JPH04242970A - ダイナミック型半導体メモリ - Google Patents

ダイナミック型半導体メモリ

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JPH04242970A
JPH04242970A JP3010007A JP1000791A JPH04242970A JP H04242970 A JPH04242970 A JP H04242970A JP 3010007 A JP3010007 A JP 3010007A JP 1000791 A JP1000791 A JP 1000791A JP H04242970 A JPH04242970 A JP H04242970A
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film
alloy
electrode
thin film
capacitor
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JP3010007A
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Tadahiro Omi
忠弘 大見
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Individual
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/30DRAM devices comprising one-transistor - one-capacitor [1T-1C] memory cells

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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイナミック型半導体
メモリに係る。
【0002】
【従来の技術】現在、DRAMは各種構造のものが開発
され、大別すると、スタックドキャパシタ型、トレンチ
キャパシタ型、フィン構造型その他に分けられる。いず
れの型にしろその等価回路は図26に示され、コンデン
サー40は絶縁膜を2つの電極41,42ではさんで構
成され、スイッチ43はMOSトランジスタで構成され
る。
【0003】コンデンサー40における蓄積電荷Qは、
次式で表される。
【0004】Q=CVdd             
 式(1)ただし、  C:キャパシタ容量 Vdd:電圧 である。
【0005】さらにCは、次式で表される。
【0006】C=Sεrε0/d        式(
2)ただし、  S:対向面積 εr:比誘電率 ε0:絶縁膜の誘電率 d:絶縁膜厚 である。
【0007】ところで、実装されたメモリには多かれ少
なかれ一定量のリークがあり、一定量のリークを許容し
た場合、蓄積電荷Qは大きければ大きいほど良い。蓄積
電荷Q大きくするためには式(1)、式(2)から明ら
かなように、誘電率ε0を大きくするか、対抗面積Sを
大きくするか、絶縁膜厚dを小さくするかすれば良い。 しかるに、近時DRAMの高密度化には著しいものがあ
り、サブミクロンの領域に入っている。高密度化を図ろ
うとすると対向面積Sの値は小さくなり、Sが小さくな
ると上式から明らかなように、キャパシタ容量Cは小さ
くなってしまう。そこで、ε0を高くしたり、Sを大き
くしたりする工夫が凝らされている。
【0008】一方、誘電率を大きくすることは、式(1
)、式(2)のうえからは蓄積電荷Qを大きくすること
に通じるが、誘電率ε0の大きな材料は、絶縁性が悪く
、そのため電荷電荷のリークを招いてしまう。従って、
蓄積電荷Qを大きくするには、単に、ε0を高くしたり
、Sを大きくしたり、してCを大きくするのみならず、
材質的に、また、構造的に絶縁特性をも高めなければな
らない。
【0009】ここで、従来の技術を見ると、従来、キャ
パシタ容量Cをある一定の値以上(40fF以上)に確
保すべく、前記した各種構造のDRAMの改良が試みら
れている。トレンチキャパシタ型は図27に、フィン構
造型は図28に、スタックドキャパシタ型は図29に図
示される構造を有している。
【0010】トレンチキャパシタ型は、溝の中に金属膜
12と絶縁膜23を埋めることより対向面積Sを大きく
