JP2680095B2 - ステープラ付ソータ - Google Patents

ステープラ付ソータ

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JP2680095B2
JP2680095B2 JP1007609A JP760989A JP2680095B2 JP 2680095 B2 JP2680095 B2 JP 2680095B2 JP 1007609 A JP1007609 A JP 1007609A JP 760989 A JP760989 A JP 760989A JP 2680095 B2 JP2680095 B2 JP 2680095B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はステープラ付ソータに関するものである。
〔従来技術〕
複写機、プリンタ等各種の画像形成装置により作成さ
れた記録紙を複数のビンに仕分け収納するソータは広く
利用されている。
従来のソータの中には1つのステープラを固定配置
し、ビンを移動して各ビンに収納された用紙束をステー
プラの綴じ位置に引き出して綴じるようにしたステープ
ラ付ソータが例えば特開昭57−63561号公報により知ら
れている。
従来のソータでは複数のビンを移動するために大きな
スペースを必要とし、駆動装置も大きなものが必要とな
る。
此の従来のソータに対し、未だ公知ではないが本出願
人により、複数のビンは動かすことなく、1つのステー
プラが各ビン間を移動可能に形成されたステープラ付ソ
ータが提案されている。
複数のピンを有するソータにおいて1つのステープラ
を移動させて各ビンに堆積された用紙束を綴じる場合、
ステープラによる綴じ作業を開始すると、仕分け作業が
出来なくなり、複写機等における画像形成装置もステー
プル作業が終わる迄は作業を中断することになりロス時
間が生じ、続いて異なる書類について画像形成綴じ作業
を行うことができない。そこで作業効率を高めるにはソ
ートした複数の用紙束についてステープル作業を行う際
に次の書類について引き続き画像形成及び仕分けするこ
とが望まれる。更に同一書類についても、仕分け作業と
ステープル作業との間にロスタイムをなくすことが望ま
れる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、第1に、1つの書類についてステープル作
業中でも次の書類についての画像形成及び仕分け作業が
同時に行うことができるソータを提供することを課題と
している。
本発明は、第2には、ステープル作業と仕分け作業と
の間にロスタイムの少ないソータを提供することを課題
としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記の第1の課題を、複数のビンを1組と
して構成するソータ部が複数個設けられ、各ソータ部別
に仕分け給送制御が可能に形成され、各ビンに送入され
た用紙を揃える揃え部が設けられ、各ビンに収納された
用紙束を綴じるステープラ装置を有し、1つのソータ部
にソート済みもしくはステープル済みの用紙束がある際
に、他のソータ部に用紙をソートし、ステープルする場
合にステープラ装置が他のソータ部よりステープルを開
始することを特徴とするステープラ付ソータにより解決
した。
更に本発明は、上記の第2の課題を、各ビンに送入さ
れた用紙を揃える揃え部が設けられ、各ビンに収納され
た用紙束を綴じるステープラ装置を有し、ステープラ装
置は上段のビンより順次ステープル作業を行い、1つの
ビンについてソート作業の中断があったときは中断した
ビンの手前のビンの用紙束までステープル作業を行い、
中断したビンの中断解除の際は当該中断したビンよりス
テープル作業を行うことを特徴とするステープラ付ソー
タにより解決した。
〔作用〕
本発明により、ソータに複数のビンを1組として1つ
のソータ部を形成し、複数組のソータ部を設け、1つの
ソータ部に対して用紙の供給が終わると、次の書類の用
紙は別のソータ部に送るように偏向爪が切換制御され
る。
本発明により、1つソータ部において、仕分けを終わ
った用紙束に対する綴じ作業をステープラにより各ビン
について順次行う間にも、別のソータ部においては仕分
けを行うことができ、複数の書類を中断することなく連
続して画像形成及び仕分け作業を行うことができる。
本発明により、1つのソータ部において最後の頁の用
紙の仕分け作業を開始すると、仕分けを終わったビンか
ら順次ステープラによるステープル作業を行う。
仕分け作業中断を生じたビンがあると、その前のビン
迄のステープル作業を行ない、中断解除になると、ステ
ープラは中断解除されたビンよりステープル作業を行
う。本発明により、ステープラは各ビンについて上から
順次ステープル作業を行うが、すでにステープル作業が
終った場合等で用紙がないビンについてはステープラは
作業を行うことなく移動し、ロスタイムを低減した。
〔実施例〕
第1図に示すように、ソータ1は画像形成装置、例え
ば複写装置より排出された転写紙等の用紙を受入れる受
入口には入口ガイド板2が設けられ、これに続いて上方
へコピーを搬送するための上下搬送ベルト3、4、切換
爪5、上部切換ガイド板6、下部切換ガイド板7が設け
られている。切換爪5により切換られる上側の経路に
は、排紙ローラ対8、9及び排紙トレイ10が設けられ、
切換爪5により切換えられる下側の経路は、互いに平行
に尻上がりに上下方向に配置された複数枚(図の例では
20枚)のビン11の用紙(コピー)挿入側に沿う縦送り経
路12に続いている。
縦送り経路12の各ビンに対応する位置には偏向爪13及
び搬送ローラ14、排出ローラ15のローラ対が設けられて
おり、搬送ローラ14のうち適宜の間隔で設けられた複数
個のローラには縦送り経路12を挟んで従動ローラ16が圧
接している。上記の搬送ベルト3、4、排紙ローラ8、
9、搬送ローラ14、排出ローラ15は駆動モータ17により
駆動される。
第1図及び第2図において、ビン群の側方の上部と下
部には夫々2個のプーリ18と19を設けた軸20、21が機枠
に軸支され、下部の軸21はステープラ装置移動用モータ
(上下移動モータ)22により駆動される。上下の2対の
プーリ18、19にはステープラ装置移動ベルト23が掛け渡
され、これらのベルト23にはチャックユニット24とステ
ープラユニット25とがガイドユニット26を介して取付け
られている。ガイドユニット26を案内するため、ビン群
の側方には鉛直方向にソータのほぼ全高に亘ってガイド
レール27が設けられている。チャックユニット24とステ
ープラユニット25とガイドユニット26とを含めてステー
