JPH04263996A - 用紙処理装置および用紙処理方法 - Google Patents

用紙処理装置および用紙処理方法

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JPH04263996A
JPH04263996A JP3045389A JP4538991A JPH04263996A JP H04263996 A JPH04263996 A JP H04263996A JP 3045389 A JP3045389 A JP 3045389A JP 4538991 A JP4538991 A JP 4538991A JP H04263996 A JPH04263996 A JP H04263996A
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ejected
bin
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stapler
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Yuji Ueno
植野 裕二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機、フアクシミリ、
プリンタ等の画像形成装置に装着される用紙後処理装置
および用紙後処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、フアクシミリ、プリンタ等の画
像形成装置から排出された画像形成済みの用紙を受け入
れて、ソート、スタツク、ステイプル、パンチング、ス
タンピングなどの後処理を施す用紙後処理装置、用紙後
処理方法は種々提案されている。そして従来、ステイプ
ル処理に際しては、最初に用紙が排出されたビンから最
後に用紙が排出されたビンの間の全てのビン位置にステ
イプラ装置が停止し、ステイプル動作を行うように制御
されていた。一方、用紙後処理装置側から見て用紙出力
装置を構成する画像形成装置が何らかの原因で停止した
場合のジヤム処理(ジヤム検出、用紙後処理装置内に搬
入された用紙の特定ビンへの排出等)に際しては、用紙
排出検知からジヤム検知用タイマをスタートさせるよう
制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
おいては、最初の用紙排出ビンと最終用紙排出ビンのデ
ータによつてステイプル動作を行つており、前記の2つ
のビンの間であれば用紙が排出されていなくてもステイ
プル動作を行つており、不必要な動作を含むことにより
ステイプル装置の生産性を低下させるという不都合があ
つた。また、後者においては、用紙排出検知から実際に
用紙後処理装置内に用紙が搬入されるまで、僅かではあ
るが時間があるにも係わらず、この時間内に用紙出力装
置が停止してしまつた場合、実際には用紙が搬入されて
いないのにジヤム検知されてしまい、不必要なジヤム処
理を操作者に強制することになつてしまう不都合があつ
た。本発明は上記の背景に基づいてなされたものであり
、ステイプラ装置の生産性を上げると共に、不必要なジ
ヤム処理を回避することができる用紙後処理装置および
用紙後処理方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的は、上下方向に
多段に配列されたビンを有するソータと、このソータの
前記ビン上に排出された用紙をステイプルするステイプ
ラ装置と、前記ビン上に排出された用紙がいずれのビン
に排出されたかを検知する検知手段と、排出された前記
ビンを記憶する記憶手段と、この記憶手段によつて記憶
されている内容に従い前記用紙が排出されている前記ビ
ンのみの対応位置に前記ステイプラ装置を移動させ、ス
テイプル動作を行わせる制御手段とを備えた第1の手段
により達成される。また上記目的は、上下方向に多段に
配列されたビンを有するソータと、このソータの前記ビ
ン上に排出された用紙をステイプルするステイプラ装置
と、前記ビン上に排出された用紙がいずれのビンに排出
されたかを検知する検知手段と、排出された前記ビンを
記憶する記憶手段とを有し、前記記憶手段によつて記憶
されている内容に従い、前記用紙が排出されているビン
のみにステイプラ装置によつてステイプル動作を行わせ
るようにした第2の制御手段により達成される。また上
記目的は、複写機、フアクシミリ、プリンタ等の用紙出
力装置から排出される用紙に、ソート、スタツク、ステ
イプル、パンチング、スタンピング等の処理を行う用紙
後処理装置において、前記用紙出力装置から用紙が排出
されたことを検知する排紙検知手段と、この排紙検知手
段による用紙の排出が検知されてから本体内に搬入され
るまでの経過時間を計測する計測手段と、前記用紙出力
