JPH04238716A - 車両の換気ルーフ - Google Patents
車両の換気ルーフInfo
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- JPH04238716A JPH04238716A JP3147645A JP14764591A JPH04238716A JP H04238716 A JPH04238716 A JP H04238716A JP 3147645 A JP3147645 A JP 3147645A JP 14764591 A JP14764591 A JP 14764591A JP H04238716 A JPH04238716 A JP H04238716A
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- JP
- Japan
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- roof
- ventilation
- fan
- cover
- vehicle
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims abstract description 130
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 3
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/24—Devices purely for ventilating or where the heating or cooling is irrelevant
- B60H1/26—Ventilating openings in vehicle exterior; Ducts for conveying ventilating air
- B60H1/262—Openings in or on the vehicle roof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00457—Ventilation unit, e.g. combined with a radiator
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/88—Optimized components or subsystems, e.g. lighting, actively controlled glasses
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S454/00—Ventilation
- Y10S454/90—Ventilator using solar power
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定ルーフシェルに構
成してありカバーで開閉できるルーフ開口部を有する車
両の換気ルーフであって、カバー後縁またはその近傍に
ある旋回軸線のまわりに旋回して、カバー後縁は少なく
ともほぼルーフシェルの高さに保持されるがカバー前縁
はルーフシェルから下方へ離れており且つカバー前縁と
ルーフシェル開口部の前縁との間に通気間隙が形成され
る換気位置にカバーを置くことができる形式のものに関
する。
成してありカバーで開閉できるルーフ開口部を有する車
両の換気ルーフであって、カバー後縁またはその近傍に
ある旋回軸線のまわりに旋回して、カバー後縁は少なく
ともほぼルーフシェルの高さに保持されるがカバー前縁
はルーフシェルから下方へ離れており且つカバー前縁と
ルーフシェル開口部の前縁との間に通気間隙が形成され
る換気位置にカバーを置くことができる形式のものに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種のルーフは、DE 380796
1 A1 およびDE 3840694 A1 から公
知である。上記公知の換気ルーフは、何れも、走行中に
固定ルーフシェルの上方に形成される負圧にもとづき、
またはより温い空気が車内から上昇することによって、
車内の受動的排気を行なうものである(従来例1)。
1 A1 およびDE 3840694 A1 から公
知である。上記公知の換気ルーフは、何れも、走行中に
固定ルーフシェルの上方に形成される負圧にもとづき、
またはより温い空気が車内から上昇することによって、
車内の受動的排気を行なうものである(従来例1)。
【0003】上記従来例1に対して、能動排気式車両ル
ーフもすでに開発されている。即ち、チルトルーフのカ
バーに側方流ファンを組込むことは公知である(DE
3643436A1 、図1、図2、図5)。この場合
、カバーは、カバーの巾の本質的部分にわたって延び、
側方流ファンのハウジングによって両側の縁を囲んだ通
気スリットを備えている。
ーフもすでに開発されている。即ち、チルトルーフのカ
バーに側方流ファンを組込むことは公知である(DE
3643436A1 、図1、図2、図5)。この場合
、カバーは、カバーの巾の本質的部分にわたって延び、
側方流ファンのハウジングによって両側の縁を囲んだ通
気スリットを備えている。
【0004】前記ファンハウジングは、カバー内側に半
径方向吸引または吹出チャンネルを形成し、カバー外側
に接線方向へ向く吹出または吸引チャンネルを形成する
。別の実施例(DE 3643436 A1 、図3、
図4、図6)に対応して、側方流ファンは、同様に、ル
ーフ開口部の前縁の前に固定ルーフシェル上に設けた風
除けに取付ける。この公知の解決法の場合、ファンハウ
ジングは、ルーフ面から上方へ突出する構造体をなす(
従来例2)。
径方向吸引または吹出チャンネルを形成し、カバー外側
に接線方向へ向く吹出または吸引チャンネルを形成する
。別の実施例(DE 3643436 A1 、図3、
図4、図6)に対応して、側方流ファンは、同様に、ル
ーフ開口部の前縁の前に固定ルーフシェル上に設けた風
除けに取付ける。この公知の解決法の場合、ファンハウ
ジングは、ルーフ面から上方へ突出する構造体をなす(
従来例2)。
【0005】更に、車両のチルトルーフの場合、透光性
カバーの下方で、ルーフ開口部の中央範囲に走行方向へ
