JP2008516749A - 液体媒質処理の方法および装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、種々の流体媒質に、たとえばエアレーションのために酸素を飽和させることに関するものであり、下記に利用できる:食品産業、医薬、香料および化粧品、理学療法およびアロマテラピー、給水システム、漁業および農業、これらには飲料、食品添加物、薬物、新規な香料および化粧品の製造、吸入および入浴が含まれる;水族館、池、プールにおける魚類その他の有益な動物および微生物の生育環境の改善および生産性の向上、ならびに植物および動物を処理する手段の作製。この液体媒質処理方法には、生育中の植物または切り取った植物の植物性排出物で予め飽和された酸素付加した気体混合物を、液体媒質に導通することを含む。その結果、動物、有用昆虫、微小生物および植物の健康を改善し、健康を増進し、生態安定性および栄養状態を改善し、有害な細菌およびウイルスの総数を減らす、連続的に自然再生可能である成分、たとえば空気イオン、芳香油、フィトンチッドが液体媒質に飽和される。

Description

本発明は、たとえばエアレーションのために、種々の流体媒質に酸素を飽和させることに関するものであり、下記に利用できる:食品産業、医薬、香料および化粧品、理学療法およびアロマテラピー、給水システム、漁業および農業、これらには飲料、食品添加物、薬物、新規な香料および化粧品の製造、吸入および入浴が含まれる;水族館、池、プールにおける魚類その他の有益な動物および微生物の生育環境の改善および生産性の向上;ならびに植物および動物を処理する手段の作製。
水、流体その他の物質の特性を変更するための何らかの方法および装置は既に知られており、これには精製、供給、注入(加圧炭酸ガス飽和)または空気その他の気体をそれらに導通する工程が含まれる(Gahrns H.-H., Tecniche Beluftung Steigert Effectivitat der Forellenproduktion(マス生育のための水溜めエアレーションの採用)[1];Z. Binnenfischerei DDR, 1988, t.35, No.6, s.209-214 [1];Kindschi G.A., Notes on two feed types and methods for steelhead trout production [2];Program. Fish-Cuturist, 1984, t.46, No.1, p.44-47 [2];Rummler F., Pfeifer M., Erste Versuche zur K(1-2)-Produktion in einer Anlage mit Sauerstoffbegasung und Rundbecken(酸素富化した丸型プールにおける1および2歳のコイの飼育の初回実験)Z. Binnenfischerei DDR, 1987, t.34, No.6, s.179-185 [3])。
これらの方法および装置の欠点は、有効物質数が不十分であり、幾つかの重要な部材(たとえば酸素、フィルター充填材および材料など)の回収再使用ができない(自然再生不能)ため、総合的な効果が乏しいことである。
本発明の目的は、これらの欠点を除くこと、種々の液体媒質中の酸素含量を高めること、ならびに動物、有用昆虫、原生動物微小生物および植物の健康を改善し、健康を増進し、生態安定性および栄養状態を改善し、有害な細菌およびウイルスの総数を減らす、連続的に自然再生可能である成分、たとえば空気イオン、芳香油、フィトンチッド(phytoncid)を液体媒質に飽和させることである。
達成できるさらに他の目的は、本発明の開示によって明らかになるであろう。
上記に設定した課題は、酸素を含有する気体媒質流を導通することを含む液体媒質の処理方法であって、生育中の植物または切り取った(カットした)植物の植物性排出物(phyto-egestas)を気体媒質に予め飽和させておく方法により解決できる。
本発明の具体的な態様において、設定した課題は下記により解決される:
・植物性排出物を発生する植物を入れたチャンバーに気体媒質流を導通することにより、気体媒質に植物性排出物を飽和させる;
・気体媒質に植物性排出物を飽和させる前に、有害な混入物それぞれを吸収する生育中の植物および/または切り取った植物を入れた他のチャンバーに気体媒質流を導通することにより、気体媒質から有害な混入物を除去する;
・植物に熱または光線または音波または電磁線の作用を施す;
・液体媒質に熱または光線または音波または電磁線の作用を施す;
・気体媒質流の導通過程で、気体媒質の物理的または化学的パラメーターを変更する;
