JP3595781B2 - 多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法、及び多段収納式アンテナ - Google Patents

多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法、及び多段収納式アンテナ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話や携帯無線機器等に用いられる、多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法、及び多段収納式アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話の二段収納式アンテナは例えば図7及び図8に示すように、長尺で筒状に形成され且つホルダー1を挿通して筐体2の内部に収納され出没自在に配置されているストッパー部3と、このストッパー部3の内部に摺動自在な状態で挿入され且つ長尺な第2のエレメント4と、この第2のエレメント4の端部に設けられるジョイントモールド28と、このジョイントモールド28の先端に設けられるキャップ部29とから構成されており、前記ストッパー部3と第2のエレメント4とで二段階に伸長し及び収納される構造になっている。
【0003】
ストッパー部3は、図9から図11に示すように、長尺な金属筒体で形成され且つ後端に段部5を有する第1のエレメント6と、この第1のエレメント6の先端7にねじ込んで取り付ける合成樹脂製のストッパーヘッド8とからなり、第1のエレメント6の先端7側の内周面には、雌ネジを切って雌ネジ部9が形成されている。
【0004】
一方、ストッパーヘッド8は、中心部に貫通孔32を有すると共に先端側に肉厚部10が形成され、且つ段部11を介して筒部12が一体に設けられている。筒部12の外周面には雄ネジを切って雄ネジ部13が形成されており、この雄ネジ部13と前記雌ネジ部9とが螺合できる構造になっている。
【0005】
第2のエレメント4は、可撓性のある金属線材からなるワイヤー14が中心に設けられており、このワイヤー14の外周面を樹脂パイプ15で被覆している。ワイヤー14の基部16は樹脂パイプー15の端部17から延出しており、この基部16に抜け止め用の内部ストッパー部材18が装着されている。
【0006】
内部ストッパー部材18は、一端19側で樹脂パイプ15の端部17を保持し、且つ内部ストッパー部材18の外周面と前記第1のエレメント6の内周面との間に隙間21を有している。また、内部ストッパー部材18の略中央位置には第1のエレメント6の内周面に当接する高さの突部22が形成されると共に他端には段部23が形成されており、突部22と段部23との間に接触バネ材24が配設されている。
【0007】
接触バネ材24は両端部25が内部ストッパー部材18に接していると共に中央部位26が外側に膨出しており、この中央部位26が第1のエレメント6の内周面と接触する状態で摺動して電気的な接続が図られている。
【0008】
このような構成の内部ストッパー部材18は、ワイヤー14を伸長した時に内部ストッパー部材18の一端19が前記ストッパーヘッド8の後端部27に当接して第2のエレメント4の抜け止めを図っている。
【0009】
更に、第2のエレメント4の端部にはジョイントモールド28が設けられており、このジョイントモールド28の先端には内部にエレメントが配設されたキャップ部29が設けられている。
【0010】
このような構造からなる二段収納式アンテナのストッパー部3と第2のエレメント4との組立は、まず、第1のエレメント6の雌ネジ部9にストッパーヘッド8の雄ネジ部13を螺入して、ねじ込み隙間無く螺合した状態から更に強くねじ込んで強固に螺着する。
【0011】
次にストッパーヘッド8の貫通孔から第2のエレメント4を挿入して第1のエレメント6の後端から一旦外部に出し、ワイヤー14の基部16に内部ストッパー部材18を取り付けてカシメ等の所定の手段で装着する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来例の第1のエレメント6とストッパーヘッド8との螺着状態においては、所定の振動試験等の結果、緩みが発生することが明らかになった。そこで、ネジ部に接着剤を塗布してねじ込み作業を行ったが、この場合は作業性が悪く、接着剤のはみ出し等の外観不良が生ずるという問題点がある。
