JPH04277267A - 階段状床可動装置 - Google Patents

階段状床可動装置

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JPH04277267A
JPH04277267A JP3602591A JP3602591A JPH04277267A JP H04277267 A JPH04277267 A JP H04277267A JP 3602591 A JP3602591 A JP 3602591A JP 3602591 A JP3602591 A JP 3602591A JP H04277267 A JPH04277267 A JP H04277267A
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stepped
support frame
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Tamotsu Aoki
保 青木
Kenji Ichikawa
健二 市川
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば椅子席を設けた
床ユニットを複数個有して階段状に配置された可動段床
を可動式に構成した階段状床可動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋内競技場,コンサート会場,展
示会場では、例えば実公平1−26843号公報に示す
ように、観客の視界を確保するため、それらの舞台の前
方から後方に行くにしたがって階段状に床が高くなって
おり、床に設置された椅子席も階段状になっている。
【0003】このような椅子席を有する階段状の床は、
そのままでは、スペースはあるものの、上記以外の目的
に供しようとする場合(例えば体育館として利用しよう
とする場合)、この階段状の床を平坦に配置変化させて
活用することが要求されている。かかる要求に基づき、
図6,図7に示す階段状床可動装置が知られている。
【0004】図において、101は床面で、この床面1
01上に、多数の可動床ユニット102,103,10
4・・・,10Nが順番に壁面110に平行に並べて設
置されている。最後列の可動床ユニット102は、椅子
席102Aが設けられた床ブロック102Bと、これを
油圧シリンダ等によって昇降させる昇降機構102Cと
を有している。
【0005】最後列の可動床ユニット102の前列の可
動床ユニット103は、椅子席103Aが設けられた床
ブロック103Bと、これを油圧シリンダ等によって昇
降させる昇降機構103Cとを有している。以下、同様
にして、可動床ユニット103から前方の可動床ユニッ
ト10Nに至る各可動床ユニットは、可動床ユニット1
02と同様に構成されている。従って、床ブロック10
2A,103B・・・,10NAは、全体として階段状
の可動段床111を構成している。
【0006】そして、図6に示す状態から各可動床ユニ
ット102B,103B・・・を、それらの昇降機構1
02C,103C・・・によりそれぞれ降下させ、さら
に、各可動床ユニット102B,103B・・・をそれ
ぞれ反転させると、例えば図7に示すように平坦床11
2が形成される。また、従来、上述の階段状床可動装置
の他、図8,図9に示す階段状床可動装置が知られてい
る。図において、壁面121には、固定床ユニット12
2が片持梁状に固定して支持され、固定床ユニット12
2と床面123との間には第1収納スペース124が形
成されている。固定床ユニット122には階段状に段床
122Aが形成され、段床122Aに複数の椅子席12
2Bが設けられている。
【0007】固定床ユニット122の前方には、第1可
動床ユニット125が配置され、この第1可動床ユニッ
ト125は、床面123上を移動可能の支柱125Aと
、この支柱125Aの上部に片持梁状に固定して支持さ
れた第1可動段床125Bとから構成されており、第1
可動段床125Bには複数の椅子席125Cが階段状に
設けられている。第1可動段床125Bと床面123と
の間には第2収納スペース126が形成されている。
【0008】127は第2可動床ユニット、128は第
3可動床ユニット、129は第4可動床ユニットを示し
、第1可動床ユニット125と同様に構成されている。 そして、固定床ユニット122,第1可動床ユニット1
25,第2可動床ユニット127,第3可動床ユニット
128,第4可動床ユニット129が、全体として壁面
121から前方にかけて階段状の可動段床130を構成
している。
【0009】しかして、図8に示す第1可動床ユニット
125,第2可動床ユニット127,第3可動床ユニッ
ト128,第4可動床ユニット129を、それらの各椅
子席を折り畳んだ状態でそれぞれ矢印方向に移動させる
