JPS58203141A

JPS58203141A - ジエツトル−ムの停台方法

Info

Publication number: JPS58203141A
Application number: JP8086682A
Authority: JP
Inventors: 一鈴木
Original assignee: Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK; Toyoda Automatic Loom Works Ltd
Current assignee: Toyota Industries Corp
Priority date: 1982-05-15
Filing date: 1982-05-15
Publication date: 1983-11-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本光明は、無杼織機、より詳しくは、エアジェツトルー
ムまたはウォータージェットルーム、の停台方法に関す
る。

高速度で作動しているジェットルームにおいては、経糸
切れ等の異常を発見した直後に織機の駆動を停止したと
しても、織機の各部が過大な減速度により破壊すること
を防止するために、経糸切れ検出後、約１＋）イクル程
度、慣性作動した後に機台が停止づるようにタイミング
選定されている。

そのため、ジェットルームにおいて、織成作業中に縛入
れミスしたり、経糸（耳糸を含む）が切断したり、人為
操作によって織機のスイフチが切うれたりしても、停台
する前にその次の緯入れサイクルが遂行されてしまう。

通ｍ、織機はクランクシャフトにより作動タイミングが
とられており、メインエアジェツトノズル等の緯入れ部
材のタイミングもクランクシャフトに同期している。上
述のように織機が慣性作動状態になるとクランクシャフ
トの作動速度が遅くなり、それとともに緯入れ部材の作
動が定常運転時と異なる。従って、クランクシャフトに
対して定常運転時と同じタイミングで緯入れされたので
は、緯入れミスを生じたり、たとえ緯入れされても綺入
れ状態が適正でない。このため、゛織布に織段等の欠点
が生じる。特に、多数の補助ノズルから緯糸の緯入れに
つれて順次流体を噴射するようになっているジェットル
ーム、メインジェットノズルと補助ノズルとが異なる噴
射タイミングで噴射するジェットルーム、メインジェッ
トノズルまたは補助ノズルの噴射流体圧または流体最が
噴射中ニ変化するジェットルームでは、織機を制動した
状態で緯糸を緯入れすると織段が生じ易かった。

この織段を防止づるため、従来は、その経糸切れ等の発
生した時点以後のサイクルにおいて緯入れされた緯糸を
除去する必要かあると忠わ（とており、機台を逆転して
、その緯糸を除去してし＼だ、ところが、経糸切れ等の
信号発信後に緯入れされた緯糸は定常運転時に紛入れさ
れた緯糸と同様に筬打らされ織布にしっかりと保持され
ているので、容易に除去できず、このような緯糸の除去
作業は極めて煩瑣である。

このように、機台の停台時に緯入れされた緯糸・を機台
の再起動前に除去するのに手間どり停台時間が長びくこ
とは、ｓｉｍの稼動率を低下して生産性を低下させるた
め、好ましくない。特に、エアジェツトルームまたはウ
ォータージェットルームのような高速織機では、製織速
度が大きいので織機の停止による生産性低下へ′の影響
が従来の織機に比べて著しい。換言すれば、ジェットル
ームにおいては停台時間はできるだけ短いことが望まし
本発明壱−よジェットルームの停台時間を短縮するため
に従来のジェットルームにあ（プる停台時の緒糸除去に
つき検討した結果、次のことが判明した。

ｌ）ジェットノズルから緯糸が供給されない、所謂、緯
糸供給ミスを生じたり、ジェットノズルから供給はされ
たがジェットノズルの反対側の耳糸まで緯糸が到達しな
い、所謂、搬送ミスを生したりする緯入れミスの場合に
は、このミスした緯糸を除去する必要がある。

２）シかし、経糸切れ（耳糸切れを含む）による停台時
や、人為操作′による停台時には、緯糸が定常運転時と
同様に適正に緯入れされていれば、停台時に緯入れされ
た緯糸を除去することなく再起動しても、織段（止め段
）が生じないようにできる。

従って、経糸切゛れや人為操作による停台時には、　　
　□適正に綺入れできることが必要になる。

本発明は経糸切れ時や、人為操作による停台時等のジェ
ットルームの修復を容易に、且つ、迅速に行えるように
したジェットルームの停台方法を提供することを目的と
しくいる。

本発明はこの目的を、織機の異常停止信号を検出すると
、機台を制動しつつジェットノズルの噴射タイミングを
定常緯入れ状態と異なる状態に切換えて、機台が停止す
るまでの間に緯糸を正常に緯入れするジェットルームの
停台方法により達成する。

以下添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。第
１図は本発明に係るエアジエン１〜ルームの駆動系の概
要を示す側面図であり、従来公知な装置と同様に駆動モ
ータ１１からＶベル１〜１３のような伝動部材を介して
クランクシャフト１５に動力が伝達される。クランクシ
ャツ１〜１５は変速機１７を介してヤーンヒーム１９を
駆動して経糸２１を繰り出し、またサーフェスローラ３
１により巻取ローラ３２を摩擦駆動して織布３３を巻取
っている。上記変速機１７はテンションローラ２３の変
位に応じて変速比が調整され、バックローラ２２を経て
繰り出される経糸張力を所定値にｆる。クランクシャツ
１〜１５は更に綜絖枠２４を上ト勤さぜ、経糸２１に所
要の開口運動を行わせ、また、ロッキングシセノト２９
にスレーソード２８を介して支承されたスレー２７に取
着した改２５および緯入れガイド２６を実線位置および
破線位置間ぐ移動させ、綺入れされた緯糸を筬打ちする
ようになっている。なお、緯入れガイド２６と一体的に
または別体に補助ノズルが形成されている。

また、各経糸２１にそれぞれドロッパ３０を取付け、何
れかの経糸２１が切れるとドロッパ３０が落下し織ＩＩ
停止信号を発信し、駆動モータ１１を停止するようにし
ている。以上の構成は従来のエアジェツトルームと同じ
である。

次に第２図を参照して緯入れ機構を説明する。

チーズ４１からテンサー４２を軽でフィードローラ４３
により緯糸４４は解舒され、エアノズル４５によりプー
ルパイプ４６内に貯留される。アーム８３はビン８１の
回りに回動可能に支承され、前述したフィードローラ４
３は、アーム８３の先端に回転可能に支承されている。

アーム８３はへの字状をしており、フィ−トローラ４３
支承端と反対側の端部に張架したスプリング８５の作用
により、フィードローラ４３は測ｆｆｌトラム５０に押
圧され摩擦駆動される。測長ドラム５０はクランクシト
フト１５（第１図）に連動されているとともに、フィー
ドローラ４３を摩擦駆動しており、クランクシャツ１〜
１５（第１図）の回転に応じて所定長の緯糸４４がフィ
ードローラ４３により測長され、エアノズル４５に供給
される。プールパイプ４６はその一側に軸方向のスリッ
ト４７を有しており、プールパイプ４６内に貯留した緯
糸４４をそのスリン１〜４７から取出し可能である。な
お、上述のフィートローラとプールパイプとを組合せた
副長貯留機構の代りに、例えば特開昭５７−１６９４６
号公報や特開昭５８−５８０２８号公報に開示された測
長ドラムの周面に緯糸を巻付（）、該測長ドラムからの
解舒を制（財）するようにした測長貯留機構を用い−Ｃ
もよい。

プールパイプ４６およびメインエアジェツトノズル４９
間にグリッパ４８が設けられ、プールパイプ４６からメ
インエアジェツトノズル４９への緯糸４４の供第２図に
Ｊ３いで、メイン丁アジーＬソトノズル４９は、切換え
弁６１、制御器６２に接続している。切替え弁６１は例
えば電磁ソレノｒド井Ｃある。定常運転時１こは該制御
器６２の作動により、クランクシ、。