してキャパシタ容量を大きくしようとするものである。
【0011】しかし、トレンチキャパシタ型は、溝が深
くなり、アスペクト比が20〜30ともなると溝の中の
クリーニングが困難となり、汚染表面に成膜を行いかね
ない。また、溝のコーナー部において絶縁破壊が生じ易
くなり、信頼性、歩留まりがきわめて悪くなる。
【0012】フィン構造型は、金属膜12を立体化する
ことにより対向面積を大きくし、キャパシタ容量を大き
くしようとするものである。しかし、フィン構造型も、
微細構造の奥のクリーニングがむずかしく、また、エッ
ジ部で絶縁耐圧不良が生じ易いという問題点を有してい
る。
【0013】一方、スタックドキャパシタ型は、トレン
チキャパシタ型あるいはフィン構造型に比べ、製造は容
易であり、また信頼性、歩留まりにおいて優れている。
【0014】従来、スタックドキャパシタ型は次のよう
に製造されていた。図30及び図31に基づいて説明す
ると、絶縁膜3で覆われているN+領域7の表面を、R
IE(リアクティブイオンエッチング)等により露出さ
せ、その上にポリシリコンを堆積することにより導電性
膜12を形成し、次いで、レジスト塗布、フォトリソグ
ラフィーによりレジスト15をパターン化し(図30(
a))、RIEにより第1電極12dを形成する(図3
0(b))。次いで、酸化性雰囲気中で加熱することに
よりポリシリコン表面を酸化し、下部電極12dの表面
にポリシリコン酸化物よりなる絶縁膜13を形成した後
(図31(a))、全面にポリシリコンをCVD法によ
り堆積し上部電極14を形成する(図31(b))。 この方法によれば、絶縁膜13はSiO2により構成さ
れるが、SiO2の誘電率は3.9と低いため、キャパ
シタ容量の大きなDRAMメモリセルを得ることはでき
ない。
【0015】そこで、(図31(b))の状態から、S
iO2より誘電率の高いSi2N3(誘電率8.0)の
堆積を行い、このSi2N3を絶縁膜とし(図31(a
’))、その上にポリシリコンを堆積し上部電極14を
形成する(図31(b’))ことが試みられている。し
かし、この絶縁膜は堆積膜であるためにピンホールを多
数含み、従って、耐圧不良をおこし易い。そこで、さら
に、Si2N3を堆積後加熱処理を行うことによりピン
ホールを塞ぐことも試みられている。しかし、この試み
においては、Si2N3の表面が加熱処理により酸化さ
れてSiNxOyとなってしまい、実効的な誘電率は3
.9〜8の間の値となり、加熱処理により誘電率が低下
してしまう。
【0016】結局、従来、耐圧特性に優れ、かつ、キャ
パシタ容量の大きなコンデンサーを含むダイナミック型
半導体メモリは存在しなかった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、製造が容易
であり、耐圧性に優れ、かつ、キャパシタ容量が大きな
DRAMメモリセルを提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の要旨は、2種以上の金属元素からなる合金薄
膜により形成された第1の電極と、前記合金の酸化物か
らなる絶縁薄膜と、金属で形成された第2の電極との3
層で構成されるコンデンサーを信号電荷蓄積用コンデン
サーとして有していることを特徴とするダイナミック型
半導体メモリに存在する。
【0019】
【作用】本発明における基板としては、Siウエハ、化
合物半導体ウエハ、あるいは、絶縁膜表面に半導体膜が
形成された基板を用いることができる。
【0020】基板と反対導電型の第1の領域を形成する
手段には特に限定されず、例えば、イオン注入により行
えばよい。
【0021】基板の第1の領域の表面を露出する第1の
工程を行う手段についても特に限定されず、例えば、絶
縁膜の種類に応じた適宜のガスを用いてRIE(リアク
ティブイオンエッチング)法により行えばよい。
【0022】本発明においては、第1の電極は、合金に
より構成する。合金としては、その酸化物の誘電率が高
い金属を基本成分とする合金が望ましい。例えば、Ti
系合金が好ましい。より具体的には、例えば、Ti−T
a,Ti−Al,Ti−Ba,Ti−Sr等が好ましい
。もちろん、Taその他の金属を基本成分とする合金で
あってもよい。また、2元系合金のみならず、3元系以
上の多元系合金であったもよい。
【0023】このように、第1電極を合金により構成す
