JPH071519Y2 - 筒状型材のキャップ - Google Patents

筒状型材のキャップ

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JPH071519Y2
JPH071519Y2 JP14300289U JP14300289U JPH071519Y2 JP H071519 Y2 JPH071519 Y2 JP H071519Y2 JP 14300289 U JP14300289 U JP 14300289U JP 14300289 U JP14300289 U JP 14300289U JP H071519 Y2 JPH071519 Y2 JP H071519Y2
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JP
Japan
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fitting shaft
fitted
ribs
engaging
cap
Prior art date
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JP14300289U
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JPH0380895U (ja
Inventor
元昭 中村
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Tachikawa Corp
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Tachikawa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は筒状に形成された型材の端部を覆うキャップ
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、筒状に形成されたアルミ押し出し型材の端部を覆
う構造として次に示すものがある。すなわち、第4図に
示すように円筒状の型材1の内周面にはその中心方向に
向かって突出するリブ2が例えば90度間隔で形成され、
そのリブ2の先端には係合溝3がそれぞれ形成されてい
る。
その型材1の端部を覆うキャップ4は型材1の径とほぼ
等しい径の蓋部5とその蓋部5の中央部に形成される嵌
合軸6とが合成樹脂で一体に形成され、その嵌合軸6の
周面上にはリブ2と同様に90度間隔で嵌合突条7が形成
されている。
各係止突条7の嵌合軸6中心からの距離は型材1の中心
から各係合溝3までの距離より僅かに大きくなるように
形成され、各係止突条7を型材1端部の各係止溝3にあ
てがって嵌合軸6をリブ2間に嵌挿すると係止突条7が
係止溝3で削られながら嵌入されて、キャップ4が型材
1端部に嵌着される。
そして、このキャップ4の嵌合軸6中心部に例えば支軸
が嵌挿され、この支軸を介して型材1が他の構造物に支
持されるようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、上記のようなキャップ4の取り付け構造では
型材1のリブ2の寸法精度を厳格に管理することは困難
であり、この結果キャップ4が型材1端部に確実に嵌着
されない場合がある。すなわち、対向するリブ2の係止
溝3間の距離が所定の寸法より大きくなると係止溝3と
係止突条7との間に隙間が生じ、嵌合溝6が各リブ2間
でガタついて容易に脱落する状態となり、一方係止溝3
間の距離が所定の寸法より小さくなると、係止溝3内に
係止突条7を嵌挿できなくなるため、リブ2間に嵌合軸
6を嵌合できなくなる。
この考案の目的は、上記のような筒状型材に対し確実に
嵌着可能とするキャップを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は上記目的を達成するために、筒状型材の端縁
を覆う蓋部に嵌合軸を形成するとともに、その嵌合軸の
周面上に係止部を設け、筒状型材の内周面から中心に向
かって突出するリブには前記係止部が嵌合する係合部を
設け、その係止部と係合部とを嵌合することにより嵌合
軸をリブ間に嵌着して前記蓋部で筒状型材の端縁を覆う
キャップにおいて、前記嵌合軸上の係止部は前記リブの
突出間隔で複数組設け、その各組は嵌合軸の中心に対し
それぞれ異なる径で形成している。
〔作用〕
上記手段により、嵌合軸は複数組の係止部の中から適当
な寸法で形成された係止部を選択してリブの係合部に嵌
合することが可能となる。
〔実施例〕
以下、この考案を具体化した一実施例を第1図〜第3図
に従って説明する。なお、前記実施例と同一構成部分は
同一番号を付して説明する。
第1図に示す型材1は前記従来例と同一構成である。キ
ャップ4の嵌合軸6にはその周面上に90度間隔で形成さ
れる第一の係止突条8aと、その各第一の係止突条8a間に
それぞれ配されて90度間隔に形成される第二の係止突条
8bとが係止部として形成されている。そして、型材1の
中心と係合部としての係合溝3との距離に対し、第一の
係止突条8aと嵌合軸6の中心との距離はこれより若干大
きく形成され、第二の係止突条8bと嵌合軸6の中心との
距離はこれより若干小さく形成されている。
各係止突条8a,8bの延長上の蓋部5には透孔9が形成さ
れている。
さて、上記のように構成されたキャップ4は型材1の係
合溝3に対し二組の係止突条8a,8bのいずれかで嵌着す
ることができる。すなわち、リブ2の寸法誤差により係
合溝3間の間隔が若干大きくなって第二の係止突条8bで
は係合溝3間でガタつきが生じる場合には、第3図に示
すように第一の係止突条8aで係合溝3間に嵌挿する。ま
た、リブ2の寸法誤差により係合溝3間の間隔が若干小
さくなった場合には第二の係止突条8bで係合溝3間に嵌
挿すれば、キャップ4が型材1に確実に嵌着される。
このとき、第一及び第二の係止突条8a,8bはそのいずれ
かが型材1の係合溝3で削られながら嵌挿されて削り屑
が発生するが、その削り屑は嵌合軸6の嵌挿にともなっ
て透孔9から型材1外へ排出されるので、型材1端部が
蓋部5に当接するまで確実に嵌挿することができる。
なお、前記実施例ではリブ2に係合溝2を設け、嵌合軸
6に係止突条7を設けたが、嵌合軸6に係合溝を設け、
リブに係止突条を設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案は筒状型材に対し確実に
嵌着し得るキャップを提供することができる優れた効果
を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のキャップと筒状型材を示す分解斜視
図、第2図はその嵌着状態を示す側面図、第3図は同じ
く嵌着状態を示す縦断面図、第4図はこの考案に関する
従来例を示す分解斜視図である。 筒状型材1、リブ2、係合溝(係合部)3、キャップ
4、蓋部5、嵌合軸6、第一の係止突条(係止部)8a、
第二の係止突条(係止部)8b。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状型材(1)の端縁を覆う蓋部(5)に
    嵌合軸(6)を形成するとともに、その嵌合軸(6)の
    周面上において軸方向に係止部(8a,8b)を設け、筒状
    型材(1)の内周面から中心に向かって突出するリブ
    (2)には前記係止部(8a,8b)が嵌合する係合部
    (3)を設け、その係止部(8a,8b)と係合部(3)と
    を嵌合することにより嵌合軸(6)をリブ(2)間に嵌
    着して前記蓋部(5)で筒状型材(1)の端縁を覆うキ
    ャップにおいて、 前記嵌合軸(6)上の係止部(8a,8b)は前記リブ
    (2)の突出間隔で複数組設け、その各組は嵌合軸
    (6)の中心に対しそれぞれ異なる径で形成したことを
    特徴とする筒状型材のキャップ。
JP14300289U 1989-12-11 1989-12-11 筒状型材のキャップ Expired - Lifetime JPH071519Y2 (ja)

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JP14300289U JPH071519Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 筒状型材のキャップ

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JP14300289U JPH071519Y2 (ja) 1989-12-11 1989-12-11 筒状型材のキャップ

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JPH0380895U JPH0380895U (ja) 1991-08-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021112558A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 寧波利洋新材料股▲分▼有限公司Ningbo Liyang New Material Company Limited 伸縮可能なスクリーンロッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021112558A (ja) * 2020-01-20 2021-08-05 寧波利洋新材料股▲分▼有限公司Ningbo Liyang New Material Company Limited 伸縮可能なスクリーンロッド

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JPH0380895U (ja) 1991-08-19

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