・植物油性抽出物の存在下で処理を行う;
・植物性排出物で飽和された気体媒質を液体媒質に導通した後、気体媒質の一部を採取し、続いて凝縮させ、得られた植物性排出物凝縮物を採集する;
・飽和された気体媒質を、液体媒質に導通する前に、たとえば炭酸飲料を得るための保持タンクに加圧下で集積する。
前記に設定した課題は、上記方法を実施するための装置によっても解決される。この装置は、上記方法に従って、送達枝管および吸引枝管を備えた気体媒質送達手段、液体媒質用の少なくとも1つのタンク、植物性排出物を発生する植物を入れた少なくとも1つのチャンバーを含み、これらはガス管により連結されており、送達手段の送達枝管はガス管により液体媒質タンクに接続し、吸引枝管は植物を入れたチャンバーと接続している。
本発明の具体的な態様において、設定した課題は下記により解決される:
・この装置は有害混入物を吸収する植物を入れたチャンバーを備え、このチャンバーは植物性排出物を発生する植物を入れたチャンバーと接続している;
・植物用チャンバーおよび流体媒質用タンクが、水、ガス、肥料および光線のモードを制御するための機器、ならびに化学薬品、音波、光線、電磁線その他の植物処理のための機器を備えていてもよい;
・この装置はさらに、植物性排出物をより完全に採集するために液体媒質タンク出口に取り付けた排出物凝縮用機器を含んでいてもよい;
・植物を入れたチャンバーは環状に作製されていてもよい。
本発明は、液体媒質に酸素だけでなく他の有益な物質である植物性排出物をも飽和させるという発想に基づく。
植物性排出物に固有の有益な特性が獲得されるだけでなく、それに含まれる酸素の含量も増大することが、実験中に予想外に見いだされた。
植物性排出物(phyto-egestas)は本質的に、植物が排出する最終代謝産物である。植物の特殊な小腺および細胞表面が排出に関与し、排出プロセスは析出および主に蒸発による受動的な排除により進行する。
一般的な植物性排出物には、主にテルペノイド類が含まれる。
テルペノイド類は本質的に、C10H16およびそれらの多数の酸素誘導体(アルコール類、アルデヒド類、ケトン類、酸、酸化物など)からなる天然炭化水素である。それらは主に花、葉、針葉、果実の精油中に、そして針葉樹(マツ、モミ、スギ、モミの木)の種々の天然樹脂(バルサム)中に含有される。
テルペノイド類は、きわめて穏やかな条件下(低温、希釈など)であってもしばしば進行する異性化、環化および重合のしやすさにおいて、同じ組成をもつ他の有機化合物とは異なる。
この天然化合物の大きなクラスには、モノテルペン類(C10H16)、セスキテルペン類(C15H24)、ジテルペン類(C20H32)、トリテルペン類(C30H48)、テトラテルペン類(C40H64)およびポリテルペン類(C10H16)が含まれる。これらの多数のグループの物質が、あらゆる組織および薬用植物中に実際に見いだされている。それらは精油(モノテルペン類およびセスキテルペン類を含有)、アマリネ(amarine)類(主にセスキテルペン系ラクトン)、樹脂およびバルサム(ジテルペン類を含有)中に含まれる。
テルペン系化合物は植物系生物中で進行する代謝プロセスに関与する活性物質であり、これはそれらの高い反応性により証明される。あるテルペノイドは植物遺伝子の活性を調節し、クロマトホア(色素体)システムをもち、放射エネルギーを吸収し、光化学反応に関与することができる。個々のテルペノイドの炭素鎖は、ステロイドホルモン、酵素、アンチオキシダント(抗酸化物質)、ビタミンD、E、K、胆汁酸などの生物活性物質の生合成経路の重要な中間体である。
植物から発生するテルペン系化合物は広範な生物学的作用をもつことが見いだされ、一般にそれらは低毒性であり、単一の特異的作用はそれらに無関係である。それらの生物学的作用の能力は種々の組織や器官に均等に分布している。
テルペン系化合物は、世界各地の自然植物叢の多数の植物の精油がもつフィトンチッド活性を伴う。これらの物質の多くは、多様なグラム陰性微生物叢およびグラム陽性微生物叢、ある種のキノコ、極微動物(animalculara)およびウイルスに対して有害作用を生じる。
このため、現在、化膿性感染症の病原菌の抗生物質耐性が増加し、日和見性の微生物叢の関与が優勢であるという背景に対して、天然テルペノイドの使用が特に重要になっている。
液体媒質は本質的に、あらゆる液体媒質、すなわち、水および水性環境、たとえば魚類生産用の水、水溶液または水性アルコール溶液、ローションまたはクリーム(乳液)の形の液体化粧品、飲料などである。
本発明により酸素付加した気体媒質は、本質的にあらゆる気体媒質、たとえば空気、工業的に供給される酸素または酸素を含む気体混合物、二酸化炭素、および気体状の物質、たとえば水蒸気であり、これらは液体媒質(前記を参照)に酸素を飽和させるために使用できる。
