JPS587708Y2 - インジケ−タ装置 - Google Patents
インジケ−タ装置Info
- Publication number
- JPS587708Y2 JPS587708Y2 JP16995377U JP16995377U JPS587708Y2 JP S587708 Y2 JPS587708 Y2 JP S587708Y2 JP 16995377 U JP16995377 U JP 16995377U JP 16995377 U JP16995377 U JP 16995377U JP S587708 Y2 JPS587708 Y2 JP S587708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- indicator
- fitting body
- serration
- serrations
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、特にクリック式UHFチューナのごとく、チ
ューナ本体のインジケータ軸に軸嵌合体を介して指標体
を結合するようにしたインジケータ装置に関するもので
、前記軸嵌合体と指標体の結合状態の保持が確実に行え
、しかもこれらの部品の成型が安価に、かつ容易に行え
るようにすることを目的とする。
ューナ本体のインジケータ軸に軸嵌合体を介して指標体
を結合するようにしたインジケータ装置に関するもので
、前記軸嵌合体と指標体の結合状態の保持が確実に行え
、しかもこれらの部品の成型が安価に、かつ容易に行え
るようにすることを目的とする。
ここではクリック式UHFチューナのインジケータ装置
を例にとって説明す−る。
を例にとって説明す−る。
そのクリック式UHFチューナの一構成例を第1図に示
す。
す。
図において1はインジケータシャフト、2は微調軸、3
は駆動軸、4はチューナ本体である。
は駆動軸、4はチューナ本体である。
ここでインジケータシャフト1の外周にはセレーション
部を有し、このセレーション部に指標体(図示せず)を
嵌合しており、駆動軸3を回転することによりインジケ
ータシャフト1が回転するので゛あるが、このインジケ
ータシャフト1の回転角は1チヤンネル当たり4〜5°
程度であり、一方インジケータシャフト1の径はたかだ
か13〜14m/mであるため、いかにセレーション山
を小さくしても1山のピッチが0.5〜0.6m/mが
限界であることにより、60等分位のセレーション山し
か形成できない。
部を有し、このセレーション部に指標体(図示せず)を
嵌合しており、駆動軸3を回転することによりインジケ
ータシャフト1が回転するので゛あるが、このインジケ
ータシャフト1の回転角は1チヤンネル当たり4〜5°
程度であり、一方インジケータシャフト1の径はたかだ
か13〜14m/mであるため、いかにセレーション山
を小さくしても1山のピッチが0.5〜0.6m/mが
限界であることにより、60等分位のセレーション山し
か形成できない。
したがってインジケータシャフト1のセレーションが1
山ずれることにより5°以上の回転角、すなわち1チャ
ンネル分以上のずれが発生する。
山ずれることにより5°以上の回転角、すなわち1チャ
ンネル分以上のずれが発生する。
このようにインジケータシャフト1に直接指標体を嵌合
するには、シャフト1の径が小さすぎるために微調整が
行えないという問題がある。
するには、シャフト1の径が小さすぎるために微調整が
行えないという問題がある。
このため通常はインジケータシャフトに、このシャフト
より径の大きい円筒体を介して指標体を結合するように
している。
より径の大きい円筒体を介して指標体を結合するように
している。
第2図はその構成例を示すもので、インジケータシャフ
ト1のセレーション部に嵌合する小径部および指標体5
の円筒部に嵌合する大径部よりなる軸嵌合体6を設け、
この軸嵌体6の小径部、大径部のおのおのの内面にイン
ジケータシャフト1および指標体5のセレーション部に
嵌合するセレーション部を形成している。
ト1のセレーション部に嵌合する小径部および指標体5
の円筒部に嵌合する大径部よりなる軸嵌合体6を設け、
この軸嵌体6の小径部、大径部のおのおのの内面にイン
ジケータシャフト1および指標体5のセレーション部に
嵌合するセレーション部を形成している。
このように大径部を有する軸嵌合体6を介在せしめ、大
径部のセレーションを180等分以上にしておけば1山
当たり2°以下となり微調整が可能となる。
径部のセレーションを180等分以上にしておけば1山
当たり2°以下となり微調整が可能となる。
この場合、指標体5と軸嵌合体6を軸方向に容易に抜け
ないように何らかの手段により結合しなければならない
。
ないように何らかの手段により結合しなければならない
。
第3図、第4図に従来の手段を示す。
すなわち従来は軸嵌合体6の大径部に一対の切溝を形成
することにより得られる弾性片7を複数個設け、この弾
性片7の内面に係合凹部8を設ける一方、指標体5の円
筒部の外周面に係合凸部9を設け、指標体5のセレーシ
ョン部と軸嵌合体6のセレーション部を嵌合すると同時
に前記凸部9と凹部8の係合をはかつていた。
することにより得られる弾性片7を複数個設け、この弾
性片7の内面に係合凹部8を設ける一方、指標体5の円
