JPH04267198A - 用紙処理装置および用紙処理方法 - Google Patents

用紙処理装置および用紙処理方法

Info

Publication number
JPH04267198A
JPH04267198A JP3047429A JP4742991A JPH04267198A JP H04267198 A JPH04267198 A JP H04267198A JP 3047429 A JP3047429 A JP 3047429A JP 4742991 A JP4742991 A JP 4742991A JP H04267198 A JPH04267198 A JP H04267198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
processing
post
bin
bins
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3047429A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3109602B2 (ja
Inventor
Masatoshi Hosoi
細井 正敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03047429A priority Critical patent/JP3109602B2/ja
Publication of JPH04267198A publication Critical patent/JPH04267198A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3109602B2 publication Critical patent/JP3109602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、フアクシミリ、
プリンタ等の画像形成装置に接続する用紙後処理装置お
よび用紙後処理方法に係り、特に、ソータステイプラの
ジヤム処理(ジヤム紙の検知、除去等)後の制御に特徴
のある用紙後処理装置および用紙後処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、フアクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置から排出された画像形成済みの用紙を受け入
れて、ソート、スタツク、ステイプル、パンチング、ス
タンピングなどの後処理を施す用紙後処理装置、用紙後
処理方法は種々提案されている。このような用紙後処理
装置または方法においては、ソータビンに排出された用
紙束に対して揃えを行つた後、ステイプラ装置でステイ
プル処理などが行われるが、機内で用紙のジヤムが発生
すると、ジヤム処理動作に際してジヤム紙は1つの専用
ビンあるいはトレーに排出されるのが一般的である。そ
して、オペレータはジヤム処理終了と判断した場合は、
装置を作動させることになるが、ここで機内に除去し忘
れたジヤム紙が存在する場合、そのジヤム紙は何れかの
ビンに排出されることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来装置
においては、除去し切れなかつたジヤム紙は、正常に排
出されている用紙と混じつてビン上に排出されてしまう
ため、例えばステイプル処理した場合、コピーにジヤム
紙が重畳してしまい不良品となる欠点があつた。そして
このようなときは、不良品となつた製本(ステイプル済
みの用紙束)は一旦、ステイプル針を外して再度ステイ
プルするか、その部数だけコピーを取り直す必要があり
、手間がかかるという不都合があつた。本発明はこのよ
うな背景に基づいてなされたものであり、装置の動作中
に用紙のジヤムが発生してもジヤム紙がソータビン上に
排出されないようにして、ユーザの意図通りの用紙後処
理(例えばステイプル処理)が可能な用紙後処理装置お
よび用紙後処理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、順次搬入さ
れる用紙を仕分け収納する複数のビンを有する仕分け手
段と、前記ビン上に排出された用紙に綴じ処理等を行う
後処理手段を設けた用紙後処理装置において、ジヤム処
理後、再スタート時に機内の残存紙を検知する検知手段
と、この検知手段の出力により装置の作動を停止させる
