JP3383675B2 - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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JP3383675B2
JP3383675B2 JP17336992A JP17336992A JP3383675B2 JP 3383675 B2 JP3383675 B2 JP 3383675B2 JP 17336992 A JP17336992 A JP 17336992A JP 17336992 A JP17336992 A JP 17336992A JP 3383675 B2 JP3383675 B2 JP 3383675B2
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sheets
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gripping
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビン等のシート収納手
段に収納されたシートを把持して綴じ位置まで移動する
シート把持手段の動作に特徴のある用紙処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】搬入された画像形成済みの用紙を受け入
れて、仕分け、集積、綴じ、孔開け、スタンプ押しなど
用紙処理を施す用紙処理装置は種々提案されている。
このような用紙処理装置においては、ソータのビンに排
出された用紙束に対して紙揃えを行つた後、用紙束をス
テイプラ装置側に所定量移動させて、ステイプラ装置で
用紙束を綴じる等の処理が施される。ところで、画像形
成された用紙が用紙処理装置の搬送路に沿って搬送され
る過程で、加圧、あるいは、加熱されて巻き癖が形成さ
れる場合が少なくない。このような用紙が、例えば、ソ
ータのビンに排出された時、その用紙に上側に反るよう
な巻き癖が形成されていた場合、図23に示すように、
仕分け位置にあるビン350bと、その上のビン350
aとの間に侵入した用紙引寄装置のチヤツク上623
は、巻き癖が形成され、ビン350b上に排出された用
紙P1 上に侵入することができず、用紙P1 を除いてチ
ヤツク上623とチヤツク下625が用紙P束を引き出
すので、用紙P1 をビン350b上に残したままステイ
プラ装置が用紙P束を綴じてしまうことになる。このよ
うなステイプラ装置の綴じ誤動作を防止する技術とし
て、例えば、特開昭64−43456号公報には、用紙
がソータのビンに排出された時、ビンの側方の仕分け位
置にある排紙ローラがソレノイドに駆動されてビン上に
移動し、排出された用紙を上から押さえて束ねるように
した装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
においては、各ビン毎に仕分け位置に配設される排紙ロ
ーラをビン上に移動させる移動機構が必要になり、その
ため、装置が複雑化して高価になるばかりでなく、用紙
の排紙毎に、排紙ローラがビン上に移動する時間が掛か
り、運転効率が低下すると共に故障が起き易いといつた
欠点がある。また、上のビンに届く程、巻き癖が形成さ
れた用紙に対しては全く押さえることができないという
致命的な不具合があつた。
【0004】本発明は従来技術におけるかかる課題を解
決しようとするものであり、装置の複雑化やコスト高を
招くことなく、搬送されてきた用紙を確実に束ねて綴じ
ることができる用紙処理装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、多段に積装
され、搬入されたシートを収納可能な複数のシート収納
手段と、該シート収納手段に順次、シートを分配するシ
ート分配手段と、前記シート収納手段に搬入されたシー
トを揃えるシート揃え手段と、該シート揃え手段によつ
て揃えられた複数のシートを、その上下面で把持する把
持部を有するシート把持手段と、該シート把持手段を、
前記把持部が前記シート収納手段上の複数のシートを把
持する把持位置と、把持された複数のシートを綴じる綴
じ位置と、綴じられた複数のシートの把持を解除する把
持解除位置とに移動させるシート把持手段移動手段と、
前記シート把持手段移動手段により前記綴じ位置へ移動
させられた複数のシートの一端を綴じるシート綴じ手段
を備え、前記シート綴じ手段による綴じ動作は上方のシ
ート収納手段から下方のシート収納手段へ順次行われる
ようにした用紙処理装置において、前記把持解除位置
は、前記把持位置よりも前記把持部が前記綴じ位置に移
動する動作における前記把持部の進行方向の下流側であ
ることにより達成される。
【0006】
【作用】綴じ動作が開始されると、シート把持手段はシ
ート把持手段移動手段により、シート収納手段に向かつ
て進行させられ、シート収納手段上の複数のシートを把
持位置で把持し、そのシートを把持したまま、シート綴
じ手段の綴じ位置まで移動する。シート綴じ手段によ
り、複数のシートが綴じられたら、シート把持手段はそ