装置が停止したことを検知する停止検知手段と、前記排
紙検知手段による1枚目の用紙排出検知後、前記計測手
段による所定時間の経過前に、前記停止検知手段からの
前記用紙出力装置の停止検知信号を受けて、ジヤム処理
を禁止する制御手段とを備えた第3の手段により達成さ
れる。さらに上記目的は、複写機、フアクシミリ、プリ
ンタ等の用紙出力装置から排出される用紙に、ソート、
スタツク、ステイプル、パンチング、スタンピング等の
処理を行う用紙後処理装置において、前記用紙出力装置
から用紙が排出されることを検知する配置検知手段と、
この排紙検知手段による用紙の排出が検知されてから本
体内に搬入されるまでの経過時間を計測する計測手段と
、前記用紙出力装置が停止したことを検知する停止検知
手段とを有し、前記用紙出力装置からの1枚目の用紙排
出後、一定時間内に前記用紙出力装置の停止が検知され
た場合、前記1枚目の排出用紙は前記用紙後処理装置内
に搬入されなかつたものとしてジヤム処理をキヤンセル
する第4の手段により達成される。
【0005】
【作用】第1、第2の手段によれば、実際に用紙が排出
されたビンのみがステイプラ装置によるステイプル処理
動作の対象となるため、不必要な動作が省略されてステ
イプラ装置の生産性を上げることができる。第3、第4
の手段によれば、画像形成装置からの用紙排出検知後、
用紙後処理装置への用紙搬入までの僅かな時間内に画像
形成装置が停止した場合、用紙後処理装置でのジヤム処
理動作を禁止しているので、不必要なジヤム処理による
時間のロスを回避することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は用紙後処理装置全体の一実施例を示す正面図
であつて、機器本体の一例である複写機より排出された
コピー紙の受入口Aには入口ガイド板101,102が
設けられ、入口ガイド板101,102に続いてコピー
紙を搬送するため切換爪103が設けられている。切換
爪103より上側の経路は、入口ガイド板101、ガイ
ド板110,114、搬送コロ108、従動コロ109
、排出コロ111、従動コロ115およびプルーフトレ
イ116が設けられた上搬送部100となつており、ま
た切換爪103より下側の経路は、斜向部ガイド板20
5、斜向部従動ガイド板217、下搬送部ガイド板30
8、従動ガイド板309,310、斜向部受入コロ20
1、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、従動コロ
214,216、球215、搬送コロ301,302、
従動コロ305,306を通り偏向部B経路に続く斜向
部200となつている。前記偏向部B経路の各ビン35
0に対応する位置には偏向爪312および偏向部排出コ
ロ304が各々設けられており、偏向部排出コロ304
とコピー縦送り経路を挟んで従動コロ307が圧接して
いる。前記搬送コロ108、排出コロ111はプルーフ
モータ117により駆動され、また斜向部受入コロ20
1、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、搬送コロ
301,302、および偏向部排出コロ304はドライ
ブモータ313により駆動される。
【0007】図2は図1の本実施例の平面図であつて、
ビン350の群の側方には後述するステイプル手段であ
るステイプラ701と、ステイプラ701までコピー紙
を寄せる装置(チヤツキング部)615と、ステイプラ
701およびチヤツキング部615を各ビン350まで
移動する上下移動機構で構成されるステイプラ装置(綴
じ手段)700が配置されている。また、ステイプラ装
置700が配置される反対側のビン350の群の側方に
は、ステイプルする前のコピー紙を揃える揃え手段をな
す後述する揺動軸502と、この揺動軸502部分をコ
ピー紙のサイズに合つた場所に移動させる装置で構成さ
れる揺動装置500が配置されている。本実施例のソー
タは、図1のように20ビンのソータであり、ビンセン
サ321,323と、排紙センサ322,324が上下
に各々設けられている。これらのセンサ321,323
、322,324はLEDとホトトランジスタからなる
透過式の光学検知センサである。コピー紙が排出された
かどうかを検出する作動を行うのが排紙センサ322,
324であり、またビン350にコピー紙が存在するか
否かを判別する作動を行うのかビンセンサ321,32
3である。複写機本体より排出されたコピー紙は、ガイ
ド板101,102にガイドされ切換爪103まで搬送
される。この切換爪103は、ソレノイドのオフにてコ
ピー紙を上搬送部100の下方に設けてある斜向部20
0へ、またソレノイドのオンにて上搬送部100内にそ
れぞれ送り込むように作動する。前記ソレノイドのオン
にて切換爪103が作動し、上搬送部100内にガイド