制御手段とを備えた第1の手段により達成される。また
上記目的は、順次搬入される用紙を仕分け、綴じ処理等
の後処理を施す用紙後処理方法において、ジヤム処理後
、再スタート時に機内に残存紙が存在する時は、装置の
作動を停止させるようにした第2の手段により達成され
る。また上記目的は、順次搬入される用紙を仕分け収納
する複数のビンを有する仕分け手段と、前記ビン上に排
出された用紙を検知する排紙検知手段と、前記ビン上に
排出された用紙に綴じ処理等を行う後処理手段を設けた
用紙後処理装置において、ジヤム処理後、機内の残存紙
が排出された前記ビンに対してのみ、前記後処理手段を
不作動にする制御手段を備えた第3の手段により達成さ
れる。さらに上記目的は、順次搬入される用紙を仕分け
、綴じ処理等の後処理を施す用紙後処理方法において、
ジヤム処理後、機内の残存紙が排出されたビンに対して
のみ、綴じ操作等の前記後処理を施さないようにした第
4の手段により達成される。
【0005】
【作用】第1の手段において、ジヤム処理後、再スター
ト時に検知手段が残存紙の存在を検知すると、制御手段
は検知手段の出力を受信して、装置の作動を停止させる
。第3の手段において、制御手段は、ジヤム処理後、機
内の残存紙が排出されたビンに対してのみ、綴じ処理等
の後処理を施さないように制御する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は用紙後処理装置の一実施例を示す正面図であ
つて、機器本体である複写機より排出されたコピー紙の
受入口Aには入口ガイド板101,102が設けられ、
入口ガイド板101,102に続いてコピー紙の搬送路
を選択するため切換爪103が設けられている。切換爪
103より上側の経路は、入口ガイド板101、ガイド
板110,114、搬送コロ108、従動コロ109、
排出コロ111、従動コロ115およびプルーフトレイ
116が設けられた上搬送部100となつており、また
切換爪103より下側の経路は、斜向部ガイド板205
、斜向部従動ガイド板217、下搬送部ガイド板308
、従動ガイド板309,310、斜向部受入コロ201
、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、従動コロ2
14,216、球215、搬送コロ301,302、従
動コロ305,306を通り偏向部B経路に続く斜向部
200となつている。前記偏向部B経路の各ビン350
に対応する位置には偏向爪312および偏向部排出コロ
304が各々設けられており、偏向部排出コロ304と
コピー縦送り経路を挟んで従動コロ307が圧接してい
る。前記搬送コロ108、排出コロ111はプルーフモ
ータ117により駆動され、また斜向部受入コロ201
、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、搬送コロ3
01,302、および偏向部排出コロ304はソータモ
ータ313により駆動される。
【0007】図2は図1の本実施例の平面図であつて、
ビン350の群の側方には後述するステイプル手段であ
るステイプラ701と、ステイプラ701までコピー紙
を寄せる装置(チヤツキング部)615と、ステイプラ
701およびチヤツキング部615を各ビン350まで
移動する上下移動機構で構成されるステイプラ装置(綴
じ手段)700が配置されている。また、ステイプラ装
置700が配置される反対側のビン350の群の側方に
は、ステイプルする前のコピー紙を揃える揃え手段をな
す後述する揺動軸502と、この揺動軸502部分をコ
ピー紙のサイズに合つた場所に移動させる装置で構成さ
れる揺動装置500が配置されている。本実施例のソー
タは、図1のように20ビンのソータであり、ビンセン
サ321,323と、排紙センサ322,324が上下
に各々設けられている。これらのセンサ321,323
、322,324はLEDとホトトランジスタからなる
透過式の光学検知センサである。コピー紙が排出された
かどうかを検出する作動を行うのが排紙センサ322,
324であり、またビン350にコピー紙が存在するか
否かを判別する作動を行うのかビンセンサ321,32
3である。複写機本体より排出されたコピー紙は、ガイ
ド板101,102にガイドされ切換爪103まで搬送
される。この切換爪103は、ソレノイドのオフにてコ
ピー紙を上搬送部100の下方に設けてある斜向部20
0へ、またソレノイドのオンにて上搬送部100内にそ
