JP3258726B2 - 記録紙受け入れ装置 - Google Patents

記録紙受け入れ装置

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JP3258726B2 JP28255992A JP28255992A JP3258726B2 JP 3258726 B2 JP3258726 B2 JP 3258726B2 JP 28255992 A JP28255992 A JP 28255992A JP 28255992 A JP28255992 A JP 28255992A JP 3258726 B2 JP3258726 B2 JP 3258726B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排出された記録済み記
録紙の受け入れ装置に関し、特にトレイ上に排出される
記録紙のスタックに要する時間が記録紙サイズや搬送速
度に応じて異なることに着目して、該仕分け時のトレイ
のシフト開始タイミングを記録紙サイズに応じて異なら
せるようにした記録紙受け入れ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機などの画像形成装置に接続され、
排出されてきた記録済み記録紙を束ねた状態でステープ
ルしたり、仕分け、集積、孔開け、スタンプ押し等の後
処理を施す後処理装置としては種々のものが開発されて
いるが、後処理装置に設けた排紙トレイ上を排紙方向と
交差する方向に往復シフト可能に構成することにより、
排紙された記録紙を仕分け可能に構成したものがある。
また、画像形成装置の処理能力の向上により、画像形成
装置側から後処理装置へ向けて排出される記録紙の排出
間隔が短くなる一方で、上記従来の排紙トレイが記録紙
の仕分けに要する時間は一定であるため後処理動作サイ
クル周期は依然として短縮されておらず、画像形成装置
の処理速度の高速化に追随不能となり、全体としての処
理速度の遅延を招く原因となっている。また、後処理装
置によりステープル処理を受けた記録紙束を排紙トレイ
上に大量に積載する場合、ステープルされた箇所は同一
であるため、ステープルされた箇所が盛り上がり、記録
紙のスタック性が悪くなっていた。また、部数が多くな
ると、部数が数える手間がかかるという問題もあった。
【0003】
【発明の目的】記録紙の仕分け動作にかかる時間は、記
録紙が排紙トレイ上に排出されてからトレイ上での揃え
を完了するのに要した時間と、トレイをシフトさせるの
に要する時間との合計となる。また、排紙トレイによる
仕分け速度は、排紙される個々の記録紙のトレイ上への
落下速度により異なり、小サイズ記録紙ほど揃えに要す
る時間が短くて済む。本考案者は、これらの点に着目し
て排紙トレイのシフト開始タイミングを記録紙サイズ
小さいほど速くすることにより、仕分け動作に要する時
間の無駄を省き、システムとしての生産性を向上できる
後処理装置を提供することを目的としている
【0004】
【発明の構成】上記目的を達成するため、本願発明は、
画像形成装置から排出された記録紙を受け入れて後処理
を施す後処理装置において、該後処理装置は記録紙の排
出方向と直交する方向へ往復シフト可能な排紙トレイ
と、該排紙トレイのシフトタイミングを該排紙トレイ上
に排出される記録紙サイズが小さいほど速くする制御部
とを備えたことを特徴とする
【0005】
【0006】以下、本発明を添付図面に示した実施例に
より説明する。図1は本発明を適用した後処理装置の構
成説明図である。図1に示されている後処理装置(フィ
ニッシャー)は、画像形成装置Aの側部に備え付けられ
ており、上部側のシフト仕分け部I と、下部側のステー
プル部IIとから構成されている。まずシフト仕分け部I
の搬送経路には、複数の搬送ローラ及びそれに従動する
従動コロが配されている。第1の搬送ローラ101の回
転軸は第1のタイミングベルト104を介して搬送駆動
モータM1の回転軸に接続されており、これによって駆
動力を得る。前記第1の搬送ローラ101の回転軸は図
示を省略した第2のタイミングベルトにより他の搬送ロ
ーラの回転軸及び排出ローラ102の回転軸さらには寄
せ用ファーブラシ103の回転軸にも接続され、これら
を駆動するようになっている。
【0007】また最上流の搬送ローラ101の直前部分
には入り口センサSN1が設けられているとともに、排
出ローラ102の直前部分には排出センサSN2が設け
られており、搬送される紙の先端及び後端が検知される
ようになっている。前記第1の搬送ローラ101の下流
には切り換え爪105が配されており、駆動用のソレノ
イド及びスプリングの働きによって搬送方向をステープ
ル部II及び仕分け部Iのトレイ部のいずれの方向へも変
更することができるようになっている。排紙トレイ10
7はシフトモータM2により紙面と直交する方向(排紙
方向と直交する方向)へシフト可能に構成されており、
このシフト動作により排出トレイ107上における記録
紙の集積位置が変更され、記録紙の仕分けが行われる。
排紙トレイ107のシフト範囲はシフト検知センサ11
7により排紙トレイ107に設けたシフト検知板118
を検知することにより決定され、該検知結果によりシフ
トモータM2は作動を停止する。そして、一連のコピー
動作が終了して最終紙が排出されると、その信号により
上下動駆動モータM3が下降方向に駆動され、排出トレ
イ107が規定量下降された後に動作が終了される。
【0008】ステープル部IIは、ステープラSと、ステ
ープラSによりステープル処理を施された記録紙束を係
止して上方へ搬送する爪46を有した放出ベルト17
と、爪46によって上方へ搬送されてきたステープル済
み記録紙束を受ける排紙トレイ53等を有する。図1、
図2、図3、図4に示すように、ステープラSはステー
プラ台31に固定されている。ステープラ台31はステ
ープラスライダ30のガイド穴にガイドピン32を介し
て図4のl(エル)方向に係合可能に係合されている。
更にステープラ台31の背面側に軸44が固定されてお
り、その軸44に対してガイドコロ34が回転可能に取
り付けられている。ステープラスライダ30の上方部分
は、両側板41、42の間に掛け渡されているガイドロ
ッド36をガイドとして図3の紙面直交方向にスライド
可能に取り付けられていると共に、ステープラスライダ
30の下方部分に取り付けられているガイドコロ33が
本体側のステー43の面上に転動するように当接されて
おり、これによってステープラスライダ30が回転方向
に係止されている。
【0009】ステー43には、ガイドカム35が固定さ
れていると共にこのガイドカム35の上端辺部に形成さ
れているカム面にはガイドコロ34が転動するように当
接されており、これによりステープラスライダ30が図
2のk方向に往復移動されるようになっている。このと
きガイドカム35の中央部分には下方向にくぼむように
形成されており、これに沿ってステープラスライダ30
が移動されるようになっている。ステープラスライダ3
0の上端部には検知板30aが設けられており、この検
知板30aが本体側に設けられているホームポジション
センサ40の検知部を遮蔽することによってステープラ
Sのホームポジション(HP)が検知される。側板41
にはステープラ移動用のステッピングモータ39が取り
付けられており、このステッピングモータ39により駆
動されるベルト38の途中部分が上記ステープラスライ
ダ30に固定されて、ステープラスライダ30が図2の
左右方向に往復移動されるようになっている。
【0010】次に、図2において符号5、6はジョガー
フェンスであり、ステープル動作における記録紙束の揃
え動作を行うと共に、排紙トレイ53近傍まで延在させ
ることによってステープル後の紙束を排出させるときの
ガイドとなるものである。符号11はジョガーフェンス
駆動用モータ、ジョガーフェンス移動用ベルト10であ
る。次に、放出ベルト機構は図2、図5及び図6に示す
ように両側板41、42び上端部分に駆動軸24が掛け
渡されるように取り付けられていると共に、この駆動軸
24のほぼ中央部に駆動プーリ18が固定されている。
また、上記駆動プーリ18の下方部分には固定プーリ1
9が設けられており、これら両プーリ18、19の間に
エンドレスの放出ベルト17が掛け渡されている。放出
ベルト17の途中部分はアイドルプーリ47に掛けられ
ていると共に、ベルトの内側に配置されているガイド板
25によって撓み及びずれが防止されるように案内され
ている。また、上記側板41にはベルト駆動用モータ2
2が固定されており、このベルト駆動モータ22の出力
軸に取り付けられたプーリ21と上記駆動軸24の一端
側に取り付けられたプーリ20との間にベルト23が掛
け渡されてベルト駆動力が伝達されるようになってい
る。また、上記放出ベルト17の表面部途中部分には突
起状の爪46が紙束を下方側から把持するように設けら
れている。
【0011】図1に示されるように放出ベルト17の内
部側には爪46の位置を検出するホームポジションセン
サ48が設けられており、このセンサ48によって爪4
6のホームポジションが検出される。排紙トレイ機構は
図1に示されるように排紙トレイ(フィニッシングトレ
イ)53の基部がトレイ台54の上に固定されている。
