JPH0426995A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH0426995A
JPH0426995A JP2129991A JP12999190A JPH0426995A JP H0426995 A JPH0426995 A JP H0426995A JP 2129991 A JP2129991 A JP 2129991A JP 12999190 A JP12999190 A JP 12999190A JP H0426995 A JPH0426995 A JP H0426995A
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JP
Japan
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high voltage
memory cells
memory cell
memory
erasure
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Application number
JP2129991A
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English (en)
Inventor
Takeshi Nakayama
武志 中山
Yasushi Terada
寺田 康
Kazuo Kobayashi
和男 小林
Masanori Hayashigoe
正紀 林越
Yoshikazu Miyawaki
宮脇 好和
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は不揮発性半導体記憶装置に関し、特に電気的
に書換え可能でかつ一括消去可能な不揮EEFROM) 発性半導体記憶装置(FLASH に関するものである。
[従来の技術] 第7図は従来の不揮発性半導体記憶装置のブロック図で
ある。
図において、不揮発性半導体記憶装置は、記憶すべきメ
モリセルのアドレスが入力されるアドレスバッファ7と
、コラムアドレスが入力されるコラムデコーダ8と、ロ
ーアドレスが入力されるローデコーダ9と、ワード線の
電位を切換える高電圧スイッチ10と、データの入出力
が行なわれるI10バッファ11と、読出されたデータ
の増幅または書込データを保持するためのセンスアンプ
/書込ドライバ12と、所定のビット線を選択するため
のYゲート13と、マトリックス中に配列されたメモリ
セルが配置されるメモリセルアレイ14と、メモリセル
アレイ14に与える高電圧を制御する高電圧制御回路1
9と、制御信号が入力される制御信号バッファ20と、
各種の動作を制御するための制御回路21と、メモリセ
ルアレイのソースの電位を切換えるアレイソーススイッ
チ22とを含む。メモリセルアレイ14には1つのメモ
リセルの構成が代表的に図示されている。メモリセル1
8は1本のビット線15とワード線16との交差部に配
置する。メモリセル18のドレインにはビット線15が
接続される。メモリセル18のソースにはソース線17
が接続され、ソース線17の他方はアレイソーススイッ
チ22に接続される。メモリセル18のフローティング
ゲートにはワード線16が接続される。
次に、以上のように構成された不揮発性半導体記憶装置
の動作について説明する。
この不揮発性半導体記憶装置の動作は書込、消去、読出
動作の各々に分けられ、書込動作の前には、必ず全アド
レスのメモリセルに含まれている情報の消去を行なう必
要がある。
まず、書込動作について説明する。
書込を行ないたいアドレスのアドレスデータをアドレス
バッファ7を介して入力し、書込を可能とする制御信号
を制御信号バッファ20を介して入力する。次に高電圧
制御回路19に高電圧VFPを与える。入力されたアド
レスデータは、ローデコーダ9によりデコードされて、
1本のワード線が選択される。入力された高電圧VPP
は高電圧制御回路19で制御されて、高電圧スイッチ1
0に印加される。
選択されたワード線の高電圧スイッチ10は、選択され
たワード線を高電圧にし、他の非選択のワード線の高電
圧スイッチはOVを出力する。
方、I10バッファ11を介して入力されたデータは、
書込ドライバ12においてラッチされる。
書込ドライバ12は、コラムデコーダ8により選択され
たYゲート13を介して、情報“0′を書込むビットを
