JP2001318811A - グラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュレーション装置 - Google Patents
グラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュレーション装置Info
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- JP2001318811A JP2001318811A JP2000137554A JP2000137554A JP2001318811A JP 2001318811 A JP2001318811 A JP 2001318811A JP 2000137554 A JP2000137554 A JP 2000137554A JP 2000137554 A JP2000137554 A JP 2000137554A JP 2001318811 A JP2001318811 A JP 2001318811A
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- Stored Programmes (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 GUI画面の実行結果を、シミュレーション
装置上で実際の表示装置の特性に合わせて変換し表示で
きる装置を提供する。 【解決手段】 GUIシミュレーション装置は、ユーザ
からの入力を受付ける入力部101、入力部101から
の入力データを解釈し、それに基づきGUI画面の処理
を行い、表示部106に応じた第1表示情報を出力する
ユーザインターフェイス処理部102、GUI画面デー
タ104を保存・管理するデータ管理部103、ユーザ
インターフェイス処理部102からの第1表示情報を、
シミュレーション対象となる表示装置の表示特性に応じ
た第2表示情報に変換する表示変換部105、表示変換
部105からの第2表示情報を表示する表示部106を
有する。
装置上で実際の表示装置の特性に合わせて変換し表示で
きる装置を提供する。 【解決手段】 GUIシミュレーション装置は、ユーザ
からの入力を受付ける入力部101、入力部101から
の入力データを解釈し、それに基づきGUI画面の処理
を行い、表示部106に応じた第1表示情報を出力する
ユーザインターフェイス処理部102、GUI画面デー
タ104を保存・管理するデータ管理部103、ユーザ
インターフェイス処理部102からの第1表示情報を、
シミュレーション対象となる表示装置の表示特性に応じ
た第2表示情報に変換する表示変換部105、表示変換
部105からの第2表示情報を表示する表示部106を
有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフィカル・ユ
ーザ・インターフェイスを備えるシステムのソフトウェ
ア開発を、別のコンピュータ上でシミュレーションしな
がら開発するときに用いるグラフィカル・ユーザ・イン
ターフェイス・シミュレーション装置に関する。
ーザ・インターフェイスを備えるシステムのソフトウェ
ア開発を、別のコンピュータ上でシミュレーションしな
がら開発するときに用いるグラフィカル・ユーザ・イン
ターフェイス・シミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータや携帯情
報端末機器において、ウインドウシステムを用いたグラ
フィカル・ユーザ・インターフェイス(以下GUIと記
載する)がユーザの知的生産性を高める手段として普及
している。これらGUIを用いたソフトウェアを短期間
に作成するために、グラフィカル・ユーザ・インターフ
ェイス編集機能を備えたGUI開発環境がソフトウェア
開発者に浸透している。
報端末機器において、ウインドウシステムを用いたグラ
フィカル・ユーザ・インターフェイス(以下GUIと記
載する)がユーザの知的生産性を高める手段として普及
している。これらGUIを用いたソフトウェアを短期間
に作成するために、グラフィカル・ユーザ・インターフ
ェイス編集機能を備えたGUI開発環境がソフトウェア
開発者に浸透している。
【0003】たとえば、Microsoft社製のソフトウェア
開発環境Visual Studioを用いると、同社製Windows CE
オペレーティングシステムを搭載したハンドヘルドパー
ソナル・コンピュータのためのGUI画面を持ったソフ
トウェアを構築できる。このソフトウェア開発環境は広
く普及しており、解説記事も多く出ている。たとえば、
Inside Windows1997年11月号の26〜52頁に
は、Windows CEアプリケーション開発についての解説記
事が掲載されている。これによると、Windows CEアプリ
ケーションは、Windows NTオペレーティングシステムを
搭載したパーソナル・コンピュータ(以下、パソコンと
略記)上で、GUI画面を含めたソフトウェアを構築す
ることができる。
開発環境Visual Studioを用いると、同社製Windows CE
オペレーティングシステムを搭載したハンドヘルドパー
ソナル・コンピュータのためのGUI画面を持ったソフ
トウェアを構築できる。このソフトウェア開発環境は広
く普及しており、解説記事も多く出ている。たとえば、
Inside Windows1997年11月号の26〜52頁に
は、Windows CEアプリケーション開発についての解説記
事が掲載されている。これによると、Windows CEアプリ
ケーションは、Windows NTオペレーティングシステムを
搭載したパーソナル・コンピュータ(以下、パソコンと
略記)上で、GUI画面を含めたソフトウェアを構築す
ることができる。
【0004】そのためには、まずGUIを構成する画面
を、実際にディスプレイなどへ表示される様態(WYSIWY
G:What You See Is What You Get)で編集し、つぎ
に、プログラムを作成し、パソコン上で実行を確認す
る。その後、開発ターゲット・システムであるWindows C
Eハンドヘルドパソコン用の実行モジュールを作成し、
それをハンドヘルドパソコンへ転送し、ハンドヘルド実
機で動作を確認する。また、このソフトウェア開発環境
で用いるパソコンは、開発ターゲット・システムである
ハンドヘルドパソコンのグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェイスをシミュレートするグラフィカル・ユーザ・
インターフェイス・シミュレータとしても機能する。
を、実際にディスプレイなどへ表示される様態(WYSIWY
G:What You See Is What You Get)で編集し、つぎ
に、プログラムを作成し、パソコン上で実行を確認す
る。その後、開発ターゲット・システムであるWindows C
Eハンドヘルドパソコン用の実行モジュールを作成し、
それをハンドヘルドパソコンへ転送し、ハンドヘルド実
機で動作を確認する。また、このソフトウェア開発環境
で用いるパソコンは、開発ターゲット・システムである
ハンドヘルドパソコンのグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェイスをシミュレートするグラフィカル・ユーザ・
インターフェイス・シミュレータとしても機能する。
【0005】ハンドヘルドパソコンには多くの種類があ
り、特に表示装置の違いが大きい。たとえば、グレイス
