JPH04226667A - 編組縫合糸製品の製造装置及び方法 - Google Patents

編組縫合糸製品の製造装置及び方法

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JPH04226667A
JPH04226667A JP3206044A JP20604491A JPH04226667A JP H04226667 A JPH04226667 A JP H04226667A JP 3206044 A JP3206044 A JP 3206044A JP 20604491 A JP20604491 A JP 20604491A JP H04226667 A JPH04226667 A JP H04226667A
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yarn
bobbin
thread
braided
braiding
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Michael P Chesterfield
マイケル ピー チェスターフィールド
Josep Serra
ホセ セラ
Ilya Koyfman
イリヤ コイフマン
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Original Assignee
United States Surgical Corp
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Publication date
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    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
    • Y02P70/62Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product related technologies for production or treatment of textile or flexible materials or products thereof, including footwear

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低繊度の糸を外科用の縫
合糸に編組する装置及び方法の改良に関する。編組製品
及びそれを製造するための装置は広く知られている。し
かしながら、現状では編組機は包装、窓用ブラインドの
引き綱、編組ロープ等、比較的嵩のある編組製品の製造
に適用されてきた。本質的にそうした編組製品の応用例
は無数にある。
【0002】
【従来技術および本発明が解決しようとする課題】上記
製品の製造に用いられる編組機の代表的なものは、ホー
ウッドの米国特許第776842号、ベントレーの同第
1154964号、スタントンの同第1285451号
、ペンソ他の同第1358173号、ラーキンの同第1
486527号、マロリーの同第1785683号、ブ
ラウン他の同第2079836号、バラン他の同第22
00323号、マーチの同第2452136号、グリフ
ィスの同第4158984号、シンプリッチ他の同第4
304169号、コツロスキーの4333380号、フ
ィッツァーの同第4716807号、セラニーの同第4
753149号、スケルトン他の同第4909127号
、及びイヴサンの同第4922798号に開示されてい
る。1920年9月2日付けの英国特許公告第1380
69号はそのような編組機の改良に関するものである。
【0003】身体組織の修復に用いられる縫合糸は、幾
つかの条件を満たしていなければならない。即ち、実質
的に容易に滅菌することができる非毒性であること、引
っ張り強さに優れ、結節形成及び結節保持特性が許容範
囲にあり、もし縫合糸は生物吸収性を有しているならば
、縫合糸の生物吸収は厳密に管理されなければならない
【0004】縫合糸は、外科用ガット、絹、綿、ポリプ
ロピレン等のポリオレフィン、ポリアミド、ポリエチレ
ンテレフタレート等のポリエステル、ポリグリコール酸
、グリコライド・ラクチド共重合体等の種々の材料から
製造されてきた。縫合糸の最適構造はモノフィラメント
構造であるが、ある材料で製造した場合、結節形成及び
結節保持特性が許容範囲から外れる堅いモノフィラメン
ト縫合糸となるので、そうした材料から製造された縫合
糸は編組構造として提供されてきた。かくして、例えば
、絹、ポリアミド、ポリエステル及び生物吸収性のグリ
コライド・ラクチド共重合体から製造された縫合糸は、
通常、マルチフィラメントの編組品として提供される。
【0005】現在、利用可能な編組縫合糸製品は、編組
機のデッキの外周に沿って移動する従来の編組機キャリ
ア上で編成され、表面で糸が交差した管状の編組を提供
する。例えば5/0以上の大寸法の場合、管状編組又は
シースは編組機の中央を通って供給されるコア構造の周
囲に形成される。これらの保持コアを含めて公知の管状
の編組縫合糸は、例えば米国特許第3187752号、
同第3565077号、同第4014973号、同第4
043344号及び同第4043344号に開示されて
いる。低繊度糸から編組縫合糸を高速で製造すると、コ
ード、ロープ等の頑丈な編組製品の製造では遭遇しなか
った問題を呈する。特に、代表的な編組機は編組縫合糸
製品を形成するために用いられる低繊度フィラメントを
磨耗させ、傷つけ、或いは切断し、その生産量を減少さ
せることが分かった。更に、多くの編組縫合糸製品、特
に吸収性の編組縫合糸は硬くて「形状記憶力」や「残留
歪み」を呈する。編組縫合糸の可撓性、風合い及び組織
引きずり特性を改善しようとする最近の試みは、所与の
全体の繊度に対して、極めて多数のシース糸を有する新
しい編組構造を開発した。このシース糸は周知の編組縫
合糸に一般的であるフィラメントより繊度が低い個々の
フィラメントから形成されている。このタイプの編組縫
合糸は、米国特許第5019093号に開示され、特許
請求されている。在来の編組機でそうした構造を作るこ
とは可能であるけれども、出願人は毎時約6メートルに
ごく近い最大生産速度でそれを行うことができた。
【0006】本発明は低繊度の糸を、身体組織の修復に
用いるのに適した所定の構造所定の構造と外観を有する
微細な編組製品に連続的に編組するための装置及び方法
の改良に関する。更に詳しくは、本発明は、毎時約13
乃至15メートルの比較的高速で好ましい編組縫合糸を
製造することを可能にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、低繊度の糸か
ら最終編組縫合糸製品を形成するため細長い可撓性部材
を編組する装置の改良に関する。編組製品は、編組され
たシースだけから形成されたものでもよいし、編組され
たシースを中央コアの周囲に形成したものでもよい。そ
うした編組縫合糸製品は、優れた結節低減及び組織抗力
特性を呈すると共に、優れた風合いを有することが分か
っている。このため、そのような編組縫合糸を製造する
必要性は長い間認識されてきた。本発明は編組技術にお
けるこのような改良に関する。
【0008】本発明は概して、編組機の以下の特性に関
するものである。 1)コア張力の検出及び調整 2)コアの案内 3)編組機ボビン及び糸供給 4)糸キャリヤ技術 5)編組機の歯車装置技術 6)編組製品の案内、巻き取り及び調節本発明に係る改
良により、低繊度のシース糸、即ち0.2乃至6.0デ
ニール重量の繊細な糸から、また選択的には約50乃至