のシートを把持したまま、シート収納手段に向かつて移
動させられ、複数のシートの把持位置よりも前記把持動
作における把持部の進行方向の下流側把持解除位置
複数のシートの把持を解除し、複数のシートを把持位置
より内側に戻す。その後、シート把持手段移動手段がシ
ート把持手段をその待機位置まで後退させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図2は用紙処理装置の一実施例のソータを示す正面
図であつて、機器本体である複写機より排出されたコピ
ー紙の受入口Aには入口ガイド板101,102が設け
られ、入口ガイド板101,102に続いてコピー紙の
搬送路を選択するため切換爪103が設けられている。
切換爪103より上側の経路は、入口ガイド板101、
ガイド板110,114、搬送コロ108、従動コロ1
09、排出コロ111、従動コロ115およびプルーフ
トレイ116が設けられた上搬送部100となつてお
り、また、切換爪103より下側の経路は、斜向部ガイ
ド板205,217、下搬送部ガイド板308,30
9,310、斜向部受入コロ201、斜向コロ202、
斜向部排出コロ203、従動コロ214,216、球2
15、搬送コロ301,302、従動コロ305,30
6が設けられた斜向部200となつており、偏向部B経
路に続いている。偏向部B経路の各ビン350に対応す
る位置には偏向爪312および偏向部排出コロ304が
各々設けられており、偏向部排出コロ304とコピー縦
送り経路を挟んで従動コロ307が圧接している。搬送
コロ108、排出コロ111はプルーフモータ117に
より駆動され、また、斜向部受入コロ201、斜向コロ
202、斜向部排出コロ203、搬送コロ301,30
2、および偏向部排出コロ304はソータモータ313
により駆動される。図3は本実施例のソータの平面図で
あつて、ビン350群の側方には後述するシート綴じ手
段であるステイプラ701と、ステイプラ701までコ
ピー紙を寄せる装置、即ち、チヤツキング部615と、
ステイプラ701およびチヤツキング部615を各ビン
350まで移動させる上下移動機構で構成されるステイ
プラ装置700が配置されている。また、ステイプラ装
置700が配置される側と反対側のビン350群の側方
には、綴じられる前のコピー紙を揃える揃え手段を成
す、後述する揺動軸502と、この揺動軸502部分を
コピー紙のサイズに合つた場所に移動させる移動装置で
構成される揺動装置500が配置されている。
【0008】図2に示すように、本実施例のソータは2
0ビンを備えたソータであり、ビンセンサ321,32
3と、排紙センサ322,324が上下に各々設けられ
ている。これらのセンサ321,323、322,32
4はLEDとホトトランジスタからなる透過式の光学検
知センサである。コピー紙が排出されたかどうかを検出
する作動を行うのが排紙センサ322,324であり、
また、ビン350にコピー紙が存在するか否かを判定す
る作動を行うのかビンセンサ321,323である。複
写機本体より排出されたコピー紙は入口ガイド板10
1,102に案内され、切換爪103まで搬送される。
切換爪103はこれに連結されたソレノイドの通電で上
搬送部100内に、一方、ソレノイドの通電断で上搬送
部100の下方に設けてある斜向部200へそれぞれコ
ピー紙を送り込むように作動する。ソレノイドが通電さ
れて切換爪103が回動し、上搬送部100内に案内さ
れたコピー紙は、搬送コロ108と従動コロ109の組
み合わせで構成された搬送装置にてプルーフトレイ11
6へ排出される。一方、ビン350を使用する仕分けま
たは堆積等のモード選択時には、コピー紙は切換爪10
3に導かれて下方の斜向部受入コロ201へ送り込まれ
る。斜向部200は複写機本体より排出されたコピー紙
が中央基準である場合に、搬送路中にて手前端面基準へ
変更するためのユニツトである。そして、斜向部200
より送り出されたコピー紙は、図2に示す下搬送ガイド
板308,309,310に案内され、搬送コロ30
1,302、および従動コロ305,306にて偏向部
Bへ送られる。偏向部Bは偏向部排出コロ304、およ
び従動コロ307、偏向ガイド板311、偏向爪312
にて構成され、各偏向爪312は個々にソレノイドにて
偏向作動可能となつている。指定されたモード条件に応
じて、偏向爪312をソレノイドにより回動させて各々
のビン350へコピー紙Pを導き、積載させる。
【0009】図4は揺動装置500の概略を示す斜視
図、図5は揺動装置500とビン350の関係を示す平
面図、図6は揺動装置500の側面図である。ビン35
0の一側縁部にはビンフエンス460が立設されてお
り、このビンフエンス460が設けられている縁部と直
交関係にある他側縁部にビン後端立上がり部508が立
設されている。さらに、ビンフエンス460が設けられ
ている縁部と反対側の縁部には長穴部511が設けれら
ている。図5のように、ビン後端立上がり部508から
長穴部511までの距離aは、ビン後端立上がり部50
8からビンフエンス460までの距離bより大きく、距
