JPS6321388Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6321388Y2 JPS6321388Y2 JP3490082U JP3490082U JPS6321388Y2 JP S6321388 Y2 JPS6321388 Y2 JP S6321388Y2 JP 3490082 U JP3490082 U JP 3490082U JP 3490082 U JP3490082 U JP 3490082U JP S6321388 Y2 JPS6321388 Y2 JP S6321388Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hollow cylindrical
- rotation stopper
- circumferential surface
- guide member
- outsert
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はアウトサート成形される嵌合案内部材
の構造、詳細には、回転止め部を含めて地板上に
一体的にアウトサート成形されており、その中空
円筒部の外周面又は内周面で円形部材を回転可能
に嵌合案内する様な樹脂製の嵌合案内部材の構造
に関する。
の構造、詳細には、回転止め部を含めて地板上に
一体的にアウトサート成形されており、その中空
円筒部の外周面又は内周面で円形部材を回転可能
に嵌合案内する様な樹脂製の嵌合案内部材の構造
に関する。
アウトサート成形はインサート成形に対する成
形方法であつて、金属地板上に樹脂製の軸等を射
出成形によつて植立させる方法である。
形方法であつて、金属地板上に樹脂製の軸等を射
出成形によつて植立させる方法である。
そして例えば、従来の嵌合案内部材2の構造は
第1図〜第4図に示されている通りであつて、ア
ウトサート用孔1a、回転止め用孔1bが形成さ
れている地板1(第1図)上に回転止め部2bを
含めて一体的にアウトサート成形されており(第
2図、第4図)、その中空円筒部2aの外周面2
a′に図示しない円形部材を回転可能に嵌合案内す
るものである。
第1図〜第4図に示されている通りであつて、ア
ウトサート用孔1a、回転止め用孔1bが形成さ
れている地板1(第1図)上に回転止め部2bを
含めて一体的にアウトサート成形されており(第
2図、第4図)、その中空円筒部2aの外周面2
a′に図示しない円形部材を回転可能に嵌合案内す
るものである。
尚、該回転止め部2bは該中空円筒部2aのつ
ば部に対向して、等間隔に成形されている。
ば部に対向して、等間隔に成形されている。
しかるに上述従来例の様な嵌合案内部材の構造
であると、アウトサート成形終了時における樹脂
の収縮のために中空円筒部2aが第3図の二点鎖
線で示す様に変形し、外周面2a′の真円度が得ら
れないという欠点があり好ましくなかつた。
であると、アウトサート成形終了時における樹脂
の収縮のために中空円筒部2aが第3図の二点鎖
線で示す様に変形し、外周面2a′の真円度が得ら
れないという欠点があり好ましくなかつた。
この欠点は、中空円筒部2aが地板1に対して
相対的に移動可能な構造となつているために生ず
るものであり、第3図から明らかな様に、回転止
め部2bから遠い箇所において最も著しい。
相対的に移動可能な構造となつているために生ず
るものであり、第3図から明らかな様に、回転止
め部2bから遠い箇所において最も著しい。
本考案は上述従来例の欠点に鑑みてなされたも
ので、嵌合案内部となる中空円筒部の真円度が容
易に得られる様にしたアウトサート成形される嵌
合案内部材の構造を提供することを目的とする。
ので、嵌合案内部となる中空円筒部の真円度が容
易に得られる様にしたアウトサート成形される嵌
合案内部材の構造を提供することを目的とする。
本考案の目的は、地板に対する嵌合案内部材の
回転を防止するための回転止め部を中空円筒部に
対向させて配置し、且つ、中空円筒部における回
転止め部が対向配置されていないために変形し易
い部分を円形部材と嵌合しない様に逃がす様にし
た構造とすることによつて達成される。
回転を防止するための回転止め部を中空円筒部に
対向させて配置し、且つ、中空円筒部における回
転止め部が対向配置されていないために変形し易
い部分を円形部材と嵌合しない様に逃がす様にし
た構造とすることによつて達成される。
以下図示した実施例に基づいて本考案を説明す
る。
る。
先ず第5図は地板11の斜視図であつて、図に
おいて11aはアウトサート用孔、11bは回転
止め用孔であり、該回転止め用孔11bは周周上