延びる。広い、ルーフに固定の支持要素に、電動ファン
およびファンに給電するソーラ電源を取付けることも公
知である(DE3540546 A1 およびDE 8
808782 U1 )。上記チルトルーフの別の実施
例の場合、半径流ファンおよび関連のソーラ電源は、透
光性チルトカバーの下面に取付けてあるので、昇降時の
カバーの旋回運動に追従する(従来例3)。
カバーの下方で、ルーフ開口部の中央範囲に走行方向へ
延びる。広い、ルーフに固定の支持要素に、電動ファン
およびファンに給電するソーラ電源を取付けることも公
知である(DE3540546 A1 およびDE 8
808782 U1 )。上記チルトルーフの別の実施
例の場合、半径流ファンおよび関連のソーラ電源は、透
光性チルトカバーの下面に取付けてあるので、昇降時の
カバーの旋回運動に追従する(従来例3)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来例1のものは、車両の静止時には、意図する換気作
用は得られない。また、前記の従来例2のものは、一般
に、外観的およびまたは流動工業的理由から望ましくな
い。更に、ファンをカバーに組込んだ場合、雨水および
洗浄水に対するルーフの密封が問題となり、また、カバ
ー重量が増大する。従って、カバー駆動機構をより強力
に構成しなければならない。また、ファンをルーフシェ
ルの上方の風除けに設けた場合には、カバーを閉じた際
の換気が不可能である。
従来例1のものは、車両の静止時には、意図する換気作
用は得られない。また、前記の従来例2のものは、一般
に、外観的およびまたは流動工業的理由から望ましくな
い。更に、ファンをカバーに組込んだ場合、雨水および
洗浄水に対するルーフの密封が問題となり、また、カバ
ー重量が増大する。従って、カバー駆動機構をより強力
に構成しなければならない。また、ファンをルーフシェ
ルの上方の風除けに設けた場合には、カバーを閉じた際
の換気が不可能である。
【0007】更に、前記の従来例3の構成の場合、何れ
も、常に、視界のためのカバー面の大半が失われる。更
に、ルーフの全体的構造高さが比較的大きくなり、多く
の実際的用途に不適である。本発明は、上記の課題に鑑
み、受動的ではなく、乗員に快適な能動的排気を行い得
るコンパクトな、冒頭に述べた種類の車両の換気ルーフ
を提供することを目的とする。
も、常に、視界のためのカバー面の大半が失われる。更
に、ルーフの全体的構造高さが比較的大きくなり、多く
の実際的用途に不適である。本発明は、上記の課題に鑑
み、受動的ではなく、乗員に快適な能動的排気を行い得
るコンパクトな、冒頭に述べた種類の車両の換気ルーフ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、通気間隙か
ら車内に至る換気チャンネルに少なくとも1つの電動フ
ァンを組込むことによって解決される。
ら車内に至る換気チャンネルに少なくとも1つの電動フ
ァンを組込むことによって解決される。
【0009】
【作用】本発明に係る換気ファンの場合、能動的排気に
よって、外観的およびまたは流動工学的に好ましくない
ルーフ構造が生ずることはない。有効なルーフ開放・視
界面積は、能動排気にも拘わらず完全に保持される。フ
ァンは、ルーフ開口部の前に、即ち、低いルーフ高さに
鑑みて重要ではない個所にある。ファンをオンすると、
空気は車のフロントガラスの内面に沿って流れる。通気
間隙内にあるファンは、消費電力の節減のため、何れに
せよ通常のファンとして設計できる。何故ならば、換気
チャンネル内の空気抵抗が僅かであるからである。
よって、外観的およびまたは流動工学的に好ましくない
ルーフ構造が生ずることはない。有効なルーフ開放・視
界面積は、能動排気にも拘わらず完全に保持される。フ
ァンは、ルーフ開口部の前に、即ち、低いルーフ高さに
鑑みて重要ではない個所にある。ファンをオンすると、
空気は車のフロントガラスの内面に沿って流れる。通気
間隙内にあるファンは、消費電力の節減のため、何れに
せよ通常のファンとして設計できる。何故ならば、換気
チャンネル内の空気抵抗が僅かであるからである。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳述する。換気チャ
ンネルが、下降せるカバーの前縁とルーフ開口部の前縁
との間に形成された通気間隙をルーフシェルの少なくと
もルーフ開口部の前にある範囲を下方から被う固定ルー
フ内側ライニングの通気間隙に接続するよう設計するの
が好ましい。このようにして、車内の特に好ましい外観
が保証される。
ンネルが、下降せるカバーの前縁とルーフ開口部の前縁
との間に形成された通気間隙をルーフシェルの少なくと
もルーフ開口部の前にある範囲を下方から被う固定ルー
フ内側ライニングの通気間隙に接続するよう設計するの
が好ましい。このようにして、車内の特に好ましい外観
が保証される。
【0011】通気間隙には、少なくとも1つの通気グリ
ルを挿入できる。この場合、ファンおよび通気グリルは
1つの構造ユニットに統合できる。特に、ファンは、通
気グリルに一体に結合されたハウジングを有することが
できる。この場合、同時に、ファンハウジングを形成す
る通気グリルは、能動排気を行わない換気ルーフに使用
される如き単なる通気グリルに対する交換部材として構
成されている。従って、車内の外観を変化することなく
、能動排気形に換気ルーフを簡単に設計できる。
ルを挿入できる。この場合、ファンおよび通気グリルは
1つの構造ユニットに統合できる。特に、ファンは、通
気グリルに一体に結合されたハウジングを有することが
できる。この場合、同時に、ファンハウジングを形成す
る通気グリルは、能動排気を行わない換気ルーフに使用
される如き単なる通気グリルに対する交換部材として構
成されている。従って、車内の外観を変化することなく
、能動排気形に換気ルーフを簡単に設計できる。
【0012】しかしながら、別の実施例に対応して、ル
ーフ開口部を下から被い、カバーおよび関連の機能部分
を担持するルーフフレームからファンハウジングを構成
できる。カバーは、電動ファンに給電できるソーラモジ
ュールとして構成できる。この場合、ソーラモジュール
は、未公開の西独特許出願P4006756.4 に詳
細に記載の如く構成できる。ソーラモジュールとファン
との間の電気回路には、少なくともカバーが換気位置に