筒部の外周面に係合凸部9を設け、指標体5のセレーシ
ョン部と軸嵌合体6のセレーション部を嵌合すると同時
に前記凸部9と凹部8の係合をはかつていた。
これにより指標体5.軸嵌合体6はセレーション部によ
り円周方向はもちろんのこと、凹部8.凸部9により軸
方向にも容易に回転、移動することはない。
り円周方向はもちろんのこと、凹部8.凸部9により軸
方向にも容易に回転、移動することはない。
ここで、10は指標体5のセレーション部を、11は軸
嵌合体6のセレーション部を、また12は指標体5の円
板部の表面に形成された指針部をおのおの示す。
嵌合体6のセレーション部を、また12は指標体5の円
板部の表面に形成された指針部をおのおの示す。
この場合、上記指標体5および軸嵌合体6は通常樹脂で
成形されており、上記凹部8および凸部9は金型上アン
ダーカットになるため寸法が不安定となり、軸方向の保
持力にばらつきが生じ易いという問題があった。
成形されており、上記凹部8および凸部9は金型上アン
ダーカットになるため寸法が不安定となり、軸方向の保
持力にばらつきが生じ易いという問題があった。
第5図イ5口にこのときの金型構造を示す。
この図より明らかなように金型の逃げ時、上記凹部8お
よび凸部9によりその成形が不安定になることがわかる
。
よび凸部9によりその成形が不安定になることがわかる
。
上記欠点を除去するために上記四部および凸部を割型の
金型にて成形すればよいが、このときは金型化が著しく
高価になるという問題が発生する。
金型にて成形すればよいが、このときは金型化が著しく
高価になるという問題が発生する。
第6図、第7図はこのときの金型構造を示すもので、こ
れより明らかなように金型は極めて複雑となり高価にな
ることがわかる。
れより明らかなように金型は極めて複雑となり高価にな
ることがわかる。
本考案は上記従来の欠点を除去するもので、凸部、凹部
の成形が容易に行え、しかも寸法の安定性が良好な装置
を提供するものである。
の成形が容易に行え、しかも寸法の安定性が良好な装置
を提供するものである。
以下その一実施例を第8図〜第10図を用いて説明する
。
。
図において、20は従来の軸嵌合体6に相当する軸嵌合
体で、径が3段階に分かれた円筒状をなしており、小径
部の内面にインジケータシャフト(図示せず)のセレー
ション部に嵌合するセレーション部21を施しており、
かつ大径部の開口端に一対の切溝を形成することにより
得られる弾性片22を複数個設けるとともに、弾性片2
2の表面側に突起23を一体に設け、さらにこの大径部
の基部側に前記弾性片22の表面を除く全周にわたって
セレーション部24を形威している。
体で、径が3段階に分かれた円筒状をなしており、小径
部の内面にインジケータシャフト(図示せず)のセレー
ション部に嵌合するセレーション部21を施しており、
かつ大径部の開口端に一対の切溝を形成することにより
得られる弾性片22を複数個設けるとともに、弾性片2
2の表面側に突起23を一体に設け、さらにこの大径部
の基部側に前記弾性片22の表面を除く全周にわたって
セレーション部24を形威している。
一方、25は従来の指標体5に相当する指標体で、円筒
部の外周面に円板部を設け、この円板部の表面側に指針
部26を形威し、さらに円筒部の内面に複数個の突起2
7を形成するとともに、円筒部の挿入開口端の内面に軸
嵌合体20のセレーション部24と嵌合するセレーショ
ン部28を形成している。
部の外周面に円板部を設け、この円板部の表面側に指針
部26を形威し、さらに円筒部の内面に複数個の突起2
7を形成するとともに、円筒部の挿入開口端の内面に軸
嵌合体20のセレーション部24と嵌合するセレーショ
ン部28を形成している。
そして、前記軸嵌合体20の大径部を指標体25の円筒
部へ、セレーション部28を施した開口端より挿入して
突起23と突起27を係合せしめるとともに、セレーシ
ョン部24とセレーション部28を嵌合せしめることに
より両者の結合をはかる。
部へ、セレーション部28を施した開口端より挿入して
突起23と突起27を係合せしめるとともに、セレーシ
ョン部24とセレーション部28を嵌合せしめることに
より両者の結合をはかる。
この挿入時、突起27に対して突起23が対応していな
いと、他の部分が突起27に当接してそれ以上挿入され
ないように寸法設定されているため、あらかじめ突起2
3を突起27に対応させる必要はなく、上記の場合、い
ずれか一方を回転させることにより突起23と27が対
応すればそのまま結合は完了する。
いと、他の部分が突起27に当接してそれ以上挿入され
ないように寸法設定されているため、あらかじめ突起2
3を突起27に対応させる必要はなく、上記の場合、い
ずれか一方を回転させることにより突起23と27が対
応すればそのまま結合は完了する。
このときの金型構造を第10図イ9口に示す。
第10図イは指標体25の場合を、第10図口は軸嵌合
体20の場合をおのおの示すが、いずれの場合も第5図
の場合と同様に金型構造は単純でよく、それぞれ矢印方
向に逃がすことにより突起23.27として寸法の安定
した成形品を得ることができる。
体20の場合をおのおの示すが、いずれの場合も第5図
の場合と同様に金型構造は単純でよく、それぞれ矢印方
向に逃がすことにより突起23.27として寸法の安定
した成形品を得ることができる。
したがって金型化は安価となり、それでいて寸法の安定
した突起を得ることができるわけである。
した突起を得ることができるわけである。
またこの場合、指標体25の形状を比較的小さくできる
ため金型を小さくすることが可能になるとともに、外部
より見える指標体25として高価な着色材料の使用も可
能となり、さらに指標体25に樹脂メッキを施す場合も
有利となる。
ため金型を小さくすることが可能になるとともに、外部
より見える指標体25として高価な着色材料の使用も可
能となり、さらに指標体25に樹脂メッキを施す場合も
有利となる。
以上説明したように本考案によれば軸嵌合体と指標体と
を位置決めして結合する場合、軸嵌合体の外周面に突起
を有する複数個の弾性片およびセレーション部を設け、
指標体の円筒部の内周面に前記突起と係合する突起およ
び前記セレーション部と嵌合するセレーション部を設け
ることにより、上記両部品の成型加工が容易となり、か
つ突起の寸法が安定してとれることより結合も確実に行
えるという利点を有する。
を位置決めして結合する場合、軸嵌合体の外周面に突起
を有する複数個の弾性片およびセレーション部を設け、
指標体の円筒部の内周面に前記突起と係合する突起およ
び前記セレーション部と嵌合するセレーション部を設け
ることにより、上記両部品の成型加工が容易となり、か
つ突起の寸法が安定してとれることより結合も確実に行
えるという利点を有する。
第1図はクリック式UHFチューナの構成を示す斜視図
、第2図は同チューナのインジケータ装置の構成を示す
断面図、第3図は同装置における従来の指標体および軸
嵌合体の構成を示す斜視図、第4図は指標体と軸嵌合体
の結合状態を示す断面図、第5図イ9口は前記指標体、
軸嵌合体を形成する従来の金型構造を示す図、第6図イ
9口、第7図イ9口は従来の他の金型構造を示す図、第
8図は本考案の一実施例におけるインジケータ装置の要
部斜視図、第9図は同装置において指標体と軸嵌合体の
結合状態を示す断面図、第10図イ2口は前記指標体と
軸嵌合体を形成する金型構造を示す図である。 20・・・・・・軸嵌合体、22・・・・・・弾性体、
23・・・・・・突起、24゜28・・・・・・セレー
ション部、25・・・・・・指標体、27・・・・・・
突起。
、第2図は同チューナのインジケータ装置の構成を示す
断面図、第3図は同装置における従来の指標体および軸
嵌合体の構成を示す斜視図、第4図は指標体と軸嵌合体
の結合状態を示す断面図、第5図イ9口は前記指標体、
軸嵌合体を形成する従来の金型構造を示す図、第6図イ
9口、第7図イ9口は従来の他の金型構造を示す図、第
8図は本考案の一実施例におけるインジケータ装置の要
部斜視図、第9図は同装置において指標体と軸嵌合体の
結合状態を示す断面図、第10図イ2口は前記指標体と
軸嵌合体を形成する金型構造を示す図である。 20・・・・・・軸嵌合体、22・・・・・・弾性体、
23・・・・・・突起、24゜28・・・・・・セレー
ション部、25・・・・・・指標体、27・・・・・・
突起。
Claims (1)
- 径の異なる筒部を連続して有する円筒状の軸嵌合体と、
円筒部の外周面に一体に指針部を有する円板部を形成し
た指標体とを設け、かつ前記軸嵌合体の大径部に、外周
面に突起を有する弾性片および外周面に位置するセレー
ション部を設けるとともに、前記指標体の円筒部の内周
面に前記突起と係合する突起および前記セレーション部
と嵌合するセレーション部を形成してなるインジケータ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16995377U JPS587708Y2 (ja) | 1977-12-16 | 1977-12-16 | インジケ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16995377U JPS587708Y2 (ja) | 1977-12-16 | 1977-12-16 | インジケ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54107056U JPS54107056U (ja) | 1979-07-27 |
JPS587708Y2 true JPS587708Y2 (ja) | 1983-02-10 |
Family
ID=29172493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16995377U Expired JPS587708Y2 (ja) | 1977-12-16 | 1977-12-16 | インジケ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS587708Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-16 JP JP16995377U patent/JPS587708Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54107056U (ja) | 1979-07-27 |
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