JP3423419B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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JP3423419B2 JP16409994A JP16409994A JP3423419B2 JP 3423419 B2 JP3423419 B2 JP 3423419B2 JP 16409994 A JP16409994 A JP 16409994A JP 16409994 A JP16409994 A JP 16409994A JP 3423419 B2 JP3423419 B2 JP 3423419B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等に装備さ
れ、排出された用紙束の縦方向と横方向の整合を行う用
紙揃え機構、及び整合された用紙束の綴じを行うステー
プル装置を有する用紙後処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機等に装備される用紙後
処理装置(フィニッシャ)においては、複写機より排出
された用紙を複数枚まとめた用紙束を、用紙揃え機構に
よって縦・横方向を整合した後、ステープル装置によっ
て綴じを行っている。この用紙揃え機構は、用紙の横方
向の整合を行うジョガーフェンス、縦方向の基準になる
後端フェンス、用紙の縦方向の整合を行う戻しローラを
備えており、前記ジョガーフェンスは横方向に往復運動
して用紙の横揃えを行い、そして、図10に示すよう
に、前記戻しローラ5は、ソレノイド(図示しない)の
オン・オフによって振り子運動をして用紙Pに打ち当
て、用紙を前記後端フェンス19に突き当てて用紙の縦
揃えを行う。この動作において、戻しローラの動作とジ
ョガーフェンスの往復運動(ジョギング)とが干渉する
と、著しく横揃えが悪くなるために、戻しローラのソレ
ノイドがオフしてからジョギングを開始するように制御
されていた。
【0003】
【発明が解課決しようとする課題】しかしながら、上記
従来の用紙後処理装置においては、戻しローラの動作開
始タイミングが常に一定であると、図11に示すよう
に、揃える用紙束の枚数が多くなった(例えば50枚)
時、用紙Pが紙送りローラ(ブラシローラ)6から十分
離れない内に戻しローラ5のたたき動作が行われること
になり、用紙Pは後端フェンス19方向へ行かずに紙送
りローラ6の紙搬送路方向へ押し戻され、縦方向の整合
がうまく行われずに逆流ジャムに至るという問題点があ
った。近年、用紙後処理装置、ソータステープラ等の綴
じ枚数の規格値を大きくする必要が増大するのに伴っ
て、このような問題が生じるようになった。この対策と
して、用紙の送りを全体的に速くしてしまうと、逆に戻
しローラ5の動作が遅れるようになり、たたき逃す可能
性があった。そこで、この発明は、上述した従来の問題
点を解消して、揃える用紙束の枚数が多くなっても、戻
しローラによる用紙の縦方向の整合を正常に行うことが
できる用紙後処理装置を提供することを課題としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨は、請求
項1では、排出された用紙束の横方向の整合を行うジョ
ガーフェンス、縦方向の基準になる後端フェンス、縦方
向の整合を行う戻しローラ、整合された用紙束の綴じを
行うステープル装置を有する用紙揃え機構と、この用紙
揃え機構へ送られる用紙の後端を検知する排紙センサと
を備え、前記用紙束の整合の動作タイミングの制御を、
前記排紙センサによる用紙の後端検出により用紙毎に行
う用紙後処理装置において、前記排紙センサが前記用紙
後端を検出してから、所定時間経過後に前記戻しローラ
が動作開始するように制御する整合制御手段を備え、前
記整合制御手段は、前記所定時間が、前記用紙揃え機構
へスタックされる用紙の枚数の増加に応じて長くなるよ
うに制御することである。
【0005】また、請求項2では、排出された用紙束の