ケール16階調DSTN液晶を搭載するもの、256色
のカラーSTN液晶を搭載するもの、65536色以上
のカラーTFT液晶を搭載するものなどである。製品の
例として、シャープ株式会社のHC・4000(グレイ
スケール16階調DSTN液晶を搭載)、HC−450
0(256色のカラーSTN液晶を搭載)、HC・AJ
1(65536色TFTカラー液晶を搭載)がある。
り、特に表示装置の違いが大きい。たとえば、グレイス
ケール16階調DSTN液晶を搭載するもの、256色
のカラーSTN液晶を搭載するもの、65536色以上
のカラーTFT液晶を搭載するものなどである。製品の
例として、シャープ株式会社のHC・4000(グレイ
スケール16階調DSTN液晶を搭載)、HC−450
0(256色のカラーSTN液晶を搭載)、HC・AJ
1(65536色TFTカラー液晶を搭載)がある。
【0006】しかしながら、Visual StudioのGUI編
集ツールは、CRTなどのカラー・ディスプレイ装置上
で編集が行われることを想定している。また、ツールを
使って開発したソフトウェアは基本的にカラー・ディス
プレイ装置で表示することを想定し、GUI画面の編集
ならびにプログラムの実行確認を行っている。これはVi
sual Studio以外の開発環境でも同様である。したがっ
て、従来のGUI画面を編集する機能を持つソフトウェ
ア開発環境では、カラー・ディスプレイ装置以外での表
示装置を使った場合、たとえばグレイスケール液晶表示
装置や反射型カラー液晶表示装置を使った場合に、実際
に表示される内容を確認できないといった問題を抱えて
いる。
集ツールは、CRTなどのカラー・ディスプレイ装置上
で編集が行われることを想定している。また、ツールを
使って開発したソフトウェアは基本的にカラー・ディス
プレイ装置で表示することを想定し、GUI画面の編集
ならびにプログラムの実行確認を行っている。これはVi
sual Studio以外の開発環境でも同様である。したがっ
て、従来のGUI画面を編集する機能を持つソフトウェ
ア開発環境では、カラー・ディスプレイ装置以外での表
示装置を使った場合、たとえばグレイスケール液晶表示
装置や反射型カラー液晶表示装置を使った場合に、実際
に表示される内容を確認できないといった問題を抱えて
いる。
【0007】従来技術では、開発対象の液晶表示装置で
の表示結果を見るためには、プログラムを開発ターゲッ
ト・システムへ転送し、実行させて確認する必要があっ
た。また、液晶表示装置の種類が複数、たとえば透過型
TFTフルカラー液晶表示装置と、反射型16階調グレ
イスケール液晶表示装置とがある場合は、以下のいずれ
かの対応が必要であった。
の表示結果を見るためには、プログラムを開発ターゲッ
ト・システムへ転送し、実行させて確認する必要があっ
た。また、液晶表示装置の種類が複数、たとえば透過型
TFTフルカラー液晶表示装置と、反射型16階調グレ
イスケール液晶表示装置とがある場合は、以下のいずれ
かの対応が必要であった。
【0008】(1)開発ターゲット・システムを複数台
用意し、それぞれ別種類の液晶表示装置を接続し、各タ
ーゲット・システムへプログラムを転送して格納する。
そしてターゲット・システム上でプログラムを実行さ
せ、表示結果を確認する。 (2)開発ターゲット・システムは1つで、液晶表示装
置を切換えて、あるいはその都度接続しなおし、ターゲ
ット・システムへプログラムを転送して格納する。
用意し、それぞれ別種類の液晶表示装置を接続し、各タ
ーゲット・システムへプログラムを転送して格納する。
そしてターゲット・システム上でプログラムを実行さ
せ、表示結果を確認する。 (2)開発ターゲット・システムは1つで、液晶表示装
置を切換えて、あるいはその都度接続しなおし、ターゲ
ット・システムへプログラムを転送して格納する。
【0009】(1)の方法では、複数台のハードウェア
が必要なことから、費用面、設置場所、メンテナンス性
などに問題があった。また(2)の方法では、確認のた
びに液晶表示装置を切換え、再接続後に確認する必要が
あった。
が必要なことから、費用面、設置場所、メンテナンス性
などに問題があった。また(2)の方法では、確認のた
びに液晶表示装置を切換え、再接続後に確認する必要が
あった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
GUI開発環境では、カラー・ディスプレイ装置以外で
の表示を確認できないといった問題を有していた。ま
た、開発したソフトウェアにおけるグラフィカル・ユー
ザ・インターフェイス画面の実動作環境での視認性を確
認するためには、カラー・ディスプレイ装置上でのGU
I画面開発では不充分である。また、実際にGUIを動
作させる動作環境用のプログラムを、そのつど作成し、
動作環境へプログラムを転送して実行する場合には、手
間がかかるという問題がある。
GUI開発環境では、カラー・ディスプレイ装置以外で
の表示を確認できないといった問題を有していた。ま
た、開発したソフトウェアにおけるグラフィカル・ユー
ザ・インターフェイス画面の実動作環境での視認性を確
認するためには、カラー・ディスプレイ装置上でのGU
I画面開発では不充分である。また、実際にGUIを動
作させる動作環境用のプログラムを、そのつど作成し、
動作環境へプログラムを転送して実行する場合には、手
間がかかるという問題がある。
【0011】本発明は、GUI画面の編集結果、ならび
に実行結果を、シミュレーション装置上で実際の表示装
置の特性に合わせて変換し表示できる装置を提供するこ
とで、上記問題を解決し、さらにシミュレーションでの
ソフトウェア実行中に直接GUI画面の表示パラメータ
を変更できるようにすることで、GUI画面内容の確認
ならびに修正・改良を容易にし、GUIソフトウェアの
生産性向上を図るものである。
に実行結果を、シミュレーション装置上で実際の表示装
置の特性に合わせて変換し表示できる装置を提供するこ
とで、上記問題を解決し、さらにシミュレーションでの
ソフトウェア実行中に直接GUI画面の表示パラメータ
を変更できるようにすることで、GUI画面内容の確認
ならびに修正・改良を容易にし、GUIソフトウェアの
生産性向上を図るものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、グラフィカル
・ユーザ・インターフェイス・データを保存・管理する
データ管理手段と、ユーザからの操作を受付ける入力手
段と、表示手段と、入力手段からの入力データ、および
データ管理手段に保存されるグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェイス・データに基づき、表示手段に応じた第
1表示情報を出力するユーザインターフェイス処理手段
と、ユーザ・インターフェイス処理手段から出力された
第1表示情報を、シミュレーション対象システムの表示
手段の表示特性に応じた第2表示情報に変換する変換手
段とを備え、シミュレーション対象システムに表示する
グラフィカル・ユーザ・インターフェイス画面を、シミ
ュレーション対象システムの表示手段に応じた特性で、
表示手段に表示するグラフィカル・ユーザ・インターフ
ェイス・シミュレーション装置である。
・ユーザ・インターフェイス・データを保存・管理する
データ管理手段と、ユーザからの操作を受付ける入力手
段と、表示手段と、入力手段からの入力データ、および
データ管理手段に保存されるグラフィカル・ユーザ・イ
ンターフェイス・データに基づき、表示手段に応じた第