プラ装置と総称する。
複写装置から排出された用紙(コピー)は入口ガイド
板2から挿入され、搬送ベルト対3、4により挟まれ
て、上部へ搬送される。
今、通常排紙モード(排紙トレイ10に排出するモー
ド)であるとすると、切換爪5が下がっていて、用紙
は、上部切換ガイド板6に沿って、排紙ローラ対8、9
により排紙トレイ10に排出される。
また、今、ソートモード(ページ順に仕分けるモー
ド)及び、スタックモード(ページ毎に仕分けるモー
ド)であるとすると、切換爪5が上がっていて、用紙は
下部切換ガイド板7に沿って下方に搬送される。搬送ロ
ーラ14と従動ローラ16によって搬送された用紙は、偏向
爪13が作動している箇所のビン11に排出される。偏向爪
13は、モード(ソートまたはスタック)に合った動きを
行う。
ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪13が作動し
て、第1ビン11に排出し、1ページ目の二枚目のコピー
は2ピン目の偏向爪が作動して第2ビン11に排出する。
又2ページ目の一枚目は第1ビン11に、二枚目は第2ビ
ン11にそれぞれ排出される。このようにして、ソートモ
ードの時は、1つのビンに1、2、3…というようにペ
ージ順に排出される。
スタックモードの時は、1ページ目の用紙全部を第1
ビンに排出し、2ページ目の用紙全部を第2ビンに排出
させるように偏向爪13が作動する。このようにして、ス
タックモードの時は、1つのビンに同一ページの用紙が
排出され、ページ毎に仕分けられる。
また、ソートモード又はスタックモード中に偏向爪13
付近で用紙がジャムしたような場合、そのジャム用紙以
後の用紙で切換爪5の前にある用紙をソータ内から排出
させる機能がある。これは、ジャム時に切換爪5を切り
換えて、後から来たコピーをジャムさせずに排紙トレイ
10に排出させている。排紙トレイ10に排出されたコピー
は、ジャム除去後に手差しテーブル28から手差しローラ
29により所定のビンに入れることが出来る。
また、ジャム以外でも、手差しテーブル28から用紙を
挿入すると、モードに応じて各ビンへ用紙を排出し、仕
分けることも可能である。このように仕分けられた用紙
に対して、ステープル処理を行うための後処理機能につ
いて、以下に説明する。
ステープラユニット25をそれぞれのビン11に対応した
位置に移動させるため、上下移動モータ22を回転させ、
下部プーリ19、上部プーリ18を介してステープラ装置移
動ベルト23を上下に動かし、それに伴いガイドユニット
26を上下に動かすようになっている。ガイドユニット26
には車があり、ガイドレール27に沿って移動するように
なっている。
チャックユニット24は、用紙束を各ビン11からステー
プラユニット25の位置まで運び、ステープル処理後に再
び元の位置に戻す装置である。
第1図では、ホーム検知片30によりホームセンサー31
がONになっていて、第1ビンに収納される用紙に対して
ステープル処理が出来る状態になっている。この状態か
らステープル処理を実行すると、実行後に上下移動モー
タ22のONによりステープルユニット25が下がり、2ビン
目のビン位置検知片32によりビン位置センサー33がONし
て、上下移動モータ22をOFFさせて、ステープラユニッ
ト25を停止させる。そして、第2ビン目のステープル処
理を行う。以下各ビンの位置にビン位置検知片32とビン
位置センサ33の協働によりステープラユニット25を停止
し、ステープル処理を行う。そして、所定のビンの用紙
に対するステープル処理の実行が終了すると、ステープ
ラユニット25をホームポジションに移す。このようにし
て、複数のコピー束等の用紙束のステープル処理を実行
させることができる。
複数のビン(図では20個)11に収納された用紙は夫々
ステープルユニット25によるステープル処理を行われる
ことができる。
第3図は、第1図の反対側から見た図である。第3図
では、第1図で表現できなかったものについて説明す
る。
本実施例のソータは、20ビンのソータであり、夫々10
ビンづつの2組のソート部に分かれていて、上のソート
部(第1ソート部)34にビンセンサ36、37と、排紙セン
サ38、39があり、下のソート部(第2ソート部)35にビ
ンセンサ40、41と排紙センサ42、43がある。また、排紙
トレイ10にも排紙センサ44、45がある。これらのセンサ
は、LEDとフォトトランジスタからなる透過式の光学検
知センサである。用紙が排出されたかどうかを検出する
のが排紙センサ38、39、42、43、44、45であり、ビンに
用紙があるかどうかを判別するのがビンセンサ36、37、
40、41である。このようなビンセンサにより、第1ソー
ト部34にコピーが乗っていれば第2ソート部35を使用す
るということが可能になっている。
コピーのステープル処理を行うためには、複数の用紙
は揃えられていなければならない。そのためソータ1に
は、以下に説明する揺動装置46がビン11のステープラ装
置とは反対側の側方部分に備えられている。
第4図において、各ビン11の用紙排出方向に関して一
方の側縁部には、ビンフェンス47がそれぞれ立設されて
いるとともに、このビンフェンス47が設けられている縁
部と直交関係にある用紙挿入側縁部にビン後端立ち上が
り部48が立設されている。また、上記ビンフェンス47が
設けられている縁部と反対側の縁部には切欠き49が設け
られている。この切欠き49は、上記ビンフェンス47に向
かって所定長さにわたり延在している。これら各ビン11
に夫々設けられている切欠き49内を上下方向に貫通して
横断面が角形状の主軸50が立設されている。主軸50の途
中部分には、各ビン11に対応する位置毎に用紙束の端面
部に当接して位置揃えを行う押圧部材51が取付けられて
いる。
第3図及び第4図において、揺動装置移動用モータ52
によるプーリ53の回転が、揺動装置駆動タイミングベル
ト54を介して、駆動軸55の下端に固定されたプーリ56に
伝達され、駆動軸55が回転する。駆動軸55の上端にはプ
ーリ57が固定され、該プーリ57と従動プーリ58との間に
は有歯タイミングベルトよりなる上移動ベルト59が巻掛
けられる。駆動軸55の末端に固定したプーリ56と従動プ
ーリ60との間には有歯タイミングベルトよりなる下移動
ベルト61が巻掛けられる。
図の例ではプーリ56はモータ52による駆動ベルト54用
プーリと移動ベルト61用プーリとを兼用し、駆動ベルト
54と移動ベルト61とを兼用し、アイドルプーリ62に巻掛
けた形としてあるが、駆動ベルト54と移動ベルト61とを
別ベルトとし、プーリ56を別体の2つのプーリとするこ
ともできる。
