JPH04252153A - 香気の捕集装置および捕集方法 - Google Patents

香気の捕集装置および捕集方法

Info

Publication number
JPH04252153A
JPH04252153A JP3009299A JP929991A JPH04252153A JP H04252153 A JPH04252153 A JP H04252153A JP 3009299 A JP3009299 A JP 3009299A JP 929991 A JP929991 A JP 929991A JP H04252153 A JPH04252153 A JP H04252153A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aroma
gas
perfume
collecting
carrier gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3009299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3217800B2 (ja
Inventor
Saburo Koreeda
三郎 此枝
Hiroki Yamamoto
洋樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagaoka Perfumery Co Ltd
Original Assignee
Nagaoka Perfumery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagaoka Perfumery Co Ltd filed Critical Nagaoka Perfumery Co Ltd
Priority to JP00929991A priority Critical patent/JP3217800B2/ja
Priority to DE69213969T priority patent/DE69213969T2/de
Priority to US07/827,077 priority patent/US5214998A/en
Priority to EP92300705A priority patent/EP0497547B1/en
Publication of JPH04252153A publication Critical patent/JPH04252153A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217800B2 publication Critical patent/JP3217800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23LFOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
    • A23L27/00Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
    • A23L27/10Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof
    • A23L27/11Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof obtained by solvent extraction

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)
  • Fats And Perfumes (AREA)
  • Confectionery (AREA)
  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)
  • Seasonings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、香気の捕集装置および
捕集方法、特に、焙煎等の熱処理により香りが発せられ
る食物の香気の捕集装置および捕集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】焙煎加熱により、ビーンズ等の香気を抽
出する手段として、従来は、有機溶媒、水、熱水、水蒸
気等の溶剤を直接的にビーンズ等に接触させ、加圧・減
圧・加温などの物理的条件下で効率的に香気成分を抽出
ないしは搾油し、しかる後、瀘過、蒸留等の精製により
香気物質を得ていた(特開平第2−203750号公報
等)。そして、その結果物が食品香料として流通してい
るのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の香気捕集手段では、焙煎によるオフフレーバ
ー、例えば、カラメル臭などが一緒に抽出され、良好な
香気成分のみを選択的に抽出することが困難であった。 本発明は、このような実情のもと、創案されたものであ
って、その目的は不要な香気を抽出せず、本来の良好な
香気成分のみを選択的に抽出できる香気の捕集装置およ
び捕集方法を提案することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明の香気の捕集装置は、香気源である食物原料を
収容し、該収容された原料を加熱して香気成分を発させ
る加熱ユニットと、該ユニットによって発された香気成
分を供給気体とともに搬送する気体供給ユニットと、該
気体供給ユニットによって搬送された香気を溶解捕集す
る香気捕集ユニットとを備えるように構成した。また、
本発明の香気の捕集方法は、香気源である食物原料を加
熱して香気成分を発させた後、この香気成分をキャリア
ガスによって搬送し、しかる後、キャリアガスと伴に搬
送された香気を香気溶解捕集液内に通過させて溶解捕集
するように構成した。
【0005】
【作用】加熱によって発せられた香気成分は、キャリア
ガスによって搬送され、しかる後、香気溶解捕集液で溶
解捕集される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の香料の捕集装置1を図1に基
づいて説明する。捕集装置1は香気源である食物原料を
収容し、該収容された原料を加熱して香気成分を出させ
る加熱ユニットH(図の左方に示される)と、該ユニッ
トHによって発せられた香気成分を供給気体とともに搬
送する気体供給ユニットCと、該気体供給ユニットによ
って搬送された香気を溶解捕集する香気捕集ユニットT
(図の中央に示される)とを備える。
【0007】前記加熱ユニットHは、香気源である食物
原料37を収容する筒状のカラム30と、このカラム3
0の外周面に包囲された加熱ジャケット32と、加熱ジ
ャケット32内に設置されたヒータ34を備えている。 カラム30に収納される食物原料37としては、焙煎等
の熱処理により香りが付与される食物、例えば、コーヒ
ー豆、カカオ豆、炒り豆(大豆,空豆等)、煎餅、磯部
焼き餅、うなぎ蒲焼きや秋刀魚などの焼き魚、ビーフス
テーキ、お茶の葉、麦茶、焼きニンニク、玉葱、ニラ、
焼き芋、ポテト、コーン等が対象となる。通常、これら
は、接触表面積を大きくとるために粉状にグラインドさ
れてカラム30内に投入される。カラム30は、通常、
密封系からなり、この系内には、後述する香気搬送気体
(以下、単にキャリアという)の導入口および排出口が
設けられる。なお、加熱手段はヒータ34の加熱に限ら
ず公知の種々の加熱手段が用いられ得る。
【0008】気体供給ユニットCは、前記加熱ユニット
によって発せられた香気成分をキャリアとともに後述す
る香気捕集ユニットTへ搬送することを主目的とする。 すなわち、このものは、気体供給源である気体ボンベ1
0と、前記食物原料37の中に埋設された散気管18と
、これら気体ボンベ10と散気管18とを連結するパイ
プ2a,2bを有している。散気管18には通常、キャ
リアガスを分配するための複数の穴が穿設されている。 なお、パイプ2a,2bには、一次バルブ(減圧弁)1
2、インレットバルブ14、気体循環ポンプ16等が適
宜、設置される。そして、気体循環ポンプ16を作動さ
せることによりキャリアガスは、前記加熱ユニットHの
カラム30内に送り込まれるようになっている。 なお、気体ボンベ10内に充填されるキャリアガスは、
窒素、アルゴン、ヘリウムもしくは炭酸等の不活性ガス
や空気、酸素、水素、もしくは一酸化炭素等の活性ガス
が用いられる。中でも、窒素又は炭酸等の不活性ガスを
用いるのが特に好ましい。この気体供給ユニットCも通
常は密封系である。なお、パイプ2dからパイプ2cが
分岐されており、このパイプ2cは、後述する連結パイ
プ6と接続され、後述する気体循環路を形成する役目を
果たしている。
【0009】香気捕集ユニットTは、有底筒状の第1の
香気捕集器61と、第2の香気捕集器62と、第3の香
気捕集器63と、これらの捕集器61,62,63の中
にそれぞれ貯留される香気溶解捕集溶液71,72,7
3とを備えている。各種捕集器の口部には密封系を維持
するための蓋体61a,62a,63aが取り付けられ
る。そして、前記加熱ユニットHのカラム30と第1の
香気捕集器61、第1の香気捕集器61と第2の香気捕
集器62、第2の香気捕集器62と第3の香気捕集器6
3とは、それぞれ、連結パイプ3,4,5によってキャ
リアガスと伴に搬送される香気を香気溶解捕集液71,