1表示情報を出力するユーザインターフェイス処理手段
と、ユーザ・インターフェイス処理手段から出力された
第1表示情報を、シミュレーション対象システムの表示
手段の表示特性に応じた第2表示情報に変換する変換手
段とを備え、シミュレーション対象システムに表示する
グラフィカル・ユーザ・インターフェイス画面を、シミ
ュレーション対象システムの表示手段に応じた特性で、
表示手段に表示するグラフィカル・ユーザ・インターフ
ェイス・シミュレーション装置である。
【0013】本発明のグラフィカル・ユーザ・インター
フェイス・シミュレーション装置は、たとえばパーソナ
ル・コンピュータなどで実現されるソフトウェア開発シ
ステムの一機能として構成することも可能で、カラーデ
ィスプレイ装置などの表示装置を備える。ユーザインタ
ーフェイス処理手段は、入力データおよびグラフィカル
・ユーザ・インターフェイス・データに基づいて、表示
手段、つまりカラーディスプレイ装置用の第1表示情報
を出力する。変換手段は、第1表示情報を、シミュレー
ション対象システムの表示手段、つまり開発ターゲット
・システムの液晶表示装置などの表示手段の表示特性に
応じた第2表示情報に変換する。したがって、本装置の
表示手段に表示されるグラフィカル・ユーザ・インター
フェイス画面は、開発ターゲット・システムの表示手段
の特性に応じて表示される。これによって、GUI表示
画面の確認、ならびに修正・改良を容易にし、GUIソ
フトウェアの生産性向上を図ることができる。
フェイス・シミュレーション装置は、たとえばパーソナ
ル・コンピュータなどで実現されるソフトウェア開発シ
ステムの一機能として構成することも可能で、カラーデ
ィスプレイ装置などの表示装置を備える。ユーザインタ
ーフェイス処理手段は、入力データおよびグラフィカル
・ユーザ・インターフェイス・データに基づいて、表示
手段、つまりカラーディスプレイ装置用の第1表示情報
を出力する。変換手段は、第1表示情報を、シミュレー
ション対象システムの表示手段、つまり開発ターゲット
・システムの液晶表示装置などの表示手段の表示特性に
応じた第2表示情報に変換する。したがって、本装置の
表示手段に表示されるグラフィカル・ユーザ・インター
フェイス画面は、開発ターゲット・システムの表示手段
の特性に応じて表示される。これによって、GUI表示
画面の確認、ならびに修正・改良を容易にし、GUIソ
フトウェアの生産性向上を図ることができる。
【0014】また本発明は、シミュレーション対象シス
テムの複数種類の表示手段からいずれかの表示手段を選
択する表示選択手段を有し、前記変換手段は、ユーザ・
インターフェイス処理手段からの第1表示情報を、表示
選択手段で選択された表示手段の表示特性に応じた第2
表示情報に変換することを特徴とする。
テムの複数種類の表示手段からいずれかの表示手段を選
択する表示選択手段を有し、前記変換手段は、ユーザ・
インターフェイス処理手段からの第1表示情報を、表示
選択手段で選択された表示手段の表示特性に応じた第2
表示情報に変換することを特徴とする。
【0015】本発明では、たとえばグレイスケール16
階調DSTN液晶、またはカラーTFT液晶など、複数
種類の表示手段からいずれかを選択して表示させること
ができるので、開発ターゲット・システムが、複数種類
の表示手段を適用可能な場合、選択手段で切換えて表示
させることができる。
階調DSTN液晶、またはカラーTFT液晶など、複数
種類の表示手段からいずれかを選択して表示させること
ができるので、開発ターゲット・システムが、複数種類
の表示手段を適用可能な場合、選択手段で切換えて表示
させることができる。
【0016】また本発明は、前記変換手段が、ユーザ・
インターフェイス処理手段からの第1表示情報を、表示
選択手段で選択された表示手段の表示特性に応じた第2
表示情報に変換すると、表示手段に表示されているグラ
フィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュレーショ
ン画面の内容を、変換後の内容に自動的に再描画するこ
とを特徴とする。
インターフェイス処理手段からの第1表示情報を、表示
選択手段で選択された表示手段の表示特性に応じた第2
表示情報に変換すると、表示手段に表示されているグラ
フィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュレーショ
ン画面の内容を、変換後の内容に自動的に再描画するこ
とを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、選択手段によって表示手
段が選択され、選択された表示手段に応じた第2表示情
報が算出されると、この第2表示情報に基づいて、表示
内容が自動的に再描画される。これによって、表示手段
の変更結果をすぐに表示することができる。
段が選択され、選択された表示手段に応じた第2表示情
報が算出されると、この第2表示情報に基づいて、表示
内容が自動的に再描画される。これによって、表示手段
の変更結果をすぐに表示することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態で
あるグラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュ
レーション装置(以下GUIシミュレーション装置)の
装置構成を示すブロック図である。GUIシミュレーシ
ョン装置は、ユーザからの入力を受付ける入力部10
1、入力部101からの入力データを解釈し、それに基
づきグラフィカル・ユーザ・インターフェイス画面(以
下GUI画面)の処理を行い、第1表示情報を出力する
ユーザインターフェイス処理部102、GUI画面デー
タ104を保存・管理するデータ管理部103、ユーザ
インターフェイス処理部102からの第1表示情報を、
シミュレーション対象となる表示装置の表示特性に応じ
た第2表示情報に変換する表示変換部105、表示変換
部105からの第2表示情報を表示する表示部106、
表示変換部106が表示変換時に参照するパラメータ1
08を、表示変換部105に供給する表示変換関数管理
部107、表示変換部105がパラメータ108のいず
れを使用するかを選択する表示選択部109から構成さ
れる。
あるグラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュ
レーション装置(以下GUIシミュレーション装置)の
装置構成を示すブロック図である。GUIシミュレーシ
ョン装置は、ユーザからの入力を受付ける入力部10
1、入力部101からの入力データを解釈し、それに基
づきグラフィカル・ユーザ・インターフェイス画面(以
下GUI画面)の処理を行い、第1表示情報を出力する
ユーザインターフェイス処理部102、GUI画面デー
タ104を保存・管理するデータ管理部103、ユーザ
インターフェイス処理部102からの第1表示情報を、
シミュレーション対象となる表示装置の表示特性に応じ
た第2表示情報に変換する表示変換部105、表示変換
部105からの第2表示情報を表示する表示部106、
表示変換部106が表示変換時に参照するパラメータ1
08を、表示変換部105に供給する表示変換関数管理
部107、表示変換部105がパラメータ108のいず
れを使用するかを選択する表示選択部109から構成さ
れる。
【0019】図2は、本発明のGUIシミュレーション
装置を市販パーソナル・コンピュータ・システムを利用
して実装した例を示す図である。
