JPH11208971A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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JPH11208971A
JPH11208971A JP10008924A JP892498A JPH11208971A JP H11208971 A JPH11208971 A JP H11208971A JP 10008924 A JP10008924 A JP 10008924A JP 892498 A JP892498 A JP 892498A JP H11208971 A JPH11208971 A JP H11208971A
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sheet
paper
return
staple tray
jogger fence
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JP10008924A
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English (en)
Inventor
Junichi Iida
淳一 飯田
Akito Ando
明人 安藤
Yukitaka Nakazato
幸孝 中里
Masahiro Tamura
政博 田村
Kenji Yamada
健次 山田
Yoshihiko Nakayama
良彦 中山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パンチ孔の状態の如何に係わらず、ステープ
ル時の用紙束を精度よく揃えることができる用紙後処理
装置を提供する。 【解決手段】 ステープルトレイ21の上流側にパンチ
ユニット103が設けてある。パンチモードとステープ
ルモードの両方が実行されると、まずパンチユニット1
03によって用紙にパンチ孔が明けられ、その後、ステ
ープルトレイ21に用紙が積載される。このような場
合、ジョガーフェンス9による揃え幅を大きくして用紙
に揃え力を与えている。また戻しローラ5による戻し動
作時間も長くする。このようにすることで良好な用紙揃
えを行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置の排紙部に連結さ
れ、画像形成装置から排紙される画像形成済みの用紙を
受け入れて、穿孔(パンチング)、綴じ(ステープル)
等の後処理を施す用紙後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置から排紙される画像形成済
みの用紙を受け入れて、この用紙にパンチやステープル
を行うために、パンチ装置とステープル装置を備えた用
紙後処理装置が広く知られている。このような用紙後処
理装置においては、パンチモードとステープルモードが
独立して単独に設定することもできるし、両モードを一
連の動作として設定することもできる。つまり、パンチ
とステープルの両方を行うモードを設定することもでき
る。パンチ装置は、ステープル装置の上流側(用紙搬送
方向における上流側)に設置してもよいし、あるいは下
流側に設置してもよい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ステープル
モード時に、後端が下方になるように傾斜しているステ
ープルトレイに排紙された用紙の幅方向を揃えるジョギ
ング動作と、用紙の後端を後端フェンスに確実に戻すた
めの戻しローラ(叩きローラ)による戻し動作とが行わ
れる。従来は、パンチ装置がステープル装置の上流側に
ある場合、パンチとステープルの両方を行うモードが選
択されているときと、ステープルモードのみ実行される
ときとで、ジョギング動作や戻し動作に区別を付けてい
なかった。つまり、パンチ孔の有無に関係なく常に一定
のジョギング動作、戻し動作を実行していた。従って、
パンチ孔にバリなどが生じていると、用紙の端部がこの
バリに引っ掛かってしまい、ステープル前の用紙束を精
度よく揃えることができないという不具合があった。
【0004】本発明の課題は、パンチ孔の状態の如何に
係わらず、ステープル時の用紙束を精度よく揃えること
ができる用紙後処理装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題は、排紙される