含むビット線に高電圧を、情報“1”を書込むビットを
含むビット線にOVの電位を与える。このとき、ソース
線17の電位は制御回路21から出力された信号に基づ
いて、切換えられたアレイソーススイッチ22によって
その電位は0vに維持される。
ここでメモリセル18の概略構造について、第9図を参
照して説明する。
半導体基板5の主面上に所定間隔を置いて2つの不純物
領域が形成され、その一方がドレイン3となり、その他
方がソース4となる。ドレイン3とソース4との間に挾
まれた半導体基板5の領域上に絶縁膜6が形成され、さ
らにその上にフローティングゲート2が形成される。フ
ローティングゲート2の上に、絶縁体を介して制御電極
1が形成される。このような構成において、情報“0′
が書込みされるメモリセルにおいては、コントロールゲ
ート1すなわちワード線16に高電圧VPP1 ドレイ
ン3すなわちビット線15に書込み電圧VllIR1ソ
ース4すなわちソース線17に電位Ovが印加されてい
る。したがって、この状態において、メモリセルのドレ
イン3近傍で、アバランシェ降伏が起こり、ホットエレ
クトロンが発生する。コントロールゲート1の高電圧に
よって加速されたホットエレクトロンが酸化膜6による
障壁を飛越えて、フローティングゲート2に注入されそ
こで蓄積される。この書込動作によって、情報“0”を
書込んだメモリトランジスタのしきい値電圧は、書込動
作の前より高くなり、すなわちコントロールゲート1に
電源電圧Vc c  (5V)を与えてもこのトランジ
スタはONLなくなる。
一方、情報“1“を書込んだメモリセルでは、ビット線
15の電位がOVであるので、ホットエレクトロンが発
生しないので書込前の状態と変わらない。すなわちこの
状態は消去状態であり、しきい値電圧の低い状態である
次に、消去動作について説明する。
消去動作は2つの動作からなっており、1つの動作は全
アドレスに情報“0”の書込みであり、もう1つの動作
は、全アドレスのメモリセルからの一括消去である。
ここで全アドレスに情報“0”の書込みが必要になる理
由を、第10A図および第10B図を用いて説明する。
第10A図は従来の装置における書込および消去動作を
行なった場合のメモリトランジスタのしきい値電圧の変
化を示した図であり、第10B図は従来の装置で消去動
作において全アドレスの情報“0°の書込動作を省いた
場合のメモリトランジスタのしきい値電圧の変化を示し
た図である。
−括消去動作においては、メモリセルのコントロールゲ
ート1には電位がOvl ドレイン3はフローティング
状態、ソース4には高電圧がそれぞれ与えられている。
この電圧条件においては、ソース4とフローティングゲ
ート2との間に高電界が発生することになり、この高電
界によって、コントロールゲート2に含まれている電子
がソース4に引抜かれ、結果としてメモリトランジスタ
のしきい値電圧は低くなる。ところがもともとしきい値
電圧の低い状態(情報“1”書込状態)からこの消去動
作を行なうと、第10B図に示したように本来情報“1
“状態であったメモリセルのしきい値電圧は負の値にな
ってしまう。これによって、情報の読出において不具合
が生じるものである。
第8図は、第7図のメモリセル14に配置されているマ
トリックス上のメモリセルの一部を取出してその構成を
示した概略図である。
図において、メモリセルMI、〜M44がワード線W、
〜W4およびビット線B、〜B4の交差点に配置されて
いる。また各々のメモリセルのソースはソース線S、〜
S4に接続されている。この第8図の構成に基づいて、
上記の読出時における不具合について説明する。
マス、この装置の読出動作は選択されたメモリセルのワ
ード線すなわちコントロールゲート1に電源電圧VCC
を、その他の選択されていないメモリセルのワード線に
電位OVを与え、この状態で選択されたメモリセルのメ
モリトランジスタがONするか否かについて、すなわち
そのビット線に電流が流れるか否かを検知する。たとえ
ば第8図においてメモリセルM2□が選択されたメモリ
セルとし、メモリセルM4□が上記に示したように一括
消去によって、そのしきい値電圧が通常より低い状態に
なっている場合を想定する。
この場合、ワード線W2が選択されて電源電圧Vecが
印加されるが、ワード線w4は選択されないため、その
電位はOvのままである。メモリセルM2□にたとえば
情報“0″が書込まれている場合であれば、ワード線W
2の選択によってもこのメモリトランジスタはONせず
