JP2930752B2 - 用紙処理装置および用紙処理方法 - Google Patents

用紙処理装置および用紙処理方法

Info

Publication number
JP2930752B2
JP2930752B2 JP3045389A JP4538991A JP2930752B2 JP 2930752 B2 JP2930752 B2 JP 2930752B2 JP 3045389 A JP3045389 A JP 3045389A JP 4538991 A JP4538991 A JP 4538991A JP 2930752 B2 JP2930752 B2 JP 2930752B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
paper
signal
staple
bin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3045389A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04263996A (ja
Inventor
裕二 植野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3045389A priority Critical patent/JP2930752B2/ja
Publication of JPH04263996A publication Critical patent/JPH04263996A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2930752B2 publication Critical patent/JP2930752B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Collation Of Sheets And Webs (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は搬送されてくる用紙に後
処理を行う紙処理装置および用紙処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙出力装置から搬送されてくる画像形
成済みの用紙を受け入れて、ソート、スタツク、ステイ
プル、パンチング、スタンピングなどの後処理を施す
紙後処理装置を備えた紙処理装置、用紙処理方法は種
々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者に
おいては、最初の用紙排出ビンと最終用紙排出ビンのデ
ータによつてステイプル動作を行つており、前記の2つ
のビンの間であれば用紙が排出されていなくてもステイ
プル動作を行つており、不必要な動作を含むことにより
ステイプル装置の生産性を低下させるという不都合があ
つた。また、後者においては、用紙排出検知から実際に
用紙後処理装置内に用紙が搬入されるまで、僅かではあ
るが時間があるにも係わらず、この時間内に用紙出力装
置が停止してしまつた場合、実際には用紙が搬入されて
いないのにジヤム検知されてしまい、不必要なジヤム処
理を操作者に強制することになつてしまう不都合があつ
た。本発明は上記の背景に基づいてなされたものであ
り、ステイプラ装置の生産性を上げると共に、不必要な
ジヤム処理を回避することができる用紙後処理装置およ
び用紙後処理方法を提供することを目的とする。
【0004】一方、用紙出力装置が何らかの原因で停止
した場合のジヤム処理(ジヤム検出、用紙後処理装置内
に搬入された用紙の特定ビンへの排出等)に際しては、
用紙排出検知からジヤム検知用タイマをスタートさせる
よう制御していた。
【0005】
【作用】第1、第2の手段によれば、実際に用紙が排出
されたビンのみがステイプラ装置によるステイプル処理
動作の対象となるため、不必要な動作が省略されてステ
イプラ装置の生産性を上げることができる。第3、第4
の手段によれば、画像形成装置からの用紙排出検知後、
用紙後処理装置への用紙搬入までの僅かな時間内に画像
形成装置が停止した場合、用紙後処理装置でのジヤム処
理動作を禁止しているので、不必要なジヤム処理による
時間のロスを回避することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は用紙後処理装置全体の一実施例を示す正面図
であつて、機器本体の一例である複写機より排出された
コピー紙の受入口Aには入口ガイド板101,102が