用紙にファイリング用のパンチ孔を明ける穿孔手段と、
用紙を揃えた状態でスタックするステープルトレイと、
前記ステープルトレイに排紙して収納された用紙の揃え
を行う揃え手段と、前記ステープルトレイにスタックさ
れた用紙を綴じるための綴じ手段とを備えた用紙後処理
装置において、前記ステープルトレイに排紙される用紙
にパンチ孔が形成されている場合、前記揃え手段の揃え
移動量を大きくする制御を行う第1の手段により解決さ
れる。また、上記課題は、第1の手段において、前記揃
え手段はジョガーフェンスであって、ステープルトレイ
に排紙される用紙にパンチ孔が形成されている場合、前
記ジョガーフェンスのジョギング動作の移動量を大きく
する制御を行う第2の手段により解決される。また、上
記課題は、第2の手段において、パンチ孔の数が多くな
るに連れて前記ジョガーフェンスのジョギング動作の移
動量を大きくする制御を行う第3の手段により解決され
る。また、上記課題は、第3の手段において、前記ジョ
ガーフェンスの移動量を外部から入力可能とした第4の
手段により解決される。また、上記課題は、第1の手段
において、前記ステープルトレイは後端側が下になるよ
うに傾斜しており、前記ステープルトレイに収容されて
いる用紙面を叩いて用紙を、前記ステープルトレイの後
端側に設けられた後端フェンスに突き当てる戻しローラ
を備え、前記揃え手段は前記戻しローラであって、前記
戻しローラによる戻し動作時間を、用紙にパンチ孔が形
成されている場合に長くする制御を行う第5の手段によ
り解決される。また、上記課題は、第5の手段におい
て、パンチ孔の数が多くなるに連れて前記戻しローラに
よる戻し動作時間を長くする制御を行う第6の手段によ
り解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る
用紙後処理装置全体の構成図、図2はジョガーフェンス
と戻しローラの駆動機構を示す斜視図、図3は後端フェ
ンス部近傍の拡大構成図、図4はステープル装置を中心
とした斜視図、図5は綴じ後の用紙束を放出ベルトによ
り放出する様子を示す透視斜視図、図6は本発明の実施
の形態に係る用紙後処理装置の電装系のブロック図であ
る。
【0007】図1において、複写機からの用紙排出搬送
路入口に、入口センサ36、入口ローラ1、及び分岐爪
8が設けられ、この分岐爪8により、排紙トレイ12方
向へ行く用紙と、ステープル装置(ステープルユニッ
ト)11方向へ行く用紙とが分けられる。排紙トレイ1
2方向の搬送路には、複数の上搬送ローラ2、排紙セン
サ38、排出ローラ3、用紙を一方に寄せる寄せローラ
7、積載用紙により上下する紙面レバー13、積載用紙
高さを検出する紙面センサ33などが配置され、ステー
プル装置11方向の搬送路には、複数の下搬送ローラ
4、排紙センサ37、紙送りローラ(ブラシローラ)6
等が配置されている。下搬送ローラ4は、後述する搬送
モータ54により駆動され、排紙トレイ12は、後述す
る上下モータ51、シフトモータ52により適宜上下左
右に移動される。
【0008】ステープル装置11は、ステープルトレイ
21の下側に設けられ、ステープルトレイ21には、用
紙の整合を行うためのジョガーフェンス9、及び戻しロ
ーラ5、ジョガーフェンス9の背後位置に綴じた用紙束
を排出するための放出ベルト10がそれぞれ配置されて
いる。39は放出ベルトホームセンサである。
【0009】このジョガーフェンス9は、図2に示すよ
うに、ジョガーモータ26によりジョガーベルト49を
介して用紙の幅方向に駆動され、戻しローラ5は、戻し
ソレノイド30により用紙面に接離するような振り子運
動されるように構成されている。
【0010】また、ブラシローラ6は、ブラシローラベ
ルト47により図3の矢印方向に回転するようになって
いる。ジョガーフェンス9の下側には、図3に示すよう
に、用紙後端に突き当てるための後端フェンス19が設
けられている。また、ステープル装置11は、図4に示
すように、ステープラ移動モータ27によりステープル
ベルト50を介して駆動され、横移動する。22はステ
ープラホームセンサである。後端フェンス19は、固定
片19a,19bと、ステープル装置11が移動する際
に一緒に移動する可動片19c,19dを有する。
【0011】ところで、排紙センサ37は、用紙後端を
検知して即、戻しソレノイド30にオン命令を出して戻
