JP3109863U

JP3109863U - 伸縮棒の固定装置

Info

Publication number: JP3109863U
Application number: JP2005000140U
Authority: JP
Inventors: 勁吏陳
Original assignee: 勁吏陳
Priority date: 2005-01-17
Filing date: 2005-01-17
Publication date: 2005-06-02
Anticipated expiration: 2011-01-17

Abstract

【課題】二つの壁面に設けられ、物を吊り掛けるために使用される伸縮棒の固定装置を提供する。
【解決手段】互いに連結し合う内部ロッドと外部ロッドを備える伸縮棒の固定装置であって、
前記内部ロッドの一端に設けられるロッドに螺設する調整カバーが設けられ、該ロッドに夫々斜面、ねじ山及び延伸部が設けられ、該延伸部の外径はねじ山より小さく、その末端に外側へ伸びる係合縁が設けられ、該延伸部に複数のスリットが形成され、
前記調整カバーは外部ロッドの内部に挿入されると共に、両端に開口を有するシリンダー状であり、該調整カバーに複数のスリットを有すると共に、外側へ拡張可能な側壁が設けられ、内側にロッドのねじ山と対応するねじ山が形成され、調整カバーのねじ山の一端に係合縁と係合可能な係合リングが設けられることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、特に二つの壁面の間に設けられ、物を吊り掛けるために使用される伸縮棒の固定装置に関するものである。

図４に示すように、二つの壁面の間に設けられ、物を吊り掛けるために使用される従来の伸縮棒は、内部ロッド（５０）と外部ロッド（６０）からなり、内部ロッド（５０）と外部ロッド（６０）の一端に夫々圧着部材（５１）（６１）が設けられ、外部ロッド（６０）に内部ロッド（５０）を押圧するための固定ボルト（６２）が設けられる。

従来の伸縮棒を使用する際、圧着部材（５１）（６１）が夫々二つの壁面と接触すると共に、固定ボルト（６１）が内部ロッド（５０）を強固に押圧し、更に、内部ロッド（５０）の他端における回転ブロック（５２）を回転すると、圧着部材（５１）を外側へ伸びだすことにより、伸縮棒を二つの壁面の間に位置決める。

しかしながら、前記従来の伸縮棒は物を吊り掛けるために使用できるが、固定ボルト（６２）が内部ロッド（５０）を押圧することにより、内部ロッド（５０）の表面に見にくい窪みが傷つけるので、優れた装飾効果を有しないという問題を存在する。

そこで、案出されたのが本考案であって、二つの壁面に設けられ、物を吊り掛けるために使用される伸縮棒の固定装置を提供することを目的としている。

本願の請求項１の考案は、互いに連結し合う内部ロッドと外部ロッドを備える伸縮棒の固定装置であって、
前記内部ロッドの一端に設けられるロッドに螺設する調整カバーが設けられ、該ロッドに夫々斜面、ねじ山及び延伸部が設けられ、該延伸部の外径はねじ山より小さく、その末端に外側へ伸びる係合縁が設けられ、該延伸部に複数のスリットが形成され、
前記調整カバーは外部ロッドの内部に挿入されると共に、両端に開口を有するシリンダー状であり、該調整カバーに複数のスリットを有すると共に、外側へ拡張可能な側壁が設けられ、内側にロッドのねじ山と対応するねじ山が形成され、調整カバーのねじ山の一端に係合縁と係合可能な係合リングが設けられることを特徴とする伸縮棒の固定装置及び、
本願の請求項２の考案は、前記調整カバーの内部に斜面が形成されることを特徴とする請求項１に記載の伸縮棒の固定装置及び、
本願の請求項３の考案は、前記外部ロッドに調整カバーの脱落を防止するため係止縁が設けられることを特徴とする請求項１又は２に記載の伸縮棒の固定装置、を提供する。

本考案は上記の課題を解決するものであり、内部ロッドに外部ロッドの内側と強固に接触可能な側壁を有する調整カバーが設けられることにより、内部ロッドの表面に見にくい窪みが傷つけないので、伸縮棒の優れた美観性を維持することができる。

以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。

図１は本考案に係る伸縮棒の固定装置の分解斜視図であり、図２は本考案に係る伸縮棒の固定装置の断面図であり、図３は本考案に係る伸縮棒の固定装置の固定状態を示す断面図である。

図１乃至図３に示すように、本考案に係る伸縮棒の固定装置は、伸縮棒の内部ロッド（１０）の一端に固設されるロッド（４１）と、該ロッド（４１）に螺設される調整カバー（４２）とを備え、ロッド（４１）に斜面（４１０）が形成され、調整カバー（４２）に外側へ拡張可能な側壁（４２１）が設けられ、図３に示すように、側壁（４２１）が外側へ拡張する際、該側壁（４２１）が外部ロッド（２０）の内側と強固に接触することにより、内部ロッド（１０）と外部ロッド（２０）を互いに位置決める。