されたコピー紙は、搬送コロ108と従動コロ109の
組合わせにて構成された搬送装置にてプルーフトレイ1
16へ排出される。次にソートまたはスタツク等のビン
350使用モード時には、切換爪103に導かれて下方
の斜向部受入コロ201へ送り込まれる。
【0008】複写機本体より排出されたコピー紙が中央
基準である場合に、搬送路中にて手前端面基準へ変更す
るためのユニツトが斜向部200である。斜向部200
より送り出されたコピー紙は、図1の下搬送ガイド板3
08および従動ガイド板309,310にガイドされ、
搬送コロ301,302、および従動コロ305,30
6にて偏向部Bへ送られる。偏向部Bは偏向部排出コロ
304、および従動コロ307、従動ガイド板311、
偏向爪312にて構成され、各偏向爪312は個々にソ
レノイドにて作動可能となつている。指定されたモード
条件に応じて偏向爪312をソレノイドにより開閉させ
て各ビン350へコピー紙を導き、積載させている。
【0009】図3は揺動装置500の概略を示す斜視図
、図4は揺動装置500とビン350との関係を示す平
面図、図5は揺動装置500の側面図であつて、ビン3
50の一側縁部にはビンフエンス460が立設されてい
るとともに、このビンフエンス460が設けられている
縁部と直交関係にある他側縁部にビン後端立上がり部5
08が立設されている。また前記ビンフエンス460が
設けられている縁部と反対側の縁部には長穴部511が
設けれらている。この長穴部511は、図4のようにビ
ン後端立上がり部508からの距離aが、ビンフエンス
460とビン後端立上がり部508からの距離bと、ビ
ンフエンス460の幅cの間で前記ビンフエンス460
に向かつて所定長さにわたり延在するように設けられて
いる。また図3ないし図5において、各ビン350に設
けられている各長穴部511内を上下方向に突き通すよ
うにして揺動軸502が立設されている。この揺動軸5
02は用紙束の端面部に当接して位置揃えを行うための
ものである。さらに前記揺動軸502の上端部および下
端部は、図3、図5のようにホルダー504a,504
bの凹部の中に入つており、前記ビン350の上方領域
および下方領域には延在方向とほぼ同方向に延びるタイ
ミングベルト507aおよび507bがそれぞれ配置さ
れている。そしてこれら各タイミングベルト507a,
507bの凹部に対してホルダー504a,504bの
凸部が入り込んで固定されている。前記各タイミングベ
ルト507a,507bがそれぞれ掛けられているプー
リ509,510,512のうちプーリ509と512
は上下方向に延在されるように設けられている駆動軸5
14の両端部にそれぞれ固定されている。下側タイミン
グベルト507bはサイズ移動モータ515の出力軸に
設けられたプーリ512に掛けられている。揺動軸50
2のサイズによる移動はサイズ移動モータ515に与え
るパルス数により管理している。
【0010】ある用紙サイズに対しサイズ移動モータ5
15により揺動軸502は排出されてくるコピー紙と一
定の間隔を置いたところに停止する(本実施例では10
mm)。排出が終了しコピー紙がビン後端立上がり部5
08に落下すると同時に揺動軸502をコピー紙側に動
かし、コピー紙端面よりある一定の食込み量(本実施例
では5mm)を持つようにパルスにより管理されている
。揺動軸502はコピー紙を押し終えて戻る時に、一時
コピー紙サイズ幅にて停止させた後、定位置に戻す方式
や、揺動軸502の動くスピードを可変する方式により
一度揃つたコピー紙が紙の腰によりビンフエンス450
から再び離れてしまうのを防止する。コピー紙束は揺動
軸502によりビンフエンス460側に押し付けられ、
その結果、コピー紙束の一側端面部の位置揃えが行われ
る。他側端面部の位置揃えのビンフエンス460と直交
するビン立上がり部508にコピー紙を突き当て、揃え
を行う一手段としてビン350の傾斜を利用してコピー
紙を落下させる方式を使用している。上述のようにして
位置揃えが行われたコピー紙束は、後述するステイプル
動作などの各種後処理が実行された後に図4の矢印x方
向に取り出される。この取り出し方向には取り出しの支
障となるものは何ら存在しないのでコピー紙取り出し動
作は容易に行われることとなる。503a,503bは
揺動軸502を支持するバネである。
【0011】次にステイプラ装置700について説明す
る。図6はステイプラ装置700の斜視図であり、多段
にわたつて設けられたコピー紙堆積用の前記ビン350
の側部に、ステイプラ装置700が配置されている。こ
のステイプラ装置700においては、ステイプラ701
および用紙引き寄せ装置(チヤツキング部)615が、
板状のブラケツト703の上部に取り付けられ、それぞ
れ固定されている。ステイプラ701は、図示を省略し
た各ビン上に堆積された仕上げ後のコピー紙束のそれぞ