設けられ、入口ガイド板101,102に続いてコピー
紙を搬送するため切換爪103が設けられている。切換
爪103より上側の経路は、入口ガイド板101、ガイ
ド板110,114、搬送コロ108、従動コロ10
9、排出コロ111、従動コロ115およびプルーフト
レイ116が設けられた上搬送部100となつており、
また切換爪103より下側の経路は、斜向部ガイド板2
05、斜向部従動ガイド板217、下搬送部ガイド板3
08、従動ガイド板309,310、斜向部受入コロ2
01、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、従動コ
ロ214,216、球215、搬送コロ301,30
2、従動コロ305,306を通り偏向部B経路に続く
斜向部200となつている。前記偏向部B経路の各ビン
350に対応する位置には偏向爪312および偏向部排
出コロ304が各々設けられており、偏向部排出コロ3
04とコピー縦送り経路を挟んで従動コロ307が圧接
している。前記搬送コロ108、排出コロ111はプル
ーフモータ117により駆動され、また斜向部受入コロ
201、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、搬送
コロ301,302、および偏向部排出コロ304はド
ライブモータ313により駆動される。
【0007】本発明は上記の背景に基づいてなされたも
のであり、ステイプラ装置の生産性を上げると共に、不
必要なジヤム処理を回避することができる用紙処理装置
および用紙処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、用紙出力装
置から排出される用紙に後処理を行う用紙後処理装置を
備えた用紙処理装置において、1枚目の用紙が排出され
る旨の排紙信号を受信してからの経過時間を計測する計
測手段と、1枚目の用紙の排紙信号を受信してから、前
記計測手段による所定時間内に、前記用紙出力装置にお
けるジヤムの発生に基づくジヤム処理信号を受信したと
き、そのジヤム処理信号に基づく前記用紙後処理装置の
ジヤム処理を禁止する制御手段とを備えた第1の手段に
より達成される。
【0009】また上記目的は、用紙出力装置から排出さ
れる用紙に後処理を行う用紙後処理装置を備えた用紙処
理装置において、1枚目の用紙が排出される旨の排紙信
号を受信してからの経過時間を計測する計測手段とを有
し、1枚目の用紙の排紙信号を受信してから、前記計測
手段による所定時間内に、前記用紙出力装置におけるジ
ヤムの発生に基づくジヤム処理信号を受信したとき、前
記1枚目の排出用紙は前記用紙後処理装置内に搬入され
なかつたものとしてジヤム処理をキヤンセルする第2の
手段により達成される。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】第1、第2の手段によれば、用紙出力装置から
の用紙排出検知後、用紙後処理装置内への用紙搬入まで
の僅かな時間内に用紙出力装置が停止した場合、用紙後
処理装置でのジヤム処理動作を禁止しているので、不必
要なジヤム処理による時間のロスを回避することができ
る。
【0013】
【0014】このような構成を有する実施例において、
ステイプルモードが開始されると、まず図6に示す駆動
ベルト717によつてステイプラ701および用紙引寄
せ装置615が一体的に上下動し、図8に示されるよう
に、ステイプラ701および用紙引寄せ装置615がス
テイプルを打ち込むべきコピー紙束Pを堆積する所定の
ビン350に向かつて移送され、図6の位置センサ72
7からの信号に基づいて所定のビン350に近接する位
置に停止される。この時にはソレノイド626はオフさ
れており、従つて両揺動レバー622,624およびチ
ヤツク623,625が開放状態に置かれている。また
上述動作と共に、フエンスモータ462をオンさせビン
フエンス460を開放する。次に、ステツピングモータ
646が所定量回転し、タイミングベルト643を移動
させ、チヤツク部620をコピー紙束に向かつて往動さ
せる。ステツピングモータ646の回転速度を変えるこ
とにより、チヤツク部620の移動時の速度制御を行つ
ている。本実施例の場合、チヤツク部620が揃え済み
のコピー紙束をチヤツク623,625で把持し、ステ
イプル位置まで復動する時のスタート時に徐々に加速
し、停止時に徐々に減速することにより、揃え済みのコ
ピー紙が加減速時の慣性によりばらつくことを防いでい
る。同じ距離を同じ時間内で動く場合、慣性力の最大値
が最も小さいのが等加速度運動であるため、本実施例の