横方向の整合を行うジョガーフェンス、縦方向の基準に
なる後端フェンス、縦方向の整合を行う戻しローラ、整
合された用紙束の綴じを行うステープル装置を有する用
紙揃え機構と、この用紙揃え機構へ送られる用紙の後端
を検知する排紙センサとを備え、前記用紙束の整合の動
作タイミングの制御を、前記排紙センサによる用紙の後
端検出により用紙毎に行う用紙後処理装置において、前
記排紙センサが前記用紙後端を検出してから、所定時間
経過後に前記戻しローラが動作開始するように制御する
整合制御手段を備え、前記整合制御手段は、前記用紙揃
え機構へスタックされる用紙の枚数が所定枚数に達する
毎に、段階的に前記所定時間を長くするように制御する
こと、また、請求項3では、前記排紙センサは、前記用
紙後端を検知後、即、前記戻しローラへオン命令を出し
た場合でも、用紙が戻しローラで整合可能となるような
位置に配置されていることである。
【0006】
【作用】したがって、請求項1では、排紙センサが用紙
後端を検出すると、その信号が整合制御手段へ入力さ
れ、整合制御手段は、用紙後端の検出から所定時間が経
過後に、戻しローラが動作開始するように制御する。こ
の時、前記所定時間は、用紙揃え機構へスタックされる
用紙の枚数の増加に応じて長くなるように制御される。
これにより、収納される用紙の枚数が多数であっても、
常に同じ条件下で戻しローラのたたき動作が行われる。
【0007】また、請求項2では、前記整合制御手段
は、前記用紙揃え機構へスタックされる用紙の枚数が所
定枚数に達する毎に、前記所定時間を長くするように、
即ち、用紙の枚数の増加に応じて段階的に所定時間を長
くするように制御する。これにより、所定時間のカウン
トが、より安定して行われる。また、請求項3では、前
記排紙センサは、前記用紙後端を検知後、即、前記戻し
ローラへオン命令を出した場合でも、用紙後端が戻しロ
ーラでたたかれ、整合可能となるような十分に近い上流
側に配置されており、機械上あるいは回路上の動作誤差
のために用紙の搬送が遅延しても、その誤差は十分吸収
される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1において、複写機(図示しない)からの用
紙排出搬送路入り口に、排紙センサ36、入り口ローラ
1、及び分離爪8が設けられ、この分離爪8により排紙
トレイ12方向に行く用紙と、ステープル装置11方向
へ行く用紙とが分けられる。排紙トレイ12方向の搬送
路には上搬送ローラ2、排紙センサ38、排出ローラ
3、寄せローラ7、紙面レバー13、紙面センサ33等
が配置され、ステープル装置11方向の搬送路には、下
搬送ローラ4、排紙センサ37、紙送りローラ(ブラシ
ローラ)6等が配置されている。下搬送ローラ4は後述
する搬送モータ54により駆動され、排紙トレイ12は
後述する上下モータ51、シフトモータ52により適宜
上下左右に移動される。このステープル装置11はステ
ープルトレイ51の下側に設けられ、ステープルトレイ
51には、用紙の整合を行うためのジョガーフェンス
9、及び戻しローラ5、ジョガーフェンス9の背後位置
に綴じた用紙束を排出するための放出ベルト10がそれ
ぞれ配置されている。
【0009】このジョガーフェンス9は、図2に示すよ
うに、ジョガーモータ26によりジョガーベルト49を
介して駆動され、戻しローラ5は戻しソレノイド30に
より振り子運動されるように構成されている。ジョガー
フェンス9の下側には、図3に示すように、用紙束を突
き当てるための後端フェンス19が設けられている。ま
た、ステープル装置11は、図4に示すように、ステー
プラ移動モータ27によりステープルベルト50を介し
て駆動され、横移動する。
【0010】ところで、前記排紙センサ37は、用紙の
後端を検知して即、戻しソレノイド30にオン命令を出
して戻しローラ5が作動しても、戻しローラ5が用紙の
後端に打ち当て可能な位置に配置されている。この実施
例では、排紙センサ37により、戻しローラ5へオン命
令を発し、戻しローラ5が作動するまで約100msを要
し、用紙の搬送速度が平均800mm/sであるから、排紙