離bとビンフエンス460の幅cとの和(b+c)より
小さな値となるように設けられている。図4ないし図6
に示すように、各ビン350に設けられている各長穴部
511内を上下方向に突き通すようにして揺動軸502
が立設されている。この揺動軸502は用紙束の端面部
に当接して位置揃えを行うためのものである。また、図
4および図6に示すように、揺動軸502の上端部およ
び下端部はホルダー504a,504bの凹部の中に入
つており、ビン350群の上方および下方には揺動軸5
02の揺動方向とほぼ同方向に延びるタイミングベルト
507aおよび507bがそれぞれ配置されている。そ
して、これらの各タイミングベルト507a,507b
の凹部に対してホルダー504a,504bの凸部が入
り込んで固定されている。各タイミングベルト507
a,507bがそれぞれ掛けられているプーリ509,
510,512,516の中、プーリ509と516は
上下方向に立設されている駆動軸514の両端部にそれ
ぞれ固定されている。さらに、下側のタイミングベルト
507bはサイズ移動モータ515の回転軸に設けられ
たプーリ512に掛けられている。揺動軸502のサイ
ズによる移動はサイズ移動モータ515に与えるパルス
数により制御している。
【0010】ある用紙サイズが指定されると、サイズ移
動モータ515の駆動により揺動軸502は移動して、
排出されてくるコピー紙Pと一定の間隔(本実施例では
10mm)を置いた位置に停止する。コピー紙Pの排紙
が終了し、コピー紙Pがビン後端立上がり部508に落
下すると同時に、揺動軸502をコピー紙P側に動か
し、コピー紙P端面よりある一定の食込み量(本実施例
では5mm)を有するように、サイズ移動モータ515
の回転量が制御されている。なお、揺動軸502はコピ
ー紙を押し終えて戻る時に、一時コピー紙サイズ幅の位
置で停止させた後、定位置に戻す方式や、揺動軸502
の動くスピードを可変する方式により一度揃つたコピー
紙Pが紙の腰により、ビンフエンス460から再び離れ
てしまうのを防止する。コピー紙P束は揺動軸502に
よりビンフエンス460側に押し付けられ、その結果、
コピー紙P束の一側端面部の位置揃えが行われる。他側
端面部の位置揃えを行うビンフエンス460と直交する
ビン立上がり部508に、コピー紙Pを突き当てて紙揃
えを行う方法として、ビン350の傾斜を利用してコピ
ー紙Pを落下させる方式を使用している。上述のように
して位置揃えが行われたコピー紙P束は、後述する綴じ
動作などの各種後処理が実行された後に、図5の矢印x
方向に取り出される。この取り出し方向には取り出しの
支障となるものは何ら存在しないので、コピー紙P取り
出し動作は容易に行われることとなる。なお、503
a,503bは揺動軸502を支持するバネである。
【0011】次に、ステイプラ装置700について説明
する。図7はステイプラ装置700の斜視図である。多
段にわたつて設けられたコピー紙堆積用のビン350の
側部に、ステイプラ装置700が配置されている。ステ
イプラ装置700においては、ステイプラ701および
チヤツキング部615が板状のブラケツト703の上部
に取り付けられ、それぞれ固定されている。ステイプラ
701は図示を省略した各ビン上に堆積された仕上げ後
のコピー紙P束のそれぞれに対して針を打ち込むための
ものであり、チヤツキング部615は各ビン350上の
コピー紙P束を把持して、ほぼ水平に移送させるための
ものである。駆動モータ720と駆動力伝達機構によつ
て、駆動ベルト717が搬送駆動され、それによりステ
イプラ701およびチヤツキング部615の上下方向の
移送動作が行われるようになつている。図1はステイプ
ラ装置700の動きを分かり易くするための説明図であ
る。この図に従つて、ビン350上に排出されたコピー
紙Pとチヤツク部620の動きとステイプラ701の位
置を説明する。ビン350上に排出されたコピー紙Pは
730dで示すような位置に排出される。その後、既述
した揺動装置500によつて、ビンフエンス460に当
接する位置(チヤツク部620によって把持される
置)730eにえられる。その後、綴じ動作が開始さ
れると、チヤツク部620は一点鎖線の位置620bか
ら他の一点鎖線の位置(把持位置)620cに移動し、
チヤツク部620を閉じてコピー紙P束を挟み、実線の
位置620aにて停止する。この動作によりコピー紙P
束は730fの位置(綴じ位置)まで移動し、ステイプ
ラ701により、ビン350上の複数枚のコピー紙P束
が綴じられる。その後、チヤツク部620は一点鎖線の
位置(把持解除位置)620dに移動し、チヤツク部6
20を開いてコピー紙P束を解放することにより、コピ
ー紙P束はチヤツク部620が用紙を挟まれた位置(把
持位置)620cよりもビン350の内側の把持解除位
置(620d)に戻されるので、コピー紙P束はチヤツ
ク部620の把持位置(620c)から離れた位置(把
持動作における把持部の進行方向の下流側位置)に戻さ
れることとなる。これで1つのビン350に対する仕事
が終了し、次のビン350へ移動し、さらに、この動作
を繰り返す。
