bに螺合される。その後、雄ネジ部6bは、雌ネジ部2bを完全に通過して貫通孔2aの図中左端に達し、このときに貫通孔2a内の段部2cとアジャストピン6の当たり面6cが当接してアジャストピン6の進行が止められる。
一方、この連結構造において、アジャストピン6を外す場合、雄ネジ部6bが設けられている先端の端面を、ピン等の工具を使用して図中左方から押圧しながらスリワリ6aに固定したドライバ等の工具を回転させることで、貫通孔2a,4aからアジャストピン6を外すことになる。
上記のように、従来の連結構造では、アジャストピン6を外すときに、アジャストピン6を外す方向に押圧しながら回転させなければならず、作業性が非常に悪いという問題があった。
また、バンド使用時に、雄ネジ部6bの端部と雌ネジ部2bの端部が接触し、ネジ山の一部が潰れて螺合しにくくなり、アジャストピン6が外しにくくなることがあった。
また、雌ネジ部2bを通過したアジャストピン6の雄ネジ部6bは、貫通孔2aの端部に達しているため、外部から雄ネジ部6bが見えてしまい、外観上、見栄えが悪いという問題もあった。
実開昭54−35673号公報
本発明が解決しようとする課題は、構造が簡単で作業性が良く、ネジ部の緩みがなく駒同志の連結が確実で、且つ外観的にも見栄えが良い装身具用バンドの連結構造を提供することにある。
本発明の装身具用バンドの連結構造は、一方の駒に形成されてバンド長手方向に突出する少なくとも1個の第1の凸部と、他方の駒に形成されてバンド長手方向に並列して突出し、前記第1の凸部におけるバンド短手方向両側に各々隣接する少なくとも2個の第2の凸部を有し、前記第2の凸部に設ける雌ネジ部に連結用ピンに設ける雄ネジ部を螺着し、前記一方の駒と前記他方の駒とを連結する装身具用バンドの連結構造において、前記第2の凸部の一つに設ける雌ネジ部と、その他の第2の凸部及び第1の凸部にバンド短手方向にそれぞれ穿設された貫通孔と、前記第1の凸部に設ける貫通孔に装着されている固定用パイプとを有し、前記第1の凸部及び第2の凸部に設ける貫通孔と前記固定用パイプとに前記連結用ピンを挿通し、前記第2の凸部の雌ネジ部に前記連結用ピンの雄ネジ部を螺着すると共に前記固定用パイプと前記連結用ピンとを係止することによって螺着したネジ部の緩みを防止したものである。この装身具用バンドの連結構造における前記第1の凸部に設ける貫通孔は段付孔で、該段付孔の大径の孔に前記固定用パイプが装着されており、前記大径の孔が前記雌ネジ部と対向する側に設けられている。また、この装身具用バンドの連結構造においては、前記連結用ピンの外周に沿って設ける凹部と、前記固定用パイプの内周に沿って前記凹部に対応する位置から内側に向かって突出する突起部とを有し、前記第2の凸部の雌ネジ部に前記連結用ピンの雄ネジ部を螺着させると共に前記連結用ピンの凹部に前記固定用パイプの突起部を嵌合させ前記固定用パイプに前記連結用ピンを係止させたものである。また、前記固定用パイプはバンド短手方向に沿って外部に開口するスリットを有している。また、前記雌ネジ部の入口側に設けるガイド孔の内径は、前記固定用パイプの外径に比較して小さい値に設定されている。また、前記雌ネジ部は底付孔に形成されている。
本発明の装身具用バンドの連結構造においては、駒の貫通孔に装着した固定用パイプと連結用ピンとを係止させることで連結用ピンの緩みを防いでいるので、構造が簡単であり、コストの上昇を抑えることができる。
また、固定用パイプと連結用ピンとが係止して連結用ピンの回動を抑制しているので、螺合するネジ部分の緩みが生じることがなく、連結用ピンの脱落を防止することができる。
また、連結用ピンを回転させるだけで駒の連結と連結用ピンの係止及び係止解除を行うことができるので、操作性に優れている。このため、バンドの長さ調節が簡単で、且つ連結用ピンの繰り返しの着脱においても外観を損ねることがない。
また、雌ネジ部を形成する孔を有底の底付孔とすることにより、雌ネジ部の出口側が閉鎖され、外からネジ部分が見えず、外観的に見栄えが良い。
本発明の装身具用バンドの連結構造においては、一方の駒に設けられた第1の凸部を、他方の駒に設けられた第2の凸部でバンド短手方向から挟むようにそれらの駒を組み付け、第1の凸部と第2の凸部の一つに設けられ且つ連通する貫通孔に連結用ピンを挿入すると共に、もう一つの第2の凸部に設けられた雌ネジ部に連結用ピン先端の雄ネジ部を螺合して駒を連結している。この構造において、第1の凸部の貫通孔内に固定用パイプを装着し、この固定用パイプ内に連結用ピンを挿通して係止させる。これにより、連結用ピンの自由な回動が抑制され、駒の雌ネジ部と連結用ピンの雄ネジ部との螺合状態が緩むのを防ぐことができる。
図1は本発明の実施例1に係る装身具用バンドの連結構造を示す連結状態にあるバンドの部分拡大断面図、図2は図1に示す他方の駒の部分拡大断面図、図3は図1に示す一方の駒の部分拡大断面図、図4は図1に示す固定用パイプの拡大断面図、図5(a)は図1に示す連結用ピンの側面図、図6は図1に示す駒の連結手順を示す分解断面図である。
図1及び図3に示す一方の駒10は、バンド長手方向に突出する第1の凸部10aを有している。この第1の凸部10aには、バンド短手方向に貫通孔10bが設けられている。この貫通孔10bは、内部に段部10cが設けられた段付孔からなり、段部10cを境として大径孔10dが図中左方の開口部まで形成されている。尚、この大径孔10dは、後述する他方の駒の雌ネジ部に対向する側に設けられている。