2500デニールのコアを附加することにより編組縫合
糸製品を製造することができる。そうした糸に関しては
、高速でも糸の一貫して均一な編組を可能とするような
糸供給及び糸巻き取りシステムを構成する必要がある。 例えば、一般的な従来技術の糸ボビンは、糸を巻装して
いない状態で50グラム以上あり、底部に糸張力を調整
するための12個以上の径方向セグメントを有していた
。本発明の糸ボビンは、糸を除いて約20乃至22グラ
ムであり、セグメント数は9個乃至11個としたので高
速運転を容易にしている。通常の期待に反して、本発明
によるボビンの直径は低繊度の糸の調整を改善するため
に、従来技術の編組機ボビンの直径よりも大きい。加え
て、このボビンは重量分布と糸の巻出の精度を改善する
ために単一の射出成形プラスチック構造を有している。 この他の改良点は編組中のフィラメントの磨滅を減らす
ための張力調整、更に糸及び製品の巻き取り調節に関す
る。これにより、所定の特徴と特性を有する製品が生産
できると共に、製品を構成する各部材は適切に積層され
且つ所定の張力を予め付与されて所望の編組構造を有す
る製品を提供できる。
【0009】本発明は、フレームと、前記フレームと連
携して低繊度の糸を収容した複数のボビンを支持する手
段と、編組構造の細長いシースを形成するため糸を各ボ
ビンから共通の編組領域の方へ供給する間、交差した波
状の経路を通して複数のボビンを案内する手段と、所定
の構造と外観を有するように糸を編組するため最終編組
製品の張力を所定の範囲内に調節する手段とを備えてい
る。
【0010】好ましい実施例では、編組縫合糸製品を形
成するため低繊度の糸を編組する装置は、フレームと、
複数の糸キャリヤを案内するため一対の互いに交差する
波状の案内溝を有する主キャリヤ支持板と、主キャリヤ
支持板に支持され、各々が低繊度の糸を供給するボビン
を支持する複数の糸キャリヤと、案内溝の形状に対応し
た交差する経路上で糸キャリヤを案内する手段と、第1
の方向に案内される第1の一連のキャリヤ及びその反対
方向に案内される第2の一連のキャリヤと、糸キャリヤ
の上方に位置決めされ、糸から編組シースを形成するた
め糸キャリヤが交差する経路を通って案内されている間
に共通の編組領域で糸を受け取る手段と、所定の構造と
外観を有する編組製品を形成するため所定の範囲内に最
終編組製品の張力を調節する手段とを備えている。
【0011】本発明の編組装置は、主キャリヤ支持板上
に支持された複数の個々のキャリヤ支持板を含む。各キ
ャリヤ支持板は、案内溝の少なくとも一方に位置決めさ
れ、案内溝により構成される経路の少なくとも一部分に
沿ってキャリヤ支持板を案内する手段を有している。個
々のキャリヤ支持板は、互いに隣接して位置決めされ、
回転できるようになった複数のキャリヤ支持および移送
板により支持されている。更に、各キャリヤ支持および
移送板は隣の隣接したキャリヤ支持および移送板の回転
方向と逆の方向に回転するように連動されている。キャ
リヤ支持および移送板は円形の経路に沿って互いに隣接
して配置されている。キャリヤ支持板はそれぞれ少なく
とも2個の下方に延びる案内部材を有し、これらの案内
部材は主キャリヤ支持板の案内溝の1つの中に位置決め
されるように寸法形状決めされ、案内溝により構成され
る経路に沿って個々のキャリヤ支持板及びキャリヤを案
内する。
【0012】各個々のキャリヤ支持および移送板は個々
のキャリヤ支持板に取り付けられた部材を受け入れるよ
うになっており、キャリヤを切欠き部と共にキャリヤ支
持および移送板で約180度回転移動させることにより
、第1のキャリヤ支持および移送板と反対方向に回転し
ている隣の隣接した個々のキャリヤ支持および移送板に
キャリヤを移送する。かくして、キャリヤは、各キャリ
ヤ支持および移送板から隣の隣接したキャリヤ支持およ
び移送板に移送されるとき、主キャリヤ支持板の案内溝
の1つにより構成される波状経路を移動する。
【0013】各糸キャリヤは、前記ボビンが前記所定の
経路を前記キャリヤと共に移動するとき糸を供給する前
記ボビンが回転できるように糸ボビンを支持するための
直立した軸を有する。この直立した軸は、糸がボビンか
ら選択的に供給されるときボビンを回転できるようにし
ながらボビンを軸上に解放可能に保持する手段をその上
端部に有する。好ましくは、解放可能なボビン保持手段
は軸の上端部に位置決めされたクリップであり、クリッ
プは、この位置から延び、ボビンを軸上の所定位置に保
持するように軸上での前記ボビンの上方への移動を妨げ
る位置の方へ弾性的に付勢された部材を有する。クリッ
プは、ボビンの移動を妨げる位置からクリップを解放さ
せるように軸に対して上方への移動に抗してクリップを
付勢する弾性ばねを有する。クリップは又、上方へのボ
ビンの移動を妨げる第1の位置から軸から前記ボビンを
取り外すことが可能な第2の位置まで弾性的に移動可能
である。ボビンは、重量が20グラム程度の軽量の成形
プラスチック構造を有し、好ましくは射出成形ナイロン
でできている。更に、ボビンは編組領域に糸を供給する
ためキャリヤ上で回転可能であり、各糸キャリヤは、糸
の張力に応じてボビンの回転を選択的に妨げ、ボビンの
回転を選択的に可能にする手段を有する。ボビンから編
組領域まで糸を案内する糸案内手段を有するピボットア
ームが設けられている。更に、ボビンの少なくとも底部
表面の周囲には複数の半径方向セグメントが位置決めさ
れており、ピボットアームは直立した爪に接続されてお
り、この直立した爪は、糸の張力に応じてボビンの半径
方向セグメントの間に構成された空間内に進入して糸の
張力に応じてボビンの回転を妨げ、糸の張力が所定の値
を上回るとき空間から引っ込められるようになっている
。ピボットアームはボビンの前記セグメントの間の空間
から前記爪を引っ込めさせる旋回移動に抗するように弾
性的に付勢されている。ピボットアームの端部は糸の張
力が約5乃至7グラムの範囲内にあるときコイルばねに
係合する。このコイルばねは好ましくは低繊度の糸に順
応するため約.6乃至.7ポンド/インチのばね定数を
有する。各糸ボビンは、糸の張力が約5グラムを超える
とき回転することができる。
【0014】糸は、糸の張力が所定の値を超えたときピ
ボットアームの一端を持ち上げてボビンの半径方向セグ
メントにより構成される空間から爪を引っ込めさせ、そ
れにより糸が編組領域で発生された張力によりボビンか
ら引っ張られるときボビンが回転することができるよう
に、ボビンから供給され、キャリヤの糸案内手段まで延
びるようになっている。各ボビンは、前記ボビンを前記
軸を中心に回転させるためのモーメントを所定の値以上
に維持するため所定の値以上の直径を有するように構成
されている。各ボビンは、ボビンが前記キャリヤ軸の周
りを高速で回転できるようにするのに十分なかなりの大
きさにセグメント間の空間を維持するようにその底部表
面に最小数の爪係合セグメントを有する。各ボビンは好
ましくはその底部表面に9個乃至11個の爪係合セグメ
ントを有する。
【0015】編組領域の下流側には、最終編組製品を巻
くための巻き取りスプールの方へ最終編組製品を案内す
るための一対の巻き取りローラが位置決めされている。 各巻き取りローラは複数の寸法の編組製品を受け入れる
ためV字形の断面形状を有する複数のほぼ平行な溝を有
する。更に、巻き取りローラは、縫合糸製品の摩耗やひ
っかかりを回避するため実質的に欠陥を有しない機械加
工された構造を有する。
【0016】最終編組製品の張力を調節するための巻き
取りクラッチ手段が設けられている。又、最終編組製品
を受け取るために巻き取り軸上で回転できるように配設
された巻き取りスプールが設けられている。巻き取りク