植物性排出物で最も著しく飽和された酸素付加した気体媒質は、切り取った植物または生育中の植物を密閉チャンバー内に配置し、このチャンバーから植物性排出物を吸収することにより得ることができる。心理的なものを含めた有用な効果を高めるために、切り取って乾燥した植物、たとえば花束をチャンバーに入れて使用してもよい。
植物性排出物は、酸素付加した媒質をこの密閉チャンバーに送入し、かつチャンバーから出る気体媒質を捕集することにより採取できる。
より純粋な酸素付加した気体媒質を得るために、有害な不純物それぞれを吸収する植物を入れた他のチャンバーに気体媒質流を導通することにより、気体媒質を精製する方が良いであろう。たとえば、媒質を精製するために下記物質の除去には下記の植物を使用するのが良いであろう:
ベンゼン類(多くの種類の合成樹脂の供給原料;発癌性物質)の除去−アグラオネマ属(Aglaonema)、オリヅルラン属(Chlorophytum)、キク属(Chrysanthemum)、リュウケツジュ(竜血樹)属(dragon-tree)、エピプレナム属(Epipremnum)、ガーベラ属(Gerbera)、チトセラン属(Sansevieria)、スパチフィラム属(Spatiphillum);
トリクロロエチレン(クロロホルム臭をもつ無色液体;ワニスおよび接着剤中に含まれる;発癌性物質)の除去−チャメドレア属(Chamaedorea)、キク属、リュウケツジュ属、エピプレナム属、フィクス・ベンジャミナ(ベンジャミンゴム)(ficus benjamina)、ガーベラ属、ツタ属(ivy)、チトセラン属、スパチフィラム属;
ホルムアルデヒド(合成樹脂の供給原料、プレート固定のための接着剤の基剤;発癌性物質)の除去−タマシダ属(sword fern (Nephrolepis))、ヒナギク(marguerite)、リュウケツジュ属、チャメドレア属、フィクス・ベンジャミナ、ツタ属、スパチフィラム属、フカノキ属(Schefflera)、シロガスリソウ属(tuftroot (Dieffenbachia));
キシレンおよびトルエン(ポリマーコーティングに使用)の除去−シロガスリソウ属、タマシダ属、ベニウチワ属(Anthurium)、フィクス・ベンジャミナ;
アンモニア(窒素を含有する多数の工業用物質の発癌性成分)−ベニウチワ属、マーガレット(Chrysanthemum frutescens)、クズウコン(arrowroot)、フィクス・ベンジャミナ、リュウケツジュ属、アザレア(azalea)。
植物が吸収および発生する物質の組成および量を制御するために、液体媒質および気体媒質と植物の両方に対して追加作用を施すことができる。この作用は、熱、電磁線、光線または音波により及ぼすことができる。
特に、植物を熱、光線、音波もしくは電磁線またはその組合わせに曝露する。本発明の実施に用いる装置には、水、ガス、肥料、光線のモードを制御するための特別な機器、ならびに化学薬品、音波、光線および電磁線その他の植物処理のための機器が備えられている。
液体媒質にも追加作用−熱、光線、音波もしくは電磁線を施すことができ、これにより溶存する植物性排出物の量を増加させることもできる。
この目的で、気体媒質流の導通過程で気体媒質の物理的および化学的パラメーター(媒質の送入速度、化学組成、たとえばその酸素含量、温度および湿度)を変更してもよい。
本発明のある具体的態様においては、有用な効果を高めるために、植物油性抽出物の存在下で処理を行う。
本発明の他の態様においては、植物性排出物に含まれる有益な物質のより完全な利用および採集のために、植物性排出物で飽和された気体媒質を液体媒質に導通した後、気体媒質の一部を採取し、続いて凝縮し、得られた植物性排出物を採集する。
場合により、植物性排出物で飽和された気体媒質をそのまま使用しないことが好都合である。この場合、植物性排出物で飽和された気体媒質を液体媒質に導通する前に、たとえば炭酸飲料などの製造にさらに使用するために、集積タンクに加圧下で集積する。
たとえば飽和チャンバーの後の空気混合物をプール、ジャクージまたは患者用の浴の形状の貯水槽に入れると、植物性排出物が皮膚の表面を通して作用し、また、次いで(液体表面で気泡が破れた後)呼吸器を通して作用することによって、かなりの健康増進効果を達成でき、きわめて広い用途に利用できる。
本発明の適用の他の観点は:
−溶存酸素濃度を高める;
−臭気を発生するガスおよび物質を水から除去する;
−水の除鉄;
−廃水の生物学的精製;
−水族館および養魚産業における使用
に用いられる水のエアレーション(水に空気酸素を富化する自然または人工的な方法)である。
