JPH042744Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH042744Y2 JPH042744Y2 JP16542086U JP16542086U JPH042744Y2 JP H042744 Y2 JPH042744 Y2 JP H042744Y2 JP 16542086 U JP16542086 U JP 16542086U JP 16542086 U JP16542086 U JP 16542086U JP H042744 Y2 JPH042744 Y2 JP H042744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chip discharge
- discharge groove
- groove
- end mill
- solid end
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 14
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- -1 cemented carbide Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000011195 cermet Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、工具本体の外周に先端から後端方
向に向つて切屑排出溝が設けられたソリツドエン
ドミルに関するものである。
向に向つて切屑排出溝が設けられたソリツドエン
ドミルに関するものである。
「従来の技術」
従来のソリツドエンドミルとしては、例えば第
3図および第4図に示すようなソリツドエンドミ
ル11が知られている。このソリツドエンドミル
11は、工具本体13の外周に、先端から後端方
向に向つて同一長さの4つの切屑排出溝15,1
5,15,15が形成され、この切屑排出溝15
の回転方向を向く面の外周には外周刃17が形成
されるとともに、先端には底刃19が形成されて
なるものである。
3図および第4図に示すようなソリツドエンドミ
ル11が知られている。このソリツドエンドミル
11は、工具本体13の外周に、先端から後端方
向に向つて同一長さの4つの切屑排出溝15,1
5,15,15が形成され、この切屑排出溝15
の回転方向を向く面の外周には外周刃17が形成
されるとともに、先端には底刃19が形成されて
なるものである。
「考案が解決しようとする問題点」
ところで、上記のソリツドエンドミル11にあ
つては、切屑排出溝15の長さが同一であるた
め、切屑排出溝15の後端が軸方向の同一位置に
配設されることになる。このため、前記切屑排出
溝15の後端位置に応力が集中してしまい、この
部分に折損が発生しやすいという問題点があつ
た。
つては、切屑排出溝15の長さが同一であるた
め、切屑排出溝15の後端が軸方向の同一位置に
配設されることになる。このため、前記切屑排出
溝15の後端位置に応力が集中してしまい、この
部分に折損が発生しやすいという問題点があつ
た。
「考案の目的」
この考案は、工具の折損を防止することができ
るソリツドエンドミルを提供することを目的とす
る。
るソリツドエンドミルを提供することを目的とす
る。
「考案の構成」
この考案は、切屑排出溝をその溝長さが異なる
ように形成した構成としたものである。
ように形成した構成としたものである。
「実施例」
以下。この考案の一実施例について第1図およ
び第2図を参照して説明する。
び第2図を参照して説明する。
第1図は、この考案に係るソリツドエンドミル
21を示す図である。このソリツドエンドミル2
1は、超硬合金、サーメツト、セラミツクス等の
素材からなるものであつて、工具本体23を備え
ている。この工具本体23の外周には、2つの長
い切屑排出溝25,25と2つの短い切屑排出溝
27,27とが設けられている。これら2つの長
い切屑排出溝25,25と2つの短い切屑排出溝
27,27とは、周方向に長い切屑排出溝25,
短い切屑排出溝27、長い切屑排出溝25、短い
切屑排出溝27の順に等間隔に配設されている。
前記長い切屑排出溝25および前記短い切屑排出
溝27は、前記工具本体23の先端から後端方向
に向けて形成されている。そして、前記長い切屑
排出溝25の前記工具本体23の軸線A方向の長
さl1は、前記短い切屑排出溝27の前記軸線A方
向の長さl2より長く設定されているなお、前記長
さl1と前記長さl2との比は、l1/l2=1.5〜2.0の範
囲とするのが実用的であるが、この範囲外でも充
分効果を奏する。
21を示す図である。このソリツドエンドミル2
1は、超硬合金、サーメツト、セラミツクス等の
素材からなるものであつて、工具本体23を備え
ている。この工具本体23の外周には、2つの長
い切屑排出溝25,25と2つの短い切屑排出溝
27,27とが設けられている。これら2つの長
い切屑排出溝25,25と2つの短い切屑排出溝
27,27とは、周方向に長い切屑排出溝25,
短い切屑排出溝27、長い切屑排出溝25、短い
切屑排出溝27の順に等間隔に配設されている。