ノｉ・１５に連動り、たカム６３からの信号かり換え弁
６１番ご１ｉＡｉ！され　ｌ　ノ７ジ１ノドルームのメ
インＪアジ１ノド／ＩＳル４９かクランクシｔ・フｌ−
１５（第１図）の回転に同期しく圧縮空気を噴射７るま
う切換え弁６１が開閉し、上下経糸２１間に形成された
杼口へ緯糸４４を緯入れし、そしＣ筬２５により緯糸４
４を筬打らするーまた、ドロッパ３０により軽糸切れを
検知し、または人為操作によりスｒノチが切られ駆動を
−３１１が４ノされＩｌｌ　ｆ、；　ｈＸｍ性運転状態
となると、制御器６２により小型の補助モータ６４が起
動されるとともに該補助七−夕６４に連動したカム６５
からの信号が切換えパ１弁、６１へ伝達され、該切換え
弁６１の開閉作動タイミングを調整する。すなわら、ク
ランクシトフト１１との関係についでみれば定常運転時
とは異なるが、横軸に時間を取り図示すると定Ｍ　状態
と実質的４こＩｃｉ］じどなるようにタイミングを調整
して、メイシエアシエツ［・ノズル４９および補助ノズ
ルく緯入れカイト２６と一体的にまたは別体に形成され
ている）から圧縮空気を噴射する。

（なお、補助ノズル側のυｊ御機構はメインエアジェツ
トノズル４９の制（社）ａｍと類似しているが、その図
示は省略している。）それにより上下経糸２１間に形成
された杼［１へ′緯糸４４を緯入れし、そして筬２５に
より緯糸４４を筬打らする。なお、上述したカム６式に
代えて、コンピュータのブ［］ダラム制御り式を採用し
て、異常信号発信時にはメインエアジェツトノズル４９
および補助ノズルからの圧縮空気の噴射を制御してもよ
い。

メインエアジェツトノズル４９の反対側の耳糸の近傍に
、例えば、特公昭５４−２１４７５号公報記載の５沫に
従い緯糸４４か確実に緯入れされたか否かを検出する光
電式、機械式または流体式等の適宜な形式の検出器５ｊ
、　５２が設けられている。また、７３は光電式、機械
式または流体式のフイーラであり、メインエアジェツト
ノズル４９へ緯糸４４が確実に供給されＣいるＪとを検
出する。

次に第３図を参照して本発明のジ１ソトルームの停台１
ｉ法の＊施例を説明づる。綜絖枠２４を開口運動さｔ！
（，１上経糸２１間に形成された杼口に緯糸４４を綺入
れする。ジなわら、チーズ４１からテンサー４２を軒で
解舒された緯糸４４は、クランクシャツｔ−１５（第１
図）の回転に応じＣ回転する測長ドラム５０により摩擦
駆動されるフィートローラ４３により８１！ｌ長された
後、エアノズル４５（第２図）により／−ルパイゾ４６
内に貯留される。プールパイプ４６とメｒンＬアシ１ソ
トノズル４９との間に設置プたグリッパ４８およびメイ
ンエアジェツトノズル４９をクランクシャツ１〜１５（
第１図）の回転に同期して作動１ｔｌＪ　ｍしＣ、メイ
ン上アジエツトノズル４９から噴射される圧縮空気によ
り、前記プールパイプ４６内に貯留された緯糸４４を、
上下経糸２１間に形成された杼口に緯入れケる。

メインエアジェツトノズル４９と反対側の耳糸近傍に設
＠された検出器！１１．５２は、経糸２１のほぼ閉口時
（クランク角度２５０〜３００度）に緯入れ状態をチ、
ツクし、伺らかの原因により杼口に緯入れされた緯糸か
メｒンエアジエツ）・ノズル４９の反対側の耳糸まで到
達しない、緯入れミスが生じると、検出器５１．　ｂ２
か緯入れミス儲号を発プる。同様に１＝ｕツバ３０によ
り経糸切れを検出しており、何れかの経糸２１が切断づ
るど経糸切れ１８号を発信する。

これら緯入れミス信号や経糸切れ他局により機台を駆動
するモータ１１（第１図）の運転が停止され、慣性運転
に入る。

本発明は経糸切れまたは人為操作による。停台方法−（
あり、以下軽糸切れ時につき説明する。経糸切れ信号に
より、機台が慣性運転に入ると同時に、シリ御器６２に
より補助モータ６４を起動づるとともにメインエアジ１
ツトノズル４９に接続した切換え弁６１を、補助モータ
６４に連動したカム６５により作動して、メインエアジ
ェツトノズル４９オよび補助ノズルから、定常状態と異
なるタイミングで圧縮空気を噴射させる。。

慣性運転しＣいた機台は約１サイクル動いた後に、経糸
２１がほぼ閉口した状ｆａ（クランク角度約３００度）
で停止する。この慣性運動（７）　聞Ｇ、：、定常状態
ど異なるタイミングで圧縮空気をＩＩＩ射づるメ（ン１
アシ□ソトノズル４９Ｊ３よび補助／スルにより、綺＃
１ユ疋帛達転時ど同様に迂〜に緯入れされる。

機台は緯糸２１がほばＩＩＩ　Ｌ’Ｊ　した状態（−圧
しでおり、軽糸伽ツノか光５１１ご小さいの（、この状
態Ｃ切れたＭ糸を帖小ことか（ｄる２経糸を結び終える
と、スｒノチ乏Ａンしく再起動する。なお、停台から再
起動間よ（は公知の止め段防止装置を作動させてｄｊ＜
ことか好ましい。

また、再起動に気立ら機台を約３０１Ｊｊ程度逆転しク
ラシタ角度を約２７０屋としＣもよく、この場合にｉ、
！　Ｉ！糸切れ信号によるに正時のクランク角ａ３００
廉にｉｉｌ＼君十余酎に機耐を戻りことになる。このよ
うにすることにより、再始動時に通常より幾分幾い緯糸
が供給され１時入れが確実となるのぐ機台の再起動か内
情に行われる。このように逆転するには、土アシリンタ
（図示せず）等によりアーム８３を押圧し−（ノイード
ローラ４３を測長トラム５０から引離して緒入れ測長機
構を不作動とする。

この状態で駆動モー５１１（第１図）を直接逆転するか
、あるいは、駆動モータ１１と別に設けた補助モータ（
図示せず）を作動して、機台を逆転する。

その後、測長機構を作動状態とし、機台を再起動する。

なお、この逆転量は比較的少なく経糸結び作業の行い易
さに対しては余り影響がないの、で、この場合の逆転は
経糸切れ信号により停止した直後に行ってもよい；本発明によれば、織機の異常停止億号を検出すると、機
台を制動しつつジェットノズルの噴射タイミングを定常
緯入れ状態と異なる状態に切換えて、機台が停止するま
での間に緯糸を正常に緯入れしている。従って、経糸切
れや人為操作による停台時にも、適正に緯入れできる。

その結果、本発明により、経糸切れ時や、人為操作によ
る停台時等のジェットルームの修復を容易に、且つ、′
迅速に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るエアジェツトルームの駆動系のｓ
ｉｎを示す側面図、第２図は本発明の実施例を実施する
ための緯入れ機構の概略平面図、第３図１よ本発明の実
施例のノＤ−ｆ　ｔ、−１、テアル８１１・・・駆動ｔ
　−タ、１５・・・クランクシｔ・ノド、２４・・・綜
絖枠、　　　　　　２５・・・筬、２６・・・緒入れガ
イド、　　４３・・・ノイードＵ−ラ、４４・・・緯糸
、　　　　　　４６・・・ｌ−ルパイ１．４８・・・／
　ＩＪソバ、　　　　５０中測艮ドラム、４９・・・メ
イン上アジ１ソ］・ノズル、り１．５２・・・検出器、
　　　６１・・・切換え弁、６２・・・制御器。特許出願人株式会社　豊田自動織機製作所特許出願代理人弁理士　　　　三　　中　　英　　冶手続補正虐（方式）昭和５７年５月２６日ｖ１許庁長官　島１）６樹　殿昭和５７軒５月１５日提出の特許願２、発明の名称ジェットルームの停台方法３、補正をする考事件との関係　　　特許出願人名称（３２１）株式会社　豊田自動織機製作所４、代理
人住゛所　東京都台東区台東２−３−７　　〒１１０５、
補正の対象図　　面６、補正の内容図面の洋画（内容に変更なし）７、添付書類の目録

Claims

【特許請求の範囲】

１、織機の異常停止信号を検出すると、機台を制動しつ
つ・ジェットノズルの噴射タイミングを定常緯入れ状態
と異なる状態に切換えて、機台が停止するまでの間に緯
糸を正常に緯入れすることを特徴とづるジェットルーム
の停台方法。