72,73内に通過させて溶解捕集できるように密封状
態で連結される。すなわち、連結パイプ3の一方端3a
(その上部には必要に応じてフィルタ69が設置される
)は、カラム30の内部上方に設置され、他方端3bは
第1の香気捕集器61の底部に設置される。これと同様
な形態で連結パイプ4,5がそれぞれ設置され、最終の
第3の香気捕集器63には連結パイプ6の一方端6aが
設置され、他端はアウトレットバルブ94を有するパイ
プ2dに合流するようになっている。なお、連結パイプ
4および5の一方端4a,5a(上流端側)は、溶解し
きれなかった香料を含む気体の捕集を容易ならしめるた
めに図示のごとく広口形状で、かつ香気捕集溶液内に埋
没している。香気捕集溶液71,72,73としては、
グリセリン、ポリプロピレングリコール、エタノール、
メタノール、グリセリン脂肪酸エステル、ヘキサン、ア
セトン、植物油、動物油、水、糖アルコールもしくは糖
類の1種、またはこれらの2種以上の混合物が用いられ
る。本発明における香気溶解捕集液の温度は、−40〜
60℃、好ましくは−5〜20℃、より好ましくは5〜
15℃である。この温度が−40℃未満になると、溶解
捕集液の粘度が上ったり、固化するという不都合が生じ
、またこの温度が60℃を超えると、捕集された香気が
発散するという不都合が生じる。なお、本実施例では3
つの香気捕集器61,62,63を用いているが、この
数は香気の溶解度および捕集溶液内の滞留時間等に応じ
て適宜設定されものであり、特に限定されるものではな
い。
【0010】つぎに本発明の装置の動作について説明す
る。まず、カラム30に焙煎等の加熱処理を行った食物
原料を投入し、密封する。香気捕集器の中に、香気溶解
捕集溶液を充填し、このものを所定温度の保冷状態に維
持したまま、ついで系内気体をキャリアガスと置換する
置換工程へと移行させる。すなわち、インレットバルブ
14とアウトレットバルブ94を開放状態にして、気体
ボンベ10から数分間キャリアガスの送気を行い、系内
の気体をボンベ気体(キャリアガス)と置換する。その
後インレットバルブ14を閉じてガス置換を終える。
【0011】次いで、カラム30を加熱ヒータ34にて
加熱し、所定の温度にを保持する。カラム30内やパイ
プ中の系内ガスが加温により設定温度に到達し、ガスの
体積膨脹が収まったところでアウトレットバルブ94を
閉鎖して、気体循環ポンプ16による強制送気を開始す
る。所定の流速による気体循環を実施し、この循環は散
気管から送られて回収捕捉されるべき香気成分がほとん
ど出尽くすまで行われる。この時点でカラム30内の原
料をバッチ操作で次の原料と交換して、継続捕集するか
、あるいは香気捕集器61,62,63を外して香気捕
集工程を終了とする。さらに濃縮工程を設けて、香気の
濃縮をおこなってもよい。
【0012】以下、本発明の具体的実験例を示し、本発
明をさらに詳細に説明する。 実験例1 図1に示される装置において、容器容量1000mlの
カラム30の内に、加熱処理を行った食物原料として焙
煎した粗挽きコーヒ豆300gを投入し密封した。つい
で、容器容量500mlの香気捕集器内に、グリセリン
とエタノールを1対1の比率で混合させた香気捕集液を
300g充填し、8〜15℃の保冷状態にした。
【0013】インレットバルブ14とアウトレットバル
ブ94を開放状態にして、窒素が充填された窒素ボンベ
から3リットル/分の流量にて約2分間窒素の送気を行
い、系内の気体を窒素に置換させてからインレットバル
ブ14を閉じてガス置換工程を完了した。次に、カラム
30を加熱ヒータ32にて加温し、150℃の温度を保
持する。
【0014】カラム30内やパイプ中の系内ガスが加温
により設定温度に到達し、ガスの体積膨脹が収まったと
ころでアウトレットバルブ94を閉鎖して、気体循環ポ
ンプ16による強制送気を開始した。送気量50リット
ル/分の流速にて、約30分間、気体循環を実施し、散
気管から送られ、回収捕捉されるべき香気成分をほとん
ど出し尽くさせた。この時点で香気捕集器を取り外して
香気捕集工程を終了した。
【0015】上記本発明の方法で得られた捕集香気物質
(コーヒーフレーバー)と従来技術で得られたコーヒー
フレーバーとを菓子原料に添加賦香して下記表1に示さ
れる種々のコーヒーゼリー菓子サンプルを試作した。
【0016】
【表1】
【0017】試作した菓子サンプルについて三点識別試
験法による官能評価を行った。パネル人数(以下、nで
表す)は35名で、結果を下記表2および表3に示す。
【0018】
【表2】
【0019】なお、判定基準は以下の通りとした。すな
わち、各コーヒーゼリーについてのn=35で3点識別
試験法検定表より判定度数が22以上ならば、0.1%