又、図１及び図２に示すように、本考案に係る伸縮棒は内部ロッド（１０）と外部ロッド（２０）を備え、内部ロッド（１０）の両端に夫々連結端（１１）と結合端（１２）が設けられ、外部ロッド（２０）の両端にも夫々連結端（２１）と結合端（２２）が設けられ、該連結端（１１）（２１）を互いに連結し合うことができ、結合端（１２）（２２）に夫々圧着部材（３０）（３１）が設けられ、内部ロッド（１０）の結合端（１２）が圧着部材（３０）と螺合されることにより、該圧着部材（３０）を回転すると、圧着部材（３０）が内部ロッド（１０）に沿って伸縮することができ、又、内部ロッド（）の連結端（１１）に設けられるロッド（４１）に夫々斜面（４１０）、ねじ山（４１１）及び延伸部（４１２）が設けられ、該延伸部（４１２）の外径はねじ山（４１１）より小さく、その末端に外側へ伸びる係合縁（４１３）が設けられ、該延伸部（４１２）に複数のスリット（４１４）が形成されることにより、係合縁（４１３）を圧縮することができる。

前記調整カバー（４２）は外部ロッド（２０）の内部に挿入されると共に、両端に開口を有するシリンダー状であり、前記調整カバー（４２）に設けられる側壁（４２１）に複数のスリット（４２２）が形成され、内部に斜面（４２３）が形成され、該斜面（４２３）の内側にロッド（４１）のねじ山（４１１）と対応するねじ山（４２４）が形成され、該ねじ山（４２４）の一端に係合縁（４１３）と係合可能な係合リング（４２５）が設けられる。

本考案を組み合わせる際、先ず調整カバー（４２）を側壁（４２０）に通じてロッド（４１）に入れ、係合縁（４１３）が係合リング（４２５）と係合し、内部ロッド（１０）のねじ山（４１１）と調整カバー（４２）のねじ山（４２４）を螺合させ、又、外部ロッド（２０）の連結端（２１）に調整カバー（４２）の脱落を防止するため係止縁（２１０）が設けられる。

図３に示すように、本考案を使用する際、内部ロッド（１０）と外部ロッド（２０）を互いに回転させ、ロッド（４１）を調整カバー（４２）の内部に螺入し、側壁（４２１）が外側へ拡張すると共に、外部ロッド（２０）の内側と強固に接触することにより、内部ロッド（１０）と外部ロッド（２０）を互いに位置決め、更に、内部ロッド（１０）の圧着部材（３０）を回転することにより、該伸縮棒を二つの壁の間に位置決める。

本考案は上記の構成を有し、内部ロッドに外部ロッドの内側と強固に接触可能な側壁を有する調整カバーが設けられることにより、内部ロッドの表面に見にくい窪みが傷つけないので、伸縮棒の優れた美観性を維持することができる。

本考案に係る伸縮棒の固定装置の分解斜視図である。本考案に係る伸縮棒の固定装置の断面図である。本考案に係る伸縮棒の固定装置の固定状態を示す断面図である。従来の伸縮棒の固定装置を示す断面図である。

符号の説明

１０内部ロッド
１１連結端
１２結合端
２０外部ロッド
２１連結端
２２結合端
３０圧着部材
３１圧着部材
４０固定装置
４１ロッド
４１０斜面
４１１ねじ山
４１２延伸部
４１３係合縁
４１４スリット
４２調整カバー
４２１側壁
４２２スリット
４２３斜面
４２４ねじ山
４２５係合リング
５０内部ロッド
５１圧着部材
５２回転ブロック
６０外部ロッド
６１圧着部材
６２固定ボルト

Claims

互いに連結し合う内部ロッドと外部ロッドを備える伸縮棒の固定装置であって、
前記内部ロッドの一端に設けられるロッドに螺設する調整カバーが設けられ、該ロッドに夫々斜面、ねじ山及び延伸部が設けられ、該延伸部の外径はねじ山より小さく、その末端に外側へ伸びる係合縁が設けられ、該延伸部に複数のスリットが形成され、
前記調整カバーは外部ロッドの内部に挿入されると共に、両端に開口を有するシリンダー状であり、該調整カバーに複数のスリットを有すると共に、外側へ拡張可能な側壁が設けられ、内側にロッドのねじ山と対応するねじ山が形成され、調整カバーのねじ山の一端に係合縁と係合可能な係合リングが設けられることを特徴とする伸縮棒の固定装置。
前記調整カバーの内部に斜面が形成されることを特徴とする請求項１に記載の伸縮棒の固定装置。
前記外部ロッドに調整カバーの脱落を防止するため係止縁が設けられることを特徴とする請求項１又は２に記載の伸縮棒の固定装置。