駆動軸55の回転により上移動ベルト59と下移動ベルト
61を駆動する。上移動ベルト59に固定されている例えば
L字形の上ブラケット63及び下移動ベルト61に固定され
ている下ブラケット64に主軸50の上下端部が支持され、
上移動ベルト59及び下移動ベルト64の移動によりビンフ
ェンス47に対し接近もしくは離隔移動して用紙のサイズ
に適合した位置に主軸50を移動する。その際、所定のサ
イズ検知片65の一つをブラケット64に取付けられたサイ
ズ検知センサ66が検知して揺動装置移動用モータ52を停
止する。これにより押圧部材51の位置が検出される。そ
して用紙がビン11に排出されると、排紙センサ38、39ま
たは42、43が検知して、揺動装置46の主軸50が作動し
て、揃え板としての押圧部材51が動かされ、用紙を揃え
る。押圧部材51は主軸50に取付けられている。そしてス
テープル処理終了後に揺動装置移動用モータ52が逆転
し、ホーム検知片67によりホームセンサ68がONされた位
置で停止する。この位置は、最大サイズの場合の位置で
ある。このようにして、用紙が排出される毎に揃えら
れ、ステープル処理の動作に備える。
第1図の上部から見た図である第2図において、ビン
11には、主軸50が最小サイズの用紙揃えが可能な位置ま
で移動可能なように切欠き49がある。また、押圧部材51
は、矢印のように回動し、用紙を揃える。この時、ビン
フェンス47により用紙の他方の端を定位置に揃える。こ
のビンフェンス47は、チャックユニット24の動きに応じ
て傾動し用紙が通過できるようになっている。
下ブラケット64上には、第4図に示すように、揺動モ
ーター117が設置されている。第5図に示すように、こ
の揺動モーター117の出力軸に固定されたクランクアー
ム69には、クランクピン70が上方に突出するように設け
られている。一方主軸50の下端部には、揺動アーム71が
揺動モーター117に向かって突出するように取り付けら
れている。この揺動アーム71に形成された長溝72内には
クランクピン70が遊嵌状態で嵌合している。したがって
前記揺動モーター118が1回転駆動又は半回転往復駆動
されることによって揺動アーム71が揺動され、その揺動
運動が主軸50を介して各ビン11に対応する押圧部材51に
伝達され、用紙揃え作用をする。
第4図に示すように揺動装置46の下ブラケット64は下
移動ベルト61により、矢印のように移動し、各用紙サイ
ズに合わせて、そのサイズ検知片65の所で停止させるこ
とが出来る。下ブラケット64と同期して上ブラケット63
も移動及び停止する。また、第4図の右方向の移動は、
最大コピーサイズに合わせてホームセンサ68(第3図)
が、ホーム検知片67(第3図)により作動させられた位
置までである。
次にステープラ装置について説明する。
多段にわたって設けられた用紙堆積用のビン群の側部
に、第6図及び第7図に示されるようにステープラ装置
が配置されている。このステープラ装置においては、ス
テープラユニット25及び用紙引寄せ装置としてのチャッ
クユニット24が、板状のブラケット73の下面部から垂下
されるようにしてそれぞれ固定されている。ステープラ
ユニット25は、各ビン上に堆積される仕分け後の記録用
紙束のそれぞれに対してステープルを打ち込むものであ
り、チャックユニット24は、上記各ビン上の記録用紙束
を把持してほぼ水平方向にステープルユニット25の方に
引寄せるものである。
上記ブラケット73の両端縁部分73a、73bは、一方は鉛
直方向上方向に他方は下方向にそれぞれ折り曲げられて
おり、これらの両端縁部分73a、73bの外側にローラ
(車)74と75が夫々回転自在に取付けられている。上記
ローラ74及び75は、ビンの側部に沿ってほぼ平行に立設
された2つの溝型のガイドレール27の溝内部に上下方向
に転動されるように装着されており、これにより上記ス
テープラユニット25及びチャックユニット24が各ビンの
側部にそって上下方向に一体的に往復移動される。さら
に上記ビンの側部に沿ってほぼ平行に2つのステープラ
装置移動ベルト23が立設されている。これらのステープ
ラ装置移動ベルト23に対して前記ブラケット73の両端縁
部分73a、73bがそれぞれねじ止め固定されている。上記
ステープラ装置移動ベルト23は、上下方向に所定間隔だ
け離して配置された2つのプーリ18、19の間にそれぞれ
掛け渡されている。下側の2つのプーリ19は共通の軸21
によって一体的に回転されるように連結されている。ス
テープラ装置移動モータ(上下移動モー)22の回転駆動
力は、その出力軸に固定されたプーリ76及び動力伝達ベ
ルト77を介してプーリ78に伝わる。更にプーリ78と同軸
上に固定された駆動歯車79と、この駆動歯車79に噛み合
わされる歯車80を順に介して上記軸21に対して回転駆動
力が伝達される。このような駆動力伝達機構によって、
ステープラ装置移動ベルト23が搬送駆動され、それによ
りブラケット73が移送され、ブラケット73に固定される
上記ステープラユニット25及びチャックユニット24の上
下方向の移送動作が行われる。
さらにまた、上記ブラケット73の一方側の端縁部分73
aに対して、位置センサ81が取付けられ、検知板82が上
記位置センサ81に挟まれるようにして立設されている。
上記検知板82には、位置を表示する突起82aが各ピン位
置に対応するようにして所定間隔をなして形成されてい
る。このような位置検知機構によって上記ステープラユ
ニット25及び用紙引き寄せ装置(チャックユニット)24
が各ビンの位置に停止されるように制御される。
第6図のブラケット73に取付けられた突起83とフォト
センサ84はブラケット73の移動上限位置を決めるための
ものであり、突起83がセンサ84の中に入り光路を遮断す
ると上下移動モータ22を停止してブラケット73の上昇を
停止する。
第8図は本例の動きを判り易くする為の説明図であ
り、ビン11上に排出された用紙、例えばコピー紙Sとチ
ャックユニット24の動きとステープラユニット25の位置
を説明する。
ビン11上に排出されたコピー紙Sは実線で示すように
排出位置H1に排出される。その後前述の揺動装置46によ
りビンフェンス47に当接する一点鎖線で示す揃え位置H2
に揃えられる。その後でソートが終了しステープルが開
始されるとチャックユニット24のチャック部85が実線の
位置から鎖線の位置に移動し、チャックを閉じてコピー
紙を挟みまた実線の位置までもどる。この動作により用
紙は二点鎖線で示す引寄せ位置H3まで移動し、ステープ
ラユニット25によりビン上にある枚数だけの用紙がステ
ープルされる。その後チャック部85が開き、後記の戻し
板86でコピー紙は引寄せ位置H3から揃え位置H2の範囲に
もどされる。これで1つのビンに対するステープル作業
が終了し、次のビンのステープル作業に移行して上記の
過程をくり返す。
チャックユニット24は、第9図に示されるように、記
録用紙束を把持するチャック部85と、このチャック部85
をほぼ水平方向に往復移動させる往復移動機構87と、ス
テープル処理後の用紙束をビン11に戻す戻し板86とを有
する。
第8図に示されるように、各ビン11における前記ステ
ープラユニット25側に対向する端縁部分には、記録用紙
束の紙揃えを行うビンフェンス47が上記ビン11から立ち
上がるように設けられている。第10図に示すようにビン
フェンス47の下端縁部分は、ビン11の下面側に沿って設
けられた支軸88に回転自在に取付られており、ビンフェ
ンス47は第11図に示される解放位置まで傾倒されること
ができる。支軸88の両端部分は、ビン11の両端縁部分に
下方に向かって形成された軸受片部89により回転自在に
支承されている。支軸88には捩じりばね90が装着されて
いる。この捩じりばね90の両端部分は、ビン11の下面及
びビンフェンス47の背面にそれぞれ当接されて係止され
ており、捩じりばね90の回転力によりビンフェンス47は
立ち上がり方向に付勢されている。
ビンフェンス47は、フェンス可動板91を介して前記ス
テープラユニット25の上下動に従って解放されるように
なっている。フェンス可動板91は、支軸88に回動自在に
支持され、解除板92がステープラユニット25と共に上下
動する際に当接してフェンス可動板91は上下傾動され
る。例えばブラケット73に固定されたフェンス解除板92
が上下動する際に、例えばフェンス解除板92の先端に取
付けた軸93に回転自在に支持されたコロ94がフェンス可
動板91に当接してフェンス可動板91を上下傾動する。
フェンス可動板91の一部分はビンフェンス47の背部に
固定又は一体形成された張出片部95に扇状に開けられた
穴96へ突入しており、フェンス可動板91が第10図に示す
位置から下方向に回動されると、張出片部95の扇状の穴
96の下部にフェンス可動板91が当接し、ビンフェンス47
はフェンス可動板91の下傾動にしたがって第11図に示す
位置まで傾倒される。
まずソート動作が行われる場合には、第10図に示され
るように、ビンフェンス47は捩じりばね90の回転力によ
って立ち上がり位置に保持されており、ソート動作によ
ってビン11上に排出された記録用紙Sの端縁部が上記ビ
ンフェンス47に当接して紙揃えが行われるようになって
いる。このソート動作が終了されると、ステープラ装置
のブラケット73が下降を始め、フェンス解除板92のコロ
94がビン11側のフェンス可動板91の上面に当接する。フ
ェンス可動板91がフェンス解除板92により第11図に示さ
れるように下方位置に回動される。このフェンス可動板
91の回動に伴ってフェンス47が捩じりばね90の回転力に
抗して傾倒され、ビン11が解放される。このときビンフ
ェンス47及びフェンス可動板91は、第11図に一点鎖線で
表されるビン11の表面位置Aより少し下方まで押し下げ
られると好都合である。この状態でステープラユニット
25によるステープル動作が実行される。
ステープル動作が終了されて用紙束がビン11の元の位
置に戻されるのと同時に、もしくは用紙が戻されなが
ら、ステープラユニット25が次のビンに向かって下方に
移動される。この際ステープラユニット25の下降動作に
よってフエンス解除板92がフェンス可動板91から離脱す
ると、捩じりばね90の回転力によってビンフェンス47が
立ち上がり傾動し、元の位置に戻され、同時に張出片部
95に当接するフェンス可動板91が元の位置に戻される。
ビンフェンス47によるビン11に対する解放動作及びステ
ープル動作は、ソートされたビンの全てに対して行われ
ることができる。
各ビンに収納されるすべての用紙束に対してステープ
ルが終了すると、ステープラユニット25は、上昇されて
最上位のホームポジションに戻される。ホームポジショ
ンは最上位に配置されている1段目のビンよりさらに上
側に位置されている。このステープラユニット25の戻り
時に、フェンス解除板92が第10図に示す状態のフェンス
可動板91に下方側から当接し、フェンス可動板91を押上
げるが、この場合にはフェンス可動板91は第12図に示さ
れるように上方に向かって穴96の中で空転状態で逃げ回
動され、したがってビンフェンス47はなんら回動される
ことはない。ステープラユニット25の上昇動作によって
フェンス解除板92が、フェンス可動板91から離脱される
と、フェンス可動板91は自重によって第10図に示される
元の位置に戻される。
第13図に示した別の例では、ビンフェンス47に、フェ
ンス可動板91を受ける弾性体97が設置されている。この
例においては、ステープラユニット25の戻り時において
フェンス可動板91が上方に向かって空転状態で逃げ回動
されると、フェンス可動板91が上記弾性体97に当接して
受けられ、その弾性体97の撓み反発力によってフェンス
可動板91の元の位置への戻り運動が助勢される。
次にステープラユニット25の構成について説明する。
図示しない複写機本体が用紙反転装置をもっていて、
用紙は1枚目から画像面を下側にして排出され、そのま
まソータのビン11に堆積されるため、第6図に示すよう
にステープラユニット25は通常とは上下逆にブラケット
73に取付けられる。この上下逆に配置されたステープラ
ユニット25は第14図に示すようにブラケット73の固定さ
れる台部98と、該台部98に支軸99により回動自在に支持
されるステープラ100とを有する。ステープラ100は支軸
99により回動自在に支持される基台101と、該基台101に
固定される本体102と、ステープル動作部103と交換可能
な針カートリッジ104とを有する。台部98には係合爪105
が軸106により回動自在に支持され、且つ解放レバー107
が軸108により回動自在に支持されている。
ステープラ100の基台101には第14図に示す作動位置に
おいて係合爪105に係合する係合ピン109が取付られてい
る。
解放レバー107の一端は係合爪105の一端と連結され、
その際解放レバー107と係合爪105のうちの一方に形成さ
れた、図の例では解放レバー107に形成された長穴110
に、他方に形成された、図の例では係合爪105に形成さ
れたピン111が係合し、解放レバー107の揺動が係合爪10
5に往復回動として伝達される。係合爪105と台部98との
間にばね112が張設され、係合爪105は係合ピン109に係
合する位置に移動する習性が与えられている。
第14図に示す状態では係合爪105が係合ピン109に係合
してステープラ100を作動位置に保持している。この状
態において解放レバー107の自由端を上方に第15図に示
すように押し上げると、係合爪105は係合ピン109に対す
る係合を解放し、ステープラ101は自重により又は手で
引くことにより軸99のまわりを90゜以上回動し、第16図
に示す針補給位置に移動する。
ステープラ100の基台101には軸118によりレバー113が
枢着され、レバー113の自由端に取付けられたピン114が
台部98に形成されたカム穴(又はカム溝)115に沿って
移動可能である。カム穴115にはステープラ100の針補給
位置においてピン114が係合し、ステープラ100を保持す
るロック凹部116が形成される。ピン114がロック凹部11
6に係合することによりステープラ100は第16図に示す位
置からはそのままでは移動できなうようにロック固定さ
れ、保持される。
ステープラ100が作動位置から動いて後、解放レバー1
07から手を放すと、係合爪105がばね112の作用で復帰動
し、それに伴い解放レバー107も第16図に示すように復
帰する。この復帰した位置では解放レバー107はロック
凹部116よりは図の下方に位置し、ピン114は解放レバー
107の上まで延在している。
針補給位置にあるステープラ100は殆どソータ本体側
面より外方に出た状態になり、作業者が容易に針カート
リッジ104を交換して針補給することができるように形
成されている。
針カートリッジ104の交換後、第17図に示すように解
放レバー107を押し上げると、ピン114は解放レバー107
の上面に当接して押し上げられ、ロック凹部116との係
合を解除される。ピン114がロックを解除されることに
より、ステープラ100は軸99のまわりに作動位置へ自由
に回動することができる。ここで解放レバー107より手
を離すことにより、係合爪105はばね112の作用により最
初の状態に戻る。
ステープラ100を手で又は適当する戻し手段を設けて
作動位置へ図の反時計方向に回動することにより作動位
置に戻すことができる。その際、第18図に示すように、
係合ピン109は係合爪105に当り、係合爪105の外部斜面
との協働により鎖線で示すように係合爪105を押し開い
て移動して後、ばね112の力により復帰する係合爪105に
係合する。
次に、このソータのステープラ装置の制御について、
制御ブロック図及びフローチャートに基づいて詳細に説
明する。
第19図は本発明における制御装置のブロック図であ
る。
制御装置はCPU201を中心にROM202、RAM203、I/Oポー
ト204、205、クロック・タイマコントローラ206(以下C
TCと略す)、ユニバーサル・アシンクロナス・レシーバ
ートランシーバー(以下UART略す)207により構成され
るマイクロコンピューター制御システムである。
プログラムを書き込んだROM202により随時、RAM203を
利用しつつI/Oポート205からの入力信号を受けてI/Oポ
ート204、CTC206の出力信号により各種ドライバ208、20
9、210、211、212を介し出力系の各負荷を制御してい
る。又複写機とは、レシーバ213、ドライバ214を介し、
UART207により各ステータス指示信号をやりとりしてい
る。
複写機とやりとりしている信号のうち複写機からソー
タのステープラに送られてくる信号にはソータ始動信
号、複写機排出信号、モード信号、サイズ信号、ステー
プル開始信号、ステープル終了信号、サービスコールリ
セット信号(S.C.リセット)などがあり、ソータステー
プラから複写機に送る信号には排出信号、各ドア、カバ
ーオープン信号、JAM信号、ビン数オーバ信号、異常信
号、針無信号、ステープル終了信号、ステープル許可信
号、ソート許可信号などがある。
制御装置には第19図に示すように入力系のセンサ、ス
イッチ(SW)群よりマルチプレクサ215を介してI/Oポー
ト205に信号が送られる。
以下に本発明の実施例の動作の一部を説明する。
第20図において、複写機から送られる動作モード信号
を受信し、複写機から送られるセット枚数信号を受信
し、コピー開始後、複写機からソータ始動信号が送られ
てくると、その信号の受信で駆動モータ17(第1図)が
ONし動作する。ソータ始動信号が送られて来ない時は待
機状態となる。
ソートモード時にはソータ始動信号に少し遅れて複写
機から給紙した用紙のサイズを示すサイズ信号が送信さ
れる。
サイズ信号を受け取り、用紙揃えのための揺動装置の
揺動の可、不可を判断し、揺動可の場合は、受け取った
サイズ信号に該当する位置へ揺動装置46(第4図)を移
動させる。
次に複写機からコピーが排出される時、排出信号が送
られる。
排紙信号を受信したタイミングにより駆動モータ17に
接続される電磁クラッチ(電磁CL)121がONしてソータ
1内の各部の駆動が開始する。
次に複写機からコピーが入口ガイド板2を通って搬入
され入口センサ122がONとなる。
入口センサ122のONと所定のタイミングで切換ソレノ
イド(切換SOL)123がONし、ソートビンへの排紙の準備
が整う。
切換SOL123のONのタイミングに少し遅れて、第1ビン
〜第20ビンの夫々の偏向ソレノイド(偏向SOL)124のう
ち該当するソレノイドがONし、コピーを該当するビン11
へ導く。
コピーが排出されビンの上に載るまでの適当な時間経
過後揺動装置46の作動により紙揃えを各ビンについて行
う。
なお、揺動装置の押圧部材を動かすタイミングは、コ
ピーの後端を検出し、それを基準に行っている。
ビンへの用紙、例えばコピーのスタック枚数がステー
プル可能枚数(例えば30枚)を越えた後は、排紙された
コピーに対してのステープルを禁止すると共に、ソーテ
ィングの妨げになる揺動装置の作動を止め、揺動装置の
ホームポジションへ退避させている。
ビン上の用紙の積載枚数は、先頭ビンへ用紙が排出さ
れるときにカウントする事により検知される。
ソート終了後、ビン上に用紙束が載っている場合に、
複写機からステープル開始信号が送信され、この信号の
受信によりステープル装置のステープル動作を後述の如
く開始する。
ステープル動作を終了すると、ステープラユニットを
ホームポジションへ移動する、ステープラユニット移動
部ホーム動作を行う。
ステープル動作が終了していないと、ソートが終了し
たか否かを判断し、ソートが終了したときはステープル
開始信号を受信したか判断するステップに戻り、終了し
ていない場合はソート動作に戻る。
ソートモードでない場合はスタックモードか判断し、
スタックモードの場合はスタック動作を行いスタックを
終了する。スタックモードでもない場合はプレーフモー