れぞれ送り込むように作動する。前記ソレノイドのオン
にて切換爪103が作動し、上搬送部100内にガイド
されたコピー紙は、搬送コロ108と従動コロ109の
組合わせにて構成された搬送装置にてプルーフトレイ1
16へ排出される。次にソートまたはスタツク等のビン
350使用モード時には、切換爪103に導かれて下方
の斜向部受入コロ201へ送り込まれる。
【0008】複写機本体より排出されたコピー紙が中央
基準である場合に、搬送路中にて手前端面基準へ変更す
るためのユニツトが斜向部200である。斜向部200
より送り出されたコピー紙は、図1の下搬送ガイド板3
08および従動ガイド板309,310にガイドされ、
搬送コロ301,302、および従動コロ305,30
6にて偏向部Bへ送られる。偏向部Bは偏向部排出コロ
304、および従動コロ307、従動ガイド板311、
偏向爪312にて構成され、各偏向爪312は個々にソ
レノイドにて作動可能となつている。指定されたモード
条件に応じて偏向爪312をソレノイドにより開閉させ
て各ビン350へコピー紙を導き、積載させている。
【0009】図3は揺動装置500の概略を示す斜視図
、図4は揺動装置500とビン350との関係を示す平
面図、図5は揺動装置500の側面図であつて、ビン3
50の一側縁部にはビンフエンス460が立設されてい
るとともに、このビンフエンス460が設けられている
縁部と直交関係にある他側縁部にビン後端立上がり部5
08が立設されている。また前記ビンフエンス460が
設けられている縁部と反対側の縁部には長穴部511が
設けれらている。この長穴部511は、図4のようにビ
ン後端立上がり部508からの距離aが、ビン後端立上
がり部508からビンフエンス460までの距離bと、
さらにビンフエンス460の幅cの間で前記ビンフエン
ス460に向かつて所定長さにわたり延在するように設
けられている。また図3ないし図5において、各ビン3
50に設けられている各長穴部511内を上下方向に突
き通すようにして揺動軸502が立設されている。 この揺動軸502は用紙束の端面部に当接して位置揃え
を行うためのものである。さらに前記揺動軸502の上
端部および下端部は、図3、図5のようにホルダー50
4a,504bの凹部の中に入つており、前記ビン35
0の上方領域および下方領域には延在方向とほぼ同方向
に延びるタイミングベルト507aおよび507bがそ
れぞれ配置されている。そしてこれら各タイミングベル
ト507a,507bの凹部に対してホルダー504a
,504bの凸部が入り込んで固定されている。前記各
タイミングベルト507a,507bがそれぞれ掛けら
れているプーリ509,510,512のうちプーリ5
09と512は上下方向に延在されるように設けられて
いる駆動軸514の両端部にそれぞれ固定されている。 下側タイミングベルト507bはサイズ移動モータ51
5の出力軸に設けられたプーリ512に掛けられている
。揺動軸502のサイズによる移動はサイズ移動モータ
515に与えるパルス数により管理している。
【0010】ある用紙サイズに対しサイズ移動モータ5
15により揺動軸502は排出されてくるコピー紙と一
定の間隔を置いたところに停止する(本実施例では10
mm)。排出が終了しコピー紙がビン後端立上がり部5
08に落下すると同時に揺動軸502をコピー紙側に動
かし、コピー紙端面よりある一定の食込み量(本実施例
では5mm)を持つようにパルスにより管理されている
。揺動軸502はコピー紙を押し終えて戻る時に、一時
コピー紙サイズ幅にて停止させた後、定位置に戻す方式
や、揺動軸502の動くスピードを可変する方式により
一度揃つたコピー紙が紙の腰によりビンフエンス460
から再び離れてしまうのを防止する。コピー紙束は揺動
軸502によりビンフエンス460側に押し付けられ、
その結果、コピー紙束の一側端面部の位置揃えが行われ
る。他側端面部の位置揃えのビンフエンス460と直交
するビン立上がり部508にコピー紙を突き当て、揃え
を行う一手段としてビン350の傾斜を利用してコピー
紙を落下させる方式を使用している。上述のようにして
位置揃えが行われたコピー紙束は、後述するステイプル
動作などの各種後処理が実行された後に図4の矢印x方
向に取り出される。この取り出し方向には取り出しの支
障となるものは何ら存在しないのでコピー紙取り出し動
作は容易に行われることとなる。503a,503bは
揺動軸502を支持するバネである。
【0011】次にステイプラ装置700について説明す