ラッチ手段は最終編組製品の張力を調節するため前記巻
き取り軸に接続されている。巻き取りクラッチ手段は軸
に対して巻き取りスプールを迅速に係止したり解放する
ための手段を有する。
【0017】シース糸が編組される位置において低繊度
のコア糸を供給するために糸供給手段が設けられている
。好ましいコア糸は約50乃至2500デニールである
。この糸供給手段は、好ましくは、前記主キャリヤ支持
板に設けた中央開口部を通してコア糸を上方に案内し、
前記ボビンから供給されたシース糸が前記コア糸の周囲
に編組シースの形で編組されるように前記主キャリヤ支
持板の下方に回転可能に取り付けられたコア糸のスプー
ルの形をしている。このコア糸スプールは、前記主キャ
リヤ支持板の下方に長手方向に位置決めされたスピンド
ルのまわりに回転可能に取り付けられている。コア糸の
張力を調整するために張力調整手段を設けている。
【0018】コア糸と係合したコア糸張力検出手段が約
25乃至80グラムの間で前記コア糸の張力を測定する
ようになっている。糸キャリヤ支持および移送板及び編
組糸巻き取り手段を回転駆動するための電力手段が設け
られている。各キャリヤ支持および移送板即ち「ホーン
ギア」は、毎分約50乃至500回転、好ましくは毎分
約350回転の速度で回転するコア糸が切れてコア糸の
張力が減少した場合には、コア糸張力検出器が装置への
電力供給を停止させるようになっている。コア糸が切れ
てコア糸の張力が減少した場合には、コア糸張力検出器
が編組装置への電力供給を停止するようになっている。
【0019】主キャリヤ支持板から垂直方向に前記編組
領域の下方の位置まで上向きに延びて前記コア糸を前記
編組領域の方へ案内するコア管が設けられている。この
コア管は、コア糸をコア糸スプールから編組領域に概し
て近い位置まで上向きに案内するため両端部に位置決め
されたセラミック製の糸案内部材を含む。又、低繊度の
糸を選択的に供給できるように低繊度の糸を収容した複
数の糸キャリヤを支持し、糸キャリヤから糸を供給する
間、所定の経路を通して前記糸キャリヤを案内し、前記
キャリヤの上方に位置する共通の編組領域で前記糸を受
け取って前記糸の編組シースを形成し、前記最終編組糸
製品の張力を所定の範囲内に調整して所定の構造と外観
を備えた編組糸製品を形成する、低繊度の糸を編組する
方法が開示される。
【0020】本発明によれば、コア糸は約50から約2
500デニールであり、シース糸は約10から100デ
ニールであり、最終縫合糸製品の全体の繊度は約50か
ら4000デニールである。
【0021】
【実施例】先ず、図1を参照すると、本発明によって構
成された縫合糸を編組する装置10が示されている。装
置10は、図示したように、水平な支持板14を備えた
フレーム12上に支持されている。後述するように、装
置を駆動するために電動モータ16が配置されている。
【0022】ここで、図1とともに図8及び図9を参照
すると、装置は、一対の曲がりくねった交差するエンド
レスの案内溝20、22をその周縁部に亘って構成した
主キャリヤ支持板18を備えている。各溝はその中で案
内される一連の糸キャリヤを有し、溝20内の糸キャリ
ヤをそれぞれ符合24A、24B、24C、24D、2
4E、24Fで示し、溝22内の糸キャリヤをそれぞれ
符合26A、26B、26C、26D、26Eで示す。 各一連のキャリヤは、糸がキャリヤと連携して選択的且
つ間欠的に回転するボビンから選択的に供給されて編組
縫合糸を形成する間、反対方向に移動するように配設さ
れている。案内溝20を通るキャリヤの経路を矢印Aで
示し、案内溝22を通るキャリヤの経路を破線の矢印B
で示す。
【0023】図8に、キャリヤのこの移動を遂行する機
構を示す。キャリヤ28はそれぞれ1つのキャリヤ支持
板30を備え、この支持板30には後述するように、各
案内溝20、22内に位置決めされ、移動する一対の靴
状コネクタ32、34が接続されている。一連のキャリ
ヤ支持および移送板36及びそれと交互に位置する一連
のキャリヤ支持および移送板38(図9参照)は、穴4
0を介して主支持板18上に取り付けられ、歯車46の
内歯44とかみあう歯車42を介して回転する。歯車4
6は隣接したキャリヤと連携した歯車装置により駆動さ
れる。最終的に、この歯車装置はモータ16により駆動
される(図1参照)。歯車列は公知の歯車装置を介して
駆動され、図示したようなキャリヤ支持および移送板の
回転を生じる。即ち、キャリヤ支持および移送板36は
反時計方向に回転し、キャリヤ支持および移送板38は
時計方向に回転する。キャリヤ支持および移送板36、
38は毎分約50乃至500回転、好ましくは350回
転で回転する。
【0024】キャリヤ支持および移送板36、38が回
転すると、一連の糸キャリヤ24はそれぞれ一つのキャ
リヤ支持および移送板から次のキャリヤ支持および移送
板上の「空き」位置に移送され、その結果各糸キャリヤ
は主支持板18の周縁部で略正弦曲線状の経路をたどる
。図8及び図9に示すように、一方の一連のキャリヤ2
4は波状の経路を左から右へ移動し、他方の一連のキャ
リヤ26は第1の経路と交差して180度の位相差を有
しつつ波状の経路を右から左へ移動する。
【0025】図9を参照すると、各一連の糸キャリヤの
例示部分が、キャリヤ支持板30を表す円24、26に
より概略的に示されている。第1の一連の糸キャリヤは
、左から右へ24A、24B、24C、24D、24E
、24Fで示されている。この一連のキャリヤは、キャ
リヤ支持および移送板36、38が回転するとき、実線
の矢印Aにより示された波状の経路20を移動する。 第2の一連のキャリヤは、右から左に26A、26B、
26C、26D、26D、26Eで示されている。これ
らのキャリヤは、キャリヤ支持および移送板36、38
が図示のように回転するとき、破線の矢印Bで示したよ
うに右から左へ波状の経路を移動する。かくして、キャ
リヤ支持および移送板36、38が反対方向に回転する
とき、各キャリヤ支持および移送板の「空き」位置は6
時の位置から12時の位置へ、及びその逆の順序で交互
に変わる。
【0026】各キャリヤは、各4分円弧の回転に対して
自身の中心の回りを90度回転しながら、それぞれ一つ
のキャリヤ支持および移送板36、38から次の隣接し
たキャリヤ支持および移送板へと移送される。かくして
、例えばキャリヤ26Eは、図9に示すようにキャリヤ
支持および移送板36の12時の位置にくる。キャリヤ
拘束ボルト25は主キャリヤ支持板18の半径に対して
直角の線内に位置する。個々のキャリヤ支持板30が破
線の矢印で示したように反時計方向に90度回転すると
、キャリヤ26Eはキャリヤ支持および移送板36の9
時の位置に移動し、ここでボルト25は主キャリヤ支持
板18の半径に対して一直線を成す。同様に、キャリヤ
24Bはキャリヤ支持および移送板38の12時の位置
に移動し、拘束ボルト27は図9に示す位置(即ち、主
キャリヤ支持板18の半径と一直線上の位置)から半径
に対して垂直な位置へと移動する。このように、各キャ
リヤ26は4分円弧だけ左へ移動し、各キャリヤ24は
4分円弧だけ右へ移動する。4分円弧の回転は、それぞ
れ正弦曲線状の経路上で90度の移動として表される。
【0027】上述したように、2つの波状経路は互いに
交差し、案内溝20、22と同一である。これらの移動
に伴い、糸はキャリヤ軸50上で回転可能なボビン48
から連続的に供給される。キャリヤ支持および移送板3
6、38の波状移動に伴い、糸キャリヤの靴状コネクタ
32、33は、それぞれの交差する案内溝20、22を
移動する。この複合運動の結果、回転が連続的に生じ編
組が形成されて後述する巻き取りローラにより上方に引