場合、等加速度で加減速している。
【0015】図1は用紙処理装置の一実施例を示す正面
図であつて、機器本体の一例である複写機より排出され
たコピー紙の受入口Aには入口ガイド板101,102
が設けられ、入口ガイド板101,102に続いてコピ
ー紙を搬送するため切換爪103が設けられている。切
換爪103より上側の経路は、入口ガイド板101、ガ
イド板110,114、搬送コロ108、従動コロ10
9、排出コロ111、従動コロ115およびプルーフト
レイ116が設けられた上搬送部100となつており、
また切換爪103より下側の経路は、斜向部ガイド板2
05、斜向部従動ガイド板217、下搬送部ガイド板3
08、従動ガイド板309,310、斜向部受入コロ2
01、斜向コロ202、斜向部排出コロ203、従動コ
ロ214,216、球215、搬送コロ301,30
2、従動コロ305,306を通り偏向部B経路に続く
斜向部200となつている。
【0016】図9はビンフエンス460の実施例を示す
斜視図である。図において、ビンフエンス460は各ビ
ン350に押当てられ全ビン350の紙揃えを1枚板で
行うようにしている。前記フエンス460は上下端の回
転支点460aおよび460bで回転自在に取り付けら
れている。回転支点460bにはギヤ460cを有して
おり、ギヤ460cにはギヤ461が噛合されており、
ギヤは駆動モータ462により駆動される。コピー紙の
揃えを行う時、フエンス460は図9に示すようにビン
350と向かい合つて紙揃えを行う。ソートを全て終了
しステイプルを行う時はフエンス450は約90°回転
し、ビン350から離れ、コピー紙Pをステイプル位置
まで移動できるようになつている。
【0017】図10は本実施例における制御系のブロツ
ク図であつて、本制御系は制御手段であるCPU800
を中心にROM801、RAM802、1/Oポート8
03,806、クロツクタイマコントローラ804(以
下、CTCと略す)、ユニバーサルアシンクロナスレシ
ーバトランシーバ805(以下、UARTと略す)にて
構成されるマイクロコンピユータ制御システムである。
プログラムを書き込んだROM801により随時RAM
802を利用しつつ、後述するセンサスイツチ(SW)
群からの信号をI/Oポート806を介して受け、I/
Oポート803、CTC804の出力により、SSR8
07、各種ドライバ808,809,810,811,
812、相信号生成部813を介し後述する各負荷を制
御している。また複写機とはレシーバ814、ドライバ
815を介しUART805により、光フアイバ(図示
せず)にて接続し、各ステータス、指示信号のやりとり
を行つている。複写機とやりとりしている信号のうち複
写機からソータのステイプラ装置700に送られてくる
信号には、ソータ始動信号、複写機排紙信号、ステイプ
ル開始信号、ステイプル終了信号、システムリセツト信
号、サービスコールリセツト信号(S.Cリセツト)、
ステータス要求信号、モード信号、サイズ信号、排出ビ
ン指示信号等があり、ステイプラ装置700から複写機
に送る信号としては、機種認識信号、トレイ紙有信号、
スタツクオーバー信号、ビンオーバー信号、カバーオー
プン信号、針無信号、JAM信号、ステイプル不可信
号、排紙信号、WAIT信号、BUSY信号、モード終
了信号、ステイプルカウント信号、異常信号等がある。
【0018】図11、図12は本実施例の全体動作のフ
ローチヤートであつて、まず複写機から送られるモード
信号を受信し(ステツプ1−1)、コピー開始後、サイ
ズ信号を受信し(ステツプ1−2)、続いてソータ始動
信号を受信する(ステツプ1−3)。この受信でモード
信号によりソータモータ(ソート、スタツク時)または
プルーフモータ(プルーフ、割込時)をオンする。ま
ず、プルーフモード(ステツプ1−4)について説明す
る。図1のプルーフモータ117をオン(ステツプ1−
5)した後、切換SOLをオン(ステツプ1−6)し、
排紙信号を受信すると(ステツプ1−7)、入口ガイド
102より搬入(ステツプ1−8)されたコピー紙を上
部のプルーフトレイ116に排出するようにする(ステ
ツプ1−9)。コピー紙排出後、排紙信号を複写機に送
信し(ステツプ1−10)、搬入されたコピー紙が排紙
完了したことを知らせる。以下、コピー終了までこの動
作を繰り返す(ステツプ1−11)。この時、コピー紙
のジヤム検出(フローチヤートには記載せず)は当然行
つている。コピー終了後は、切換SOL、プルーフモー
タ117をオフし(ステツプ1−12)、次のコピー作
動まで待機している。
【0019】次にソート、スタツクモードについて説明