る。図6はステイプラ装置700の斜視図であり、多段
にわたつて設けられたコピー紙堆積用の前記ビン350
の側部に、ステイプラ装置700が配置されている。こ
のステイプラ装置700においては、ステイプラ701
および用紙引き寄せ装置(チヤツキング部)615が、
板状のブラケツト703の上部に取り付けられ、それぞ
れ固定されている。ステイプラ701は、図示を省略し
た各ビン上に堆積された仕上げ後のコピー紙束のそれぞ
れに対してステイプルを打ち込むものであり、用紙引き
寄せ装置615は前記各ビン上のコピー紙束を把持して
、ほぼ水平に移送させるものである。駆動モータ720
と駆動力伝達機構によつて、前記駆動ベルト717が搬
送駆動され、それにより前記ステイプラ701および用
紙引き寄せ装置615の上下方向の移送動作が行われる
ようになつている。
【0012】図7はステイプラ装置700の動きを分か
りやすくするための説明図であり、ビン350上に排出
されたコピー紙Pとチヤツク部620の動きとステイプ
ラ701の位置を説明する。ビン350上に排出された
コピー紙Pは、730dで示すような位置に排出される
。その後、既述した揺動装置にてビンフエンス460に
当接する位置に備えられる。その後、ステイプル動作が
開始されると、チヤツク部620は一点鎖線の位置62
0bから他の一点鎖線の位置620cに移動し、チヤツ
ク部620を閉じてコピー紙Pを挟み、実線の位置62
0aにて停止する。この動作によりコピー紙Pは730
fの位置まで移動し、ステイプラ701によりビン35
0上で、ある枚数のコピー紙Pがステイプルされる。 その後、前と逆の動作を行い、コピー紙Pは730dの
位置に戻される。これで1つのビン350に対する仕事
が終了し、次のビン350へ行き、この動作を繰り返す
【0013】図8は用紙引寄せ装置615の正面図であ
つて、ビン350上のコピー紙束Pを把持するチヤツク
部620と、このチヤツク部620をほぼ水平方向に往
復移動させる往復移動機構640とを備えている。前記
チヤツク部620において、基板621に対して一対の
揺動レバー上622と揺動レバー下624とが揺動自在
に取付けられており、この揺動レバー上622と揺動レ
バー下624がソレノイド626により作動されること
によつてチヤツク上623と、チヤツク下625とがコ
ピー紙束Pを把持するように作動する。往復移動機構6
40には、枠体641にチヤツク部スライド用の軸64
2が固定されており、この軸642に基板621が固定
された軸受629が係合されており、この軸642にガ
イドされ、チヤツク部620が往復移動する。また、枠
体641には、前記チヤツク部620をコピー紙束P側
に進退せしめるタイミングベルト643が設けられてい
る。前記チヤツク部620とタイミングベルト643は
基板621のアーム部621aにて固定されている。タ
イミングベルト643の両端はプーリ644,645に
掛け渡されており、一方のプーリ644はステツピング
モータ646に取付けられている。前記ステツピングモ
ータ646の駆動によりプーリ644が回転し、タイミ
ングベルト643が移動する。タイミングベルト643
の移動により、アーム部621aを介してタイミングベ
ルト643に固定されたチヤツク部620が往復移動す
るようになつている。前記枠体641には位置センサ6
50が設置されており、また前記基板621には検知対
象として検知板630が立設されており、この位置セン
サ650により前記チヤツク部620のホームポジシヨ
ンを検知している。
【0014】このような構成を有する実施例において、
ステイプルモードが開始されると、まず図6に示す駆動
ベルト717によつてステイプラ701および用紙引寄
せ装置615が一体的に上下動し、図8に示されるよう
に、ステイプラ701および用紙引寄せ装置615がス
テイプルを打ち込むべきコピー紙束Pを堆積する所定の
ビン350に向かつて移送され、図6の位置センサ72
7からの信号に基づいて所定のビン350に近接する位
置に停止される。この時にはソレノイド626はオフさ
れており、従つて両揺動レバー622,624およびチ
ヤツク623,625が開放状態に置かれている。また
上述動作と共に、フエンスモータ462をオンさせビン
フエンス460を開放する。次に、ステツピングモータ
646が所定量回転し、タイミングベルト643を移動
させ、チヤツク部620をコピー紙束に向かつて往動さ
せる。ステツピングモータ646の回転速度を変えるこ
