JPH04248346A - 小型モータのスラスト軸受バネ - Google Patents

小型モータのスラスト軸受バネ

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Publication number
JPH04248346A
JPH04248346A JP2034591A JP2034591A JPH04248346A JP H04248346 A JPH04248346 A JP H04248346A JP 2034591 A JP2034591 A JP 2034591A JP 2034591 A JP2034591 A JP 2034591A JP H04248346 A JPH04248346 A JP H04248346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
thrust bearing
rotor shaft
thrust
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP2034591A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yanagihara
柳原 寛幸
Takashi Fujimoto
隆 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FDK Corp
Original Assignee
FDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by FDK Corp filed Critical FDK Corp
Priority to JP2034591A priority Critical patent/JPH04248346A/ja
Publication of JPH04248346A publication Critical patent/JPH04248346A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばフロッピーデ
ィスク装置のヘッド送りモータとして使用される小型ス
テッピングモータなどに関し、特に、モータケース内に
セットされてロータ軸端に当接してこれをスラスト方向
に常時押圧する板バネ製のスラスト軸受バネの改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク装置のヘッド送り用
として使用されるステッピングモータの代表的な構造を
図3に示している。図3において、ステータ1は2つの
クローポール型ヨークユニット5と6とで構成され、ス
テータ1の内周部にロータ2の円筒型永久磁石2aが収
容されている。永久磁石2aは長いロータ軸2bの一端
側にかたよって取り付けられており、ロータ軸2bの中
心付近から他端側に向けては送りネジが形成されている
。ステータ1の正面プレート4には支持フレーム3が固
着されており、支持フレーム3のモータ本体側に取り付
けられた軸受ブッシュ3aによってロータ軸2bの中間
部分が回転自在に支持され、また支持フレーム3の先端
側に取り付けられたピポット軸受3bによってロータ軸
2bの先端部分が回転自在に支持されている。
【0003】クローポール型ヨークユニット5(6)は
、よく知られているように、磁性体金属板をプレス加工
した2つのヨーク部品5aと5b(6aと6b)からな
るドーナツ型空間内にボビンに巻いたコイル5c(6c
)が収納されていると共に、その内周側に2つのヨーク
部品5a、5b(6a、6b)の極歯が非接触で噛み合
った状態の極歯部が形成されたものである。これら各ヨ
ーク部品および正面プレート4などが溶接によって一体
化されている。
【0004】また、図3における右側のヨークユニット
6の右端面にバネホルダ8が嵌め込まれ、バネホルダ8
の内面側に板バネ製のスラスト軸受バネ7がセットされ
ている。従来のスラスト軸受バネ7の詳細を図4に示す
。これは円形の板バネの中央部分にプレス加工によって
バネ舌片7aを切り起し形成したもので、このバネ舌片
7aの先端部分が図3のようにロータ軸2bの右端面の
ボール(スラスト軸受)に当接し、ロータ軸2bを常時
左側へ押圧している。このスラスト軸受バネ7によるロ
ータ2の押圧作用が、ロータ軸2bの先端部をピポット
軸受3bに押し付けるスラスト予圧である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の小型モータで
はスラスト軸受バネ7の収容スペースも非常に小さく、
バネ7の外径寸法が限られている。従って図4のように
単純な形態のバネ舌片7aを切り起こす構造では、バネ
舌片7aの有効長は非常に短くならざるをえず、バネ定
数が比較的大きくなってしまう。
【0006】スラスト軸受バネ7はモータを構成する各
部品の寸法誤差を吸収し、ロータ軸2bの先端をピポッ
ト軸受3bに押え付けることでロータ2を位置決めする
作用を担っている。製品毎に部品寸法がばらつくので、
スラスト軸受バネ7のバネ舌片7aの撓み量(撓み角度
)がばらつく。前述のようにバネ舌片7aの有効長が短
くてバネ定数が比較的大きいので、撓み量の僅かな違い
でバネ加重(スラスト予圧力)が大きく変わる。
【0007】つまり部品寸法のばらつきにより製品毎に
バネ舌片7aの撓み量がばらつくが、そのばらつきによ
るスラスト予圧力のばらつき幅が非常に大きいという問
題があった。バネ舌片7aの撓み量が比較的小さな製品
では、ロータ2のスラスト予圧力が小さすぎ、ロータ軸
2bのスラスト方向のがたつきを安定に抑えることがで
きず、送りネジによるフロッピーディスク装置のヘッド
の位置決め精度が低下する。反対にスラスト予圧力が多
きすぎるとバネ舌片7aが磨耗しやすくなり、モータト
ルクの低下にもつながる。従来のバネ構造では、バネ舌