ある場合は自動的に閉じるスイッチ装置を設けるのが合
目的的である。この場合、スイッチ装置は、カバーの閉
鎖位置においてソーラモジュールとファンとの間の電気
回路を同様に閉路するよう構成することもできる。
ーフ開口部を下から被い、カバーおよび関連の機能部分
を担持するルーフフレームからファンハウジングを構成
できる。カバーは、電動ファンに給電できるソーラモジ
ュールとして構成できる。この場合、ソーラモジュール
は、未公開の西独特許出願P4006756.4 に詳
細に記載の如く構成できる。ソーラモジュールとファン
との間の電気回路には、少なくともカバーが換気位置に
ある場合は自動的に閉じるスイッチ装置を設けるのが合
目的的である。この場合、スイッチ装置は、カバーの閉
鎖位置においてソーラモジュールとファンとの間の電気
回路を同様に閉路するよう構成することもできる。
【0013】ファンは、車両回路網に接続することもで
きる。このような場合は、車両の電源の過放電を阻止す
るため、車両電源の充填状態が所定閾値を下回った場合
にファンを車両回路網から切離す監視回路を設けるのが
好ましい。ファンの制御回路に、少なくとも1つのタイ
ムスイッチを設けることができる。かくして、ファンを
所定時点にオンおよびまたはオフでき、または、例えば
、所定期間にわたってファンを運転することができる。
きる。このような場合は、車両の電源の過放電を阻止す
るため、車両電源の充填状態が所定閾値を下回った場合
にファンを車両回路網から切離す監視回路を設けるのが
好ましい。ファンの制御回路に、少なくとも1つのタイ
ムスイッチを設けることができる。かくして、ファンを
所定時点にオンおよびまたはオフでき、または、例えば
、所定期間にわたってファンを運転することができる。
【0014】ファンの制御のため、更に、車内の温度が
所定の限界値を越えた場合に能動排気を自動的に開始す
るサーモスイッチを設けることができる。ファンは、特
に、側方流ファンまたは軸流ファンとして構成できる。 少なくとも1つのこの種のファンを車両横方向へ見て換
気チャンネルの中央に配置できる。この場合、ファンの
両側には自由な通気開口を形成する。しかしながら、車
両横方向へ見て換気チャンネルの右側および左側にそれ
ぞれ少なくとも1つのファンを配置し、上記ファンの間
に自由な通気開口を形成することもできる。
所定の限界値を越えた場合に能動排気を自動的に開始す
るサーモスイッチを設けることができる。ファンは、特
に、側方流ファンまたは軸流ファンとして構成できる。 少なくとも1つのこの種のファンを車両横方向へ見て換
気チャンネルの中央に配置できる。この場合、ファンの
両側には自由な通気開口を形成する。しかしながら、車
両横方向へ見て換気チャンネルの右側および左側にそれ
ぞれ少なくとも1つのファンを配置し、上記ファンの間
に自由な通気開口を形成することもできる。
【0015】カバーを閉じた場合も能動的排気を行ない
得るよう、車両ルーフの後部範囲に、ルーフシェルとル
ーフ内側ライニングとの間のスペースと連通する排気ス
リットを設けることができる。この場合、カバーが閉鎖
位置にある際、ファンによって上記スペースおよび排気
スリットを介して車内から空気を排気できる。特にカバ
ーは、カバー後縁をルーフシェルの下方へ下降するかル
ーフシェルの上方へ上昇して、カバーがルーフ開口部を
少なくとも部分的に開放する開放位置にルーフシェルの
下方または上方を介して後方へカバーを摺動できること
は公知である(DE 3807961 A1 およびD
E 3840694 A1 )。
得るよう、車両ルーフの後部範囲に、ルーフシェルとル
ーフ内側ライニングとの間のスペースと連通する排気ス
リットを設けることができる。この場合、カバーが閉鎖
位置にある際、ファンによって上記スペースおよび排気
スリットを介して車内から空気を排気できる。特にカバ
ーは、カバー後縁をルーフシェルの下方へ下降するかル
ーフシェルの上方へ上昇して、カバーがルーフ開口部を
少なくとも部分的に開放する開放位置にルーフシェルの
下方または上方を介して後方へカバーを摺動できること
は公知である(DE 3807961 A1 およびD
E 3840694 A1 )。
【0016】図面を参照して以下に本発明に係る換気ル
ーフの実施例を更に詳細に説明する。図1〜図5に示し
た換気ルーフは、半透明材料または透明材料(例えば、
ガラス)から成り周囲のカバーホルダ11に支持したカ
バー10を有する。カバーホルダ11の突出する外縁に
は、カバー閉鎖位置 (図1)においてカバー10の外
縁とルーフ開口部13の隣接縁との間の間隙を密封する
密封部材12がはめ込んである。
ーフの実施例を更に詳細に説明する。図1〜図5に示し
た換気ルーフは、半透明材料または透明材料(例えば、
ガラス)から成り周囲のカバーホルダ11に支持したカ
バー10を有する。カバーホルダ11の突出する外縁に
は、カバー閉鎖位置 (図1)においてカバー10の外
縁とルーフ開口部13の隣接縁との間の間隙を密封する
密封部材12がはめ込んである。
【0017】ルーフ開口部13は、固定ルーフシェル1
4の前部に構成してあり、カバー10によって選択的に
閉鎖できまたは少なくとも部分的に開放できる。固定ル
ーフシェル14の下方には、ルーフフレーム15および
固定ルーフ内側ライニング16が設置してあり、これら
要素は、ルーフ開口部13の下方にある開口17を限定
する。この開口17は、摺動天蓋18によって被うこと
ができる(図1,図2)。
4の前部に構成してあり、カバー10によって選択的に
閉鎖できまたは少なくとも部分的に開放できる。固定ル
ーフシェル14の下方には、ルーフフレーム15および
固定ルーフ内側ライニング16が設置してあり、これら
要素は、ルーフ開口部13の下方にある開口17を限定
する。この開口17は、摺動天蓋18によって被うこと
ができる(図1,図2)。
【0018】カバー10は、駆動電動機21によって駆
動されるネジケーブル30に含まれる駆動機構20 (
図4に模式的に示してある)によって、カバー後縁22
またはその近傍にある(仮想の)旋回軸線のまわりに旋
回して、カバー前縁23がルーフシェル14から下方に
離れた位置を取る換気位置 (図2)に置くことができ
る。この場合、カバー後縁22は、少なくともほぼルー
フシェルの高さに保持される。車両の走行中に固定ルー
フシェル14の外面に車内の圧力に比して負圧が生じた