する。図1のソータモータ313をオンした後(ステツ
プ1−13)、サイズ信号などにより揺動可、不可を判
断し、揺動可の場合は(ステツプ1−14)、受け取つ
たサイズ信号に該当する位置へ図3の揺動軸502を移
動させる(ステツプ1−15)。次に複写機からコピー
紙が排出される時に、その排出するコピー紙の排出先ビ
ン指示信号と排出信号が複写機より送信される(ステツ
プ1−16)。排出先のビン350の確定は前記排出信
号を受信したことにより行う(ステツプ1−17)。次
に複写機からコピー紙が搬入される(ステツプ1−1
8)。搬入後、入口センサがオンし、この入口センサの
オンよりタイミングをとつて前記排出先ビン指示信号に
より決められた偏向ソレノイド(SOL)をオンし(ス
テツプ1−19)、コピー紙をビン350へと導く。コ
ピー紙が排出された時(ステツプ1−20)、複写機に
排紙信号を送信し(ステツプ1−21)、ビン350上
へ確実に排紙したことを複写機に知らせる。この信号に
より複写機は次の排出先やジヤムのリカバリー後の排出
先などを決めている。コピー紙が排出されたビン350
上に載り、コピー紙の動作が落ち着くまでの適当な時間
経過後(例えば300ms後;ステツプ1−22)、図
3のサイズ移動モータ515をオンさせ、揺動軸502
を動かすことにより(ステツプ1−23)、排出方向に
対し垂直方向(横)への紙揃えを行う。なお、揺動軸5
02を動かすタイミングはコピー紙の後端を排紙センサ
322,324にて検出し、それを基準に行つている
(ステツプ1−24)。
【0020】以上の動作をコピー排出毎に行い、ソート
が施されていく(ステツプ1−25)。このようにして
ソートが終了すると、ソータモータ313がオフ(ステ
ツプ1−26)し、ステイプル作動がなされる。ステイ
プル開始信号を受信すると(ステツプ1−27)、ステ
イプラ装置700が作動し(ステツプ1−28)、積載
されたコピー紙へのステイプルを行う。ステイプル作動
が終了すると(ステツプ1−29)、ステイプラ装置7
00と揺動軸502はホームポジシヨンへ移動する(ス
テツプ1−30)。ところで、ビン350へのコピー紙
のスタツク枚数がステイプル可能枚数(本実施例では3
0枚)を超えた後は、排紙されたコピー紙に対してのス
テイプルを禁止すると共に、ソーテイングの妨げになる
揺動を止め、揺動軸502をホームポジシヨンへ退避さ
せている。
【0021】ステイプル動作を図13ないし図21のフ
ローチヤートにしたがつて説明する。ソート終了後、ビ
ン350上にコピー紙が載つている場合に、複写機から
ステイプル開始信号が送信され、この信号を受信し、シ
ーケンスカウンタを0とする(ステツプ4−1)ことか
ら動作を開始する。まず、ホームポジシヨンにあるステ
イプラ装置700をステイプルを施す先頭ビンへ移動さ
せる(ステツプ4−2)。また、フエンスモータ462
をオンさせ、ステイプル位置までコピー紙を移動できる
ようにビンフエンス460を開放する。この時、システ
ム生産性を上げるためフエンスモータ462はフルパワ
ーにて最高速で駆動されている。ステイプラ装置700
が先頭ビンに移動した後は、図13中に記載されている
ステイプル動作シーケンスカウンタの値に基づき動作を
進めていく。ステイプラ装置700が先頭ビンに移動終
了した時、ステイプルシーケンスカウンタの値は0から
1にセツトされる(ステツプ4−3)。ステイプルシー
ケンスカウンタの値が1の時(ステツプ4−4)は、図
14のように、チヤツクモータ(ステツピングモータ)
646をオンし(ステツプ4−5)、図8のチヤツク部
620を前進させる。移動量はステツピングモータであ
るので、移動量に相当するパルス数により決まる(ステ
ツプ4−6)。またこの時の移動量はチヤツク部620
がホームポジシヨン(チヤツクホームセンサ650がオ
ンの位置)から、ビン350上のコピー紙束をチヤツク
できるまでの量である。チヤツク部620の前進を終了
すると(ステツプ4−7)、ステイプルシーケンスカウ
ンタへ2をセツトし(ステツプ4−8)、次へ動作を進
める。ステイプルシーケンスカウンタの値が2の時は、
図15のように、チヤツクSOL626をオンし(ステ
ツプ4−9)、これによりコピー紙束のチヤツクを行
う。そしてステイプルシーケンスカウンタへ3をセツト
し(ステツプ4−10)、次へ動作を進める。ステイプ
ルシーケンスカウンタの値が3の時は、図16のよう
に、タイマをスタートさせ(ステツプ4−11)状態を
0.2秒間保持し、0.2秒経過後(ステツプ4−1
2)、タイマをストツプさせ(ステツプ4−13)、ス