図1は本発明装置の全体図を示す。
本発明の液体媒質処理装置は下記のように設計される。
真空圧縮ポンプ1をガス管2により、酸素付加した気体媒質から有害物質を吸収する植物群4用のチャンバー3、および空気に植物性排出物(テルペノイド)を飽和させる植物6を満たしたチャンバー5、ならびに液体媒質(水、流体その他の液体物質)9に植物性排出物を飽和させるためのタンク7および8、ならびに有用成分12の採集(凝縮)および集積のための機器10および11と接続する。この場合、植物用のチャンバー3および5ならびにタンク7および8は、温度、光線その他のモードを制御するための機器13、および遮断コックその他の取付け部品14を備えている。
最初に、空気から有害物質(ベンゼン類、フェノール類、一酸化炭素など)を吸収する生育中の(無傷の)植物4を満たしたチャンバー3へ、酸素付加した気体媒質を供給し、次いで空気管2により、生育中の(無傷の)植物または特別に調製した(たとえば切り取った)植物6を満たしたチャンバー5へ空気混合物を供給し、ここで空気混合物に植物性排出物を飽和させる。その後、圧縮機1により空気混合物をタンク7および8へ供給し、ここで空気混合物を種々の圧力下で水、流体および/または他の物質に導通し、これらを有益な植物性排出物で飽和させる。植物性排出物は凝縮器(冷却器)10によっても採集され、後続使用のために加圧11下で特別なタンクに集積される。
以上の記載に従って、ギンバイカ(銀梅花)(Myrtus communis L.)を入れたチャンバーに空気流を導通させ、それを水タンクに導通した。
処理時間は1〜6時間であった。
装置内において植物性排出物で飽和された空気を初期酸素含量7.1 mg/Lの水に導通した結果、水の酸素含量が増加することが、全ての例において示された(表1を参照)。
Figure 2008516749
注釈:差は第1スチューデント基準下で有意である(95%レベルの関連度)。
この場合、空気流中の揮発性テルペノイド(精油)の量は、植物を入れたチャンバーへ空気を0.2 L/秒の速度で閉回路を通して1時間送入した後の1 mg/m3から、6時間送入した後の4 mg/m3に増加し、この空気を導通した水(水温+25℃)のテルペノイド含量は0.001 mg/Lから0.003 mg/Lに増加した(空気温度+25℃、水量1L)。送入空気温度+35℃では、空気中の揮発性テルペノイドの量は、植物を入れたチャンバーへ空気を0.2 L/秒の速度で閉回路を通して1時間送入した後に1.5 mg/m3に、6時間送入した後に6 mg/m3に増加し、水(平均水温+27℃)のテルペノイド含量は0.008 mg/L(1時間の送入後)および0.029 mg/L(6時間の送入後)に増加した。
このように、送入する空気を送入中に加熱することにより、植物が発生するテルペノイド(精油)の量、および植物性排出物で飽和された空気を導通した水のテルペノイド飽和度を、共に増大させることができる。
以上の記載に従って、ラベンダー植物を入れたチャンバーに導通した空気流を、種々の流体を収容したタンクに導通した。
さらに、植物を光線で照射した。
表2は、飽和チャンバー内の植物の追加照射が、植物性排出物を含む空気を水、口内洗浄剤および化粧用クリーム(初期酸素含量はそれぞれ8.7 mg/L、6.1 mg/L、2.8 mg/L)に導通した結果、それらの酸素含量に与える影響を示すデータを含む。
Figure 2008516749
注釈:差は第1スチューデント基準下で有意である(95%レベルの関連度)。
このように、処理される水、流体その他の物質の酸素含量を制御するために、飽和チャンバー内の植物の照射を用いることができる。
以上の記載に従って、ラベンダー植物を入れたチャンバーに導通した空気流を、水を入れたタンクに導通した。
表3は、飽和チャンバー内のラベンダー植物に導通した空気流が、植物性排出物を含有する空気で1時間処理した後、初期含量8.1 mg/Lの水の酸素およびテルペノイドの含量に与える影響を示すデータを含む。
Figure 2008516749
注釈:差は第1スチューデント基準下で有意である(95%レベルの関連度)。
このように、植物を入れたチャンバーおよび水タンクに送入する空気の流速を高めることにより、水の酸素およびテルペノイド(精油)飽和度がかなり増大する。
(植物性排出物を含む気体混合物を、実験用超音波発生装置内に配置した水に1L/秒の速度で導通しながら)植物性排出物を含有させる水をさらに超音波で処理すると、水の酸素含量は1時間で12.4 mg/Lから14.0 mg/Lに、テルペノイドは0.019 mg/Lから0.042 mg/Lに増加する。