場合、図2に24で示した空気流が形成される。この場
合、空気流24は、下降せるカバー10の前縁23とル
ーフ開口部13の前縁との間に形成された通気間隙27
をルーフ内側ライニング16の通気間隙28に接続する
換気チャンネル25を通過する。通気間隙28は、ルー
フシェル14の下方に且つルーフ開口部13の前縁26
の前にある。通気間隙28には通気グリル29が挿入さ
れている。カバー10の後縁22を、好ましくは、図2
の換気位置から出発して、換気位置(図2)におけるカ
バー前縁23の下降量よりも小さい量だけルーフシェル
14の下方に下降することによって、ルーフシェル14
の前部に構成されたルーフ開口部13を少なくとも部分
的に開放できる。
動されるネジケーブル30に含まれる駆動機構20 (
図4に模式的に示してある)によって、カバー後縁22
またはその近傍にある(仮想の)旋回軸線のまわりに旋
回して、カバー前縁23がルーフシェル14から下方に
離れた位置を取る換気位置 (図2)に置くことができ
る。この場合、カバー後縁22は、少なくともほぼルー
フシェルの高さに保持される。車両の走行中に固定ルー
フシェル14の外面に車内の圧力に比して負圧が生じた
場合、図2に24で示した空気流が形成される。この場
合、空気流24は、下降せるカバー10の前縁23とル
ーフ開口部13の前縁との間に形成された通気間隙27
をルーフ内側ライニング16の通気間隙28に接続する
換気チャンネル25を通過する。通気間隙28は、ルー
フシェル14の下方に且つルーフ開口部13の前縁26
の前にある。通気間隙28には通気グリル29が挿入さ
れている。カバー10の後縁22を、好ましくは、図2
の換気位置から出発して、換気位置(図2)におけるカ
バー前縁23の下降量よりも小さい量だけルーフシェル
14の下方に下降することによって、ルーフシェル14
の前部に構成されたルーフ開口部13を少なくとも部分
的に開放できる。
【0019】この好ましいプロセスにおいて、同時に、
あらかじめ換気位置に下降されたカバー前縁23が、換
気位置 (図2)と閉鎖位置(図1)との間の中間位置
に上昇される。このようにして、カバー10は、ルーフ
シェル14に対して本質的に平行となる摺動位置に置か
れる(図3)。次いで、カバー10をルーフ開口部13
の両側にルーフ開口部13から後方へ延びる縦ガイド3
1 (図4)に沿ってルーフシェル14の下方へ摺動し
てルーフ開口部13が何れにせよ十分に開放される開放
位置(図3)に置くことができる。この場合、カバー1
0は、ルーフ開口部13の後方へ続くルーフシェル14
の部分とその下方のルーフ内側ライニング16との間の
スペース32に受容される。
あらかじめ換気位置に下降されたカバー前縁23が、換
気位置 (図2)と閉鎖位置(図1)との間の中間位置
に上昇される。このようにして、カバー10は、ルーフ
シェル14に対して本質的に平行となる摺動位置に置か
れる(図3)。次いで、カバー10をルーフ開口部13
の両側にルーフ開口部13から後方へ延びる縦ガイド3
1 (図4)に沿ってルーフシェル14の下方へ摺動し
てルーフ開口部13が何れにせよ十分に開放される開放
位置(図3)に置くことができる。この場合、カバー1
0は、ルーフ開口部13の後方へ続くルーフシェル14
の部分とその下方のルーフ内側ライニング16との間の
スペース32に受容される。
【0020】カバー10が閉鎖位置 (図1)、換気位
置(図2)またはこれら双方の位置の間の中間位置にあ
る際、乗員は、カバー10を介する車内への光の入射を
制御するため、取手33を使用して閉鎖位置 (図1)
と引込位置(図3)との間で選択的に摺動天蓋18を変
位できる。 スペース32にカバー10を引込む際に摺動機構20を
駆動するため、それ自体は公知の駆動手段 (西独特許
第2,923,904 号) を設けることができる。 カバー10を引込む際に休止位置 (図1,図2)から
作動位置(図3)に移行する風除け34を設けるのが合
目的的である。駆動機構20は、DE3807961
A1から公知の態様でまたは西独特許出願P39307
55.7 に記載の態様で構成できる。従って、上記駆
動機構を詳細に説明する必要はない。
置(図2)またはこれら双方の位置の間の中間位置にあ
る際、乗員は、カバー10を介する車内への光の入射を
制御するため、取手33を使用して閉鎖位置 (図1)
と引込位置(図3)との間で選択的に摺動天蓋18を変
位できる。 スペース32にカバー10を引込む際に摺動機構20を
駆動するため、それ自体は公知の駆動手段 (西独特許
第2,923,904 号) を設けることができる。 カバー10を引込む際に休止位置 (図1,図2)から
作動位置(図3)に移行する風除け34を設けるのが合
目的的である。駆動機構20は、DE3807961
A1から公知の態様でまたは西独特許出願P39307
55.7 に記載の態様で構成できる。従って、上記駆
動機構を詳細に説明する必要はない。
【0021】図4,図5a,図5bの実施例の場合、換
気チャンネル25の右側および左側には、それぞれ、電
動式側方流ファン35が組込んであり、双方の側法流フ
ァン35の間には自由な通気開口36が形成されている
。図示の実施例の場合、側方流ファン35および通気グ
リル29は1つの構造ユニット37に統合されており、
ファン35は、通気グリル29に一体に結合されたハウ
ジング38を有する。
気チャンネル25の右側および左側には、それぞれ、電
動式側方流ファン35が組込んであり、双方の側法流フ
ァン35の間には自由な通気開口36が形成されている
。図示の実施例の場合、側方流ファン35および通気グ
リル29は1つの構造ユニット37に統合されており、
ファン35は、通気グリル29に一体に結合されたハウ
ジング38を有する。
【0022】通気グリル29は、換気チャンネルにファ
ンを組込んでない換気ルーフに使用される如き単なる通
気グリル (DE 3840694 A1 、西独特許
出願P3930054.4 およびP3930755.
17) との交換部材として構成するのが合目的的であ
る。もちろん、通気グリル29は、縦方向へ分割でき、
例えば、2つまたはより多数の部分から構成できる。
ンを組込んでない換気ルーフに使用される如き単なる通
気グリル (DE 3840694 A1 、西独特許
出願P3930054.4 およびP3930755.
