JPH04275212A - 抗歯石口腔用組成物 - Google Patents

抗歯石口腔用組成物

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JPH04275212A
JPH04275212A JP3338677A JP33867791A JPH04275212A JP H04275212 A JPH04275212 A JP H04275212A JP 3338677 A JP3338677 A JP 3338677A JP 33867791 A JP33867791 A JP 33867791A JP H04275212 A JPH04275212 A JP H04275212A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抗歯石剤を含有する口
腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】歯石は、歯の上に生成する硬い鉱物化し
た形成物である。規則正しく歯磨きすれば、これら堆積
物の急速な堆積の防止には役立つが、歯に付着する歯石
堆積物の全てを除去するには十分でない。歯石は、リン
酸カルシウムの結晶が歯垢の薄膜や細胞外マトリックス
に堆積され始めると歯上に形成され、互いに十分密に充
填されて集合体になって変形に抵抗するようになる。カ
ルシウムとオルトリン酸塩が最終的にヒドロキシアパタ
イト(HAP)と呼ばれる結晶性材料になる過程につい
ては完全に一致した見解はない。しかしながら、飽和度
が高い即ち臨界飽和限界を超えた飽和度では、結晶性H
APの前駆体が非晶質又は微結晶質のリン酸カルシウム
であることは一般に認められている。「非晶質リン酸カ
ルシウム」は、ヒドロキシアパタイトと関連するものの
、それとは原子構造、粒子形態及び化学組成が異なって
いる。非晶質リン酸カルシウムのX線回折パターンは、
非晶質材料に代表的な広いピークを示し、HAPを含む
全結晶性材料の特性である長範囲原子秩序を有していな
い。従って、HAPの結晶成長を効果的に妨害する薬剤
は、明らかに抗歯石剤として有効であろう。本発明の抗
歯石剤が歯石の形成を禁止する機構は、おそらく活性化
エネルギー障壁が増大して、前駆体のリン酸カルシウム
がHAPに転化するのを禁止することであると思われる
【0003】研究の結果、化合物がインビトロでHAP
の結晶成長を防止する能力と、勿論それが唾液やその成
分に安定かつ不活性である場合に、インビボでの活性化
を防止する能力との間に良好な相関があることが分かっ
た。
【0004】水溶性のヘキサメタリン酸塩、トリポリン
酸塩及びピロリン酸塩等がカルシウムイオン及びマグネ
シウムイオンの効果的な抑制剤、禁止剤及び/又はキレ
ート剤であって、インビトロでのHAP形成の効果的な
禁止剤であることは、当該技術分野で周知のことである
。パラン(Parran)等の米国特許第4,515,
772号明細書(1985年5月7日公告)は、フッ素
イオン源及び可溶性のピロリン酸二アルカリ金属塩を含
有する抗歯石性の口腔用組成物を開示・請求している。 一般に認められている多数の先行技術並びに本特許の「
引例」は、口腔用組成物としてこれまでに提案されたポ
リリン酸塩の用途や機能を数多く示している。
【0005】しかしながら、線状の分子的に脱水された
ポリリン酸塩(すなわち、ヘキタメタリン酸塩、トリポ
リン酸塩、ピロリン酸塩等)は、口腔及び/又は唾液内
に導入されると、共通して唾液の酵素(ホスファターゼ
)により著しく加水分解され、HAP形成禁止剤として
効果のないオルソリン酸塩になることは、前記の特許開
示が部分的に認めるところであり、以降のガツファー(
Gaffer)等の米国特許第4,627,877号明
細書(1989年2月21日公告)にも示されている。
【0006】米国特許第4,627,977号明細書及
び同第4,806,340号明細書は、ポリカルボキシ
レートポリマーとフッ素イオン源との使用が唾液ホスフ
ァターゼによる線状で分子的に脱水されたポリリン酸塩
抗歯石剤の加水分解を良好に克服することを教示してい
る。すなわち、ポリカルボキシレートがアルカリ性ホス
ファターゼによるピロリン酸塩の加水分解を禁止し、フ
ッ素イオン源が酸性のホスファターゼ及びピロホスファ
ターゼによるピロリン酸塩の加水分解を禁止するのであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ポリ
リン酸塩抗歯石剤に及ぼす唾液酵素の作用を非ポリカル
ボキシレートポリマーを用いてより効果的に禁止するこ
とである。
【0008】本発明の更なる目的は、非晶質リン酸カル
シウムが、通常、歯石に関連するHAP結晶構造に転化
するのを禁止する口腔用組成物を提供することである。
【0009】本発明の別の目的は、歯石の形成を禁止す
る改善された方法を提供することである。
【0010】その他の目的や利点は、以下の説明につれ