とにより、チヤツク部620の移動時の速度制御を行つ
ている。本実施例の場合、チヤツク部620が揃え済み
のコピー紙束をチヤツク623,625で把持し、ステ
イプル位置まで復動する時のスタート時に徐々に加速し
、停止時に徐々に減速することにより、揃え済みのコピ
ー紙が加減速時の慣性によりばらつくことを防いでいる
。同じ距離を同じ時間内で動く場合、慣性力の最大値が
最も小さいのが等加速度運動であるため、本実施例の場
合、等加速度で加減速している。
【0015】そしてチヤツク623,625がコピー紙
束を把持可能な位置まで移動すると、そこで停止しそれ
と同時にソレノイド626がオンされる。ソレノイド6
26のオンによつてチヤツク623,625が閉じられ
、チヤツク623,625にコピー紙束の端縁部分が把
持される。また、チヤツク623,625によつてコピ
ー紙の隅の一点のみを把持していると、紙引寄せ時の慣
性で、コピー紙Pにモーメントが加わり、コピー紙Pが
ビン350上で斜向してしまい、ステイプル位置がばら
つく問題があるため、コピー紙Pの複数個所を把持し、
慣性によるモーメントが加わつてもコピー紙が斜向しな
いようにしている。次に、ステツピングモータ646の
逆転によりチヤツク部620は、コピー紙束を把持した
まま元の位置に復動し、それによつてコピー紙束がほぼ
水平方向に平行移動してステイプラ701側に引寄せら
れる。そしてコピー紙束の端縁部分がステイプル可能な
位置まで移送されると、そこで停止する。その後ステイ
プラ701によりコピー紙束の端縁部分に対してステイ
プルの打ち込みが行われることとなる。ステイプル動作
が終了すると、ステツピングモータ646が正転し、チ
ヤツク部620が前進し、ステイプル済みのコピー紙P
をビン350上に戻した後、ソレノイド626がオフす
る。それにより今まで閉じていたチヤツク上623とチ
ヤツク下625が開くことになる。その後、再度ステツ
ピングモータ646の逆転によりチヤツク部620は所
定の位置まで後退する。その後、ステイプラ701およ
び用紙引寄せ装置615は次のビン350に向かつて下
方に移送され、そこで上述した動作と同様のステイプル
動作が繰り返し実行される。全てのコピー紙束に対して
ステイプルが行われると、ステイプラ701は上昇し、
最上位のホームポジシヨンに戻される。
【0016】図9は実施例のビンフエンス460を示す
斜視図である。図において、ビンフエンス460は各ビ
ン350に押当てられ全ビン350の紙揃えを1枚板で
行うようにしている。前記フエンス460は上下端の回
転支点460aおよび460bで回転自在に取り付けら
れている。回転支点460bにはギヤ460cを有して
おり、ギヤ460cにはギヤ461が噛合されており、
ギヤ461は駆動モータ462により駆動される。コピ
ー紙の揃えを行う時、フエンス460は図9に示すよう
にビン350と向かい合つて紙揃えを行う。ソートを全
て終了しステイプルを行う時はビンフエンス460は約
90°回転し、ビン350から離れ、コピー紙Pをステ
イプル位置まで移動できるようになつている。
【0017】図10は本実施例における制御系のブロツ
ク図であつて、本制御系は制御手段であるCPU800
を中心にROM801、RAM802、1/Oポート8
03,806、クロツクタイマコントローラ804(以
下、CTCと略す)、ユニバーサルアシンクロナスレシ
ーバトランシーバ805(以下、UARTと略す)にて
構成されるマイクロコンピユータ制御システムである。 プログラムを書き込んだROM801により随時RAM
802を利用しつつ、後述するセンサスイツチ(SW)
群からの信号をI/Oポート806を介して受け、I/
Oポート803、CTC804の出力により、SSR8
07、各種ドライバ808,809,810,811,
812、相信号生成部813を介し後述する各負荷を制
御している。また複写機とはレシーバ814、ドライバ
815を介しUART805により、光フアイバ(図示
せず)にて接続し、各ステータス、指示信号のやりとり
を行つている。複写機とやりとりしている信号のうち複
写機からソータのステイプラ装置700に送られてくる
信号には、ソータ始動信号、複写機排紙信号、ステイプ
ル開始信号、ステイプル終了信号、システムリセツト信
号、サービスコールリセツト信号(S.Cリセツト)、
ステータス要求信号、モード信号、サイズ信号、排出ビ
ン指示信号等があり、ステイプラ装置700から複写機
に送る信号としては、機種認識信号、トレイ紙有信号、
スタツクオーバー信号、ビンオーバー信号、カバーオー
プン信号、針無信号、JAM信号、ステイプル不可信号
、排紙信号、WAIT信号、BUSY信号、モード終了
信号、ステイプルカウント信号、異常信号等がある。
【0018】コピー動作開始時の異常排紙に対する動作
モードを図11、図12によつて説明する。まず図11
は本装置内に用紙が残つたままコピースタートした場合
の制御フローチヤートであつて、この場合、複写機から
の排紙信号受信前に図示しない入口センサまたは排紙セ
ンサ322,324がオンすることになり(ステツプ1
−1)、このとき本装置はジヤム処理動作と同じ動作を
行い(ステツプ1−2)、コピー動作を停止する。なお
、入口センサまたは排紙センサ322,324がオンし
ていなければ、つまりジヤム紙がなければコピーを継続
する(ステツプ1−3)のは当然である。また、本実施
例のように装置を止めずに、全ジヨブ終了時に行うステ
イプルを1ビン(ジヤム除去紙排出ビン)のみ禁止して
2ビン以降ステイプルを行うようにしても良い。
【0019】次に図12は本装置内に用紙が入る前に複
写機が停止した場合の制御フローチヤートであつて、複
写機からの排紙信号受信時(ステツプ2−1)に当該用
紙が2枚目以降の用紙であれば(ステツプ2−2でNO
)、そのまま動作を継続し、1枚目の用紙であればタイ
マをスタートさせる(ステツプ2−3)。その後、複写
機の停止を確認した場合(ステツプ2−4)、複写機の
停止が前記タイマ動作100msec以内であれば(ス
テツプ2−5)、先の複写機排紙信号をキヤンセルして
(ステツプ2−6)、本装置内に用紙が入つてこなかつ
たものとする。なお、前述のタイマ設定値100mec
は複写機排紙信号受信から本装置内に用紙が入つてくる
までの時間を考慮して適宜設定すれば良い。
【0020】
【発明の効果】請求項1および2記載の発明によれば、
ジヤム処理時に除去し切れなかつたジヤム紙が機内に存
在するとき装置の作動を停止させるようにし、また請求
項3および4記載の発明によれば、ジヤム処理時に除去
し切れなかつたジヤム紙が排出されたビンに対してはス
テイプル等の後処理を行わないようにしているから、い
ずれの場合も、後処理済みの用紙束に手を加える必要が
ないから、用紙の汚れ、破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る用紙後処理装置の正面
図である。
【図2】その用紙後処理装置の平面図である。
【図3】揺動装置の概略を示す斜視図である。
【図4】揺動装置とビンとの関係を示す平面図である。
【図5】揺動装置の側面図である。
【図6】ステイプラ装置の斜視図である。
【図7】ステイプラ装置の動きを示す説明図である。
【図8】用紙引き寄せ装置の正面図である。
【図9】ビンフエンスの斜視図である。
【図10】装置全体の制御系のブロツク図である。
【図11】装置内に残存紙がある場合の制御内容を示す
フローチヤートである。
【図12】本体内に用紙が搬入される前に画像形成装置
が停止した際の制御内容を示すフローチヤートである。
【符号の説明】
321,323  ビンセンサ 322,324  排紙センサ 350  ビン 700  ステイプラ装置 800  CPU 801  ROM 802  RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  順次搬入される用紙を仕分け収納する
    複数のビンを有する仕分け手段と、前記ビン上に排出さ
    れた用紙に綴じ処理等を行う後処理手段を設けた用紙後
    処理装置において、ジヤム処理後、再スタート時に機内
    の残存紙を検知する検知手段と、この検知手段の出力に
    より装置の作動を停止させる制御手段とを備えたことを
    特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】  順次搬入される用紙を仕分け、綴じ処
    理等の後処理を施す用紙後処理方法において、ジヤム処
    理後、再スタート時に機内に残存紙が存在する時は、装
    置の作動を停止させることを特徴とする用紙後処理方法
  3. 【請求項3】  順次搬入される用紙を仕分け収納する
    複数のビンを有する仕分け手段と、前記ビン上に排出さ
    れた用紙を検知する排紙検知手段と、前記ビン上に排出
    された用紙に綴じ処理等を行う後処理手段を設けた用紙
    後処理装置において、ジヤム処理後、機内の残存紙が排