き延ばされるので、長尺の編組製品が形成される。
【0028】ここで図2及び図3を参照すると、本発明
の独特な特徴が図示されている。本出願で考えられた特
定のタイプの編組縫合糸は、コア糸の周囲に約4乃至3
6デニールの低繊度の糸の組織を系統的に編組し薄いシ
ースを形成している。好ましい縫合糸の構成におけるコ
アは、全体の繊度が等しい公知の縫合糸のコアよりも相
当大きい重量を有している。代表的には、コアを有する
編組縫合糸として最も小さいサイズは6/0である。そ
のような縫合糸は全体として約125乃至200デニー
ルの繊度を有し、約20乃至80デニールのコアを内包
することが望ましい。全体の繊度が約2000乃至40
00デニールであるサイズ1及び2の縫合糸の場合、そ
のコアは約800乃至2400デニールの範囲の繊度を
有している。縫合糸に適した編組糸を製造するために、
コアの張力は、編組された外部シース糸の張力と適合す
るように所定の範囲内に調節されることが望ましい。図
2及び図3は、張力をこの所定の範囲内に維持する本発
明のコア張力システムを示す。張力の範囲は、コア糸の
サイズに応じて変化する。
【0029】ここで図2を参照すると、コア張力システ
ム52はコア糸1を備えた供給ボビン54を有している
。コア張力は、所望の構成、風合いの編組製品が得られ
るように、シース糸の張力に適合するような所定の範囲
内に正確に調節されなければならない。ボビン54は軸
56に回動自在に取り付けられ、コッターピン58によ
り留められている。垂直支持板60は、板61にナット
66で固定されたU字形クランプ64により、フレーム
12の横部材62に取り付けられている。図示したよう
に、横部材62の上方の支持板60の一部で、ボビン軸
56を固定的に支持している。
【0030】図3からより明確に分かるように、滑車輪
68がピン55によってボビン54と一緒に回転できる
ようにボビン54に接続されており、滑車輪68はロー
プ72を位置決めするための中央溝70を有している。 ロープ72は一端がJ字形フック74により固定ピン7
6に接続されている。ロープ72の他端には、所定の値
の重り73を支持するための重りキャリヤ78が位置決
めされている。図でわかるように、重りキャリヤ78は
、割座金と同様の形状の環状の重り73を支持するため
の重りキャリヤを下端部に有する中央軸80として構成
されている。かくして、スプール54が軸56を中心に
回転してコア糸を編組システムに供給すると、滑車輪6
8に摩擦力が作用して、編組システム及び編組巻き取り
システムの上向きの力と対抗する下向きのスプール54
の自由な回転を規制する。従って、キャリヤ78に重り
を追加することによりコア糸1の張力は増加し、重りを
除去することにより張力は減少する。好ましい編組縫合
糸構造を得るのに適したコア糸張力は以下の通りである
。 縫合糸の寸法        コアの繊度(デニール)
      コアの張力(グラム)  2      
            800−2400     
       80−90  1          
        800−2400         
   40−80  0              
    400−1200            5
0−55  2/0              25
0−700              25−30 
 3/0              150−300
              25−30  4/0 
             80−150      
          20−25  5/0     
         30−100          
      20−25ここで図4乃至図7を参照する
と、本発明の一部を構成するコア糸の調整システムの別
の局面が示されている。 図4には、コア張力検出器88を備えた張力調整システ
ム86を示す。この検出器88はコア糸1の張力変化を
検出し、コア糸が張力不良の場合には編組作業を中止す
るだけの十分な感度を有している。特に、従来技術の編
組機は、比較的嵩のある編組品を編組するために実質的
に感度の劣った張力検出器を用いていた。しかしながら
、好ましい縫合糸を編組する方法は、約20デニールと
低繊度のコア糸の使用を必要とする。従って、張力不良
値は従来技術の編組よりその分低くなっている。そこで
、本発明は、磨耗や切断を生じ易い繊細なコア糸に過大
な応力をかけることなく、例えば約25乃至80グラム
の間のコア張力を検出するのに十分な感度を有する張力
検出器を備えている。コア張力が所定の値(例えば80
グラム)を超えると、通常、コア糸は張力の下で破損し
、スイッチ90が装置への電力供給をカットする。これ
により、作業者は過度の張力の原因を調査し、問題を解
決するために必要な手段を採ることができる。
【0031】再び、図4乃至図6を参照すると、コア糸
1は張力検出器を出た後、頂部板16から編組領域の垂
直方向の距離の約2/3まで延びるコア管92に入る。 コア管は、管を通るコア糸との相互作用により生じる磨
耗に対して抵抗力がある独特なセラミック製アイレット
94、98のシステムを有する。更に、セラミック製ア
イレット94、98は、コア糸が管のいずれかの端部と
係合した場合にコア糸に平滑なセラミック表面を呈して
いる。かくして、低繊度のコア糸の完全性は、コア糸が
万一横方向に移動してコア管92の一方または両方の端
部と係合するような場合でも維持される。この特徴は、
縫合糸に編組技術を適用する場合に特に重要であり、コ
ード、ロープ等のより嵩のある要素を用いた従来技術の
編組作業はこのような耐磨耗性の特徴を必要としなかっ
た。第3のセラミック製のアイレット95が、コア張力
検出システム86を支持するブラケット97上に設けら
れている。
【0032】ここで図10乃至図15を参照すると、糸
キャリヤシステム及び糸張力システムが図示されている
。先ず、図10を参照すると、隣接するキャリヤ支持お
よび移送板36、38の間の移送点におけるキャリヤ2
8の基部を示す図9の線10−10に沿った横断面図が
示されている。キャリヤ28は、前述したように案内溝
20、22内に延びた下方に延びた靴状コネクタ32、
34を備えたキャリヤ支持板29を有し、このコネクタ
32、34は前述したように糸キャリヤが各キャリヤ支
持板36、38の間で移送されるとき各案内溝を移動す
る。編組機の作業速度を高め、装置上の磨耗及び破損を
防ぐために、プラスチック製のインサート100が設け
られている。プラスチック製インサート100はナイロ
ン又は他の適当なプラスチック材料から形成され、キャ
リヤが各キャリヤ支持および移送板から次のキャリヤ支
持および移送板まで移送されるとき、キャリヤとキャリ
ヤ支持および移送板との間の摩擦を低減している。 プラスチック製のインサート100により、キャリヤの
軸102及び103は金属同士の磨滅を生じることなく
、キャリヤ支持および移送板から次のキャリヤ支持およ
び移送板まで反復的且つ迅速に移送される。プラスチッ
ク製インサートは、装置の作業速度と信頼性を高めると
共に磨耗と破損を減少させるので、装置の有効寿命を延
ばすことができる。付加的効果として、プラスチック製
インサート100は、装置の作動により生じる騒音レベ
ルを減少することができる。
【0033】図11及び図12を参照すると、代表的な
キャリヤが更に詳細に示されている。ボビン48から好
ましくは0.2乃至6.0デニールのシース糸3を供給
する。シース糸3はセラミック製のアイレット103に
通過した後、補正装置アーム106にロッド105を介
して接続される補正装置アイレット104に差し向けら
れる。補正装置アーム106は、編組の必要に応じて自
動的に糸張力を補正する。キャリヤ26は、図示のよう
にピボットピン108を中心に旋回する補正装置アーム
106を備えている。端部110はセラミック製アイレ
ット糸案内104に接続される一方、ピボットアーム1
06の反対側端部112は軽コイルばね116により上
方に付勢されるピン114と係合している。図2に示す
ように、ピン114は、糸ボビン48の下部表面の径方
向溝120に対し浮動して係合したり離脱したりするよ
うになった爪118に接続されている。この構造により
、補正装置アーム106はピン108を中心に旋回的に
付勢される。ピン122はキャリヤハウジング126内
の垂直方向の溝124内を上下動する一方、補償装置ア
ーム106の弧状溝126を移動する。
【0034】作動中、糸は編組システムにより上方に引
っ張られ、糸の張力が所定の値を超えると、ピボットア
ーム106の端部112はばね116に抗してピン11
4を押圧し、爪118をボビン48の溝120から引っ
込めさせる。これにより糸の張力が第2の所定の値に減
じられるまでシース糸3が供給され、ピボットアーム1
06の端部112はばね116の付勢により上方に旋回
し、爪118はボビン48の半径方向溝120に再進入
する。かくして、編組巻き取りの張力が十分に増加して
補償装置アーム106を循環させるまでシース糸3が更
に供給されないようにしている。これによりシース糸の
張力は、特に、所定の範囲のばね定数内にあるばね11
6を選定することにより正確な範囲内に調節される。従
来技術の編組機では、編組をより重い編組材料について
行うので、ここにおけるより相当大きなばね定数を有す
るばね116を用いていた。更に、従来技術の編組機で
は、ピン122は軸50の中央に位置決めされたばねに
より下方に付勢されるように配設されていた。本装置で
は、この中央のばねはなくされ、ばね116は約0.6
乃至0.7ポンド/インチの範囲の小さなばね定数を有
するように選定されている。従来技術の編組機の標準的
なバネは約0.9乃至1.0ポンド/インチとずっと大
きなばね定数を有している。ばね定数を減少することに
より、ピボットアームを回転させて爪118を溝120
から撤退させるのに必要な糸の張力は減少し、それによ
りボビンを回転させて追加の糸をたぐり出すことが可能
である。小さいばね定数は、編組縫合糸を製造するため
に適した上記の好ましい範囲のシース糸に関連した比較
的低い引っ張り強さに合っている。かくして、こうした
縫合糸の製造は、完成した編組縫合糸の低繊度特性のみ
ならず、特にその糸要素の低繊度特性にも適応するるよ
うに注意深く且つ正確に調整される。
【0035】ここで図13乃至図15を参照すると、本
発明による独特な糸供給システムが開示されている。ボ
ビン48は成形ナイロン又は他のプラスチック材料等の
軽量材料から一体的に構成されている。このボビンは全
体で約20グラムの重さを有し、繊細なシース糸の慣性
力を低減するように寸法決めされた最小の直径を有して
いる。糸の張力を更に減じるために、ボビンの解放点を
調整する半径方向セグメント124の数は図示のように
9個に減じられている。
【0036】これは、金属製のボビンが軸上に設けられ
た従来技術のボビン及びキャリヤ組立体と対照的である
。このボビンはキャリヤの金属板の上部表面に対して回
転しないように、ねじにより固定的に取り付けられてい
る。金属板の底部表面には、キャリヤの爪と係合する1
2個以上のセグメントが設けられている。従来技術のボ
ビンは本発明のボビンより直径が小さいが、それでも約
50グラムの重さがある。従来技術の編組機のボビン及
びアダプタを結合すると、合計で約85グラムとなる。 セグメントと係合する爪を一体化したこと及びその数を
減少させたことと共に本発明のボビンの直径を拡大し及
びその軽量化を図ったことにより、ボビンから糸を巻き
出すために糸に加える必要のある力を更に減少させてい
る。特に、本発明の独特な編組機のボビンは、細い縫合
糸の製造に適した低繊度の糸を編組するための装置に適
用でき、好ましくは以下の特徴を有するように構成され
ている。
【0037】a)  従来技術の約50グラムのボビン
、及び約85グラムのボビン/アダプタ組立体と比較し
て、約20グラムと質量を低減した一体化成形ナイロン
構造。 b)  爪と係合する12個以上のセグメント及び高質
量を有する従来技術の独立したアダプタ構造と比較して
、爪と係合するセグメント124をボビンと一体成形し
、その数を好ましくは9個、更に11個以下に減少させ
たこと。この構造によりセグメント間の円周方向の間隔
が広がり、高速回転時においても爪118を係合し易く
している。
【0038】c)  直径がより小さい従来技術と比較
して、ボビンの直径を約20mmとしたこと。この構造
により、ボビンを回転させるために必要とされる糸の張
力を減少し、ボビンと糸の動作を安定させている。 d)  射出成形ナイロン(又は他の成形可能なプラス
チック)の一体構造ボビンとしたことにより、重さを減
じつつ比較的直径が大きく、更に、フランジからフラン
ジまでの巻きの精度を確保するために許容差が小さい(
即ち+.15mm)ボビンの製造が可能となったこと。
【0039】ここで図14及び図15を参照すると、独
特な迅速接続/迅速解放ボビンホルダーが図示されてい
る。上述したように、ボビン48はナイロン等の軽量で
成形可能な材料から構成されており、ボビンの中央に長
手方向に延びる開口を有している。ボビンは直立したキ
ャリヤ軸50の周囲に位置決めされ、図示のように頂部
ホルダー128により固定されている。頂部ホルダー1
28は、カラー132内に摺動可能に位置決めされた折
り畳みワイヤクリップを有し、このカラーは締まり嵌め
、ねじ、接着剤などの公知の手段により、軸50の頂部
に固定的に取り付けられている。折り畳みワイヤクリッ
プはコイルばね134により下方に付勢され、このばね
は、クリップが上方に持ち上げられるとき、クリップの
下端部に取り付けられた円板136との係合により圧縮
されるようになっている。クリップ128はその頂部1
38が輪状になっており、ボビン48の上端面と係合す
るように寸法決めされたアーム142を形成している。 これにより、軸50上のボビンの位置はボビンの回転の
干渉を妨げることなく維持される。クリップは、与えた
湾曲した形状を弾性的に保持する弾性ばねワイヤから作
ることが好ましい。更に、アーム142は、アーム14
2の下端部とボビンの上部表面との間に僅かな空間14
4を形成するように寸法形状決めされながら、ボビンを
適所に保持するほど十分下方に延びるように寸法形状き
めされるのが好ましいことがわかる。
【0040】ボビンの迅速な位置決めと取り外しは、以
下のように行われる。クリップ128を、アーム142
の下端部がループ138のばね力により内側に折り曲が
り、カラー132の頂部に位置するまで、ばね134の
付勢力に抗して手で上方に引き上げる。この位置で、軸
50へのボビン48の挿入及び取り外しが可能となる。 古いボビンを取り外し、或いは新しい供給糸を備えた新
しいボビンを取り付けた後、クリップを手で捩じってア
ーム142を横方向にずらし、ボビン48の頂部に再び
位置決めすることによりボビンを作動のため所定位置に
係止する。かくして、ボビンは上述したようにクリップ
128の手動操作により容易に交換できる。この点に関
して、従来技術の編組機は、比較的複雑な装置を使用し
てロープ又はその他の編組品用の編組要素を供給するボ
ビンを取り付けてしていた。
【0041】ここで図16乃至図19を参照すると、編
組縫合糸製品の巻き取りシステムが図示されている。図
16は編組縫合糸の最終形態を示すと共に、巻き取りス
プール146上に完成製品を最終的に巻装く巻き取りロ