テイプルシーケンスカウンタへ4をセツトし(ステツプ
4−14)、次へ動作を進める。ステイプルシーケンス
カウンタの値が4の時は、図17のように、チヤツクモ
ータ646をオンし(ステツプ4−15)、チヤツク部
620をホームポジシヨンへ移動させる。チヤツク部6
20のホーム移動終了を検知するチヤツクホームセンサ
650がオンし(ステツプ4−16)、チヤツク部62
0のホームポジシヨン移動終了し、チヤツクモータ64
6を停止する(ステツプ4−17)。そしてステイプル
シーケンスカウンタへ5をセツトし(ステツプ4−1
8)、次へ動作を進める。この時チヤツクモータ646
のスピードは、チヤツクしたコピー紙束がずれないよう
に均等加速度運動をしている。本実施例では600pp
sからスタートし2000ppsまでスローアツプして
行つている。
【0022】また、スピードの値は本体からのサイズ信
号と排紙カウンタの値に基づき、サイズが大きかつたり
積載枚数が多い時は移動速度を遅くし、移動の際の揃え
られた用紙束のずれを防ぎ、逆にサイズが小さかつたり
積載枚数が少なかつたりした時は移動速度を速くし、生
産性の向上を図つている。速度を変更するための情報と
しては、他に紙の厚みなどがある。また、当然ステイプ
ルシーケンスカウンタ1の時のチヤツク前進の時や後述
するステイプルシーケンスカウンタ7の時のチヤツク後
進の時のようにチヤツク部620に紙がない時は、最高
速であることは言うまでもない。さらには後述するステ
イプルシーケンスカウンタ6の時のチヤツク前進の時の
ようにステイプル済みの用紙をチヤツクしている時は、
用紙がずれることがないため用紙束に傷等の不具合が生
じない程度の高速であることも言うまでもない。ステイ
プルシーケンスカウンタの値が5の時は図18のよう
に、図8の紙有無センサ675の出力を確認し(ステツ
プ4−19)、紙有りの時はステイプルモータをオンし
(ステツプ4−20)、コピー紙束の綴じ動作を行う。
綴じ動作終了をステイプルホームセンサ650により検
知し(ステツプ4−21)、ステイプル動作を終了し
(ステツプ4−22)、ステイプルシーケンスカウンタ
へ6をセツトし(ステツプ4−23)、次へ動作を進め
る。紙有無センサ675の出力が紙無である時は、ステ
イプルの綴じ動作を行わずチヤツクSOL626をオフ
し(ステツプ4−24)、ステイプルシーケンスカウン
タを8にセツトし(ステツプ4−25)、次の動作に移
る。ステイプルシーケンスカウンタの値が6の時は(ス
テツプ4−26)図19のようにステイプルされたコピ
ー紙束をビン350に戻すため再びチヤツクモータ64
6を前進させる(ステツプ4−27)。設定パルス分だ
け送つた後(ステツプ4−28)、チヤツクモータ64
6をストツプし(ステツプ4−29)、チヤツクSOL
626をオフし(ステツプ4−30)、コピー紙束のチ
ヤツクアーム622,624を開放する。その後タイマ
をスタートし(ステツプ4−31)、チヤツクSOL6
26応答時間0.2秒を見た後(ステツプ4−32)、
タイマをストツプし(ステツプ4−33)、ステイプル
シーケンスカウンタを7にセツトし(ステツプ4−3
4)、次の動作に移る。前述の動作中は紙有無センサ6
75の出力をチエツクし、チヤツクモータ646の動作
が終了しても紙有無センサ675の出力が紙有り状態か
ら紙無し状態へと変化しない場合、ステイプル動作に異
常があつたと判断し、ステイプルジヤムとしてステイプ
ル動作を中断する。ステイプルシーケンスカウンタの値
が7の時は図20のように、下のビンに移動するために
チヤツク部620がビン350に当たらない程度まで動
かす。これにより1ビン当たりのチヤツクしてからステ
イプル終了するまでの時間が短縮でき、システム生産性
が上がる。つまりチヤツクモータ646をスタートさせ
(ステツプ4−35)、前記設定パルス分後進させ(ス
テツプ4−36)、後進動の後、チヤツクモータ646
をストツプする(ステツプ4−37)。その後、ステイ
プルシーケンスカウンタを8にする(ステツプ4−3
8)。ステイプル終了、すなわちステイプルシーケンス
カウンタ8の時は図21のように上下移動モータ720
をオンさせ(ステツプ4−39)、ステイプラ装置70
0を上昇させる。そして上下ホームセンサ729がオン
したところで(ステツプ4−40)、上下移動モータ7
20をオフさせる(ステツプ4−41)。その後、ステ
イプルシーケンスカウンタを0とする(ステツプ4−4
2)。
【0023】前述のステイプル動作はコピー用紙が排出
されたビンについてのみ行われ、コピー用紙が排出され