17) との交換部材として構成するのが合目的的であ
る。もちろん、通気グリル29は、縦方向へ分割でき、
例えば、2つまたはより多数の部分から構成できる。
【0023】図6,図7の別の実施例の場合、側方流フ
ァン35は、車両横方向へ見て、換気チャンネル25の
中央に配置してあり、ファン35の両側には自由な通気
開口36が形成される。この実施例の場合、側方流ファ
ン35のハウジング38’ は、ルーフフレーム15’
から形成され、ルーフ開口部13を下方から被い、カバ
ー10および関連の機能部材を担持する。ルーフフレー
ム15’によって限定された通気間隙28には、側方流
ファン35の範囲においてファンハウジング38’の空
気入口を形成する通気グリル29’が挿入されている。
ァン35は、車両横方向へ見て、換気チャンネル25の
中央に配置してあり、ファン35の両側には自由な通気
開口36が形成される。この実施例の場合、側方流ファ
ン35のハウジング38’ は、ルーフフレーム15’
から形成され、ルーフ開口部13を下方から被い、カバ
ー10および関連の機能部材を担持する。ルーフフレー
ム15’によって限定された通気間隙28には、側方流
ファン35の範囲においてファンハウジング38’の空
気入口を形成する通気グリル29’が挿入されている。
【0024】複数のファンを有する実施例 (例えば、
図4参照)の場合も、ファンハウジングを形成するルー
フフレームを設けることができる。一方、側方流ファン
を中央に配置した場合(図6)、ファンハウジングを形
成する通気グリル29を設けることもできる。図8に、
換気チャンネル25に1つまたは複数の軸流ファン35
’を車両横方向へ並べて設けた別の実施例の換気ファン
を示した。図8の実施例の場合、通気グリル29” に
1つまたは複数の軸流ファン35’が取付けてある。こ
の代わりに、1つまたは複数の軸流ファンハウジングを
形成するようルーフフレーム15を設計することもでき
る。
図4参照)の場合も、ファンハウジングを形成するルー
フフレームを設けることができる。一方、側方流ファン
を中央に配置した場合(図6)、ファンハウジングを形
成する通気グリル29を設けることもできる。図8に、
換気チャンネル25に1つまたは複数の軸流ファン35
’を車両横方向へ並べて設けた別の実施例の換気ファン
を示した。図8の実施例の場合、通気グリル29” に
1つまたは複数の軸流ファン35’が取付けてある。こ
の代わりに、1つまたは複数の軸流ファンハウジングを
形成するようルーフフレーム15を設計することもでき
る。
【0025】カバー10は、ソーラモジュールとして設
計でき、1つまたは複数のファン35,35 ’にソー
ラモジュールから給電できる。ソーラモジュールとして
構成されたこの種のカバー10および関連のスイッチ装
置40を図9,図10,図11に模式的に示した。この
場合、カバー10は、外側ガラス層41と、この外側ガ
ラス層41の内面に密着する透明な太陽電池層42とを
有し、この場合、層41の外面とは逆の側の層42の面
は、担体層に支持できる。太陽電池層42は、非晶質ま
たは結晶質半導体材料から構成できる。この種のソーラ
モジュールの構造は、例えば、西独特許出願P4006
756.4 に詳細に説明されているので、ここでは詳
細には説明しない。スイッチ装置40は、太陽電池層4
2と導通するカバー側の接触板40とフレーム側のバネ
接点44とを有する。スイッチ装置40は、太陽電池層
42と電動ファン35との間の電気回路45 (図10
)に設けてある。カバー10を換気位置 (図10)に
置いた場合、接触板43がバネ接点44に当接する。ソ
ーラモジュールとファン35との間の電気回路45が閉
じられる。 ファンが作動する。この実施例の場合、別のすべてのカ
バー位置 (例えば、図9、図11の位置)では、電気
回路45に断路される。
計でき、1つまたは複数のファン35,35 ’にソー
ラモジュールから給電できる。ソーラモジュールとして
構成されたこの種のカバー10および関連のスイッチ装
置40を図9,図10,図11に模式的に示した。この
場合、カバー10は、外側ガラス層41と、この外側ガ
ラス層41の内面に密着する透明な太陽電池層42とを
有し、この場合、層41の外面とは逆の側の層42の面
は、担体層に支持できる。太陽電池層42は、非晶質ま
たは結晶質半導体材料から構成できる。この種のソーラ
モジュールの構造は、例えば、西独特許出願P4006
756.4 に詳細に説明されているので、ここでは詳
細には説明しない。スイッチ装置40は、太陽電池層4
2と導通するカバー側の接触板40とフレーム側のバネ
接点44とを有する。スイッチ装置40は、太陽電池層
42と電動ファン35との間の電気回路45 (図10
)に設けてある。カバー10を換気位置 (図10)に
置いた場合、接触板43がバネ接点44に当接する。ソ
ーラモジュールとファン35との間の電気回路45が閉
じられる。 ファンが作動する。この実施例の場合、別のすべてのカ
バー位置 (例えば、図9、図11の位置)では、電気
回路45に断路される。
【0026】しかしながら、スイッチ装置40は、図9
,図10,図11のカバー位置および上記カバー位置の
間のすべての中間位置においてバネ接点44が接触板4
3と係合状態に保持され、カバー10を引込むとはじめ
てスイッチ装置40が開くよう設計できる。この場合、
もちろん、図9〜図11のスイッチ装置40とは異なる
構造のスイッチ装置も使用できる。例えば、西独特許出
願P4020655.6 に詳細に記載のスイッチ装置
に基本的に対応して構成したスイッチ装置を使用できる
。
,図10,図11のカバー位置および上記カバー位置の
間のすべての中間位置においてバネ接点44が接触板4
3と係合状態に保持され、カバー10を引込むとはじめ
てスイッチ装置40が開くよう設計できる。この場合、
もちろん、図9〜図11のスイッチ装置40とは異なる
構造のスイッチ装置も使用できる。例えば、西独特許出
願P4020655.6 に詳細に記載のスイッチ装置
に基本的に対応して構成したスイッチ装置を使用できる
。
【0027】カバー10を形成するソーラモジュールと
電動ファン35,35’との間の電気回路45の実施例
を図12に示した。この場合、ファンを駆動する電動機
をMで示した。ソーラモジュールは、光が入射する限り
、端子46,47 の間に、2つの線路48,49 を
介してファン電動機Mに印加できる直流電圧を発生する
。双方の線路48, 49の各々には、少なくともカバ
ー10を換気位置 (図2,図8,図10)に置いた際
に自動的に閉じるスイッチ装置が設けてある。このスイ
