JPH0428835Y2 - - Google Patents

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JPH0428835Y2
JPH0428835Y2 JP10320487U JP10320487U JPH0428835Y2 JP H0428835 Y2 JPH0428835 Y2 JP H0428835Y2 JP 10320487 U JP10320487 U JP 10320487U JP 10320487 U JP10320487 U JP 10320487U JP H0428835 Y2 JPH0428835 Y2 JP H0428835Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
control means
switch
operating
ignition switch
standby mode
Prior art date
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Expired
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JP10320487U
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JPS648437U (ja
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  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用のパワーシートに関する
ものである。
(従来技術) 従来、自動車用パワーシートとしてイグニツシ
ヨンスイツチがオフ状態の時でもスライダスイツ
チの操作によつてシートをスライダ作動させた
り、パーソナルスイツチの操作によつてあらかじ
め記憶させたシート位置まで再生動作をさせたり
することができるものが知られている(例えば実
開昭61−115734号公報参照)。
ところが、この従来のパワーシートではイグニ
ツシヨンスイツチがオフ状態の時でも上記作動が
行われるようにするために、パワーシートの制御
手段を常に作動状態にしておく必要がある。この
ためイグニツシヨンスイツチがオフ状態でバツテ
リが充電されていない時でも、上記パワーシート
はイグニツシヨンスイツチがオン状態の作動時と
同じように電力を消費する。
したがつてイグニツシヨンスイツチがオフ状態
の時に上記作動が行えるパワーシートであつて
も、その制御手段の消費電力を比較的小さくする
ことができる自動車用パワーシートの出現が要望
されている。
(考案の目的) この考案は、このような従来の課題を解決する
ためになされたものであり、イグニツシヨンスイ
ツチがオフ状態の時にはその制御手段の消費電力
を小さくすることができ、これによつてバツテリ
の寿命を向上させることができ、しかも乗員のス
イツチ操作によつてシートを駆動させることがで
きる自動車用パワーシートを提供するものであ
る。
(考案の構成) この考案は、操作スイツチと作動モータとに接
続された制御手段を有し、この制御手段がイグニ
ツシヨンスイツチのオフ状態においても上記スイ
ツチの操作信号に応じて作動モータに作動信号を
発するように構成されている自動車用パワーシー
トにおいて、上記制御手段にはスタンバイモード
が具備されるとともにイグニツシヨンスイツチが
接続され、この制御手段はイグニツシヨンスイツ
チがオフ状態の時にスタンバイモードに入り、わ
ずかな時間の経過時に上記スタンバイモードの解
除を繰返すように構成されているものである。
上記構成によれば、イグニツシヨンスイツチの
オフ状態の時には制御手段がスタンバイモードに
入るので消費電力を小さくすることができ、また
わずかな時間毎にスタンバイモードの解除が繰返
されるので、乗員のスイツチ操作による信号に応
答することができる。
(実施例) 第1図において、制御手段1にはスライダスイ
ツチ2aやパーソナルスイツチ2bなどの操作ス
イツチが接続されるとともに、この操作スイツチ
2a,2bなどに対応する各種作動モータ3a,
3bが接続されている。そしてイグニツシヨンス
イツチ4とタイマー5とがそれぞれ制御手段1に
接続されてパワーシートの制御装置が構成されて
いる。
制御手段1は、あらかじめ設定された所定の命
令を実行する通常の作動モードと、これらの命令
を実行しないで休止状態を維持するスタンバイモ
ードとを有し、このスタンバイモードと作動モー
ドとが切換え可能に構成されている。上記作動モ
ードからスタンバイモードに切換わると、制御手
段1は休止状態となるので制御手段1の消費電力
は小さくなる。
この制御手段1は上記操作スイツチ2a,2b
のオン・オフを判別し、それがオン状態である時
には、その操作信号に応じて対応する作動モータ
3a,3bに作動信号が送られるように構成さ
れ、これによつてシートが所定量スライド移動し
たり、あらかじめ記憶されたメモリー状態になる
ようにシートが再生動作を行つたりすることがで
きるようにされている。これらの制御は、イグニ
ツシヨンスイツチ4のオン・オフにかかわらず制
御手段1が作動モードにある間は行われるように
している。
タイマー5は制御手段1からのタイマースター
ト信号によつて作動が開始され、タイマー設定時
間T0の経過によつてスタンバイモードの解除信
号が制御手段1に送られるように構成されてい
る。上記タイマースタート信号は、制御手段1で
イグニツシヨンスイツチ4のオン・オフを判別
し、それがオフ状態である時にタイマー5に発せ
られるようにされている。また上記判別の結果イ
グニツシヨンスイツチ4がオフ状態である時には
制御手段1はスタンバイモードに切換わるように
されている。
つぎに、第2図に基づいてパワーシートの制御
手順を説明する。ステツプS1でイグニツシヨンス
イツチ4のオン・オフを判別し、オンの時にはス
テツプS2で通常のパワーシートの作動を行い、そ
して再度ステツプS1に戻りイグニツシヨンスイツ
チ4のオン・オフを判別させる。
ステツプS1でイグニツシヨンスイツチ4がオフ