て明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴の一つは、
口腔で受け入れ可能なビヒクル内に必須の抗歯石剤とし
て線状で分子的に脱水されたポリリン酸塩の一種以上を
抗歯石剤として有効な量で含有し、かつ、なる繰り返し
単位(上式中、M及びM1は水素、アルカリ金属又はア
ンモニウムであり、M及びM1は同一若しくは相異なる
ものである)及び約1,000以上の平均分子量を有す
る合成アニオン性ポリホスホン酸なる唾液中で前記薬剤
の酵素加水分解を禁止する禁止剤を約4%までの有効量
で含有する口腔用組成物である。
【0012】このようなポリホスホン酸ビニルの分子量
は、粘度測定又は光散乱測定から得られる。合成アニオ
ン性ポリホスホン酸ビニルは、シェドロフスキー(Sh
edlovsky)の米国特許第3,429,963号
明細書にそれ自身抗歯石剤として開示されている。しか
しながら、その特許はポリホスホン酸ビニル剤を線状ポ
リリン酸塩の唾液加水分解物の禁止剤として用いること
は開示していない。
【0013】本発明で抗歯石剤として機能するヘキサメ
タリン酸塩、トリポリリン酸塩及びピロリン酸塩等の線
状で分子的に脱水されたポリリン酸塩は周知のものであ
り、一般に全体的又は部分的に中和された水溶性のアル
カリ金属(例えばカリウム又はナトリウム)塩又はアン
モニウム塩の形態で使用される。代表例はヘキサメタリ
ン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ピロリン
酸二酸二ナトリウム、ピロリン酸一酸三ナトリウム及び
ピロリン酸四ナトリウム等であり、これらの線状で分子
的に脱水されたポリリン酸塩は、例えば、約 2乃至1
25個のリン原子を含むことができる。これらのポリリ
ン酸塩は、一般に、この口腔用組成物に約0.1乃至7
重量%、好ましくは2乃至6重量%の量で使用される。 前述のように、これらの塩は、米国特許第4,627,
977号明細書及び同第4,806,340号明細書に
抗歯石剤として開示されている。
【0014】ピロリン酸塩を使用する際には、ピロリン
酸四カリウムを多目にしたピロリン酸四カリウムとピロ
リン酸四ナトリウムとの混合物を用いると好適である。 ピロリン酸四ナトリウムのみを使用すると、一部が未溶
解の状態に留まって外観及び感触がじゃりじゃりした口
腔用組成物になることがある。ピロリン酸四カリウムと
ピロリン酸四ナトリウムを好適に組み合わせた混合物を
約4.3−7 重量%使用すると、ピロリン酸四カリウ
ム塩は優勢量で存在して、じゃりつきは実質的に低下す
る。四カリウム塩:四ナトリウム塩の好適比は約4.3
:2.7乃至約 6:1の範囲であり、4.5:1.5
の比が特に好適である。 ピロリン酸四カリウムが単独で4.3乃至約7重量%存
在するか、或いはピロリン酸四ナトリウムが2.7%迄
であると望ましい。別の好適実施態様では、ピロリン酸
四ナトリウムを約0.1−2重量%といった抗歯石剤と
しては効果の少ない量で使用して効果的に溶解させる。 本発明の一面は、ピロリン酸二アルカリ金属を例えば約
0.1乃至約0.4重量%、所望ならば約1.0重量%
の量で存在させることも包含する。
【0015】ポリホスホン酸ビニルは、その水溶性の酸
形態又は塩(酸塩を含む)形態で存在する。塩は水溶性
のアルカリ金属塩、好ましくはナトリウム若しくはカリ
ウム塩、或いはアンモニウム塩を包含する。このポリマ
ーの平均分子量は、約1,000以上、代表的には約1
,000乃至約1,000,000であり、約6,00
0乃至約100,000であると最も好ましい。このポ
リマーは、当該技術分野で知られている技法に従って、
塩化ホスホニルビニルからフリーラジカル重合により重
合される。ポリホスホン酸ビニルの使用量は、線状で分
子的に脱水されたポリリン酸塩が唾液酵素により加水分
解されるのを禁止する約4重量%までの有効量である。 このポリホスホン酸ビニルが組成物に使用される量は、
約0.05乃至 4重量%、一般には約0.05乃至3
重量%、好ましくは0.05乃至 2重量%、更に好ま
しくは0.1乃至 2重量%である。歯磨組成物では、
代表的には約 1重量%以上の量で使用される。この歯
磨組成物は、歯の研磨物質を一般に含有して歯ブラシと
共に使用される口腔用組成物を意味し、例えばゲルやク
リーム及び粉末を含む練歯磨である。濃厚化又はゲル化
の目的には4重量%を超えた量で使用される。
【0016】アルカリ性ホスファターゼ唾液酵素による
ポリリン酸塩の加水分解を禁止するポリホスホン酸ビニ
ルに加えてフッ素イオン源が存在すると、酸性のホスフ
ァターゼ及びピロホスファターゼ唾液酵素による更なる
加水分解が禁止される。このフッ素イオン源の存在は好
ましいことであり、カリエスの生成も減少させる。
【0017】フッ素イオン源又はフッ素供給化合物は、
酵素禁止剤と組み合わせて存在するが、当該技術分野で
は周知の抗カリエス剤であり、本発明の実施に際しても
その作用を有する。これらの化合物には、水に僅かに可
溶なものから水に十分溶けるものまである。これらの化
合物は、水中にフッ素イオンを放出できること及び口腔
用組成物中のその他化合物との望ましくない反応を伴わ
ないことを特徴とする。フッ素イオン源は無機のフッ化
物塩、例えば水溶性のアルカリ金属塩、アルカリ土類金
属塩であり、その特殊例はフッ化ナトリウム、フッ化カ
リウム、フッ化アンモニウム、フッ化カルシウム、フッ
化銅(I)のようなフッ化銅、フッ化亜鉛、フッ化バリ
ウム、フルオケイ酸ナトリウム、フルオケイ酸アンモニ
ウム、フルオジルコン酸ナトリウム、モノフルオロリン
酸ナトリウム、モノフルオロリン酸アルミニウム及びジ
フルオロリン酸アルミニウム並びにピロリン酸ナトリウ
ムカルシウムのフッ化物である。フッ化錫及びアルカリ
金属フッ化物、例えばフッ化ナトリウムやナトリウムM
FP等のモノフルオロリン酸(MFP)アルカリ金属塩
並びにそれらの混合物が好適である。
【0018】フッ素供給化合物が存在する際の量は、そ
の化合物のタイプ、溶解度及び口腔用組成物のタイプに
ある程度関係するが、有毒でない量でなければならず、
一般に口腔用組成物中で約0.005乃至 3.0%で
ある。ゲル、クリーム、練歯磨又は歯磨粉等の歯磨調剤
中のフッ素供給化合物の量は、Fイオンを調剤の約2,
000 ppmまで放出する量が好適であると考えられ
る。フッ素供給化合物は適当な任意の最小量で使用する
ことができるが、約300乃至約2,000 ppm、
更に好ましくは約800乃至約1,500 ppmのフ
ッ素イオンを放出する十分な量を使用することが好まし
い。アルカリ金属フッ化物及びフッ化錫の場合には、本
成分の代表的存在量は調剤の重量を基準として約 2重
量%までの量であり、約0.05%乃至 1%の範囲内
であることが好ましい。モノフルオロリン酸ナトリウム
の場合には、約0.1−3%、更には約0.76%の量
で存在する。
【0019】口腔洗液、ハッカドロップ及びチューイン
ガム等の口腔調剤に、フッ素供給化合物を含ませる際の
代表的な量は、フッ素イオンを重量で約500ppmま
で、好ましくは約25乃至約300 ppm放出する十
分な量である。 一般にはフッ素供給化合物の存在量は約0.005乃至
1.0重量%である。
【0020】本発明の極めて好適な形態では、口腔用組
成物は口腔洗液又は口ゆすぎ等、実質的に液体である。 このような調剤の代表的ビヒクルは、以下で説明するよ
うに、望ましくは湿潤剤を含む水−アルコール混合物で
ある。一般に、水:アルコールの重量比は約1:1乃至
約20:1の範囲内であり、好ましくは約2:1乃至1
0:1であり、約 4:1乃至約 6:1であると更に
好ましい。このタイプの調剤中の水−アルコール混合物
の総量は、代表的にはその調剤の約70乃至約99.9
重量%である。
【0021】本発明の液体調剤及びその他の調剤のpH
は一般に約4.5乃至約 9の範囲にあり、代表的には
約5.5乃至 8である。このpHは約 6乃至約 8
.0の範囲内であると好ましい。本発明の組成物が、歯
のエナメル質を実質的に脱灰せず或いはその他の方法で
損なう事なく、5未満のpHで口腔に適用できることは
特筆に値する。このpHは酸(例えば、クエン酸又は安
息香酸)又は塩基(例えば水酸化ナトリウム)で調節で
きるし、(クエン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、
炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウム、リン酸水素二
ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム等で)緩衝液にす
ることができる。
【0022】本発明のその他の望ましい形態として、口
腔用組成物が実質的に固体又はペースト状のもの、例え
ば歯磨粉、歯用錠剤又は(ゲル若しくは歯クリームを含
む)練歯磨きがある。このような固体又はペースト状の
口腔用組成物のビヒクルは、一般に、歯に受け入れ可能
な水不溶性研磨材料を含有する。研磨材料の例は、水不
溶性のメタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、リ
ン酸三カルシウム、脱水リン酸二カルシウム、無水リン
酸二カルシウム、ピロリン酸カルシウム、オルトリン酸
マグネシウム、リン酸三マグネシウム、炭酸カルシウム
、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ジルコニウム、ケイ素質
研磨剤、ベンナイト及びそれらの混合物である。その他
の好適研磨材料には、米国特許第3,070,510号
明細書(1962年12月15日)に記載された熱硬化
性樹脂粒、例えばメラミン−ホルムアルデヒド、フェノ
ール−ホルムアルデヒド及び尿素−ホルムアルデヒドや
架橋されたポリエポキシド及びポリエステルが包含され
る。好適研磨材料は、約5ミクロンまでの粒径、約1.
1ミクロンまでの平均粒径及び約50,000cm2/
gまでの表面積を有する結晶性シリカ、シリカゲル又は
コロイド状シリカ及びアルミノケイ酸アルカリ金属の非
晶質複塩である。
【0023】見た目に透明、半透明又は不透明なゲルを
用いる際には、コロイド状シリカのケイ素質研磨剤たと
えばサイロイド(Syloid)72やサイロイド74
等のサイロイド(SYLOID)なる商品名で販売され
ているもの、ゼオデンド(Zeodent)113やゼ
オデンド115等ゼオデンドなる商品名で販売されてい
るもの又はサンテセル(Santecel)100等サ
ンテセル(SANTECEL)なる商品名で販売されて
いるもの及びアルミノケイ酸アルカリ金属複塩すなわち
シリカとアルミナを組み合わせて含むもの、例えばゼオ
(Zeo)49 A又はゼオ49 Bが特に有用である
。というのは、それらの研磨剤は歯磨に広く用いられる
水及び/又は湿潤剤系に近い屈折率を有するからである
【0024】云わゆる「水不溶性」の研磨材料の多くは
アニオン性であり、少量の可溶性材料も含有する。不溶
性のメタリン酸ナトリウムは、ソープ(Thorp)の
Dictionary of Applied Che
mistry、第9巻、第4版、第510−511頁に
記載されているような適当な方法で形成することができ
る。マドレル(Madrell)塩及びクロール(Ku
rrol)塩として知られている不溶性メタリン酸ナト
リウムの形態は、好適材料の更なる例である。これらの
メタリン酸塩は水中で最小の溶解度しか示さず、従って
、不溶性メタリン酸塩(IMP)と広く称されている。 その中には、普通数パーセント例えば 4重量%までの
可溶性リン酸塩が不純物として少量存在している。不溶
性メタリン酸塩中の可溶性リン酸塩には可溶性のトリメ
タリン酸ナトリウムが含まれると思われるが、所望なら
ば水洗により可溶性リン酸塩の量を減らしたり除いたり
することができる。この不溶性のメタリン酸アルカリ金
属塩は、代表的には、約37ミクロンより大なるものが
約1%以下となるような粒径の粉末形態で使用される。
【0025】この研磨材料は、一般に、約10乃至約9
9重量%の濃度で固体又はペースト状の組成物中に存在
する。練歯磨には約10乃至約75%の範囲で存在する
ことが好ましく、歯磨粉には約70乃至90%の範囲で
存在することが好ましい。
【0026】練歯磨の液体ビヒクルは、代表的には調剤
の約10乃至約90重量%の範囲の量を占める水と湿潤
剤である。好適湿潤担体の例は、グリセリン、プロピレ
ングリコール、ソルビトール、ポリプロピレングリコー
ル及び/又はポリエチレングリコール(例えば400−
600)である。水、グリセリン及びソルビトールの液
体混合物も有用である。屈折率が重要な関心事である透
明ゲルでは、水約3−30重量%、グリセリン約 0乃
至80重量%及びソルビトール約20−80重量%を用
いると好適である。
【0027】練歯磨(クリームやゲルを含む)は、代表
的には、天然又は合成の濃厚剤またはゲル化剤を約0.
1乃至約10重量%、好ましくは約0.5乃至約 5重
量%の割合で含有する。一好適濃厚剤は合成ヘクトライ
ト、すなわち合成のコロイド状ケイ酸マグネシウムアル
カリ金属複塩クレイであり、これは例えばラポルトイン
ダストリーズ社(Laporte Industrie
s Limited)がラポナイト(Laponite
、例えばCP、SP2002、D)なる商品名で販売し
ている。ラポナイトDの分析値は、およその重量基準で
SiO2  58.00%、MgO  25.40%、
Na2O  3.05%、Li2O  0.98%であ
り、若干量の水と微量のその他金属が含まれている。そ
の真比重は2.53であり、見掛け密度(湿度8%での
g/ml)は 1.0である。
【0028】その他の好適ゲル化剤には、トチャカ、ト
ラガントガム、デンプン、ポリビニルピロリドン、ヒド
ロキシエチルプロピルセルロース、ヒドロキシブチルメ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース
、ヒドロキシエチルセルロース(例えば、ナトロゾル(
Natrosol)として入手可能)、ナトリウムカル
ボキシメチルセルロース、キサンタン及びコロイド状シ
リカ例えば微粉砕サイロイド(例えば244)が包含さ
れる。前述のように、合成のアニオン性ポリホスホン酸
ビニルも濃厚剤又はゲル下剤としての性質を有する。微
粉砕サイロイド(例えば244)等のコロイド状シリカ
も好適な濃厚剤である。
【0029】この口腔用組成物を適当なラベル表示した
パッケージに入れて販売乃至その他の方法で頒布すべき
ことは従来と同様である。口ゆすぎの瓶には、大体は口
ゆすぎ又は口腔洗液である旨のラベルを貼り、その用法
も記載する。練歯磨、クリーム又はゲルは、普通、アル
ミニウム、内張りした鉛又はプラスチックの押し潰し可
能なチューブの中、その他の絞り出しポンプ又は内容物
の吐出量を計量する圧力ディスペンサー内にあり、練歯
磨、ゲル又は歯用クリームである旨を表示している。
【0030】本発明の組成物には有機の界面活性剤が使
用される。これは、予防的作用を高め、抗歯石剤が口腔
全体に完全に分散するのを助け、本組成物を香粧品とし
て更に受け入れ易くするためである。この有機界面活性
剤は、アニオン性、ノニオン性又は両性であることが好
ましく、組成物に洗浄性及び発泡性を与える洗剤をこの
界面活性剤として用いることが好ましい。アニオン性界
面活性剤の好適例は、高級脂肪酸モノグリセリドモノサ
ルフェートの水溶性塩、例えば水素化ココナツヤシ油脂
肪酸の一硫酸化モノグリセリドのナトリウム塩、スルホ
酢酸高級アルキルエステル、1,2−ジヒドロキシプロ
パンスルホン酸の高級脂肪酸エステル及び低級脂肪族ア
ミノカルボン酸の実質的に飽和された高級脂肪族アシル
アミド、例えば脂肪酸、アルキル基又はアシル基等中に
12乃至16個の炭素原子を有するものである。最後に
述べたアミドの例は、N−ラウロイルサルコシン及び 
N−ラウロイル、N−ミリストイル又は N−パルミト
イルサルコシンのナトリウム、カリウム及びエタノール
アミン塩であり、石鹸や同様の高級脂肪酸を実質的に含
有してはならない。本発明の口腔用組成物にこれらのサ
ルコシン化合物を使用すると特に有利である。というの
は、これらの化合物が口腔内で酸の形成を長期にわたり
、かつ、著しく禁止するからであり、この効果は炭水化
物の分解並びに酸溶液中での歯エナメル質の溶解度を低
下させることに基づくものである。水溶性ノニオン性界
面活性剤の例は、酸化エチレン及びそれと反応する長い
疎水鎖(例えば約12乃至20個の炭素原子を有する脂
肪族鎖)を有する各種反応性水素含有化合物の縮合生成
物であり、この縮合生成物(「エトキサマー(etho
xamer)」)は親水性のポリオキシエチレン部分、
例えばポリ酸化エチレンと脂肪酸、脂肪族アルコール、
脂肪族アミド、多価アルコール(例えばソルビタンモノ
ステアレート)及びポリ酸化プロピレン(例えばブロッ
クポリマープルロニック(Pluronic)材料)と
の縮合生成物を含有する。
【0031】本発明の口腔調剤には、白色剤、保存料、
シリコーン、クロロフィル化合物、その他の抗歯石剤及
び/又は尿素、リン酸にアンモニウム等のアンモニア化
合物並びにそれらの混合物のようなその他の各種材料を
添入することができる。これらの添加剤を含める場合に
は、所望の性質及び特性に有害な効果を実質的に与えな
い量で調剤に添入される。亜鉛塩、マグネシウム塩及び
本発明の活性成分と錯合するその他の金属及び材料は、
過多に用いないようにすることが望ましい。
【0032】適当な芳香料及び甘味料も使用することが
できる。好適な芳香成分の例は、香油たとえばスパーミ
ント油、ペパーミント油、冬緑油、サッサフラス油、ク
ローブ油、セージ油、ユーカリ油、マヨラナ油、シナモ
ン油、レモン油及びオレンジ油並びにサリチル酸メチル
である。好適甘味料には、砂糖、ラクトース、マルトー
ス、ソルビトール、キシリトール、ナトリウムシクラメ
ート、ペニラルチン(penillartine)、A
PM(アルパラチルフェニルアラニン、メチルエステル
)、サッカリン等が含まれる。芳香料と甘味料は、一緒
にして調剤の約0.1乃至 5%或いはそれ以上である
と適当である。
【0033】本発明の好適実施態様では、本発明の口腔
用組成物例えば前記のポリリン酸塩及び禁止剤の組み合
わせを歯表面上の歯石形成を禁止する有効な量で含有す
る口腔洗液又は歯磨は、pH約4.5乃至9、一般には
約5.5乃至約 8、好ましくは約 6乃至8で、2又
は3日に1度、好ましくは毎日3回を2週間以上8週間
まであるいはその寿命まで定期的に歯のエナメル質に塗
付することが好ましい。
【0034】本発明の組成物は、暖かいガムベースに混
ぜ込んだり、ガムベースの外表に被覆するなどしてハッ
カドロップやチューインガムその他の製品に添入するこ
とができる。ガムベースの例としては、ジェルトーン(
jeltone)、ゴムラテックス、ビニライト樹脂等
に望ましくは通常の可塑剤又は柔軟剤、砂糖若しくはそ
の他の甘味料又はグルコース、ソルビトール等の炭水化
物を含めたものを挙げることができる。
【0035】以下の実施例は本発明の本質を更に説明す
るものであるが、本発明を限定するものでない。特記な
い限り、本明細書で述べる量及び割合は全て重量基準で
あり、温度は℃である。
【0036】
【実施例1】PVPA及びPVMEMAによるアルカリ
性ホスファターゼ作用の禁止 全容積0.5ml中に E.Coliアルカリ性ホスフ
ァターゼ 0.05単位を含み、100 mMのTri
s−HCl暖衝剤でpHを8.0にし、ピロリン酸四ナ
トリウムが最終濃度0.5 mMで存在する反応混合物
を準備した。反応は、37℃で、ピロリン酸塩添加後の
時間を色々変えて実施した。ポリホスホン酸ビニル(P
VPA)(分子量10,000)又はGAF社のガント
レッツ(Gantrez)S−97として入手できるポ
リビニルメチルエーテル/無水マレイン酸(PVME/
MA)(蒸気圧浸透法で測定した分子量は約70,00
0であると報告されていたが、ゲル浸透クロマトグラフ
ィーで測定すると約1,090,000であった。)な
るポリカルボキシレートポリマーのpHを8.0に調製
した後、0.5%量で反応混合物に添加した。20%の
冷トリクロロ酢酸(TA)を0.5ml加えて反応を終
了させた。放出されたオルトリン酸塩の量を下表1に示
す。計算は以下のように行った。加水分解されるピロリ
ン酸イオン(PPi)1モルに対し、下式に従って2モ
ルのオルトリン酸が放出される。(重量基準)
【表1】                ピロリン酸塩の平均加
水分解量(μg/ml)                    禁止剤を含ま
ぬ反応時間(分)         対照      
     +PVME/MA    +PVPA   
 4.0                20.53
               7.94      
         4.62    3.0     
           27.04         
      7.92               
5.28このデータによると、PVPAはPVME/M
Aよりも強くアルカリ性ホスファターゼの作用を禁止す
る。
【0037】
【実施例2】インビボにおける抗歯石効果ラットの歯石
形成検討では、水と指示した溶液を試験した。結果を下
表2に示す。
【表2】                          
   歯石表面の平均値 処理              激しさ指数(Sev
erity Index)±標準偏差        
変化率%A−水                  
       61.8 (±10.4)B−6.2%
 K4P2O7     1%PVPA     ±0.24% NaF          2
7.8(±8.6)                
      −55%インビボの歯石形成に処理Bが極
めて効果的なことは明らかである。ラットの歯石形成の
検討は以下のように実施した。21日間、年取ったメス
の離乳したスプラーグドーレイ(Sprague−Da
wley)ラットを一群12匹の処理群に無作為に分け
た。全検討期間中、動物には歯石形成食物(RC−16
)と脱イオン水を随時給餌した。実験処理を始める前に
、全ラットにS.mutans(6715)及びA.v
iscosus(OMZ−105−NYC)の懸濁液を
接種して歯垢及び歯石の形成を刺激した。(週末を除き
)毎日一回、自動ピペッタを用いて0.2 mlの溶液
でラットを処理した。盲検法で実験した。 すなわち処理をコード化して関係者には知らせなかった
。21日処理後にラットを処分し、常法(SPI TO
X 626)に従ってスコア付けするため顎骨を採取し
た。体重測定は、最初と処分時に行った。”Calci
fied Tissue Reseach”、第11巻
、第10−22頁、1973年に歯石表面激しさ指数(
Calculus SurfaceSeverity 
Index、CSSI)が説明されているが、それに報
告されたブライナー(Brinar)及びフランシス(
Francis)の方法を用いて、各ラット上顎及び下
顎方形骨の双方に形成された歯石を評価した。データの
統計解析は、ANOVAプラスthe Student
−Newman−Keuls Test法を用いて行っ
た。
【0038】
【実施例3】 下記の練歯磨を調製した。             
       部数                
             A         B 
        C         D水(脱イオン
)              42.47     
 27.46      26.14      20
.12グリセリン                 
 25.00      10.00      10
.00      25.00ソルビトール(70%)
          ―        25.00 
     25.00        −ポリエチレン
グリコール600     −         3.
00       3.00        −ピロリ
ン酸四ナトリウム       2.0       
 1.50        −          −
ピロリン酸四カリウム          −    
     4.50        −       
   −トリポリン酸ナトリウム        − 
         −         6.00  
      −ヘキサメタリン酸ナトリウム    −
          −          −   
      6.00キサンタン          
         1.00        −   
       −         1.00ナトリウ
ムカルボキシ          −        
 1.20       1.20        −
エチルセルロース シリカ濃厚剤                 3.
00        −          −   
      3.00(サイロイド244) PVPA                     
0.50       0.50       1.0
0       0.50モノフルオロリン酸    
       0.76        −     
    0.76       0.76ナトリウム フッ化ナトリウム              −  
       0.24        −     
     −                   
          A         B    
     C         D結合アルミナを含む
シリカ    21.50        −    
      −          −(ゼオ 49B
)                   コロイド状
シリカ           −          
 23.00      23.00        
−(ゼオデント 113)       ピロリン酸カルシウム       −       
      −          −       
 40.00安息香酸ナトリウム         0
.50         0.50       0.
50       0.50二酸化チタン      
         0.50         0.3
0       0.30       0.30ナト
リウムサッカリン       0.30      
   0.30       0.30       
0.30芳香料                  
   1.00         1.00     
  1.00       1.00ラウリル硫酸ナト
リウム     1.20         1.20
       1.20       1.20水酸化
ナトリウム(50%)   0.32        
 0.30       0.60       0.
32
【0039】
【実施例4】下記の口腔洗浄液を調製した。
【0040】                          
                    部  数 
                         
              A          
  Bエチルアルコール              
         10.00         10
.00グリセリン                 
            10.00        
 10.00ナトリウムサッカリン         
           0.03          
0.03ブロックコポリマー プルロニックF108               
         2.00          2.
00ピロリン酸四ナトリウム            
      2.00          1.00ピ
ロリン酸四カリウム                
     −            1.00ピロリ
ン酸二ナトリウム                 
  −            0.10PVPA  
                         
     0.05          0.05ナト
リウムモノフルオロホスフェート      0.15
          0.15芳香料        
                         
 0.40          0.40水     
                         
   100.00の残り     100.00の残
【0041】
【実施例5】
【0042】
【実施例6】                          
    チューインガムガムベース         
                       10
乃至50総合材                  
                   3乃至10フ
ィラー                      
             5乃至80(ソルビトール
、マンニトール又は それらの混合物)           人口甘味料 
                         
       0.1乃至5ポリリン酸塩      
                         
0.1乃至5PVPA               
                    0.1乃至
1.0NaF                   
                   0.01−0
.05芳香料                   
                  0.1−5以上
、幾つかの好適実施態様で本発明を説明してきたが、当
業者に明らかなそれらの変更及び変法は当然本発明の範
囲に含まれるものである。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  非晶質リン酸カルシウムが、通常、歯
    石に係わるHAP結晶構造に転化するのを禁止する口腔
    用組成物であって、口腔に受け入れできるビヒクル中に
    、抗歯石に有効な量の線状で分子的に脱水されたポリリ
    ン酸塩の一種以上を必須の抗歯石剤として、及び(但し
    、上式中M及びM1は水素、アルカリ金属又はアンモニ
    ウムであり、M及びM1は同一若しくは相異なるもので
    ある)なる繰り返し単位および約1,000以上の平均
    分子量を有する合成アニオン性ポリホスホン酸ビニルを
    唾液内での前記抗歯石剤の酵素的加水分解の禁止剤とし
    て約4%までの有効量で含有する口腔用組成物。
  2. 【請求項2】  前記のポリホスホン酸ビニルが約0.
    05−4重量%の量で存在する請求項1記載の口腔用組
    成物。
  3. 【請求項3】  前記のポリホスホン酸ビニルが約1,
    000乃至約1,000,000の分子量を有する請求
    項1又は請求項2いずれか記載の口腔用組成物。
  4. 【請求項4】  前記のポリホスホン酸ビニルが約6,
    000乃至約100,000の分子量を有する請求項1
    又は請求項2いずれか記載の口腔用組成物。
  5. 【請求項5】  前記のポリホスホン酸ビニルが約0.
    05−3重量%の量で存在する請求項3記載の口腔用組
    成物。
  6. 【請求項6】  前記のポリホスホン酸ビニルの量が約
    0.1−2重量%である請求項5記載の口腔用組成物。
  7. 【請求項7】  前記のポリリン酸塩が約0.1−7重
    量%の量で存在する請求項1又は請求項2いずれか記載
    の口腔用組成物。
  8. 【請求項8】  前記のポリリン酸塩が、ヘキサメタリ
    ン酸塩、トリポリリン酸塩、ピロリン酸塩及びそれらの
    混合物からなる群から選択される請求項1又は請求項2
    いずれか記載の口腔用組成物。
  9. 【請求項9】  前記のポリリン酸塩が、ピロリン酸四
    ナトリウム、ピロリン酸四カリウム及びそれらの混合物
    からなる群から選択される請求項1又は請求項2いずれ
    か記載の口腔用組成物。
  10. 【請求項10】  前記のポリリン酸塩が約4.3−7
    重量%の量で存在し、かつ、ピロリン酸四カリウムとピ
    ロリン酸四ナトリウムとの混合物であって、ピロリン酸
    四カリウムの量がピロリン酸四ナトリウムの量よりも大
    である請求項1又は請求項2いずれか記載の口腔用組成
    物。
  11. 【請求項11】  前記のポリリン酸塩がピロリン酸四
    ナトリウムであって、約0.1−2重量%の量で存在す
    る請求項1記載の口腔用組成物。
  12. 【請求項12】  前記のポリリン酸塩がトリポリリン
    酸塩である請求項1又は請求項2いずれか記載の口腔用
    組成物。
  13. 【請求項13】  前記のポリリン酸塩がヘキサメタリ
    ン酸塩である請求項1又は請求項2いずれか記載の口腔
    用組成物。
  14. 【請求項14】  前記ビヒクルが水及び湿潤剤からな
    る液体ビヒクルを約10乃至90重量%とゲル化剤を約
    0.1乃至10重量%含有し、かつ、歯に受け入れ可能
    な研磨剤が約10−75重量%存在する練歯磨である請
    求項1又は請求項2いずれか記載の口腔用組成物。
  15. 【請求項15】  前記の研磨剤がケイ素質研磨剤であ
    る請求項14記載の口腔用組成物。
  16. 【請求項16】  前記のビヒクルが約70−99.9
    重量%の水−アルコール混合物であり、水:アルコール
    の重量比が約1:1乃至約20:1なる口腔洗液である
    請求項1又は請求項2いずれか記載の口腔用組成物。
  17. 【請求項17】  フッ素イオン源が、抗カリエス剤及
    び前記の必須抗歯石剤の酵素的加水分解を更に禁止する
    禁止剤として、約25−2,000ppmの非毒性的量
    のフッ素イオンを供給する十分な量で存在する請求項1
    又は請求項2いずれか記載の口腔用組成物。
  18. 【請求項18】  前記のフッ素イオン源が、アルカリ
    金属フッ化物及びモノフルオロリン酸アルカリ金属塩か
    らなる群から選択される請求項17記載の口腔用組成物
  19. 【請求項19】  前記のフッ素イオン源がフッ化ナト
    リウムである請求項18記載の口腔用組成物。
  20. 【請求項20】  約4.5乃至約9のpHを有する請
    求項1又は請求項2の口腔用組成物を歯石形成を禁止す
    る量で歯に塗付することを含む歯石形成を禁止する方法
  21. 【請求項21】  約4.5乃至約9のpHを有する請
    求項17の口腔用組成物を歯石形成を禁止する量で歯に
    塗付することを含む歯石形成を禁止する方法。
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