れに対してステイプルを打ち込むものであり、用紙引き
寄せ装置615は前記各ビン上のコピー紙束を把持して
、ほぼ水平に移送させるものである。駆動モータ720
と駆動力伝達機構によつて、前記駆動ベルト717が搬
送駆動され、それにより前記ステイプラ701および用
紙引き寄せ装置615の上下方向の移送動作が行われる
ようになつている。
【0012】図7はステイプラ装置700の動きを分か
りやすくするための説明図であり、ビン350上に排出
されたコピー紙Pとチヤツク部620の動きとステイプ
ラ701の位置を説明する。ビン350上に排出された
コピー紙Pは、730dで示すような位置に排出される
。その後、既述した揺動装置にてビンフエンス460に
当接する位置に備えられる。その後、コピーが終了しス
テイプルが開始されると、チヤツク部620は一点鎖線
の位置620bから他の一点鎖線の位置620cに移動
し、チヤツク部620を閉じてコピー紙Pを挟み、実線
の位置620aにて停止する。この動作によりコピー紙
Pは730fの位置まで移動し、ステイプラ701によ
りビン350上で、ある枚数のコピー紙Pがステイプル
される。その後、前と逆の動作を行い、コピー紙Pは7
30dの位置に戻される。これで1つのビン350に対
する仕事が終了し、次のビン350へ行き、この動作を
繰り返す。
【0013】図8は用紙引寄せ装置615の正面図であ
つて、ビン350上のコピー紙束Pを把持するチヤツク
部620と、このチヤツク部620をほぼ水平方向に往
復移動させる往復移動機構640とを備えている。前記
チヤツク部620において、基板621に対して一対の
揺動レバー上622と揺動レバー下624とが揺動自在
に取付けられており、この揺動レバー上622と揺動レ
バー下624がソレノイド626により作動されること
によつてチヤツク上623と、チヤツク下625とがコ
ピー紙束Pを把持するように作動する。往復移動機構6
40には、枠体641にチヤツク部スライド用の軸64
2が固定されており、この軸642に基板621が固定
された軸受629が係合されており、この軸642にガ
イドされ、チヤツク部620が往復移動する。また、枠
体641には、前記チヤツク部620をコピー紙束P側
に進退せしめるタイミングベルト643が設けられてい
る。前記チヤツク部620とタイミングベルト643は
基板621のアーム部621aにて固定されている。タ
イミングベルト643の両端にはプーリ644,645
が固定されており、一方のプーリ644はステツピング
モータ646に取付けられている。前記ステツピングモ
ータ646の出力によりプーリ644が回転し、タイミ
ングベルト643が移動する。タイミングベルト643
の移動により、アーム部621aを介してタイミングベ
ルト643に固定されたチヤツク部620が往復移動す
るようになつている。前記枠体641には位置センサ6
50が設置されており、また前記基板621には検知対
象として検知板630が立設されており、この位置セン
サ650により前記チヤツク部620のホームポジシヨ
ンを検知している。
【0014】このような構成を有する実施例において、
ステイプルモードが開始されると、まず図6に示す駆動
ベルト717によつてステイプラ701および用紙引寄
せ装置615が一体的に上下動し、図8に示されるよう
に、ステイプラ701および用紙引寄せ装置615がス
テイプルを打ち込むべきコピー紙束Pを堆積する所定の
ビン350に向かつて移送され、図6の位置センサ72
7からの信号に基づいて所定のビン350に近接する位
置に停止される。この時にはソレノイド626はオフさ
れており、従つて両揺動レバー622,624およびチ
ヤツク623,625が開放状態に置かれている。また
上述動作と共に、フエンスモータ462をオンさせビン
フエンス460を開放する。次に、ステツピングモータ
646が所定量回転し、タイミングベルト643を移動
させ、チヤツク部620をコピー紙束に向かつて往動さ
せる。ステツピングモータ646の回転速度を変えるこ
とにより、チヤツク部620の移動時の速度制御を行つ
ている。本実施例の場合、チヤツク部620が揃え済み
のコピー紙束をチヤツク623,625で把持し、ステ
イプル位置まで復動する時のスタート時に徐々に加速し
、停止時に徐々に減速することにより、揃え済みのコピ
ー紙が加減速時の慣性によりばらつくことを防いでいる
。同じ距離を同じ時間内で動く場合、慣性力の最大値が
最も小さいのが等加速度運動であるため、本実施例の場
合、等加速度で加減速している。
【0015】そしてチヤツク623,625がコピー紙
束を把持可能な位置まで移動すると、そこで停止しそれ
と同時にソレノイド626がオンされる。ソレノイド6
26のオンによつてチヤツク623,625が閉じられ
、チヤツク623,625にコピー紙束の端縁部分が把