トレイ台54にはガイドコロ56が回転可能に取り付け
られており、このガイドコロ56が図示を省略したガイ
ドレールに係合されることによってトレイ台54と共に
排紙トレイ53が上下方向に移動されるようになってい
る。搬送ローラ60、61、62には搬送モータ59か
ら図示を省略したベルトを通して駆動力が伝達されてお
り、さらに排出ローラ3にも搬送モータ59から図示を
省略したベルトにより駆動力が伝達されている。また、
排出ローラ3の回転軸2にはファーブラシ1a及び1b
が取り付けられており、このファーブラシ1a,1bは
上記排出ローラ3と同期して回転駆動される。ファーブ
ラシ1a,1bの毛先部分はガイド板26、27に接触
している。
【0012】次に、記録紙の処理動作を説明する。まず
ステープルキーによりステープル動作が選択され、図示
を省略した原稿給紙台(RDH)に原稿(N枚)がセッ
トされ、さらにコピー部数(K)が10キーにより入力
された後にコピーボタンが押されると、画像形成装置A
本体よりコピーサイズ信号が出力されてステープル部に
導入できるサイズか否かが判断される。ステープル部に
導入可能なサイズの場合には放出ベルト17の爪46が
ホームポジションにあるか否かが判断される。ホームポ
ジションにない場合にはベルト駆動用モータ22によっ
てホームポジションに戻される。ステープラSがホーム
ポジションにあるか否かが検知され、ホームポジション
を検知していれば、前記サイズ信号によって所定の場所
までステープラSが移動され、ホームポジションを検知
していなければホームポジションを検知するまで移動さ
れてホームポジションを検知してからサイズ信号によっ
て所定の場所までステープラSが移動されるようになっ
ている。
【0013】記録紙の先端部が入口センサSN1により
検知されると、切換えガイド部材105が切換えソレノ
イドによってステープラS側に切り替えられて案内が行
われる。記録紙の後端部が入口センサSN1を抜ける
と、高速送りされる。続いて排出ローラ3により記録紙
がステープルトレイSTに排出され、排出が行われてい
るときには排紙部上ガイド67に固定されている除電ブ
ラシ63により除電が行われる。更に、ジョガーフェン
ス5、6等による記録紙の幅方向揃えが、記録紙ごとに
繰り返し行われ、1ジョブの終了信号が画像形成装置本
体Aから発せられるまで行われる。次に、1ジョブの終
了信号が画像形成装置Aから発せられると、再び上記動
作が実行された後に記録紙束がジョガーフェンス5、6
により幅方向に押え込まれる。そしてステープラSの駆
動モータが駆動を開始し、記録紙束が綴じられる。1か
所又は2か所のステープルが終了した後に、放出ベルト
17が回転駆動されて爪46により記録紙束の後端を押
上げながらステープルトレイST上を排出方向へ移動せ
しめて排紙トレイ53上に排出する。
【0014】次に図7は上記実施例を実施するための制
御部の構成を表したブロック図であり、画像形成装置A
側のCPUと後処理装置(フィニッシャ)側のCPUと
は光ファイバーにより接続されている。後処理装置のシ
フトトレイ部においては、CPU1000に対してサー
ボ制御回路1001を介して搬送モータ1002が夫々
接続されていると共に、正逆ドライバー回路1003を
介して上下モータ1004が接続され、また正逆ドライ
バー回路1005を介してシフトモータ1006が接続
されている。更に上記CPU1000に対しては各種セ
ンサ及び各種スイッチ1007からの信号が入力されて
いる。
【0015】さらにまた上記CPU1000は、インタ
フェースI/Oを介してステープル部にコネクタ接続さ
れている。そしてインタフェースI/に対してステープ
ルユニット1008が接続されていると共に、サーボ制
御回路1009を介して搬送モータ1011が接続さ
れ、またサーボ制御回路1012を介して排出モータ1
013が接続され、さらにステッピング制御モータ制御
回路1014を介してジョガーモータ1015が接続さ
れ、ステッピング制御モータ制御回路1016を介して
ステープラ移動モータ1017が接続されている。更に
また上記インタフェース回路I/Oには、各種センサ及
び各種スイッチ1018からの信号が入力されている。
【0016】本発明の第1の実施例の特徴的な構成は、
以上のごとき構成を有した後処理装置において、排紙ト
レイ107のシフト動作の開始タイミングを排紙される
記録紙のサイズに応じて異ならせるようにした点にあ
り、それによって記録紙仕分けに要する動作時間を各記
録紙サイズについて最短とすることができ、その結果シ
フトトレイ部の処理能力ばかりでなく、高速化される画
像形成装置の処理能力に追随してシステム全体の生産性
を向上するようにしたものである。即ち、例えば1頁か
ら10頁までの原稿を画像形成装置側に設けた自動原稿
給紙装置により一枚づつコンタクトガラス上に給紙して
一枚づつ複写を実行した結果、コピー済みの記録紙が1
頁から一枚づつ順次後処理装置に送り込まれ、排紙トレ
イ107上に頁順にスタックされる。こうして10頁ま
での記録紙がスタックされたところで、第1の記録紙束
のスタックが終了するので、排紙トレイ107は、約2
0〜30mm程度シフトする。シフトの完了と前後し
て、再び自動原稿給紙装置が1頁から10頁までの原稿
を給紙してコピーを行い、第2の記録紙束のスタックが
行われる。第2の記録紙束は、前記第1の記録紙束とは
位置がずれているので、後の仕分け作業が容易となる。
第3以降の記録紙束についても同様に排紙トレイがシフ
トした上で、スタックが行われる。
【0017】上記第1実施例による仕分け動作の手順を
図8(a) (b) に基づいて説明すると、ステップ2001
において排紙センサNS2を記録紙後端部が通過するこ
とにより該センサがOFFして排紙トレイ107上に記
録紙が排紙されつつあることが検知されると、ステップ
2003において記録紙サイズの判定が行われる。記録
紙サイズは通常画像形成装置からの信号により後処理装
置側に報知されるので、判定された記録紙サイズに応じ
て以後の処理が行われる。例えば、A5サイズの記録紙
後端部の通過が排紙センサNS2により検知されてから
排紙トレイ107上に降下して停止するまで295ms
ec要するとすれば、ステップ2005において予め2
95msecに設定されたタイマー1をONする。A4
サイズであれば300msecに設定されたタイマー2
を、A3サイズであれば305msecに設定されたタ
イマー3を夫々ONさせる。
【0018】そして、画像形成装置側から予め報知され
ている記録紙の全頁数(例えば10頁)に相当する記録
紙の排出、スタックが完了した時点でタイマーがカウン
トアップし、ステップ2013において排紙トレイをシ
フトさせる。1頁目の記録紙の後端が排紙センサNS2
により検知されてから、最後の頁(10頁)が排紙トレ
イ上にスタックされるまでに要する時間は、排紙される
個々の記録紙のトレイ上への落下速度により異なり、小
サイズ記録紙ほど揃えに要する時間が短くて済むので、
最小サイズの記録紙の場合が最短となり、サイズが大き
くなるに連れて長くなるが、本実施例では例えばA5サ
イズ記録紙については最後の頁が排紙センサを通過して
から295msec経過後に排紙トレイのシフト動作を
開始し、A4サイズ記録紙については最後の頁が排紙セ
ンサを通過してから300msec経過後に排紙トレイ
のシフト動作を開始するので、小サイズ記録紙ほど排紙
トレイのシフト開始タイミングが早くなり、全体として
排紙、スタック処理速度を向上できることが明らかであ
る。排紙トレイの動作は図8(b) のフローチャート2に
示すようにシフトモータM2がONして排紙トレイがシ
フト方向へシフトを開始したあと、該排紙トレイのシフ
ト位置がシフト検知センサ117により検知された時に
モータM2がOFFされることにより、完了する。逆方
向への戻りシフトの動作についても同様である。
【0019】次に、本発明の第2実施例は、後処理装置
に接続される画像形成装置の機種による記録紙搬送速度
の違いに応じて排紙トレイのシフト開始タイミングを変
えるようにした構成が特徴的である。即ち、後処理装置
は、複数種類の機種に接続可能な構成を有することが多
く、各機種ごとの記録紙の搬送速度の違いに応じて後処
理装置内の搬送速度も可変に構成することが多かった
が、従来は搬送速度とは無関係にシフトタイミングは一
律に決定されていた。本実施例では、記録紙の排出速度
が速い機種についてはシフト開始のタイミングも早く設
定することができるので、処理速度の向上を図ることが
できる。
【0020】本発明の第2実施例における排紙トレイの
動作は、図9のフローチャートに示すように、接続され
た機種に応じて決定される搬送速度により搬送される記
録紙が、排紙センサNS2を通過してから排紙トレイ上
にスタック完了されるまでに要する時間(msec)を
各タイマーX1〜Xn毎にセットしておき、画像形成装
置に対する接続時等に当該画像形成装置の搬送速度に適
したタイマーを選択しておく。記録紙の線速は、300
〜600mm/秒であり、各線速により記録紙を搬送し
た場合に、排紙センサ通過からスタック完了までに要す
る時間を各タイマーに設定する。従って、例えば最も搬
送速度の速い機種を接続した場合にはタイマーX1を選
択しておくことにより、記録紙束間のシフトタイミング
を最も速くすることができる。排紙トレイのシフトのた
めの動作は、図8(b) において説明したものと同様であ
る。なお、上記第1の実施例と第2の実施例は、これら
を同時に一つの後処理装置が備える機能としてプログラ
ムしてもよい。
【0021】次に、上記従来例の説明で言及したように
ステープラによるステープルの位置は、各記録紙束に共
通している為、図10(a)に示すように排紙トレイ
(フィニッシングトレイ)53上に重ねて排出されたと
きには、記録紙束Pのステープル部Sが分厚くなり、ス
タック性が悪化するという問題がある。そこで、本発明
の第3実施例では、一定部数毎(例えば2部毎)に排紙
トレイ(フィニッシングトレイ)53を排紙方向と直交
する方向へシフトさせることにより、上記の不具合をな
くすることを提案する。その結果、図10(b)に示し
た如く、2部毎に記録紙束の位置がずれることになり、
ステープル部Sが盛り上がって厚くなることが防止され
る。また、予めシフトされる部数がわかっているので、
後で部数を数える手間を省ける。このトレイシフト設定
部数は、予め固定的に設定して於いてもよいし、画像形
成装置側の操作部からのキー入力等によってユーザが任
意の部数を設定するようにしてもよい。なお、上記に於
いては、排紙トレイ(フィニッシングトレイ)53をシ
フトさせる例を示したが、ステープルを終了した記録紙
束を図示しない経路により排紙トレイ107に搬送し、
排紙トレイ107をシフトすることにより、図10
(b)のようなスタック状態を実現するようにしてもよ
い。
【0022】この第3実施例を実現する操作手順は図1
1のフローチャートに示されており、既定の部数、或は
画像形成装置本体からの信号入力によりトレイシフト部
数を予め設定しておき、ステップ2041以降の操作に
移る。ステップ2041では、排紙センサNS2により
通過した記録紙を検知し、上記制御部が該センサからの
通過検知信号をカウントして記録紙束が既定或は指定の
部数排紙されたことを確認した時に、排紙トレイ53、
107をシフトさせる(ステップ2043、2045、
2047)。なお、上記実施例では、仕分け用の排出ト
レイ107とステープラSからの記録紙を受けるフィニ
ッシャトレイ53を別個のものとしているが、本発明は
一つのトレイにより両トレイの機能を果たすような構成
を有した後処理装置にも適用可能である。
【0023】
【発明の効果】本願発明によれば、シフト機能を備えた
排紙トレイ上に排出、スタックされる記録紙のサイズ
小さいほど排紙トレイをシフト開始するタイミングを
くするようにしているため、排紙トレイによる仕分け速
度は、排紙される個々の記録紙のトレイ上への落下速度
により異なり、小サイズ記録紙ほど揃えに要する時間が
短くて済むので、記録紙仕分けに要する動作時間を夫々
の記録紙サイズに関して最も短くすることが可能とな
り、その分だけ排紙トレイ駆動装置の処理能力を向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した後処理装置の構成説明図であ
る。
【図2】ステープル部の概略構成を示した正面図であ
る。
【図3】ステープル部の概略構成を示した底面図であ
る。
【図4】ステープラの取り付け構造を示した側面図であ
る。
【図5】排出装置の外観構成説明図である。
【図6】ステープル排出部の拡大側面図である。
【図7】本発明を実施するための制御系を表したブロッ
ク図である。
【図8】(a)及び(b)は本発明の第1実施例の操作
手順を示すフローチャート。
【図9】本発明の第2実施例の操作手順を示すフローチ
ャート。
【図10】(a)及び(b)は従来例の欠点及び本発明
の第3実施例の利点を示す図。
【図11】本発明の第3実施例の操作手順を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
S ステープラ、ST ステープルトレイ、17 放出
ベルト、46 爪、53排紙トレイ(フィニッシングト
レイ)、107 排出トレイ、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排出された記録紙を受け入れ可能であっ
    て、当該記録紙の排出方向と直交する方向へ往復シフト
    可能な排紙トレイと、該排紙トレイのシフトタイミング
    を該排紙トレイ上に排出される記録紙サイズが小さいほ
    ど速くする制御部とを備えたことを特徴とする記録紙受
    け入れ装置。
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