前記長い切屑排出溝25および前記短い切屑排出
溝27は、前記工具本体23の先端から後端方向
に向けて形成されている。そして、前記長い切屑
排出溝25の前記工具本体23の軸線A方向の長
さl1は、前記短い切屑排出溝27の前記軸線A方
向の長さl2より長く設定されているなお、前記長
さl1と前記長さl2との比は、l1/l2=1.5〜2.0の範
囲とするのが実用的であるが、この範囲外でも充
分効果を奏する。
そして、前記長い切屑排出溝25の回転方向を
向く面の外周には外周刃29が形成されるととも
に、前記短い切屑排出溝27の回転方向を向く面
の外周には外周刃31が形成され、前記長い切屑
排出溝25および前記短い切屑排出溝27の回転
方向を向く面の先端には、底刃33が形成されて
いる。
向く面の外周には外周刃29が形成されるととも
に、前記短い切屑排出溝27の回転方向を向く面
の外周には外周刃31が形成され、前記長い切屑
排出溝25および前記短い切屑排出溝27の回転
方向を向く面の先端には、底刃33が形成されて
いる。
このように、このソリツドエンドミル21にあ
つては、長い切屑排出溝25の長さl1を短い切屑
排出溝27の長さl2より長く設定しているから、
応力が集中する切屑排出溝の後端位置を軸線A方
向に分散することができ、したがつて工具の折損
を防止することができる。
つては、長い切屑排出溝25の長さl1を短い切屑
排出溝27の長さl2より長く設定しているから、
応力が集中する切屑排出溝の後端位置を軸線A方
向に分散することができ、したがつて工具の折損
を防止することができる。
なお、上記実施例においては、ソリツドエンド
ミルとして4枚刃のものを採用しているが、これ
に限る必要はなく、3枚刃以下ないしは5枚刃以
上のソリツドエンドミルでもよい。
ミルとして4枚刃のものを採用しているが、これ
に限る必要はなく、3枚刃以下ないしは5枚刃以
上のソリツドエンドミルでもよい。
「考案の効果」
以上に説明したように、この考案によれば、切
屑排出溝をその溝長さが異なるように形成してい
るから、応力の集中する前記切屑排出溝の後端部
を軸方向に分散することができ、したがつて工具
の折損を防止することができるという効果が得ら
れる。
屑排出溝をその溝長さが異なるように形成してい
るから、応力の集中する前記切屑排出溝の後端部
を軸方向に分散することができ、したがつて工具
の折損を防止することができるという効果が得ら
れる。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
図であつて、第1図は第2図中I−I線に沿う矢
視断面図、第2図はその軸線方向先端視図、第3
図および第4図は従来のソリツドエンドミルを示
す図であつて、第3図はその縦断面図、第4図は
その軸線方向先端視図である。 21……ソリツドエンドミル、23……工具本
体、25……長い切屑排出溝(切屑排出溝)、2
7……短い切屑排出溝(切屑排出溝)。
図であつて、第1図は第2図中I−I線に沿う矢
視断面図、第2図はその軸線方向先端視図、第3
図および第4図は従来のソリツドエンドミルを示
す図であつて、第3図はその縦断面図、第4図は
その軸線方向先端視図である。 21……ソリツドエンドミル、23……工具本
体、25……長い切屑排出溝(切屑排出溝)、2
7……短い切屑排出溝(切屑排出溝)。
Claims (1)
- 工具本体の外周に先端から後端方向に向つて切
屑排出溝が設けられたソリツドエンドミルにおい
て、前記切屑排出溝をその溝長さが異なるように
形成したことを特徴とするソリツドエンドミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16542086U JPH042744Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16542086U JPH042744Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6370816U JPS6370816U (ja) | 1988-05-12 |
JPH042744Y2 true JPH042744Y2 (ja) | 1992-01-30 |
Family
ID=31095444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16542086U Expired JPH042744Y2 (ja) | 1986-10-28 | 1986-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH042744Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6228449B2 (ja) * | 2013-12-24 | 2017-11-08 | 有限会社栄進機工 | 不等リードエンドミル |
-
1986
- 1986-10-28 JP JP16542086U patent/JPH042744Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6370816U (ja) | 1988-05-12 |