ッチ装置は、例えば、図9及び図10に示した種類のス
イッチ装置40であってよい。線路48には、スイッチ
装置40に直列にオン・オフスイッチ50が設けてあり
、一方、別の線路49には、スイッチ装置40に加えて
安全器51が設けてある。オン・オフスイッチ50は、
手動式に設計できる。しかしながら、手動式に加えてま
たは手動式の代わりに、カバー10の移動毎にスイッチ
50が状態“オフ”に置かれるよう設計できる。このよ
うにして、一方では、ファンの不測の作動を排除でき、
他方では、カバー10を閉鎖位置から開放位置へ(また
は逆に開放位置から閉鎖位置へ) 移動する際にファン
電動機Mが始動するのが阻止される。この場合、カバー
が換気位置を通過し、この際、スイッチ装置40が閉じ
る。このようなオフ・セットのため、スイッチ50は、
52に示したように、ハーフ駆動装置20,21 に接
続されている。オン・オフスイッチ50の代わりにまた
はこのスイッチに直列に、比較的低い温度において開き
、車内温度が可変または一定の限界値を越えると閉じる
サーモスイッチ53を設けることができる。
電動ファン35,35’との間の電気回路45の実施例
を図12に示した。この場合、ファンを駆動する電動機
をMで示した。ソーラモジュールは、光が入射する限り
、端子46,47 の間に、2つの線路48,49 を
介してファン電動機Mに印加できる直流電圧を発生する
。双方の線路48, 49の各々には、少なくともカバ
ー10を換気位置 (図2,図8,図10)に置いた際
に自動的に閉じるスイッチ装置が設けてある。このスイ
ッチ装置は、例えば、図9及び図10に示した種類のス
イッチ装置40であってよい。線路48には、スイッチ
装置40に直列にオン・オフスイッチ50が設けてあり
、一方、別の線路49には、スイッチ装置40に加えて
安全器51が設けてある。オン・オフスイッチ50は、
手動式に設計できる。しかしながら、手動式に加えてま
たは手動式の代わりに、カバー10の移動毎にスイッチ
50が状態“オフ”に置かれるよう設計できる。このよ
うにして、一方では、ファンの不測の作動を排除でき、
他方では、カバー10を閉鎖位置から開放位置へ(また
は逆に開放位置から閉鎖位置へ) 移動する際にファン
電動機Mが始動するのが阻止される。この場合、カバー
が換気位置を通過し、この際、スイッチ装置40が閉じ
る。このようなオフ・セットのため、スイッチ50は、
52に示したように、ハーフ駆動装置20,21 に接
続されている。オン・オフスイッチ50の代わりにまた
はこのスイッチに直列に、比較的低い温度において開き
、車内温度が可変または一定の限界値を越えると閉じる
サーモスイッチ53を設けることができる。
【0028】しかしながら、ファン35,35’は、車
両回路網に接続することもできる。車両回路網の簡単な
方式構成図を図13に示した。この場合、車両回路網に
給電するバッテリ55は、安全器51を介してファン電
動機Mの1つの端子に接続され、オン・オフスイッチ5
0とカバー位置スイッチ56とから成る直列回路を介し
てファン電動機Mの別の端子に接続される。スイッチ5
0は、図12を参照して説明した機能を有する。カバー
位置スイッチ56は、カバー10の各位置に依存して、
少なくともカバー10が換気位置に達した際に、自動的
に閉路位置に置かれる。各カバー位置は、カバーに直接
に設けたマイクロスイッチ、近似スイッチ等を介して照
会できる。しかしながら、この代わりに、カバー駆動装
置20,21 において直接にカバー位置を検知するこ
ともできる。
両回路網に接続することもできる。車両回路網の簡単な
方式構成図を図13に示した。この場合、車両回路網に
給電するバッテリ55は、安全器51を介してファン電
動機Mの1つの端子に接続され、オン・オフスイッチ5
0とカバー位置スイッチ56とから成る直列回路を介し
てファン電動機Mの別の端子に接続される。スイッチ5
0は、図12を参照して説明した機能を有する。カバー
位置スイッチ56は、カバー10の各位置に依存して、
少なくともカバー10が換気位置に達した際に、自動的
に閉路位置に置かれる。各カバー位置は、カバーに直接
に設けたマイクロスイッチ、近似スイッチ等を介して照
会できる。しかしながら、この代わりに、カバー駆動装
置20,21 において直接にカバー位置を検知するこ
ともできる。
【0029】図14に示したように、図13の回路を更
に精密化できる。ファン35,35’の制御回路には、
更に、車両電源 (バッテリ55) の充電状態が所定
閾値を下回った場合に車両回路網からファンを切離す監
視回路57が設けてある。このようにして、ファンによ
る車両電源の許容できない過放電が防止される。更に、
監視回路57に直列に2つのタイムスイッチ58,59
が設けてある。タイムスイッチ58は、時刻を検知し
、所定の時刻に閉路およびまたは開路するよう設定でき
る。第2タイムスイッチ59は、所定期間にわたって閉
じる。タイムスイッチ58,59 によって、特に、フ
ァン35,35’を所定時点にスタートさせることがで
き、およびまたは、ある時間にわたって運転されること
ができる。タイムスイッチに加えてまたはこの代わりに
、図12を参照して説明したサーモスイッチ53を設け
ることができる。
に精密化できる。ファン35,35’の制御回路には、
更に、車両電源 (バッテリ55) の充電状態が所定
閾値を下回った場合に車両回路網からファンを切離す監
視回路57が設けてある。このようにして、ファンによ
る車両電源の許容できない過放電が防止される。更に、
監視回路57に直列に2つのタイムスイッチ58,59
が設けてある。タイムスイッチ58は、時刻を検知し
、所定の時刻に閉路およびまたは開路するよう設定でき
る。第2タイムスイッチ59は、所定期間にわたって閉
じる。タイムスイッチ58,59 によって、特に、フ
ァン35,35’を所定時点にスタートさせることがで
き、およびまたは、ある時間にわたって運転されること
ができる。タイムスイッチに加えてまたはこの代わりに
、図12を参照して説明したサーモスイッチ53を設け
ることができる。
【0030】車両回路網またはソーラ電源から選択的に
ファンに給電することもできる。図1,図2,図3の実
施例の場合、引込んだカバー10を受容するスペース3
2の後部は閉じられているが、図15には、ルーフシェ
ル14とルーフ内側ライニング16との間のスペース3
2と連通する排気スリット61を車両ルーフの後部範囲
に設けた別の実施例を示した。この実施例の場合、カバ
ー10が閉鎖位置にある際に車内から排気スリット61
を介して空気を排気するためファン35, 35’ を