図1及び図2に示す他方の駒12は、バンド長手方向に突出すると共にバンド短手方向に前述した第1の凸部10aに適合する間隔をあけて並列する一対の第2の凸部12a,12bを有している。この第2の凸部12aには、バンド短手方向に貫通孔12cが設けられており、また、本実施例における第2の凸部12bには、第2の凸部12aに対面する内面からバンド短手方向に形成された有底の底付孔12dが設けられている。この底付孔12d内には、雌ネジ部12eが設けられており、また開口部分のガイド孔12jの内径が後述する固定用パイプの外径より小さく設定されている。
上記駒10,12は、バンド長手方向に組み付けることによりその第1の凸部10aと第2の凸部12a,12bとがバンド短手方向に並び、その貫通孔10b,12c及び底付孔12dが全て連通する。尚、駒10,12は、それぞれ上記構造を有するものであれば異なる形状のものであっても良いし、同一形状を有するものであっても良い。
図1及び図5(a)に示す連結用ピン14は駒10,12の貫通孔10b,12c及び底付孔12dに適合する外径を有するものであり、底付孔12dに収まる先端に駒12の雌ネジ部12eに適合する雄ネジ部14aを有している。また、貫通孔10bの大径孔10d内に収まる略中央部には、後述する固定用パイプの突起部に適合する環状且つ断面が略V字形をなす凹部14bが周面に沿って形成されている。また、貫通孔12c内に収まる根元部の端面には工具に合致するスリワリ14cが設けられている。
図1及び図4に示す固定用パイプ16は、その外径が貫通孔10bの大径孔10dに適合し、内径が連結用ピン14の略中央部に適合するように設定されている。また、この固定用パイプ16の略中央には、連結用ピン14の凹部14bに適合する突起部16aが設けられている。この突起部16aは、固定用パイプ16の内側に向かって突出する山形状をなすものであり、固定用パイプ16の中央を外側から径方向に押圧して変形させたような形状になっている。尚、この固定用パイプ16は、金属、樹脂等、その材質はどのようなものであっても良いが、突起部16aが径方向に弾性変形可能な材質を使用することが好ましい。
上記構成からなる連結構造においては、図6に示すように、はじめに駒10の貫通孔10bの大径孔10dに固定用パイプ16を装着し、次に駒10,12をバンド長手方向に組み付けて第1の凸部10aと第2の凸部12a,12bとを並列させる。このときに、貫通孔12c,10b及び底付孔12dは連通する。また、固定用パイプ16は、その外径よりも底付孔12dのガイド孔12jの内径が小さく設定されているため、段部10cとガイド孔12jの縁(第2の凸部12bの内面)に両端が当接し、バンド短手方向への移動が規制される。このため、固定用パイプ16を接着、接合しなくても、その位置は規定される。ここで、連通した貫通孔12c,10b、底付孔12d及び固定用パイプ16に連結用ピン14を挿入し、その雄ネジ部14aを底付孔12dの雌ネジ部12eに螺合する。
上記のように雄ネジ部14aを雌ネジ部12eに螺合させると、連結用ピン14は固定用パイプ16の突出部16aを外方に押し退けるようにして進み、雄ネジ部14aと雌ネジ部12eが完全に螺合すると、連結用ピン14の凹部14bと固定用パイプ16の突出部16aが嵌合する。このときに連結用ピン14は、その凹部14bの内面が固定用パイプ16の突出部16aに押さえられることにより、回動が規制される。この結果、使用時に連結用ピン14が回転してネジ部分が緩むことがなくなる。
尚、連結用ピン14を外すときには、そのスリワリ14cにドライバ等の工具を取り付けてネジ部分の螺合を外す方向に回転させるだけで良い。雄ネジ部14aと雌ネジ部12eとの螺合が外れる際には、ネジの作用により連結用ピン14が図1における右方へ後退し、このときの移動により連結用ピン14の凹部14bと固定用パイプ16の突起部16aとの嵌合状態も解除される。
図7は本発明の実施例2に係る装身具用バンドの連結構造を示す連結状態にあるバンドの部分拡大断面図、図8は図7に示す他方の駒の部分拡大断面図、図9(a),(b)は図7に示す固定用パイプの拡大側面図と拡大正面図である。尚、この実施例2における一方の駒10及び連結用ピン14は、実施例1のものと同一であるため同一の符号が付してあり、その説明を省略している。また、他方の駒12及び固定用パイプ16に関しても実施例1のものと基本的に同じ構成からなるため、同一部分には同一の符号を付し、異なる部分にだけ新たな符号を付して、異なる部分のみ詳述する。
図7及び図8に示す駒12における第2の凸部12bには、実施例1の底付孔12dに代えて貫通孔12fが設けられている。この貫通孔12fには、その略中央に実施例1と同じ雌ネジ部12eが設けられており、第1の凸部10aの大径孔10dに対向するガイド孔12jの内径が固定用パイプ16の外径よりも小さく設定されている。また、雌ネジ部12eから外方(図中左方)に向かう貫通部12gの内径は、雌ネジ部12eより小さく設定されており、螺合時に連結用ピン14の雄ネジ部14aの進行を止めると共に、外部から雄ネジ部14aが見えない構造になっている。このように底付孔12dに代えて貫通孔12fを設けることにより、形成し易くすると共に孔内の洗浄を容易にすることが可能となる。
また、図7及び図9に示す固定用パイプ16は、基本的に実施例1のものと同様であり、略中央に周面に沿った内側に突出する突起部16aが設けられている。この固定用パイプ16の特徴部分は、その軸方向に設けられたスリット16bであり、固定用パイプ16の一端から他端まで同一幅で形成されている。このスリット16bを有する固定用パイプ16は、その径方向に弾性を有する構造となっている。
