JPH04362736A - ソフトウェア開発管理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェアの開発状
況を管理するソフトウェア開発管理装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】ソフトウェアの開発作業は、ソフトウェ
アで実現しようとする処理内容が複雑かつ多岐に渡るに
つれて、複数のプログラマによるプロジェクトチームが
組まれ、このプロジェクト内のプログラマ（作業者）の
協調作業により開発が進められる。この際、開発すべき
ソフトウェアの仕様を機能毎に分割し、この機能を実現
する複数のソフトウェア（モジュール）をプロジェクト
チーム内の各プログラマが分担して開発し、最終的に複
数のモジュールをつなぎあわせて、仕様に適合した１つ
のソフトウェアが構築される。

【０００３】さてプロジェクトチームにおいて開発を円
滑に進めるためには、各作業者が自己に割当てられた作
業を的確に把握し、他の作業者との協調を図る必要があ
る。また、プロジェクトチームのリーダは、各作業者の
作業の進捗状況を必要に応じて把握し、作業の進捗状況
に滞りが出ないように気を配る必要がある。近年、各作
業者が自己に割当てられた作業を迅速かつ正確に把握す
るため、またリーダが作業の進捗状況を容易に把握する
ため、コンピュータの利用が提案されている。

【０００４】これは、コンピュータの記憶装置に作業者
毎の作業内容及び進捗状況を記憶し、必要に応じて記憶
装置をアクセスして、アクセス内容を表示装置等に表示
させる。この表示内容に基づいて、各作業者は、例えば
早急に取りかからなければならない作業の把握を行ない
、更にリーダは、作業の進捗に遅れが見られる作業者と
、作業の進捗が著しく速い作業者の間で、作業の再分担
等を行なう。図２に、従来の表示例を示す。図に示すよ
うに、表示画面Ｓの下方には、キーボードを操作して入
力するコマンドやシステムからのメッセージを表示する
システム領域Ｓ１が設定され、その他の部分は、例えば
ある作業者の作業の進捗状況を示す作業状態出力領域Ｓ
２が設定されている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】さて、以上説明したよ
うに作業者毎の作業の進捗状況等を、表示装置上で容易
に確認でき、作業者は自己に分担された作業の内容、直
ちに取りかからなければならない作業等を把握でき、更
にリーダは、全体的な作業の進捗状況を把握することが
できる。しかし、コンピュータの操作を行なうために、
コマンドの入力が必須であり、各作業者及びリーダは、
コマンドを覚えるもしくは操作の度に操作案内書を参照
しなければならないといった問題が生じていた。本発明
は以上の点に着目してなされたもので、コマンドの入力
を行なわなくとも所望の操作を実施することのできるソ
フトウェア開発管理装置を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明のソフトウェア開
発管理装置は、ソフトウェアを機能毎に複数のモジュー
ルに分割し、当該モジュール毎に前記ソフトウェアの開
発を行なう場合、前記各モジュールの開発状況を管理す
るものにおいて、前記各モジュール毎の開発状況を示す
状況情報を記憶する状況情報記憶部と、前記状況情報の
表示を行なう表示装置と、前記状況情報の内容管理を行
なう状況情報制御部と、前記状況制御部による内容管理
の処理起動を指示する際に選択する指示項目を前記表示
装置に表示する制御を行なう指示項目表示制御部と、選
択された前記指示項目に対応する前記状況制御部による
内容管理の処理を起動する処理指示制御部とを備えたも
のである。

【０００７】

【作用】指示項目制御部の制御により表示装置上に表示
された指示項目が選択された場合、処理指示制御部は、
選択された指示項目を特定し、対応する状況情報の内容
管理の処理を起動する。状況情報制御部は、処理指示制
御部による起動を受けて状況情報記憶部に記憶された状
況情報の内容管理を行なう。

【０００８】

【実施例】図１に、本発明のソフトウェア開発管理装置
の構成図を示す。図に示すように、ソフトウェア開発管
理装置には、プロセッサ１と、プロセッサ１に接続され
た入出力装置２、表示装置３、状況情報記憶部４が設け
られている。プロセッサ１は、ソフトウェア開発管理装
置を構成する各部を制御するもので、状況情報制御部１
１、指示項目表示制御部１２、処理指示制御部１３が設
けられている。状況情報制御部１１は、状況情報記憶部
４をアクセスして状況情報の生成、修正等を行なうもの
である。指示項目表示制御部１２は、表示装置３にプロ
セッサ１に処理指示を与える際に選択する指示項目を表
示する制御を行なうものである。

【０００９】指示項目表示制御部１２により表示される
指示項目は、ソフトウェア開発作業特有の作業毎に用意
される作業シート（表示画面）に対応して、各種のもの
が表示される。ソフトウェア開発作業特有の作業の例と
しては、ソフトウェアのバックアップ、プリンタへの出
力、仕様書の参照、スケジュールの把握、他の作業者へ
の連絡、プロジェクト作業、プロジェクト計画、概要設
計、詳細設計、製造（コーディング，コンパイル，リン
ク，単体テスト）、試験を挙げることができる。これら
の作業毎に作業シートが用意され、更に各作業シート毎
に指示項目が用意されている。これら作業シート及び指
示項目の内容は、状況情報記憶部４に、例えばイメージ
データとして記憶されている。