ドとして、用紙を仕分けをするビンではなく、排紙トレ
イ11に排出するプルーフ動作を行う。
前記ステープルの動作モードにはソート終了後、ステ
ープルを行う「マニアルステープル動作モード」と、1
つのビンへのソート終了後、ソート動作は継続しつつ自
動的にステープル動作を開始する「オートステープル動
作モード」の2種類がある。
マニュアルステープル動作の場合は、第21図のサブル
ーチンに基づいて制御される。
まずホームポジションにあるステープラをステープル
を施す先頭ビンへ移動させる。
ステープラが先頭ビンに移動した後は第21図のサブル
ーチン中に示されているステープル動作シーケンスカウ
ンターの値に基づき動作を進めていく。
ステープラが先頭ビンに移動終了した時、ステープル
シーケンスカウンタの値は0から1にセットされる。ス
テープルシーケンスカウンタの値が1の時は、チャック
モータをONしチャックユニットを前進させる。チャック
ユニットの前進終了を検知するチャック前センサがON
し、チャックユニットの前進を終了し、ステープルシー
ケンスカウンタへ2をセットし、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が2の時はチャッ
クSOLをONし、ステープルシーケンスカウンタへ3をセ
ットし、次へ動作を進める。ステープルシーケンスカウ
ンタの値が3の時は、タイマをスタートし、その状態を
0.2秒間保持し、0.2秒経過後タイマを停止し、ステープ
ルシーケンスカウンタへ4をセットし、次へ動作を進め
る。
ステープルシーケンスカウンタの値が4の時はチャッ
クモータをONし、チャックユニットをホームポジション
へ移動させる。
チャックユニットのホーム移動終了を検知するチャッ
ク後センサがONし、チャックユニットのホーム移動を終
了し、ステープルシーケンスカウンタへ5をセットし、
次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が5の時は、紙有
無センサの出力を確認し、紙有の時は、ステープルの綴
じ動作を行う。綴じ動作終了を検知し、ステープルシー
ケンスカウンタへ6をセットし、次へ動作を進める。紙
有無センサの出力が紙無しである時は、ステープルの綴
じ動作を行わずステープルシーケンスカウンタへ6をセ
ットし次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6の時はチャッ
クSOLをOFFし、ステープル済みビンカウンタをカウント
アップすると共に揺動モータを動かし寄せを行う。そし
て、ステープルを施すビンの合計を示すステープル予約
ビンメモリーの値と、ステープル済みカウンタの値を比
較し、値が一致すれば、ステープルシーケンスカウンタ
へ0をセットしステープラ綴じ動作を終了し、次にステ
ープラ装置移動用モータ(上下移動モータ)22をONしス
テープラユニットをホームポジションへ移動させる。
ステープル予約ビンメモリの値よりステープル済みカ
ウンタの値が小の時は、ステープルシーケンスカウンタ
へ7をセットし、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が7の時は、タイ
マをスタートしその状態を0.3秒間保持し、0.3秒経過後
タイマを停止しステープルシーケンスカウンタへ0をセ
ットし次ビンへのステープラビン間移動開始を指示す
る。
第22図において、ステープラビン間移動開始を判断
し、ステープラ移動開始が指示されると上下移動モータ
22をONして下降動する。同時にタイマをスタートし、予
め設定した時間、例えば0.15秒を過ぎたかどうかタイム
オーバーを判断し、タイムオーバーとなった時、タイマ
を停止しステープルシーケンスカウンタへ1をセット
し、次ビンのステープル動作を開始する。
上下位置センサ81のON/OFFを判断し、ONとなった時上
下移動モータ22をOFFしビン間移動を終了する。
本実施例では、次ビンへステープラが移動終了する約
100msec前に次ビンのステープル動作を開始することで
時間の短縮を図っている。
第21図のフローに基づき以上の動作をステープルビン
予約カウンタの値とステープル済みカウンタの値が一致
するまで繰り返す。
ステープル予約ビンの算出は第23図に基づいて行われ
る。ソートモード動作時、原稿ごとにその原稿の複写紙
が第何ビンまで排出されたかを記憶する前原稿コピー排
出ビン数メモリへ1回のソート動作中最大第何ビンまで
排出されたかを記憶する前排出最大ビン数メモリ等何ビ
ンまでステープルするかを指示するステープル予約ビン
メモリを有し、ソートモードで複写動作が開始されソー
タの先頭ビンから複写紙が排出される場合、前原稿コピ
ー排出ビン数メモリの内容と前排出最大ビン数メモリの
内容が比較され、前原稿コピー排出ビン数メモリの値が
前排出最大ビン数メモリの値より大きい場合は、前原稿
コピー排出ビン数メモリの値を、前排出最大ビン数メモ
リに代入し、前原稿コピー排出ビン数メモリには1が代
入される。
前原稿コピー排出ビン数メモリには2ビン目、3ビン
目にコピーが排出されると2、3…と値が増加してい
く。
ステープル予約ビンメモリには、常に現在排出のビン
数と前排出最大ビン数メモリの内容を比較し数の小さい
方のメモリの内容をステープル予約ビンメモリに代入さ
れる。ステープル予約ビンメモリの内容は状況により変
化するため、オートステープルモードの様にコピー排紙
しながらステープル動作を行う場合でも対応できる。
オートステープル動作の場合は、ソート途中、複写機
が最終原稿の1枚目のコピーを排出するタイミングで、
ステープル開始信号が送信され、この信号を受信した
後、最終原稿の1枚目のコピーが本機から排出され、そ
のコピーに揺動が施された時よりステープル動作を開始
する。
まずホームポジションにあるステープラをステープル
を施す先頭ビンへ移動させる。
ステープラが先頭ビンに移動した後はサブルーチンの
中に示されているステープル動作シーケンスカウンタの
値に基づき動作を進めていく。
ステープラが先頭ビンに移動終了した時、ステープル
シーケンスカウンタの値は0から1にセットされる。ス
テープルシーケンスカウンタの値が1の時は、チャック
モータをONしチャックユニットを前進させる。チャック
ユニットの前進終了を検知するチャック前センサがON
し、チャックユニットの前進を終了し、ステープルシー
ケンスカウンタへ2をセットし、次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が2の時はチャッ
クSOLをONし、ステープルシーケンスカウンタへ3をセ
ットし、次へ動作を進める。ステープルシーケンスカウ