【0012】図8はチヤツキング部615の正面図であ
る。図に示すように、チヤツキング部615はビン35
0上のコピー紙P束を把持するチヤツク部620と、こ
のチヤツク部620をほぼ水平方向に往復移動させる往
復移動機構(シート把持手段移動手段)640とを備え
ている。チヤツク部620において、基板621に対し
て一対の揺動レバー上622と揺動レバー下624が揺
動自在に取り付けられており、この揺動レバー上622
と揺動レバー下624がソレノイド626により作動さ
れることによつてチヤツク上(把持部)623と、チヤ
ツク下(把持部)625がコピー紙P束を把持するよう
に作動する(把持動作)。往復移動機構640には枠体
641にチヤツク部スライド用の軸642が固定されて
おり、この軸642に基板621に固定された軸受62
9が係合されて案内され、チヤツク部620が往復移動
する。また、枠体641にはチヤツク部620をコピー
紙P束側に進退せしめるタイミングベルト643が設け
られている。チヤツク部620とタイミングベルト64
3は基板621のアーム部621aにて固定されてい
る。タイミングベルト643の両端はプーリ644,6
45に掛け渡されており、一方のプーリ644はステツ
ピングモータ646に取付けられている。このステツピ
ングモータ646の駆動によりプーリ644が回転し、
タイミングベルト643が移動する。タイミングベルト
643の移動により、アーム部621aを介してタイミ
ングベルト643に固定されたチヤツク部620が往復
移動するようになつている。また、枠体641には位置
センサ650が設置されており、一方、基板621には
検知対象として検知板630が立設されていて、この位
置センサ650によりチヤツク部620のホームポジシ
ヨンを検知している。
【0013】このような構成を有するソータにおいて、
ステイプルモードが開始されると、まず図7に示す駆動
ベルト717によつて、ステイプラ701およびチヤツ
キング部615が一体的に上下動し、ステイプラ701
およびチヤツキング部615が針を打ち込むべきコピー
紙P束を堆積する所定のビン350に向かつて移送さ
れ、位置センサ727からの信号に基づいて所定のビン
350に近接する位置に停止させられる。この時にはソ
レノイド626は非通電状態にあり、従つて、上下のチ
ヤツク623,625が開放状態に置かれている。ま
た、上述の動作と共に、後述するフエンスモータ462
を駆動させ、ビンフエンス460を開放する。次に、ス
テツピングモータ646が所定量回転し、タイミングベ
ルト643を移動させ、チヤツク部620をコピー紙P
束に向かつて往動させる。なお、ステツピングモータ6
46の回転速度を変えることにより、チヤツク部620
の移動時の速度制御を行つている。本実施例の場合、チ
ヤツク部620が揃え済みのコピー紙束をチヤツク上下
623,625で把持し、綴じ位置まで復動する時の移
動開始時に徐々に加速し、停止時に徐々に減速すること
により、揃え済みのコピー紙Pが加減速時の慣性により
ばらつくことを防いでいる。同じ距離を同じ時間内で動
く場合、慣性力の最大値が最も小さいのが等加速度運動
であるため、本実施例では等加速度で加減速している。
【0014】その後、チヤツク上下623,625がコ
ピー紙P束を把持可能な位置まで移動すると、そこで停
止し、それと同時にソレノイド626が通電される。図
10はチヤツク上下623,625がコピー紙P束を把
持するために、ビン350に向かつて近接する様子を示
す模式図である。図10に示すように、チヤツク上62
3は綴じられるコピー紙P束が載置されているビン35
0bの直上のビン350aの上の高さまで拡開されてい
るので、必ず巻き癖が付いたコピー紙Pよりも高い位
置でビン350間に侵入する。この際、チヤツク部62
0の把持解除位置を把持位置よりも下流側にしてあるの
で、すなわち、図10に示すように、綴じ処理済みの直
上のビン350aのコピー紙P束の端dが、これから綴
じ処理しようとしている真下のビン350bのコピー紙
束の端より内側(図の左側)に載置されているの
で、真下のピン350bのコピー紙P 束を把持すると
きにチャック上623が真上のビン350aのコピー紙
P束の端dに衝突せずに真下のピン350bのコピー紙
P1束を把持できるようになっている。そして、ソレノ
イド626の通電によつてチヤツク上下623,625
が閉じられ、巻き癖が付いたコピー紙Pを含むコピー
紙P束の端縁部分がチヤツク上下623,625に把持
される。なお、チヤツク上下623,625によつてコ
ピー紙P束の隅の一点のみを把持していると、紙引寄せ
時の慣性で、コピー紙P束に回転モーメントが加わり、
コピー紙P束がビン350上で斜向してしまい、綴じ位
置がばらつくといつた問題があるため、本実施例ではコ
ピー紙P束の複数個所を把持し、慣性による回転モーメ
ントが加わつてもコピー紙P束が斜向しないようにして
いる。次に、ステツピングモータ646の逆転により、
チヤツク部620はコピー紙P束を把持したまま元の位
置に復動し、それによつてコピー紙P束がほぼ水平方向
に平行移動してステイプラ701側に引寄せられる。そ
