JPH11270168A - 客席可変装置 - Google Patents
客席可変装置Info
- Publication number
- JPH11270168A JPH11270168A JP8114198A JP8114198A JPH11270168A JP H11270168 A JPH11270168 A JP H11270168A JP 8114198 A JP8114198 A JP 8114198A JP 8114198 A JP8114198 A JP 8114198A JP H11270168 A JPH11270168 A JP H11270168A
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- JP
- Japan
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- floor
- members
- seat
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- seats
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- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47C—CHAIRS; SOFAS; BEDS
- A47C1/00—Chairs adapted for special purposes
- A47C1/12—Theatre, auditorium, or similar chairs
- A47C1/126—Theatre, auditorium, or similar chairs stowable in floor or wall
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 床面を細分化することなく反転できる客席可
変装置を提供する。 【解決手段】 一対の床板２、２を山形に連設して床部
材１を形成し、その一方の床板２の表面に座席３を取り
付け、この床部材１を前後方向に複数配列すると共に、
各床部材１をそれぞれ昇降自在かつ前後方向に９０°回
動可能に支持する。各床部材１を、その座席３と他部材
との干渉を避けるように、他部材との間に高低差を設け
た状態で、前後いずれか一方から順次回転させることに
より、平土間状態及び座席使用状態の双方向転換を行
う。各床部材１を中間部で支持できるので、床面を幅方
向に細分化する必要がない。
変装置を提供する。 【解決手段】 一対の床板２、２を山形に連設して床部
材１を形成し、その一方の床板２の表面に座席３を取り
付け、この床部材１を前後方向に複数配列すると共に、
各床部材１をそれぞれ昇降自在かつ前後方向に９０°回
動可能に支持する。各床部材１を、その座席３と他部材
との干渉を避けるように、他部材との間に高低差を設け
た状態で、前後いずれか一方から順次回転させることに
より、平土間状態及び座席使用状態の双方向転換を行
う。各床部材１を中間部で支持できるので、床面を幅方
向に細分化する必要がない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、劇場、ホール等
において、その床面を催物に応じて平土間状態と客席を
配列した状態とに転換する客席可変装置に関するもので
ある。
において、その床面を催物に応じて平土間状態と客席を
配列した状態とに転換する客席可変装置に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】この種の客席可変装置として、実開平５
−２４８１２号公報に記載されたものが従来より知られ
ている。この装置は、一面に座席が固定された平板状の
床部材を前後方向に複数配列し、これらを通路部を挟ん
で複数並列させ、各床部材の両端部を通路部の下方に設
けられた回転駆動機構付きの軸受で１８０°回動可能に
支持すると共に、その回動の可否を通路部端面から出没
するロックピンにより切り換えるようにし、各床部材を
昇降させる昇降機構を設けた構成とされている。
−２４８１２号公報に記載されたものが従来より知られ
ている。この装置は、一面に座席が固定された平板状の
床部材を前後方向に複数配列し、これらを通路部を挟ん
で複数並列させ、各床部材の両端部を通路部の下方に設
けられた回転駆動機構付きの軸受で１８０°回動可能に
支持すると共に、その回動の可否を通路部端面から出没
するロックピンにより切り換えるようにし、各床部材を
昇降させる昇降機構を設けた構成とされている。
【０００３】そして、この装置により平土間状態と座席
使用状態との転換を行うには、ロックピンによる床部材
のロックを解除し、各床部材を、その座席と他部材との
干渉を避けるように上昇させて１８０°回転させる。
使用状態との転換を行うには、ロックピンによる床部材
のロックを解除し、各床部材を、その座席と他部材との
干渉を避けるように上昇させて１８０°回転させる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記客席可
変装置は、床部材を両端部でしか支持できないため、床
面を通路部を介して分割し、反転不能とした通路部の下
方に床部材の軸受を設けたものである。このため、座席
や通路の配置が制限され、板や絨毯等の張設材が床全面
に亘って揃うように転換することもできず、床面に多数
の隙間ができるほか、機構が複雑でコストが高くなると
いう問題がある。
変装置は、床部材を両端部でしか支持できないため、床
面を通路部を介して分割し、反転不能とした通路部の下
方に床部材の軸受を設けたものである。このため、座席
や通路の配置が制限され、板や絨毯等の張設材が床全面
に亘って揃うように転換することもできず、床面に多数
の隙間ができるほか、機構が複雑でコストが高くなると
いう問題がある。
【０００５】そこで、この発明は、床面を細分化するこ
となく反転できる客席可変装置を提供しようとするもの
である。
となく反転できる客席可変装置を提供しようとするもの
である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、一対の床板を山形に連設して床部材
を形成し、その一方の床板表面に座席を取り付け、この
床部材を前後方向に複数配列すると共に、各床部材をそ
れぞれ昇降自在かつ前後方向に９０°回動可能に支持
し、これらの床部材を、その座席と他部材との干渉を避
けるように、他部材との間に高低差を設けた状態で、前
後いずれか一方から順次回転させることにより、平土間
状態及び座席使用状態の双方向転換を行うようにしたの
である。
め、この発明では、一対の床板を山形に連設して床部材
を形成し、その一方の床板表面に座席を取り付け、この
床部材を前後方向に複数配列すると共に、各床部材をそ
れぞれ昇降自在かつ前後方向に９０°回動可能に支持
し、これらの床部材を、その座席と他部材との干渉を避
けるように、他部材との間に高低差を設けた状態で、前
後いずれか一方から順次回転させることにより、平土間
状態及び座席使用状態の双方向転換を行うようにしたの
である。
【０００７】このように構成すると、各床部材を中間部
で支持できるので、床面を幅方向に細分化する必要がな
い。
で支持できるので、床面を幅方向に細分化する必要がな
い。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。ここで、図１は平土間状態
を、図５、７は座席使用状態をそれぞれ示し、図２乃至
図４はその変遷過程を示す。また、図６は段床客席とし
た状態を示す。
付図面に基づいて説明する。ここで、図１は平土間状態
を、図５、７は座席使用状態をそれぞれ示し、図２乃至
図４はその変遷過程を示す。また、図６は段床客席とし
た状態を示す。
【０００９】これらの図において、前後方向に複数配列
された床部材１は、一対の床板２、２を山形に連設して
形成され、一方の床板２の表面には座席３が取り付けら
れている。最前列の床部材１の前方には舞台Ｓが、最後
列の床部材１の後方には後床Ｂが設けられ、これらはそ
れぞれ昇降台４により昇降自在に支持されている。な
お、昇降台４の昇降機構は、図示のものではクロスアー
ム式となっているが、ジャッキ押上式やスパイラルリフ
ト式としてもよい。
された床部材１は、一対の床板２、２を山形に連設して
形成され、一方の床板２の表面には座席３が取り付けら
れている。最前列の床部材１の前方には舞台Ｓが、最後
列の床部材１の後方には後床Ｂが設けられ、これらはそ
れぞれ昇降台４により昇降自在に支持されている。な
お、昇降台４の昇降機構は、図示のものではクロスアー
ム式となっているが、ジャッキ押上式やスパイラルリフ
ト式としてもよい。
【００１０】各床部材１の裏側には、幅方向に間隔をお
いて複数の取付部材５が設けられ、各取付部材５は、昇
降台４上に立設された支柱６に支軸７を介して回動自在
に連結されている。昇降台４と床部材１とは回転用シリ
ンダ８で連結され、その伸縮に伴い床部材１は前後方向
に９０°回動可能となっている。
いて複数の取付部材５が設けられ、各取付部材５は、昇
降台４上に立設された支柱６に支軸７を介して回動自在
に連結されている。昇降台４と床部材１とは回転用シリ
ンダ８で連結され、その伸縮に伴い床部材１は前後方向
に９０°回動可能となっている。
【００１１】いま、上記のような客席可変装置におい
て、図１に示す平土間状態から図５に示す座席使用状態
へ転換するには、図２乃至図４に示すように、各床部材
１を、その座席３と他部材との干渉を避けるように、他
部材との間に高低差を設けた状態で、前側のものから順
次前方に９０°回転させる。
て、図１に示す平土間状態から図５に示す座席使用状態
へ転換するには、図２乃至図４に示すように、各床部材
１を、その座席３と他部材との干渉を避けるように、他
部材との間に高低差を設けた状態で、前側のものから順
次前方に９０°回転させる。
【００１２】逆に、座席使用状態から平土間状態へ転換
するには、後側の床部材１から順次後方に９０°回転さ
せる。
するには、後側の床部材１から順次後方に９０°回転さ
せる。
【００１３】また、座席使用状態において、昇降台４を
後方へ向けて階段状に高くすることにより、図６に示す
ような段床客席とすることもできる。
後方へ向けて階段状に高くすることにより、図６に示す
ような段床客席とすることもできる。
【００１４】上記構成の客席可変装置では、各床部材１
の中間部を複数の支柱６で支持できるので、床面を幅方
向に細分化することなく反転させることができる。
の中間部を複数の支柱６で支持できるので、床面を幅方
向に細分化することなく反転させることができる。
【００１５】このため、上述の従来のものと比較する
と、座席や通路を自由に配置でき、板や絨毯等の張設材
が床全面に亘って揃うように転換することもできるほ
か、床面の隙間も減少する。
と、座席や通路を自由に配置でき、板や絨毯等の張設材
が床全面に亘って揃うように転換することもできるほ
か、床面の隙間も減少する。
【００１６】また、床部材の回転角度が９０°であるこ
とから、客席部分に取り付けられる床暖房、足元灯、同
時通訳設備等への給電も容易となる。
とから、客席部分に取り付けられる床暖房、足元灯、同
時通訳設備等への給電も容易となる。
【００１７】さらに、昇降・回転機構も少数で済み、ロ
ック機構も不要なため、安価に製作できる。
ック機構も不要なため、安価に製作できる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る客
席可変装置では、前後方向に複数配列した山形の床部材
の一面に座席を取り付け、これらの床部材を昇降させて
他部材との干渉を避けつつ９０°回転させることにより
平土間状態及び座席使用状態の双方向転換を行うように
したので、各床部材を中間部で支持できる。
席可変装置では、前後方向に複数配列した山形の床部材
の一面に座席を取り付け、これらの床部材を昇降させて
他部材との干渉を避けつつ９０°回転させることにより
平土間状態及び座席使用状態の双方向転換を行うように
したので、各床部材を中間部で支持できる。
【００１９】このため、床面を幅方向に細分化する必要
がなく、座席や通路の配置の自由度が向上し、床全面に
亘って張設材が揃うように転換でき、床面の隙間も減少
するほか、簡素な機構であるため、安価に製作できる。
がなく、座席や通路の配置の自由度が向上し、床全面に
亘って張設材が揃うように転換でき、床面の隙間も減少
するほか、簡素な機構であるため、安価に製作できる。
【図１】この発明に係る客席可変装置の平土間状態を示
す概略側面図
す概略側面図
【図２】同上の転換過程を示す概略側面図
【図３】同上の転換過程を示す概略側面図
【図４】同上の転換過程を示す概略側面図
【図５】同上の座席使用状態を示す概略側面図
【図６】同上の段床客席状態を示す概略側面図
【図７】同上の座席使用状態を示す概略後面図
１ 床部材 ２ 床板 ３ 座席 ４ 昇降台 ５ 取付部材 ６ 支柱 ７ 支軸 ８ シリンダ
Claims (1)
- 【請求項１】 一対の床板を山形に連設して床部材を形
成し、その一方の床板表面に座席を取り付け、この床部
材を前後方向に複数配列すると共に、各床部材をそれぞ
れ昇降自在かつ前後方向に９０°回動可能に支持し、こ
れらの床部材を、その座席と他部材との干渉を避けるよ
うに、他部材との間に高低差を設けた状態で、前後いず
れか一方から順次回転させることにより、平土間状態及
び座席使用状態の双方向転換を行うようにした客席可変
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114198A JP2948801B1 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 客席可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8114198A JP2948801B1 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 客席可変装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2948801B1 JP2948801B1 (ja) | 1999-09-13 |
| JPH11270168A true JPH11270168A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13738140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8114198A Expired - Fee Related JP2948801B1 (ja) | 1998-03-27 | 1998-03-27 | 客席可変装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2948801B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107445107A (zh) * | 2017-08-02 | 2017-12-08 | 芜湖昊葛金自动化科技有限公司 | 一种全自动舞台座椅升降系统 |
-
1998
- 1998-03-27 JP JP8114198A patent/JP2948801B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2948801B1 (ja) | 1999-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |