JPH0327151A

JPH0327151A - 可動型横糸ボビンを有する織機

Info

Publication number: JPH0327151A
Application number: JP16114290A
Authority: JP
Inventors: John D Griffith; ジョン　ダルトン　グリフィス; Alois Steiner; アロイス　スタイナー
Original assignee: Sulzer AG; Gebrueder Sulzer AG
Current assignee: Sulzer AG
Priority date: 1989-06-20
Filing date: 1990-06-19
Publication date: 1991-02-05
Also published as: EP0404717A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、横糸ボビンが織機の横糸繰出し装置の前面に
設けられた一つのボビン軸架に支承されていて、かつそ
の際この横糸ボビンと糸ガイド孔との間隔が変えられる
ようになっているような、横糸繰出し方式を備えた＃１
機に関するものである。

発明の　景と　来　術の間この種の装置はすでにベルギー国特許申請第９０５　　
８１０号によって公知となっている。この場合、横糸ボ
ビンと糸ガイド孔との間隔は、ボビンないしは糸ガイド
孔の支持装置をテレスコープ式に伸縮させることによっ
てＪ整し得るようになっている。従って、横糸ボビンに
巻かれている糸の偵がどのような状態にあるときでも、
ボビンと糸ガイド孔との間隔を適正に調整することがで
きるのである。このような位置の設定は、横糸ボビンの
直径が減少しつつある、ｔｓ機の運転朋間中にも変える
ことができるようになっている。従って横糸にできるだ
け張力が掛からないように、しかも円滑に横糸ボビンか
ら糸を繰出すことができるのである。

一方、織布工程を自動化するに当たって、横糸ボビンを
自動的に交換することに努力が払われているが、その際
、もし交換されるべき空のボビンが織布過程の領域の外
に運び出され、そこで−・っのマニピュレーターによっ
て簡単に把持できるようになっていれば、ボビンを交換
するのに非常に好都合である。

本発明の目的そこで本発明は、横糸ボビンにある横糸ｖｉ料が絹布工
程に使用されている間に、ボビンと対応する糸ガイド孔
との間隔が徐々に変化し゛得るように、横糸ボビンを連
続的に移動させるような支持方式、を有する一つの織機
を開発することにある。

のための手　と問題点の解決方法この目的は本発明によれば、横糸ボビンを、つの曲線軌
道に沿って移動し得る一つの移送装置によって駆動され
ながら明勤し得るようになっている一つのホルダーに搭
載しておき、かつその際、横糸を案内するために横糸ボ
ビンから繰出された後の糸の進行経路に設けられている
一つの糸ガイド孔が上述の曲線軌道の内側に位置してお
り、更にその際、横糸ボビンが曲線軌道に沿って移動す
るのにつれて、その時々の軌道上の点の糸ガイド孔の中
心点からの距離が次第に短くなっていくと同時に、曲線
軌道のその時々の接点からＩＩＩＩ線軌道の内側に向か
って、曲線軌道の接＃２ＩＣ対してある一定の角度をな
すように傾斜して引かれている直線が、少なくともほぼ
ある一点、すなわち糸ガイド孔の中心点で互いに交差す
るようにすることによって、達成されるのである。この
曲線軌道は、上述の直線群がただ一つの交点で交差する
という条件を充たすような、一つの対数うず巻曲線の一
部としておけばよいのである。特許請求の範囲の従嵐項
には、更に本発明の少なくとも−・つの浸れた実施形態
が詳しく説明されている。

に　る　　　の　　と　点の詳しい説明以下、図面を参
照しながら本発明の特徴と利点を更に詳しく説明しよう
。

第１図では、糸の巻付け高さ（Ｈ）をもつ横糸ボビン１
が、ストツクされている糸の繰出し開始に当たって糸ガ
イド孔２から距離（Ｒ１）のところにある。この糸ガイ
ド孔２は糸センサー２１を有する一枚の板２０によって
囲まれている。一方この横糸ボビン１は、横糸ボビンの
直径が徐々に減少していクＩｌ脊ｉ過程の間、移送装置
３によって曲線軌道４に沿って徐々に移動させられる。

この間、横糸ボビンの糸ガイド孔からの距離は、第１図
に示されているように、（Ｒ１）から（Ｒ２）へと徐々
に減少していく。もし、多かれ少なかれ使用済の横糸ボ
ビン１′に残る糸のストックが、ブエーン◆ホイール３
５′の近くでなお糸を供給し得る状態にある場合には、
横糸ボビン１′の糸のストックが予定されただけ完全に
使い切られるまで、ｆｔＩ述の移送装置３はストップさ
れるのである。横糸ボビン１′の糸のストックの終点が
糸ガイド孔２を通過し、その端が新しい横糸ボビンの始
点と結ばれると、横糸は新しい横糸ボビン１から繰出さ
れ、移送装ｖｔｉ３は再び運転を開始する。

更に、古い横糸ボビンの直径がある一定の植を下回った
場合、古い横糸ボビンの傍に設けられているー・つの糸
監視装置によって信号を出すようにすることもできる。

その場合、一つの糸引出し装置を用いることによって、
新しい横糸ボビンから織布工稈の方へ糸を送り込むこと
ができるのである。

第１図に示されている移送装置の場合、横糸ボビンのた
めに合計四つの場所が用意されている。

チェーン・ホイール３５の入口側にー・つの予備横糸ボ
ビン１＃が見られるのに対して、もう一方のチェーン・
ホイール３５′の出口側では使用済のボビンの芯１１が
受軸１２の上で交換されるのを持っている。

曲線軌道４は二本のガイド・レール３１によって構成さ
れており、両者の間をー・本のチェーン３４が病動して
いく。このチ１−ン３４は、ガイド・レーノレ３１およ
びチェーン・テンシニ】ナー３７の領域、ならびにチェ
ーン・ホイール３５、３５′の部分は別として、自由に
摺動し得るようになっており、かつ横糸ボビン１．１’
，１”ならびにボビンの芯１１を搬送し得るように構成
されている。第１図に一本の鎖線で模式的に図示されて
いるチェーン３４は、ノｊイド・レール３１の問の経路
を追って摺動するが、その際この鎖線が前述の曲線軌道
４をなしているのである。この曲線軌道４上の二つの点
では、曲線軌道に接線４１および４２が引かれている。

これら二つの曲線軌過の接点から糸ガイド孔２の中心点
に向けてそれぞれ引かれている二本の直１１４１’およ
び４２′は、上述の接線４１および４２に対してそれぞ
れ同じ大きさの角度くα）をなして交差している。この
条件は、横糸ボビン１の＠（Ａ）が曲線軌道４に沿って
移動する間、常に糸ガイド孔２の方に向くようにするた
めに、曲線軌道４のその他の全ての点に対しても同様に
満たされなければならないのである。このことは、横糸
ボビン１から繰出される糸１０によって形成される球状
体が、軸（Ａ）の周囲で一つの回転対称体を構成するた
めに、重要なのである。更に糸ガイド孔２から曲線軌遇
４までの距離は、糸ガイド孔２から横糸ボピン１までの
間隔（Ｒ１）が横糸ボビン１の糸の巻付番ノ高さ（口）
の約１ないし２倍になるように選ばれている。こうして
おくと、横糸ボビン１から横糸１Ｏを繰出す際に良好な
状態、すなわち引出しによる張力を少なくすると同時に
、横糸ボビン１の周囲から横糸１０を摩癲なく楽に繰出
してゆくことができるのである。横糸ボビン１が曲線軌
道４に沿って移動する闇に横糸ボビン１の直径が次記に
小さくなっていくのに伴って、糸ガイド孔２から横糸ボ
ビン１′までの距離を次第に小さくしていくのがよく、
これまでの一般的な経験によれば、それによって横糸ボ
ビン１′からの横糸１０の繰出し状態を常に最適に維持
し得るのである。横糸ボビン１が、曲線軌道４に沿って
移動する際に、曲線軌道４の向きが変わるのにつれ（”
常にそれに追随してゆくためには、チェーン３４は、そ
の個々のリンクが全で曲線帖道４に対して常に接線方向
に位置するように構成しておく必要があると同時に、横
糸ボビンをそのホルダーによって、一つあるいは二．三
のチェーン・リンクにしつかり結合しておく必要がある
。この曲線軌３Ｇ！４に対しては次の関係が成り立つ：Ｒ，。ｃｏｔ　　α×φ ここで、（φ〉（よ対数うず巻曲線の原点からの角度で
あり、（　Ｒ　）は、糸ガイド孔２の中心点とその時々
の角度（φ〉に対する曲線軌道４との間の距離である。

第２図は、横糸ボビン１の一つの実施例をチェーン３４
ならびにガイド・レール３１の一部とともに、側面図と
して示した図である。それぞれが二枚づつ組になって設
けられているチェーン・リンク３４ａ１およびチェーン
リンク３４ｂは、二つの同じ形の半割りローラー３０ａ
，３０ｂを合わせて作られているローラー３０によって
、結合されている。これらのローラー３０は、保持部材
３２にしっかり固着されている四本のガイド・レール３
１の間を曲線軌道４に沿って移動してゆくが、これらの
保持部材は更に！！盤部材３３にボルト締めでしっかり
取付けられている。その際、保持部材３２のボルト締め
による取付レ』は、ガイド・レール全体の位置をある程
度調整し得るように、基盤部材３３に明けられた長孔３
３ａの中で多少ずらすことができるようになっている。

ガイド・レール３１はまた幾つかの部分に区切っておい
て、それぞれ二つの保持部材３２がこれらのガイド・レ
ールの断片を保持するようにしても差し支えない。また
あるチェーン・リンク３４ａには一つのホルダー１５が
固着されており、更にそれに一つのフランジ１４に回転
し得ないように結合されている一つのアーム１３が差込
まれている。７ランジ１４はそれに明けられている一つ
の弓型の長孔によってボルト１４′で締付けられている
ので、受軸１２、ボビンの芯１１、および横糸ボビン１
を保持しているこのアーム１３はその向きを幾らか調整
することができ、これによって横糸ボビン１を糸ガイド
孔２に正し＜　ｔｌき合ね仕ることができるのである。

チェーン３４は、一本の駆動軸３６に取付けられている
チェーン・ホイール３５によって駆動される。駆動用原
動機としては、適当な時にスイッチ・オンされるような
一台の電動機としておくか、もしくは例えば、ｍｉｌｌ
の中に組込まれている制御装置によって、新しい横糸ボ
ビンが装架されてからの機織回数に相当して消費される
横糸の長さに応じて、ステップ・インパルス信号を受取
るようになされでいる一台のステップ電動機としておく
のがよい。

チェーンの移動速度は基本的には可変にしておくのがよ
く、例えば、新しい横糸ボビン１が糸の繰出しを始めた
初期には、゛曲線軌１１４に沿って移動するチェーンの
平均速度を、曲線軌道４の終盤に向かう移動過程におけ
るよりも小さくなるようにしておくことができる。とい
うのは、横糸１１の繰出し速度が一定の場合、横糸ボビ
ンの直径は時間の経過とともに次第に速く減少してゆく
からである。この法則性は簡単に計算することができ、
例えば駆動装置用のマイクロ・プＯｔ？ッサーに記憶さ
せでおくことができるのである。

ａ機がある種類の布から他の秤類の布に切り換えられ、
別種の横糸を使用することになった場合には、曲線軌道
４の位置を先に述べたような方法で調整し直し、それに
よって糸ガイド孔２までの距離も変更するとよいのであ
る。

次に、あるー・つの移送装置の曲線軌道４に対する一つ
の実施例を幾つかの数値とともに示しておこう。

横糸種別二　　　木綿糸　Ｎｃ３０　（−２０ｔｅｘ　
）ボビン初期寸法：φ２３０ｗ　　Ｘ　　１５０ｍ＋＋
ボビンの芯：　　φ６ｏ顛ｔｌｈ艷？Ａ’ｌｊｌｔＡ：　　Ｒｌ−３５０ａＩＩＲ
２−１５０ｊｅｗ αミ７５°