の時にはステツプS3でタイマー5にタイマー設定
時間T0を設定してステツプS4でタイマー5をス
タートさせる。それと同時にステツプS5で制御手
段1をスタンバイモードに切換える。これによつ
て制御手段1での消費電力はそれまでの作動モー
ドと比べて小さくなる。
タイマー5では上記タイマー設定時間T0と比
較してステツプS6でタイムアツプか否かを判別
し、まだタイムアツプでなければ再度ステツプS6
の前に戻り上記判別を繰返す。ステツプS6でタイ
マー5がタイムアツプになれば制御手段1に解除
信号が送られ、これによつてステツプS7でスタン
バイモードは解除され制御手段1は作動モードに
切換わる。
つぎに、ステツプS8でスライダスイツチ2aの
オン・オフを判別し、オンであればステツプS9
作動モータ3aへ作動信号を送つてシートをスラ
イダ作動させる。所定量作動させた後に、再度ス
テツプS1に戻り上記手順を繰返す。またステツプ
S8でスライダスイツチ2aがオフであればステツ
プS10でパーソナルスイツチ2bのオン・オフを
判別し、オンであればステツプS11で作動モータ
3bへ作動信号を送つてシートをメモリー状態に
再生させる。メモリー状態まで再生した後に、再
度ステツプS1に戻る。
ステツプS10でパーソナルスイツチ2bがオフ
であれば再度ステツプS1に戻り上記手順を繰返
す。これによつてイグニツシヨンスイツチ4がオ
フであれば再び制御手段1はスタンバイモードに
入り、消費電力は小さくなる。そしてタイマー設
定時間T0の経過によつて制御手段1は再び作動
モードに入り、乗員がシートの操作スイツチ2
a,2bを操作しているか否かをチエツク(ステ
ツプS8およびステツプS10)して操作スイツチ2
a,2bがオンであればシートが作動される。
ステツプS3でのタイマー設定時間T0としては、
乗員による操作スイツチ2a,2bがオン操作の
開始から完了までの時間よりも短いわずかな時間
(例えば0.3〜0.4sec)が限定される。ステツプS1
ステツプS8およびステツプS10でいずれもスイツ
チ4,2a,2bがオフであれば、制御手段1が
作動モードにある時間(ステツプS7からステツプ
S1に戻つてステツプS5までの間)Toは瞬間的
(例えば0.2〜0.4msec程度)なものとなる。この
為作動モードから次の作動モードまでの1サイク
ルに要する時間(T0+To)は第3図に示すよう
にタイマー設定時間T0とほぼ同時間となる。
したがつて乗員が操作スイツチ2a,2bをオ
ン操作すれば、その信号はタイマー設定時間T0
毎に設定されるいずれかの作動モードで検出(ス
テツプS8、ステツプS10)され、その操作信号に
応じてシートが移動する。しかも、イグニツシヨ
ンスイツチ4がオフ状態にある間で、制御手段1
が作動モードにあるのは全体としてわずかな時間
でほとんどの時間はスタンバイモードにあるの
で、第3図に1点鎖線で示す従来のパワーシート
のようにすべての時間連続して作動モードに設定
されている場合に比べてその消費電力を小さくす
ることができる。
なお、上記実施例では常に同一のタイマー設定
時間T0がタイマー5に設定されるようにしてい
るが、例えばあらじめメモリーに保持させておい
た数種類のタイマー設定時間をステツプS3で選択
的に読込ますようにしてもよい。
(考案の効果) この考案の自動車用パワーシートによれば、イ
グニツシヨンスイツチがオフ状態の時には従来の
パワーシートに比べて消費電力を小さくすること
ができ、バツテリの寿命を向上させることができ
る。しかもイグニツシヨンスイツチがオフ状態の
時にも乗員によるスイツチ操作によりシートを確
実に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例のシート部分を省略
したブロツク構成図、第2図は第1図のパワーシ
ートの制御手段を示すフローチヤート、第3図は
第1図のパワーシートにおいてイグニツシヨンス
イツチがオフ状態にあるときの経過時間と消費電
力との関係を定性的に示す説明図である。 1……制御手段、2a,2b……操作スイツ
チ、3a,3b……作動モータ、4……イグニツ
シヨンスイツチ、5……タイマー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作スイツチと作動モータとに接続された制御
    手段を有し、この制御手段がイグニツシヨンスイ
    ツチのオフ状態においても上記スイツチの操作信
    号に応じて作動モータに作動信号を発するように
    構成されている自動車用パワーシートにおいて、
    上記制御手段にはスタンバイモードが具備される
    とともにイグニツシヨンスイツチが接続され、こ
    の制御手段はイグニツシヨンスイツチがオフ状態
    の時にスタンバイモードに入り、わずかな時間の
    経過毎に上記スタンバイモードの解除を繰返すよ
    うに構成されていることを特徴とする自動車用パ
    ワーシート。
JP10320487U 1987-07-03 1987-07-03 Expired JPH0428835Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10320487U JPH0428835Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10320487U JPH0428835Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS648437U JPS648437U (ja) 1989-01-18
JPH0428835Y2 true JPH0428835Y2 (ja) 1992-07-14

Family

ID=31333813

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JP10320487U Expired JPH0428835Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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