水、流体その他の物質中の酸素量が増加すると、それらはヒトに使用するための品質がより高くなるだけでなく、魚類の繁殖力もかなり増進される([1];[2];[3]; Skipetrov V.P. Air Ions and Life. Saransk, Krasny Oktyabr printery, 1977)。
植物性排出物で飽和された空気を水に導通する時間が大腸菌集団に与える影響を調べた。この目的のために、種々の植物を入れたチャンバーに空気流を導通した。データを表4に示す。
Figure 2008516749
注釈:差は第1スチューデント基準下で有意である(95%レベルの関連度)。
このように、植物性排出物に含まれるフィトンチッドは、水の病原性微生物数をかなり減少させ、水の品質を改善する。
幾つかの刊行物(Grodzinsky A.M., Phytodesign and Phytoncids. - K.: Naukova Dumka. 1973;Grodzinsky A.M., Experimental Allelopathy - Naukova Dumka. 1987;Sun Min Kim, Kikue Kubota, and Akio Kobayashi. Antioxidative Activity of Sulfur-containing Flavor Compounds in Garlic. Biosci. Biotech. Biochem., 61(9), 1482-1485, 1977)は、フィトンチッドが有害昆虫などに与える効果的な作用を示す。
表5は、植物チャンバーにおける気体混合物の温度およびその後の気体混合物の冷却度が、植物性排出物凝縮物の採集量に与える影響を示すデータを含む。
Figure 2008516749
w.c.−植物性排出物を含む気体混合物を温度17℃の流水を用いた水冷装置で冷却することにより凝縮を行った;
a.c.−温度-15℃の冷エチルアルコールにより凝縮を行った(流水を流した、または冷凍室内で充填された96%エチルアルコールに浸漬したコイル管に、植物性排出物を含む気体混合物を通す);
注釈:差は第1スチューデント基準下で有意である(95%レベルの関連度)。
この表は、植物性排出物凝縮物の量が植物チャンバーにおける気体媒質の温度の上昇および凝縮チャンバーにおける冷却温度の低下に伴って増加することを示す。
表6は、ラベンダー植物の温度および照射強度が、発生する植物性排出物の量および種類に与える影響を示すデータを含む。第1方法は、植物性排出物を含む+40℃の気体混合物をアルコール冷却チャンバーで冷却した後、採集タンク内の凝縮量を測定するために用いられた。第2方法では、植物チャンバーに至る途中で気体混合物を吸収剤(乾燥塩化カルシウムおよび活性炭)付きの特別なフィルターにより精製して、水蒸気および他の物質を除去した。同様なフィルターを植物チャンバーの出口に取り付けた。植物性排出物を含む気体混合物をフィルターに通す前とフィルターに通して1時間後に秤量した。質量の差は植物性排出物の全量を示した。精油および他の有機物質の量を有機溶媒およびガスクロマトグラフィーにより測定した。
Figure 2008516749
このように、植物チャンバー内の照射強度の変更は、吸収または凝縮の結果として採集できる水、精油および他の有機物質の量を制御するために利用できる。
表7は、散水中に溶解した生物活性物質トマトザイド(tomatozide)(E.I. Blank., A.G. Jacote et al., Methods of White Beet Seeds Pretreatment. USSR author's certificate No. 993845, 1980)が、1時間導通したラベンダー植物性排出物を含む水(初期酸素含量7.9 mg/L)に溶解する酸素およびテルペノイドの量に与える影響を示すデータを含む。この実験は、ラベンダーが生育しているポットの土壌を前記のトマトザイド溶液で湿らせた24時間後に行われた。
Figure 2008516749
このように、植物を生物活性物質で処理すると、植物性排出物発生プロセスを制御できる。
生きている(生育中の)植物または粉砕した植物を、水(飲用水、浴、プール)、アルコール飲料およびノンアルコール飲料、食品添加物、医薬剤形、流体(香料、ローション、口腔洗浄剤)、他の物質(クリーム、泥)などの処理に使用すると、それらの酸素、フィトンチッド、有用なマイナス空気イオンを含む天然芳香成分、(植物が発生する)純粋な蒸散水、生物活性フェロモンなどの含量がかなり増加する。
表8は、予め5分間のマイクロ波処理を施したラベンダー植物の排出物を含有する空気を1時間導通した後の水の酸素およびテルペノイドの含量を示すデータを含む。
Figure 2008516749
このように、植物の電磁線処理によりそれらが発生する植物性排出物を制御できる。
表9は、ラベンダー植物性排出物を含む空気混合物を水に60分間導通する際に、10分毎に60秒間のマイクロ波処理を施した場合の、水の酸素およびテルペノイドの含量を示すデータを含む。
Figure 2008516749
このように、植物性排出物を含む空気混合物を液体媒質に導通する際に、液体媒質を電磁場で電磁線処理することにより、この液体媒質に吸着される植物性排出物の量を制御できる。
表10は、ラベンダー植物性排出物を導通した後の、異なる温度およびpHの水およびオレンジジュースの酸素およびテルペノイドの含量を示すデータを含む。
Figure 2008516749
このように、液体媒質のpH、温度および組成を制御することにより、植物性排出物を含む気体混合物を液体媒質に導通する際にこの液体媒質が吸着する植物性排出物の量を制御できる。
本発明装置の全体図を示す。

Claims (15)

  1. 酸素付加した気体媒質流を液体媒質に導通することを含む液体媒質処理方法であって、生育中の植物または切り取った植物の植物性排出物を気体媒質に予め飽和させておくことを特徴とする方法。
  2. 植物性排出物を発生する植物を入れたチャンバーに気体媒質流を導通することにより、気体媒質に植物性排出物を飽和させることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 気体媒質に植物性排出物を飽和させる前に、有害な不純物のそれぞれを吸収する生育中の植物および/または切り取った植物を入れた他のチャンバーに気体媒質流を導通することにより、気体媒質から有害な混入物を除去することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 植物を熱、光線、音波、または電磁場に曝露することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 液体媒質を熱、光線、音波、または電磁場に曝露することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  6. 気体媒質の導通過程で、それの物理的または化学的パラメーターを変更することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  7. 植物油性抽出物の存在下で処理を行うことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  8. 植物性排出物で飽和された気体媒質を液体媒質に導通した後、気体媒質の一部を採取し、続いて凝縮させ、得られた植物性排出物凝縮物を採集することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  9. 飽和された気体媒質を、液体媒質に導通する前に、たとえば炭酸飲料などを製造するための集積タンクに加圧下で集積することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  10. 送達枝管および吸引枝管を備えた気体媒質送達のための機器、
    液体媒質用の少なくとも1つのタンク、
    植物性排出物を発生する植物を入れた少なくとも1つのチャンバー
    を含み、前記機器の送達枝管は液体媒質タンクに接続し、吸引枝管は植物性排出物を発生する植物を入れたチャンバーに接続している、液体媒質処理装置。
  11. 不純物を吸収する植物を入れた少なくとも1の各々のチャンバーが設けられ、植物性排出物を発生する植物を入れたチャンバーに接続していることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  12. 植物用チャンバーおよび液体媒質用タンクが、水、ガス、肥料、光線のうち少なくとも1つのモードを制御するための機器と、化学薬品、音波、光線および電磁線のうち少なくとも1つの種類の植物処理のための機器とを備えていることを特徴とする、請求項10または11に記載の装置。
  13. 液体媒質を入れたタンクの出口に取り付けた排出物凝縮用機器をさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の装置。
  14. チャンバーが環状に作製されていることを特徴とする、請求項10または11に記載の装置。
  15. タンクが浴またはプールの形に作製されていることを特徴とする、請求項10に記載の装置。
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