装置を市販パーソナル・コンピュータ・システムを利用
して実装した例を示す図である。
【0020】参照符201が、GUIシミュレーション
装置である。この内部を図1と図2を対応させて説明す
る。キーボード202とマウス203は図1の入力部1
01に相当し、パーソナル・コンピュータ204へ接続
され、ユーザ入力を伝達する。パーソナル・コンピュー
タ204にはハードディスク装置205が組込まれてい
る。ハードディスク装置205には図1のユーザインタ
ーフェイス処理部102、データ管理部103、GUI
画面データ104、表示変換部105、表示変換関数管
理部107、パラメータ108、表示選択部109を実
行するのに必要な各種プログラムとデータが組込まれて
いる。パーソナル・コンピュータ204はハードディス
ク装置205から各種プログラム、データを読出して本
発明を実現する。
装置である。この内部を図1と図2を対応させて説明す
る。キーボード202とマウス203は図1の入力部1
01に相当し、パーソナル・コンピュータ204へ接続
され、ユーザ入力を伝達する。パーソナル・コンピュー
タ204にはハードディスク装置205が組込まれてい
る。ハードディスク装置205には図1のユーザインタ
ーフェイス処理部102、データ管理部103、GUI
画面データ104、表示変換部105、表示変換関数管
理部107、パラメータ108、表示選択部109を実
行するのに必要な各種プログラムとデータが組込まれて
いる。パーソナル・コンピュータ204はハードディス
ク装置205から各種プログラム、データを読出して本
発明を実現する。
【0021】CRT206は、図1の表示部106に相
当し、パーソナル・コンピュータ204の処理結果、す
なわちグラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミ
ュレーションの結果を表示する。CRT206上には、
開発ターゲットシステム207に接続されている液晶表
示装置208と同じGUI画面になるように、GUIの
シミュレーションが行われ、結果が表示される。
当し、パーソナル・コンピュータ204の処理結果、す
なわちグラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミ
ュレーションの結果を表示する。CRT206上には、
開発ターゲットシステム207に接続されている液晶表
示装置208と同じGUI画面になるように、GUIの
シミュレーションが行われ、結果が表示される。
【0022】開発ターゲットシステム207は、GUI
シミュレーション装置で開発するグラフィカル・ユーザ
・インターフェイス画面を実際に動作させ、運用する装
置である。液晶表示装置208は、開発ターゲットシス
テム207のGUI表示を行う。
シミュレーション装置で開発するグラフィカル・ユーザ
・インターフェイス画面を実際に動作させ、運用する装
置である。液晶表示装置208は、開発ターゲットシス
テム207のGUI表示を行う。
【0023】なお、ここではGUIシミュレータは、パ
ーソナルコンピュータ用へ広く普及しているオペレーテ
ィングシステムWindows98(米国マイクロソフト社登
録商標)上で動作するよう作られており、入力手段とし
て、マウス、キーボード、表示手段としてグラフィカル
ディスプレイを使用する。なお、本発明の実現には上記
オペレーティングシステム上で動作することを強要する
ものではない。
ーソナルコンピュータ用へ広く普及しているオペレーテ
ィングシステムWindows98(米国マイクロソフト社登
録商標)上で動作するよう作られており、入力手段とし
て、マウス、キーボード、表示手段としてグラフィカル
ディスプレイを使用する。なお、本発明の実現には上記
オペレーティングシステム上で動作することを強要する
ものではない。
【0024】図3は、GUIシミュレータの表示の一実
施例である。画面301は表示部(図1では106、図
2ではCRT206に相当)の表示領域を表す。領域3
02はGUIシミュレータの実行領域である。ボタン3
03、ボタン304、テキストエディタ306、縦スク
ロールバー307は、GUIシミュレータでシミュレー
ション実行されているGUI部品である。これらの配置
はデータ管理部103内のGUI画面データ104に格
納されている。GUI画面データ104の詳細は図4で
後述する。矢印305は、マウス203を動かすとそれ
に連動して画面上を動くマウスポインタである。マウス
ポインタ305により、GUI部品を操作すると、各G
UI部品に連動したプログラムが動作し、GUI動作を
シミュレーションできる。
施例である。画面301は表示部(図1では106、図
2ではCRT206に相当)の表示領域を表す。領域3
02はGUIシミュレータの実行領域である。ボタン3
03、ボタン304、テキストエディタ306、縦スク
ロールバー307は、GUIシミュレータでシミュレー
ション実行されているGUI部品である。これらの配置
はデータ管理部103内のGUI画面データ104に格
納されている。GUI画面データ104の詳細は図4で
後述する。矢印305は、マウス203を動かすとそれ
に連動して画面上を動くマウスポインタである。マウス
ポインタ305により、GUI部品を操作すると、各G
UI部品に連動したプログラムが動作し、GUI動作を
シミュレーションできる。
【0025】ボタン308は、GUIシミュレータの終
了ボタンである。マウスポインタ305でこれを操作す
ると、GUIシミュレータは実行を終了し、領域302
は表示領域301から消去される。
了ボタンである。マウスポインタ305でこれを操作す
ると、GUIシミュレータは実行を終了し、領域302
は表示領域301から消去される。
【0026】ボタン309は本発明を実現するものであ
る。ボタン309を操作したときの詳細は後述する。
る。ボタン309を操作したときの詳細は後述する。
【0027】図4に、データ管理部103内に格納され
ているGUI画面データ104の例を示す。これは既知
の技術で構成される。GUI部品タイプはここではボタ
ンを示す“BUTTON”、テキスト編集エリアを表す“TEXT
AREA”、垂直スクロールバーを表す“V SCROLLBAR”の
3タイプを例示している。各GUI部品には、GUI画
面上に表示すべきX座標POSITION X、Y座標POSITION
Y、GUI画面上で占めるX方向領域SIZE X、Y方向領
域SIZE Y、GUI部品内に表示する文字列TEXT、GUI
部品を表示するときの色であるCOLOR1,COLOR2などの
情報が格納されている。色が2種類あるのは、たとえ
ば、文字の色と背景の色を別々に指定するためである。
本発明の実現にはこれらのデータ全てが必須ではない。
また各GUI部品はここに挙げた以外の情報を含んでい
てもよい。
ているGUI画面データ104の例を示す。これは既知
の技術で構成される。GUI部品タイプはここではボタ
ンを示す“BUTTON”、テキスト編集エリアを表す“TEXT
AREA”、垂直スクロールバーを表す“V SCROLLBAR”の
3タイプを例示している。各GUI部品には、GUI画
面上に表示すべきX座標POSITION X、Y座標POSITION
Y、GUI画面上で占めるX方向領域SIZE X、Y方向領
域SIZE Y、GUI部品内に表示する文字列TEXT、GUI
部品を表示するときの色であるCOLOR1,COLOR2などの
情報が格納されている。色が2種類あるのは、たとえ
ば、文字の色と背景の色を別々に指定するためである。