センサ37は、紙送りローラ6より上流80mmの位置に
配置されている。
【0011】次に、当該用紙後処理装置に内臓されるマ
イクロコンピュータの回路構成について説明する。図5
に示すように、装置本体のコントロールパネル(図示し
ない)の各スイッチ、及び各センサからの信号がI/O
インターフェース60を介してCPU(中央処理装置)
70へ入力される。CPU70は、入力された信号に応
じて、排出トレイ12の上下モータ51、シフトモータ
52、及び切替えソレノイド53(分岐爪8用)、戻し
ソレノイド30、搬送モータ54、排紙モータ55、ス
テープルモータ56、放出モータ57(放出ベルト10
用)、ステープラ移動モータ27、ジョガーモータ26
を駆動させる。搬送モータ54のパルス信号はCPU7
0に入力されてカウントされ、このカウントに応じて戻
しソレノイド30が制御される。整合制御手段は、CP
U70、及びCPU70を動かす種々のオペレーション
プログラムによって構成される。
【0012】上記構成において、先ず、ステープルを行
わないノンステープルモードが選択された場合の動作に
ついて説明する。コピー済み用紙が入り口ローラ1によ
り受け入れられ、上搬送ローラ2で送られて排出ローラ
3により排出され、寄せローラ7により用紙の縦方向の
整合が行われ、排紙トレイ12にスタックされる。この
時、寄せローラ7は排紙センサ38が用紙後端を検知す
ると減速され、スタック性を向上させる。また、順次コ
ピー済み用紙が排紙されていくと、紙面レバー13及び
紙面センサ33により排出トレイ12は、上下モータ5
1の駆動により常に適切な高さに保たれる。また、ソー
ト及びスタックモード時には、装置本体の前記コントロ
ールパネル等から出される仕切信号により、排出トレイ
12をシフトモータ52によりシフトして仕分けがジョ
ブ終了まで行われ、ジョブ終了時に排出トレイ12を3
0cm程度下降する。
【0013】次に、ステープルモードが選択された場合
について説明する。ステープルモードが選択されると、
図2に示すように、ジョガーフェンス9はホームポジシ
ョンより移動し、用紙幅より片側が7mm離れた位置で待
機する。用紙が下搬送ローラ4(搬送モータ54で駆動
される)によって搬送され、用紙後端が排紙センサ37
を通過すると、ジョガーフェンス9が待機位置から5mm
内側にジョギング(矢印方向の往復運動)を行う。又、
排紙センサ37は、用紙後端の通過時点にそれを検知し
てその信号をCPU70に入力し、CPU70ではこの
信号の受信時点から搬送モータ54から発信されるパル
スをカウントし、所定パルス発信後に戻しソレノイド3
0をオンさせる。戻しローラ5は戻しソレノイド30の
オン・オフにより振り子運動し、オン時には用紙をたた
いて下方向に戻し、後端フェンスに突き当てて用紙の縦
揃えを行う。
【0014】この時、ステープルトレイ51に収納され
る用紙が、排紙センサ36(あるいは排紙センサ37)
を通過する度に、その信号がCPU70に入力されて、
用紙の枚数がカウントされる。CPU70において、そ
れが所定枚数に達する毎に、前記搬送モータ54から発
信されるパルスのカウント数を段階的に増加させ、用紙
の枚数が増加するのに応じて、排紙センサ37が用紙後
端を検知してから戻しソレノイド30がオンされるまで
の時間を長くするように制御する。
【0015】例えば、図6に示すように、ステープルト
レイ51に収納される用紙が10枚増加する毎に、前記
パルスのカウント数は1づつ増えて行くようにする。こ
の戻しソレノイド30のオン時間、即ち戻しローラ5の
動作時間は、搬送モータ54からの発信パルスが所定パ
ルス発信される間であって、その間オン状態が持続され
て、縦揃えが終了すると戻しソレノイド30はオフされ
る。この戻しソレノイド30がオフされて所定時間経過
後、ジョガーフェンス9はジョガーモータ26によって
2mm内側に移動して一端停止し、横揃えが終了する。ジ
ョガーフェンス9はその後7mm戻り、次の用紙を待つ。
この動作を最終ページまで繰り返し行う。最終ページで
は再び5mmのジョギングを行い、用紙後端を押さえてス
テープル動作に備える。
【0016】一方、ステープル装置11は、図4に示す
ように、ステープラ移動モータ27により、用紙のサイ
ズ、綴じの種類によって適切な位置に移動(矢印方向)
される。用紙揃え中はその位置で待機し、最終ページの
揃えが終了すると、ステープル動作を行う。なお、戻し
ローラ5によって用紙束の縦揃えが終了して、前記所定
時間経過後に横揃えを開始する場合、用紙束が厚くな
る、即ち用紙枚数が増加するに従って戻しローラ5の退
避が遅れ、これと横揃え動作が干渉して揃え不良が発生
するため、前記所定時間が用紙枚数の増加に応じて長く
なるように制御して、戻しローラ5が退避する時間的余
裕を与えるような構成にすることもできる。
【0017】次に、戻しソレノイド30の動作につい
て、前記マイクロコンピュータを動かすプログラムのフ
ローチャートから説明する。図7において、SOLJC
は、戻しソレノイド30を制御する(戻しローラ制御ル
ーチン)ためのジョブカウンタで、SOLJCに設定さ
れる0、1、2のデータによってSOLJB0、SOL
JB1、SOLJB2のサブルーチンへジャンプして処
理される。SOLJB0はリターンである。
【0018】SOLJB1は、図8に示すように、ステ
ップ1、2で転写紙のサイズチェックを行い、ステップ
3、4でステープルトレイ51に用紙が何枚収納されて
いるかをチェックする。この例では、30枚以上かをチ
ェックしている。この数値を変えることにより戻しソレ
ノイド30の動作タイミングが変わる。ステップ5〜9
では、排紙センサ37が用紙後端を検知した時から開始
する、搬送モータ54のパルスカウンタ(PLSC)の
カウント値を判定している。ステップ10では、戻しソ
レノイド30をオンして、ソレノイドオンタイマー(S
OLONT)の内容を0クリアし、戻しソレノイド30
を制御しているジョブカウンタ(SOLJC)に2を設
定して、SOLJB2のサブルーチンへ移行するように
している。このSOLJB2は、図9に示すように、ス
テップ1でソレノイドオンタイマー(SOLONT)の
内容が設定値50よりも大きくなっているかを判定し、
YESであれば、ステップ2で戻しソレノイド30をオ
フして、戻しソレノイド30を制御しているジョブカウ
ンタ(SOLJC)に0を設定し、戻しローラ制御ルー
チンからリターンするようにしている。これで、用紙束
に対する戻しソレノイド30の一連の動作が終了する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、排紙センサが前記用紙後端を検出してから、所定時
間経過後に前記戻しローラが動作開始するように制御す
る整合制御手段を備え、前記所定時間は、前記用紙揃え
機構へスタックされる用紙の枚数の増加に応じて長くな
るように制御されるので、ステープルトレイに収納され
る用紙の枚数に関わりなく、特に、50枚以上の多数枚
であっても、常に同じ条件下で戻しローラのたたき動作
が行われ、逆流ジャムや揃え不良の発生を防止すること
ができ、用紙の縦方向の整合を良好に行うことができ
る。
【0020】また、請求項2では、前記整合制御手段
は、前記用紙揃え機構へスタックされる用紙の枚数が所
定枚数に達する毎に、段階的に前記所定時間を長くする
ように制御するので、所定時間を用紙の枚数に逐一対応
して長くした場合に、(モータパルスの)パルス幅を小
さくしなければならず、カウント数が増え、読み飛ばし
によるバラツキが出るといった不具合を避けることがで
き、パルス幅を大きく取れて、所定時間のカウントを、
より正確で安定して行うことができる。また、請求項3
では、前記排紙センサは、前記用紙後端を検知後、即、
前記戻しローラへオン命令を出した場合でも、用紙が戻
しローラで整合可能となるような位置に配置されている
ので、機械上あるいは回路上の動作誤差のために用紙の
搬送が遅延する場合でも、その誤差を十分吸収すること
ができ、用紙の縦方向の整合を良好に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の用紙後処理装置を示す概略
構成図である。
【図2】用紙揃え機構の構成及び動作を示す斜視図であ
る。
【図3】戻しローラ近傍の各部材の配置を示す構成図で
ある。
【図4】ステープル装置の構成及び動作を示す斜視図で
ある。
【図5】この発明の装置に内臓されるマイクロコンピュ
ータの回路構成を示すブロック図である。
【図6】用紙収納枚数とパルスカウントとの関係を示す
特性線図である。
【図7】戻しローラの制御処理を示すフローチャートで
ある。
【図8】用紙枚数及びパルスカウントの判定処理を示す
フローチャートである。
【図9】戻しソレノイドの制御処理を示すフローチャー
トである。
【図10】従来の戻しローラの用紙1枚目の動作を示す
説明図である。
【図11】従来の戻しローラの用紙50枚目の動作を示
す説明図である。
【符号の説明】
5 戻しローラ 9 ジョガーフェンス 11 ステープル装置 19 後端フェンス 37 排紙センサ 70 整合制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G03G 15/00 530 G03G 15/00 530 534 534 (56)参考文献 特開 平4−358665(JP,A) 特開 平2−279388(JP,A) 特開 平6−156864(JP,A) 特開 平4−298458(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 37/04 B65H 9/14 B65H 31/34 B65H 39/11 B65H 43/00 G03G 15/00 530 G03G 15/00 534

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排出された用紙束の横方向の整合を行うジ
    ョガーフェンス、縦方向の基準になる後端フェンス、縦
    方向の整合を行う戻しローラ、整合された用紙束の綴じ
    を行うステープル装置を有する用紙揃え機構と、この用
    紙揃え機構へ送られる用紙の後端を検知する排紙センサ
    とを備え、前記用紙束の整合の動作タイミングの制御
    を、前記排紙センサによる用紙の後端検出により用紙毎
    に行う用紙後処理装置において、 前記排紙センサが前記用紙後端を検出してから、所定時
    間経過後に前記戻しローラが動作開始するように制御す
    る整合制御手段を備え 前記整合制御手段は、前記所定時間が、前記用紙揃え機
    構へスタックされる用紙の枚数の増加に応じて長くなる
    ように制御することを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】排出された用紙束の横方向の整合を行うジ
    ョガーフェンス、縦方向の基準になる後端フェンス、縦
    方向の整合を行う戻しローラ、整合された用紙束の綴じ
    を行うステープル装置を有する用紙揃え機構と、この用
    紙揃え機構へ送られる用紙の後端を検知する排紙センサ
    とを備え、前記用紙束の整合の動作タイミングの制御
    を、前記排紙センサによる用紙の後端検出により用紙毎
    に行う用紙後処理装置において、 前記排紙センサが前記用紙後端を検出してから、所定時
    間経過後に前記戻しローラが動作開始するように制御す
    る整合制御手段を備え、 前記整合制御手段は、前記用紙揃え機構へスタックされ
    る用紙の枚数が所定枚数に達する毎に、段階的に前記所
    定時間を長くするように制御することを特徴とする用紙
    後処理装置。
  3. 【請求項3】前記排紙センサは、前記用紙後端を検知
    後、即、前記戻しローラへオン命令を出した場合でも、
    用紙が戻しローラで整合可能となるような位置に配置さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の用紙
    後処理装置。
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