と、第1可動床ユニット125が第1収納スペース12
4内に収納され、第2可動床ユニット127が第2収納
スペース126内に収納され、第3可動床ユニット12
8が第3収納スペース131内に収納され、第4可動床
ユニット129が第4収納スペース132内に収納され
、図9に示すように、上記可動床ユニット125,12
7,128,129がすべて第1収納スペース124内
にブロック状に折り重なった状態で収納され、床面12
3の右側部分に平坦部分123Aが形成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の前者
の階段状床可動装置にあっては、階段状の可動段床11
1と平坦床112との間で配置変化させるためには、多
数の可動床ユニット102,103,104・・・をそ
れぞれ独立に昇降させるための昇降機構102C,10
3C・・・を必要とし、装置が複雑且つ大掛かりになる
という問題があった。
【0011】また、従来の後者の階段状床可動装置にあ
っては、図8に示す階段状の可動段床130を配置変化
させて、図9に示す床面123の右側部分に平坦部分1
23Aを形成するためには、第1可動床ユニット125
,第2可動床ユニット127,第3可動床ユニット12
8,第4可動床ユニット129と分割し、さらにそれぞ
れを移動できるようにしなければならず、そのため、各
可動床ユニット125,127,128,129を移動
させるための移動用機構,アクチュエータを必要とし、
装置が複雑且つ大掛かりになるという問題があった。
【0012】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、その目的は、可動段床を階段状態または
平坦状態のどちらかに配置変化させるのに、簡単な機構
で構成することができる階段状床可動装置を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、側面に支持ピ
ンまたは長孔を有する複数の床ユニットをそれぞれが壁
面に上下方向平行に移動できるように並べてなる可動段
床を、下床面の上に別体に配置し、下端部が下床面に当
接して滑動自在で、且つ、上端部が壁面に当接しながら
上下方向に可動自在の床支持フレームを下床面から壁面
にかけて斜めに掛け渡し、床支持フレームに、各床ユニ
ットに対応してその支持ピンまたは長孔が移動自在に係
合する長孔または支持ピンを設け、各床ユニットの支持
ピンまたは長孔を床支持フレームの長孔または支持ピン
にそれぞれ係合して可動段床を床支持フレームに支持し
、床支持フレームを、その下床面に対する傾斜角度を変
化させるように回動・滑動させるアクチュエータを設け
たことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明においては、アクチュエータを作動させ
ると、下床面から壁面にかけて斜めに掛け渡された床支
持フレームの下端部は下床面に当接して滑動し、且つ、
その上端部が壁面に当接しながら上下方向に可動する。 このアクチュエータによる床支持フレームの回動・滑動
に伴って、床支持フレームの長孔(または支持ピン)に
より各床ユニットの支持ピン(または長孔)が上下方向
に力を受け、これにより、各床ユニットは、壁面に上下
方向平行に可動される。
【0015】アクチュエータにより、床支持フレームが
所定の傾斜位置に保持されている時、可動段床が階段状
になって所定の傾斜にされる。また、アクチュエータに
より、床支持フレームが水平に保持されている時、可動
段床は平坦にされる。
【0016】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図5は本発明の実施例に係る階段状
床可動装置を示す。図1,図2にはその全体構成図が示
され、図1は図2のA−A断面図として示されている。 図において、1は下床面2の上に階段状態または平坦状
態を選択可能に配置された可動段床で、最上段の床部3
A,床部3Aより1段低い床部3B,床部3Bより1段
低い3C・・・,最下段の3N(総称する場合には符号
「3」を用いる)を並べて有している。最下段の床部3
Nの右方には、これに並べて複数の反転床部3Wが同じ
高さで配置されている。
【0017】床部3A,3B,3C・・・,3Nに、支
持軸4A,4B,4C・・・,4Nが一体に取り付けら
れ、支持軸4A,4B,4C・・・,4Nの左端は、左
側の床部支持体5A,5B,5C・・・,5Nに軸支さ
れている。支持軸4A,4B,4C・・・,4N(総称
する場合には符号「4」を用いる)の右端は、右側の床
部支持体6A,6B,6C・・・,6Nにそれぞれ設け
た減速機付モータ7A,7B,7C・・・,7N(総称
する場合には符号「7」を用いる)に一体に取り付けら
れている。また、複数の反転床部3Wには、それぞれ支
持軸4Wが一体に取り付けられ、支持軸4Wの左端は、