持される。また、チヤツク623,625によつてコピ
ー紙の隅の一点のみを把持していると、紙引寄せ時の慣
性で、コピー紙Pにモーメントが加わり、コピー紙Pが
ビン350上で斜向してしまい、ステイプル位置がばら
つく問題があるため、コピー紙Pの複数個所を把持し、
慣性によるモーメントが加わつてもコピー紙が斜向しな
いようにしている。次に、ステツピングモータ646の
逆転によりチヤツク部620は、コピー紙束を把持した
まま元の位置に復動し、それによつてコピー紙束がほぼ
水平方向に平行移動してステイプラ701側に引寄せら
れる。そしてコピー紙束の端縁部分がステイプル可能な
位置まで移送されると、そこで停止する。その後ステイ
プラ701によりコピー紙束の端縁部分に対してステイ
プルの打ち込みが行われることとなる。ステイプル動作
が終了すると、ステツピングモータ646が正転し、チ
ヤツク部620が前進し、ステイプル済みのコピー紙P
をビン350上に戻した後、ソレノイド626がオフす
る。それにより今まで閉じていたチヤツク上623とチ
ヤツク下625が開くことになる。その後、再度ステツ
ピングモータ646の逆転によりチヤツク部620は所
定の位置まで後退する。その後、ステイプラ701およ
び用紙引寄せ装置615は次のビン350に向かつて下
方に移送され、そこで上述した動作と同様のステイプル
動作が繰り返し実行される。全てのコピー紙束に対して
ステイプルが行われると、ステイプラ701は上昇し、
最上位のホームポジシヨンに戻される。
【0016】図9はビンフエンス460の実施例を示す
斜視図である。図において、ビンフエンス460は各ビ
ン350に押当てられ全ビン350の紙揃えを1枚板で
行うようにしている。前記フエンス460は上下端の回
転支点460aおよび460bで回転自在に取り付けら
れている。回転支点460bにはギヤ460cを有して
おり、ギヤ460cにはギヤ461が噛合されており、
ギヤは駆動モータ462により駆動される。コピー紙の
揃えを行う時、フエンス460は図9に示すようにビン
350と向かい合つて紙揃えを行う。ソートを全て終了
しステイプルを行う時はフエンス450は約90°回転
し、ビン350から離れ、コピー紙Pをステイプル位置
まで移動できるようになつている。
【0017】図10は本実施例における制御系のブロツ
ク図であつて、本制御系は制御手段であるCPU800
を中心にROM801、RAM802、1/Oポート8
03,806、クロツクタイマコントローラ804(以
下、CTCと略す)、ユニバーサルアシンクロナスレシ
ーバトランシーバ805(以下、UARTと略す)にて
構成されるマイクロコンピユータ制御システムである。 プログラムを書き込んだROM801により随時RAM
802を利用しつつ、後述するセンサスイツチ(SW)
群からの信号をI/Oポート806を介して受け、I/
Oポート803、CTC804の出力により、SSR8
07、各種ドライバ808,809,810,811,
812、相信号生成部813を介し後述する各負荷を制
御している。また複写機とはレシーバ814、ドライバ
815を介しUART805により、光フアイバ(図示
せず)にて接続し、各ステータス、指示信号のやりとり
を行つている。複写機とやりとりしている信号のうち複
写機からソータのステイプラ装置700に送られてくる
信号には、ソータ始動信号、複写機排紙信号、ステイプ
ル開始信号、ステイプル終了信号、システムリセツト信
号、サービスコールリセツト信号(S.Cリセツト)、
ステータス要求信号、モード信号、サイズ信号、排出ビ
ン指示信号等があり、ステイプラ装置700から複写機
に送る信号としては、機種認識信号、トレイ紙有信号、
スタツクオーバー信号、ビンオーバー信号、カバーオー
プン信号、針無信号、JAM信号、ステイプル不可信号
、排紙信号、WAIT信号、BUSY信号、モード終了
信号、ステイプルカウント信号、異常信号等がある。
【0018】図11、図12は本実施例の全体動作のフ
ローチヤートであつて、まず複写機から送られるモード
信号を受信し(ステツプ1−1)、コピー開始後、サイ
ズ信号を受信し(ステツプ1−2)、続いてソータ始動
信号を受信する(ステツプ1−3)。この受信でモード
信号によりソータモータ(ソート、スタツク時)または
プルーフモータ(プルーフ、割込時)をオンする。まず
、プルーフモード(ステツプ1−4)について説明する
。図1のプルーフモータ117をオン(ステツプ1−5
)した後、切換SOLをオン(ステツプ1−6)し、排
紙信号を受信すると(ステツプ1−7)、入口ガイド1
02より搬入(ステツプ1−8)されたコピー紙を上部
のプルーフトレイ116に排出するようにする(ステツ
プ1−9)。コピー紙排出後、排紙信号を複写機に送信
し(ステツプ1−10)、搬入されたコピー紙が排紙完