しローラ5を作動させても、そのタイミングで戻しロー
ラ5が用紙の後端に打ち当て可能になるような位置に配
置されている。
【0012】また、図5に示すように、ステープル装置
11により綴じられた用紙束の後端は、放出ベルト10
に設けられた放出爪10aに係止され、放出モータ57
により駆動される放出ベルト10の回転により排紙トレ
イ12に排出されるようになっている。
【0013】ここで、本発明の実施の形態に係る用紙後
処理装置の電装系について図6を参照して説明する。図
6に示すように、用紙後処理装置内の各スイッチ、及び
各センサからの信号が、I/Oインタフェース60を介
してCPU70へ入力される。CPU70は、入力され
た信号に応じて、上下モータ51、シフトモータ52、
分岐ソレノイド53、戻しソレノイド30、搬送モータ
54、排紙モータ55、ステープルモータ56、放出モ
ータ57、ステープラ移動モータ27、ジョガーモータ
26を駆動する。搬送モータ54のパルス信号は、CP
U70に入力されてカウントされ、このカウントに応じ
て戻しソレノイド30が制御される。用紙整合制御手段
は、CPU70及びCPU70を動かす種々のオペレー
ションプログラムによって構成される。
【0014】次に、前記実施の形態において、まずステ
ープルを行わないノンステープルモードが選択された場
合の動作について説明する。コピー済みの用紙が、入口
ローラ1により受け入れられ、上搬送ローラ2で送ら
れ、排出ローラ3により排紙トレイ12上に排出され
る。そして、寄せローラ7により用紙の縦方向の整合が
行われ、排紙トレイ12にスタックされる。このとき、
寄せローラ7は、排紙センサ38が用紙後端を検知する
と減速され、スタック性を向上させる。また、順次コピ
ー済みの用紙が排出されていくと、紙面レバー13が上
昇し(時計回り方向に揺動し)、これを紙面センサ33
が検出し、上下モータ51の駆動により、排紙トレイ1
2は下げられ、常に適切な高さに保たれる。また、ソー
ト及びスタックモード時には、装置本体のコントロール
パネルなどから出される仕切信号により、排紙トレイ1
2をシフトモータ52により左右にシフトさせ、ジョブ
終了まで仕分けを行う。また、ジョブ終了時には、排紙
トレイ12を30mm程度下降する。
【0015】次に、ステープルモードが選択された場合
について説明する。ステープルモードが選択されると、
図2に示すように、ジョガーフェンス9は、ホームポジ
ションより移動し、用紙幅より片側7mm離れた位置で待
機する。用紙が下搬送ローラ4(搬送モータ54で駆動
される)によって搬送され、用紙後端が排紙センサ37
を通過すると、ジョガーフェンス9が待機位置から5mm
内側にジョギング(矢印方向の往復運動)を行う。ま
た、排紙センサ37は、用紙後端通過時点にそれを検知
し、その信号をCPU70に入力し、CPU70では、
この信号の受信時点から搬送モータ54からの発信パル
スをカウントし、所定パルス発信後に戻しソレノイド3
0をオンさせる。戻しローラ5は、戻しソレノイド30
のオン、オフにより振り子運動をし、オン時には用紙を
叩いて下方向に戻し、後端フェンス19に突き当てて用
紙の縦揃えを行う。ステープルトレイ21に収納されて
いる用紙が入口センサ36(あるいは排紙センサ37)
を通過する度にその信号がCPU70に入力されて、用
紙の枚数がカウントされる。
【0016】この戻しソレノイド30がオフして所定時
間経過後、ジョガーフェンス9は、ジョガーモータ26
によって2mm内側に移動して一旦停止し、用紙の横揃え
が終了する。ジョガーフェンス9は、その後7mm戻り、
次の用紙を待つ。この動作を最終頁まで行う。最終頁で
は、再び7mmのジョギングを行い、用紙束の両端を押さ
えてステープル動作に備える。その後、所定時間後にス
テープル装置11が作動し、綴じ処理が行われる。この
とき、複数綴じが指定されていれば、1個所の綴じ処理
が終了した後、ステープル移動モータ27が駆動され、
ステープル装置11が用紙後端に沿って適正位置まで移
動され、2個所目の綴じ処理が行われる。綴じ処理が終
了すると、放出モータ57が駆動され、放出ベルト10
を駆動する。このとき、排紙モータ55も駆動され、放
出爪10aにより持ち上げられた用紙束を受け取るべく
回転し始める。このとき、ジョガーフェンス9は、サイ
ズ及び枚数により動作が異なるように制御される。例え
ば、綴じ枚数が設定枚数より少ない、あるいは設定サイ