ることにより耐圧特性に優れ、かつ、キャパシタ容量の
大きな電荷蓄積用コンデンサーを含むダイナミック型半
導体メモリが得られる。すなわち、例えば、Ti金属に
より第1電極を形成した場合、そのうえに形成される絶
縁膜は、Tiの酸化物TiO2により構成されることと
なる。TiO2は誘電率が高い酸化物であるが、絶縁破
壊電界強度が低い。一方、Alにより第1電極を形成し
た場合、その上に形成される絶縁膜はAlの酸化物Al
2O3により構成されることとなるが、Al2O3は、
絶縁破壊電界強度は高いが、誘電率は低い。このように
、第1電極を金属により構成すると、金属固有の誘電率
、絶縁破壊電界強度を有している絶縁膜しか得られない
【0024】しかるに、合金により構成する場合は、合
金の構成元素あるいは、組成を適宜選択することにより
所望の誘電率、絶縁破壊電界強度を有する絶縁膜を形成
することができる。
【0025】なお、この合金薄膜は、1層構造でもよい
が、2層以上の多層構造でもよい。2層以上の多層構造
の場合下層をCrにより形成することが合金薄膜と、基
板表面を覆う絶縁膜との密着性を高める上で好ましい。
【0026】一方、導電性薄膜(上部電極)の材質とし
ては、例えば、Ta,Ti、ポリシリコン、シリサイド
その他の任意の導電性を有する材質を用いることができ
る。なお、この合金薄膜あるいは導電性薄膜の形成手段
には特に限定されないが、例えば、図22に示す、基板
に外部からバイアス電圧を印加して成膜を行うDC−R
Fスパッタ装置(特開昭62−287071号公報)あ
るいは、図23に示すRF電源の周波数を基板側f2と
ターゲット側f1で異ならしめて成膜を行う2周波励起
スパッタ装置(特開昭63−50025号公報)を用い
ればよい。もちろん他の手段例えば、CVD法等により
行ってもよい。
【0027】絶縁薄膜は、合金薄膜を直接酸化すること
により形成する。
【0028】直接酸化法としては、酸化性ガス(例えば
、O2ガスあるいはO2+N2ガスの混合ガス雰囲気中
で基板を加熱する方法があげられる。
【0029】また、基板を低温に保ったまま酸化する方
法としては、金属膜表面に酸素ガス分子を供給するとと
もに、その表面に運動エネルギーが90eV以下の不活
性ガスイオンを照射することにより行う方法がある。こ
の方法は、例えば、Arイオンで、金属表面をたたくと
、欠陥を生じないで表面の原子層を活性化できる。25
eVのイオンは表面の2〜3原子層内にとどまるため表
面にのみにそのエネルギーを与える。そして、実効的に
金属表面の温度を上昇させることができる。同時に酸素
ガスを成膜室内に導入すると、酸素分子や放電によって
生じた酸素ラジカルが金属表面に吸着し、Arイオン照
射により高温になった金属表面で金属と反応を起こす。 これにより金属の酸化が進行する。
【0030】従って、基板温度を400℃まで上昇させ
なくとも、例えば、150から200℃でも5〜10n
mの金属酸化膜(例えば、Ta2O5膜)を形成するこ
とができる。なお、照射するイオンのエネルギーを90
eV以下に保てば下地にダメージを与えることはない。
【0031】なお、このように、90eV以下のイオン
を照射するための装置をしては、例えば、図22あるい
は図23に示すような装置を用い、O2ガスとArガス
とを装置内に導入し、基板側の周波数を50MHz、タ
ーゲット側の周波数を200MHz、RFパワーを10
〜50Wとし、1mTorr〜数10mTorrの雰囲
気中でプラズマを発生させて行えばよい。
【0032】なお、第1の電極形成工程と絶縁膜の形成
工程は同一の真空装置内で真空を破ることなく連続して
行うことにより、合金薄膜上に自然酸化膜が形成される
ことを極力避けることが好ましい。
【0033】また、同一装置内で、第1の電極形成工程
と絶縁膜形成工程を行わない場合には、第1の電極の形
成工程を行った装置から絶縁膜の形成工程を行った装置
への搬送を、不活性ガス雰囲気叉は水分濃度が10pp
b以下の高純度空気雰囲気中で行うことが好ましい。こ
のうち、特に、水分濃度が10ppb以下の高純度空気
雰囲気中で搬送することが好ましい。
【0034】不活性ガスの場合、人が搬送手段内に誤っ
て首を入れた場合酸欠状態に陥ってしまう。しかるに、
空気の場合はかかる事態を回避することができる。この
ように空気を用いることが可能であることも発明者がは