図7及び図9に示す固定用パイプ16を使用すると、連結用ピン14の雄ネジ部14aと駒12の雌ネジ部12eを螺合させるとき又は外すときに、突起部16aが連結用ピン14により径方向に押し退け易くなる。これにより連結用ピン14の着脱、特に取り外しが容易になり、作業性を向上させることができる。
図10は本発明の実施例3に係る装身具用バンドの連結構造を示す連結状態にあるバンドの部分拡大断面図、図11(a),(b)は図10に示す固定用パイプの拡大側面図と拡大正面図、図12は図10に示す連結用ピンの拡大側面図である。尚、この実施例3における駒10,12は、実施例1のものと同一であるため同一の符号が付してあり、その説明を省略している。また、連結用ピン14及び固定用パイプ16に関しても実施例1及
び実施例2のものと基本的に同じ構成からなるため、同一部分には同一の符号を付し、異なる部分にだけ新たな符号を付して、異なる部分のみ詳述する。
図10及び図12に示す連結用ピン14の中央付近、即ち、駒10の貫通孔10bの大径孔10d内に位置する中央部14dは、その外周に実施例1及び2における凹部14bが設けられておらず、一様な棒状をなすように構成されている。
また、図10及び図11に示す固定用パイプ16は、その一部に実施例2と同様に軸方向にスリット16bが設けられているが、略中央部分に実施例1及び2における突起部16aが設けられておらず、内外面ともに一様なパイプ状をなすように構成されている。また、この固定用パイプ16の内径は、連結用ピン14の中央部14dの外径よりわずかに小さく設定され、また外径は貫通孔10bの大径孔10dの内径より小さく且つ貫通孔10bの内径より大きく設定されている。
本実施例においては、固定用パイプ16とその中に挿入される連結用ピン14との係止が、実施例1及び2のように凹部14bと突起部16aの嵌合によるものではなく、固定用パイプ16の径方向への弾性によって、固定用パイプ16の内周面が連結用ピン14の中央部14dの外周面に押し付けられて起こる接触により成されている。このため、連結用ピン14を外す場合、実施例1及び2のように凹部14bが突起部16aを乗り越えるときのような抵抗はなく、また連結用ピン14を回転させることにより連結用ピン14と固定用パイプ16との間の摩擦も減少するので、連結用ピン14を外し易くすることができる。
尚、図10及び図11に示す固定用パイプ16には、径方向へ弾性変形し易くするためスリット16bを設けているが、固定用パイプ16の材質によって、あるいは変形量が小さくて良い場合等にはスリット16bを設けずに、単なるパイプ状のものを使用しても良い。
また、実施例1,2及び3の全ての構造において、固定用パイプ16を駒10の貫通孔10b内に装着しているが、固定用パイプ16を駒12の貫通孔12c内に装着することもできる。この場合には、貫通孔12cの貫通孔10b側に面する端部に大径孔を設け、その中に固定用パイプ16を装着する。
また、実施例1,2及び3の全ての構造において、連結用ピン14の根元部分に図5(b)に示すような径大の頭部14eを設けても良い。この場合、駒12の貫通孔12cの開口部に頭部14eに適合する凹状部12hを設け、その底部となる段部12iに頭部14eが当接することにより、連結用ピン14の位置決めができ、ネジの緩み防止にも有効である。特に、実施例3の場合には有効に作用する。
また、実施例1,2及び3の全ての構造において、駒10,12は、雌ネジ部、貫通孔等の構造を除くと他の部分はどのような構造であっても良い。例えば、実施例においては、駒10,12として同じ形状のものを使用しているが、駒10を基駒、駒12を連結駒として別個の形状にしても良い。また、第1及び第2の凸部10a,12a,12bの数に関しても、より多く設けることが可能であり、デザインに応じて設定可能である。
本発明の装身具用バンドの連結構造は、時計等、装身具を装着するためのバンドにおいて用いられるものである。この連結構造においては、成形あるいはプレス加工等で容易に形成することができる固定用パイプを使用すると共に、連結用ピンと駒にも簡単な切削加工と穿設加工等を施すだけで形成することができる。このため、製造が容易であり、コス
トも低減可能となる。
本発明の実施例1に係る装身具用バンドの連結構造を示す連結状態にあるバンドの部分拡大断面図である。 図1に示す他方の駒の部分拡大断面図である。 図1に示す一方の駒の部分拡大断面図である。 図1に示す固定用パイプの拡大断面図である。 (a)は図1に示す連結用ピンの側面図、(b)は連結用ピンの一部変更例を示す側面図である。 図1に示す駒の連結手順を示す分解断面図である。 本発明の実施例2に係る装身具用バンドの連結構造を示す連結状態にあるバンドの部分拡大断面図である。 図7に示す他方の駒の部分拡大断面図である。 (a),(b)は図7に示す固定用パイプの拡大側面図と拡大正面図である。 本発明の実施例3に係る装身具用バンドの連結構造を示す連結状態にあるバンドの部分拡大断面図である。 (a),(b)は図10に示す固定用パイプの拡大側面図と拡大正面図である。 図10に示す連結用ピンの拡大側面図である。 従来のバンド連結構造を示す部分拡大断面図である。
符号の説明
2,4 駒
2a 貫通孔
2b 雌ネジ部
2c 段部
4a 貫通孔
6 アジャストピン
6a スリワリ
6b 雄ネジ部
6c 当たり面
10,12 駒
10a 第1の凸部
10b 貫通孔
10c 段部
10d 大径孔
12a,12b 第2の凸部
12c 貫通孔
12d 底付孔
12e 雌ネジ部
12f 貫通孔
12g 貫通部
12h 凹状部
12i 段部
12j ガイド孔
14 連結用ピン
14a 雄ネジ部
14b 凹部
14c スリワリ
14d 中央部
14e 頭部
16 固定用パイプ
16a 突起部
16b スリット