有意(***印で表示)、19以上ならば1%有意(*
*印で表示)である。また、n=70で3点識別試験法
検定表より判定度数が37以上ならば、0.1%有意(
***印で表示)、34以上ならば1%有意(**印で
表示)である。
【0020】さらに、サンプルのAとBを正しく識別し
た人のうちAの方を好むn=35で3点嗜好試験法検定
表より判定度数が15以上ならば、0.1%有意(**
*印で表示)、13以上ならば1%有意(**印で表示
)である。また、n=70で3点嗜好試験法検定表より
判定度数が22以上ならば、0.1%有意(***印で
表示)、20以上ならば1%有意(**印で表示)であ
る。
【0021】上記表2の結果より、AとBとは明らかに
識別することが出来、かつ、A(本発明のコーヒーフレ
ーバーを使用)方が評価が高く優れている事がわかる。
【0022】
【表3】
【0023】AとCとの明らかな差が認められなかった
ため、嗜好差試験は行わなかった。すなわち、A(本発
明のコーヒーフレーバーを使用)は、ドリップコーヒー
液を使用したサンプルCと遜色ないことが判った。 実験例2 図1に示される装置において、容器容量1000mlの
カラム30の内に、加熱処理を行った食物原料として焙
煎した大麦300gを投入し密封した。ついで、容器容
量500mlの香気捕集器内に、グリセリンとエタノー
ルを1対1の比率で混合させた香気捕集液を300g充
填し、8〜15℃の保冷状態にした。
【0024】インレットバルブ14とアウトレットバル
ブ94を開放状態にして、窒素が充填された窒素ボンベ
から3リットル/分の流量にて約2分間窒素の送気を行
い、系内の気体を窒素に置換させてからインレットバル
ブ14を閉じてガス置換工程を完了する。次に、カラム
30を加熱ヒータにて加温し、150℃の温度を保持す
る。
【0025】カラム30内やパイプ中の系内ガスが加温
により設定温度に到達し、ガスの体積膨脹が収まったと
ころでアウトレットバルブ94を閉鎖して、気体循環ポ
ンプ16による強制送気を開始した。送気量50リット
ル/分の流速にて、約30分間、気体循環を実施し、散
気管から送られて回収捕捉されるべき香気成分をほとん
ど出し尽くさせた。この時点で香気捕集器を取り外して
香気捕集工程を終了した。
【0026】上記本発明の方法で得られた捕集香気物質
(麦茶フレーバ)を適宜、飲料に添加し下記表4に示さ
れる種々のドリンクサンプルを試作した。
【0027】
【表4】
【0028】なお、各サンプルは121℃、20分のレ
トルト殺菌処理を行った。試作したドリンクサンプルに
ついて三点識別試験法による官能評価を行った。パネル
人数は50名とした。結果を下記表5および表6に示す
【0029】
【表5】
【0030】なお、判定基準は以下の通りとした。すな
わち、各麦茶ドリンクについてのn=50で3点識別試
験法検定表より判定度数が28以上ならば、0.1%有
意(***印で表示)、26以上ならば1%有意(**
印で表示)である。また、n=100で3点識別試験法
検定表より判定度数が49以上ならば、0.1%有意(
***印で表示)、46以上ならば1%有意(**印で
表示)である。
【0031】さらに、サンプルのDとEを正しく識別し
た人のうちDの方を好むn=50で3点嗜好試験法検定
表より判定度数が18以上ならば、0.1%有意(**
*印で表示)、16以上ならば1%有意(**印で表示
)である。また、n=70で3点嗜好試験法検定表より
判定度数が29以上ならば、0.1%有意(***印で
表示)、27以上ならば1%有意(**印で表示)であ
る。
【0032】上記表5の結果より、DとEとは明らかに
識別することが出来、かつ、D(本発明の麦茶ドリンク
を使用)の方が評価が高く優れている事がわかる。
【0033】
【表6】
【0034】DとFとの明らかな差が認められなかった
ため、嗜好差試験は行わなかった。すなわち、D(本発
明の麦茶ドリンクを使用)は、実際に熱湯で炊き出した
麦茶を使用したサンプルFと遜色ないことが判った。な
お、本発明により得られた香気物質は、キャンディー、
ゼリー、チョコレート、ガム、ビスケット、ケーキ等の
菓子や、アイスクリーム、アイスキャンディー等の冷菓
や、ゼリー、ムース、プリン、ババロア等のデザートや
、飲料、化粧品および芳香剤分野等への応用ができる。
【0035】
【発明の効果】上記の結果より本発明の効果は明らかで
ある。すなわち、本発明により得られる香気物質は、従
来のフレーバーに比較して、フレーバー効果に優れ、明
らかに有意差を持っており、良好な香気物質であると言
える。また、本発明の香気物質を用いて、菓子の製造を
行ったところ、ナチュラル感があり、マイルドで、本格
的香気を持った菓子に仕上がることも確認された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の香気の捕集装置の概略構成図である。
【符号の説明】
H  加熱ユニット C  気体供給ユニット T  香気捕集ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  香気源である食物原料を収容し、該収
    容された原料を加熱して香気成分を発させる加熱ユニッ
    トと、該ユニットによって発せられた香気成分を供給気
    体とともに搬送する気体供給ユニットと、該気体供給ユ
    ニットによって搬送された香気を溶解捕集する香気捕集
    ユニットとを備えることを特徴とする香料の捕集装置。
  2. 【請求項2】  香気源である食物原料を加熱して香気
    成分を発させた後、この香気成分をキャリアガスによっ
    て搬送し、しかる後、キャリアガスと伴に搬送された香
    気を香気溶解捕集液内に通過させて溶解捕集することを
    特徴とする香気の捕集方法。
  3. 【請求項3】  前記キャリアガスは、窒素、アルゴン
    、ヘリウムもしくは炭酸等の不活性ガス、又は空気、酸
    素、水素、もしくは一酸化炭素等の活性ガスであること
    を特徴とする請求項2記載の香気の捕集方法。
  4. 【請求項4】  前記香気溶解捕集液は、グリセリン、
    ポリプロピレングリコール、エタノール、メタノール、
    グリセリン脂肪酸エステル、ヘキサン、アセトン、植物
    油、動物油、水、糖アルコールもしくは糖類の1種、ま
    たはこれらの2種以上の混合物であることを特徴とする
    請求項2または請求項3記載の香気の捕集方法。
  5. 【請求項5】  香気溶解捕集液の温度は、−40〜6
    0℃であることを特徴とする請求項2乃至請求項4のい
    ずれかに記載の香気の捕集方法。
JP00929991A 1991-01-29 1991-01-29 香気の捕集装置および捕集方法 Expired - Lifetime JP3217800B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00929991A JP3217800B2 (ja) 1991-01-29 1991-01-29 香気の捕集装置および捕集方法
DE69213969T DE69213969T2 (de) 1991-01-29 1992-01-28 Vorrichtung zur Aromagewinnung und Verfahren
US07/827,077 US5214998A (en) 1991-01-29 1992-01-28 Aroma capturing apparatus
EP92300705A EP0497547B1 (en) 1991-01-29 1992-01-28 Aroma capturing apparatus and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00929991A JP3217800B2 (ja) 1991-01-29 1991-01-29 香気の捕集装置および捕集方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04252153A true JPH04252153A (ja) 1992-09-08
JP3217800B2 JP3217800B2 (ja) 2001-10-15

Family

ID=11716594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00929991A Expired - Lifetime JP3217800B2 (ja) 1991-01-29 1991-01-29 香気の捕集装置および捕集方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5214998A (ja)
EP (1) EP0497547B1 (ja)
JP (1) JP3217800B2 (ja)
DE (1) DE69213969T2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693287A (ja) * 1992-09-11 1994-04-05 Showa Tansan Kk 沈香木より香気成分の捕集法
JPH10286063A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 U C C Ueshima C0Ffee Kk 芳香性飲料のフレーバー成分の回収方法、芳香性飲料の製造方法並びに芳香性飲料製造装置