でほぼ等間隔に形成されている。
おいて11aはアウトサート用孔、11bは回転
止め用孔であり、該回転止め用孔11bは周周上
でほぼ等間隔に形成されている。
次に第6図は該地板11上にアウトサート成形
された嵌合案内部材12の斜視図、第7図は地板
11の形状を省略して示した第6図の拡大平面
図、第8図は第6図のB−B矢視方向の拡大断面
図であつて、図において12aは中空円筒部、1
2a′は嵌合案内用の外周面、12a″は逃げ部、1
2bは回転止め部である。
された嵌合案内部材12の斜視図、第7図は地板
11の形状を省略して示した第6図の拡大平面
図、第8図は第6図のB−B矢視方向の拡大断面
図であつて、図において12aは中空円筒部、1
2a′は嵌合案内用の外周面、12a″は逃げ部、1
2bは回転止め部である。
そして、本考案の特徴によれば、該回転止め部
12bは該中空円筒部12aのほぼ真下に対向し
て配置されており、該外周面12a′は該回転止め
部12bの配置に対応した位置に形成されてい
る。そして、該外周面12a′は該回転止め部12
bとほぼ同芯の円弧で構成されており、且つ該円
弧は各々真円(直径D)に内接する。ただしこの
場合、該円弧はこの真円の一部で構成するように
しても良い。
12bは該中空円筒部12aのほぼ真下に対向し
て配置されており、該外周面12a′は該回転止め
部12bの配置に対応した位置に形成されてい
る。そして、該外周面12a′は該回転止め部12
bとほぼ同芯の円弧で構成されており、且つ該円
弧は各々真円(直径D)に内接する。ただしこの
場合、該円弧はこの真円の一部で構成するように
しても良い。
更に本考案の特徴によれば、該逃げ部12a″は
該中空円筒部12aにおける該回転止め部12b
が対向配置されていない部分に形成されている。
該中空円筒部12aにおける該回転止め部12b
が対向配置されていない部分に形成されている。
従つて、外周面12a′は回転止め部12bによ
つて移動が抑止されているので、アウトサート成
形終了時において樹脂が収縮しようとしても阻止
されて設計通りの真円が得られる。逆に、逃げ部
12a″において樹脂の収縮のために変形が生じた
としても、逃げ部12a″は外周面12a′よりも外
径が小さいので、外周面12a′より形成される真
円度に影響を及ぼすことがない。
つて移動が抑止されているので、アウトサート成
形終了時において樹脂が収縮しようとしても阻止
されて設計通りの真円が得られる。逆に、逃げ部
12a″において樹脂の収縮のために変形が生じた
としても、逃げ部12a″は外周面12a′よりも外
径が小さいので、外周面12a′より形成される真
円度に影響を及ぼすことがない。
そこで、図示しない円形部材を中空円筒部12
aの外周に嵌合すれば、円形部材は外周面12
a′に案内されてスムーズに回転できることにな
る。
aの外周に嵌合すれば、円形部材は外周面12
a′に案内されてスムーズに回転できることにな
る。
以上が本考案に係る嵌合案内部材の構造である
が、本考案はこの実施例に限定されないことは勿
論であつて、第9図に示す様に中空円筒部22a
の内周面22a′で嵌合案内する様にしても良い。
尚、第9図において、21は地板、22は該地板
21上に回転止め部(図示せず)を含めてアウト
サート成形されている嵌合案内部材、22a″は逃
げ部であるが、第6図のものと同様であるので詳
細な説明は省略する。
が、本考案はこの実施例に限定されないことは勿
論であつて、第9図に示す様に中空円筒部22a
の内周面22a′で嵌合案内する様にしても良い。
尚、第9図において、21は地板、22は該地板
21上に回転止め部(図示せず)を含めてアウト
サート成形されている嵌合案内部材、22a″は逃
げ部であるが、第6図のものと同様であるので詳
細な説明は省略する。
更に、回転止め部の形状、配置位置、数、等に
ついても上述実施例に限定されないことは勿論で
ある。
ついても上述実施例に限定されないことは勿論で
ある。
本考案に係るアウトサート成形される嵌合案内
部材の構造は以上の通りであるので、嵌合案内部
の真円度が容易に得られるという効果と共に、回
転止め部を収縮防止部に兼用するものであるか
ら、金型の構成が複雑とならず、従つて金型の製
作が容易であるという効果がある。
部材の構造は以上の通りであるので、嵌合案内部
の真円度が容易に得られるという効果と共に、回
転止め部を収縮防止部に兼用するものであるか
ら、金型の構成が複雑とならず、従つて金型の製
作が容易であるという効果がある。
第1図は地板の斜視図、第2図は地板にアウト
サート成形されている従来例の嵌合案内部材の斜
