JPH0414161Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0414161Y2 JPH0414161Y2 JP1984186478U JP18647884U JPH0414161Y2 JP H0414161 Y2 JPH0414161 Y2 JP H0414161Y2 JP 1984186478 U JP1984186478 U JP 1984186478U JP 18647884 U JP18647884 U JP 18647884U JP H0414161 Y2 JPH0414161 Y2 JP H0414161Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft hole
- circular saw
- saw blade
- hole
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
- Sawing (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は丸のこ刃等に関する。
従来における丸のこ刃Sは第1図に示したとお
りであり、蛇行を防止するために応力を抜く必要
上、軸孔11の近傍周囲(丸のこ刃Sの中心と刃
先との中心点をつないだ円よりも内側)に複数の
透孔13,13,……も設けていた。
りであり、蛇行を防止するために応力を抜く必要
上、軸孔11の近傍周囲(丸のこ刃Sの中心と刃
先との中心点をつないだ円よりも内側)に複数の
透孔13,13,……も設けていた。
しかし、これらの透孔13,13,……は、第
1図に示すように、前記軸孔11に鋭角片部を介
して開口していたため、回転軸(図示せず)に軸
孔11を嵌挿する際に、前記軸開口の端部が回転
軸に傷を付けて加工精度を低下させたり、又、回
転軸のねじ溝を傷めたりするという不都合を有し
た。
1図に示すように、前記軸孔11に鋭角片部を介
して開口していたため、回転軸(図示せず)に軸
孔11を嵌挿する際に、前記軸開口の端部が回転
軸に傷を付けて加工精度を低下させたり、又、回
転軸のねじ溝を傷めたりするという不都合を有し
た。
この考案はかかる状況に基づいてなされたもの
であり、その目的は、応力を抜く透孔を有してい
ながら、回転軸に軸孔を嵌挿する際にかかる回転
軸を傷つけることのない丸のこ刃を提供すること
である。
であり、その目的は、応力を抜く透孔を有してい
ながら、回転軸に軸孔を嵌挿する際にかかる回転
軸を傷つけることのない丸のこ刃を提供すること
である。
そして、この目的は、丸のこ刃において、中心
部に回転軸の嵌挿する軸孔を設けるとともにこの
軸孔の周囲に所要数の独立透孔を形成し、この独
立透孔と上記軸孔とを前記回転軸の周面を傷つけ
ないような細溝で繋げることによつて達成され
た。
部に回転軸の嵌挿する軸孔を設けるとともにこの
軸孔の周囲に所要数の独立透孔を形成し、この独
立透孔と上記軸孔とを前記回転軸の周面を傷つけ
ないような細溝で繋げることによつて達成され
た。
以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。
する。
なお、説明において、前記従来例と共通する部
分は同一の符号を使用する。
分は同一の符号を使用する。
第2図において、Sは丸のこ刃、21は丸のこ
刃Sの刃部、11は丸のこ刃Sの軸孔である。こ
の軸孔11は丸のこ刃Sを回転軸に嵌挿するため
のものである。13,13,……はひようたん形
状の透孔(この考案の「独立透孔」に相当する)
であり、軸孔11の近傍周囲に(丸のこ刃Sの中
心と刃先との中心をつないだ円よりも内側)に軸
孔11とは独立して穿たれている。これらの透孔
13,13,……の機能は後記する。更に、2
3,23,……はスリツト(この考案の「細溝」
に相当する)であり、前記軸孔11と透孔13,
13,……との間に形成されている。このスリツ
ト23,23,……によつて前記透孔13,1
3,……は軸孔11と連通とは連通し、前記丸の
こ刃Sが回転する際に軸孔11の周囲に発生する
応力は解消される。この場合、スリツト23,2
3,……の先端に前記透孔13,13,……が連
通しているため、スリツト23,23,……の割
れは防止される。
刃Sの刃部、11は丸のこ刃Sの軸孔である。こ
の軸孔11は丸のこ刃Sを回転軸に嵌挿するため
のものである。13,13,……はひようたん形
状の透孔(この考案の「独立透孔」に相当する)
であり、軸孔11の近傍周囲に(丸のこ刃Sの中
心と刃先との中心をつないだ円よりも内側)に軸
孔11とは独立して穿たれている。これらの透孔
13,13,……の機能は後記する。更に、2
3,23,……はスリツト(この考案の「細溝」
に相当する)であり、前記軸孔11と透孔13,
13,……との間に形成されている。このスリツ
ト23,23,……によつて前記透孔13,1
3,……は軸孔11と連通とは連通し、前記丸の
こ刃Sが回転する際に軸孔11の周囲に発生する
応力は解消される。この場合、スリツト23,2
3,……の先端に前記透孔13,13,……が連
通しているため、スリツト23,23,……の割
れは防止される。
この考案に係る丸のこ刃は、中心部に回転軸の
嵌挿する軸孔を設けるとともにこの軸孔の周囲に
所要数の独立透孔を形成し、この独立透孔と前記
軸孔とを前記回転軸の周面を傷つけないような細
溝で繋いだため、 前記細溝によつて、丸のこ刃が回転する際に軸
孔の周囲に発生する応力を解消して丸のこ刃の蛇
行回転を防止することができるにもかかわらず、 前記細溝は前記回転軸の周面を傷つけない程度
の溝幅であるため、回転軸に、丸のこ刃をその軸
孔を介して嵌挿する際に、軸孔の周辺における鋭
角角部(軸孔の周縁と細溝との角部)が前記回転
軸を損傷することはないものである。
嵌挿する軸孔を設けるとともにこの軸孔の周囲に
所要数の独立透孔を形成し、この独立透孔と前記
軸孔とを前記回転軸の周面を傷つけないような細
溝で繋いだため、 前記細溝によつて、丸のこ刃が回転する際に軸
孔の周囲に発生する応力を解消して丸のこ刃の蛇
行回転を防止することができるにもかかわらず、 前記細溝は前記回転軸の周面を傷つけない程度
の溝幅であるため、回転軸に、丸のこ刃をその軸
孔を介して嵌挿する際に、軸孔の周辺における鋭
角角部(軸孔の周縁と細溝との角部)が前記回転
軸を損傷することはないものである。
第1図は従来における丸のこ刃の正面図、第2
図はこの考案に係る丸のこ刃の実施例の正面図で
ある。 11……軸孔、13……透孔(独立透孔)、2
3……スリツト(細溝)、S……丸のこ刃。
図はこの考案に係る丸のこ刃の実施例の正面図で
ある。 11……軸孔、13……透孔(独立透孔)、2
3……スリツト(細溝)、S……丸のこ刃。
Claims (1)
- 中心部に回転軸の嵌挿する軸孔を設けるととも
にこの軸孔の周囲に所要数の独立透孔を形成し、
この独立透孔と前記軸孔とを前記回転軸の周面を
傷つけないような細溝で繋いだことを特徴とする
丸のこ刃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984186478U JPH0414161Y2 (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984186478U JPH0414161Y2 (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61102425U JPS61102425U (ja) | 1986-06-30 |
JPH0414161Y2 true JPH0414161Y2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=30743942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984186478U Expired JPH0414161Y2 (ja) | 1984-12-08 | 1984-12-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0414161Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-08 JP JP1984186478U patent/JPH0414161Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61102425U (ja) | 1986-06-30 |
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