じめて知見したものである。すなわち、空気のような酸
素を含有するガス中においては、基体表面あるいは基体
上に形成された金属配線表面は自然酸化され易いと考え
られていた。しかるに、本発明者は鋭意研究を行ったと
ころ、たとえ、酸素が存在していたも水分濃度が10p
pb以下に保持されていれば自然酸化は生じないことを
知見したものである。従って、大気の空気を、水分濃度
を10ppb以下に純化して用いることもできる。
【0035】基板の搬送手段としては、図24に示すよ
うな、各種装置302〜305をトンネル301で連結
し、トンネルを大気とは遮断するとともに、トンネル3
01内に水分濃度が10ppb以下のガスを流入せしめ
る構造のものを用いることができる。
【0036】なお、このトンネル301内に、基板の下
面にあたるようにガスを噴出させて、このガスにより、
基体を浮上させたまま搬送せしめることが好ましい。
【0037】一方、図25に示すように、内部に水分濃
度が10ppb以下のガスが充填されたボックス306
構造のものにより搬送を行ってもよい。
【0038】
【実施例】以下に図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0039】(実施例1)図1に実施例1の製造工程を
示す。
【0040】本例では、半導体基板としてP型のSi基
板1を用いた。
【0041】Si基板1に、厚さ約1μmのSiO2フ
ィールド酸化膜2を、LOCOS(local oxi
dation of silicon)法により形成し
た(図1)。
【0042】次に、乾燥酸素雰囲気中において、900
℃×30分加熱することにより、基板1の表面に10n
mのゲート酸化膜3を形成した(図2)。
【0043】次に、LPCVD法により、全面に、下部
電極となるN+ポリシリコン4を堆積し、その上にレジ
ストを塗布後、フォトリソグラフィーによりレジスト5
をパターン化した(図3)。
【0044】次いで、RIEにより、レジスト5をマス
キングとして、ポリシリコン4を除去し、ゲート電極(
ワードライン)6を形成した(図4)。
【0045】次に、ゲート電極6をマスキングとして、
Asを50kVで、5×1015/cm2の密度で全面
にイオン注入を行った。その後、900℃×30分、N
2雰囲気中でアニールを行うことにより、イオン注入に
より生じた欠陥を回復させてN+領域7,8を形成した
(図5)。
【0046】次に、常圧CVD法を用いSiH4とO2
を反応させて、SiO2膜9を全面に堆積した(図6)
【0047】次にコンタクトホールを形成し、N+領域
の表面を露出した。
【0048】まず、SiO2膜9上にレジストを塗布し
、フォトリソグラフィーによりレジストパターンを形成
した(図7)。次いで、レジスト10をマスキングとし
て、RIEにより、SiO2膜9、ゲート酸化膜3の一
部をエッチングし、N+領域7の表面の一部を露出させ
、コンタクトホール11を形成した(図8)。
【0049】次に第1の電極形成工程を次のように行っ
た。
【0050】基板を図22に示すDC−RF結合スパッ
タリング装置内に入れ、成膜室のバックグラウンドの真
空度を10−10Torr以下の超高真空とした後、A
rガスを導入し、スパッタリングによりTi−Al合金
膜12を300nmの厚さに堆積した。この際、成膜初
期及び成膜途中で、表面に数10eVの低エネルギーの
Arイオンの照射を行いながら成膜した。かかる照射に
より極めて結晶性の良好なTi−Al合金膜12が得ら
れた(図9)。
【0051】次に、絶縁膜形成工程を次のように行った
【0052】本例では、第1の電極形成工程と絶縁膜の
形成を同一の装置で行った。すなわち、第1の電極形成
工程終了後、装置内に酸化性ガスを導入してTi−Al
合金膜12の酸化を行った。もちろん、この際RF電源
は印加せず、スパッタリングは行っていない。Ti−A
l合金膜12の酸化は、基板温度を400℃に加熱し、
水分濃度が10ppb以下の酸素ガスを導入することに
より、5nmのTiO2とAl2O3との混合膜13を
形成した(図10)。
【0053】次に、第2の電極の形成を次のように行っ
た。
【0054】すなわち、酸化装置304からトンネル3
01を介して成膜装置305に基板を搬送し、そこで、
第1の電極形成工程を行ったと同様にして導電性薄膜と
してTa膜14を形成した(図11)。