視図、第3図は地板の形状を省略した第2図の拡
大平面図、第4図は第2図のA−A矢視方向の拡
大断面図、第5図は地板の斜視図、第6図は地板
にアウトサート成形されている本願考案に係る嵌
合案内部材の一実施例の斜視図、第7図は地板の
形状を省略した第6図の拡大平面図、第8図は第
6図のB−B矢視方向の拡大断面図、第9図は地
板にアウトサート成形されている本願考案に係る
嵌合案内部材の他の実施例の斜視図である。 11,21……地板、11a……アウトサート
用孔、11b……回転止め用孔、12,22……
嵌合案内部材、12a,22a……中空円筒部、
12a′……外周面、22a′……内周面、12a″,
22a″……逃げ部、12b……回転止め部。
サート成形されている従来例の嵌合案内部材の斜
視図、第3図は地板の形状を省略した第2図の拡
大平面図、第4図は第2図のA−A矢視方向の拡
大断面図、第5図は地板の斜視図、第6図は地板
にアウトサート成形されている本願考案に係る嵌
合案内部材の一実施例の斜視図、第7図は地板の
形状を省略した第6図の拡大平面図、第8図は第
6図のB−B矢視方向の拡大断面図、第9図は地
板にアウトサート成形されている本願考案に係る
嵌合案内部材の他の実施例の斜視図である。 11,21……地板、11a……アウトサート
用孔、11b……回転止め用孔、12,22……
嵌合案内部材、12a,22a……中空円筒部、
12a′……外周面、22a′……内周面、12a″,
22a″……逃げ部、12b……回転止め部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 外周面又は内周面で円形部材を回転可能に嵌合
案内する中空円筒部を有しており、ほぼ等間隔に
配置される回転止め部を含めて地板上に一体的に
アウトサート成形されるものにおいて、 該中空円筒部のほぼ真下に対向させて該回転止
め部を配置し、 且つ、該中空円筒部における該回転止め部が対
向配置されていないために変形し易い部分を該円
形部材と嵌合しない様に逃がして、 該回転止め部が対向配置されていて変形が抑止
される該中空円筒部の部分の外周面又は内周面で
該円形部材を嵌合案内する様にした事を特徴とす
る嵌合案内部材の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3490082U JPS58138612U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | アウトサ−ト成形される嵌合案内部材の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3490082U JPS58138612U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | アウトサ−ト成形される嵌合案内部材の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58138612U JPS58138612U (ja) | 1983-09-17 |
JPS6321388Y2 true JPS6321388Y2 (ja) | 1988-06-13 |
Family
ID=30046393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3490082U Granted JPS58138612U (ja) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | アウトサ−ト成形される嵌合案内部材の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58138612U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0698638B2 (ja) * | 1986-03-07 | 1994-12-07 | 三菱瓦斯化学株式会社 | アウトサ−ト成形法 |
JPH0741632B2 (ja) * | 1990-10-11 | 1995-05-10 | 大協株式会社 | 二重射出成形体 |
-
1982
- 1982-03-12 JP JP3490082U patent/JPS58138612U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58138612U (ja) | 1983-09-17 |
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