Claims (6)

  1. 一方の駒に形成されてバンド長手方向に突出する少なくとも1個の第1の凸部と、他方の駒に形成されてバンド長手方向に並列して突出し、前記第1の凸部におけるバンド短手方向両側に各々隣接する少なくとも2個の第2の凸部を有し、前記第2の凸部に設ける雌ネジ部に連結用ピンに設ける雄ネジ部を螺着し、前記一方の駒と前記他方の駒とを連結する装身具用バンドの連結構造において、
    前記第2の凸部の一つに設ける雌ネジ部と、その他の第2の凸部及び第1の凸部にバンド短手方向にそれぞれ穿設された貫通孔と、前記第1の凸部に設ける貫通孔に装着されている固定用パイプとを有し、
    前記第1の凸部及び第2の凸部に設ける貫通孔と前記固定用パイプとに前記連結用ピンを挿通し、前記第2の凸部の雌ネジ部に前記連結用ピンの雄ネジ部を螺着すると共に前記固定用パイプと前記連結用ピンとを係止することによって螺着したネジ部の緩みを防止したことを特徴とする装身具用バンドの連結構造。
  2. 前記第1の凸部に設ける貫通孔は段付孔で、該段付孔の大径の孔に前記固定用パイプが装着されており、前記大径の孔が前記雌ネジ部と対向する側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の装身具用バンドの連結構造。
  3. 前記連結用ピンの外周に沿って設ける凹部と、前記固定用パイプの内周に沿って前記凹部に対応する位置から内側に向かって突出する突起部とを有し、前記第2の凸部の雌ネジ部に前記連結用ピンの雄ネジ部を螺着させると共に前記連結用ピンの凹部に前記固定用パイプの突起部を嵌合させ前記固定用パイプに前記連結用ピンを係止させたことを特徴とする請求項1記載の装身具用バンドの連結構造。
  4. 前記固定用パイプはバンド短手方向に沿って外部に開口するスリットを有することを特徴とする請求項1又は請求項3記載の装身具用バンドの連結構造。
  5. 前記雌ネジ部の入口側に設けるガイド孔の内径は、前記固定用パイプの外径に比較して小さい値に設定されていることを特徴とする請求項1又は請求項3記載の装身具用バンドの連結構造。
  6. 前記雌ネジ部は底付孔に形成されていることを特徴とする請求項1記載の装身具用バンドの連結構造。
JP2003362715A 2003-10-23 2003-10-23 装身具用バンドの連結構造 Expired - Fee Related JP4366459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003362715A JP4366459B2 (ja) 2003-10-23 2003-10-23 装身具用バンドの連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003362715A JP4366459B2 (ja) 2003-10-23 2003-10-23 装身具用バンドの連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005124770A true JP2005124770A (ja) 2005-05-19
JP4366459B2 JP4366459B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=34642257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003362715A Expired - Fee Related JP4366459B2 (ja) 2003-10-23 2003-10-23 装身具用バンドの連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4366459B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167862A (ja) * 2014-03-04 2015-09-28 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 少なくとも2つのコンポーネントを枢動可能に組み立てるためのデバイス及び方法、並びに2つの組み立てたコンポーネントで形成された対応するアセンブリ
JP2015211839A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 少なくとも2つの部品を旋回組み立てするためのデバイス及び方法、及び2つの組み立て部品からなる組み立て品
EP3257393A1 (fr) * 2016-06-15 2017-12-20 Rolex Sa Vis d'assemblage de deux composants horlogers