【0055】次に、層間絶縁膜及び多層配線の形成を次
のように行った。
【0056】まず、N+領域7の上方のみにレジストが
残るようにレジスト15をパターニングした(図12)
。次に、レジスト15をマスキングとして、CF4ガス
を用いてTa膜14をRIEでエッチングし、さらに、
CF4/H2ガスを用いてTa2O513をRIEでエ
ッチングし、さらにCF4ガスを用いてTi−Al合金
膜12をRIEでエッチングした(図13)。
【0057】次いで、レジストを除去した後、常圧CV
Dプロセスを用いて全面にSiO2膜あるいはPを含む
SiO2膜(PSG膜)17を堆積した。なお、PSG
膜ではなく、BPSG膜を堆積してもよい。
【0058】本例では、その後のリソグラフィーを高精
度に行うために、PSG膜17の表面の平坦化を行った
(図14)。この平坦化は、例えば、バイアススパッタ
法やエッチバック法を用いて行えばよい。もちろん他の
方法を用いて行ってもよい。次に、コンタクトホールを
あけて、第1の配線としてAl配線18の形成を行った
(図15)。
【0059】次に、再度層間絶縁膜としてPSG膜20
をスパッタリング法を用いて形成し、RIE法によりエ
ッチングを行い、コンタクトホールをあけた後、N+領
域8に通ずるAlを堆積し、ビットライン21を形成し
た(図16)。
【0060】なお、PSG膜20の形成は、プラズマC
VD法あるいはスピンオングラス法を用いて行ってもよ
い。
【0061】なお、図17に示すように、ビットライン
21’を形成後にAl配線18’を形成してもよい。ま
た、図18に示すように、Ta膜14とのコンタクトを
とるAl配線18”と、N+領域8とのコンタクトをと
るAl線21”とを同時にとり、最終的にビットライン
22を形成してもよい。
【0062】(実施例2)本例では、第1の電極形成工
程終了後、図24に示す構造のトンネル301を介して
基板を酸化装置に搬入し、酸化装置内にて酸化処理を行
った。トンネル301内は、水分濃度が10ppb以下
の高純度空気雰囲気に保持した。
【0063】(実施例3)本例では、実施例1の図13
に示す状態において、酸化を行った。かかる酸化により
、エッチングにより損傷を受けたエッジ近傍(図13の
A部、図19(a))はの側面に酸化膜30が形成され
(図19(a))、耐圧の一層の向上を図ることができ
た。
【0064】(実施例4)本例は、図12に示す工程ま
では実施例1と同一であるが、図12の状態からRIE
エッチングを行うに際し、Ta膜14のみのエッチング
にとどめ、Ta膜14のエッチング終了後(図20(a
))、再度レジスト塗布、フォトリソグラフィーにより
レジストパターン33を形成し(図20(b))、RI
Eエッチングを行い、エッジ部が図20(c)に示され
る構造とした。
【0065】耐圧特性のより一層の向上を図る上からは
、実施例3と同様に、酸化処理を行い図20(d)に示
すように酸化膜を形成した。
【0066】(実施例5)実施例4では、図12の状態
から、Ta膜14のみのエッチングにとどめたが、本例
では、Ta膜14と、TiO2とAl2O3との混合膜
13とをエッチングした。ただ、実施例1とは異なりT
i−Al合金膜12は残存せしめた(図21(a))。
【0067】次いで、図21(b)の点線で示すように
レジストをパターニングし、エッジ部が、図21(c)
に示す構造とした。
【0068】本例ではさらに酸化を行うことによりをエ
ッチングにより損傷を受けた側面を酸化し、図21(d
)に示す構造のエッジ部とした。
【0069】(実施例6)本例では、図9において、T
i−Al合金膜12にかえ、下層がCr上層がTi−A
l合金からなる2層構造の膜とした。もちろん3層以上
の多層構造としてもよい。多層とする場合、下層は、本
例のようにCr層とすることが好ましい。CrはSiO
2との密着性が良好となり好ましい。
【0070】(実施例7)本例では、上部電極を、Ti
で形成し、それ以降の工程は500℃以下の温度は50
0℃以下の温度で行った。
【0071】(実施例8)本例では、下部電極12を構
成するTi−Al合金膜の表面の酸化を、次のように行
った。
【0072】すなわち、高純度酸素ガスを成膜室内に供
給するとともに、そのTi−Al合金膜の表面に運動エ
ネルギーが30eVのArイオンを照射した。かかる方
法により、作製したDRAは、優れた耐圧性を示すとと