してコピー紙P束の端縁部分が綴じ動作可能な位置まで
移送されると、そこでコピー紙P束は停止する。その
後、ステイプラ701によりコピー紙P束の端縁部分に
対して針の打ち込みが行われることとなる。綴じ動作が
終了すると、ステツピングモータ646が正転し、チヤ
ツク部620が前進し、綴じ処理済みのコピー紙P束を
ビン350上の元の位置(前記把持位置)より少し内側
の位置(前記把持解除位置)に戻した後、ソレノイド6
26の通電が遮断される。これにより、今まで閉じてい
たチヤツク上623とチヤツク下625が開くことにな
る。その後、再度ステツピングモータ646の逆転によ
り、チヤツク部620は所定の位置まで後退する。その
後、ステイプラ701およびチヤツキング部615は次
のビン350に向かつて下方に移送され、そこで上述し
た動作と同様の綴じ動作が繰り返される。全てのコピー
紙P束に対して綴じ処理が行われると、ステイプラ70
1は上昇し、最上位のホームポジシヨンに戻される。
【0015】図9はビン350およびビンフエンス46
0を示す斜視図である。図において、ビンフエンス46
0は各ビン350に押し当てられ、全てのビン350の
紙揃えを1枚板で行うようにしている。ビンフエンス4
60は上下端の回転支点460aおよび460bで回転
自在に取り付けられている。回転支点460bにはギヤ
460cを有し、ギヤ460cにはギヤ461が噛合さ
れており、ギヤ461は駆動モータ462により駆動さ
れる。コピー紙Pの揃え動作を行う時、ビンフエンス4
60は図9に示すように、ビン350と向かい合つて紙
揃えを行う。仕分け動作を全て終了してから綴じ動作を
行う時はビンフエンス460は約90°回転してビン3
50から離れ、コピー紙Pを綴じ位置まで移動できるよ
うになつている。
【0016】図11はソータにおける制御系のブロツク
図である。本制御系は制御手段であるCPU800を中
心にROM801、RAM802、1/Oポート80
3,806、クロツクタイマコントローラ804(以
下、CTCと略す)、ユニバーサルアシンクロナスレシ
ーバトランシーバ805(以下、UARTと略す)にて
構成されるマイクロコンピユータ制御システムである。
プログラムを書き込んだROM801により随時RAM
802を利用しつつ、後述するセンサスイツチ(SW)
群からの信号をI/Oポート806を介して受け、I/
Oポート803、CTC804の出力により、SSR8
07、各種ドライバ808,809,810,811,
812、相信号生成部813を介し後述する各負荷を制
御している。また複写機とはレシーバ814、ドライバ
815を介しUART805により、光フアイバ(図示
せず)にて接続し、各ステータス、指示信号の遣り取り
を行つている。複写機と遣り取りしている信号のうち複
写機からソータのステイプラ装置700に送られてくる
信号には、ソータ始動信号、複写機排紙信号、ステイプ
ル開始信号、ステイプル終了信号、システムリセツト信
号、サービスコールリセツト信号(S.Cリセツト)、
ステータス要求信号、モード信号、サイズ信号、排出ビ
ン指示信号等があり、ステイプラ装置700から複写機
に送る信号としては、機種認識信号、トレイ紙有信号、
スタツクオーバー信号、ビンオーバー信号、カバーオー
プン信号、針無信号、JAM信号、ステイプル不可信
号、排紙信号、WAIT信号、BUSY信号、モード終
了信号、ステイプルカウント信号、異常信号等がある。
【0017】図12および図13は本実施例の全体動作
のフローチヤートである。まず、複写機から送られる動
作モード信号を受信し(ステツプ1−1)、コピー開始
後、サイズ信号を受信し(ステツプ1−2)、続いてソ
ータ始動信号の受信を判断する(ステツプ1−3)。こ
の受信で動作モード信号によりソータモータ(仕分け、
堆積動作時)、またはプルーフモータ(試し刷り、割込
動作時)を起動させる。プルーフモードが選択された場
合(ステツプ1−4でYES)について説明する。ま
ず、プルーフモータ117を起動させた後(ステツプ1
−5)、切換SOLを付勢し(ステツプ1−6)、排紙
信号を受信すると(ステツプ1−7)、入口ガイド10
2より搬入された(ステツプ1−8でYES)コピー紙
Pを上部のプルーフトレイ116に排出する。コピー紙
P排出後(ステツプ1−9でYES)、排紙信号を複写
機に送信し(ステツプ1−10)、搬入されたコピー紙
Pが排紙完了したことを知らせる。以下、全原稿のコピ
ー終了までこの動作を繰り返す。この時、コピー紙Pの
紙詰まり検出も行つている。コピー終了後は(ステツプ
1−11でYES)、切換SOL、プルーフモータ11
7の通電を遮断させ(ステツプ1−12)、次のコピー
作動まで待機する。
【0018】次に仕分け、堆積モードについて説明す
る。まず、ソータモータ313を起動させた後(ステツ
プ1−13)、サイズ信号などにより揺動可、不可を判
断し(ステツプ1−14)、揺動可の場合は、受け取つ
たサイズ信号に該当する位置へ揺動軸502を移動させ
る(ステツプ1−15)。次に、複写機からコピー紙P
が排出される時に、その排出されるコピー紙Pの排出先