利用できる。
ファンに給電することもできる。図1,図2,図3の実
施例の場合、引込んだカバー10を受容するスペース3
2の後部は閉じられているが、図15には、ルーフシェ
ル14とルーフ内側ライニング16との間のスペース3
2と連通する排気スリット61を車両ルーフの後部範囲
に設けた別の実施例を示した。この実施例の場合、カバ
ー10が閉鎖位置にある際に車内から排気スリット61
を介して空気を排気するためファン35, 35’ を
利用できる。
【0031】図16,図17,図18の別の実施例は、
ルーフ開口部13を開放する場合、カバー10を後方へ
下降してルーフシェルの下方に摺動するのではなく、カ
バー後縁14をルーフシェル14の上方へ上昇し、スポ
イラルーフのようにルーフシェル14の上方で後方へカ
バーを移動する点で図1,図2,図3の解決法とは本質
的に異なる。この種の駆動操作に適した駆動機構は、西
独特許出願P3903035.0 に記載されており、
従って、ここでは詳細に説明する必要はなかろう。この
ルーフの場合も、通気間隙27から車内に至る換気チャ
ンネル25には、特に車両の停止時に車内の能動換気を
行なうことができる少なくとも1つの電動ファン35
(または35’) を組込む。
ルーフ開口部13を開放する場合、カバー10を後方へ
下降してルーフシェルの下方に摺動するのではなく、カ
バー後縁14をルーフシェル14の上方へ上昇し、スポ
イラルーフのようにルーフシェル14の上方で後方へカ
バーを移動する点で図1,図2,図3の解決法とは本質
的に異なる。この種の駆動操作に適した駆動機構は、西
独特許出願P3903035.0 に記載されており、
従って、ここでは詳細に説明する必要はなかろう。この
ルーフの場合も、通気間隙27から車内に至る換気チャ
ンネル25には、特に車両の停止時に車内の能動換気を
行なうことができる少なくとも1つの電動ファン35
(または35’) を組込む。
【0032】
【発明の効果】本発明は、固定ルーフシェルに構成して
ありカバーで開閉できるルーフ開口部を有する車両の換
気ルーフであって、カバー後縁またはその近傍にある旋
回軸線のまわりに旋回して、カバー後縁は少なくともほ
ぼルーフシェルの高さに保持されるがカバー前縁はルー
フシェルから下方へ離れており、且つカバー前縁とルー
フ開口部の前縁との間に通気間隙が形成される換気位置
にカバーを置くことができる形式のものにおいて、通気
間隙27から車内に至る換気チャンネル25には、少な
くとも1つの電動ファン35,35’が組込んであるこ
とを特徴とするものであるから、受動的でなく、乗員に
快適な能動的排気を行い得る。しかもこの能動的排気に
よって、外観的およびまた流動工学的に好ましくないル
ーフ構造が生ずることはなく、有効なルーフ開放・視界
面積は、前記能動的排気にも拘わらず完全に保持され、
全体としてコンパクトな換気ルーフとすることができた
。
ありカバーで開閉できるルーフ開口部を有する車両の換
気ルーフであって、カバー後縁またはその近傍にある旋
回軸線のまわりに旋回して、カバー後縁は少なくともほ
ぼルーフシェルの高さに保持されるがカバー前縁はルー
フシェルから下方へ離れており、且つカバー前縁とルー
フ開口部の前縁との間に通気間隙が形成される換気位置
にカバーを置くことができる形式のものにおいて、通気
間隙27から車内に至る換気チャンネル25には、少な
くとも1つの電動ファン35,35’が組込んであるこ
とを特徴とするものであるから、受動的でなく、乗員に
快適な能動的排気を行い得る。しかもこの能動的排気に
よって、外観的およびまた流動工学的に好ましくないル
ーフ構造が生ずることはなく、有効なルーフ開放・視界
面積は、前記能動的排気にも拘わらず完全に保持され、
全体としてコンパクトな換気ルーフとすることができた
。
【図1】カバーが閉鎖位置にある本発明の車両の換気ル
ーフの略縦断面図。
ーフの略縦断面図。
【図2】カバーが換気位置にある本発明の車両の換気ル
ーフの略縦断面図。
ーフの略縦断面図。
【図3】カバーが引込位置にある本発明の車両の換気ル
ーフの略縦断面図。
ーフの略縦断面図。
【図4】図1〜図3の換気ルーフの平面図。
【図5】aは図4の線V−Vに沿う断面図、bはファン
を省略して示した通気グリルの断面図をそれぞれ示す。
を省略して示した通気グリルの断面図をそれぞれ示す。
【図6】換気ルーフの別の実施例の図4と同様の平面図
。
。
【図7】図6の線VII−VIIに沿う断面図。
【図8】軸線ファンを有する換気ファンの部分断面図(
カバーは換気位置にある)
カバーは換気位置にある)
【図9】カバー位置の換気ルーフの略縦断面図で、カバ
ーが換気位置に移行する際に自動的に閉じるスイッチ装
置の構成を示す図。
ーが換気位置に移行する際に自動的に閉じるスイッチ装
置の構成を示す図。
【図10】カバー位置の換気ルーフの略縦断面図で、カ
バーが換気位置に移行する際に自動的に閉じるスイッチ
装置の構成を示す図。
バーが換気位置に移行する際に自動的に閉じるスイッチ
装置の構成を示す図。
【図11】カバー位置の換気ルーフの略縦断面図で、カ
バーが換気位置に移行する際に自動的に閉じるスイッチ
装置の構成を示す図。
バーが換気位置に移行する際に自動的に閉じるスイッチ
装置の構成を示す図。
【図12】ファンの給電・制御回路の実施例の略図。
【図13】ファンの給電・制御回路の実施例の略図。
【図14】ファンの給電・制御回路の実施例の略図。
【図15】本発明の別の実施例の略縦断面図。
【図16】カバーを固定ルーフ面の上方を介して後方へ
摺動する形式の換気ルーフにおける図1と同様の略縦断
面図。
摺動する形式の換気ルーフにおける図1と同様の略縦断
面図。
【図17】カバーを固定ルーフ面の上方を介して後方へ
摺動する形式の換気ルーフにおける図2と同様の略縦断
面図。
摺動する形式の換気ルーフにおける図2と同様の略縦断
面図。
【図18】カバーを固定ルーフ面の上方を介して後方へ
摺動する形式の換気ルーフにおける図3と同様の略縦断
面図。
摺動する形式の換気ルーフにおける図3と同様の略縦断
面図。
10 カバー
13 開口部
14 固定ルーフシェル
16 内側ライニング
18 摺動天蓋
20 駆動機構
21 駆動電動機
23 前縁
25 換気チャンネル
26 前縁
27 通気間隙
28 ライニングの通気間隙
29 通気グリル
35 ファン
36 通気開口
38 ハウジング
40 スイッチ装置
Claims (20)
- 【請求項1】 固定ルーフシェルに構成してありカバ
ーで開閉できるルーフ開口部を有する車両の換気ルーフ
であって、カバー後縁またはその近傍にある旋回軸線の
まわりに旋回して、カバー後縁は少なくともほぼルーフ
シェルの高さに保持されるがカバー前縁はルーフシェル
から下方へ離れており、且つカバー前縁とルーフ開口部
の前縁との間に通気間隙が形成される換気位置にカバー
を置くことができる形式のものにおいて、通気間隙(2
7)から車内に至る換気チャンネル(25)には、少な
くとも1つの電動ファン(35)(35’) が組込ん
であることを特徴とする車両の換気ルーフ。 - 【請求項2】 換気チャンネル(25)が、下降せる
カバー(10)の前縁(23)とルーフ開口部(13)
の前縁(26)との間に形成された通気間隙(27)を
ルーフシェル(14)と少なくともルーフ開口部(13
)の前にある範囲を下から被う固定のルーフ内側ライニ
ング(16)の通気間隙(28)に接続することを特徴
とする請求項1に記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項3】 通気間隙(28)には、少なくとも1
つの通気グリル(29)(29’)(29”)が挿入さ
れていることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載
の車両の換気ルーフ。 - 【請求項4】 ファン(35)および通気グリル(2
9)が、1つの構造ユニット(37)に統合されている
ことを特徴とする請求項3に記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項5】 ファン(35)が、通気グリル(29
)と一体に結合されたハウジング(38)を有すること
を特徴とする請求項4に記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項6】 同時にファンハウジングを形成する通
気グリル(29)が、単なる通気グリルとの交換部材と
して構成されていることを特徴とする請求項5に記載の
車両の換気ルーフ。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項3の1つに記載の換
気ルーフであって、ルーフ開口部を下方から囲み、カバ
ーおよび関連の機能部材を担持するルーフフレームを有
する形式のものにおいて、ファンハウジング(38’)
が、ルーフフレーム115)から形成されることを特
徴とする車両の換気ルーフ。 - 【請求項8】 カバー(10)が、電動ファン(35
)(35’) に給電できるソーラモジュールとして構
成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7の1
つに記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項9】 ソーラモジュールとファン(35)(
35’) との間の電気回路には、少なくともカバー(
10)が換気位置にある場合に自動的に閉じるスイッチ
装置(40)が設けてあることを特徴とする請求項8に
記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項10】 スイッチ装置(40)が、カバー(
10)の閉鎖位置においてもソーラモジュールとファン
(35)(35’) との間の電気回路(45)を閉路
状態に保持するよう構成されていることを特徴とする請
求項9に記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項11】 ファン(35)(35’) を車両
回路網に接続できることを特徴とする請求項1〜請求項
10の1つに記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項12】 車両電源(55)の充電状態が所定
閾値を下回ると、ファンが車両回路網から切離されるこ
とを特徴とする請求項11に記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項13】 ファン(35)(35’) の制御
電気回路には、少なくとも1つのタイムスイッチ(58
)(59)が設けてあることを特徴とする請求項1〜請
求項12の1つに記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項14】 ファン(35)(35’) の制御
のためサーモスイッチ(53)が設けてあることを特徴
とする請求項1〜請求項13の1つに記載の車両の換気
ルーフ。 - 【請求項15】 ファン(35)が、側方流ファンと
して構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項
14の1つに記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項16】 ファン(35’) が、軸流ファン
として構成されていることを特徴とする請求項1〜請求
項14の1つに記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項17】 少なくとも1つのファン(35)(
35’) が、車両の横方向へ見て、換気チャンネル(
25)の中心に配置してあり、ファンの両側には、自由
な通気開口(36)が形成されることを特徴とする請求
項1〜請求項16の1つに記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項18】 車両の横方向へ見て、換気チャンネ
ル(25)の左右の側に、それぞれ、少なくとも1つの
ファン(35)(35’) が設けてあり、上記ファン
の間には自由な通気開口(36)が形成されることを特
徴とする請求項1〜請求項16の1つに記載の車両の換
気ルーフ。 - 【請求項19】 車両ルーフの後部範囲には、ルーフ
シェル(14)とルーフ内側ライニング(16)との間
のスペース(32)と連通する排気スリット(61)が
設けてあり、カバー(10)が閉鎖位置にある場合に、
ファン(35)(35’) によって上記スペース(3
2)および排気スリット(61)を介して車内から空気
を排気できることを特徴とする請求項1〜請求項18の
1つに記載の車両の換気ルーフ。 - 【請求項20】 カバー後縁をルーフシェルの下方へ
下降するかルーフシェルの上方へ上昇して、カバーがル
ーフ開口部を少なくとも部分的に開放する開放位置にル
ーフシェルの下方または上方を介して後方へカバーを摺
動できることを特徴とする請求項1〜請求項19の1つ
に記載の車両の換気ルーフ。
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