ーラシステムを示している。特に、コア糸1及びシース
糸3は最終的な編組縫合糸5に形成され、最終編組縫合
糸5は巻き取り「張力」ローラ142、144に先ず差
し向けられ、その後、最終巻き取りスプール146に送
られ、ここで、製品はスプールの周りに均一な層で組織
的に巻かれる。編組製品5は、ローラ142、144の
周りに連続的に巻き取られ、巻き取りスプール146へ
の巻きに先立ち製品を安定させる。セラミック製アイレ
ット179、190、188は縫合糸を、編組領域から
巻き取りローラを経て巻き取りスプールまで、磨耗その
他の損耗を生じることなく案内する。
【0042】図17に示した巻き取りクラッチ148が
、最終スプール146を介して最終製品の張力を正確に
調節する。クラッチ148は、スプール軸150に取り
付けられ、内側クラッチ軸152を備えている。クラッ
チ軸152は、軸150にこの軸と共に回転できるよう
に止めねじ156により取り付けられた一方の端に第1
のクラッチ板154を有する。成形ナイロン製滑車輪1
58は、クラッチ板154に対して摺動的に回転できる
ようにクラッチ軸152上に摺動可能に位置決めされて
いる。第2のクラッチ板160がねじ162を介して回
転できるようにクラッチ軸152に接続されている。 ねじ162が軸152の長手方向に移動できるようにス
ロット溝(図示せず)内に緩く嵌合されており、これに
よって、図示したようにねじ170を介して軸152の
端部の周りに固定された刻み付き輪168を回転してコ
イルばね166を圧縮するとき生じるコイルばね166
の圧力により、クラッチ板160を滑車輪158の方へ
近づけたり滑車輪158から遠ざけたりすることかでき
る。。かくして、輪168を時計方向にねじ回転させて
輪をばね166の方へ移動させることにより、クラッチ
板160上にばねにより伝達される力が増大し、それに
よって、滑車輪158とクラッチ板160及び滑車輪1
58とクラッチ板154との間の摩擦力が増大する。輪
168を反時計方向に回転させると、輪は軸152の外
側へ向けて移動してばね力は減少し、その結果、摩擦力
も減少して滑車輪158は自由に回転できるようになる
【0043】更に、図17を参照すると、滑車輪172
は、図に概略的に示したようにチェーン176により駆
動される軸174に接続されている。チェーン176は
電気駆動されるスプロケット178により駆動され、大
きなスプロケット180を介して、スプロケット178
の大きさとスプロケット180の大きさとの選定された
比に応じて減速された回転速度で、軸174を回転させ
る。滑車輪172はエンドレスベルト182に接続され
、ベルト182は適当な可撓性のエラストマー材料から
製造され、円形の横断面と細長い構造を有している。
【0044】図17を再び参照すると、軸174はダイ
ヤモンド形の案内溝184を有して製品案内部材185
と一体的に形成された同様の形状の部材を受容する。そ
の結果、軸184の連続的な回転により案内部材185
を矢印C及びDの方向へ交互に且つ反復的に移動させる
。案内部材185に取り付けられた板186はセラミッ
ク製の縫合糸案内188を有し、この案内188は巻き
取りローラ142、144から受け取った完成した編組
縫合糸を支持アーム192に取り付けられたセラミック
案内190を通って巻き取りスプール146まで案内す
る。
【0045】作動中、軸174が回転すると、案内部材
185は軸の右手部分を移動する。案内部材185は矢
印Cの方向から矢印Dの方向へ反復的に移動方向を交代
し、完成した編組縫合糸製品をスプール146上に連続
的且つ均一な層を形成するように案内する。編組縫合糸
の張力は、既に説明したように刻み付き輪(クラッチ調
節ノブ)168を回転することにより、必要に応じて選
択的に増加したり減少したりすることができる。最終製
品の張力を調節する能力は、それがスプール146上に
巻かれる場合、特に重要である。最終パッケージの直径
が増加すると、巻き取りスプール146と溝付きローラ
142、144の線速度の比が増加し、それにより最終
製品の張力が増加する。この時、最終製品の張力の調整
は、クラッチ148を調整することにより可能となり、
高度の精度と調節で縫合糸の張力を適切に維持している
【0046】再び図18と共に図17を参照すると、編
組品巻き取りローラシステムが図示されている。図18
から分かるように、巻き取りローラ142、144は、
編組縫合糸を巻き取るための比較的鋭角のV字形溝を有
するように構成されており、極端に直径が小さい縫合糸
を含めて種々の寸法の編組縫合糸製品と適切に接触し得
るようにしている。更に、編組は連続的にローラ142
、144の周りに巻き付けられるので、所定の長さのロ
ーラに対して溝の数、即ち巻きつけの数を増やすことに
より、編組縫合糸製品とローラとの間の摩擦接触を増加
することができる。これにより、完成した編組縫合糸製
品全体に亘る管理機能を増加させ、縫合糸とローラとの
間の滑りを最小限にすることができる。縫合糸は図16
に破線で示したように、8の字形状で巻き取りローラ1
42、144の周りに巻き取られることが望ましい。
【0047】図18及び図19に示したローラと従来技
術のローラ(図21及び図22)との比較で明らかなよ
うに、製品とローラの間の接触は図18及び図19に示
すように本発明によって構成されたローラにおいて増加
していることが理解されよう。加えて、本発明に係る巻
き取りローラは、図21及び図22に示したような成形
された従来技術のローラとは反対に、機械加工されたナ
イロン等のプラスチック材料から構成されていることに
留意されたい。従来技術のローラは成形構造を有して、
ロープ構造等の重質構造の編組製品には影響を及ぼすこ
とのない欠陥である成形部分線194を含んでいた。し
かるに、ここで対象とする低繊度の縫合糸の編組は、縫
合糸製品への悪影響を避けるのみならず製品の巻き取り
を損傷なく行うために十分に制御された摩擦を生成する
平滑な表面を有する改善された構造の巻き取りローラを
必要とする。図17及び図18に示した機械加工のプラ
スチック製ローラ142、144は、これらの目的を達
成するものである。
【0048】図18を参照すると、本発明の巻き取りロ
ーラは、平坦な底部表面で終端する傾斜した側壁を有す
る溝を形成するように機械加工されている。溝全体の深
さdは、一定範囲のサイズの縫合糸を収容するように寸
法決めされている。約0.1乃至0.2インチの深さが
適当であるが、約0.16インチの深さが好ましい。溝
の平坦な底部の幅は、図18に寸法wで示したように、
約.002インチが望ましい。傾斜表面は巻き取りロー
ラの外表面に対して角度Φをなす。適当な角度は55度
乃至65度の範囲であり、好ましくは60度乃至61度
であることがわかった。  図19及び図20は、図1
7に示すように軸150上に巻き取りスプール146を
保持するために利用される迅速接続/迅速解放構造を示
す。軸150はピン196を受け入れるように寸法形状
決めされており、溝198を含む。ピン196を受け入
れるように形作られた切欠き部202を有する概してエ
ンドレスループ形の係止部材が溝198内に位置決めさ
れ、この係止部剤は、図19に示す軸150と交差する
位置から図20に示す軸150と一直線になる位置まで
回転可能である。図19に示す係止部材200の位置で
、軸150上にスプール146を保持し、ピン196に
対して適当な大きさに取られた空間198により適所に
固定される。図20に示す係止部材200の位置で、巻
き取りスプール146を容易に取り外して空のスプール
と交換することができる。かくして、この迅速な解放構
造により、一杯になったスプール146を容易に交換で