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明にょる萌線軌道を含む横糸ボビンの配
置を概念的に示した仝休図であり、第２図は、一つの横
糸ボビンをその移送装四の一部とともに示した側面図で
あり、第２ａ図は、第２図の矢印Ｉｌｌによる、この移送装置
の断面を示す図である。１．１’　，１“・・・横糸ボビン、２・・・糸ガイド
孔、３・・・移送装置、４・・・曲線軌道、１ｏ・・・
横糸、１１・・・ボビンの苓、１２・・・受軸、１３・
・・アーム、１４・・・フランジ、１４′・・・ボルト
、１５・・・ホルダー２０・・・板、２１・・・糸ヒン
サー、３ｏ・・・１］一ラ、３Ｑａ，３０ｂ・・・半割
り口−ラー、３１・・・ガイド・レール、３２・・・保
持部材、３３・・・基盤部材、３３ａ・・・長孔、３４
・・・チェーン、３４ａ，３４ｂ・・・チェーン・リン
ク、３５．３５’・・・チェーン・ホイール、３６・・
・駆動軸、３７・・・チェーン・テンショナー、４１．
４２・・・接線、４１’　．４２’　・・・直線。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）横糸ボビンが織機の横糸繰出し装置の前面に設け
られた一つのボビン軸架に支承されていて、かつその際
この横糸ボビンと糸ガイド孔との間隔が変えられるよう
になつているような、横糸繰出し方式を備えた織機であ
って、該横糸ボビン（１）が、一つの移送装置（３）によって
一つの曲線軌道（４）に沿って摺動し得るように駆動さ
れる一つのホルダー（１５）の上に搭載されており、か
つその際、横糸（１０）を案内するために、該横糸ボビ
ン（１）から繰出された後の糸の進行経路に設けられて
いる一つの糸ガイド孔（２）が該曲線軌道（４）の内側
に位置しており、更にその際、横糸ボビン（１）が曲線
軌道（４）に沿って移動するのにつれて、その時時の軌
道上の点の該糸ガイド孔（２）の中心点からの距離が次
第に短くなっていくと同時に、該曲線軌道（４）のその
時々の接点から曲線軌道の内側に向かって、曲線軌道の
接線（４１、４２）に対してある一定の角度（α）をな
すように傾斜して引かれている直線（４１′、４２′）
が、少なくともほぼある一点、すなわち該糸ガイド孔（
２）の中心点で互いに交差するようになっている、こと
を特徴とする可動型横糸ボビンを有する織機。
（２）該曲線軌道（４）が該糸ガイド孔（２）の中心点
を取り巻く一つの対数うず巻曲線の一部からなつている
、ことを特徴とする、請求項１に記載された可動型横糸
ボビンを有する織機。
（３）該曲線軌道（４）に沿って一本のチェーン（３４
）を誘導するための一組のガイド・レール（３１）が設
けられている、ことを特徴とする、請求項１に記載され
た可動型横糸ボビンを有する織機。
（４）該チェーン（３４）が多数のローラー（３０）と
、これらを繋ぐ多数のチェーン・リンク（３４ａ、ｂ）
とからなっていて、かつその際、横糸ボビン（１）のた
めの該ホルダー（１５）がそれぞれ一つあるいは二、三
のチェーン・リンク（３４ａ）にしっかり固定されて搭
載されている、ことを特徴とする、請求項３に記載され
た可動型横糸ボビンを有する織機。
（５）該曲線軌道（４）の外側に当たる前述の移送装置
（３）の領域において、使用し終わつた横糸ボビン（１
′）が例えば一つのマニピュレーターによって新しい横
糸ボビン（１″）と交換されるようになっている、こと
を特徴とする、請求項１に記載された織機のための運転
方法。
（６）一つの横糸ボビン（１′）が該曲線軌道（４）の
終点においてなお完全には使い切られていないか、ない
しは、新しい横糸ボビンが装架されてからまだ予定の横
糸繰出し回数に達していない場合には、前述の移送装置
（３）の駆動が止められるようになっている、ことを特
徴とする、請求項５に記載された運転方法。