JP2000333635A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Nagaoka Koryo Kk 焙煎香料、これを含有した香料組成物および食品
JP2004159583A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Ucc Ueshima Coffee Co Ltd 粉砕時のアロマ成分を含有するコーヒー飲料の製造方法
JP2004201629A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Ucc Ueshima Coffee Co Ltd コーヒー香料の製造方法
JP2007312763A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Hirobumi Yoshimura 食材を酸化防止雰囲気で加熱調理する方法および装置
JP2008516749A (ja) * 2004-10-15 2008-05-22 ポル・エマヌイロヴィッチ・ブランク 液体媒質処理の方法および装置
JP2009244190A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Soda Aromatic Co Ltd 新規な香気捕集方法及び装置
WO2010119980A1 (ja) * 2009-04-17 2010-10-21 株式会社伊藤園 茶葉の製造方法
WO2010125770A1 (ja) 2009-04-28 2010-11-04 花王株式会社 濃縮コーヒー抽出液
JP2014036632A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Takata Koryo Co Ltd コーヒー香味料、その製造法及びその利用
JP2014507502A (ja) * 2010-12-23 2014-03-27 チャラボット 天然溶媒を使用して新鮮な花及び/又は葉の芳香抽出物を得るための方法
WO2015098744A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 サントリーホールディングス株式会社 生物原料からの好ましい香りの回収方法
JP2015535433A (ja) * 2012-11-30 2015-12-14 ネステク ソシエテ アノニム 芳香を付けた食品又は飲料製品の製造方法
JP2017218592A (ja) * 2016-08-04 2017-12-14 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 香気成分の捕集方法
WO2018110587A1 (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 長谷川香料株式会社 コーヒー風味改善剤およびその製造方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5572923A (en) * 1995-06-26 1996-11-12 Kuboyama; Nobuyoshi Health beverage that an extracted ingredient from plant, animal or mineral is major ingredient, and manufacturing method and apparatus therefor
US5676041A (en) * 1995-02-03 1997-10-14 Appliance Development Corp. Coffee brewing apparatus
US7238164B2 (en) 2002-07-19 2007-07-03 Baxter International Inc. Systems, methods and apparatuses for pumping cassette-based therapies
US7318374B2 (en) 2003-01-21 2008-01-15 Victor Guerrero Wire cloth coffee filtering systems
US7461587B2 (en) 2004-01-21 2008-12-09 Victor Guerrero Beverage container with wire cloth filter
ITMI20071369A1 (it) * 2007-07-09 2009-01-10 Illycaffe Spa Processo e impianto per il recupero di composti odorosi.
ES2387668B1 (es) * 2011-01-25 2013-05-16 Universidad Del Pais Vasco-Euskal Herriko Unibertsitatea Procedimiento para la generación y retención de aromas, y dispositivo asociado al mismo
WO2012155889A1 (de) 2011-05-17 2012-11-22 Innodrying Gmbh Verfahren zur herstellung von löslichen aromakonzentraten
JP6355166B2 (ja) * 2015-05-28 2018-07-11 長谷川香料株式会社 焙煎香気回収物の製造方法
KR101767003B1 (ko) * 2016-05-12 2017-08-11 서강대학교산학협력단 당류를 이용한 수용액에 대한 메탄의 용해도 향상 방법
KR102161338B1 (ko) * 2018-05-30 2020-10-29 농업회사법인 주식회사 우리두 식물성 정유의 회수방법, 동 방법에 의한 정유 및 이를 포함하는 화장료조성물

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2335206A (en) * 1940-05-10 1943-11-23 Hills Bros Coffee Coffee extract
FR1001374A (fr) * 1946-04-26 1952-02-22 Gourmets Procédé et installation pour la fabrication d'extraits notamment de café ou autresapplications
GB1062533A (en) * 1964-05-19 1967-03-22 Karl Richard Loblich Method of producing aromatised extract powders
US3727640A (en) * 1970-09-28 1973-04-17 R Sargeant Apparatus for preparing and dispensing drinks
US4004035A (en) * 1975-07-28 1977-01-18 Kellogg Company Method and apparatus for producing lapped shredded food articles
US4072761A (en) * 1975-11-24 1978-02-07 Societe D'assistance Technique Pour Produits Nestle S.A. Aromatization of coffee products
US4204464A (en) * 1977-10-27 1980-05-27 The Procter & Gamble Company Continuous desorption apparatus for aroma flavor concentrate
US4276243A (en) * 1978-12-08 1981-06-30 Western Electric Company, Inc. Vapor delivery control system and method
US4355571A (en) * 1980-12-29 1982-10-26 General Foods Corporation Aromatizing apparatus
US4581989A (en) * 1982-03-08 1986-04-15 Idea Network Company, Inc. Convection food heating
US4439459A (en) * 1982-03-08 1984-03-27 Swartley John S Convection food heating
US4699794A (en) * 1983-06-14 1987-10-13 Brice Michael F Coffee brewing method and apparatus
US4465697A (en) * 1983-06-14 1984-08-14 Brice Ilotan Research Corporation Coffee brewing apparatus and method
US4732080A (en) * 1986-07-10 1988-03-22 Vita Lawrence M Apparatus for preparing hot food
US4825757A (en) * 1986-12-29 1989-05-02 Wilbur Curtis Company, Inc. Plastic decanter with warmer apparatus and method of use
FR2638333B1 (fr) * 1988-10-28 1992-10-30 Cogat Procede et materiel pour l'extraction de jus et d'aromes a partir de substrats vegetaux; possibilites de traitements complementaires sur le meme materiel

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0693287A (ja) * 1992-09-11 1994-04-05 Showa Tansan Kk 沈香木より香気成分の捕集法
JPH10286063A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 U C C Ueshima C0Ffee Kk 芳香性飲料のフレーバー成分の回収方法、芳香性飲料の製造方法並びに芳香性飲料製造装置
JP2000333635A (ja) * 1999-05-31 2000-12-05 Nagaoka Koryo Kk 焙煎香料、これを含有した香料組成物および食品
JP2004159583A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Ucc Ueshima Coffee Co Ltd 粉砕時のアロマ成分を含有するコーヒー飲料の製造方法
JP2004201629A (ja) * 2002-12-26 2004-07-22 Ucc Ueshima Coffee Co Ltd コーヒー香料の製造方法
JP2008516749A (ja) * 2004-10-15 2008-05-22 ポル・エマヌイロヴィッチ・ブランク 液体媒質処理の方法および装置
JP2007312763A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Hirobumi Yoshimura 食材を酸化防止雰囲気で加熱調理する方法および装置
JP2009244190A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Soda Aromatic Co Ltd 新規な香気捕集方法及び装置
CN102413707A (zh) * 2009-04-17 2012-04-11 株式会社伊藤园 茶叶的制造方法
WO2010119980A1 (ja) * 2009-04-17 2010-10-21 株式会社伊藤園 茶葉の製造方法
WO2010125770A1 (ja) 2009-04-28 2010-11-04 花王株式会社 濃縮コーヒー抽出液
US8747937B2 (en) 2009-04-28 2014-06-10 Kao Corporation Concentrated coffee extract
US9339047B2 (en) 2009-04-28 2016-05-17 Kao Corporation Process for producing a concentrated coffee extract
EP3028577A1 (en) 2009-04-28 2016-06-08 Kao Corporation Concentrated coffee extract
JP2014507502A (ja) * 2010-12-23 2014-03-27 チャラボット 天然溶媒を使用して新鮮な花及び/又は葉の芳香抽出物を得るための方法
JP2014036632A (ja) * 2012-08-20 2014-02-27 Takata Koryo Co Ltd コーヒー香味料、その製造法及びその利用
JP2015535433A (ja) * 2012-11-30 2015-12-14 ネステク ソシエテ アノニム 芳香を付けた食品又は飲料製品の製造方法
WO2015098744A1 (ja) 2013-12-27 2015-07-02 サントリーホールディングス株式会社 生物原料からの好ましい香りの回収方法
JP2017218592A (ja) * 2016-08-04 2017-12-14 三栄源エフ・エフ・アイ株式会社 香気成分の捕集方法
WO2018110587A1 (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 長谷川香料株式会社 コーヒー風味改善剤およびその製造方法
JPWO2018110587A1 (ja) * 2016-12-16 2019-10-24 長谷川香料株式会社 コーヒー風味改善剤およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE69213969D1 (de) 1996-10-31
EP0497547A2 (en) 1992-08-05
EP0497547B1 (en) 1996-09-25
US5214998A (en) 1993-06-01
EP0497547A3 (en) 1993-01-13
DE69213969T2 (de) 1997-04-03
JP3217800B2 (ja) 2001-10-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3217800B2 (ja) 香気の捕集装置および捕集方法
BRPI0513218B1 (pt) processo para recuperação de fibra cítrica de vesículas cítricas, dita fibra, aditivo e produto alimentício
NO155912B (no) Fremgangsmaate for fremstilling av et konsentrert, naturlig citrussaftprodukt.
JP3560519B2 (ja) シトラス濃縮アロマの製造方法及び得られた香気成分を用いた香気組成物、飲料等の調製方法
JPH0947267A (ja) 松葉エキス飲料の製造方法
JP2848801B2 (ja) 植物、動物または鉱物中から成分を抽出する方法及び装置並びに前記方法で抽出された成分を主成分とする健康飲料等及びその製造方法
AU704359B2 (en) Process for producing coffee extract
JPS6141543B2 (ja)
JPH0284147A (ja) 新規なミントタイプのフレーバー油、それらの製造方法及びそれらを含む組成物
JP3595228B2 (ja) 香気組成物の製造方法及びこれを用いるフレーバー、飲食品の調製方法。
TW201701764A (zh) 焙煎香氣回收物之製造方法
JPH03198743A (ja) ソースを組み合わせたデザート類食品
JP2019112508A (ja) バニラエキストラクトの製造方法及びバニラエキストラクト
JP3478493B2 (ja) 麦茶エキス及びその製造方法
JP2005087122A (ja) コーヒーフレーバー
JP2922687B2 (ja) バニラビーンズの熟成方法
KR20050008235A (ko) 쑥정유 및 쑥연기진액을 이용한 음료수 첨가제
JP6600870B2 (ja) 香気凝縮物、その製造方法及び飲食品
JP4199938B2 (ja) 香味の増強された植物エキスおよびその製造方法
KR100525190B1 (ko) 쑥정유 및 쑥연기진액을 이용한 술 첨가제
KR102554596B1 (ko) 천연향과 단맛이 함유된 맑은 투명 커피 제조방법
CN106260336A (zh) 一种清热蜂蜜苦荞茶饮及其制备方法
CN106260340A (zh) 一种养颜补血枣香苦荞茶饮及其制备方法
CN106260337A (zh) 一种健胃消炎麦香苦荞茶饮及其制备方法
CN106173082A (zh) 一种清热消炎麦香苦荞茶饮及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10