【0013】
従って、従来例における場合においては、第1のエレメント6とストッパーヘッド8との螺着状態に緩みが生じないようにすると共に、作業性を低下させないことに解決しなければならない課題を有している。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は、長尺で筒状に形成され且つ先端部にネジ部が形成されている第1のエレメントに、第2のエレメントを摺動自在に組み込んだ多段収納式アンテナにおいて、前記組み込んだ第2のエレメントが抜け出ないように前記第1のエレメントの前記ネジ部に螺合して固定するストッパーヘッド固定方法であって、前記ストッパーヘッドの螺合部は、ネジ部と不完全ネジ部とから構成し、該不完全ネジ部に前記第1のエレメントのネジ部を強制的に螺合させて固定することを特徴とする多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法を提供するものである。
【0015】
また、前記前記不完全ネジ部は、前記第1のエレメントのネジ部と凹凸の関係になる構造とし、該凹凸を強制的に係合することとしたものであり、更に、前記前記凹凸のうち凸の部分は、係合する際に回転する方向側をテーパーにしたものである。
【0016】
更に本発明は、長尺で筒状に形成され且つ先端部にネジ部が形成されている第1のエレメントに、第2のエレメントを摺動自在に組み込んだ多段収納式アンテナにおいて、前記組み込んだ第2のエレメントが抜け出ないように前記第1のエレメントの前記ネジ部に螺合して固定するストッパーヘッド固定方法であって、前記ストッパーヘッドのネジ部のピッチを、前記第1のエレメントのネジ部に螺合できる範囲を限度として変え、該ピッチの異なるネジ部同士を強制的に螺合させて両ネジ部の螺合部分を圧接状態にして固定することを特徴とする多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法を提供するものである。
【0017】
また本発明は、長尺で筒状に形成され且つ先端に雌雄の関係で係合するストッパーヘッドが固定されると共に筐体に出没自在に配置されている第1のエレメントと、該第1のエレメントに摺動自在に組み込まれると共に前記ストッパヘッドにより前記第1のエレメントから抜け出ないように構成された第2のエレメントと、からなり、前記ストッパーヘッドは、前記第1のエレメントに係合する部位の先端側をネジ部とし、該ネジ部に連続した後端側は所要幅の不完全ネジ部を備え、且つ前記第1のエレメントに係合する際に、前記不完全ネジ部の部分を強制的に係合させて組み立てることを特徴とする多段収納式アンテナを提供するものである。
【0018】
また、前記不完全ネジ部は、前記第1のエレメントのネジ部と凹凸の関係になる構造とし、該凹凸を強制的に係合する構成としたものであり、更に、前記凹凸のうち凸の部分は、係合する際に回転する方向側をテーパーにした構成としたものである。
【0019】
更に本発明は、長尺で筒状に形成され且つ先端に雌雄の関係で係合するストッパーヘッドが固定されると共に筐体に出没自在に配置されている第1のエレメントと、該第1のエレメントに摺動自在に組み込まれると共に前記ストッパヘッドにより前記第1のエレメントから抜け出ないように構成された第2のエレメントと、からなり、前記ストッパーヘッドは、前記第1のエレメントに係合するネジ部のピッチを、前記第1のエレメントのネジ部に螺合できる範囲を限度として変えたことを特徴とする多段収納式アンテナ。
【0020】
本発明の請求項1に係る多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法においては、ストッパーヘッドの螺合部をネジ部と不完全ネジ部とから構成し、この不完全ネジ部に第1のエレメントのネジ部を強制的に螺合させることにより、不完全ネジ部に第1のエレメントのネジ部がくい込んだ状態で強固に固定する。従って、従来例のように第1のエレメントとストッパーヘッドとの螺合状態に緩みが生じることがなく、また接着剤を使用しないので作業性が低下しない。