もに、大きなキャパシタ容量を有していた。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、耐圧性に優れ、かつ、
キャパシタ容量が大きなDRAMメモリセルを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  実施例1に係る工程断面図である。
【図2】  実施例1に係る工程断面図である。
【図3】  実施例1に係る工程断面図である。
【図4】  実施例1に係る工程断面図である。
【図5】  実施例1に係る工程断面図である。
【図6】  実施例1に係る工程断面図である。
【図7】  実施例1に係る工程断面図である。
【図8】  実施例1に係る工程断面図である。
【図9】  実施例1に係る工程断面図である。
【図10】  実施例1に係る工程断面図である。
【図11】  実施例1に係る工程断面図である。
【図12】  実施例1に係る工程断面図である。
【図13】  実施例1に係る工程断面図である。
【図14】  実施例1に係る工程断面図である。
【図15】  実施例1に係る工程断面図である。
【図16】  実施例1に係る工程断面図である。
【図17】  実施例1に係る工程断面図である。
【図18】  実施例1に係る工程断面図である。
【図19】  実施例3に係る工程断面図である。
【図20】  実施例4に係る工程断面図である。
【図21】  実施例5に係る工程断面図である。
【図22】  本発明において膜の形成等に用いる装置
例の概念図である。
【図23】  本発明において膜の形成等に用いる装置
例の概念図である。
【図24】  搬送手段例を示す概念図である。
【図25】  搬送手段例を示す概念図である。
【図26】  DRAMメモリセルの等価回路図である
【図27】  従来のDRAMメモリセルの構造を示す
断面図である。
【図28】  従来のDRAMメモリセルの構造を示す
断面図である。
【図29】  従来のDRAMメモリセルの構造を示す
断面図である。
【図30】  従来のDRAMメモリセルの製造方法を
示す工程断面図である。
【図31】  従来のDRAMメモリセルの製造方法を
示す工程断面図である。
【符号の説明】
1    基板(Si基板) 2    フィールド酸化膜(SiO2膜)3    
ゲート絶領域(酸化膜) 4    下部電極(N+ポリシリコン)5    レ
ジスト 6    ゲート電極(ワードライン)7    N+
領域(導電性膜) 8    N+領域 9    SiO2膜 10    レジスト 11    コンタクトホール 12    合金薄膜 12d  第1電極(下部電極) 13    絶縁膜 14    電極(上部電極) 15    レジスト 17    PSG膜 18    Al配線 18’  Al配線 18”  Al配線 20    層間絶縁膜(PSG膜) 21    ビットライン 21’  ビットライン 21”  Al配線 22    ビットライン 23    絶縁膜 30    酸化膜 33    レジストパターン 301    装置 301    トンネル 302    装置 303    装置 304    酸化装置 305    成膜装置 306    ボックス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2種以上の金属元素からなる合金薄膜
    により形成された第1の電極と、前記合金の酸化物から
    なる絶縁薄膜と、金属で形成された第2の電極との3層
    で構成されるコンデンサーを信号電荷蓄積用コンデンサ
    ーとして有していることを特徴とするダイナミック型半
    導体メモリ。
  2. 【請求項2】  前記絶縁薄膜は、前記合金薄膜の表面
    を直接酸化することにより形成された薄膜であることを
    特徴とする請求項1記載のダイナミック型半導体メモリ
  3. 【請求項3】  前記直接酸化は、合金薄膜表面に、酸
    素ガスを供給するとともに、その表面に運動エネルギー
    が90eV以下の不活性ガスイオンを照射することによ
    り行われるものであることを特徴とする請求項2記載の
    ダイナミック型半導体メモリ。
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