本発明の実現にはこれらのデータ全てが必須ではない。
また各GUI部品はここに挙げた以外の情報を含んでい
てもよい。
【0028】401は、図3の303に対応するGUI
ボタンに関する情報である。図のとおり、TYPEがボタン
であるGUI部品を定義している。402も401と同
様にGUIボタンに関する情報を定義している。402
は、図3の304に対応する。403は、図3の306
に対応するテキスト編集エリアを定義している。404
は、図3の307に対応する垂直スクロールバーを定義
している。
ボタンに関する情報である。図のとおり、TYPEがボタン
であるGUI部品を定義している。402も401と同
様にGUIボタンに関する情報を定義している。402
は、図3の304に対応する。403は、図3の306
に対応するテキスト編集エリアを定義している。404
は、図3の307に対応する垂直スクロールバーを定義
している。
【0029】図5に示すフローチャートに従って、領域
302内のGUIシミュレータの動作を述べる。GUI
シミュレータは、ステップ501から実行を開始する。
ステップ502で、シミュレーション環境を初期化し、
以後のシミュレータに必要な処理が行えるように準備す
る。具体的には画面301内に領域302を開く。領域
302内にはGUIシミュレータそのものの終了ボタン
308を置く。ステップ503で、GUIシミュレーシ
ョン画面を構築する。ここではハードディスク装置20
5から必要なプログラム、データを読込み、GUI部品
を領域302内へ配置する。
302内のGUIシミュレータの動作を述べる。GUI
シミュレータは、ステップ501から実行を開始する。
ステップ502で、シミュレーション環境を初期化し、
以後のシミュレータに必要な処理が行えるように準備す
る。具体的には画面301内に領域302を開く。領域
302内にはGUIシミュレータそのものの終了ボタン
308を置く。ステップ503で、GUIシミュレーシ
ョン画面を構築する。ここではハードディスク装置20
5から必要なプログラム、データを読込み、GUI部品
を領域302内へ配置する。
【0030】その後、ステップ504へ移り、イベント
を読取る。イベントとは、たとえばマウス操作やボタン
操作などのユーザ操作、システム内で発生する各種処理
要求である。ステップ504は、「シミュレーション終
了」(ボタン308)が操作されるまで繰返し実行され
る。ステップ505では、ステップ504のイベント種
別により処理を振り分ける。
を読取る。イベントとは、たとえばマウス操作やボタン
操作などのユーザ操作、システム内で発生する各種処理
要求である。ステップ504は、「シミュレーション終
了」(ボタン308)が操作されるまで繰返し実行され
る。ステップ505では、ステップ504のイベント種
別により処理を振り分ける。
【0031】もし、領域302内をユーザが操作した場
合は、ステップ506へ移る。ステップ506では、ユ
ーザがGUIシミュレータ内のどのGUI部品を操作し
たのかを判定し、それぞれのGUIに応じた表示効果を
領域302内へ表示する。この後、ステップ504へ移
る。
合は、ステップ506へ移る。ステップ506では、ユ
ーザがGUIシミュレータ内のどのGUI部品を操作し
たのかを判定し、それぞれのGUIに応じた表示効果を
領域302内へ表示する。この後、ステップ504へ移
る。
【0032】またステップ505で、「画面再描画要
求」と判定された場合、ステップ507へ移る。ステッ
プ507では、領域302内を再描画する。これは、実
行環境Windows98がマルチウインドウシステムであ
り、領域302の上に別アプリケーションのウインドウ
が覆い被さるように表示され、そのウインドウが消去し
たとき、領域302を再描画し、元通りの表示内容にす
る必要があるためである。後に説明する表示選択(ボタ
ン309)の動作時にも表示選択部109からユーザイ
ンターフェイス処理部102へ再描画要求を意図的に発
生させて、本発明の効果を発現させる。
求」と判定された場合、ステップ507へ移る。ステッ
プ507では、領域302内を再描画する。これは、実
行環境Windows98がマルチウインドウシステムであ
り、領域302の上に別アプリケーションのウインドウ
が覆い被さるように表示され、そのウインドウが消去し
たとき、領域302を再描画し、元通りの表示内容にす
る必要があるためである。後に説明する表示選択(ボタ
ン309)の動作時にも表示選択部109からユーザイ
ンターフェイス処理部102へ再描画要求を意図的に発
生させて、本発明の効果を発現させる。
【0033】ステップ505で、「シミュレーション終
了」と判定された場合、ステップ508へ移る。ステッ
プ508では、領域302内のGUI部品を廃棄する。
ステップ509で領域302を廃棄し、画面301内か
ら領域302が消去される。ステップ510でGUIシ
ミュレータの実行は終了する。
了」と判定された場合、ステップ508へ移る。ステッ
プ508では、領域302内のGUI部品を廃棄する。
ステップ509で領域302を廃棄し、画面301内か
ら領域302が消去される。ステップ510でGUIシ
ミュレータの実行は終了する。
【0034】図6は、図1における表示変換部105の
内部構造の例を示したものである。ユーザインターフェ
イス処理部601は、GUI部品の描画のための第1表
示情報であるいくつかの数値を出力する。第1表示情報
は、CRTカラーディスプレイ表示用の情報である。表
示変換部602は、これらの第1表示情報を受け、それ
ぞれの変換処理を行って表示部603へ第2表示情報を
出力する。第2表示情報は、開発ターゲットシステム2
07に接続される液晶表示装置208の表示特性に応じ
た表示情報である。説明のため、601からの第1表示
情報は座標データ(X0,Y0と表現)、文字の大きさ
(S0と表現)、線の太さ(W0と表現)、色(C0と
表現)が入力されるものとする。それと同時に、表示変
換関数管理部608から、関数609が表示変換部60
2へ出力される。関数609は、開発ターゲットシステ
ム207に接続される液晶表示装置208の表示特性に
応じた関数である。表示変換部602は、関数609が
示した変換式をX0,Y0,S0,W0,C0へ適用す
る。図6中の604〜607がこれに相当する。変換後
の第2表示情報である数値X,Y,S,W,Cは表示部
603へ送られ、最終的にユーザの視認するところとな
る。
内部構造の例を示したものである。ユーザインターフェ
イス処理部601は、GUI部品の描画のための第1表
示情報であるいくつかの数値を出力する。第1表示情報
は、CRTカラーディスプレイ表示用の情報である。表
示変換部602は、これらの第1表示情報を受け、それ
ぞれの変換処理を行って表示部603へ第2表示情報を
出力する。第2表示情報は、開発ターゲットシステム2
07に接続される液晶表示装置208の表示特性に応じ
た表示情報である。説明のため、601からの第1表示
情報は座標データ(X0,Y0と表現)、文字の大きさ
(S0と表現)、線の太さ(W0と表現)、色(C0と
表現)が入力されるものとする。それと同時に、表示変
換関数管理部608から、関数609が表示変換部60
2へ出力される。関数609は、開発ターゲットシステ
ム207に接続される液晶表示装置208の表示特性に
応じた関数である。表示変換部602は、関数609が
示した変換式をX0,Y0,S0,W0,C0へ適用す
る。図6中の604〜607がこれに相当する。変換後