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015167862A (ja) * 2014-03-04 2015-09-28 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 少なくとも2つのコンポーネントを枢動可能に組み立てるためのデバイス及び方法、並びに2つの組み立てたコンポーネントで形成された対応するアセンブリ
US10433622B2 (en) 2014-03-04 2019-10-08 Rolex Sa Device and method for the pivoting assembly of at least two components and corresponding assembly made of two assembled components
JP6990495B2 (ja) 2014-03-04 2022-01-12 ロレックス・ソシエテ・アノニム 少なくとも2つのコンポーネントを枢動可能に組み立てるためのデバイス及び方法、並びに2つの組み立てたコンポーネントで形成された対応するアセンブリ
JP2015211839A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 少なくとも2つの部品を旋回組み立てするためのデバイス及び方法、及び2つの組み立て部品からなる組み立て品
EP3257393A1 (fr) * 2016-06-15 2017-12-20 Rolex Sa Vis d'assemblage de deux composants horlogers
US20170360163A1 (en) * 2016-06-15 2017-12-21 Rolex Sa Assembly screw for assembling two horology components
JP2017225814A (ja) * 2016-06-15 2017-12-28 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 2つの時計部品を組み立てるための組立ねじ
CN107524681A (zh) * 2016-06-15 2017-12-29 劳力士有限公司 用于组装两个钟表部件的组装螺钉
US10595597B2 (en) 2016-06-15 2020-03-24 Rolex Sa Assembly screw for assembling two horology components
JP7156779B2 (ja) 2016-06-15 2022-10-19 ロレックス・ソシエテ・アノニム 2つの時計部品を組み立てるための組立ねじ、ブレスレット、時計及び腕時計