左側の床部支持体5Wに、右端は右側の床部支持体6W
に設けた減速機付モータ7Wに一体に取り付けられてい
る。
【0018】壁面8に、左右の床部支持体5A(6A)
の後面9R(10R)がそれぞれ面接触し、その前面9
F(10F)は、床部支持体5B(6B)の後面9R(
10R)に面接触している。床部支持体5B(6B)の
前面9F(10F)は、床部支持体5C(6C)の後面
9R(10R)に面接触している。このように、床部支
持体5A(6A),5B(6B),5C(6C)・・・
,5N(6N)の各前後面は隣接する床部支持体5A(
6A),5B(6B),5C(6C)・・・,5N(6
N)の各前後面に面接触している。従って、床部支持体
5A(6A),5B(6B),5C(6C)・・・,5
N(6N)は、壁面8に上下方向平行に移動できるよう
に並べられている。
【0019】そして、左右の床部支持体5A(6A)の
間に床部3Aを支持した床ユニット13Aが構成され、
床部支持体5B(6B)の間に床部3Bを支持した床ユ
ニット13Bが構成され、床部支持体5C(6C)の間
に床部3Cを支持した床ユニット13Cが構成されてい
る。以下、床部支持体5C(6C)より前方に配置れれ
ている床部支持体については、総称する場合には符号1
3が用いられ、また、最前列のものは符号13Nが用い
られ、同様の構成とされている。
【0020】左右の床部支持体5A(6A),5B(6
B),5C(6C)・・・,5N(6N)の両外側面に
は、それぞれ支持ピン14A(15A),14B(15
B),14C(15C)・・・,14N(15N)(総
称する場合には符号14(15)を用いる)が固定して
取り付けられている。16は左側の床支持フレーム、1
7は右側の床支持フレームで、各床支持フレーム16(
17)は、下床面2から壁面8にかけて斜めに掛け渡さ
れ、それらの下端部に取り付けられている左右の支持ロ
ーラ18(19)が下床面2に形成した左右のガイド溝
11(12)上に当接して滑動自在となっており、且つ
、上端部に取り付けられている左右のガイドローラ20
(21)が壁面8に当接しながら上下方向に可動自在と
なっており、従って、左右の床支持フレーム16(17
)は支持ローラ18(19)を中心として回動しながら
左右のガイド溝11(12)上を滑動自在となっている
。この場合、左右の支持ローラ18(19)の側面は左
右のガイド溝11(12)に案内されて横に移動するこ
とが防止されている。
【0021】左右の床支持フレーム16(17)には、
左右の床ユニット13A,13B,13C・・・,13
Nにそれぞれ対応して左右の支持ピン14A(15A)
,14B(15B),14C(15C)・・・,14N
(15N)が移動自在に係合する長孔22A(23A)
,22B(23B),22C(23C)・・・,22N
(23N)(総称する場合には符号22(23)を用い
る)が左右に設けられている。
【0022】そして、左右の床ユニット13A,13B
,13C・・・,13Nの左右の支持ピン14A(15
A),14B(15B),14C(15C)・・・,1
4N(15N)が、左右の床支持フレーム16(17)
の長孔22A(23A),22B(23B),22C(
23C)・・・,22N(23N)にそれぞれ係合して
左右の床ユニット13A,13B,13C・・・,13
Nを床支持フレーム16(17)に支持している。
【0023】24(25)は左右の床支持フレーム16
,17の両側にそれぞれ配置された左右の油圧シリンダ
(アクチュエータ)で、その基端が下床面2に形成した
取付凹部2Aからなるピットに回動自在に設けられ、そ
れらのロッド先端が左右の床支持フレーム16(17)
にそれぞれ取り付けられている。左右の油圧シリンダ2
4(25)の伸縮により、床支持フレーム16(17)
を下床面2に対して回動・滑動させ、傾斜角度を変化さ
せるようになっている。
【0024】図3においては、上述の床部3にそれぞれ
起倒自在に取り付けられている椅子席26を示し、椅子
席26は、床部3の表面に回動自在に取り付けられらた
支柱26Aと、支柱26Aの途中部分に回動自在に取り
付けられた座部26Bと、ロッド先端が支柱26Aの途
中後端に取り付けられ、基端が床部3の表面上に支柱2
6Aの直ぐ後に位置して取り付けられたシリンダ26C
とから構成されている。シリンダ26Cを伸すと、椅子
席26は二点鎖線で示すように、床部3の表面に倒れた
状態となり、シリンダ26Cを縮めると、椅子席26は
実線で示すように起きた状態となる。なお、各床部3の
前後端面31,32は、これが回動した時、隣接する床
部3の前後端面31,32との干渉を防ぐため、凹部に
形成されている。
【0025】次に、本発明の作用を説明する。図1は当
該階段状床可動装置の階段状態を選択して利用する場合
を、図4は可動段床1を水平にし、且つ、床部3を反転
させてその裏面を連続させた平坦状態として利用する場