ズより小さい場合には、ジョガーフェンス9により用紙
束を押さえながら、放出爪10aにより用紙束後端を引
っ掛け搬送する。そして、放出ベルトホームセンサ39
より、所定パルス後にジョガーフェンス9を2mm退避さ
せ、ジョガーフェンス9による用紙への拘束を解除する
(この所定パルスは、放出爪10aが用紙束後端に衝突
してから、ジョガーフェンス9の先端を抜ける間で設定
されている)。
【0017】また、綴じ枚数が設定枚数より多い、ある
いは設定サイズより大きい場合には、予めジョガーフェ
ンス9を2mm退避させ、放出を行う。何れの場合も、用
紙束がジョガーフェンス9を抜けきると、ジョガーフェ
ンス9はさらに5mm移動して待機位置に復帰し、次の用
紙に備える。また、用紙に対するジョガーフェンス9の
距離により、拘束力を調節することも可能である。以上
の一連の動作をラストジョブまで繰り返し行う。
【0018】図7は排紙トレイ上下機構を示す透視斜視
図である。排紙トレイ12は、図7に示すように、上下
リフトベルト48により吊るされている。上下リフトベ
ルト48は、ギヤ列及びタイミングベルトを介して上下
モータ51により駆動され、上下モータ51の正転また
は逆転により上昇または下降する。排紙トレイ12のホ
ームポジション及び移動時の高さは、上下方向に回動可
能な紙面レバー13と紙面センサ32,33により検出
され、また、排紙トレイ12上が用紙で満杯になると、
下限センサ34によりこれが検出される。さらに、排紙
トレイ12の上昇時に、寄せローラ7が排紙トレイ12
により押し上げられると、上限スイッチ31がオフにな
り、上下モータ51が回転を停止することにより、排紙
トレイ12のオーバランによる破損を防止している。
【0019】図8はパンチユニットの構成図である。図
1に示す分岐爪8の上流側にパンチユニット103が装
着される。パンチユニット103の上流側と下流側にそ
れぞれ搬送ローラ101と102があり、上流側の搬送
ローラ101のさらに上流側に前記入口センサ36があ
る。パンチユニット103は図8に示すように、ポンチ
104と、このポンチ104と用紙通路を挟んで対向す
るダイス105、及びポンチ104とダイス105を駆
動する駆動モータ(図示せず)を備えている。またこの
パンチユニット103の下方には、パンチ抜きされ、落
下してくる紙片107を回収する回収ボックス106が
設置されている。搬送されてきた用紙は、搬送ローラ1
01,102によりパンチユニット103に搬送され
る。入口センサ36により用紙の後端通過を検知してか
ら所定時間後に、パンチユニット103の駆動モータが
動作を開始し、ポンチ104は矢印aの方向(時計回り
方向)に、またダイス105は矢印bの方向(反時計回
り方向)に、用紙の搬送速度と同速度にて回転して用紙
の所定の位置にパンチ孔を明けるようになっている。所
定の位置にパンチをし終えたポンチ104とダイス10
5は、さらに回転してパンチユニット103のホームポ
ジションセンサ(図示せず)に検知されると両者共所定
の位置に停止する。パンチ孔形成により生じる紙片10
7は回収ボックス106に回収される。
【0020】ここで本発明では、ステープルモードのみ
のときと、パンチとステープルの両方を行うモード(パ
ンチモードに引き続きステープルモードを実行する)の
ときとで、揃え手段の動作、つまりジョガーフェンス9
によるジョギング動作と、戻しローラ5による戻し動作
に変化を持たせるようにしている。
【0021】まず、ジョギング動作について言えば、ス
テープルの前にパンチが行われている場合(パンチ孔が
ある場合)、ショガーフェンス9の移動量を大きくす
る。すなわち、前記ホームポジションの位置から5mm内
側にジョガーフェンス9をジョギング(往復動)させ、
戻しローラ5による用紙の縦揃え(用紙後端を後端フェ
ンス19に突き当てて揃える)が終了した後、さらにジ
ョガーフェンス9を(2mm+αmm)内側に移動させて横
揃えを行う。このαmmは例えば1つのパンチ孔がある場
合、例えば1mmとし、3mm内側に移動させるようにす
る。したがって、パンチ孔がある場合、ホームポジショ
ンから内側にショガーフェンス9を合計8mmの移動量
(ジョギング量あるいは揃え量)だけジョギング動作さ
せる。従って、ホームポジションへの戻り移動量は、8
mmということになる。このように揃え量(揃え幅)を大
きくして用紙に通常のときより大きな揃え力を与える
と、パンチ孔の周りにバリが生じていても、バリによっ
て揃えに支障を受けることなく精度のよい用紙揃えを行
うことができる。また、この場合、パンチ孔の数によっ
てもジョガーフェンス9の移動量を変えるとよい。つま
り、パンチ孔の数が増すに連れてαmmを大きくし、ジョ
ガーフェンス9の移動量を大きくすれば、さらに精度よ
く用紙の横揃えを行うことができる。なお、パンチ孔が
ある場合に、ジョギング動作時間を通常より長くしても
効果はある。すなわち、ジョガーフェンス9のジョギン
グの時間を通常より長く設定することでも、ジョガーフ
ェンス9の移動量が大きくなって良好な横揃えが行われ
る。一方、戻しローラ5による戻し動作の場合も同様で
ある。すなわち、パンチ孔がある場合は戻し動作時間を
長くする。つまり、通常(パンチ孔がない場合)よりも
戻しソレノイド30のオン時間を長くすることで、戻し
ローラ5による用紙の縦揃え時間を長くして、用紙の縦
揃えを完全に行うようにする。この場合も、ジョギング
動作と同様に、パンチ孔の数が多くなるに連れて戻しオ
ン動作時間を長くするとさらに精度よく用紙の縦揃えを
行うことができる。
【0022】図9は本発明の実施の形態に係る用紙揃え
制御のフローチャートである。まずステープルモードか
否か判断し(S1)、ステープルモードの場合は(S1
でY)、パンチありか否か判断する(S2)。パンチあ
りの場合は(S2でY)、次に外部から入力があったか
否か判断する(S3)。外部から入力がない場合は、パ
ンチ孔の数を認識する(S4)。外部から入力がある場
合は(S3でY)、S5に飛ぶ。次にS5で戻しローラ
5のオン動作時間を決定する。これは上記のごとくパン
チ孔がある場合は通常より長く設定され、またパンチ孔
の数が多くなるに連れて長くなるように設定される。次
にジョガーフェンス9の移動量をαmmに決定する(S
6)。これも上記のごとくパンチ孔がある場合は通常よ
りαmmを大きく設定し、またパンチ孔の数が多くなるに
連れてαmmを大きくなるように設定してある。上記のS
3に示すごとく、ジョガーフェンス9の移動量、あるい
はジョギング動作時間は外部から入力設定できるものと
する。こうすることで使い勝手が向上する。
【0023】このような前記実施の形態にあっては、パ
ンチ孔がある用紙に対しては揃え手段(5,9)の揃え
移動量を大きくすることで、良好な揃えを行うことがで
きる。また、パンチ孔がある用紙に対してはジョガーフ
ェンス9のジョギング動作の移動量を大きくすること
で、良好な横揃えを行うことができる。また、パンチ孔
の数が多くなるに連れてジョガーフェンス9の移動量を
大きくする(あるいはジョギング動作時間を長くする)
制御を行うことで、さらに精度のよい横揃えを行うこと
ができる。また、ジョガーフェンス9のジョギング動作
の移動量を外部から入力可能としたので、使い勝手を向
上させることができる。また、前記実施の形態にあって
は、パンチ孔がある用紙に対しては戻しローラ5による
戻し動作時間を長くすることで、良好な縦揃えを行うこ
とができる。また、パンチ孔の数が多くなるに連れて戻
しローラ5による戻し動作時間を長くする制御を行うこ
とで、さらに精度のよい縦揃えを行うことができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、パンチ孔
がある用紙に対しては揃え手段の揃え移動量を大きくす
ることで、良好な揃えを行うことができる。請求項2記
載の発明によれば、パンチ孔がある用紙に対してはジョ
ガーフェンスのジョギング動作の移動量を大きくするこ
とで、良好な横揃えを行うことができる。請求項3記載
の発明によれば、パンチ孔の数が多くなるに連れてジョ
ガーフェンスの移動量を大きくし、あるいはジョギング
動作時間を長くする制御を行うことで、さらに精度のよ
い横揃えを行うことができる。請求項4記載の発明によ
れば、ジョガーフェンスのジョギング動作の移動量を外
部から入力可能としたので、使い勝手を向上させること
ができる。請求項5記載の発明によれば、パンチ孔があ
る用紙に対しては戻しローラによる戻し動作時間を長く
することで、良好な縦揃えを行うことができる。請求項
6記載の発明によれば、パンチ孔の数が多くなるに連れ
て戻しローラによる戻し動作時間を長くする制御を行う
ことで、さらに精度のよい縦揃えを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置全体
の構成図である。
【図2】ジョガーフェンスと戻しローラの駆動機構を示
す斜視図である。
【図3】後端フェンス部近傍の拡大構成図である。
【図4】ステープル装置を中心とした斜視図である。
【図5】綴じ後の用紙束を放出ベルトにより放出する様
子を示す透視斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置の電
装系のブロック図である。
【図7】排紙トレイ上下機構を示す透視斜視図である。
【図8】パンチユニットの構成図である。
【図9】本発明の実施の形態に係る用紙揃え制御のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
2 上搬送ローラ 4 下搬送ローラ 5 戻しローラ(縦揃え手段) 6 紙送りローラ 8 分岐爪 9 ジョガーフェンス 10 放出ベルト 11 ステープル装置(ステープルユニット) 12 排紙トレイ 19 後端フェンス 21 ステープルトレイ 103 パンチユニット 104 ポンチ 105 ダイス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 政博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山田 健次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 中山 良彦 愛知県名古屋市中区錦2丁目2番13号 リ コーエレメツクス株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排紙される用紙にファイリング用のパン
    チ孔を明ける穿孔手段と、用紙を揃えた状態でスタック
    するステープルトレイと、前記ステープルトレイに排紙
    して収納された用紙の揃えを行う揃え手段と、前記ステ
    ープルトレイにスタックされた用紙を綴じるための綴じ
    手段とを備えた用紙後処理装置において、 前記ステープルトレイに排紙される用紙にパンチ孔が形
    成されている場合、前記揃え手段の揃え移動量を大きく
    する制御を行うことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の用紙後処理装置におい
    て、 前記揃え手段はジョガーフェンスであって、ステープル
    トレイに排紙される用紙にパンチ孔が形成されている場
    合、前記ジョガーフェンスのジョギング動作の移動量を
    大きくする制御を行うことを特徴とする用紙後処理装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の用紙後処理装置におい
    て、 パンチ孔の数が多くなるに連れて前記ジョガーフェンス
    のジョギング動作の移動量を大きくする制御を行うこと
    を特徴とする用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の用紙後処理装置におい
    て、 前記ジョガーフェンスの移動量を外部から入力可能とし
    たことを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の用紙後処理装置におい
    て、 前記ステープルトレイは後端側が下になるように傾斜し
    ており、前記ステープルトレイに収容されている用紙面
    を叩いて用紙を、前記ステープルトレイの後端側に設け
    られた後端フェンスに突き当てる戻しローラを備え、 前記揃え手段は前記戻しローラであって、前記戻しロー
    ラによる戻し動作時間を、用紙にパンチ孔が形成されて
    いる場合に長くする制御を行うことを特徴とする用紙後
    処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の用紙後処理装置におい
    て、 パンチ孔の数が多くなるに連れて前記戻しローラによる
    戻し動作時間を長くする制御を行うことを特徴とする用
    紙後処理装置。
JP10008924A 1998-01-20 1998-01-20 用紙後処理装置 Pending JPH11208971A (ja)

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