ンタの値が3の時は、タイマのスタートし、その状態を
0.2秒間保持し、0.2秒経過後タイマを停止し、ステープ
ルシーケンスカウンタへ4をセットし、次へ動作を進め
る。
ステープルシーケンスカウンタの値が4の時はチャッ
クモータをONし、チャックユニットをホームポジション
へ移動させる。
チャックユニットのホーム移動終了を検知するチャッ
ク後センサがONし、チャックユニットのホーム移動を終
了し、ステープルシーケンスカウンタへ5をセットし、
次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が5の時は、紙有
無センサの出力を確認し、紙有の時はステープルの綴じ
動作を行う。綴じ動作終了を検知し、ステープルシーケ
ンスカウンタへ6をセットし、次へ動作を進める。紙有
無センサの出力が紙無しである時は、ステープルの綴じ
動作を行わず、ステープルシーケンスカウンタへ6をセ
ットし次へ動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が6の時はチャッ
クSOLをOFFし、ステープル済みビンカウンタをカウント
アップすると共に揺動モータを動かし、寄せを行う。そ
して、ステープルを施すビンの合計を示すステープル予
約ビンメモリーの値と、ステープル済みカウンタの値を
比較し、値が一致すれば、ステープルシーケンスカウン
タへ0をセットしステープラ動作を終了し、次に上下移
動モータ22をONしステープラユニットをホームポジショ
ンへ移動させる、ステープル予約ビンメモリの値よりス
テープル済みカウンタの値が小の時は、第何ビンまで揺
動が施されているかを示す揺動済ビンメモリとステープ
ル済カウンタを比較し、揺動済ビンメモリの値が大の時
はステープルシーケンスカウンタへ7をセットし、次へ
動作を進める。揺動済ビンメモリの値が小又は、等しい
時は、ステープラはその状態を保持し、揺動装置の揺動
禁止処理を解除し、揺動を促す。又定めたサイズにおい
ては揺動済ビンメモリの値がステープル済みビンメモリ
の値より2以上の場合は、ステープルシーケンスカウン
タへ7をセットし、次へ動作を進める。1以下の場合、
ステープラはその状態を保持し、揺動禁止処理を解除し
揺動を促す。なお、揺動禁止処理及び揺動済みビンメモ
リの計算に関しては後述する。揺動装置の揺動が行われ
揺動済ビンメモリの値がステープル済ビンメモリの値に
対して大となった時又定めたサイズにおいては2以上と
なった時、ステープルシーケンスカウンタへ7をセット
し、次の動作を進める。
ステープルシーケンスカウンタの値が7の時はタイマ
をスタートし、その状態を所定時間、例えば0.3秒間保
持し、0.3秒経過後タイマを停止し次ビンへのステープ
ラ移動開始を指示する。
以上の動作をステープル予約ビンカウンタの値とステ
ープル済カウンタの値が一致するまで繰り返す。
ステープル動作時は、第24図のフローにおいて、チャ
ックSOLがONしているかどうかを判断し、Yesならチャッ
クがホーム位置へ移動終了後の経過時間が所定時間、例
えば0.3sec以上になっているかどうかを判断し、NOな
ら、揺動の許可をする。
もし、チャックSOLがONしていなければ、揺動の禁止
を行う、また、チャックがホーム位置へ移動終了後時間
が0.3sec以上になっていれば、揺動を禁止して戻る。
また、ステープル動作実行中でなければ、無条件に揺
動許可をして戻る。
ステープルされた用紙は、第25図のフローにおいて、
ステープル終了後チャックソレノイドがOFFされて用紙
の掴みが解除されると、戻し板86によりビン11上のスラ
イドしビンフェンス47の回転領域内まで押し戻され、ス
テープル1動作が終了する。この時第21図のサブルーチ
ンにてステープル1動作終了フラグがセットされる。
このステープル1動作終了フラグの内容で、ステープ
ル1動作終了を判断する。ステープル1動作終了したと
判断した後、次ビンの処理にてチャックSOLがONしたと
判断した時、揺動装置の揺動をスタートし用紙揃えを行
う。
本発明に係るステープラ付ソータはソータビンを複数
系統、例えば第1ソート部と第2ソート部の上下2系統
に分け、上系統にソート後ステープル処理を施した後、
ビンを開放せずとも、他の系統部にソートしステープル
処理を施すことのできる複数系統ステール処理機能を有
する。上下系統のコピーサイズが同一であることが条件
のモードAと、上下系統において後から処理する系統の
コピーサイズが前に処理した系統より大きいことが条件
のモードBを有し、使用者に応じて切換え可能とする。
ここで1系統処理後、他系統を用いてソートする事を
デュアルソートと称する。
第26図のサブルーチンにおいてデュアルソートを行お
うとする場合、デュアルソート不可能な状態であれば、
ソートモードを禁止し、警告する。デュアルソート可能
な状態であれば紙サイズを検知し、前ソート時の紙サイ
ズとデュアルソートしようとする後ソートの紙サイズが
同サイズの時はそのまま動作を継続する。前ソート時の
紙サイズとデュアルソートしようとする紙サイズが異サ
イズの時は揺動装置を退避させ、ステープルを禁止し、
動作を継続する。
第27図に示すサブルーチンにおいて、 デュアルソートを行おうとする場合、デュアルソート
不可能な状態であれば、ソートモードを禁止し、警告す
る。デュアルソート可能な状態であれば紙サイズを検知
し、前ソート時の紙サイズよりデュアルソートしようと
する後ソートの紙サイズの方が大サイズ又は紙サイズが
同サイズの時はそのまま動作を継続する。前ソート時の
紙サイズよりデュアルソートしようとする紙サイズの方
が小サイズの時は揺動装置を退避させ、ステープルを禁
止し、動作を継続する。
第26図と第27図の制御により1つの系統に用紙束が残
っていても別の系統でソートを行いステープルを行うこ
とができ、ビンの中にステープル済又はステープルしな
い用紙束があってもそのままソート、ステープル作業を
継続することができる。その際、ステープラはステープ
ルしないビンは通過して該当するビンまで移動する。
第28図に示すサブルーチンにより、現在停止している
位置が、ホームポジション以外であれば、モータの回転
数を高速に設定しステープラ装置移動用モータ(上下移
動用モータ)22をONし降下する。
現在停止している位置がホームポジションであれば、
次に停止するビン数により下降スピードを可変する。す
なわち停止するビンが1ビン目である時は、回転数を高
速に設定し、上下移動モータ22をONする。
停止するビンが2ビン目以上であれば、回転数を低速
に設定し、上下移動モータ22をONする。
ステープラ装置を上下動する際、第29図に示すサブル
ーチンに基づいて制御することができる。上下移動開始
時、移動スピードを徐々に上げ、設定した値に達したと
ころで定速移動させ、上下移動停止時、停止するビン位
置の手前から移動スピードを徐々に下げ、設定した値に
達したところで定速移動させ、停止ビン位置で停止させ
る。
第29図に示す1msec毎にコールされるサブルーチンに
おいて、上下移動モータ22のON後、スローアップ動作が
終了していなければ、サブルーチンコール毎にスローア
ップカウンタが1カウントアップする。
そのスローアップカウンタの値に基づき徐々にスピー
ドが増加する様に設定したROM202内スピードデータ群の
中からスピードデータをCTC206にセットする。
CTC206からセットされたスピードデータに基づいた周
波数を発生し、相信号生成部215へ送られる。相信号生
成部215から相信号が定電流ドライバ210へ送られ、上下
移動モータ22がスピードデータに対応した回転数で動作
する。
スローアップカウンタが或る設定した値に達した時、
スローアップを終了し、上下移動モータ22はその後一定
の回転数で動作する。
一定時間後、スローダウン動作が開始し、サブルーチ
ンコール毎にスローダウンカウンタが1カウントアップ
する。
そのスローダウンカウンタの値に基づき徐々にスピー
ドが減少する様設定したROM202内スピードデータ群の中
から、スピードデータをCTC206にセットする。
CTC206からセットされたスピードデータに基づいた周
波数を発生し、相信号生成部215へ送られる。
相信号生成部215から相信号が定電流ドライバ210へ送
られ上下移動モータ22がスピードデータに対応した回転
数で動作する。
スローダウンカウンタがある設定した値に達した時、
スローダウンを終了し、上下移動モータ22はその後一定
の回転数で動作する。
停止するビンにステープラが達した時、上下移動モー
タ22がOFFし、停止する。
上下移動モータ22の異常を検知した場合第30図に示す
サブルーチンにより制御され、異常検知が2度目の時は
異常信号を送信し、サービスマンコールとなる。異常検
知が1度目の時は上下動モータ22が上昇時であれば、モ
ータを再起動させ、動作を継続し、下降時であればジャ
ム信号を送信し次処理に移る。
次に各種の異常の検知及び復帰動作のフローのフロー
チャートを示す。
第31図は、その全体のフローを示すフローチャートで
あり、サイズ移動異常検知、上下移動異常検知、揺動異
常検知、チャック異常検知及びスイープル異常検知を順
次行う。
上記の各異常検知のサブルーチンは第32図〜第36図に
夫々示されている。夫々の動作のフローは、図より明ら
かであるから説明を省略する。
上記の各異常検知により、異常が検出された場合は、
夫々異常復帰動作が行われる。第37図〜第41図に夫々サ
イズ移動異常復帰、上下移動異常復帰、揺動異常復帰、
チャック異常復帰及びステープル異常復帰のサブルーチ
ンを示す。これらのフローチャート中の、、、
、、は夫々第31図の同じ符号に接続されて動作を
続行するものとする。
〔効果〕
本発明により、複数組のソータ部の1つのソータ部が
使用されているときには次の書類については別のソータ
部において仕分け作業からステープル作業を行うことが
でき、複数の書類の画像形成仕分けステープル作業は不
必要に中断することなく連続して行うことが可能にな
り、作業能率が向上した。
本発明により、更に1つのソータ部においても、仕分
けを中断するビンが生じてもその前のビン迄ステープル
作業を行い、中断解除後は再び中断したビンからステー
プルを再開でき、ステープル作業の時間ロスが少なく作
業能率が向上した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るソータの側断面図、第2図は一部
を切欠いて示す上面図、第3図は第1図の反対側断面
図、第4図はビンと揺動装置の斜視図、第5図はビンと
揺動装置の平面図、第6図はステープラ装置の斜視図、
第7図は第6図の平面図、第8図はビン上での用紙の排
出時からステープル作業後の戻し迄における位置の変化
を示す図、第9図はチャックユニットの概略図、第10図
〜第13図はビンフェンスの傾動とフェンス解除板との関
係を経時的に順次示した後、第14図〜第18図はステープ
ラユニットの構成を針カートリッジ交換時の経時的変化
として順次示した図、第19図は制御装置のブロック図、
第20図〜第41図は制御装置による制御フローチャートで
ある。 1……ソータ、11……ビン 25……ステープラユニット 100……ステープラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 博文 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 森井 伸行 愛知県名古屋市東区泉2丁目28番24号 ヨコタビル リコーエレメックス株式会 社内 (56)参考文献 特開 昭63−41373(JP,A) 特開 昭62−290655(JP,A) 特開 昭63−139877(JP,A) 特開 昭63−47266(JP,A) 特開 昭63−41365(JP,A) 特開 昭63−41364(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙を仕分け収納する複数のビンを有する
    ソータにおいて、 複数のビンを1組として構成するソータ部が複数個設け
    られ、各ソータ部別に仕分け給送制御が可能に形成さ
    れ、 各ビンに送入された用紙を揃える揃え部が設けられ、 各ビンに収納された用紙束を綴じるステープラ装置を有
    し、 1つのソータ部にソート済みもしくはステープル済みの
    用紙束がある際に、他のソータ部に用紙をソートし、ス
    テープルする場合にはステープラ装置が他のソータ部よ
    りステープルを開始することを特徴とするステープラ付
    ソータ。
  2. 【請求項2】用紙を仕分け収納する複数のビンを有する
    ソータにおいて、 各ビンに送入された用紙を揃える揃え部が設けられ、 各ビンに収納された用紙束を綴じるステープラ装置を有
    し、ステープラ装置は上段のビンより順次ステープル作
    業を行い、1つのビンについてソート作業の中断があっ
    たときは中断したビンの手前のビンの用紙束までステー
    プル作業を行い、中断したビンの中断解除の際は当該中
    断したビンよりステープル作業を行うことを特徴とする
    ステープラ付ソータ。
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