ビン指示信号と排出信号が複写機より送信される(ステ
ツプ1−16でYES)。排出先のビン350の確定は
排出信号を受信したことにより行う(ステツプ1−1
7)。複写機からコピー紙Pが搬入されると(ステツプ
1−18)、入口センサがコピー紙Pを検知し、この入
口センサの検知信号によりタイミングをとつて排出先ビ
ン指示信号により決められた偏向ソレノイド(SOL)
を付勢し(ステツプ1−19)、コピー紙Pを指示され
たビン350へと導く。コピー紙Pが排出された時(ス
テツプ1−20でYES)、複写機に排紙信号を送信し
(ステツプ1−21)、ビン350上へ確実に排紙した
ことを複写機に知らせる。この信号により、複写機は次
の排出先や紙詰まり回復処理後の排出先などを決めてい
る。コピー紙Pが排出されてビン350上に載り、コピ
ー紙Pの動きが落ち着くまでの適当な時間(300m
s)経過後(ステツプ1−22)、サイズ移動モータ5
15を起動させ、揺動軸502を動かすことにより(ス
テツプ1−23)、排出方向に対し垂直方向(横)への
紙揃えを行う。なお、揺動軸502を動かすタイミング
はコピー紙Pの後端を排紙センサ322,324にて検
出し、それを基準に行つている(ステツプ1−24)。
以上の動作をコピー排出毎に行い、仕分け処理が施され
て行く。このようにして仕分け動作が終了すると(ステ
ツプ1−25でYES)、ソータモータ313が停止し
(ステツプ1−26)、綴じ動作がなされる。ステイプ
ル開始信号を受信すると(ステツプ1−27でYE
S)、ステイプラ装置700が作動し(ステツプ1−2
8)、積載されたコピー紙Pへの綴じ動作を行う。綴じ
動作が終了すると(ステツプ1−29でYES)、ステ
イプラ装置700と揺動軸502はホームポジシヨンへ
移動する(ステツプ1−30)。なお、ビン350への
コピー紙Pの積載枚数が綴じ処理可能枚数(本実施例で
は30枚)を超えた後は、排紙されたコピー紙Pに対し
ての綴じ動作を禁止すると共に、仕分けの妨げになる揺
動を止め、揺動軸502をホームポジシヨンへ退避させ
ている。
【0019】ステイプル動作を図14ないし図22のフ
ローチヤートにしたがつて説明する。まず、仕分け終了
後、ビン350上にコピー紙Pが載つている場合に、複
写機からステイプル開始信号が送信され、ソータがこの
信号を受信し、シーケンスカウンタを0とすることから
動作を開始する(ステツプ4−1)。次に、ホームポジ
シヨンにあるステイプラ装置700を綴じ処理を施す先
頭のビン350へ移動させる(ステツプ4−2)。さら
に、フエンスモータ462を起動させ、綴じ位置までコ
ピー紙Pを移動できるようにビンフエンス460を開放
する。なお、この時、システム生産性を上げるためフエ
ンスモータ462は最大出力にて最高速で駆動される。
ステイプラ装置700が先頭ビンに移動した後は、ステ
ツプ4−4からステツプ4−44の判断ステツプでのス
テイプル動作シーケンスカウンタの値に基づき動作を進
めていく。ステイプラ装置700が先頭ビンに移動終了
した時、ステイプルシーケンスカウンタの値は0から1
にセツトされる(ステツプ4−3)。ステイプルシーケ
ンスカウンタの値が1の時(ステツプ4−4)は、図1
5のように、チヤツクモータ(ステツピングモータ)6
46を起動させ(ステツプ4−5)、チヤツク部620
を前進させる。移動量はステツピングモータであるの
で、移動量に相当するパルス数により決まる(ステツプ
4−6)。また、この時の移動量はチヤツク部620が
ホームポジシヨン(チヤツクホームセンサ650がオン
の位置)から、ビン350上のコピー紙P束を把持でき
る位置までの量である。チヤツク部620の前進が終了
すると(ステツプ4−7)、ステイプルシーケンスカウ
ンタへ2をセツトし(ステツプ4−8)、次へ動作を進
める。ステイプルシーケンスカウンタの値が2の時は、
図16のように、チヤツクSOL626を付勢し(ステ
ツプ4−10)、これにより、コピー紙P束の把持を行
う。そして、ステイプルシーケンスカウンタへ3をセツ
トし(ステツプ4−11)、次へ動作を進める。
【0020】ステイプルシーケンスカウンタの値が3の
時は、図17のように、タイマを始動させ(ステツプ4
−13)、その状態を0.2秒間保持する。0.2秒経
過後(ステツプ4−14でYES)、タイマを停止させ
(ステツプ4−15)、ステイプルシーケンスカウンタ
へ4をセツトし(ステツプ4−16)、次へ動作を進め
る。ステイプルシーケンスカウンタの値が4の時は、図
18のように、チヤツクモータ646を起動させ(ステ
ツプ4−18)、チヤツク部620をホームポジシヨン
へ移動させる。チヤツク部620のホーム移動終了を検
知するチヤツクホームセンサ650がオンし(ステツプ
4−19)、チヤツク部620のホームポジシヨンへの
移動が終了すると、チヤツクモータ646を停止させる
(ステツプ4−20)。そして、ステイプルシーケンス
カウンタへ5をセツトし(ステツプ4−21)、次へ動
作を進める。この時のチヤツクモータ646の回転速度
は、把持したコピー紙P束がずれないように均等加速度