片7aの撓み量の僅かな違いによって前記のような不都
合を生じてしまう。
【0008】この発明は前述した従来の問題点に鑑みて
なされたもので、その目的は、限られた外径寸法制約の
中で、バネ定数を比較的小さくし、撓み量が比較的広範
囲に変動してもバネ力の変動幅が比較的小さくなるよう
にした小型モータのスラスト軸受バネを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明による小型モー
タのスラスト軸受バネは全体が一体の板バネ部品であっ
て、ロータ軸端に当接する中心座部と、この中心座部か
ら120度間隔で放射方向に伸びる3本の放射状帯部と
、これら各放射状帯部の先端から円周方向に伸びる3本
の円弧状帯部とからなり、少なくとも各円弧状帯部が厚
み方向に曲げられているものである。
【0010】
【作用】前記のスラスト軸受バネをモータケース内に組
み込むと、3本の前記円弧状帯部の先端がモータケース
側に接し、前記中心座部がロータ軸端に当接し、ロータ
軸端とケース内面との間隔寸法に応じて前記円弧状帯部
および前記放射状帯部が撓んでバネ力を発生する。
【0011】
【実施例】図1および図2に本発明の一実施例によるス
ラスト軸受バネ70の構成を示している。このバネ70
は1枚の板バネからプレス打ち抜きと曲げ加工によって
製作されたもので、ロータ軸端のスチールボールBが当
接する中心座部71と、中心座部71から120度間隔
で放射方向に伸びる3本の放射状帯部72と、各放射状
帯部72の先端から円周方向に伸びる3本の円弧状帯部
73とからなり、3本の円弧状帯部73の外周は全体と
して一つの円形を成している。
【0012】そして図2に示すように、円弧状帯部73
がその付根部分から厚み方向に一定量だけ折り曲げられ
ている。このスラスト軸受バネ70を図3のような構造
の小型モータのケース内に組み込むと、各円弧状帯部7
3の先端部分がモータケース内面Aに接し、中心座部7
1にロータ軸端のスチールボールBが接し、モータケー
ス内面AとスチールボールBとの間隔寸法に応じてバネ
70における円弧状帯部73および放射状帯部72が撓
み、ロータ軸をスラスト方向に押圧するバネ力(スラス
ト予圧)が発生する。
【0013】ここでモータケースにおけるスラスト軸受
バネを収納するスペースが従来と同じで、それによって
バネの外径寸法が契約されていても、図4に示したバネ
舌片7aに比べ、本発明のスラスト軸受バネ70におけ
る円弧状帯部73および放射状帯部72によるバネの有
効長がはるかに長く、従って本発明のスラスト軸受バネ
70のバネ定数は従来より大幅に小さくすることができ
る。従ってモータケース内面Aとロータ軸端のスチール
ボールBとの間隔寸法が個々のモータによってある程度
大きくばらつき、それによってバネ70の撓み量が製品
により大きくばらついても、スラスト予圧力のばらつき
幅は従来より充分に小さくなり、スラスト予圧力が小さ
すぎたり多きすぎたりする不良の発生率は低下する。
【0014】
【発明の効果】この発明による小型モータのスラスト軸
受バネでは、限定された外径寸法内でバネの有効長を従
来より大幅に長くすることができ、そのためバネ定数を
小さく設定することができる。従って小型モータのケー
ス内に組み込んだ際に、バネの撓み量が個々の製品によ
って相当大きな範囲でばらついても、ロータ軸を押圧す
るバネ力(スラスト予圧力)のばらつき幅は非常に小さ
くなり、スラスト予圧力が小さすぎたり大きすぎたりす
る不良の発生率が低くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による小型モータのスラスト
軸受バネの平面図
【図2】同上スラスト軸受バネの正面図
【図3】従来の
スラスト軸受バネを組み込んだ小型ステッピングモータ
の断面図
【図4】従来のスラスト軸受バネの平面図
【符号の説明
】 1    ステータ 2    ロータ 2a  永久磁石 2b  ロータ軸 3    支持フレーム 3a  軸受ブッシュ 3b  ピポット軸受 4    正面プレート 5、6  ヨークユニット 5a、5b、6a、6b  ヨーク部品5c、6c  
コイル 7    スラスト軸受バネ(従来) 7a  バネ舌片 8    バネホルダ 7−  スラスト軸受バネ(本発明) 71  中心座部 72  放射状帯部 73  円弧状帯部 A    モータケース内面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  小型モータのケース内にセットされて
    ロータ軸端に当接してこれをスラスト方向に常時押圧す
    る板バネ部品であって、ロータ軸端に当接する中心座部
    と、この中心座部から120度間隔で放射方向に伸びる
    3本の放射状帯部と、これら各放射状帯部の先端から円
    周方向に伸びる3本の円弧状帯部とからなり、少なくと
    も各円弧状帯部が厚み方向に曲げられていることを特徴
    とする小型モータのスラスト軸受バネ。
JP2034591A 1991-01-22 1991-01-22 小型モータのスラスト軸受バネ Pending JPH04248346A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0871280A1 (de) * 1997-04-07 1998-10-14 Robert Bosch Gmbh Aggregat mit einem Elektromotor und einem Schneckengetriebe
US5959381A (en) * 1998-03-03 1999-09-28 General Electric Company Dual rate spring for bearing retention
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