JPH04271473A - 対話型データ編集システム - Google Patents

対話型データ編集システム

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JPH04271473A
JPH04271473A JP3033162A JP3316291A JPH04271473A JP H04271473 A JPH04271473 A JP H04271473A JP 3033162 A JP3033162 A JP 3033162A JP 3316291 A JP3316291 A JP 3316291A JP H04271473 A JPH04271473 A JP H04271473A
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JP3033162A
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Inventor
Kenichi Tomita
健一 富田
Yasumasa Kawashima
泰正 川島
Takayuki Ishikawa
貴之 石川
Shiro Nonaka
士郎 野中
Shinji Tokumasu
徳増 真司
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の自動編集プロセ
スを備えた対話型データ編集システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の対話型データ編集システ
ムは、対象データを直接加工・編集する対話コマンド群
を備えることにより対話型のデータ編集を実現している
【0003】しかし、対話型設計支援システムのように
ある目的に特化された対話型データ編集システムが行う
作業には、対象データ固有の持つ意味や拘束を考慮した
パラメータの算出や、その妥当性評価などの作業が含ま
れる。
【0004】そのため、このような対話型設計支援シス
テムにおいては、対象データを直接操作するだけでなく
、対象データと関連付けられた設計式や表を操作するこ
とによって、間接的に対象データを操作する手段が設け
られる場合があった。
【0005】ここで、図2に、このような従来の対話型
データ編集システムの一例を示す。
【0006】図示した例では、編集コマンドとして、直
接対象データ13の直接編集操作14を行うものと、間
接編集操作15を行うものが用意されている。
【0007】間接編集操作15は自動編集コマンド処理
部17で処理され、直接編集操作14に変換される。な
お、対象データ13の状態は表示データ16としてデー
タ入力表示装置11に送られ、ユーザは表示された画像
12をみながら編集操作を行うことになる。
【0008】また、従来の対話型データ編集システムの
関連した技術として、ユーザがプログラムを作成し、対
話型データ編集システムに新しいコマンドを加えたり設
計式等と対象データを連動させたりする技術が知られて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
対話型データ編集システムでは、データの編集を容易に
するために、直接的にデータを編集するコマンドの他に
間接的にデータを編集するコマンドが用意される場合は
あったが、これを利用するためには、ユーザは数多くの
コマンドの使い方を把握し、指示する必要があるという
問題があった。
【0010】そこで、このような問題を解決するために
、編集対象データを黒板とする黒板モデルを適用するこ
とが考えられる。
【0011】すなわち、対象データの更新等のユーザの
操作結果を監視するモニタリング部と操作結果に応じて
ユーザへの警告やデータ編集作業を行うアクション部と
によって構成され、対象データとユーザ操作の状況に応
じて、自発的に対象データの編集作業を行う自動編集プ
ロセスを、対話型データ編集装置に設けることが考えら
れる。
【0012】しかし、この場合には、自動編集プロセス
がデータ不足のために編集処理を遂行できなくなる場合
があることが予想される。
【0013】すなわち、具体的には、たとえば以下のよ
うな場合が考えられる。
【0014】(1) 対象データの中に、自動編集プロ
セスが動作を遂行するのに必要なデータがすべて揃って
いない場合、その自動編集プロセスは仕事を進められな
い。
【0015】(2) 対象データの中に自動編集プロセ
スが動作を遂行するのに必要なデータ自体は存在するが
、自動編集プロセスが理解できないデータ形式で存在す
る場合、その自動編集プロセスは仕事を進められない。
【0016】(3) 対象データの中に自動編集プロセ
スが動作を遂行するのに必要なデータが直接的には存在
せずに、対象データの組合せ、または比較の結果として
存在する場合、自動編集プロセスは必要なデータが存在
していることが理解できないので、その自動編集プロセ
スは仕事を進められない。
【0017】そこで、本発明は、可能な限り、データ不
足で編集処理を遂行できなくなるという事態を防ぐこと
のできる、自動編集プロセスを備えた対話型データ編集
システムを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、編集対象データを記憶する共有メモリと、操
作者よりの直接的な編集対象データの編集の指示を、対
話的に受け付ける入出力手段と、入力手段よりの編集の
指示に応じて、共有メモリ内の編集対象データを編集す
る直接編集処理手段と、自己の編集処理に必要なデータ
である参照データが存在する場合には、該参照データに
応じて共有メモリ内の編集対手データを編集し、前記参
照データが存在しない場合には、前記入出力手段を介し
て、該参照データの入力要求を操作者に対して出力する
1以上の自動編集処理手段と、前記直接編集処理手段と
前記自動編集処理手段とを、同一編集作業内で並行動作
させる制御手段とを有することを特徴とする対話型デー
タ編集システムを提供する。
【0019】なお、この対話型データ編集システムにお
いては、前記参照データは、前記編集対象データ内のデ
ータであってもよい。
【0020】また、前記入出力手段は画像表示装置を備
え、かつ、前記自動編集処理手段の指示に基づく参照デ
ータの入力要求の操作者に対する出力として、指示した
自動編集処理手段を象徴する図形もしくは文字の、入力
要求に対応した一定の表現による表示により行うように
してもよい。
【0021】また、前記自動編集処理手段は、前記参照
データが存在しない場合には、該参照データが前記入出
力手段より入力されるまで、前記入出力手段における他
のデータの編集の指示の受付を禁止するようにしてもよ
い。このとき、前記入出力手段が画像表示装置を備え、
該表示装置を介して対話的に編集を受け付けるもので有
る場合は、前記自動編集処理手段の指示に基づく参照デ
ータの入力要求の操作者に対する出力として、前記参照
データ入力用画面を表示するようにしてもよい。
【0022】また、前記自動編集処理手段は、前記参照
データのデータ形式を、自身が参照可能なデータ形式に
変換する機能を備えることが望ましい。
【0023】また、さらに、前記自動編集処理手段は、
前記参照するデータが存在しない場合であっても、可能
な場合には、存在する他のデータから前記参照データを
導出する機能を備えることが望ましい。
【0024】また、対話型データ編集システムに複数の
前記自動編集処理手段を備え、かつ、複数の前記自動編
集処理手段を備え、かつ、前記制御手段は、備えた複数
の自動編集処理手段のうちの任意の組み合わせによる自
動編集処理手段のみを動作させる機能を備えてもよい。
【0025】
【作用】本発明に係る対話型データ編集システムによれ
ば、入出力手段とが対話的に操作者より受け付けたの直
接的な編集対象データの編集の指示に応じて、直接編集
処理手段は、共有メモリ内の編集対象データを編集する
。一方、同じ編集作業内において直接編集処理手段と並
行動作する、自動編集処理手段は、自己の編集処理に必
要なデータである参照データが存在する場合には、該参
照データに応じて共有メモリ内の編集対象データを編集
し、前記参照データが存在しない場合には、該参照デー
タの入力要求を操作者に対して出力する。
【0026】このように、自動編集処理手段の自動的な
編集を利用することにより、ユーザは数多くのコマンド
の使い方を把握し、指示することなく、多様な編集を容
易に行うことができる。また、自動編集処理手段が処理
を進めるために必要な参照データが存在しない場合には
、該参照データの入力要求を、操作者に対して出力する
ので、データ不足で自動編集処理手段が編集処理を遂行
できないまま、放置されるという事態を防ぐことができ
る。
【0027】
【実施例】以下、本発明に係る対話型データ編集システ
ムの一実施例を説明する。
【0028】まず、図1に本実施例に係る対話型データ
編集システムにおけるデータ編集の概念を示す。
【0029】図中、11はデータ入力表示装置、13は
対象データ、22は複数の自動編集プロセスである。
【0030】自動編集プロセス22は、それぞれ独立に
並行して動作し、常時対象データ13の状態をモニタリ
ング18している。
【0031】そして、ユーザが編集を行って、対象デー
タ13が各自動編集プロセス22に固有の所定の状態に
なると、自動編集プロセス22はアクションとして直接
編集操作14を実行する。
【0032】次に、前記自動編集プロセスのモニタリン
グとアクション動作について説明する。
【0033】次に、マルチタスク処理の計算機において
1つの自動編集プロセスを1つのタスクとして並列的に
動作させる場合について示す。
【0034】この場合の対話型データ編集装置の構成を
図3に示す。
【0035】図示するように、本構成は、ユーザコマン
ドの処理や自動編集プロセスの生成・消去等を行うシス
テム制御部20と、共有メモリ上に配置された対象デー
タ13と、複数の自動編集プロセス22と、データ編集
処理部21と、FIFOバッファ27とから構成される
【0036】ここで、各自動編集プロセス22のモニタ
リング18は、直接共有メモリを参照することによって
行う。
【0037】また、アクションはデータ編集処理部21
に直接編集操作14の指令を送信することで一括して行
う。
【0038】また、データ編集処理部21には複数の自
動編集プロセス22およびユーザからの送信を受けるた
めのFIFOバッファ27を設ける。
【0039】一方、自動編集プロセスは実行形式のプロ
グラムのファイルとして自動編集プロセスライブラリ2
3に複数蓄えられる。
【0040】次に、自動編集プロセス22の動作状態の
遷移を図5に示す。
【0041】本例では動作状態として、睡眠状態30、
モニタリング状態31、許可待ち状態32、アクション
状態33の4つの状態を定義する。
【0042】睡眠状態30は自動編集プロセスが自動編
集プロセスライブラリ内にあって休止している状態、モ
ニタリング状態31はモニタリングの実行中、許可待ち
状態32は監視対象が所定の状態になってアクションの
実行許可を待っている状態、アクション状態33はアク
ションの実行中である。
【0043】睡眠状態30を初期状態とすると状態遷移
は次の手順で行われる。
【0044】まず、ユーザまたは他の自動編集プロセス
からの「起動」指令によってモニタリング状態31の状
態に遷移してモニタリングを開始する。
【0045】さらに、モニタリングの結果によって許可
待ち状態32またはアクション状態33への遷移する。
【0046】いずれに遷移するかは自動編集プロセス内
部のメモリの値によって定まり、「即時実行」であれば
アクション状態33へ、「許可待ち実行」であれば許可
待ち状態32が選択される。
【0047】許可待ち状態32からアクション状態33
への遷移は、ユーザまたは他の自動編集プロセスによる
「実行」指令による。
【0048】アクション終了後、自動編集プロセスは再
びモニタリング状態31へ遷移する。モニタリング状態
31から睡眠状態30への遷移は「消去」指令による。
【0049】以下、本実施例に係る対話型データ編集シ
ステムの動作について説明する。
【0050】本実施例に係る対話型データ編集システム
は、用途からみた場合、テキストエディタ、ワードプロ
セッサ、対話型シミュレーション、制御システム、画像
エディタ(ペイントシステム)等に適用可能であるが、
以下では、動作説明の便宜上、対話型設計支援システム
を例にとり説明する。
【0051】いま、対話型設計支援システムにおいて、
対象データは形状モデルデータ、データ入力表示装置1
1はグラフィックディスプレィ装置とタブレット・マウ
ス等の組合せにより実現されるものとする。
【0052】自動編集プロセスに分担させる作業として
は、 ・設計パラメータ計算 ・設計ルールチェック ・解析プログラム呼出し準備 ・資料の検索 ・形状の丸め 等を考える。
【0053】なお、最後の形状の丸めとは製品形状に角
部が発生したとき、それにRまたは面取りを自動的に施
す作業で、通常角部は複数同時に発生するので自らを複
製してこれを並行処理する。
【0054】また、自動編集プロセス22のアクション
としては、対象データの編集の他、他の自動編集プロセ
ス22の制御も含める。
【0055】この対話型設計支援システムの設計作業の
ようすを図4に示す。
【0056】ここでは自動車ボディー設計のうち主要寸
法を決定する作業を行う。
【0057】このように、本対話型設計支援システムで
は、全体の作業を作業のまとまり毎にいくつかの部分作
業に分け、設計作業を部分作業毎に行う。
【0058】また、各部分作業に対しては、部分作業デ
ータとして、「部分作業」を進めるために必要なデータ
を定義しておく。
【0059】図4に示す主要寸法を決定する部分作業に
対しては、部分作業データとして、概略形状とa〜fの
概略寸法のデータや、この部分作業で利用可能な自動編
集プロセス等を定義しておく。
【0060】このように、部分作業データには自動編集
プロセスという形で、設計規則や熟練者の知識が組み込
むことができる。
【0061】なお、部分作業の表現は、たとえば、1つ
の図面についての作業を部分作業とし、図面番号を部分
作業の識別名とする等の手法による。
【0062】図4(イ)は、主要寸法設計作業を開始し
、標準の部分作業データを呼出した直後のデータ入力表
示装置11の画面である。
【0063】画面には対象データを表示した画像12と
、自動編集プロセスに対応するアイコン19が表示され
ている。
【0064】ここでは自動編集プロセスのうち、以下の
2種類が動作している。
【0065】(1) すべての形状寸法が定まると、重
量と重心Gを計算するもの(重心計算プロセス61)、
(2) 寸法a、b、c、d、重量、重心Gが定まると
、前輪位置e、ホイールベースfを計算するもの(ホイ
ールベース計算プロセス62)この部分作業データに基
づいて設計作業は以下のように進められる。
【0066】(1) ユーザは視界の適切さも検討した
いと考え、新たに「寸法b、c、d、gが定まると、ド
ライバーの視点位置Eを計算する」自動編集プロセス(
視点計算プロセス63)を起動する。画面にはアイコン
19が現れる。
【0067】(2) 起動された視点計算プロセス63
は、現状のa、c、d、gにもとづいて視点Eの初期計
算をし、それを画面表示する(同図ロ)。なお、本図で
は図の明確さを保つため、アイコン19の位置を一定と
し、矢印付き点線をアイコンと操作対象との間に引いて
いる。しかし、アイコン19の表示位置を操作対象付近
に移動するようにしてもよい(たとえば視点計算プロセ
ス63のアイコンを視点Eの付近に移動する)。
【0068】(3) 次に上の視点計算プロセス63の
動作と並行して、ユーザは寸法a、bを変更する。
【0069】(4) 新たな寸法にもとづいて、重心計
算プロセス61と視点計算プロセス63とが自発的にア
クションを行い、それぞれ重心Gと視点Eを計算し画面
表示する(同図ハ)。
【0070】(5) ユーザは視点Eの計算結果をみて
、ボディー先端部に傾斜をつけることを考える(まだ寸
法の変更まではしていないとする)。
【0071】(6) ホイールベース計算プロセス62
はユーザの操作・検討と独立して、前輪位置eとホイー
ルベースfを決定し画像12を更新する。
【0072】以上のように、標準的な部分作業データを
多数蓄えると、設計作業のうち機械的で繁雑な部分を自
動編集プロセスが代行するので、設計者は人間の得意と
する想像的な作業に専念することができる。
【0073】また、部分作業を指定するのみで定型作業
を開始することができ、標準からはずれた自動編集プロ
セスのみを追加することで定型以外の作業も容易に行う
ことができる。
【0074】また、ベテラン設計者が作成した部分作業
データに基づいて新人設計者が同種の製品の設計を行う
など、技術伝承の面の効果もある。
【0075】さて、以上の設計作業において、起動され
た自動編集プロセスが動作を遂行するのに必要なデータ
が不足している場合、以下のような処理が行われる。
【0076】この処理を図4と、図6に示すフローチャ
ートを用いて説明する。
【0077】図4(イ)において、重心計算プロセスは
すでに呼び出されて、仕事を待っているモニタリグ状態
になっている(ステップ100)。ここで重心計算プロ
セスはすべての状寸法が定まったときに(101)、初
めて仕事に取り掛かれるわけであるが(102)、もし
寸法aが定義されていなかった場合は(103)、再び
モニタリング状態になってしまうので(104)、いつ
までたっても仕事をすることができないことになる。
【0078】そこで重心計算プロセスは、自分が仕事を
遂行するためには寸法aが不足していることを認識して
(105)、ユーザに対して寸法aを提供してほしいと
いう要求を出す(106)。
【0079】この要求はたとえば重心計算プロセスの画
面のアイコンを赤く起こっているように表示する等の手
法による。
【0080】しかし、この要求に対して、ユーザはすぐ
に対応する必要はない。
【0081】なぜなら、これらの自動編集プロセスと並
行して、ユーザはユーザとしての作業を進めているわけ
であり、自動編集プロセスの要求に毎回対応していては
、思考が中断されて、作業の効率を落としかねないから
である。そこで、ユーザは作業が一区切りついたところ
で、仕事を続けられないでいる自動編集プロセスを見つ
け、どのデータが不足しているのかを調べるためにマウ
スで、自動編集プロセスのアイコンをクリックする。
【0082】これに応じて、自動編集プロセスは、必要
としているデータのアイコンを表示するようにする。
【0083】ユ−ザは、これにより必要なデータを認識
し、そのデータを入力する。
【0084】こうして、必要なデータがすべて揃った自
動編集自動編集プロセスは、仕事を行うことができる。
【0085】以上のように、本実施例によれば、動作の
遂行に必要なデータが不足しているために、仕事を続け
られない自動編集プロセスが発生することを防止するこ
とができる。
【0086】また、ユーザへのデータ要求を非同期に行
うので、ユーザの思考を妨げることがない。
【0087】しかし、重要な自動編集プロセスからのデ
ータ入力要求については、自動編集プロセスからのデー
タ要求とユーザのデータ入力とを同期させるようにして
もよい。
【0088】この同期化は、データが不足しているため
に仕事ができないでいる自動編集プロセスが、該データ
を得るまで、ユーザによる他のデータ編集を禁止するこ
とによって実現できる。この場合は、自動編集プロセス
からユーザへの入力要求を直接、入力ウィンドウ等を開
くことにより行うようにするのも好ましい。
【0089】このようにすることで、重要な自動編集プ
ロセスが動作の遂行に必要なデータが不足しているため
に、仕事を続けられないという事態が発生することを防
止することができる。
【0090】さて、対象データ中に直接編集操作14を
実行するのに必要なデータが異なる形式で存在する場合
がある。
【0091】たとえば、対象データ中に記載されている
寸法の単位がmであったのに、自動編集プロセス内では
寸法の処理をmmの単位で処理する場合等である。
【0092】そこで、本実施例においては、既存データ
を参照したいデータ形式に変換することによって、自動
編集プロセス22の直接編集操作14を実行可能とする
【0093】すなわち、先程の例に従えば、自動編集プ
ロセスはデータの属性の中に単位の違いを見つけ、正し
く処理が行われるように対象データ中の寸法を1000
倍して使用するようにする。これによって、さらにユ−
ザの作業負担を軽減することができる。
【0094】また、対象データ中に直接編集操作14を
実行するのに必要なデータが間接的な形でしか存在しな
い場合がある。
【0095】たとえば、前記自動車の設計の例において
、自動編集プロセス22が全高を必要としているのに、
ユーザは明示的には全高というものを定義していなかっ
た場合等である。
【0096】そこで、本実施例においては、既存データ
の組合せまたは比較より、現存のデータから参照したい
データを間接的に導出することによって、自動編集プロ
セス22は直接編集操作14を実行可能とする。
【0097】すなわち、先程の例に従えば、自動編集プ
ロセス22は、全高が定義されていないことを認識する
と、すべての対象データについて高さを比較し一番高い
ものを全高として作業を継続するようにする。これによ
って、さらにユ−ザの作業負担を軽減することができる
【0098】以上のように本実施例によれば、(1)自
動編集プロセスがデータの不足から作業を進められなく
なるという事態を避けることができるので、作業の効率
が向上する、(2)ユーザは自動編集プロセスがデータ
不足に陥っている状態を視覚的に確認することができる
、(3)ユーザは自動編集プロセスからのデータ要求に
即座に答える必要はないので思考を妨げられることなく
ユーザの作業を進められる、(4)ユーザは重要な自動
編集プロセスからのデータ要求には即座に答える必要が
あるので、重要な自動編集プロセスがデータの不足から
作業を進められなくなるという事態を避けることができ
る、という効果がある。
【0099】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、可能な
限り、データ不足で編集処理を遂行できなくなるという
事態を防ぐことのできる、自動編集プロセスを備えた対
話型データ編集システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  図1は本発明の一実施例に係る対話型デー
タ編集システムにおけるデータ編集の概念を示す説明図
である。
【図2】  図2は従来の対話型データ編集システムに
おけるデータ編集の概念を示す説明図である。
【図3】  図3は対話型データ編集システムの構成を
示すブロック図である。
【図4】  図4は示す主要寸法を決定する部分作業時
の表示画面を示す説明図である。
【図5】  図5は自動編集プロセスの状態の遷移を示
す状態遷移図である。
【図6】  図6は自動編集プロセスの動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10      コマンドメニュー 11      データ入力表示装置 12      画像 13      対象データ 14      直接的編集操作 15      間接的編集操作 16      表示データ 17      自動編集コマンド処理部18    
  モニタリング 19      アイコン 20      システム制御部 21      データ編集処理部 22      自動編集プロセス。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編集対象データを記憶する共有メモリと、
    操作者よりの直接的な編集対象データの編集の指示を、
    対話的に受け付ける入出力手段と、入力手段よりの編集
    の指示に応じて、共有メモリ内の編集対象データを編集
    する直接編集処理手段と、自己の編集処理に必要なデー
    タである参照データが存在する場合には、該参照データ
    に応じて共有メモリ内の編集対象データを編集し、前記
    参照データが存在しない場合には、前記入出力手段を介
    して、該参照データの入力要求を操作者に対して出力す
    る1以上の自動編集処理手段と、前記直接編集処理手段
    と前記自動編集処理手段とを、同一編集作業内で並行動
    作させる制御手段とを有することを特徴とする対話型デ
    ータ編集システム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の対話型データ編集システム
    であって、前記参照データは、前記編集対象データ内の
    データであることを特徴とする対
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の対話型編集システ
    ムであって、前記自動編集処理手段は、前記参照データ
    が存在しない場合には、該参照データが前記入出力手段
    より入力されるまで、前記入出力手段における他のデー
    タの編集の指示の受付を禁止することを特徴とする対話
    型データ編集システム。
  4. 【請求項4】請求項1または2記載の対話型データ編集
    システムであって、前記入出力手段は画像表示装置を備
    え、かつ、前記自動編集処理手段の指示に基づく参照デ
    ータの入力要求の操作者に対する出力として、指示した
    自動編集処理手段を象徴する図形もしくは文字の、入力
    要求に対応した一定の表現による表示により行うことを
    特徴とする対話型データ編集システム。
  5. 【請求項5】請求項3記載の対話型編集システムであっ
    て、前記入出力手段は画像表示装置を備え、かつ、前記
    自動編集処理手段の指示に基づく参照データの入力要求
    の操作者に対する出力として、前記参照データの入力用
    画面を表示することを特徴とする対話型データ編集シス
    テム、。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の対話
    型データ編集システムであって、前記自動編集処理手段
    は、前記参照データのデータ形式を、自身が参照可能な
    データ形式に変換する機能を有することを特徴とする対
    話型データ編集システム。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5または6記載の
    対話型データ編集システムであって、  前記自動編集
    処理手段は、前記参照するデータが存在しない場合であ
    っても、可能な場合には、存在する他のデータから前記
    参照データを導出する機能を有することを特徴とする対
    話型データ編集システム。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6、7または
    8記載の対話型データ編集システムであって、複数の前
    記自動編集処理手段を備え、かつ、前記制御手段は、備
    えた複数の自動編集処理手段のうちの任意の組み合わせ
    による自動編集処理手段のみを動作させる機能を有する
    ことを特徴とする対話型データ編集システム。
JP3033162A 1991-02-27 1991-02-27 対話型データ編集システム Pending JPH04271473A (ja)

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JP3033162A JPH04271473A (ja) 1991-02-27 1991-02-27 対話型データ編集システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005222493A (ja) * 2004-02-09 2005-08-18 Mitsubishi Electric Corp 作図装置

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