、すなわちビット線B2に電流は発生しない。しかしメ
モリセ/l/M42のしきい値電圧が負の値となってい
る場合、そのワード線W4が選択されていない状態でも
、このメモリトランジスタはONすることになる。結果
としてメモリトランジスタM、2に接続するビット線B
2に電流が生じ、これはメモリトランジスタM2□があ
たかも情報“1”が書込まれているものとして判断され
ることになる。このようにビット線に接続するメモリセ
ルのうち1つでもそのしきい値電圧が負の値となってい
れば、そのメモリセルが非選択の状態であってもそのビ
ット線に電流が流れてしまうため、選択されたメモリセ
ルの正しい情報が読出せないことになる。
以上のような問題を解決するために、第10A図に示す
ように、メモリセルの一括消去動作の前には、全アドレ
スのメモリセルに対して情報“0”の書込動作を行なう
ものである。すなわち、すべてのメモリセルのしきい値
電圧を一旦高しきい鎖状態にしておいてから、それから
−括消去を行なうものである。これによって、消去され
たメモリセルのしきい値電圧は正の値でかつ電源電位V
。より低い値に統一されることになり、信頼性が向上す
る。この全アドレスのメモリセルに情報“0゛の書込み
を行なう場合の動作は、通常の書込動作と同様であり、
すべてのアドレスに対して、順次情報“0″を書込みす
るものである。
次に一括消去動作について説明する。
−括消去は高電圧制御回路19に高電圧を与え、−括消
去を可能にする制御信号を制御信号バッファ22に入力
することによって始まる。入力された高電圧は高電圧制
御回路19で制御され、アレイソーススイッチ22に与
えられる。アレイソーススイッチ22は制御回路21か
らの制御信号、すなわち消去開始の信号を受けて、ソー
ス線17に高電圧を出力する。このとき、メモリセルア
レイ14のワード線16のすべてはその電位がOvであ
り、ビット線15のすべてはフローティング状態に維持
されている。この状態は第9図であれば、すべてのメモ
リセルのソース4は高電圧、コントロールゲート1はO
Vl ドレイン3はフローティング状態となっている。
これによってメモリトランジスタのフローティングゲー
ト1とソース4との間に高電界が発生し、フローティン
グゲート2に含まれている電子がソース4にトンネル現
象によって移動し、メモリトランジスタのしきい値電圧
はその消去動作前より低くなる。
最後に読出動作について説明する。
読出動作において、読出したい情報を保持するメモリセ
ルのアドレスを指定するアドレスデータがアドレスバッ
ファ7に書込まれる。モして書込動作と同様の動作によ
ってメモリセルアレイ14の1本のワード線が選択され
、一方コラムデコーダ8によってデコードされた情報に
基づいてYゲート13によって所定のビット線15が選
択される。選択されたワード線だけが電源電圧VCCと
なり、他のワード線の電位はOvとなっている。
これによって選択されたワード線に接続しているメモリ
セルのメモリトランジスタはON状態(低しきい値電圧
)か、OFF状態(高しきい値電圧)かを選択されたビ
ット線15に接続したセンスアンプ12で検出する。O
N状態なら情報″1゜OFF状態なら情報“0°をI1
0バッファ11を介して外部に出力する。
[発明が解決しようとする課題] 上記のような従来の不揮発性半導体記憶装置では消去動
作を行なうとき、全アドレスのメモリセルに情報“0“
の書込動作を行なう必要がある。
第11図はこの消去動作の内容を示すフローチャート図
であり、第12図は書込動作から読出動作までの各動作
におけるワード線、ビット線およびソース線の電位の変
化を示した図である。
第11図に示されているように、消去動作が始まると、
ステップS11ですべてのアドレスのメモリセルに格納
されている情報が“0”であるか否かが判別される。情
報がすべて0でないとき、ステップS13で書込むべき
アドレスを1インクリメントし、ステップS15で情報
′0”を書込む。次にステップS17で書込むべきアド
レスがラストアドレスであるか否かが判別される。アド
レスがラストアドレスでない場合、ステップ813に戻
り同様に情報“0”の書込動作が繰返され、この動作が
アドレス番号がラストアドレスになるまで続けられる。
アドレスがラストアドレスとなり、すべてのアドレスの
メモリセルに情報“0”が書込まれた後に、ステップS
19ですべてのメモリセルの情報が“1°となる消去動
作が行なわれる。ステップS21ですべてのメモリセル
の情報が“1”となっているか否かが判別され、すべて
のメモリセルの情報が“1″すなわち消去状態になるま
でこの動作が繰返され、すべてのメモリセルの情報が“
1″となった状態で消去動作は終了する。
第12図においては、まず書込動作が選択されたアドレ
スのメモリセルに対して図のような電位条件で行なわれ
る。次に消去動作に入ると、通常の書込動作と同じ要領
で、すべてのアドレスのメモリセルに情報“0°が書込
まれる。すなわち通常の書込動作と消去動作に入った書
込動作とにおいては、情報“0°の書込動作としてはワ
ード線、ビット線およびソース線の電位の状態は同様と
なっている。−括消去動作においては、ソース線のみが
高電圧VPPになっており、ワード線およびビット線電
位はOVとなっている。読出動作においては、ワード線
が電源電位VCC%ビット線が読出電位VBRおよびソ
ース線がOVとなっている。
ところで、記憶装置の8鳳が大容量化してくると、上記
に示した消去動作における全アドレスのメモリセルへの
情報“0″′の書込動作に要する時間が非常に長くなる
。たとえば1メガのFLASHEEPROMにおいては
全アドレスに“0″の書込動作に要する時間が1ないし
2秒となっている。全アドレス書込動作に要する時間が
長いことは、消去動作に時間を要することを意味し、ユ
ーザにとっては使用勝手が悪いものである。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもので
、全アドレスのメモリセルへの情報“01の書込みに要
する時間を短縮して消去動作を短時間とし、使用勝手の
よい不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] この発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、フローティ
ングゲートを含む複数のメモリセルと、メモリセルの各
々のフローティングゲートに電子を注入することができ
る注入手段と、メモリセルの各々のフローティングゲー
トから電子を引抜くことができる引抜手段と、消去動作
を指令する消去指令手段と、消去指令手段の指令出力に
応答して引抜手段の引抜動作の前に消去されるべきメモ
リセルのフローティングゲートのすべてに電子を同時に
注入するように注入手段を制御する制御手段とを備えた
ものである。
[作用コ この発明においては、−括消去動作に入る前にすべての
メモリセルのフローティングゲートに同時に電子を注入
する。
[実施例〕 第1図はこの発明の一実施例による不揮発性半導体記憶
装置(EEFROM)のブロック図であり、第2図は第
1図のEEFROMに対して制御信号を与えるCPU3
0との接続状態を示した図である。
メモリセルアレイ14周りの構成については、第7図で
示した従来の不揮発性半導体記憶装置と基本的には同一
であるので、ここでは、第7図と異なる点について主に
説明する。
第7図の従来例と異なるところは、制御信号バッファ2
0からの信号を受ける消去動作制御回路23と、消去動
作制御回路23からの制御信号および高電圧vPrを受
ける高電圧発生回路24が新たに設けられている点であ
る。消去動作制御回路23の出力はまたアレイソースス
イッチ22およびローデコーダ9に対して出力され、高
電圧発生回路24の出力は高電圧スイッチ10に出力さ
れている。
次にこの不揮発性半導体記憶装置の動作について説明す
る。
書込動作および読出動作については従来例の動作と同様
であるのでここでの説明は繰返さず、消去動作について
主に説明する。
第3図はこの消去動作の動作の流れを示すフローチャー
ト図であって、外部CPU30から制御信号バッファ2
0に与えられる制御信号によって制御されるものである
消去動作に入ると、まずステップS1ですべてのアドレ
スメモリセルのデータが“0”となっているかが判別さ
れる。すべてのデータが“0″となっていない場合、ス
テップS3ですべてのアドレスのメモリセルに情報“0
”を書込む動作が行なわれる。すなわち、消去動作に入
ると、制御信号バッファ20から与えられる制御信号に
よって、消去動作制御回路23はまずローデコーダをす
べて活性化し、メモリセルアレイ14のワード線をすべ
て選択する。一方、メモリセルアレイ14のすべてのビ
ット線およびソース線の電位はOvとされる。また高電
圧VPPが入力されている高電圧発生回路24は、消去
動作制御回路23の出力に応答して、高電圧を高電圧ス
イッチ10に与え、そこですべての高電圧スイッチ10
はワード線16のすべてに高電圧を出力する。すなわち
第4図の一括書込動作において示されているように、こ
の電圧印加条件では、すべてのメモリセルのコントロー
ルゲートには高電圧(12v+α)が、ドレインおよび
ソースにはOVの電位が与えられている。この電圧印加
条件において、すべてのメモリセルのフローティングゲ
ートとドレインとの間に高電界が発生し、エレクトロン
が、フローティングゲートにトンネル現象によって注入
される。
この動作によって、すべてのメモリセルのメモリトラン
ジスタのしきい値は高しきい鎖状態となっている。
次に、ステップS5において、−括消去動作が行なわれ
る。すなわち、消去動作制御回路23は、制御信号バッ
ファ20を介して与えられた信号によって、ローデコー
ダ9をすべて非活性にし、全ワード線を非選択にする。
そして全ビット線を、フローティング状態にし、アレイ
ソーススイッチ22を活性化する。活性化されたアレイ
ソーススイッチ22によって、すべてのソース線に高電
圧が与えられ、従来例と同様にすべてのメモリセルに書
込まれた情報“0”は消去され、この実施例における消
去動作は終了する。なお、上記に示した全ワード線を高
電圧にする動作および一括消去の動作における高電圧を
印加する期間は、消去動作制御回路23に内蔵されたタ
イマによって制御されている。
第5図はこの発明の他の実施例による不揮発性半導体記
憶装置のブロック図である。
先の実施例では、消去動作におけるすべてのメモリセル
に情報“0”を書込む動作を、外部CPUによって制御
する例を示しているが、この実施例においては、記憶装
置内の内部制御に基づいて、この書込み動作を行なうも
のである。
この実施例が先の実施例と異なっている点として、先の
実施例の消去動作制御回路が自動制御回路26に、高電
圧発生回路24が消去パルス発生回路25に各々変換さ
れていることである。
自動消去制御回路26は自動消去モードを制御するもの
であり、消去パルス発生回路25は、自動消去モードに
入ると、決められたパルス幅の消去パルスを出力するも
のである。
この実施例においても、書込動作および読出動作につい
ては従来例と同様であるので、消去動作について主に説
明する。
自動消去モードを可能にする制御信号が制御信号バッフ
ァ20に入力されると、自動消去制御回路26がその入
力を検知する。そして、アレイソーススイッチ22を介
して、メモリセルアレイ14のソース線17のすべてを
“L”レベルにし、ローデコーダ9を介して、すべての
ワード線16を活性化する。
同時に消去パルス発生回路25が予め定められたパルス
幅の一括書込パルスを高電圧制御回路19に与え、これ
を介して高電圧スイッチ10にこのパルスを与える。こ
れによって、すべてのワード線に高電圧の消去パルスが
印加され、すべてのメモリセルに対して“0°の情報の
書込動作が行なわれ、すべてのメモリトランジスタのし
きい値は高しきい値電圧状態となる。
次に、自動消去制御回路26は、ローデコーダ9を介し
て、ワード線16のすべてを“Lルベルにし、逆にアレ
イソーススイッチ22を介してすべてのソース線17を
活性化する。同時に消去パルス発生回路25が予め決め
られたパルス幅の消去パルスを高電圧制御回路19を介
して、アレイソーススイッチ22に与える。これによっ
て、ソース線17のすべては高電圧状態となり、すべて
のメモリセルは低しきい鎖状態になる。
第6図はこの発明のさらに他の実施例であって、メモリ
セルアレイがブロック分割されている場合の不揮発性半
導体記憶装置のブロック図である。
図に示すように、メモリセルアレイは複数のブロック(
M−1〜M−N)に分割されている。1つのメモリセル
アレイ14aの周辺に備えられている、コラムデコーダ
、ローデコーダ、高電圧スイッチ等は第11Nに示すも
のと同様である。この不揮発性半導体記憶装置において
は、アドレス信号がアドレスバッファ7に入力されると
、その信号はブロックデコーダ27に与えられ、所定の
ブロックのローデコーダが選択され、そのブロックのメ
モリセルアレイにおける所定のアドレスが選択される。
各ブロックにおける書込動作および読出動作については
、ブロック分割がされていない先の実施例における動作
と同様であるので、ここでの説明は繰返さない。したが
って、この実施例においては、消去動作について主に説
明する。
所定のブロックの消去動作に入ると、高電圧制御回路2
8から出力される高電圧信号を、ブロックデコーダ27
によってデコードし、その高電圧が、選択されたブロッ
クの高電圧スイッチおよびアレイソーススイッチに与え
られ、そのブロック内におけるメモリセルの消去動作が
行なわれる。
各ブロックにおける消去動作は先の実施例と同様である
。このようにブロックデコーダ27の制御によって、所
望のブロックの消去動作が行なわれる。
一方、分割されたブロックすべてのメモリセルの一括消
去を行なう場合においては、ブロックデコーダ27の出
力をすべて活性化し、高電圧制御回路28から出力され
た高電圧を、すべてのブロックの高電圧スイッチまたは
アレイソーススイッチに与えることによって、すべての
ブロックの一括消去が可能となる。
なおこの実施例においては、第1図の実施例と同様に外
部CPUの制御によって消去動作を行なっているが、第
5図のような構成を採り、内部制御による自動消去モー
ドによって各ブロックごとのまたは全ブロックにおける
メモリセルの消去動作を行なうことも可能である。
[発明の効果コ この発明は以上説明したとおり、−括消去動作に入る前
に、すべてのメモリセルのフローティングゲートに同時
に電子を注入するので、消去動作に要する時間が短縮さ
れ、かつ消去動作後の各メモリセル間においてそのしき
い値に差が生じず信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による不揮発性半導体記憶
装置のブロック図、第2図は第1図の記憶装置に外部C
PUが接続された状態を示す図、第3図は第1図の記憶
装置の消去動作の動作を示すフローチャート図、第4図
は第1図の記憶装置の各種動作における、ワード線、ビ
ット線およびソース線の電位の状態を示す図、第5図は
この発明の他の実施例による不揮発性半導体記憶装置の
ブロック図、第6図はこの発明のさらに他の実施例によ
る不揮発性半導体記憶装置のブロック図、第7図は従来
の不揮発性半導体記憶装置のブロック図、第8図は第7
図のメモリセルアレイのメモリセルの具体的配列を示す
図、第9図は第7図のメモリセルの具体的構造を示す図
、第10A図は第7図のメモリセルの書込動作から消去
動作へ移った場合のメモリトランジスタのしきい値電圧
の変化を示す図、第10B図は第7図において書込動作
後に一括消去を行なった場合のメモリトランジスタのし
きい値電圧の変化を示す図、第11図は第10A図に対
応する消去動作の動作を示すフローチャート図、第12
図は第7図における各種動作における、ワード線、ビッ
ト線およびソース線の電位の状態を示す図である。 図において、1はコントロールゲート、2はフローティ
ングゲート、3はドレイン、4はソース、5は半導体基
板、6は絶縁膜、7はアドレスバッファ、8はコラムデ
コーダ、9はローデコーダ、10は高電圧スイッチ、1
3はYゲート、14はメモリセルアレイ、15はビット
線、16はワード線、17はソース線、18はメモリセ
ル、19は高電圧制御回路、20は制御信号バッファ、
21は制御回路、22はアレイソーススイッチ、23は
消去動作制御回路、24は高電圧発生回路、25は消去
パルス発生回路、26は自動消去制御回路、27はブロ
ックデコーダ、28は高電圧制御回路、29は消去動作
制御回路、30は制御信号バッファである。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 篤1図 第2図 第S図 高tFL 第3図 第4図 第6図 纂7図 第8図 8Q図 第10A図 第10B図 動作 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フローティングゲートを含む複数のメモリセルと、 前記メモリセルの各々のフローティングゲートに電子を
    注入することができる注入手段と、前記メモリセルの各
    々のフローティングゲートから電子を引抜くことができ
    る引抜手段と、消去動作を指令する消去指令手段と、 前記消去指令手段の指令出力に応答して、前記引抜手段
    の引抜動作の前に、消去されるべきメモリセルのフロー
    ティングゲートのすべてに、電子を同時に注入するよう
    に前記注入手段を制御する制御手段とを備えた、不揮発
    性半導体記憶装置。
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