の第2表示情報である数値X,Y,S,W,Cは表示部
603へ送られ、最終的にユーザの視認するところとな
る。
【0035】図7に、関数609の一例を示す。701
〜704は表示変換関数管理部608(107も同じ)
内で管理されている。表示選択部109により、これら
関数の中の1つが選ばれる。701は、図6の604,
605,606,607へ適用する関数を保持してい
る。702〜704も701と同様に図6の604,6
05,606,607へ適用する関数をそれぞれ保持し
ている。
〜704は表示変換関数管理部608(107も同じ)
内で管理されている。表示選択部109により、これら
関数の中の1つが選ばれる。701は、図6の604,
605,606,607へ適用する関数を保持してい
る。702〜704も701と同様に図6の604,6
05,606,607へ適用する関数をそれぞれ保持し
ている。
【0036】図8は、変換の例を示している。801
は、図4の401のデータを元にユーザインターフェイ
ス処理部が出力した第1表示情報によって表示されるG
UIボタンの表示状態を示す図である。802は、図7
の関数701が図6の609として選択され,この関数
701で第1情報が第2情報に変換され、表示部603に
表示されたときの出力結果を示す図である。第1情報か
ら第2情報への変換とは、すなわち 表示部への出力値 関数701 401のデータ POSITION X’=Fx(POSITION X)=POSITION X*2=10*2=20 POSITION Y’=Fy(POSITION Y)=POSITION Y*2=10*2=2 0 SIZE X’=Fx(SIZE X)=SIZE X*2=60*2=120 SIZE Y’=Fy(SIZE Y)=SIZE Y*2=20*2=40 COLOR1’=Fc(COLOR1)=COLOR1=RGB(0,0,0) COLOR2’=Fc(COLOR2)=COLOR2=RGB(255,128,0) となる。
は、図4の401のデータを元にユーザインターフェイ
ス処理部が出力した第1表示情報によって表示されるG
UIボタンの表示状態を示す図である。802は、図7
の関数701が図6の609として選択され,この関数
701で第1情報が第2情報に変換され、表示部603に
表示されたときの出力結果を示す図である。第1情報か
ら第2情報への変換とは、すなわち 表示部への出力値 関数701 401のデータ POSITION X’=Fx(POSITION X)=POSITION X*2=10*2=20 POSITION Y’=Fy(POSITION Y)=POSITION Y*2=10*2=2 0 SIZE X’=Fx(SIZE X)=SIZE X*2=60*2=120 SIZE Y’=Fy(SIZE Y)=SIZE Y*2=20*2=40 COLOR1’=Fc(COLOR1)=COLOR1=RGB(0,0,0) COLOR2’=Fc(COLOR2)=COLOR2=RGB(255,128,0) となる。
【0037】同様に803は、図7の関数702が図6
の609として選択されているときの、表示部603の
出力結果を示している。すなわち 表示部への出力値 関数702 401のデータ POSITION X’=Fx(POSITION X)=POSITION X*0.5=10*0.5=5 POSITION Y’=Fy(POSITION Y)=POSITION Y*0.5=10*0.5=5 SIZE X’=Fx(SIZE X)=SIZE X*2=60*0.5=30 SIZE Y’=Fy(SIZE Y)=SIZE Y*2=20*0.5=10 COLOR1’=Fc(t) ただしt=COLOR1.R*0.25+COLOR1.G*0.5+COLOR1.B
*0.125 COLOR1=RGB(0,0,0)より、 t=0*0.25+0*0.5+0*0.125=0 よってCOLOR1’=RGB(0,0,0) COLOR2’=Fc(t) ただしt=COLOR2.R*0.25+COLOR2.G*0.5+COLOR2.B
*0.125 COLOR2=RGB(255,128,0)より t=255*0.25+128*0.5+0*0.12
5=127よってCOLOR2’=RGB(127,127,1
27)となる。
の609として選択されているときの、表示部603の
出力結果を示している。すなわち 表示部への出力値 関数702 401のデータ POSITION X’=Fx(POSITION X)=POSITION X*0.5=10*0.5=5 POSITION Y’=Fy(POSITION Y)=POSITION Y*0.5=10*0.5=5 SIZE X’=Fx(SIZE X)=SIZE X*2=60*0.5=30 SIZE Y’=Fy(SIZE Y)=SIZE Y*2=20*0.5=10 COLOR1’=Fc(t) ただしt=COLOR1.R*0.25+COLOR1.G*0.5+COLOR1.B
*0.125 COLOR1=RGB(0,0,0)より、 t=0*0.25+0*0.5+0*0.125=0 よってCOLOR1’=RGB(0,0,0) COLOR2’=Fc(t) ただしt=COLOR2.R*0.25+COLOR2.G*0.5+COLOR2.B
*0.125 COLOR2=RGB(255,128,0)より t=255*0.25+128*0.5+0*0.12
5=127よってCOLOR2’=RGB(127,127,1
27)となる。
【0038】図9は、表示内容選択の一実施例である。
901は、CRT上に現れるメニューの内容である。メ
ニュー901の中には表示変換関数の名称が書いてある
(902〜905)。マウスポインタ906を動かす
と、それに連動して選択枠907が画面上を動く。この
状態でマウス103のボタンを押すと、選択枠907が
選択した表示変換関数で図3の303内が再描画され
る。
901は、CRT上に現れるメニューの内容である。メ
ニュー901の中には表示変換関数の名称が書いてある
(902〜905)。マウスポインタ906を動かす
と、それに連動して選択枠907が画面上を動く。この
状態でマウス103のボタンを押すと、選択枠907が
選択した表示変換関数で図3の303内が再描画され
る。
【0039】図10は、図9のメニュー動作のフローチ
ャートを表したものである。図3の「表示選択」ボタン
309を操作すると、図10のステップ1001から開
始する。ステップ1002でメニュー901を表示し、
その内部に選択項目(902〜905)を表示する。ス
テップ1003でマウスの入力を待つ。
ャートを表したものである。図3の「表示選択」ボタン
309を操作すると、図10のステップ1001から開
始する。ステップ1002でメニュー901を表示し、
その内部に選択項目(902〜905)を表示する。ス
テップ1003でマウスの入力を待つ。
【0040】マウスからの入力あるいはマウスカーソル
が移動すると、ステップ1004に移る。ステップ10
04では、マウスの動きの種別に対応して処理を振り分
ける。ステップ1004で「マウスの移動」を検出した
場合、選択枠907をマウスポインタの座標に合わせて
移動させる。この処理は既存の技術であるので、ここで
は詳細を述べない。ステップ1004でマウスのボタン
が押されたのを検出すると、ステップ1006に移る。
ステップ1006では、選択枠907のメニュー内の座
標から、どのパラメータが選択されたのかの選択番号を
計算する。次のステップ1007で、選択されたパラメ
ータ番号を表示変換関数管理部107へ通知する。これ