【0021】
更に、本発明の請求項4に係る多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法においては、ストッパーヘッドのネジ部のピッチを、第1のエレメントのネジ部に螺合できる範囲を限度として変え、該ピッチの異なるネジ部同士を強制的に螺合させて両ネジ部の螺合部分を圧接状態にすることにより、両ネジ部の螺合が強固になり第1のエレメントとストッパーヘッドとの螺合状態に緩みが生じない。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。尚、理解容易のため、従来例に対応する部分には従来例と同一の符号を付けて説明する。
【0023】
まず、図1は本発明の第1実施例に係る固定方法に用いる第1のエレメント6と、ストッパーヘッド31とを示し、第1のエレメント6は、長尺な金属筒体で形成され且つ後端に段部5を有し、その先端7側の内周面には雌ネジを切って雌ネジ部9が形成されている。尚、第1のエレメント6は、従来例で説明した構成のものと同様のものである。
【0024】
ストッパーヘッド31は、全体が合成樹脂材で一体に形成されており、中心部に貫通孔32を有すると共に先端側に肉厚部10が形成され、この肉厚部10の外周面はテーパー状部33が形成されている。更に、段部11を介して筒部12が設けられおり、筒部12の外周面には雄ネジを切って雄ネジ部13が形成され、この雄ネジ部13と前記雌ネジ部9とが螺合できる構造になっている。そして、筒部12における段部11と隣接した位置には、雄ネジを切らない不完全ネジ部34が設けられている。つまり、不完全ネジ部34は筒部12の外周面が表れている状態である。
【0025】
次に、このような構成の第1のエレメント6にストッパーヘッド31を取り付けて固定する方法について説明する。まず、第1のエレメント6の雌ネジ部9にストッパーヘッド31の雄ネジ部13をねじ込んで両方のネジ部を螺合すると共に、更に不完全ネジ部34に対して雌ネジ部9を強制的にねじ込む。そして第1のエレメント6の先端7が段部11に当接するまでねじ込んで、ねじ込み隙間が無い状態にしっかりと螺合する。この時、不完全ネジ部34は合成樹脂で形成されているので、金属からなる雌ネジ部9がくい込んだ状態で強固に螺合することとなる。
このように、ストッパーヘッド31が固定される第1のエレメント6に、従来と同様な構成の第2のエレメント4を既述の方法で装着することにより多段収納式アンテナが形成される。
【0026】
次に、図2(イ)(ロ)及び図3(ハ)(ニ)に第2実施例に係る固定方法に用いる第1のエレメント35と、ストッパーヘッド36とを示す。この第2実施例において、前記第1実施例の第1のエレメント6及びストッパーヘッド31と同一部分には同一符号を付してその詳細は省略する。
【0027】
ストッパーヘッド36は、不完全ネジ部34の段部11に隣接した位置に凸部37が設けられており、この凸部37は、所定の間隔を開けて複数箇所に、例えば4箇所に設けられている。
また、第1のエレメント35の雌ネジ部9の端部には前記凸部37と嵌合できる凹部38が、凸部37と対応する位置に設けられている。
【0028】
このような構成の第1のエレメント35にストッパーヘッド36を取り付けて固定する場合には、第1のエレメント35の雌ネジ部9にストッパーヘッド36の雄ネジ部13をねじ込んで両方のネジ部を螺合すると共に、更に不完全ネジ部34に対して雌ネジ部9を強制的にねじ込む。そして第1のエレメント35の先端7が段部11に当接するまでねじ込むと共に、凸部37と凹部38とがピッタリと嵌合するように螺合する。この時、不完全ネジ部34に雌ネジ部9がくい込んだ状態で強固に螺合すると共に、凸部37と凹部38とが嵌合しているので第1のエレメント35とストッパーヘッド36との螺合状態が一層強固なものになる。
【0029】
尚、この第2実施例の凸部37の変形例としては、図4に示すように、雄ネジ部13の回転方向にテーパー部39を形成した凸部42としてもよい。凸部42をこのような形状にすることによって、雄ネジ部13を雌ネジ部9にねじ込んだ時にテーパー部39の存在により凸部42を凹部38に滑らかに嵌合できることとなる。