合を示す。当該階段状床可動装置においては、左右の油
圧シリンダ24(25)を作動させることにより、図1
の階段状態から図4の平坦状態の間で相互に配置変化さ
せることができ、図1から図4に配置変化させる場合を
例にとって説明する。
【0026】先ず、最初に、図3に示すように、実線で
示す起きた状態の椅子席26の座部26Bを回動させて
支柱26Aの上部に重ならせ、シリンダ26Cを伸ばす
ことにより、座部26Bが重なった状態の支柱26Aを
倒して椅子席26を二点鎖線の状態にする。さらに、図
5に示すように、倒れた状態の椅子席26をそのまま保
持し、減速機付モータ7を駆動させ、支持軸4を軸とし
て床部3を反転させると、床部3の裏面が上側に、倒れ
た状態の椅子席26のある表面が下側となって椅子席2
6が下側空間に収納される。このようにして、すべての
床部3を反転させると、椅子席26が下側空間内に収納
される。この状態は図5の最も左側寄りの床部3として
示される。
【0027】なお、同様にして、図2に示す反転床部3
Wは反転され、その状態は図5の最も左側寄りの床部3
と同じ状態に示され、反転した状態の反転床部3Wの裏
面が連続して平坦床部30(図4に示す)が形成される
。そして、左右の油圧シリンダ24(25)を作動させ
ると、下床面2から壁面8にかけて斜めに掛け渡された
左右の床支持フレーム16(17)の下端部の支持ロー
ラ18(19)は下床面2のガイド溝11(12)に当
接して滑動し、且つ、上端部のガイドローラ20(21
)が壁面8に当接しながら上下方向に可動する。
【0028】左右の油圧シリンダ24(25)により、
床支持フレーム16(17)が所定の傾斜位置に保持さ
れている時、可動段床1が階段状になって例えば図1に
示すように所定の傾斜角にされる。左右の油圧シリンダ
24(25)を図1の状態から縮めると、左右の床支持
フレーム16(17)が支持ローラ18(19)を中心
として回動しながら左右のガイド溝11(12)上を滑
動自在し、左右のガイドローラ20(21)が下降する
。これにより、左右の床支持フレーム16(17)の下
床面2に対する傾斜角が小さくなる。従って、左右の床
支持フレーム16(17)の長孔22A(23A),2
2B(23B),22C(23C)・・・,22N(2
3N)により各床ユニット13A,13B,13C・・
・,13Nの支持ピン14A(15A),14B(15
B),14C(15C)・・・,14N(15N)が下
方向に力を受け、これにより、各床ユニット13A,1
3B,13C・・・,13Nは、壁面8に下方向に平行
に可動される。
【0029】さらに、左右の油圧シリンダ24(25)
を縮めると、上述の床支持フレーム16(17)の回動
・滑動に伴って、各床ユニット13A,13B,13C
・・・,13Nは、全体として水平になり、しかも、上
述のように各床部3が反転しているので、図4に示すよ
うに、可動段床1は、それらの床部3を反転させた状態
で床部3の裏面を連続させて平坦な床面31を形成する
ことになる。
【0030】以上の如き構成によれば、左右の床支持フ
レーム16(17)だけを左右の油圧シリンダ24(2
5)で作動させれば、床支持フレーム16(17)の回
動・滑動動作を介して、各床ユニット13A,13B,
13C・・・,13Nを上下方向にそれぞれ動かし、可
動段床1を所定の傾斜の階段状態にすることができ、ま
たは、可動段床1を水平にし且つ各床部3を反転させた
状態で床部3の裏面を連続させて平坦な床面31を形成
させることができる。従って、各床ユニット13A,1
3B,13C・・・,13Nの上下位置を変化させるの
に床支持フレーム16(17)の作動だけで足り、従来
例に比して可動段床1を配置変化させるための多くの作
動機構を必要とせず、左右の油圧シリンダ24(25)
だけ有れば良く、作動機構を簡単に構成することができ
る効果を奏する。
【0031】なお、本実施例においては、左右の床ユニ
ット13A,13B,13C・・・,13Nの左右の支
持ピン14A(15A),14B(15B),14C(
15C)・・・,14N(15N)が、左右の床支持フ
レーム16(17)の長孔22A(23A),22B(
23B),22C(23C)・・・,22N(23N)
にそれぞれ係合して左右の床ユニット13A,13B,
13C・・・,13Nを床支持フレーム16(17)に
支持しているが、各床ユニット13A,13B,13C
・・・,13Nに、支持ピン14A(15A),14B
(15B),14C(15C)・・・,14N(15N
)に代えてそれぞれ長孔を形成するとともに、床支持フ
レーム16,17の長孔22A(23A),22B(2
3B),22C(23C)・・・,22N(23N)に
代えてそれぞれ支持ピンを設け、各床ユニット13A,
13B,13C・・・,13Nの長孔に床支持フレーム
16,17の支持ピンをそれぞれ係合して左右の床ユニ
ット13A,13B,13C・・・,13Bを左右の床
支持フレーム16(17)に支持することもできる。
【0032】また、本実施例においては、油圧シリンダ
24(25)の基端が下床面2に回動自在に設けられて
いるが、壁面8に設けることもできる。さらに、本実施
例においては、アクチュエータの例として油圧シリンダ
24(25)を挙げているが、これに限定されることな
く、例えば、ワイヤで左右の床支持フレーム16,17
をそれぞれ吊持し、巻上げ機械でワイヤを引っ張ること
により、床支持フレーム16,17の下床面2に対する
傾斜角度を変化させるように回動・滑動させることがで
きる。
【0033】そして、本実施例においては、床部3は左
右の床支持フレーム16(17)により一対の支持ピン
,長孔による支持機構を介して相対移動可能に支持され
ているが、床部3の支持ピン,長孔による支持機構を多
重にすることにより床部3と床支持フレーム16(17
)との相対移動距離を大きくすることができる。そして
、また、本実施例においては、床部3には椅子席26が
設けられ、且つ、床部3が反転できるようになっている
が、床部3に椅子席26を設けず、且つ、床部3を反転
しない場合についても本発明を適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
床支持フレームだけをアクチュエータで作動させれば、
床支持フレームの回動・滑動動作を介して、可動段床の
各床ユニットを上下方向にそれぞれ動かし、可動段床を
所定の傾斜の階段状態または水平状態に位置変化させる
ことができる。即ち、可動段床の各床ユニットの上下位
置を変化させるのに床支持フレームの作動だけで足り、
従来例に比して可動段床を配置変化させるための多くの
作動機構を必要とせず、床支持フレームを作動させるア
クチュエータだけ有れば良く、作動機構を簡単に構成す
ることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わる階段状床可動装置の一
部断面側面図である。
【図2】同階段状床可動装置の平面図である。
【図3】同階段状床可動装置における椅子席の側面図で
ある。
【図4】同階段状床可動装置における可動段床を水平に
し、且つ、その床ユニットを反転した状態を示す一部断
面側面図である。
【図5】同階段状床可動装置における床部の反転過程の
順序を示す説明図である。
【図6】従来における階段状床可動装置の側面図である
【図7】同階段状床可動装置の使用状態説明図である。
【図8】従来における他の階段状床可動装置の側面図で
ある。
【図9】同階段状床可動装置の使用状態説明図である。
【符号の説明】
1  可動段床 2  床面 8  壁面 13A,13B,13C・・・,13N  床ユニット
14A,14B,14C・・・,14N  支持ピン1
5A,15B,15C・・・,15N  支持ピン16
(17)  床支持フレーム 22A,22B,22C・・・,22N  長孔23A
,23B,23C・・・,23N  長孔16,17 
 床支持フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  側面に支持ピンまたは長孔を有する複
    数の床ユニットをそれぞれが壁面に上下方向平行に移動
    できるように並べてなる可動段床を、下床面の上に別体
    に配置し、下端部が下床面に当接して滑動自在で、且つ
    、上端部が壁面に当接しながら上下方向に可動自在の床
    支持フレームを下床面から壁面にかけて斜めに掛け渡し
    、床支持フレームに、各床ユニットに対応してその支持
    ピンまたは長孔が移動自在に係合する長孔または支持ピ
    ンを設け、各床ユニットの支持ピンまたは長孔を床支持
    フレームの長孔または支持ピンにそれぞれ係合して可動
    段床を床支持フレームに支持し、床支持フレームを、そ
    の下床面に対する傾斜角度を変化させるように回動・滑
    動させるアクチュエータを設けたことを特徴とする階段
    状床可動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6003270A (en) * 1998-04-16 1999-12-21 Macintyre; James R. Variable riser seating system
KR100355128B1 (ko) * 1993-10-22 2003-01-29 가부시키가이샤 고도부키 마루높이를가변시키는신축식계단형이동관람석
JP2021071504A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 トヨタホーム株式会社 勾配可変階段装置

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