ていないビンについては、当該ビンに停止することなく
次のビンに移動してシステム生産性を上げている。ま
た、ステイプルシーケンスカウンタ1および6にて設定
されるチヤツクモータ646のパルス数はステイプル位
置を変化させる数値であり、このパルス数を増減させる
ことによりステイプル位置の補正を行うことが容易であ
る。前記増減量は本装置のデイツプスイツチからの入力
データまたは、複写機から送信されるコマンドデータに
よつて可変である。上述のステイプルシーケンスカウン
タ0から8までの動作がステイプル終了するまで行われ
る。その後、サイズ移動モータ515をオンさせて、サ
イズホームセンサ501がオンしたところでサイズ移動
モータ515をオフさせる。
【0024】次に図22のフローチヤートに基づき、制
御内容を説明する。複写機から排紙信号受信時(ステツ
プ5−1)に当該コピー紙が2枚目以降のコピー紙であ
れば(ステツプ5−2)そのまま動作を継続し、1枚目
のコピー紙であればタイマをスタートさせる(ステツプ
5−3)。その後、複写機の停止を確認した場合(ステ
ツプ5−4)、複写機の停止が前記タイマ動作100m
sec以内であれば(ステツプ5−5)、当該の複写機
排紙信号をキヤンセルして(ステツプ5−6)、本装置
内にコピー紙が入つてこなかつたものとする。前述のタ
イマ設定値100msecは本発明の実施例の値であつ
て、これは複写機排紙信号受信から本装置内にコピー紙
が入つてくるまでの時間を考慮して設定してあればよ
い。
【0025】
【発明の効果】請求項1,2記載の発明によれば、用紙
出力装置からの用紙排出後、用紙後処理装置内への用紙
搬入までの僅かな時間内に、用紙出力装置が停止した場
合、用紙後処理装置でのジヤム処理動作を禁止している
ので、不必要なジヤム処理による時間のロスを回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る用紙処理装置の構成図
である。
【図2】その用紙処理装置の平面図である。
【図3】揺動装置の概略を示す斜視図である。
【図4】揺動装置とビンとの関係を示す平面図である。
【図5】揺動装置の側面図である。
【図6】ステイプラ装置の斜視図である。
【図7】ステイプラ装置の動きを示す説明図である。
【図8】用紙引き寄せ装置の構成図である。
【図9】ビンフエンスの斜視図である。
【図10】装置全体の制御系のブロツク図である。
【図11】全体動作のフローチヤートである。
【図12】全体動作のフローチヤートである。
【図13】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図14】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図15】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図16】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図17】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図18】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図19】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図20】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図21】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図22】用紙出力装置の停止時における制御内容の動
作のフローチヤートである。
【符号の説明】
322,324 排紙センサ 350 ビン 700 ステイプラ装置 800 CPU 801 ROM 802 RAM

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙出力装置から排出される用紙に後処
    理を行う用紙後処理装置を備えた紙処理装置におい
    、1枚目の用紙が排出される旨の排紙信号を受信して
    からの経過時間を計測する計測手段と、1枚目の用紙の
    排紙信号を受信してから、前記計測手段による所定時間
    内に、前記用紙出力装置におけるジムの発生に基づ
    ジヤム処理信号を受信したとき、そのジヤム処理信号に
    基づく前記用紙後処理装置のム処理を禁止する制御