運動をするようにしている。本実施例では600pps
から始めて2000ppsまで、徐々に加速している。
【0021】なお、移動速度の値は本体からのサイズ信
号と排紙カウンタの値に基づき、コピー紙Pが大きかつ
たり積載枚数が多い時は移動速度を遅くし、移動の際の
揃えられたコピー紙P束のずれを防ぎ、逆に、コピー紙
Pが小さかつたり、積載枚数が少なかつたりした時は移
動速度を速くし、生産性の向上を図つている。速度を変
更するための情報としては、他に紙の厚みなどがある。
また、ステイプルシーケンスカウンタ1の時のチヤツク
前進の時や、後述するステイプルシーケンスカウンタ7
の時のチヤツク後進の時のように、チヤツク部620に
コピー紙Pがない時は、最高速であることは言うまでも
ない。さらに、後述するステイプルシーケンスカウンタ
6の時のチヤツク前進の時のように、綴じ済みの用紙を
把持している時は、コピー紙P束がもうずれることがな
いため、コピー紙P束に傷等の不具合が生じない程度の
高速で移動させる。
【0022】ステイプルシーケンスカウンタの値が5の
時は、図19のように、紙有無センサ675の出力を確
認し(ステツプ4−23)、紙有りの時はステイプルモ
ータを起動させ(ステツプ4−24)、コピー紙P束の
綴じ動作を行う。綴じ動作終了をステイプルホームセン
サ650により検知し(ステツプ4−25)、ステイプ
ル動作を終了し(ステツプ4−26)、ステイプルシー
ケンスカウンタへ6をセツトし(ステツプ4−27)、
次へ動作を進める。紙有無センサ675の出力が紙無で
ある時は、綴じ動作を行わずチヤツクSOL626を遮
断し(ステツプ4−24)、ステイプルシーケンスカウ
ンタを8にセツトし(ステツプ4−25)、次の動作に
移る。ステイプルシーケンスカウンタの値が6の時は
(ステツプ4−30)、図20のように、綴じられたコ
ピー紙P束をビン350に戻すため、再びチヤツクモー
タ646を前進させる(ステツプ4−31)。設定パル
ス分だけ送つた後(ステツプ4−32でYES)、チヤ
ツクモータ646を停止させ(ステツプ4−33)、チ
ヤツクSOL626を遮断し(ステツプ4−34)、チ
ヤツクアーム622,624のコピー紙P束の把持を開
放する。その後、タイマを始動させ(ステツプ4−3
5)、チヤツクSOL626の応答時間0.2秒を見た
後(ステツプ4−32でYES)、タイマを停止させ
(ステツプ4−37)、ステイプルシーケンスカウンタ
を7にセツトし(ステツプ4−38)、次の動作に移
る。なお、前述の動作中は紙有無センサ675の出力を
調べて、チヤツクモータ646の動作が終了しても紙有
無センサ675の出力が紙有り状態から紙無し状態へと
変化しない場合、綴じ動作に異常があつたと判断し、綴
じ動作異常として綴じ動作を中断する。
【0023】ステイプルシーケンスカウンタの値が7の
時は図21のように、下のビン350に移動するのにチ
ヤツク部620がビン350に当たらない程度まで後進
させる。これにより、1ビン当たりのコピー紙P束を把
持してから綴じ動作終了までの時間が短縮でき、システ
ム生産性が上がる。即ち、チヤツクモータ646を始動
させ(ステツプ4−40)、チヤツクモータ646を設
定パルス分、後進させ、後進動作の後(ステツプ4−4
1でYES)、チヤツクモータ646を停止させる(ス
テツプ4−42)。その後、ステイプルシーケンスカウ
ンタを8にする(ステツプ4−43)。綴じ動作終了、
即ち、ステイプルシーケンスカウンタが8の時は図22
のように、上下移動モータ720を起動させ(ステツプ
4−45)、ステイプラ装置700を上昇させる。そし
て上下ホームセンサ727が検知信号を出力したところ
で(ステツプ4−46でYES)、上下移動モータ72
0を停止させる(ステツプ4−47)。その後、ステイ
プルシーケンスカウンタを0とする(ステツプ4−4
8)。前述の綴じ動作はコピー紙Pが排出されたビン3
50についてのみ行われ、コピー紙Pが排出されていな
いビン350については、当該ビン350に停止するこ
となく次のビン350に移動することによりシステム生
産性を上げている。また、ステイプルシーケンスカウン
タ1および6にて設定されるチヤツクモータ646のパ
ルス数は綴じ位置を変化させるための数値であり、この
パルス数を増減させることにより、綴じ位置の補正を行
うことが容易になる。この増減量は本装置のデイツプス
イツチからの入力データ、または、複写機から送信され
るコマンドデータによつて可変となる。上述のステイプ
ルシーケンスカウンタ0から8までの動作は綴じ動作が
終了するまで行われる。その後、サイズ移動モータ51
5を起動させて、サイズホームセンサ501が検知信号
を出力したところでサイズ移動モータ515を停止させ
る。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、シート綴じ手段による綴じ動作は上方のシ
ート収納手段から下方のシート収納手段へ順次行われる
ようにした用紙処理装置において、把持解除位置は、把
持位置よりも把持部が綴じ位置に移動する動作における
把持部の進行方向の下流側であるため上方のシート収
納手段のシート束の端は下方のシート収納手段のシート
束の端より内側にあるので、上向きに巻き癖が形成され
たシートがシート収納手段に搬入された場合でも、下段
のシート収納手段のシート束を把持するときに把持部が
真上のシート収納手段のシート束の端に衝突せずに、
ート把持手段が巻き癖が形成されたシートを含むシート
束を確実に把持してシート綴じ手段の綴じ位置まで移動
し、綴じることができる。請求項2記載の発明によれ
ば、シート把持手段移動手段によつて把持部が把持位置
に進行している時、複数のシートを上側から把持する把
持部の先端縁が当該複数のシートを収納したシート収納
手段の直上のシート収納手段の底面より上方まで拡開さ
れているので、シート収納手段に搬入されたシートが大
きく上向きに巻き癖が形成されたものであつても、シー
ト把持手段が巻き癖が形成されたシートを含むシート束
を確実に把持して移動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステイプラ装置の動きを示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る用紙処理装置の正面図
である。
【図3】その用紙処理装置の平面図である。
【図4】揺動装置の概略を示す斜視図である。
【図5】揺動装置とビンとの関係を示す平面図である。
【図6】揺動装置の側面図である。
【図7】ステイプラ装置の斜視図である。
【図8】用紙引き寄せ装置の正面図である。
【図9】ビンフエンスの斜視図である。
【図10】チヤツクがビンに向かつて近接する様子を示
す説明図である。
【図11】装置全体の制御系のブロツク図である。
【図12】全体動作のフローチヤートである。
【図13】全体動作のフローチヤートである。
【図14】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図15】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図16】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図17】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図18】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図19】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図20】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図21】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図22】ステイプル動作のフローチヤートである。
【図23】従来例に係るチヤツクがビンに向かつて近接
する様子を示す説明図である。
【符号の説明】
700 ステイプラ装置 800 CPU(制御手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/11 B65H 37/04 G03G 15/00 534 B42C 1/12 B42B 4/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多段に積装され、搬入されたシートを収
    納可能な複数のシート収納手段と、 該シート収納手段に順次、シートを分配するシート分配
    手段と、 前記シート収納手段に搬入されたシートを揃えるシート
    揃え手段と、 該シート揃え手段によつて揃えられた複数のシートを、
    その上下面で把持する把持部を有するシート把持手段
    と、 該シート把持手段を、前記把持部が前記シート収納手段
    上の複数のシートを把持する把持位置と、把持された複
    数のシートを綴じる綴じ位置と、綴じられた複数のシー
    トの把持を解除する把持解除位置とに移動させるシート
    把持手段移動手段と、 前記シート把持手段移動手段により前記綴じ位置へ移動
    させられた複数のシートの一端を綴じるシート綴じ手段
    を備え 前記シート綴じ手段による綴じ動作は上方のシート収納
    手段から下方のシート収納手段へ順次行われるようにし
    用紙処理装置において、 前記把持解除位置は、前記把持位置よりも前記把持部が
    前記綴じ位置に移動する動作における前記把持部の進行
    方向の下流側であることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記シート把
    持手段移動手段によつて前記把持部が前記把持位置に進
    行している時、複数のシートを上側から把持する前記把
    持部の先端縁が当該複数のシートを収納したシート収納
    手段の直上のシート収納手段の底面より上まで拡開さ
    れていることを特徴とする用紙処理装置。
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