了したことを知らせる。以下、コピー終了までこの動作
を繰り返す(ステツプ1−11)。この時、コピー紙の
ジヤム検出(フローチヤートには記載せず)は当然行つ
ている。コピー終了後は、切換SOL、プルーフモータ
117をオフし(ステツプ1−12)、次のコピー作動
まで待機している。
【0019】次にソート、スタツクモードについて説明
する。図1のソータモータ313をオンした後(ステツ
プ1−13)、サイズ信号などにより揺動可、不可を判
断し、揺動可の場合は(ステツプ1−14)、受け取つ
たサイズ信号に該当する位置へ図3の揺動軸502を移
動させる(ステツプ1−15)。次に複写機からコピー
紙が排出される時に、その排出するコピー紙の排出先ビ
ン指示信号と排出信号が複写機より送信される(ステツ
プ1−16)。排出先のビン350の確定は前記排出信
号を受信したことにより行う(ステツプ1−17)。次
に複写機からコピー紙が搬入される(ステツプ1−18
)。搬入後、入口センサがオンし、この入口センサのオ
ンよりタイミングをとつて前記排出先ビン指示信号によ
り決められた偏向ソレノイド(SOL)をオンし(ステ
ツプ1−19)、コピー紙をビン350へと導く。コピ
ー紙が排出された時(ステツプ1−20)、複写機に排
紙信号を送信し(ステツプ1−21)、ビン350上へ
確実に排紙したことを複写機に知らせる。この信号によ
り複写機は次の排出先やジヤムのリカバリー後の排出先
などを決めている。コピー紙が排出されたビン350上
に載り、コピー紙の動作が落ち着くまでの適当な時間経
過後(例えば300ms後;ステツプ1−22)、図3
のサイズ移動モータ515をオンさせ、揺動軸502を
動かすことにより(ステツプ1−23)、排出方向に対
し垂直方向(横)への紙揃えを行う。なお、揺動軸50
2を動かすタイミングはコピー紙の後端を排紙センサ3
22,324にて検出し、それを基準に行つている(ス
テツプ1−24)。
【0020】以上の動作をコピー排出毎に行い、ソート
が施されていく(ステツプ1−25)。このようにして
ソートが終了すると、ソータモータ313がオフ(ステ
ツプ1−26)し、ステイプル作動がなされる。ステイ
プル開始信号を受信すると(ステツプ1−27)、ステ
イプラ装置700が作動し(ステツプ1−28)、積載
されたコピー紙へのステイプルを行う。ステイプル作動
が終了すると(ステツプ1−29)、ステイプラ装置7
00と揺動軸502はホームポジシヨンへ移動する(ス
テツプ1−30)。ところで、ビン350へのコピー紙
のスタツク枚数がステイプル可能枚数(本実施例では3
0枚)を超えた後は、排紙されたコピー紙に対してのス
テイプルを禁止すると共に、ソーテイングの妨げになる
揺動を止め、揺動軸502をホームポジシヨンへ退避さ
せている。
【0021】ステイプル動作を図13ないし図21のフ
ローチヤートにしたがつて説明する。ソート終了後、ビ
ン350上にコピー紙が載つている場合に、複写機から
ステイプル開始信号が送信され、この信号を受信し、シ
ーケンスカウンタを0とする(ステツプ4−1)ことか
ら動作を開始する。まず、ホームポジシヨンにあるステ
イプラ装置700をステイプルを施す先頭ビンへ移動さ
せる(ステツプ4−2)。また、フエンスモータ462
をオンさせ、ステイプル位置までコピー紙を移動できる
ようにビンフエンス460を開放する。この時、システ
ム生産性を上げるためフエンスモータ462はフルパワ
ーにて最高速で駆動されている。ステイプラ装置700
が先頭ビンに移動した後は、図13中に記載されている
ステイプル動作シーケンスカウンタの値に基づき動作を
進めていく。ステイプラ装置700が先頭ビンに移動終
了した時、ステイプルシーケンスカウンタの値は0から
1にセツトされる(ステツプ4−3)。ステイプルシー
ケンスカウンタの値が1の時(ステツプ4−4)は、図
14のように、チヤツクモータ(ステツピングモータ)
646をオンし(ステツプ4−5)、図8のチヤツク部
620を前進させる。移動量はステツピングモータであ
るので、移動量に相当するパルス数により決まる(ステ
ツプ4−6)。またこの時の移動量はチヤツク部620
がホームポジシヨン(チヤツクホームセンサ650がオ
ンの位置)から、ビン350上のコピー紙束をチヤツク
できるまでの量である。チヤツク部620の前進を終了
すると(ステツプ4−7)、ステイプルシーケンスカウ
ンタへ2をセツトし(ステツプ4−8)、次へ動作を進
める。ステイプルシーケンスカウンタの値が2の時は、
図15のように、チヤツクSOL626をオンし(ステ
ツプ4−9)、これによりコピー紙束のチヤツクを行う
。そしてステイプルシーケンスカウンタへ3をセツトし
(ステツプ4−10)、次へ動作を進める。ステイプル
シーケンスカウンタの値が3の時は、図16のように、
タイマをスタートさせ(ステツプ4−11)状態を0.
2秒間保持し、0.2秒経過後(ステツプ4−12)、
タイマをストツプさせ(ステツプ4−13)、ステイプ
ルシーケンスカウンタへ4をセツトし(ステツプ4−1
4)、次へ動作を進める。ステイプルシーケンスカウン
タの値が4の時は、図17のように、チヤツクモータ6
46をオンし(ステツプ4−15)、チヤツク部620
をホームポジシヨンへ移動させる。チヤツク部620の
ホーム移動終了を検知するチヤツクホームセンサ650
がオンし(ステツプ4−16)、チヤツク部620のホ
ームポジシヨン移動終了し、チヤツクモータ646を停
止する(ステツプ4−17)。そしてステイプルシーケ
ンスカウンタへ5をセツトし(ステツプ4−18)、次
へ動作を進める。この時チヤツクモータ646のスピー
ドは、チヤツクしたコピー紙束がずれないように均等加
速度運動をしている。本実施例では600ppsからス
タートし2000ppsまでスローアツプして行つてい
る。
【0022】また、スピードの値は本体からのサイズ信
号と排紙カウンタの値に基づき、サイズが大きかつたり
積載枚数が多い時は移動速度を遅くし、移動の際の揃え
られた用紙束のずれを防ぎ、逆にサイズが小さかつたり
積載枚数が少なかつたりした時は移動速度を速くし、生
産性の向上を図つている。速度を変更するための情報と
しては、他に紙の厚みなどがある。また、当然ステイプ
ルシーケンスカウンタ1の時のチヤツク前進の時や後述
するステイプルシーケンスカウンタ7の時のチヤツク後
進の時のようにチヤツク部620に紙がない時は、最高
速であることは言うまでもない。さらには後述するステ
イプルシーケンスカウンタ6の時のチヤツク前進の時の
ようにステイプル済みの用紙をチヤツクしている時は、
用紙がずれることがないため用紙束に傷等の不具合が生
じない程度の高速であることも言うまでもない。ステイ
プルシーケンスカウンタの値が5の時は図18のように
、図8の紙有無センサ675の出力を確認し(ステツプ
4−19)、紙有りの時はステイプルモータをオンし(
ステツプ4−20)、コピー紙束の綴じ動作を行う。 綴じ動作終了をステイプルホームセンサ650により検
知し(ステツプ4−21)、ステイプル動作を終了し(
ステツプ4−22)、ステイプルシーケンスカウンタへ
6をセツトし(ステツプ4−23)、次へ動作を進める
。紙有無センサ675の出力が紙無である時は、ステイ
プルの綴じ動作を行わずチヤツクSOL626をオフし
(ステツプ4−24)、ステイプルシーケンスカウンタ
を8にセツトし(ステツプ4−25)、次の動作に移る
。ステイプルシーケンスカウンタの値が6の時は(ステ
ツプ4−26)図19のようにステイプルされたコピー
紙束をビン350に戻すため再びチヤツクモータ646
を前進させる(ステツプ4−27)。設定パルス分だけ
送つた後(ステツプ4−28)、チヤツクモータ646
をストツプし(ステツプ4−29)、チヤツクSOL6
26をオフし(ステツプ4−30)、コピー紙束のチヤ
ツクアーム622,624を開放する。その後タイマを
スタートし(ステツプ4−31)、チヤツクSOL62
6応答時間0.2秒を見た後(ステツプ4−32)、タ
イマをストツプし(ステツプ4−33)、ステイプルシ
ーケンスカウンタを7にセツトし(ステツプ4−34)
、次の動作に移る。前述の動作中は紙有無センサ675
の出力をチエツクし、チヤツクモータ646の動作が終
了しても紙有無センサ675の出力が紙有り状態から紙
無し状態へと変化しない場合、ステイプル動作に異常が
あつたと判断し、ステイプルジヤムとしてステイプル動
作を中断する。ステイプルシーケンスカウンタの値が7
の時は図20のように、下のビンに移動するためにチヤ
ツク部620がビン350に当たらない程度まで動かす
。これにより1ビン当たりのチヤツクしてからステイプ
ル終了するまでの時間が短縮でき、システム生産性が上
がる。つまりチヤツクモータ646をスタートさせ(ス
テツプ4−35)、前記設定パルス分後進させ(ステツ
プ4−36)、後進動の後、チヤツクモータ646をス
トツプする(ステツプ4−37)。その後、ステイプル
シーケンスカウンタを8にする(ステツプ4−38)。 ステイプル終了、すなわちステイプルシーケンスカウン
タ8の時は図21のように上下移動モータ720をオン
させ(ステツプ4−39)、ステイプラ装置700を上
昇させる。そして上下ホームセンサ729がオンしたと
ころで(ステツプ4−40)、上下移動モータ720を
オフさせる(ステツプ4−41)。その後、ステイプル
シーケンスカウンタを0とする(ステツプ4−42)。
【0023】前述のステイプル動作はコピー用紙が排出
されたビンについてのみ行われ、コピー用紙が排出され
ていないビンについては、当該ビンに停止することなく
次のビンに移動してシステム生産性を上げている。また
、ステイプルシーケンスカウンタ1および6にて設定さ
れるチヤツクモータ646のパルス数はステイプル位置
を変化させる数値であり、このパルス数を増減させるこ
とによりステイプル位置の補正を行うことが容易である
。前記増減量は本装置のデイツプスイツチからの入力デ
ータまたは、複写機から送信されるコマンドデータによ
つて可変である。上述のステイプルシーケンスカウンタ
0から8までの動作がステイプル終了するまで行われる
。その後、サイズ移動モータ515をオンさせて、サイ
ズホームセンサ501がオンしたところでサイズ移動モ
ータ515をオフさせる。
【0024】次に図22のフローチヤートに基づき、請
求項3,4に対応する制御内容を説明する。複写機から
排紙信号受信時(ステツプ5−1)に当該コピー紙が2
枚目以降のコピー紙であれば(ステツプ5−2)そのま
ま動作を継続し、1枚目のコピー紙であればタイマをス
タートさせる(ステツプ5−3)。その後、複写機の停
止を確認した場合(ステツプ5−4)、複写機の停止が
前記タイマ動作100msec以内であれば(ステツプ
5−5)、当該の複写機排紙信号をキヤンセルして(ス
テツプ5−6)、本装置内にコピー紙が入つてこなかつ
たものとする。前述のタイマ設定値100msecは本
発明の実施例の値であつて、これは複写機排紙信号受信
から本装置内にコピー紙が入つてくるまでの時間を考慮
して設定してあればよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、実際
に用紙が排出されたビンのみがステイプラ装置によるス
テイプル処理動作の対象となるため、不必要な動作が省
略されてステイプラ装置の生産性を上げることができる
。請求項3,4記載の発明によれば、画像形成装置から
の用紙排出後、用紙後処理装置への用紙搬入までの僅か
な時間内に、画像形成装置が停止した場合、用紙後処理
装置でのジヤム処理動作を禁止しているので、不必要な
ジヤム処理による時間のロスを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る用紙後処理装置の構成
図である。
【図2】その用紙後処理装置の平面図である。
【図3】揺動装置の概略を示す斜視図である。
【図4】揺動装置とビンとの関係を示す平面図である。
【図5】揺動装置の側面図である。
【図6】ステイプラ装置の斜視図である。
【図7】ステイプラ装置の動きを示す説明図である。
【図8】用紙引き寄せ装置の構成図である。
【図9】ビンフエンスの斜視図である。
【図10】装置全体の制御系のブロツク図である。
【図11】全体動作のフローチヤートである。
【図12】全体動作のフローチヤートである。
【図13】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図14】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図15】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図16】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図17】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図18】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図19】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図20】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図21】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図22】画像形成装置の停止時における制御内容の動
作のフローチヤートである。
【符号の説明】
322,324  排紙センサ 350  ビン 700  ステイプラ装置 800  CPU 801  ROM 802  RAM

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上下方向に多段に配列されたビンを有
    するソータと、このソータの前記ビン上に排出された用
    紙をステイプルするステイプラ装置と、前記ビン上に排
    出された用紙がいずれのビンに排出されたかを検知する
    検知手段と、排出された前記ビンを記憶する記憶手段と
    、この記憶手段によつて記憶されている内容に従い前記
    用紙が排出されている前記ビンのみの対応位置に前記ス
    テイプラ装置を移動させ、ステイプル動作を行わせる制
    御手段とを備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】  上下方向に多段に配列されたビンを有
    するソータと、このソータの前記ビン上に排出された用
    紙をステイプルするステイプラ装置と、前記ビン上に排
    出された用紙がいずれのビンに排出されたかを検知する
    検知手段と、排出された前記ビンを記憶する記憶手段と
    を有し、前記記憶手段によつて記憶されている内容に従
    い、前記用紙が排出されているビンのみにステイプラ装
    置によつてステイプル動作を行わせるようにしたことを
    特徴とする用紙後処理方法。
  3. 【請求項3】  複写機、フアクシミリ、プリンタ等の
    用紙出力装置から排出される用紙に、ソート、スタツク
    、ステイプル、パンチング、スタンピング等の処理を行
    う用紙後処理装置において、前記用紙出力装置から用紙
    が排出されたことを検知する排紙検知手段と、この排紙
    検知手段による用紙の排出が検知されてから本体内に搬
    入されるまでの経過時間を計測する計測手段と、前記用
    紙出力装置が停止したことを検知する停止検知手段と、
    前記排紙検知手段による1枚目の用紙排出検知後、前記
    計測手段による所定時間の経過前に、前記停止検知手段
    からの前記用紙出力装置の停止検知信号を受けて、ジヤ
    ム処理を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする
    用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】  複写機、フアクシミリ、プリンタ等の
    用紙出力装置から排出される用紙に、ソート、スタツク
    、ステイプル、パンチング、スタンピング等の処理を行
    う用紙後処理装置において、前記用紙出力装置から用紙
    が排出されることを検知する配置検知手段と、この排紙
    検知手段による用紙の排出が検知されてから本体内に搬
    入されるまでの経過時間を計測する計測手段と、前記用
    紙出力装置が停止したことを検知する停止検知手段とを
    有し、前記用紙出力装置からの1枚目の用紙排出後、一
    定時間内に前記用紙出力装置の停止が検知された場合、
    前記1枚目の排出用紙は前記用紙後処理装置内に搬入さ
    れなかつたものとしてジヤム処理をキヤンセルすること
    を特徴とする用紙後処理方法。
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