【００１０】処理指示制御部１３は、選択された表示項
目に対応する処理を起動する制御を行なうものである。 入出力装置２は、プロセッサ１に各種指示を与えるキー
ボードやポインティングディバイス、更にはプリンタ等
から構成されるものである。表示装置３は、プロセッサ
１による処理結果を表示するディスプレイから構成され
るものである。状況情報記憶部４は、作業者毎の作業内
容を示す状況情報を記憶する磁気記憶装置等から構成さ
れるものである。

【００１１】図３は、作業シートの概念図である。図に
示すように作業シート２０（表示装置３の表示画面）は
、その上方から作業名表示部２１、作業指示入力部２２
、作業状態出力部２３、ウィンドウ操作枠２４、そして
メッセージ出力部２５が設けられている。作業名表示部
２１は、作業シートの名称、即ち現在ソフトウェア開発
管理装置が処理対象として内容を表示する領域である。 作業指示入力部２２は、指示項目を表示する領域である
。

【００１２】作業状態出力部２３は、状況情報記憶部４
に記憶された状況情報に基づく内容を表示する領域であ
る。ウィンドウ操作枠２４は、作業状態出力部２３のス
クロール等を指示するために指示する記号等を表示する
領域である。メッセージ出力部２５は、例えばプロセッ
サ１が入力を促すためのメッセージを表示する領域であ
る。ここで、図４を参照しながら本発明にソフトウェア
開発管理装置の動作を説明する。

【００１３】なお、状況情報記憶部４には、既にプロジ
ェクトチームの作業員や作業内容、更には作業の分担等
が決定し、状況情報の記憶が完了しているものとする。 図４に、作業シートの具体例を示す。図は、プロジェク
ト計画の作業シート２０Ｐが選択された場合を示したも
ので、指示項目表示制御部１２は、状況情報記憶部４か
らプロジェクト計画の作業シート、及び対応する指示項
目のイメージ情報を読み出し、表示装置３上に表示する
。この結果、作業シート２０Ｐの作業名表示部２１には
“プロジェクト計画”が、作業指示入力部２２には、“
メンバ（作業者）一覧”、“依頼”、“状況”、“完了
”の４つの指示項目が表示される。

【００１４】ここで、入出力装置２のポインティングデ
ィバイスを用いて“状況”の指示項目上にカーソルＣを
合わせ、ポインティングディバイス上の選択ボタンを押
下すると、処理指示制御部１３は、カーソルＣの作業シ
ート２０Ｐ上の座標から“状況”の指示項目が選択され
たのを認識し、対応する処理を起動する。この結果、プ
ロセッサ１は、状況情報記憶部４から状況情報を読み出
し、作業状態出力部２３にプロジェクトを構成する機能
（モジュール）の一覧、及びメンバ（作業員）の一覧を
表示する。

【００１５】リーダは、例えば何れのメンバにも依頼し
ていない機能が存在した場合には、“依頼”の指示項目
を選択し、所望のメンバに依頼することになる。また、
他の作業シートの処理に移る場合には“完了”の指示項
目を選択し、プロジェクト計画の作業シートに係る処理
を終了する。以上説明のように、ソフトウェア開発管理
装置を操作する場合、コマンドの入力は必要なく指示項
目を選択することにより所望の処理を起動させることが
できる。

【００１６】本発明は以上の実施例に限定されない。実
施例では、１台のソフトウェア開発管理装置を例に説明
したが、例えば複数の端末装置を用意し、端末装置から
ソフトウェア開発管理装置をアクセスし、端末装置上に
作業シート及び指示項目を表示し処理を所望の処理を実
行することも可能である。

【００１７】

【発明の効果】以上説明したように、処理の起動指示を
行なう際、所望の指示項目を選択する操作のみを行なえ
ば良いため、コマンドの記憶や操作案内書の参照等を行
なう必要がなく、容易な操作を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明のソフトウェア開発管理装置の構成図で
ある。

【図２】従来の表示例である。

【図３】作業シートの概念図である。

【図４】作業シートの具体例である。

【符号の説明】

１　　プロセッサ ２　　入出力装置 ３　　表示装置 ４　　状況情報記憶部 １１　　状況情報制御部 １２　　指示項目表示制御部 １３　　処理指示制御部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　ソフトウェアを機能毎に複数のモジュ
   ールに分割し、当該モジュール毎に前記ソフトウェアの
   開発を行なう場合、前記各モジュールの開発状況を管理
   するものにおいて、前記各モジュール毎の開発状況を示
   す状況情報を記憶する状況情報記憶部と、前記状況情報
   の表示を行なう表示装置と、前記状況情報の内容管理を
   行なう状況情報制御部と、前記状況制御部による内容管
   理の処理起動を指示する際に選択する指示項目を前記表
   示装置に表示する制御を行なう指示項目表示制御部と、
   選択された前記指示項目に対応する前記状況制御部によ
   る内容管理の処理を起動する処理指示制御部とを備えた
   ことを特徴とするソフトウェア開発管理装置。