    手段とを備えたことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 用紙出力装置から排出される用紙に後処
    理を行う用紙後処理装置を備えた紙処理装置におい
    、1枚目の用紙が排出される旨の排紙信号を受信して
    からの経過時間を計測する計測手段とを有し、1枚目の
    用紙の排紙信号を受信してから、前記計測手段による所
    定時間内に、前記用紙出力装置におけるジムの発生に
    基づくジヤム処理信号を受信したとき、前記1枚目の排
    出用紙は前記用紙後処理装置内に搬入されなかつたもの
    としてジヤム処理をキヤンセルすることを特徴とする用
    紙処理方法。
JP3045389A 1991-02-19 1991-02-19 用紙処理装置および用紙処理方法 Expired - Fee Related JP2930752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3045389A JP2930752B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 用紙処理装置および用紙処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3045389A JP2930752B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 用紙処理装置および用紙処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04263996A JPH04263996A (ja) 1992-09-18
JP2930752B2 true JP2930752B2 (ja) 1999-08-03

Family

ID=12717916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3045389A Expired - Fee Related JP2930752B2 (ja) 1991-02-19 1991-02-19 用紙処理装置および用紙処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2930752B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04263996A (ja) 1992-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4047520B2 (ja) 用紙処理装置および画像形成装置
JP3466376B2 (ja) 用紙後処理装置
JP2771295B2 (ja) 用紙揃え装置
JP3621565B2 (ja) シート整合装置および画像形成装置
JP2930752B2 (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JP3898367B2 (ja) 用紙後処理装置
JP3667492B2 (ja) 用紙後処理装置および画像形成装置
JP2930764B2 (ja) 用紙処理装置
JP3273429B2 (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JP3732598B2 (ja) 後処理装置
JP2930754B2 (ja) 用紙処理装置
JP3383675B2 (ja) 用紙処理装置
JP2796144B2 (ja) 用紙後処理装置
JP3085997B2 (ja) 用紙処理装置
JP3097765B2 (ja) 用紙揃え装置
JP3109602B2 (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JP2863289B2 (ja) 用紙綴じ装置
JPH04272895A (ja) 用紙処理装置および用紙処理方法
JP3423419B2 (ja) 用紙後処理装置
JP2912968B2 (ja) 用紙揃え装置
JP3400806B2 (ja) 用紙処理装置
JP2731259B2 (ja) 用紙後処理装置
JP3053891B2 (ja) 用紙後処理装置
JPH0632527A (ja) シート後処理装置
JP2950942B2 (ja) 用紙処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080521

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees