JPH04228783A - 自動車用中央鎖錠装置及び安全装置の制御方法と中央鎖錠装置及び安全装置 - Google Patents

自動車用中央鎖錠装置及び安全装置の制御方法と中央鎖錠装置及び安全装置

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JPH04228783A
JPH04228783A JP3111241A JP11124191A JPH04228783A JP H04228783 A JPH04228783 A JP H04228783A JP 3111241 A JP3111241 A JP 3111241A JP 11124191 A JP11124191 A JP 11124191A JP H04228783 A JPH04228783 A JP H04228783A
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control
control switch
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lock cylinder
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JP3111241A
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Inventor
Klaus Claar
クラウス・クラール
Hans Deischl
ハンス・ダイシユル
Martin Lindmayer
マルテイン・リントマイエル
Juergen Moczygemba
ユルゲン・モシゲンバ
Juergen Schrader
ユルゲン・シユラーデル
Josef Schumacher
ヨーゼフ・シユーマツヘル
Klaus Topfer
クラウス・テツプフエル
Peter Robitschko
ペーテル・ロピチコ
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Daimler Benz AG
Original Assignee
Daimler Benz AG
Mercedes Benz AG
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
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    • E05B77/00Vehicle locks characterised by special functions or purposes
    • E05B77/46Locking several wings simultaneously
    • E05B77/48Locking several wings simultaneously by electrical means
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,中央鎖錠装置及び安全
装置が少なくとも2つの制御開閉器を持つ少なくとも1
つの錠シリンダを含み,この錠シリンダが,中央鎖錠装
置の解錠又は鎖錠と安全装置の動作停止又は動作開始と
を電気的に制御するため,鍵により中立位置から解錠方
向又は鎖錠方向に旋回可能で,更に同じ向きの旋回によ
り通常の鎖錠位置を越えて安全装置を動作開始させる安
全位置へ旋回可能であり,解錠方向及び鎖錠方向への錠
シリンダ旋回の際制御開閉器の少なくとも1つが操作可
能であり,鎖錠される錠の付加的な機械的拘束のために
設けられる安全装置が,両方の制御開閉器の信号により
動作開始又は動作停止可能であるか,又は更に錠シリン
ダが,解錠方向にも更に同じ向きの旋回により通常の解
錠位置を越えて安全解除位置へ旋回可能である自動車用
中央鎖錠装置及び安全装置の制御方法,及び中立の鍵引
出し位置から始まつて解錠方向又は鎖錠方向への鍵の回
転により扉鍵を機械的に解錠又は鎖錠する錠シリンダが
,鍵により鎖錠方向に通常の鎖錠位置を越えて到達可能
な安全位置へ旋回可能で,少なくとも1つの錠個所をと
ることができ,この錠個所に2つの制御開閉器が属し,
少なくとも解錠方向への鍵回転の際旋回される錠シリン
ダにより第1の制御開閉器が切換え可能で,少なくとも
鎖錠方向への鍵回転の際第2の制御開閉器が切換え可能
であり,錠シリンダから間接に少なくとも1つの制御開
閉器により電気的に制御可能な中央鎖錠装置の中央制御
回路が,この中央鎖錠装置に属して別の錠を解錠又は鎖
錠する操作素子を持ち,第1の制御開閉器及び第2の制
御開閉器の開閉信号による中央制御回路の付勢後この中
央制御回路により動作開始又は動作停止可能な安全装置
が,この安全装置に属して中央で鎖錠される錠を付加的
に機械的に拘束する操作素子を持つているか,又は更に
錠シリンダが解錠方向に通常の解錠位置を越えて到達可
能な安全解除位置へ旋回可能である,中央鎖錠装置及び
安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用のこのような中央鎖錠装置及び
安全装置はドイツ連邦共和国特許第3513555号明
細書から公知である。
【0003】中央鎖錠装置の操作素子用の付加的な安全
装置又は拘束装置を錠シリンダを介して制御するため,
公知のように窓ガラスをこわした後安全装置のかかつた
車両を内側から機械的に開くのを防止する操作素子拘束
装置を動作開始させる第1のマイクロスイツチと,この
装置を動作停止させる第2のマイクロスイツチとが,錠
シリンダに属している。中央鎖錠装置を制御するため第
3のマイクロスイツチが錠シリンダに属しているが,こ
の制御自体について前記の刊行物には記載がない。
【0004】最初にあげた装置に使用することができる
鎖錠可能な操作素子はドイツ連邦共和国特許第3804
838号明細書から公知である。特にこの操作素子によ
り,付加安全装置が動作開始していても,操作素子に属
する錠の純機械的な解錠が可能で,従つて安全装置の動
作停止のために必要な電圧がなくても,車両の利用が可
能である。
【0005】最近の自動車構造では,機械的錠装置の錠
シリンダのために,扉内に僅かな空間しか許されず,こ
のため制御マイクロスイツチを錠シリンダのすぐ近くか
らこれに連結される錠捻心の方へ移す提案がなされた(
ドイツ連邦共和国特許出願公開第3717778号明細
書及びドイツ連邦共和国特許第3827564号明細書
)。
【0006】この観点から,費用のかかる錠シリンダ構
造も多数の制御開閉器も回避される。軸線方向に分割さ
れる錠シリンダにより中央鎖錠装置及び付加的な盗難防
止装置を制御することは公知で(ドイツ連邦共和国特許
第3307542号明細書),錠シリンダに特殊な安全
鍵を使用すると,2つの制御開閉器が同時に切換えられ
る。しかし両方の制御開閉器はそれぞれ3つの端子を持
つ双安定切換え開閉器として構成され,開閉器の一方は
中央鎖錠装置の制御のためにのみ,また他方は盗難防止
装置の制御のためにのみ設けられている。更に個々の鎖
錠過程,即ちまず″鎖錠″,次いで″安全″又はまず″
安全解除″,次いで″解錠″の正しい時間的順序を保証
する比較的費用のかかる優先制御装置を設けねばならな
い。
【0007】最後にドイツ連邦共和国特許第35167
32号明細書から,車両の中央鎖錠装置の制御開閉器を
介して自動車の侵入−盗難警報装置を制御することが公
知である。錠シリンダに一般の鍵又は安全鍵を利用する
と,錠シリンダ開閉器が開閉装置を動作開始させ,この
開閉装置が制御開閉器の開閉信号を侵入−盗難警報装置
の制御装置へも供給する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,不変
な操作過程で,最初にあげた装置の既存の電気開閉手段
を一層よく利用可能にする方法を提示し,簡単な開閉器
構造を維持しながら不変な操作過程で少数の開閉器を使
用できるように,自動車用の最初にあげた中央鎖錠装置
及び安全装置の電気制御装置を構成することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
本発明の方法によれば,制御開閉器のそれぞれ1つの操
作により中央鎖錠装置を解錠方向又は鎖錠方向に制御し
,安全位置への錠シリンダの旋回の際両方の制御開閉器
を順次操作し,この安全位置において共通な開閉状態へ
両方の制御開閉器を同時に切換え,この共通な開閉状態
を判定して安全装置を動作開始させ,解錠方向への錠シ
リンダの旋回の際操作される制御開閉器の操作により安
全装置を動作停止させるか,又は制御開閉器のそれぞれ
1つの操作により中央鎖錠装置を解錠方向又は鎖錠方向
に制御し,安全位置への錠シリンダの旋回の際及び安全
解除位置への錠シリンダの旋回の際,旋回方向に関係す
る順序で両方の制御開閉器を順次操作し,これらの位置
にある共通な開閉状態へ両方の制御開閉器を同時に切換
え,安全位置又は安全解除位置への錠シリンダの旋回の
際操作される両方の制御開閉器の異なる開閉順序を電気
開閉手段によつて判定し,鎖錠制御に利用される制御開
閉器がまず操作され,解錠制御に利用される制御開閉器
が次いで操作され,両方の制御開開器がまだ同時に操作
されたままである時,安全装置を動作開始させ,解錠制
御に利用される制御開閉器がまず操作され,鎖錠制御に
利用される制御開閉器が次いで操作され,両方の制御開
閉器がまた同時に操作されたままである時,安全装置を
動作停止させ,その際安全装置をまず動作停止させ,中
央鎖錠装置を次いで解錠させる。
【0010】本発明による中央鎖錠装置及び安全装置で
は,第1の制御開閉器又は第2の制御開閉器により中央
鎖錠装置が解錠方向又は鎖錠方向に制御され,安全位置
への錠シリンダの旋回の際にも第1の制御開閉器を切換
える操作手段が設けられ,それによりこの安全位置で両
方の制御開閉器が同時に切換えられ,両方の制御開閉器
の信号を論理結合する回路素子が設けられ,両方の制御
開閉器へ同時に印加される信号により生ずる共通な開閉
状態を判定して,安全装置を安全方向に動作開始させる
か,又は第1の制御開閉器又は第2の制御開閉器により
中央鎖錠装置が解錠方向又は鎖錠方向に制御され,安全
位置への錠シリンダの旋回の際にも第1の制御開閉器を
切換える操作手段が設けられ,それによりこの安全位置
で両方の制御開閉器が同時に切換えられ,安全解除位置
への錠シリンダの旋回の際にも第1の制御開閉器を切換
える操作手段が設けられ,それによりこの安全解除位置
で両方の制御開閉器が同時に切換えられ,両方の制御開
閉器の開閉順序を判定する順序回路が設けられ,両方の
制御開閉器の信号を論理結合する回路素子が設けられ,
両方の制御開閉器へ同時に印加される信号により生ずる
共通な開閉状態を判定して,安全装置をその開閉順序に
関係して動作開始又は動作停止させる。
【0011】
【発明の効果】3つの簡単な押ボタン開閉器により,少
なくとも3つの異なる信号状態,即ち特定の電位への規
定なしに操作されない不動作状態から区別可能な信号状
態を実現することができる。即ち 1)第1の開閉器が閉じられ,第2の開閉器が開かれる
。 2)第1の開閉器が開かれ,第2の開閉器が閉じられる
。 3)両方の開閉器が同時に閉じられる。 こうして両方の開閉器の開閉状態を,1)及び2)にお
けるように個々にも,3)におけるようにANDゲート
で一緒にも判定することができる。本発明によれば,鎖
錠制御開閉器が閉じられる通常の鎖錠位置を越えて錠シ
リンダを安全位置へ更に旋回させる際,付加的に解錠制
御開閉器も閉じられか,又は解錠制御開閉器が閉じられ
る通常の解錠位置を越えて錠シリンダを解錠位置へ更に
旋回させる際,付加的に鎖錠制御開閉器も閉じられるこ
とによつて,状態3)が得られる。
【0012】基本設計(請求項1の方法)では,中央鎖
錠装置が開閉状態1)又は2)により解錠方向又は鎖錠
方向に制御され,開閉状態3)により安全装置が動作開
始させられる。このやり方では,″まず鎖錠″,″次い
で安全″の順序が容易に維持される。なぜならば鎖錠制
御開閉器の個々の信号により既に中央鎖錠装置を鎖錠方
向に動作開始させて,それから始めて(解錠制御開閉器
の同時操作がおこると)安全装置を安全方向に動作開始
させることができるからである。この場合固有の″安全
解除位置″はさし当り必要でない。なぜならばドイツ連
邦共和国特許第3334049号明細書から公知のよう
に,解錠方向への鍵回転の際解錠制御開閉器の簡単な制
御信号″解錠″により,安全装置を再び動作停止させる
ことができるからである。この場合信号の内部処理によ
り,必要な順序はもちろん保証される。
【0013】中間位置を持つ簡単な切換え押ボタン開閉
器により中央鎖錠装置を制御することは公知で(ドイツ
連邦共和国特許第3703590号明細書)で,この切
換え押ボタン開閉器により制御装置の2つの異なる入力
端(動作開始入力端及び解錠入力端)へ同じ電位を印加
することができる。ここで使用される切換え押ボタン開
閉器を,それぞれ2つの個別ボタン開閉器により等価的
に代えることは原理的に可能であるが,機械的安全装置
を制御するため中央鎖錠装置を異なる動作方向に制御す
る2つの押しボタン開閉器を同時に操作することについ
て,前記の待許明細書はなんら示唆していない。
【0014】制御開閉器の開閉順序を考慮することによ
つて,両方の制御開閉器が同時に操作される開閉状態3
)を,異なる切換え効果を生ずるためにどのように判定
するかについて,請求項2の方法が示している。簡単な
電気又は電子開閉手段により,鎖錠制御に利用される制
御開開器がまず操作され,解錠制御に利用される制御開
閉器が次いで操作され,両方の制御開閉器がまだ同時に
操作されたままである時,機械的安全装置を動作開始さ
せることが可能である。この点では,既に述ベた装置も
同じである。しかし逆に,解錠制御に利用される制御開
閉器がまず操作され,鎖錠制御に利用される制御開閉器
が次いで操作され,両方の制御開閉器がまだ同時に操作
されたままである時にのみ,機械的安全装置を動作停止
させることができる。この場合もちろん″まず安全解除
,次いで解錠″の時間的順序が保証され,このため例え
ば安全装置の動作開始の際解錠制御開閉器の単一の解錠
制御信号が,電気的抑制のため処理されないようにする
ことができる。安全装置のそのつどの開閉状態は,中央
制御装置において公知のように記憶及び読出し可能であ
る。
【0015】
【実施態様】請求項4ないし7は,請求項3による中央
鎖錠装置及び安全装置の有利な構成を示し,請求項9な
いし12は請求項8による中央鎖錠装置及び安全装置の
有利な構成を示し,更に請求項13及び14は請求項3
及び8による装置の有利な変形例を示している。
【0016】
【実施例】それ以上の詳細及び利点は,実施例の図面及
びその説明から明からになる。
【0017】図1の回路図において,中央制御回路1は
中央鎖錠装置部分ZVと安全装置部分DSとに区分され
,これら両方の装置部分は電源2に接続されている。 中央制御回路1の後には複数の操作素子が接続されて,
それぞれ中央鎖錠駆動装置ZVEと安全駆動装置DSE
とを持ち,それぞれの駆動装置ZVEは中央制御回路1
の中央鎖錠装置部分ZVにより,また駆動装置DSEは
安全装置部分DSにより付勢可能である。これらの部分
及び装置は既に述べたように従来技術に属するので,そ
の説明は省略する。中央鎖錠装置部分ZVと駆動装置Z
VEは一緒になつて中央鎖錠装置を形成し,安全装置は
安全装置部分DSと駆動装置DSEとにより形成される
。概略的にのみ示す駆動装置ZVE及びDSEは,公知
のように電磁,電子又は空気圧装置とすることができる
【0018】中央鎖錠装置部分ZVの解錠制御入力端Z
Ventには,制御導線4を介して第1の(解錠)制御
開閉器5が接続され,鎖錠制御入力端ZVverには制
御導線6を介して第2の(鎖錠)制御開閉器7が接続さ
れている。これらの制御開閉器の構造及び配置について
は後述する。ここで述べておくべきこととして,解錠制
御開閉器5と鎖錠制御開閉器7から成る開閉器対は,運
転車扉にある錠個所FTと同乗車扉にある錠個所BTと
にそれぞれ属しており,別の錠個所も同じように接続す
ることができる。更にすべての制御開閉器は中央制御回
路1又はその入力端に対して同じ電位Pにある。
【0019】安全装置部分DSの安全制御入力端DSe
inに通じる制御導線8は,ANDゲート9の出力端に
接続されている。それぞれのANDゲート9の2つの入
力端には,1つの錠個所の制御開閉器5及び7が接続さ
れているので,ANDゲートの1つの出力信号従つて制
御導線8及び安全制御入力端DSeinの信号は,両方
の制御開閉器5及び7が同時に開閉される時にのみ生ず
る。この信号は本発明により機械的安全装置の動作開始
又は付勢又は操作素子の拘束のために使用される。図1
を簡単化するため,ANDゲート及び場合によつては必
要な反転素子等の給電については示してない。
【0020】安全装置部分DSの安全解除制御入力端D
Sausに通じる制御導線10には,異なる錠個所の解
錠制御開閉器5が接続されている。ここに示した基本構
成では,これらの制御開閉器5の1つの個々の信号の発
生後又は開閉過程後,まず場合によつては動作している
安全装置DS,DSEが動作停止させられ,それから中
央鎖錠装置ZV,ZVEが解錠方向に付勢される。
【0021】制御導線4,6,8及び10の破線で示す
延長により,原理的に任意の数の錠個所又は制御開閉器
対を接続できることが示されている。
【0022】中央鎖錠装置ZV,ZVEについては数個
所で操作を行い,即ち数個の錠個所に制御開閉器を設け
るが,安全装置の制御を単一の錠個所なるベく運転者扉
の錠個所FTからのみ可能とすることができる。この場
合錠個所BTの制御開閉器5及び7の制御導線8及び1
0へのすべての直接又は間接接続が不要になる。
【0023】錠個所における制御開閉器5及び7の可能
な配置が図2からわかる。錠シリンダ11は,鍵Sによ
り図示した中立の中間位置又は鍵引出し位置から,鎖錠
方向又は安全方向(矢印Vで示す時計方向)又は解錠方
向又は安全解除方向(矢印Eで示す反時計方向)へ旋回
可能である。2本の破線で示すように錠シリンダ11に
相対回転しないように結合されている錠捻心12には,
簡単化して示す作用点装置13が設けられて,安全方向
への約55゜の旋回角において,それ以上の旋回に対し
て感知可能な機械的抵抗を及ぼす。この機械的抵抗は,
車両の利用者が車両の安全状態を開始する触感情報を利
用者に与えるために望まれる。
【0024】錠捻心12には,開閉押し棒5.1及び7
.1を持つ微小押しボタン開閉器構成の2つの制御開閉
器5及び7が空間的に隣接して付属し,これらの制御開
閉器を操作するため錠捻心12は,開閉押し棒に対応す
る開閉カムを持つている。
【0025】図面における配置は,大きさの条件及び相
対位置に関して,錠シリンダ11の旋回の際制御開閉器
5及び7が操作又は閉じられる開閉角の位置を明かにす
る目的で選ばれたもので,実際の寸法に従つていない。 制御開閉器の開閉押棒5.1及び7.1は図の面に対し
て平行な異なる面内にあり,対応する開閉カムもそれに
応じて異なる面内で錠捻心12の周囲にある。
【0026】反時計方向への錠シリンダ11の旋回の際
第1の開閉カム14が制御開閉器5を操作し,錠シリン
ダ11の通常の解錠位置を規定する開開角αは約20°
である。時計方向への錠シリンダの旋回の際第2の開閉
カム15が制御開閉器7を操作し,錠シリンダ11の通
常の鎖錠位置を規定する開閉角αも同様に約20゜であ
る。錠シリンダ11が通常の鎖錠位置(角α)を越えて
同じ方向に更にδ=55゜の作用点を越えて,錠シリン
ダ又は鍵穴に示されている安全位置SI(この位置は約
75゜の開閉角により規定されている)まで旋回される
時,制御開閉器7が操作されたままであるように,開閉
カム15が延びている。
【0027】この安全位置SIで第3の開閉カムが制御
開閉器5を操作し,開閉角は時計方向にβ=約75゜の
所にある。既に述べたように,同時に制御開閉器7も操
作されたままであるので,共通な開閉状態が生じて,図
1について既に述べたように,安全装置DS,DSEの
動作開始のために判定される。ここですべての開閉角は
中立の鍵引出し位置に関して示されている。
【0028】錠及び錠捻心12とその機構的リンク機構
との結合は,わかり易くするため図示してない。錠装置
は従来技術のものに一致している。錠シリンダと錠捻心
との間の錠操作機構のどの個所に制御開閉器,開閉カム
及び作用点装置が設けられているか全く問題でないこと
は,明かである。個々の車両形式及び錠の構造的に規定
されている寸法データのみが,個々の部材の取容に影響
を及ぼす。
【0029】図3には簡単な回路例が示され,その諭理
結合素子により両方の制御開閉器5及び7の共通な開閉
状態が,両方の制御開閉器の開閉順序後も,異なる効果
を生ずるために既に述べたように判定可能である。その
ためにまず必要なことは,錠シリンダが公知のように更
に解錠方向に通常の解錠位置を越えて安全解除位置へ旋
回可能で,図2に関して既に述べたのとは逆にまず解錠
制御開閉器5が操作され,次いで安全解除位置で付加的
に鎖錠制御開閉器7が操作されることである。機械的な
配置は大体において図2に示すものと一致しているが,
解錠方向に安全解除位置まで錠シリンダが旋回する際鎖
錠制御開閉器7を操作するため,図2に破線で示すよう
に開閉カム16に対応する開閉カム16′を付加せねば
ならず,更に開閉カム14を延長して,制御開閉器5が
付加される安全解除位置でもまだ操作されているように
せねばならない。もちろん開閉カム14又は15を上述
したように延長することは必ずしも必要でなく,開閉器
の各開閉点(α又はβ)のために固有の開閉カムを錠捻
心に一体に形成することも考えられるが,もちろん判定
すべき開閉順序を維持するように注意せねばならない。 なお通常の解錠位置と安全解除位置との間でも機械的抵
抗を抑制せねばならないことは当然である。
【0030】それぞれの制御開閉器5及び7の開閉角を
示す図4において,垂直な軸は錠シリンダ11の中立の
鍵引出し位置を表わしている。上の水平な軸は制御開閉
器5に関し,下の水平な軸は制御開閉器7に関し,これ
らの制御開閉器の開閉状態は論理レベル″0″(操作さ
れない状態)及び″1″(操作されている状態)のみで
表わされている。
【0031】垂直な軸から右方の水平軸範囲は,錠シリ
ンダ11の時計方向即ち鎖錠方向Vへの旋回に相当し(
図2参照),角α及びβは正であり,垂直軸から左方の
水平軸範囲は,錠シリンダ11の反時計方向即ち解錠力
向Eへの旋回に相当し,角α及びβは負である。
【0032】これから容易にわかるように,鎖錠方向V
における錠シリンダ11の旋回角+αで制御開閉器7の
みが開閉カム15によりレベル″1″へ操作される。錠
シリンダ11の引続く旋回中この制御開閉器7は操作さ
れたままであり,この旋回がまず作用点に相当する55
゜の角を通過し,次いで角+βに達すると,開閉カム1
6により制御開閉器5もレベル″1″へ操作され,前述
したように共通な開閉状態が生ずる。角+αは通常の鎖
錠位置に相当し,角+βは安全位置SIに相当する。
【0033】中立位置から逆方向即ち解錠方向Eへの錠
シリンダ11の旋回では,通常の解錠位置に相当する角
−αで開閉カム14により制御開閉器5のみが操作され
る。他方の作用点に相当する55°の角を通過し,次い
で錠シリンダ11の安全解除位置に相当する角−βに達
すると,開閉カム16′により制御開閉器7も操作され
て,第2の共通な開閉器状態が生ずる。
【0034】2つの共通な開閉状態(時計方向と反時計
方向又は″安全″と″安全解除″)の区別は,錠シリン
ダ11の旋回方向に関係する制御開閉器の操作順序を判
定することによつて,容易に行うことができる。
【0035】さて図3による実施例ではそれぞれ3つの
入力端を持つ2つのANDゲート9.1及び9.2が設
けられ,これらのANDゲートの切換え第1の入力端は
制御開閉器5に接続され,第2の入力端は制御開閉器7
に接続されている。ANDゲート9.1の出力端は導線
10′を介して安全解除制御入力端DSausへ至る制
御導線10に接続され,ANDゲート9.2の出力端は
導線8′を介して安全制御入力端DSeinへ至る制御
導線8に接続されている。
【0036】2つの時限素子T5及びT7が設けられ,
時限素子T5は制御開開器5によりANDゲート17を
介して付勢可能で,時限素子T7は制御開閉器7により
ANDゲート18を介して付勢可能である。両方の時限
素子T5及びT7は同じ機能と時定数とを持つている。 時限素子T5の前にあるANDゲート17の反転入力端
へ時限素子T7の出力信号が供給され,時限素子T7の
前にあるANDゲート18の反転入力端へ時限素子T5
の出力信号が供給されることによつて,これらの時限素
子は互いに電気的に鎖錠されている。こうして一方の時
限素子の始動は,先に始動される他方の時限素子の時定
数の経過中は不可能である。更に時限素子T5の出力信
号はANDゲート9.1の第3の入力端へ供給され,時
限素子T7の出力信号はANDゲート9.2の第3の入
力端へ供給される。
【0037】この回路は次のように動作する。鎖錠方向
への錠シリンダの旋回の際制御開閉器7がまず閉じられ
,この制御開閉罰が制御導線6を介して鎖錠制御信号を
与えるほかに,ANDゲート18を介して始動パルスを
時限素子T7へ与え,従つてこの時限素子T7が反転入
力端を介してANDゲート17を阻止する。その間にA
NDゲート9.2では2つの入力端が既に論理″1″に
なつているので,錠シリンダの安全位置で制御開閉器5
が遅れて閉じられると,ANDゲート9.2の出力信号
が導線8′を介して制御導線8へ与えられ,安全装置が
動作開始せしめられる。
【0038】解錠力向への錠シリンダの旋回の際,制御
開閉器がまず閉じられると,この制御開閉器が制御導線
4を介して解錠制御信号を与えるほかに,ANDゲート
17を介して時限素子T5へ始動パルスを与え,従つて
この時限素子が反転入力端を介してANDゲート18を
阻止する。その時ANDゲート9.1では2つの入力端
が論理″1″になつているので,錠シリンダの安全解除
位置で制御開閉器7が遅れて閉じられると,ANDゲー
ト9.1の出力信号が導線10’を介して制御導線10
へ与えられ,安全装置が動作停止せしめられる。
【0039】中央制御回路1の内部で優先順位″まず安
全解除,次いで解錠″が保証されていることは明かであ
る。これは,例えば信号″安全装置の動作開始″を制御
導線4により供給される制御開閉器5の信号と論理結合
することにより行うことができ,その際制御開閉器5の
信号は記憶されるが,前記の信号″安全装置の動作開始
″がもはや存在しなくなるまで,その開閉作用が抑制さ
れる。
【0040】ここで図示のため中央制御回路1外に設け
られている論理結合素子及び時限素子をこの中央制御回
路1に統合できることも,明らかである。原理的には,
ブレーク接点を持つ継電器によつてもANDゲート17
及び18の論理機能を実現できるが,これらの接点は時
限素子T5及びT7により制御可能でなければならない
【0041】わかり易くするため,図1及び3には中央
鎖錠装置及び安全装置の制御入力端が別々に示されてい
る。これに反し図5では,制御導線4′及び6′を介し
て制御開閉器5及び7が直接接続されている2つの入力
端E1及びE2のみを持つ中央制御回路1′が示され,
即ちここでは,図1及び3に示す論理回路素子及び時限
素子とその接続導線が中央制御回路1′に統合されてい
る。この中央制御回路1′には,図1及び3に示すよう
な制御導線4と6又は8と10への分割も内部に含まれ
ている。
【0042】さて制御導線4′及び6′には,赤外線遠
隔操作装置の制御装置19(符号比較器,増幅諸等)の
出力端5′及び7′も接続されている。制御装置19の
両方の出力端5′及び7′は内部で互いに電気的に鎖錠
されているので,両方の制御開閉器の信号が同時に印加
される場合にのみ動作開始可能な安全装置を,遠隔操作
を介して動作開始させることはできない。
【0043】遠隔操作のため,電気発光器EM,解錠押
しボタンET及び鎖錠押しボタンVTを持つ携帯送信器
HSが設けられて,公知のように機械的な鍵Sと組合わ
されている。電気制御機能は,図1について説明したも
のと同じである。この構成では,車両利用者が車両を鍵
Sで鎖錠のみを行い,安全装置をかける意志がないにも
かかわらず,鎖錠方向への鍵の回転中に誤つて携帯送信
器HSの押しボタンET又はVTを操作するという事態
がおこり得る。車両利用者の意志がないこのような偶然
の併発事態において安全装置の動作開始を回避するため
,制御装置19と制御開閉器5及び7の電気接続点との
間の部分に小さい両方向矢印で示すように,制御導線4
′及び6′は少なくとも一部2つの方向(両方向)に利
用可能なので,制御開閉器5及び7から制御装置19へ
の信号の伝送とその受信及び処理も可能である。この目
的のため制御装置19は阻止回路を持ち,制御開閉器5
及び7の一方又は両方の信号が出力端5′及び7′の一
方又は両方に印加されると,この阻止回路が制御導線4
′又は6′を介して赤外線遠隔操作装置の制御信号の作
用を抑制する。この作用抑制又は阻止回路は,赤外線遠
隔操作装置の制御信号を制御開閉器5及び7の信号と内
部論理結合することによつて容易に実現可能で,1つの
制御開閉器の信号が印加されない(″AND−NOT″
論理結合)時にのみ,前述した制御信号が中央制御回路
1′へ通される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中央鎖錠装置及び安全装置の回路
図である。
【図2】錠シリンダ,錠捻心,制御開開器及び開閉カム
と錠シリンダの旋回範囲又は旋回範囲とを示す図である
【図3】異なる開閉作用のため制御開開器の開閉願序の
判定を可能にする実施例の回路図である。
【図4】制御開閉器の開閉角とその操作順序とを示す線
図である。
【図5】中央鎖錠装置の制御のためにのみ遠隔操作携帯
送信器の利用を可能にする装置の回路図である。
【符号の説明】
1            中央制御回路3     
       操作素子 5,7        制御開閉器 11          錠シリンダ 14〜16    操作手段(開閉カム)DS,DSE
  安全装置 ZV,ZVE  中央鎖錠装置 S            鍵 SI          安全位置

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中央鎖錠装置及び安全装置が少なくと
    も2つの制御開閉器を持つ少なくとも1つの錠シリンダ
    を含み,この錠シリンダが,中央鎖錠装置の解錠又は鎖
    錠と安全装置の動作停止又は動作開始とを電気的に制御
    するため,鍵により中立位置から解錠方向又は鎖錠方向
    に旋回可能で,更に同じ向きの旋回により通常の鎖錠位
    置を越えて安全装置を動作開始させる安全位置へ旋回可
    能であり,解錠方向及び鎖錠方向への錠シリンダ旋回の
    際制御開閉器の少なくとも1つが操作可能であり,鎖錠
    される錠の付加的な機械的拘束のために設けられる安全
    装置が,両方の制御開閉器の信号により動作開始又は動
    作停止可能であるものにおいて,制御開閉器のそれぞれ
    1つの操作により中央鎖錠装置を解錠方向又は鎖錠方向
    に制御し,安全位置への錠シリンダの旋回の際両方の制
    御開閉器を順次操作し,この安全位置において共通な開
    閉状態へ両方の制御開閉器を同時に切換え,この共通な
    開閉状態を判定して安全装置を動作開始させ,解錠方向
    への錠シリンダの旋回の際操作される制御開閉器の操作
    により安全装置を動作停止させることを特徴とする,自
    動車用中央鎖錠装置及び安全装置の制御方法。
  2. 【請求項2】  中央鎖錠装置及び安全装置が少なくと
    も2つの制御開閉器を持つ少なくとも1つの錠シリンダ
    を含み,この錠シリンダが,中央鎖錠装置の解錠又は鎖
    錠と安全装置の動作停止又は動作開始とを電気的に制御
    するため,鍵により中立位置から解錠方向又は鎖錠方向
    に旋回可能で,更に同じ向きの旋回により通常の鎖錠位
    置を越えて安全装置を動作開始させる安全位置へ旋回可
    能であり,解錠方向及び鎖錠方向への錠シリンダ旋回の
    際制御開閉器の少なくとも1つが操作可能であり,鎖錠
    される錠の付加的な機械的拘束のために設けられる安全
    装置が,両方の制御開閉器の信号により動作開始又は動
    作停止可能であり,錠シリンダが,解錠方向にも更に同
    じ向きの旋回により通常の解錠位置を越えて安全解除位
    置へ旋回可能であるものにおいて,制御開閉器のそれぞ
    れ1つの操作により中央鎖錠装置を解錠方向又は鎖錠方
    向に制御し,安全位置への錠シリンダの旋回の際及び安
    全解除位置への錠シリンダの旋回の際,旋回方向に関係
    する順序で両方の制御開閉器を順次操作し,これらの位
    置にある共通な開閉状態へ両方の制御開閉器を同時に切
    換え,安全位置又は安全解除位置への錠シリンダの旋回
    の際操作される両方の制御開閉器の異なる開閉順序を電
    気開閉手段によつて判定し,鎖錠制御に利用される制御
    開閉器がまず操作され,解錠制御に利用される制御開閉
    器が次いで操作され,両方の制御開閉器がまだ同時に操
    作されたままである時,安全装置を動作停止させ,その
    際安全装置をまず動作停止させ,中央鎖錠装置を次いで
    解錠させることを特徴とする,自動車用中央鎖錠装置及
    び安全装置の制御方法。
  3. 【請求項3】  中立の鍵引出し位置から始まつて解錠
    方向又は鎖錠方向への鍵の回転により扉鍵を機械的に解
    錠又は鎖錠する錠シリンダが,鍵により鎖錠方向に通常
    の鎖錠位置を越えて到達可能な安全位置へ旋回可能で,
    少なくとも1つの錠個所を持つことができ,この錠個所
    に2つの制御開閉器が属し,少なくとも解錠方向への鍵
    回転の際旋回される錠シリンダにより第1の制御開閉器
    が切換え可能で,少なくとも鎖錠方向への鍵回転の際第
    2の制御開閉器が切換え可能であり,錠シリンダから間
    接に少なくとも1つの制御開閉器により電気的に制御可
    能な中央鎖錠装置の中央制御回路が,この中央鎖錠装置
    に属して別の錠を解錠又は鎖錠する操作素子を持ち,第
    1の制御開閉器及び第2の制御開閉器の開閉信号による
    中央制御回路の付勢後この中央制御回路により動作開始
    又は動作停止可能な安全装置が,この安全装置に属して
    中央で鎖錠される錠を付加的に機械的に拘束する操作素
    子を持つているものにおいて,第1の制御開閉器(5)
    又は第2の制御開閉器(7)により中央鎖錠装置(ZV
    ,ZVE)が解錠方向又は鎖錠方向に制御され,安全位
    置(SI)への錠シリンダ(11)の旋回の際にも第1
    の制御開閉器(5)を切換える操作手段(16)が設け
    られ,それによりこの安全位置で両方の制御開閉器(5
    及び7)が同時に切換えられ,両方の制御開閉器(5,
    7)の信号を論理結合する回路素子(9)が設けられ,
    両方の制御開閉器(5,7)へ同時に印加される信号に
    より生ずる共通な開閉状態を判定して,安全装置(DS
    ,DSE)を安全方向に動作開始させることを特徴とす
    る,自動車用中央鎖錠装置及び安全装置。
  4. 【請求項4】  錠シリンダ(11)に相対回転しない
    ように機械的に結合されて制御開閉器(5,7)を操作
    する操作手段としての開閉カム(14,15,16)を
    含み,第1の制御開閉器(5)が,この制御開閉器を操
    作する開閉カム(16)により,錠シリンダ(11)の
    安全位置(SI)で,他の開閉カム(15)により既に
    予め切換えられている第2の制御開閉器(7)に加えて
    ,切換えられることを特徴とする,請求項3に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】  第1の制御開閉器(5)及び第2の制
    御開閉器(7)の信号を論理結合する回路素子としての
    少なくとも1つのANDゲート(9)の出力端が,安全
    装置(DS,DSE)の動作開始用中央制御回路(1)
    の入力端(DSein)に接続されていることを特徴と
    する,請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】  錠シリンダ(11)に属する作用点装
    置(13)が,通常の鎖錠位置と安全位置(SI)との
    間で感知可能な機械的抵抗に打勝つことによつてのみ,
    錠シリンダ(11)を安全位置(SI)へもたらすこと
    ができることを特徴とする,請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】  錠シリンダ(11)に連結される錠捻
    心(12)の外周に開閉カム(14,15,16)が設
    けられ,錠捻心(12)のすぐ近くに制御開閉器(5,
    7)が設けられていることを特徴とする,請求項4に記
    載の装置。
  8. 【請求項8】  中立の鍵引出し位置から始まつて解錠
    方向又は鎖錠方向への鍵の回転により扉錠を機械的に解
    錠又は鎖錠する錠シリンダが,鍵により鎖錠方向に通常
    の鎖錠位置を越えて到達可能な安全位置へ,また解錠方
    向に通常の解錠位置を越えて到達可能な安全解除位置へ
    旋回可能で,少なくとも1つの錠個所を持つことができ
    ,この錠個所に2つの制御開閉器が属し,少なくとも解
    錠方向への鍵回転の際旋回される錠シリンダにより第1
    の制御開閉器が切換え可能で,少なくとも鎖錠方向への
    鍵回転の際第2の制御開閉器が切換え可能であり,錠シ
    リンダから間接に少なくとも1つの制御開閉器により電
    気的に制御可能な中央鎖錠装置の中央制御回路が,この
    中央鎖錠装置に属して別の錠を解錠又は鎖錠する操作素
    子を持ち,第1の制御開閉器及び第2の制御開閉器の開
    閉信号による中央制御回路の付勢後この中央制御回路に
    より動作開始又は動作停止可能な安全装置が,この安全
    装置に属して中央で鎖錠される錠を付加的に機械的に拘
    束する操作素子を持つているものにおいて,第1の制御
    開閉器(5)又は第2の制御開閉器(7)により中央鎖
    錠装置(ZV,ZVE)が解錠方向又は鎖錠方向に制御
    され,安全位置(SI)への錠シリンダ(11)の旋回
    の際にも第1の制御開閉器(5)を切換える操作手段(
    16)が設けられ,それによりこの安全位置で両方の制
    御開閉器(5及び7)が同時に切換えられ,安全解除位
    置への錠シリンダ(11)の旋回の際にも第1の制御開
    閉器(5)を切換える操作手段(16′)が設けられ,
    それによりこの安全解除位置で両方の制御開閉器(5及
    び7)が同時に切換えられ,両方の制御開閉器(5,7
    )の開閉順序を判定する順序回路(T5,T7,17,
    18)が設けられ,両方の制御開閉器(5,7)の信号
    を論理結合する回路素子(0.1,9.2)が設けられ
    ,両方の制御開閉器(5,7)へ同時に印加される信号
    により生ずる共通な開閉状態を判定して,安全装置(D
    S,DSE)をその開閉順序に関係して動作開始又は動
    作停止させることを特徴とする,自動車用中央鎖錠装置
    及び安全装置。
  9. 【請求項9】  順序回路を含み,この顧序が,第1の
    制御開閉器(5)に接続されてこの制御開閉器の動作開
    始により始動可能で順序回路の第1の出力端を持つ第1
    の時限素子(T5)と,第2の制御開閉器(7)に接続
    されてこの制御開閉器の動作開始により始動可能で順序
    回路の第2の出力端を持つ第2の時限素子(T7)と,
    時限素子の1つ(T5又はT7)の後に接続されて両方
    の時限素子(T5,T7)の同時始動を防止するそれぞ
    れ1つの阻止素子(17,18)を持つていることを特
    徴とする,請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】  論理結合素子としての第1のAND
    ゲート(9.1)の出力端が中央制御回路(1)の安全
    解除制御入力端(DSaus)に接続され,このAND
    ゲートの第1の入力端が第1の制御開閉器(5)に接続
    され,第2の入力端が第2の制御開閉器(7)に接続さ
    れ,第3の入力端が順序回路の第1の出力端(T5)に
    接続され,第2のANDゲート(9.2)の出力端が中
    央制御回路(1)の安全制御入力端(DSein)に接
    続され,このANDゲートの第1の入力端が第1の制御
    開閉器(5)に接続され,第2の入力端が第2の制御開
    閉器(7)に接続され,第3の入力端が順序回路の第2
    の出力端(T7)に接続されていることを特徴とする,
    請求項8又は9に記載の装置。
  11. 【請求項11】  錠シリンダ(11)に属する作用点
    装置(13)が,通常の鎖錠位置と安全位置(SI)と
    の間又は通常の解錠位置と安全解除位置との間で感知可
    能な機械的抵抗に打勝つことによつてのみ,錠シリンダ
    (11)を安全位置(SI)又は安全解除位置へもたら
    すことができることを特徴とする,請求項8に記載の装
    置。
  12. 【請求項12】  錠シリンダ(11)に相対回転しな
    いように機械的に結合されて制御開閉器(5,7)を操
    作する開閉カム(14,15,16,16′)を含み,
    錠シリンダ(11)に連結される錠捻心(12)の外周
    にこれらの開閉カム(14,15,16,16′)が設
    けられ,錠捻心(12)のすぐ近くに制御開閉器(5,
    7)が設けられていることを特徴とする,請求項8に記
    載の装置。
  13. 【請求項13】  中央制御回路(1′)に接続される
    制御装置(19)が受信器を持ち,この受信器を介して
    少なくとも中央鎖錠装置(ZV,ZVE)が,無線又は
    無接触で伝送可能な電子鍵の符号信号によつても制御可
    能であり,制御装置(19)の2つの出力端(5′,7
    ′)が2つの制御導線(4′,6′)を介して中央制御
    回路(1′)に接続され,制御信号伝送のため制御開閉
    器(5及び7)もこれらの制御導線にそれぞれ接続され
    ,1つの制御開閉器(5,7)の信号が制御導線(4′
    ,6′)を経て制御装置(19)の出力端(5′,7′
    )に印加されると,制御装置の出力信号の電気的抑制が
    行われることを特徴とする,請求項3又は8に記載の装
    置。
  14. 【請求項14】  制御装置(19)の制御信号と制御
    開閉器(5又は7)の各信号との内部論理結合により制
    御装置の出力信号の電気的抑制が行われ,1つの制御開
    閉器の信号が印加されない時にのみ,制御信号が中央制
    御回路(1)へ到達せしめられることを特徴とする,請
    求項13に記載の装置。
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