は、後のGUIシミュレーション表示時に、メニューで
選択された表示変換関数に従って表示するようにするた
めである。次のステップ1008で、ユーザインターフ
ェイス処理部102へ再描画イベントを通知する。表示
変換関数の変更は、「次回描画時」から有効であるが、
上記したように再描画イベントを通知することによっ
て、表示部106に変更後のGUI部品が自動的に再表
示され、ユーザはメニュー操作結果をすぐに確認でき
る。その後、ステップ1009にてメニュー901を閉
じる。以上でメニューによる表示変換関数の設定が完了
する。またステップ1004で、ユーザがメニュー操作
をキャンセルした場合、たとえばメニュー901の外部
を操作した場合、メニュー操作はされなかったものとし
てステップ1009に移り、メニューを閉じて処理を終
了する。
が移動すると、ステップ1004に移る。ステップ10
04では、マウスの動きの種別に対応して処理を振り分
ける。ステップ1004で「マウスの移動」を検出した
場合、選択枠907をマウスポインタの座標に合わせて
移動させる。この処理は既存の技術であるので、ここで
は詳細を述べない。ステップ1004でマウスのボタン
が押されたのを検出すると、ステップ1006に移る。
ステップ1006では、選択枠907のメニュー内の座
標から、どのパラメータが選択されたのかの選択番号を
計算する。次のステップ1007で、選択されたパラメ
ータ番号を表示変換関数管理部107へ通知する。これ
は、後のGUIシミュレーション表示時に、メニューで
選択された表示変換関数に従って表示するようにするた
めである。次のステップ1008で、ユーザインターフ
ェイス処理部102へ再描画イベントを通知する。表示
変換関数の変更は、「次回描画時」から有効であるが、
上記したように再描画イベントを通知することによっ
て、表示部106に変更後のGUI部品が自動的に再表
示され、ユーザはメニュー操作結果をすぐに確認でき
る。その後、ステップ1009にてメニュー901を閉
じる。以上でメニューによる表示変換関数の設定が完了
する。またステップ1004で、ユーザがメニュー操作
をキャンセルした場合、たとえばメニュー901の外部
を操作した場合、メニュー操作はされなかったものとし
てステップ1009に移り、メニューを閉じて処理を終
了する。
【0041】なお、マウスポインタ906は、図3のマ
ウスポインタ305と同じものでもよいし、別のもので
もよい。また、表示内容選択の手段はGUIメニューに
よるマウスポインタ操作に限らず、キーや機械的ボタン
入力によるものでもよい。要は選択できればどのような
方法でもよい。
ウスポインタ305と同じものでもよいし、別のもので
もよい。また、表示内容選択の手段はGUIメニューに
よるマウスポインタ操作に限らず、キーや機械的ボタン
入力によるものでもよい。要は選択できればどのような
方法でもよい。
【0042】上記実施形態では、入力手段や表示選択手
段としてマウスやキーボードを挙げたが、これらはユー
ザ操作が検出できる方法であればどのようなものでもよ
い。また、表示選択手段にGUIによるメニューを用い
たが、これは選択できるような方法であればどのような
ものでもよい。表示選択部が表示変換関数を選択した
後、ユーザインターフェイス処理部へ再描画の指示を出
すようにしたが、これは表示変換部がユーザインターフ
ェイス処理部の出力結果をイメージデータとして持ち、
そのイメージデータを変換するものとして実装してもよ
い。また、表示変換関数は、1次式として実装したが、
より複雑な演算、たとえばガンマ関数などの関数やテー
ブル参照を含むものであってもよい。またシミュレータ
の対象とするGUIは、タイル状に2次元に並べた形で
実現してみたが、これは3次元状に立体的に並べたり、
重ねて並べてもよい。
段としてマウスやキーボードを挙げたが、これらはユー
ザ操作が検出できる方法であればどのようなものでもよ
い。また、表示選択手段にGUIによるメニューを用い
たが、これは選択できるような方法であればどのような
ものでもよい。表示選択部が表示変換関数を選択した
後、ユーザインターフェイス処理部へ再描画の指示を出
すようにしたが、これは表示変換部がユーザインターフ
ェイス処理部の出力結果をイメージデータとして持ち、
そのイメージデータを変換するものとして実装してもよ
い。また、表示変換関数は、1次式として実装したが、
より複雑な演算、たとえばガンマ関数などの関数やテー
ブル参照を含むものであってもよい。またシミュレータ
の対象とするGUIは、タイル状に2次元に並べた形で
実現してみたが、これは3次元状に立体的に並べたり、
重ねて並べてもよい。
【0043】要するに、グラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェイス・シミュレーション装置において、シミュレ
ーション装置の表示装置で、開発対象ターゲットの表示
装置と同じ表示特性で表示でき、複数の表示装置の表示
特性をメニュー等の方法で切換えることができ、それを
シミュレーション装置の表示装置で確認できれば、この
発明の実現となる。
ーフェイス・シミュレーション装置において、シミュレ
ーション装置の表示装置で、開発対象ターゲットの表示
装置と同じ表示特性で表示でき、複数の表示装置の表示
特性をメニュー等の方法で切換えることができ、それを
シミュレーション装置の表示装置で確認できれば、この
発明の実現となる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、グラフィカル・ユーザ
・インターフェイス画面の設計を行おうとするユーザに
とって以下の効果がある。
・インターフェイス画面の設計を行おうとするユーザに
とって以下の効果がある。
【0045】(1)表示装置上でのGUIシステムの見
え方、操作性を確認するために、開発対象ターゲットの
表示装置を複数用意する必要はない。ハードウェアを用
意するにはその分費用、時間が必要であるが、これが不
要となる。
え方、操作性を確認するために、開発対象ターゲットの
表示装置を複数用意する必要はない。ハードウェアを用
意するにはその分費用、時間が必要であるが、これが不
要となる。
【0046】(2)シミュレータ上でGUI画面を複数
設計する必要がない。1つのGUI画面を複数の表示装
置、たとえば透過型TFTカラー液晶、反射型グレイス
ケール液晶などで表示した場合の全ての視認性を確認で
き、GUIデザインを最適化できる。
設計する必要がない。1つのGUI画面を複数の表示装
置、たとえば透過型TFTカラー液晶、反射型グレイス
ケール液晶などで表示した場合の全ての視認性を確認で
き、GUIデザインを最適化できる。
【図1】本発明のグラフィカル・ユーザ・インターフェ
イス・シミュレーション装置の構造を示したブロック図
である。
イス・シミュレーション装置の構造を示したブロック図
である。
【図2】本発明の一実施例である。
【図3】本発明のグラフィカル・ユーザ・インターフェ
イス・シミュレーション装置の動作画面を示した図であ
る。
イス・シミュレーション装置の動作画面を示した図であ
る。
【図4】本発明に関わるグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェイスの構成部品のデータ構造を示した図である。
ーフェイスの構成部品のデータ構造を示した図である。
【図5】本発明に関わるグラフィカル・ユーザ・インタ
ーフェイス・シミュレーション装置の全体動作を説明す
るためのフローチャートである。
ーフェイス・シミュレーション装置の全体動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】本発明に関わる表示変換部の動作を説明するた
めの構造図である。
めの構造図である。
【図7】本発明に関わる表示変換関数の内容を説明する
ための図である。
ための図である。
【図8】本発明の動作結果の例である。
【図9】本発明に関わる表示選択部のメニューの表示例
である。
である。
【図10】本発明に関わる表示選択部のメニューの動作
を説明するためのフローチャートである。
を説明するためのフローチャートである。
101 入力部 102 ユーザインターフェイス処理部 103 データ管理部 104 GUI画面データ 105 表示変換部 106 表示部 107 表示変換関数管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B042 GB02 HH06 HH07 NN04 NN13 NN22 NN23 5B076 DB08 DF08 EC04 EC06 5E501 AA02 AA04 AC10 AC34 BA03 BA05 DA13
Claims (3)
- 【請求項1】 グラフィカル・ユーザ・インターフェイ
ス・データを保存・管理するデータ管理手段と、 ユーザからの操作を受付ける入力手段と、 表示手段と、 入力手段からの入力データ、およびデータ管理手段に保
存されるグラフィカル・ユーザ・インターフェイス・デ
ータに基づき、表示手段に応じた第1表示情報を出力す
るユーザインターフェイス処理手段と、 ユーザ・インターフェイス処理手段から出力された第1
表示情報を、シミュレーション対象システムの表示手段
の表示特性に応じた第2表示情報に変換する変換手段と
を備え、 シミュレーション対象システムに表示するグラフィカル
・ユーザ・インターフェイス画面を、シミュレーション
対象システムの表示手段に応じた特性で、表示手段に表
示するグラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミ
ュレーション装置。 - 【請求項2】 シミュレーション対象システムの複数種
類の表示手段からいずれかの表示手段を選択する表示選
択手段を有し、前記変換手段は、ユーザ・インターフェ
イス処理手段からの第1表示情報を、表示選択手段で選
択された表示手段の表示特性に応じた第2表示情報に変
換することを特徴とする請求項1記載のグラフィカル・
ユーザ・インターフェイス・シミュレーション装置。 - 【請求項3】 前記変換手段が、ユーザ・インターフェ
イス処理手段からの第1表示情報を、表示選択手段で選
択された表示手段の表示特性に応じた第2表示情報に変
換すると、表示手段に表示されているグラフィカル・ユ
ーザ・インターフェイス・シミュレーション画面の内容
を、変換後の内容に自動的に再描画することを特徴とす
る請求項2記載のグラフィカル・ユーザ・インターフェ
イス・シミュレーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137554A JP2001318811A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | グラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000137554A JP2001318811A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | グラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュレーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001318811A true JP2001318811A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18645310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000137554A Pending JP2001318811A (ja) | 2000-05-10 | 2000-05-10 | グラフィカル・ユーザ・インターフェイス・シミュレーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001318811A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008269554A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-11-06 | Hitachi Software Eng Co Ltd | ソースコード生成装置 |
JP2009025988A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Yamaha Corp | Gui開発装置、その制御方法を実現するためのプログラム、および電子音楽装置 |
WO2010087140A1 (ja) | 2009-01-30 | 2010-08-05 | 三菱電機株式会社 | 状態表示装置 |
US10409710B2 (en) | 2017-09-14 | 2019-09-10 | Studio Xid Korea, Inc. | Method of testing prototype linked with existing application |
-
2000
- 2000-05-10 JP JP2000137554A patent/JP2001318811A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008269554A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-11-06 | Hitachi Software Eng Co Ltd | ソースコード生成装置 |
JP2009025988A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Yamaha Corp | Gui開発装置、その制御方法を実現するためのプログラム、および電子音楽装置 |
WO2010087140A1 (ja) | 2009-01-30 | 2010-08-05 | 三菱電機株式会社 | 状態表示装置 |
US20110273461A1 (en) * | 2009-01-30 | 2011-11-10 | Mitsubishi Electric Corporation | Status display apparatus |
US10409710B2 (en) | 2017-09-14 | 2019-09-10 | Studio Xid Korea, Inc. | Method of testing prototype linked with existing application |
US10963368B2 (en) | 2017-09-14 | 2021-03-30 | Studio Xid Korea, Inc. | Method of testing prototype linked with existing application |
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