    出された前記ビンに対してのみ、前記後処理手段を不作
    動にする制御手段を備えたことを特徴とする用紙後処理
    装置。
  4. 【請求項4】  順次搬入される用紙を仕分け、綴じ処
    理等の後処理を施す用紙後処理方法において、ジヤム処
    理後、機内の残存紙が排出されたビンに対してのみ、綴
    じ操作等の前記後処理を施さないことを特徴とする用紙
    後処理方法。
JP03047429A 1991-02-21 1991-02-21 用紙処理装置および用紙処理方法 Expired - Fee Related JP3109602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03047429A JP3109602B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 用紙処理装置および用紙処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03047429A JP3109602B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 用紙処理装置および用紙処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04267198A true JPH04267198A (ja) 1992-09-22
JP3109602B2 JP3109602B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=12774909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03047429A Expired - Fee Related JP3109602B2 (ja) 1991-02-21 1991-02-21 用紙処理装置および用紙処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3109602B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3109602B2 (ja) 2000-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3621565B2 (ja) シート整合装置および画像形成装置
JP4469107B2 (ja) シート状媒体整合装置、画像形成装置及びシート状媒体後処理装置
JPH11165935A (ja) 排紙トレイおよび用紙後処理装置
JPH0516569A (ja) 後処理装置と後処理方法
JPH04267198A (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JP3085997B2 (ja) 用紙処理装置
JP3434365B2 (ja) 用紙後処理装置
JP3119393B2 (ja) シート後処理装置
JPH04292995A (ja) 用紙処理装置
JP2930764B2 (ja) 用紙処理装置
JP2863289B2 (ja) 用紙綴じ装置
JP3097765B2 (ja) 用紙揃え装置
JP3273429B2 (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JP3383675B2 (ja) 用紙処理装置
JP2930754B2 (ja) 用紙処理装置
JP2746971B2 (ja) 紙処理装置
JP3053891B2 (ja) 用紙後処理装置
JPH04263996A (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JPH04280772A (ja) 用紙後処理装置および用紙後処理方法
JPH04272895A (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JP2003073022A (ja) 用紙処理装置
JP3466221B2 (ja) シート揃え装置
JP3655431B2 (ja) 用紙後処理装置および画像形成装置
JP2680095B2 (ja) ステープラ付ソータ
JP2950942B2 (ja) 用紙処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees