JPH04222253A - ジェットルームにおける織段発生防止方法 - Google Patents

ジェットルームにおける織段発生防止方法

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JPH04222253A
JPH04222253A JP40249490A JP40249490A JPH04222253A JP H04222253 A JPH04222253 A JP H04222253A JP 40249490 A JP40249490 A JP 40249490A JP 40249490 A JP40249490 A JP 40249490A JP H04222253 A JPH04222253 A JP H04222253A
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weft yarn
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジェットルームにおける
製織停止中の機台のスロー逆転或いはスロー正転に起因
する織段発生を防止するための方法に関するものである
【0002】
【従来の技術】手動或いは経糸切断発生によって織機運
転が停止した後に再び起動する際には機台立ち上がり特
性に関連して筬打ち強度が充分でなく、織布に薄段が発
生する傾向にある。又、緯入れミス発生によって織機の
運転が停止した後に機台を逆転してミス糸除去処理を行
い、その後機台再起動を行った場合にはミス糸除去のた
めに行われる機台スロー逆転の際に製織直後の織前近傍
の織物組織が弛み、織前が本来の位置より織機の後方へ
移動してしまうことに起因して厚段発生の傾向がある。
【0003】このような織段発生を防止するための手段
が特開昭60ー231849号公報、特開昭61ー55
241号公報、特開昭62ー263352号公報、実開
昭63ー94988号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】織段の種類にはいわゆ
る綾枕といわれるものがある。製織停止中の織機機台の
スロー逆転あるいはスロー正転によって織布の織前が筬
によって叩かれ、この作用によって織前上の緯糸が織布
の上下方向にずれ、この製織部位が織布の上で枕状に盛
り上がる。このような綾枕は綾織物で生じ易いが、前記
各従来の織段発生防止手段では綾枕の発生を防止するこ
とができない。
【0005】本発明は、他の織機に比べて緯入れミスの
生じ易いジェットルームにおけるこのような織段発生を
防止し得る方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
製織停止直前に緯入れされた緯糸を織前から除去処理し
た後、緯入れ用メインノズル及び緯入れ用補助ノズルの
噴射作用によって前記除去緯糸に代えて新たな緯糸を1
本射出緯入れし、この緯入れされた緯糸に噴射流体を作
用させて製織開始時付近まで張力を付与するようにした
【0007】
【作用】製織停止直前に緯入れされた緯糸を織前から除
去するには機台をスロー逆転して経糸開口を最大にし、
緯糸の織り込み状態を解除する必要がある。この機台操
作の際に筬が織前を叩き、織前上の緯糸が織布の上下方
向へずれる。この緯糸を除去するとともに、除去緯糸に
代えて新たな緯糸を1本緯入れした後、製織再開に適し
た位置に筬を移行する。除去緯糸に代えて新たな緯糸を
1本緯入れしておかない場合には製織再開に適した位置
に筬を移行する場合に1回以上織機機台をスロー逆転す
る必要がある。このスロー逆転によって筬が織前を叩き
、綾枕が発生する。除去緯糸に代えて新たな緯糸を1本
緯入れしておくことによって製織再開に適した位置に筬
を移行する過程で筬が織前を経由させないようにでき、
綾枕発生を防止できる。そして、緯入れされた緯糸を製
織開始時まで張力を付与しておくことによって緯糸弛み
が無くなり、又、筬の一部に緯糸を案内する溝を形成し
た所謂変形筬などの場合には案内溝で形成された緯入れ
通路から緯糸が落ちることがなくなり、緯糸緩みや緯糸
落ちに起因する織傷発生のない製織再開が行われる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図13に基づいて説明する。図2は織機全体の側面を略
体的に示す。Mは機台モータであり、機台モータMは主
制御コンピュータC0 の作動制御を受ける。1は機台
モータMから独立した正逆転可能な送り出しモータであ
り、送り出しモータ1はワープビーム2を駆6する。ワ
ープビーム2から送り出される経糸Tはバックローラ3
及びテンションローラ4を経由して綜光5及び変形筬6
を通される。織前W1から製織された織布Wはエキスパ
ンションバー7、サーフェスローラ8、プレスローラ9
及びしわ取りガイド部材10を経由してクロスローラ1
1に巻取られる。
【0009】テンションローラ4はテンションレバー1
2の一端部に取付られており、テンションレバー12の
他端部に取付られた引っ張りばね13により所定の張力
が経糸Tに付与されるようになっている。テンションレ
バー12は検出レバー14の一端に回転可能に支持され
ており、検出レバー14の他端にはロードセル15が連
結されている。経糸張力がテンションローラ4、テンシ
ョンレバー12および検出レバー14を介してロードセ
ル15に伝えられ、ロードセル15は経糸張力に応じた
電気信号を主制御コンピュータC0 に出力する。
【0010】主制御コンピュータC0 は予め設定され
た張力と前記入力信号によって把握される検出張力との
比較及び機台回転角度検出用ロータリエンコーダ16か
らの検出信号で把握されるワープビーム径に基づいて送
り出しモータ1の回転速度を制御する。これにより通常
運転時の経糸張力が制御され、製織中の織段発生防止が
行われる。
【0011】主制御コンピュータC0 は起動スイッチ
17からのON信号に基づいて送り出しモータの正転作
動を指令し、送り出しモータ1に組み込まれたロータリ
ーエンコーダ1aからの回転速度検出信号に基づいて送
り出しモータ1の回転速度をフィードバック制御する。 サーフェスローラ8は機台モータMから独立した正逆転
可能な巻き取りモータ18に作動連結されている。主制
御コンピュータC0 は巻き取りモータ18に組み込ま
れたロータリーエンコーダ18aからの回転速度検出信
号に基づいて巻き取りモータ18の回転速度をフィード
バック制御する。
【0012】図1は緯入れ装置の正面を略体的に示す。 19は巻付け方式の緯糸測長貯留装置である。緯糸測長
貯留装置19で測長貯留された緯糸Yは緯入れ用メイン
ノズル20から射出緯入れされ、複数の緯入れ用補助ノ
ズル群21,22,23,24のリレー噴射へと受け継
がれる。緯入れ末端には反射式光電センサからなる緯糸
検出器25が設置されており、緯糸Yの先端到達の有無
を判断するための情報が緯糸検出器25によって得られ
る。
【0013】緯糸測長貯留装置19の糸巻付面19aか
らの緯糸引出し解舒及び停止は係止ピン26aを駆動す
る電磁ソレノイド26の励消磁によって行われる。電磁
ソレノイド26の励消磁制御は補助制御コンピュータC
1 からの指令により行われ、補助制御コンピュータC
1 は主制御コンピュータC0 から得られる機台回転
角度検出情報に基づいて電磁ソレノイド26の励消磁を
制御する。
【0014】糸巻付面19aの近傍には反射式光電セン
サからなる緯糸解舒検出器27が設置されており、糸巻
付面19aから引出し解舒される緯糸Yが緯糸解舒検出
器27によって検出される。補助制御コンピュータC1
 は緯糸解舒検出器27からの検出解舒数が設定数に達
すると電磁ソレノイド26の消磁を指令し、係止ピン2
6aが糸巻付面19aに係合して緯糸引出し解舒を阻止
する。
【0015】緯入れ用メインノズル20の圧力エア噴射
は電磁バルブV1 の励消磁によって制御され、緯入れ
用補助ノズル群21〜24における圧力エア噴射は電磁
バルブV2,V3,V4,V5 の励消磁により制御さ
れる。電磁バルブV1 は圧力エア供給タンク28に接
続されている。電磁バルブV2 〜V4 は圧力エア供
給タンク29に接続されており、電磁バルブV5 はさ
らに別の圧力エア供給タンク30に接続されている。各
電磁バルブV1,Vi(i=2〜5)の励消磁制御は補
助制御コンピュータC2 からの指令により行われ、補
助制御コンピュータC0 は主制御コンピュータC0 
から得られる機台回転角度検出情報に基づいて各電磁バ
ルブV1,Vi を励消磁制御する。
【0016】この励消磁制御は電磁バルブV1 側から
リレー的に行われ、このリレー励消磁制御のためのデー
タは入力装置31によって主制御コンピュータC0 に
入力される。緯入れ用メインノズル20の直上には緯糸
処理装置32が設置されている。緯糸処理装置32は特
開平2ー61138号公報に開示される緯糸処理装置と
同タイプのものであり、緯入れミスした緯糸に後続する
緯糸の緯入れを阻止するとともに、この後続緯糸を手掛
かりとして織前W1 上のミス糸を自動的に引出し除去
する。 この緯入れミス処理は主制御コンピュータC0 によっ
て制御される。
【0017】図9〜図13のフローチャートは緯入れミ
ス処理プログラム及び綾枕発生防止プログラムを表す。 綾枕発生防止プログラムを遂行する上で必要な緯糸種類
、噴射圧、織幅等の情報は入力装置31によって主制御
コンピュータC0 に入力される。主制御コンピュータ
C0 はこの入力情報に基づいて綾枕発生防止のための
電磁バルブV1,Vi のリレー励消磁タイミング情報
を補助制御コンピュータC2 に転送するとともに、綾
枕発生防止のための電磁ソレノイド26の励磁タイミン
グ情報を補助制御コンピュータC1 へ転送する。
【0018】以下、図9〜図13のフローチャートに基
づいて綾枕発生防止制御を説明する。緯入れミスが発生
した場合、主制御コンピュータC0 は緯糸検出器25
からの異常検出情報に基づいて機台モータM、送り出し
モータ1及び巻き取りモータ18の作動停止を指令する
。 各モータM,1,18は図8に曲線D1,D2,D3 
で示すように同期して停止し、経糸送り出し及び織布巻
き取りが停止するとともに、変形筬6が図3に示す筬打
ち直前の位置に停止する。図8の信号S1 は製織停止
信号である。
【0019】緯入れミスが発生すると、各モータM,1
,18が停止するまでの間に緯糸処理装置32が作動し
、ミス糸Y1 に後続する緯糸の緯入れが阻止される。 各モータM,1,18が停止した後、各モータM,1,
18が曲線D4 ,D5 ,D6 で示すようにスロー
逆転する。このスロー逆転によって機台が1回半ほど逆
転し、図4に示すように経糸Tが最大開口を形成する。 これにより織前W1 上のミス糸Y1 が経糸Tの把持
作用から解放され、後続緯糸を手掛かりとした緯糸処理
装置32の引出し作用によって織前W1 上のミス糸Y
1 が織前W1 から経糸開口の側方へ引出し除去され
る。
【0020】変形筬6は図3の位置から図4の位置まで
移行する間に織前W1 の正規の位置P、すなわち筬打
ち位置を経由する。従って、織前W1 上のミス糸Y1
 は変形筬6によって叩かれ、ミス糸Y1が織布Wの上
下方向へずらされる。このような緯糸状態が綾枕をもた
らすが、ミス糸Y1 は緯糸処理装置32によって引出
し除去されるため、ミス糸Y1 が綾枕発生の原因とな
ることはない。
【0021】各モータM,1,18の同期したスロー逆
転により経糸Tがスロー引き戻しされるとともに、織布
Wがスロー巻き戻しされる。スロー引き戻し量及びスロ
ー巻き戻し量は同一であり、織前W1 は機台のスロー
逆転量に対応する位置変位を受ける。緯入れミス処理が
終了すると、主制御コンピュータC0 は起動信号S2
 の入力に備える。起動スイッチ33のON操作によっ
て起動信号S2 が入力すると、主制御コンピュータC
0 は基準信号S3 を各補助制御コンピュータC1,
C2 へ出力する。
【0022】補助制御コンピュータC1 は主制御コン
ピュータC0 から得られる製織停止信号S1 に応答
して電磁ソレノイド26の励消磁制御を停止し、基準信
号S3 の入力に備える。基準信号S3 が入力すると
、補助制御コンピュータC1 は所定時間をおいて電磁
ソレノイド26を励磁する。この励磁により係止ピン2
6aが糸巻付面19aから離間し、糸巻付面19aから
の緯糸引出し解舒が可能となる。
【0023】補助制御コンピュータC2 は主制御コン
ピュータC0 から得られる製織停止信号S1 に応答
して電磁バルブV1,Vi の励消磁制御を停止すると
ともに、基準信号S3 の入力に備える。基準信号S3
 が入力すると、補助制御コンピュータC2 は所定時
間をおいて電磁バルブV1,Vi の所定タイミングに
よる1ショットリレー励消磁制御を行なう。
【0024】図8の曲線Eは電磁ソレノイド26の1シ
ョット励消磁を表し、曲線F1 は電磁バルブV1 の
励消磁を表す。又、曲線Fi (i=2〜5)は各電磁
バルブVi の1ショット励消磁を表す。図8の曲線E
,F1,Fi で表す励消磁制御によって緯糸Y2 が
図5,6に示すように1ショット緯入れされる。
【0025】緯糸解舒検出器27からの検出緯糸解舒数
mが設定数Mに達すると、補助制御コンピュータC1 
は所定時間後に電磁ソレノイド26を消磁する。図8の
曲線Gは緯糸解舒信号を表す。この消磁により係止ピン
26aが糸巻付面19aに係合し、緯糸引出し解舒が阻
止される。1ショット緯入れされた緯糸Y2 が緯糸検
出器25によって検出されると、主制御コンピュータC
0 はこの検出情報に基づいて機台モータM、送り出し
モータ1及び巻き取りモータ18を図8の曲線D7 ,
D8 ,D9 で示すように同期してスロー正転させる
。これにより変形筬6が図6の位置から図7の製織再開
に適した位置へ移行する。この製織再開に適した位置は
筬打ち直前の位置であり、この位置から変形筬6を筬打
ち揺動させることによって製織再開後の第1回目の緯入
れ緯糸の緯入れ及び筬打ちが円滑に行われる。このスロ
ー逆転移行の際には変形筬6が筬打ち位置Pを経由する
ことはなく、織前W1 が変形筬6によって叩かれるこ
とはない。
【0026】除去されたミス糸Y1 に代えて新たな緯
糸Y2 を1ショット緯入れしておかない場合(即ち図
6から緯糸Y2 を省いた場合)、この状態から製織再
開に適した位置へ変形筬6を移行するにはミス糸Y1 
より先に緯入れされた緯糸Y3 を筬打ち位置Pへ引き
戻しておかねばならない。そのため、機台を緯糸Y3 
の筬打ち前の位置まで逆転しなければならず、変形筬6
が筬打ち位置Pを経由する。従って、新たな緯糸Y2 
を1ショット緯入れしておかなければ製織再開位置への
スロー逆転の過程で変形筬6が織前W1 を叩き、綾枕
が発生する。
【0027】ミス糸Y1 に代えて緯糸Y2 を1ショ
ット緯入れしておけば、製織再開の際にはこの1ショッ
ト緯入れされた緯糸Y2 を筬打ち位置Pへ引き戻せば
よい。 この場合の機台の回転は正転となり、筬打ち前の位置が
再起動位置となるため、変形筬6が筬打ち位置Pを経由
することはない。従って、織前W1 が変形筬6によっ
て叩かれることはなく、綾枕が発生することはない。
【0028】なお、織機の再起動位置は自由に設定する
ことができ、前記実施例のように正転方向に移行する場
合のみに限らず逆転方向でもよく、又、1ショット緯入
れを行なった位置から直接再起動してもよい。さらに、
正逆転方向に移行する場合でもその移行量は自由に設定
することができる。いずれにしても変形筬6が筬打ち位
置Pを経由しない状態で再起動位置の設定が可能である
【0029】変形筬6が図7の製織再開位置へ移行する
と、機台モータM、送り出しモータ1及び巻き取りモー
タ18が図8の曲線D10,D11,D12で示すよう
に同期して正転作動に入り、製織が再開される。製織再
開後にまず筬打ちされる緯糸Y2 は緯入れ用補助ノズ
ル群24の噴射作用によって製織再開初期まで張力を付
与される。1ショット緯入れされた緯糸Y2 は第5図
に矢印Rで示すようにこの張力付与によって変形筬6の
緯入れ通路6a内で良好な姿勢に保たれ、この良好な姿
勢のまま筬打ちされる。従って、織傷となり易い弛み状
態のままで緯糸Y2 が筬打ちされることはない。又、
緯入通路6a内から緯糸Y2 が外れてしまうという事
態が生じることもない。
【0030】なお、特公昭59ー47743号公報には
ジェットルームにおける糸端緊張装置が開示されており
、特開昭58ー197350号公報にはジェットルーム
の製織再開に先立つ1ショット緯入れ方式の起動方法が
開示されている。しかしながら、特公昭59ー4774
3号公報の糸端緊張は通常の製織中における張力付与作
用をもたらすものであり、綾枕発生防止のための本発明
の製織停止中の1ショット緯入れの際の張力付与とはそ
の目的が異なる。又、特開昭58−197350号公報
の1ショット緯入れ方式も製織再開時の緯入れトラブル
を減少して円滑な製織再開を目的としており、本発明の
綾枕発生防止の目的及びそのための作用は何ら開示され
ていない。
【0031】以上詳述した実施例では緯糸処理装置32
によってミス糸Y1を織前から除去処理し、この除去さ
れたミス糸Y1 に代えて新たな緯糸Y2 を1本緯入
れ用メインノズル20及び緯入れ用メインノズル群21
〜24のリレー噴射作用で1ショット緯入れしているが
、ミス糸Y1 を人手により織前W1 から除去したり
、1ショット緯入れのために緯入れ用メインノズル20
及び緯入れ用補助ノズル群21〜24を一斉に噴射させ
るようにした実施例も可能である。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、製織停止
直前に緯入れされた緯糸を織前から除去した後、この除
去緯糸に代えて新たな緯糸を1本射出緯入れするととも
に、製織再開時付近まで噴射流体を作用させて張力を付
与するようにしたので、織前を経由させることがなくな
ると共に、1ショット緯入れされた緯糸の弛みも無くな
り、綾枕発生を防止し得るとともに、緯糸弛みに起因す
る織傷発生も防止し得るという降下を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】1ショット緯入れを制御するための回路を組み
込んだ略体正面図である。
【図2】織機全体の略体側面図である。
【図3】ミス糸の織り込み状態を示す拡大側面図である
【図4】ミス糸の織り込み状態を解舒した状態を示す拡
大側面図である。
【図5】1ショット緯入れ状態を示す略体正面図である
【図6】1ショット緯入れ状態を示す拡大側面図である
【図7】変形筬を製織再開位置へ移行した状態を示す拡
大側面図である。
【図8】1ショット緯入れのための励消磁制御を表すグ
ラフである。
【図9】緯入れ処理プログラム及び1ショット緯入れ制
御プログラムを表すフローチャートである。
【図10】緯入れ処理プログラム及び1ショット緯入れ
制御プログラムを表すフローチャートである。
【図11】緯入れ処理プログラム及び1ショット緯入れ
制御プログラムを表すフローチャートである。
【図12】緯入れ処理プログラム及び1ショット緯入れ
制御プログラムを表すフローチャートである。
【図13】緯入れ処理プログラム及び1ショット緯入れ
制御プログラムを表すフローチャートである。
【符号の説明】
20・・・緯入れ用メインノズル、21・・・緯入れ用
補助ノズル、22・・・緯入れ用補助ノズル群、23・
・・緯入れ用補助ノズル群、24・・・緯入れ用補助ノ
ズル群、Y1 ・・・ミス糸、Y2 ・・・緯糸、C0
 ・・・主制御コンピュータ、C1 ・・・補助制御コ
ンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    緯入れ用メインノズル及び緯入れ
    用補助ノズルの噴射作用によって緯糸を緯入れするジェ
    ットルームにおいて、製織停止直前に緯入れされた緯糸
    を織前から除去処理した後、この除去緯糸に代えて新た
    な緯糸を1本前記各ノズルの噴射作用によって射出緯入
    れし、この緯入れされた緯糸に噴射流体を作用させて製
    織再開時付近まで張力を付与するジェットルームにおけ
    る織段発生防止方法。
JP2402494A 1990-12-14 1990-12-14 ジェットルームにおける織段発生防止方法 Expired - Lifetime JP2611696B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1296541C (zh) * 2003-02-17 2007-01-24 津田驹工业株式会社 多色引纬织机的横档防止方法及装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03279442A (ja) * 1990-03-26 1991-12-10 Tsudakoma Corp ジェットルームの1ピック緯入れ方法と、その制御装置

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