きる。図17に示すように、部材146cがピン146
dを介して軸150に固定されている。溝146d内で
のピン146aの係合により、軸150に取り付けられ
たスプール146が軸150に対して回転しないように
している。
【0049】図23を参照すると、張力巻き取りクラッ
チ204の代替構造が図示されている。クラッチ204
は前述したクラッチ148と同様に作用するが、玉軸受
212を介して分離された環状の外側部分208と内側
部分209とを有する割りベルト車206を備えている
。かくして、図示構造により、割り部材210とクラッ
チ軸152との間の摩擦とは別に部材154、160と
の摩擦係合により割り部材210に加わる張力の精密な
調節が可能となる。前記代替構造により、最終編組縫合
糸に加わる張力の調節精度を容易に改善できる。図24
は張力/巻き取りローラ142、144の代替構造を示
す。図示構成において、ローラ214、216は長手方
向に位置決めされ、共通の駆動ベルト218により駆動
されている。完成した編組縫合糸製品5が図示されてい
る。
【0050】上述した本発明の特徴により、外科用の縫
合糸として適用可能な低繊度の編組が製造できることは
容易に理解されよう。特にこの編組機は、約50デニー
ルの低繊度から約4000デニールの高繊度に至るまで
の縫合糸の全体繊度を有する一貫した高品質の最終編組
機縫合糸製品の高速生産に適している。コア糸は約20
デニールから約2400デニールまでの好ましい繊度を
、シース糸は約0.2デニールから6.0デニールまで
の繊度を有するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によって構成された低繊度の糸を編組す
る装置の正面斜視図。
【図2】本発明の一部を構成するコア張力システムの斜
視図。
【図3】コア張力システムを示す図2の線3−3に沿っ
た横断面図。
【図4】本発明の一部を構成するコア張力システム及び
コア管の下方からの部分分解斜視図。
【図5】新規なコア管構造を示す図4の線5−5に沿っ
た横断面図。
【図6】コアへの糸供給を制御するための本発明による
コア張力調節及びセラミックアイレットシステムの立面
図。
【図7】図6の線7−7に沿った横断面図。
【図8】ノイズ低減を促進するための本発明のホーンギ
アシステムの部分分解斜視図。
【図9】図8のホーンギア騒音低減システムを説明する
ための部分分解平面図。
【図10】図8及び図9のホーンギア騒音低減システム
を示す図9の線10−10に沿った横断面図。
【図11】本発明のキャリア糸張力制御システムを一部
横断面図で示した立面図。
【図12】編組ボビンを押さえるシステムを説明するた
めの部分分解斜視図。
【図13】本発明によって構成された編組機ボビンの斜
視図。
【図14】本発明の編組機ボビン及びキャリアシステム
の上面図。
【図15】図14の線15−15に沿った横断面図。
【図16】糸の経路及び本装置上での編組縫合糸の形成
を示す部分概略図。
【図17】本発明の一部を構成する巻き取りローラ及び
巻き取りクラッチを示す図16の線17−17に沿った
横断面図。
【図18】本発明によって構成された新規な巻き取りス
プールを示す図17の線18−18に沿った横断面図。
【図19】本発明の装置上で巻き取りスプールを保持す
るための係止位置にある迅速解放システムの斜視図。
【図20】解放位置にある図19の迅速解放システムの
斜視図。
【図21】従来技術によって構成された巻き取りスプー
ルの立面図。
【図22】図21の従来技術の巻き取りスプールの表面
を示す線22−22に沿った極めて拡大された横断面図
【図23】完成した編組縫合糸の巻き取り張力を調節す
るための巻き取りクラッチの横断面図。
【図24】水平直列位置にある本発明の縫合糸巻き取り
ローラの別の実施例の斜視図。
【符号の説明】
12    フレーム 16    モータ 18    主キャリヤ支持板 20、22    案内溝 28    糸キャリヤ 36、38    キャリヤ支持および移送板48、5
4    糸ボビン 52、86    コア張力システム 68    滑車輪 73    重り 88    張力検出器 92    コア管 94、95、98    アイレット 106    補正装置アーム 128    クリップ 142、144    巻き取りローラ146    
巻き取りスプール 148    巻き取りクラッチ 168    刻み付き輪(クラッチ調節ノブ)204
    張力巻き取りクラッチ 212    玉軸受

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  編組縫合糸製品を形成するため低繊度
    の糸を編組する装置において、フレーム手段と、複数の
    糸キャリヤを所定の経路を通して案内するための主キャ
    リヤ支持板と、前記主キャリヤ支持板上に支持され、各
    々が低繊度の糸を供給するボビンを支持した複数の糸キ
    ャリヤと、前記糸キャリヤを前記所定の経路を通して案
    内する手段と、前記糸キャリヤの上方に位置決めされ、
    前記糸から編組製品を形成するため、前記糸キャリヤが
    前記所定の経路を通して案内されている間、共通の編組
    領域内で前記糸を受け取る手段と、所定の構造と外観を
    有する編組製品を形成するため前記最終編組製品に所定
    の範囲内に調節された張力を付与する手段と、を備えた
    ことを特徴とする低繊度の糸を編組する装置。
  2. 【請求項2】  前記各糸キャリヤは、前記ボビンが前
    記所定の経路を前記キャリヤと共に移動するとき糸を供
    給する前記ボビンが回転できるように糸ボビンを支持す
    るための直立した軸を有し、前記直立した軸は、糸がボ
    ビンから選択的に供給されるとき前記ボビンを回転でき
    るようにしながら前記ボビンを前記軸上に解放可能に保
    持する手段をその上端部に有し、更に、前記解放可能な
    ボビン保持手段は前記軸の上端部に位置決めされたクリ
    ップであり、前記クリップは、この位置から延び、前記
    ボビンを前記軸上の所定位置に保持するように前記軸上
    での前記ボビンの上方への移動を妨げる位置の方へ弾性
    的に付勢された部材を有することを特徴とする請求項1
    記載の低繊度の糸を編組する装置。
  3. 【請求項3】  前記クリップは、前記ボビンの移動を
    妨げる前記位置から前記クリップを解放させるように前
    記軸に対して上方への移動に抗してクリップを付勢する
    弾性ばねを有し、前記クリップは、前記上方へのボビン
    の移動を妨げる第1の位置から前記軸から前記ボビンを
    取り外すことが可能な第2の位置まで弾性的に移動可能
    であることを特徴とする請求項2記載の低繊度の糸を編
    組する装置。
  4. 【請求項4】  前記ボビンが軽量の成形プラスチック
    構造を有することを特徴とする請求項1記載の低繊度の
    糸を編組する装置。
  5. 【請求項5】  前記ボビンは前記編組領域に糸を供給
    するため前記キャリヤ上で回転可能であり、前記各糸キ
    ャリヤは、糸の張力に応じて前記ボビンの回転を選択的
    に妨げ、前記ボビンの回転を選択的に可能にする手段を
    有し、前記各糸キャリヤは前記ボビンから前記編組領域
    まで糸を案内する糸案内手段を有するピボットアームを
    備えたことを特徴とする請求項2記載の低繊度の糸を編
    組する装置。
  6. 【請求項6】  前記ボビンはその底部表面の周囲に配
    設された複数の半径方向セグメントを有し、前記ピボッ
    トアームは直立した爪に接続されており、この直立した
    爪は、糸の張力に応じて前記ボビンの前記半径方向セグ
    メントの間に構成された空間内に進入して糸の張力に応
    じて前記ボビンの回転を妨げ、糸の張力が所定の値を上
    回るとき前記空間から引っ込められるようになっており
    、前記ピボットアームは前記ボビンの前記セグメントの
    間の空間から前記爪を引っ込めさせる旋回移動に抗する
    ように弾性的に付勢され、前記ピボットアームの前記端
    部は糸の張力が約5乃至7グラムの範囲内にあるときば
    ねに係合し、前記ばねは約.6乃至.7ポンド/インチ
    のばね定数を有し、前記糸は、糸の張力が所定の値を超
    えたとき前記ピボットアームの一端を持ち上げて前記ボ
    ビンの前記半径方向セグメントにより構成される前記空
    間から前記爪を引っ込めさせ、それにより糸が前記編組
    領域で発生された張力によりボビンから引っ張られると
    き前記ボビンが回転することができるように、前記ボビ
    ンから供給され、前記キャリヤの前記糸案内手段まで延
    びるようになっていることを特徴とする請求項5記載の
    低繊度の糸を編組する装置。
  7. 【請求項7】  前記各ボビンは、前記ボビンを前記軸
    を中心に回転させるためのモーメントを所定の値以上に
    維持するため所定の値以上の直径を有するように構成さ
    れ、前記ボビンは、ボビンが前記キャリヤ軸の周りを高
    速で回転できるようにするのに十分な最大の大きさにセ
    グメント間の空間を維持するようにその底部表面に最小
    数の爪係合セグメントを有し、前記各ボビンはその底部
    表面に9個乃至11個の爪係合セグメントを有すること
    を特徴とする請求項6記載の低繊度の糸を編組する装置
  8. 【請求項8】  最終編組製品を巻くための巻き取りス
    プールの方へ最終編組製品を案内するために編組領域の
    下流側に一対の巻き取りローラを更に有し、前記各巻き
    取りローラは溝付きの表面を有し、この溝は複数の寸法
    の編組製品を受け入れることができるV字形の断面形状
    を有し、前記溝付き表面は実質的に欠陥を有しないこと
    を特徴とする請求項1記載の低繊度の糸を編組する装置
  9. 【請求項9】  最終編組製品の張力を調節するための
    巻き取りクラッチ手段と、最終編組製品を受け取るため
    に巻き取り軸上で回転できるように配設された巻き取り
    スプールとを更に備え、前記巻き取りクラッチ手段は最
    終編組製品の張力を調節するため前記巻き取り軸に接続
    されており、前記巻き取りクラッチ手段は、回転駆動さ
    れることができるように接続された輪と、この輪と接触
    した摩擦板とを有し、前記摩擦板は前記巻き取り軸に接
    続され、更に、前記輪に対する前記摩擦板の摩擦力を調
    節する手段を備え、それにより最終製品の張力を選択的
    に調整することを特徴とする請求項1記載の低繊度の糸
    を編組する装置。
  10. 【請求項10】  前記シース糸が編組される位置にお
    いて低繊度のコア糸を供給する手段を更に有し、該供給
    手段は、前記主キャリヤ支持板に設けた中央開口部を通
    してコア糸を上方に案内し、前記ボビンから供給された
    シース糸が前記コア糸の周囲に編組シースの形で編組さ
    れるように前記主キャリヤ支持板の下方に回転可能に取
    り付けられたコア糸のスプールの形をしており、、前記
    コア糸スプールは、前記主キャリヤ支持板の下方に長手
    方向に位置決めされたスピンドルのまわりに回転可能に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の低
    繊度の糸を編組する装置。
  11. 【請求項11】  前記コア糸スプールに回転できるよ
    うに接続された溝付き部材と、前記溝付き部材の周囲に
    前記溝内に位置決めされた固定された細長い可撓性の部
    材とを有する前記コア糸の張力を調節する手段と、コア
    糸を供給する際にコアの張力を選択的に増加したり減少
    したりするため前記可撓性の部材と前記溝付き部材との
    間の摩擦を選択的に増加させたり減少させたりする重り
    手段と、を備えたことを特徴とする請求項10記載の低
    繊度の糸を編組する装置。
  12. 【請求項12】  前記コア糸と係合して位置決めされ
    、前記コア糸の張力を検出する手段を更に備え、この張
    力検出手段は約25乃至80グラムの間で前記コア糸の
    張力を測定するようになっていることを特徴とする請求
    項11記載の低繊度の糸を編組する装置。
  13. 【請求項13】  請求項12記載の低繊度の糸を編組
    する装置であって、各前記糸キャリヤ支持板及び前記編
    組糸巻き取り手段を回転駆動するための電力手段を備え
    、前記コア糸張力検出器は、前記コア糸の切断によりコ
    ア糸の張力が減少した場合、装置への電力の供給を停止
    させることを特徴とする請求項12記載の装置。
  14. 【請求項14】  前記主キャリヤ支持板から垂直方向
    に前記編組領域の下方の位置まで上向きに延びて前記コ
    ア糸を前記編組領域の方へ案内するコア管を更に備え、
    このコア管は、コア糸をコア糸スプールから編組領域に
    概して近い位置まで上向きに案内するため両端部に位置
    決めされたセラミック製の糸案内部材を含むことを特徴
    とする請求項10記載の低繊度の糸を編組する装置。
  15. 【請求項15】  前記輪が内側部分と外側部分からな
    る2部分構造を有し、外側部分は内側部分に軸受手段に
    よって相対的に回転できるように取り付けられており、
    この軸受手段が玉軸受ユニットであることを特徴とする
    請求項9記載の低繊度の糸を編組する装置。
  16. 【請求項16】  前記巻き取りローラの少なくとも1
    つが駆動されることを特徴とする請求項15記載の低繊
    度の糸を編組する装置。
  17. 【請求項17】  低繊度の糸を選択的に供給できるよ
    うに低繊度の糸を収容した複数の糸キャリヤを支持し、
    糸キャリヤから糸を供給する間、所定の経路を通して前
    記糸キャリヤを案内し、前記キャリヤの上方に位置する
    共通の編組領域で前記糸を受け取って前記糸の編組シー
    スを形成し、前記最終編組糸製品の張力を所定の範囲内
    に調整して所定の構造と外観を備えた編組糸製品を形成
    する、ことを特徴とする低繊度の糸を編組して編組縫合
    糸製品を形成する方法。
  18. 【請求項18】  低繊度の糸を編組する装置において
    使用される軽量ボビンであって、巻かれた低繊度の糸を
    受容すると共に保持し、この低繊度の糸を供給するため
    編組装置に回転可能に取り付けられるようになった成形
    プラスチック構造を有する細長い管状部材と、前記部材
    の少なくとも一方の端部に位置決めされた複数の半径方
    向セグメントであって、前記部材が回転して糸を供給す
    るときこれらの半径方向セグメントと選択的に係合およ
    び離脱を行う手段によって、前記部材の回転を選択的に
    妨げ、前記部材の回転を選択的に可能にする複数の半径
    方向セグメントと、を備えたことを特徴とするボビン。
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