Also Published As

Publication number Publication date
JP4366459B2 (ja) 2009-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100962458B1 (ko) 칩 제거 기계가공을 위한 회전식 공구와 부속 절삭부
JP2575903Y2 (ja) バンド付時計
AU761511B2 (en) Watch band with removable links
US6176158B1 (en) Pincers
KR20020082754A (ko) 너트 조립체
JP4793704B2 (ja) 時計バンドの取付構造
KR101928696B1 (ko) 풀림방지 볼트
JP5131592B2 (ja) 時計バンドの取付構造
US20080249578A1 (en) Fastener for securing two separate workpieces
JP4366459B2 (ja) 装身具用バンドの連結構造
JP3650651B2 (ja) コアドリル
JP2006212107A (ja) 時計用バンド尾錠構造
KR200427550Y1 (ko) 피어싱 장신구
WO2003100272A1 (fr) Configuration pour serrage de vis, vis et outil de serrage de vis
JP2000093569A (ja) ゲ−トボ−ル用ステイックのヘッドとシャフトの接続構 造
KR20060093685A (ko) 피어싱 장신구
KR20050067124A (ko) 퍼머로드 세트
KR19990022212U (ko) 가방끈연결구
JP6693991B2 (ja) ワイヤレスマイクのアンテナ着脱機構
JP2003116422A (ja) リールシート
KR200206762Y1 (ko) 절첩식 천막의 프레임 관절 힌지핀
JP2004317863A (ja) 光コネクタの雌プラグ
JP3595781B2 (ja) 多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法、及び多段収納式アンテナ
KR100256625B1 (ko) 비트 드라이버용 나사체결 보조장치
JP2000320767A (ja) ホース連結装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060607

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070911

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090414

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090526

TRDD Decision of grant or rejection written
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20090619

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090623

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090619

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4366459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140904

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees