JPS6233377Y2 - - Google Patents

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JPS6233377Y2
JPS6233377Y2 JP1980119711U JP11971180U JPS6233377Y2 JP S6233377 Y2 JPS6233377 Y2 JP S6233377Y2 JP 1980119711 U JP1980119711 U JP 1980119711U JP 11971180 U JP11971180 U JP 11971180U JP S6233377 Y2 JPS6233377 Y2 JP S6233377Y2
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JP
Japan
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roller
dial
outer circumferential
rope guide
circumferential surface
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JP1980119711U
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JPS5743632U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はダイヤルロープ案内装置に関するも
のである。
従来、ラジオ等のダイヤル装置として第1図に
示すように、ダイヤルシヤーシ1に複数個のロー
ラ2を取付け、これらのローラ2に掛装したダイ
ヤルロープ3に指針4を取付けたものが採用され
ている。ローラ2は第2図のように、ダイヤルシ
ヤーシ1に形成された嵌合孔5に圧入されるロー
ラシヤフト6によつて取付けられる。ローラ2に
はダイヤルロープ3が脱落しないように、突起
7,7′が両端に設けられ、ダイヤルロープ案内
溝8が形成されている。
しかし、このようにローラ2にダイヤルロープ
案内溝8を形成するため、ローラ2の成形にあた
つてその金型を多数に分割しなければならず、ロ
ーラ2の成形が煩雑であつた。すなわち、ローラ
2の金型構造は、第3図および第4図に示すよう
にサイドコアー構造にし、ローラの直径ライン
(Z−Z分割線)でA,B方向に金型を分割し、
さらにキヤビテイ側(Xラインより図の左側)と
コアー側(Yラインより右側)にも分割する。こ
の金型により熱可塑性樹脂等を射出注型した後
に、成形品を取り出すにあたつては、Z−Z分割
線でサイドコアー金型を難し、次にキヤビテイ側
とコアー側を分割する。このようにするために、
成形サイクルに時間がかかり、また金型構造が複
雑であるため金型コストが高価となり、製品単価
が高価になるという問題があつた。
また、第1図のように三角形状にダイヤルロー
プ3を張設する場合、図の左側の鋭角位置のロー
ラ2はダイヤル駆動の回転トルクを軽くするため
に他の2個のローラ2よりもローラ案内溝8の径
dを大きくする必要があり、そのため従来のロー
ラ2では径の異なるものを用意しなければなら
ず、部品種類数が増えて製造が非能率とな。ま
た、作業者が組立ての際にローラ2の種類を間違
えたりしてトラブルの原因となり、部品管理も面
倒となる。
この考案の目的は、ローラ成形金型を多数に分
割することなく簡単な構造にできて、これにより
成形サイクル時間を短縮でき、かつ1種のローラ
でダイヤルロープ案内径の違いに対応できて部品
管理および製造の合理化が図れるダイヤルロープ
案内装置を提供することである。
この考案の一実施例を第5図ないし第10図に
示す。図において、9はローラであり、軸心部に
ローラシヤフト6を回転自在に挿通させる嵌合孔
15を有している。ローラ9の外周面は、ダイヤ
ルシヤーシ1側が小径となるように階段状に4段
の段付きに形成され、最大径の外周面部分10a
を除く他の3個所の径の外周面部分10b〜10
dにより、選択的に使用される3個のダイヤルロ
ープ案内面がそれぞれ構成される。最大径の外周
面部分10aはローラの一端に形成されたロープ
脱落防止用フランジ11により形成される。各径
の外周面部分10a〜10d間の段部端面12a
〜12cは軸心に対して略垂直な平面に形成され
ているが、傾斜または湾曲面であつてもよい。ロ
ーラ9の大径側の端面13には座ぐり14が設け
られ、座ぐり14の内周面もローラ9の全体の肉
厚が均一になるように段階状の段付きに形成され
ている。
ダイヤルシヤーシ1にはローラシヤフト6を圧
入させる嵌合孔5が設けられ、この嵌合孔5と同
心にリング状突起16が設けられる。リング状突
起16は、ローラ9のダイヤルロープ案内面をな
すいずれかの外周面部分10b〜10dに遊嵌す
るものである。第5図の例ではリング状突起16
は最小径の外周面部分10dに遊嵌し、このリン
グ状突起16の先端面と段部端面12cと外周面
部分10dとでダイヤルロープ案内溝17が構成
されている。第6図の例ではリング状突起16は
第2番目に大径の外周面部分10bに遊嵌し、こ
の外周面部分10bと段部端面12aとでダイヤ
ルロープ案内溝17を構成している。第5図のリ
ング状突起16は、例えば第1図における右側2
箇所のローラ9に対応して設けられ、第6図のリ
ング状突起16は第1図の左側のローラ9に対応
して設けられる。
このように構成したため、ローラ9は軸心方向
に対して一端側が漸次小径となり、従来のローラ
2のように両端に突起7,7′を有するものと異
なり、成形用の金型をローラ9の径方向に分割す
る必要がない。例えば金型は第8図のようにロー
ラ9の大径側端面13でC,D方向に分割するだ
けでよい。
また、ローラ9とリング状突起16とでダイヤ
ルロープ案内溝17を構成しているので、単にロ
ーラ9の一端にだけロープ脱落防止用のフランジ
11を設けるのと異なり、ダイヤルロープ3を円
滑に案内することができる。ダイヤルロープ3が
第9図および第10図に実線で示すようにリング
状突起16に密着するように駆動しても、リング
状突起16の先端でダイヤルロープ3が案内さ
れ、ダイヤルロープ3が脱落する問題がない。リ
ング状突起16の内周面とローラ9の対応する外
周面部分10b〜10dとの間の隙間は回転に必
要なだけの微小な間隔で設定するので、ダイヤル
ロープ3がその隙間に入り込むことはなく、この
点でも円滑にダイヤルロープ3の案内をすること
ができる。
また、ローラ9は4段の段付きに形成したの
で、ローラ9の希望の径の外周面部分10b〜1
0dとダイヤルシヤーシ1のリング状突起16と
でダイヤルロープ案内溝17を形成できるので、
一種類のローラ9で各種の径のダイヤルロープ案
内溝17に共用でき、そのため部品種類数を削減
することができる。しかも、第1図の各位置のロ
ーラ9に対して予めダイヤルシヤーシ1に突設さ
れるリング状突起16の径が異なるのみで、ロー
ラ9は同じものを各位置に用いるので、組立ミス
を未然に防止することができる。
以上のように、この考案のダイヤルロープ案内
装置は、ローラの外周面を段差付きに形成し、ダ
イヤルシヤーシに突設されたリング状突起とロー
ラとでダイヤルロープ案内溝を構成するようにし
たので、ローラの金型を多数に分割する必要がな
く簡単な構造にでき、かつこれにより型ばらしが
容易となり、成形サイクルの向上を図れる。ま
た、ローラを3段以上の段付きに形成し、最大径
の外周面部分を除く任意の外周面部分にシヤーシ
のリング状突起を遊嵌する構成としたため、ダイ
ヤルロープ案内径の異なる多数のローラを使用し
てダイヤル駆動するときに、同一のローラを用意
するだけでよく、部品管理やローラ製造において
合理化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はダイヤルロープ駆動系の全体構成の斜
視図、第2図は従来のダイヤルロープ案内装置の
断面図、第3図はそのローラの平面図、第4図は
同断面図、第5図はこの考案の一実施例を示す断
面図、第6図は同実施例の第5図と異なる位置を
示す断面図、第7図はそのローラの平面図、第8
図は同じく断面図、第9図はそのロープ案内状態
の平面図、第10図は同じく正面図である。 1……ダイヤルシヤーシ、3……ダイヤルロー
プ、4……指針、6……ローラシヤフト、9……
ローラ、10a…10d……外周面部分、12a
〜12c……段部段面、16……リング状突起、
17……ダイヤルロープ案内溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイヤルシヤーシと、このダイヤルシヤーシに
    植設されたローラシヤフトに回転自在に取付けら
    れ外周面のダイヤルシヤーシ側が順次小径となる
    3段以上の段差付きに形成されたローラと、ダイ
    ヤルシヤーシに突設され前記ローラの最大径の外
    周面部分を除く任意の外周面部分に遊嵌して自己
    の先端面と前記ローラの前記段部の端面と外周面
    部分とでダイヤルロープ案内溝を構成するリング
    状突起とを備えたダイヤルロープ案内装置。
JP1980119711U 1980-08-23 1980-08-23 Expired JPS6233377Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980119711U JPS6233377Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980119711U JPS6233377Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5743632U JPS5743632U (ja) 1982-03-10
JPS6233377Y2 true JPS6233377Y2 (ja) 1987-08-26

Family

ID=29480369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980119711U Expired JPS6233377Y2 (ja) 1980-08-23 1980-08-23

Country Status (1)

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JP (1) JPS6233377Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS584263Y2 (ja) * 1978-03-15 1983-01-25 松下電器産業株式会社 ダイヤル装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5743632U (ja) 1982-03-10

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