【0030】
次に、第3実施例に係る固定方法に用いる第1のエレメントと、ストッパーヘッドとを説明する。この第3実施例において、従来例に対応する部分には従来例と同一の符号を付してその詳細は省略する。
【0031】
この第1のエレメント及びストッパーヘッドは、従来例において説明した第1のエレメント6及びストッパーヘッド8と略同形状であるが、図5に示すように、雌ネジ部40と雄ネジ部41とのピッチをそれぞれ異ならせて形成してある。例えば、一方のネジ部のピッチを一例として0.45mmに形成し、他方のネジ部のピッチを一例として0.47mmに形成する。
【0032】
このように雌ネジ部40と雄ネジ部41とのピッチを異ならせた構成の第1のエレメントとストッパーヘッドとを固定する場合は、雌ネジ部40に雄ネジ部41を強制的にねじ込んで、図6に示すように、両ネジ部の螺合部分を圧接状態にする。このように圧接状態にすることによって両ネジ部の螺合が極めて強固なものとなり第1のエレメントとストッパーヘッドとの螺合状態に緩みが生じないこととなる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法は、ストッパーヘッドの螺合部をネジ部と不完全ネジ部とから構成し、この不完全ネジ部に第1のエレメントのネジ部を強制的に螺合させることによって、不完全ネジ部に第1のエレメントのネジ部がくい込んだ状態で強固に固定する。従って、従来例のように第1のエレメントとストッパーヘッドとの螺合状態に緩みが生じることがなく、また接着剤を使用しないので作業性が低下しないという種々の優れた効果を奏する。
【0034】
また、不完全ネジ部は、前記第1のエレメントのネジ部と凹凸の関係になる構造とし、該凹凸を強制的に係合することによって、前記の不完全ネジ部に第1のエレメントのネジ部がくい込んで強固に固定することと相俟って、第1のエレメントとストッパーヘッドとの螺合状態が一層強固になるという優れた効果を奏する。
【0035】
更に、凹凸のうち凸の部分は、係合する際に回転する方向側をテーパーにしたことによって、テーパーの存在により凸と凹とが滑らかに且つ強固に嵌合されるという優れた効果を奏する。
【0036】
更に本発明に係る多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法は、ストッパーヘッドのネジ部のピッチを、第1のエレメントのネジ部に螺合できる範囲を限度として変え、該ピッチの異なるネジ部同士を強制的に螺合させて両ネジ部の螺合部分を圧接状態にすることによって、両ネジ部の螺合が強固になり第1のエレメントとストッパーヘッドとの螺合状態に緩みが生じないという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る固定方法に用いる第1のエレメントとストッパーヘッドの一部を破断して示した正面図である。
【図2】(イ)本発明の第2実施例に係る固定方法に用いるストッパーヘッドの一部を破断して示した正面図である。
(ロ)同ストッパーヘッドの右側面図である。
【図3】(ハ)本発明の第2実施例に係る固定方法に用いる第1のエレメントの一部を破断して示した正面図である。
(ニ)同第1のエレメントの左側面図である。
【図4】ストッパーヘッドの凸部の変形例を示す側面図である。
【図5】本発明の第3実施例に係る雌ネジ部と雄ネジ部とを拡大して示した略示的説明図である。
【図6】本発明の第3実施例に係る雌ネジ部と雄ネジ部との圧接状態を拡大して示した略示的説明図である。
【図7】従来例に係る携帯電話のアンテナ収納状態を示す正面図である。
【図8】従来例に係る携帯電話のアンテナ伸長状態を示す正面図である。
【図9】従来例に係る携帯電話のストッパー部に挿入された第2のエレメントを示す断面図である。
【図10】図9の要部拡大断面図である。
【図11】従来例に係る携帯電話の第1のエレメントとストッパーヘッドの一部を破断して示した正面図である。
【符号の説明】
1 ホルダー、 2 筐体、 3 ストッパー部、 4 第2のエレメント、
5 段部、 6 第1のエレメント、 7 先端、 8 ストッパーヘッド、
9 雌ネジ部、 10 肉厚部、 11 段部、 12 筒部、
13 雄ネジ部、 14 ワイヤー、 15 樹脂パイプ、 16 基部、
17 端部、 18 内部ストッパー部材、 19 一端、 21 隙間、
22 突部、 23 段部、 24 接触バネ材、 25 端部、
26 中央部位、 27 後端部、 28 ジョイントモールド、
29 キャップ部、 31 ストッパーヘッド、 32 貫通孔、
33 テーパー状部、 34 不完全ネジ部、 35 第1のエレメント、
36 ストッパーヘッド、 37 凸部、 38 凹部、 39 テーパー部、
40 雌ネジ部、 41 雄ネジ部、 42 凸部。

Claims (8)

  1. 長尺で筒状に形成され且つ先端部にネジ部が形成されている第1のエレメントに、第2のエレメントを摺動自在に組み込んだ多段収納式アンテナにおいて、前記組み込んだ第2のエレメントが抜け出ないように前記第1のエレメントの前記ネジ部に螺合して固定するストッパーヘッド固定方法であって、
    前記ストッパーヘッドの螺合部は、ネジ部と不完全ネジ部とから構成し、
    該不完全ネジ部に前記第1のエレメントのネジ部を強制的に螺合させて固定することを特徴とする多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法。
  2. 前記不完全ネジ部は、前記第1のエレメントのネジ部と凹凸の関係になる構造とし、該凹凸を強制的に係合することを特徴とする請求項1に記載の多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法。
  3. 前記凹凸のうち凸の部分は、係合する際に回転する方向側をテーパーにしたことを特徴とする請求項1に記載の多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法。
  4. 長尺で筒状に形成され且つ先端部にネジ部が形成されている第1のエレメントに、第2のエレメントを摺動自在に組み込んだ多段収納式アンテナにおいて、前記組み込んだ第2のエレメントが抜け出ないように前記第1のエレメントの前記ネジ部に螺合して固定するストッパーヘッド固定方法であって、
    前記ストッパーヘッドのネジ部のピッチを、前記第1のエレメントのネジ部に螺合できる範囲を限度として変え、該ピッチの異なるネジ部同士を強制的に螺合させて両ネジ部の螺合部分を圧接状態にして固定することを特徴とする多段収納式アンテナにおけるストッパーヘッド固定方法。
  5. 長尺で筒状に形成され且つ先端に雌雄の関係で係合するストッパーヘッドが固定されると共に筐体に出没自在に配置されている第1のエレメントと、
    該第1のエレメントに摺動自在に組み込まれると共に前記ストッパヘッドにより前記第1のエレメントから抜け出ないように構成された第2のエレメントと、からなり、
    前記ストッパーヘッドは、前記第1のエレメントに係合する部位の先端側をネジ部とし、該ネジ部に連続した後端側は所要幅の不完全ネジ部を備え、
    且つ前記第1のエレメントに係合する際に、前記不完全ネジ部の部分を強制的に係合させて組み立てることを特徴とする多段収納式アンテナ。
  6. 前記不完全ネジ部は、前記第1のエレメントのネジ部と凹凸の関係になる構造とし、該凹凸を強制的に係合することを特徴とする請求項5に記載の多段収納式アンテナ。
  7. 前記凹凸のうち凸の部分は、係合する際に回転する方向側をテーパーにしたことを特徴とする請求項5に記載の多段収納式アンテナ。
  8. 長尺で筒状に形成され且つ先端に雌雄の関係で係合するストッパーヘッドが固定されると共に筐体に出没自在に配置されている第1のエレメントと、
    該第1のエレメントに摺動自在に組み込まれると共に前記ストッパヘッドにより前記第1のエレメントから抜け出ないように構成された第2のエレメントと、からなり、
    前記ストッパーヘッドは、前記第1のエレメントに係合するネジ部のピッチを、前記第1のエレメントのネジ部に螺合できる範囲を限度として変えたことを特徴とする多段収納式アンテナ。
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