JPH11107134A - 織機の不良糸処理方法 - Google Patents

織機の不良糸処理方法

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JPH11107134A
JPH11107134A JP28126997A JP28126997A JPH11107134A JP H11107134 A JPH11107134 A JP H11107134A JP 28126997 A JP28126997 A JP 28126997A JP 28126997 A JP28126997 A JP 28126997A JP H11107134 A JPH11107134 A JP H11107134A
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weft
defective
yarn
weft insertion
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JP28126997A
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Akihiko Nakada
明彦 中田
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良糸除去装置を有する無杼織機において、
緯入れ不良の発生時に、緯入れ不良にかかる不良糸の抜
き取りによって、織布の品質低下や織機の稼働率の低下
を防止する。 【解決手段】 製織条件として、多色緯入れ、緯糸密度
の変化、経糸の開口パターンの変化、パイル製織などに
応じて、下記の処理および処理のうちの1つを予め
設定しておき、緯入れ不良の発生時に、当該緯入れ不良
に対応する不良糸の抜き取りにあたり、処理、のい
ずれかを実行する。 :不良糸の抜き取りから織機の自動起動までの一連の
制御 :1;不良糸の抜き取りをせず織機を待機状態とする
制御、および2;不良糸の抜き取りをしてから織機を待
機状態とする制御のうちいずれかの制御

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、不良除去装置を備えた流
体噴射式、レピア式などの無杼織機において、緯入れ不
良の発生時に、緯糸の糸種、緯糸密度、経糸の開口パタ
ーン、パイル製織などの織り状態に応じて、不良糸の処
理を異なる制御の態様で実行する処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】不良除去装置は、緯入れ不良の発生時
に、緯入れ不良検出信号により動作を開始し、不良糸を
経糸開口から抜き取り、織機を自動的に再起動させるま
での一連の糸処理を行う。ところが、不良糸除去装置の
制御装置が織機の種類や、製織状況にかかわらず、常に
上記の一連の処理のための制御を行うと、その制御は、
一方で、織物の品質の低下や、織機の稼働率の低下を招
いていた。
【0003】例えば、多色緯入れで、不良糸の糸種に関
係なく、不良糸の抜き取りから織機の再起動までを自動
的に行うと、不良糸が切れやすい糸のとき、不良糸の抜
き取りの失敗が頻発し、不良糸の抜き取り成功率が小さ
くなり、また不良糸の抜き取りが不完全な状態となり、
監視手段付のものもあるが、見逃すおそれが生じ、これ
によって織物の品質が低下する。また不良糸が抜き取り
中に経糸に対して損傷を起こしやすい糸のとき、すなわ
ち不良糸が抜き取られる過程で経糸を擦り、経糸を損傷
させ、織物の品質が低下する。さらに不良糸が剛性の高
い糸のとき、吹上ノズルなどの糸案内装置による抜き取
り装置への不良糸の案内ミスが多発し、不必要な方向へ
案内されて、緯糸が他の装置に絡まり、補修作業が頻発
して、稼働率が低下する。
【0004】製織過程で、複数の緯糸密度を用いる織物
で、緯入れ不良発生時の緯糸密度に関係なく、不良糸の
抜き取りから織機の再起動までを自動的に行うと、織り
密度が高いときに、不良糸の抜き取り抵抗が大きく、不
良糸の抜き取りミスが頻発し織物の品質が低下すること
になる。
【0005】また、パイル製織の織機において組織に関
係なく、不良糸の抜き取りから織機の再起動までを自動
的に行うと、パイル製織中のパイル織り、地織り、ボー
ダー織りのうち、特にパイル織りで、緯入れ不良の発生
時に、不良糸の抜き取りを行うと、ファーストピック、
ルーズピックに関係なく、経糸がかり、パイル抜けが発
生しやすく、これによってパイル織物の品質低下が起き
る。
【0006】さらに、製織時に、複数の経糸の開口パタ
ーンを用いる織物で、緯入れ不良発生時の開口パターン
に関係なく、不良糸の抜き取りから織機の再起動までを
自動的に行うと、緯糸に対する経糸の交錯数の多い開口
パターン例えば平織りのとき不良糸の抜き取り抵抗が大
きく、不良糸の抜き取りの失敗が頻発し、これによって
織物の品質が低下することになる。ちなみに、例えば8
枚朱子織物の場合、交錯数は経糸8本に緯糸1本である
から、抜き取り抵抗が小さくなる。
【0007】
【発明の課題】したがって、本発明の課題は、不良糸除
去装置を備える無杼織機において、緯入れ不良の発生時
に、緯入れ不良にかかる不良糸の抜き取りによって、織
物の品質低下や織機の稼働率の低下を防止することであ
る。
【0008】
【発明の解決手段】上記目的の下に、本発明は、製織条
件として、多色緯入れ、緯糸密度の変化、経糸の開口パ
ターンの変化、パイル製織などの織り状態などに応じ
て、下記の処理、のうちの1つをそれぞれの製織条
件に応じて予め設定しておき、緯入れ不良の発生時に、
当該緯入れ不良に対応する不良糸の抜き取りにあたり、
製織条件に応じて下記の処理、のいずれかを実行す
るようにしている。
【0009】:不良糸の抜き取りから織機の自動起動
までの一連の制御 :その1;不良糸の抜き取り動作をせず織機を待機状
態とする制御、その2;不良糸の抜き取り動作をしてか
ら織機を待機状態とする制御のうちいずれかの制御
【0010】すなわち、まず、請求項1の織機の不良糸
除去方法は、不良糸除去装置を具備し、パイル製織を行
う無杼織機において、地織りに対して上記の処理、パ
イル織りに対して上記の処理を設定しておき、緯入れ
不良の発生時に、緯入れ不良の発生時のパイル織り/地
織りの織り状態に応じて処理、のいずれかを実行す
る。
【0011】次に、請求項2の織機の不良糸除去方法
は、不良糸除去装置を備える多色緯入れの無杼織機にお
いて、緯糸の糸種ごとに上記の処理、のうちの1つ
を設定しておき、緯入れ不良の発生時に、緯入れ不良に
かかる不良糸の糸種に応じて処理、のいずれかを実
行する。
【0012】また、請求項3の織機の不良糸除去方法
は、不良糸除去装置を備え、製織中に緯糸密度を変化さ
せる無杼織機において、緯糸密度ごとに処理、のい
ずれかを設定しておき、緯入れ不良の発生時に、緯入れ
不良の発生時の緯糸密度に応じて処理、のいずれか
を実行する。
【0013】さらに、請求項4の織機の不良糸除去方法
は、不良糸除去装置を備え、製織中に、経糸の開口パタ
ーンを変化させる無杼織機において、経糸の開口パター
ンごとに上記の処理、のいずれかを設定しておき、
緯入れ不良の発生時に、緯入れ不良の発生時の開口パタ
ーンに応じて処理、のいずれかを実行する。
【0014】
【発明の実施の形態】まず、図1は、多色緯入れの無杼
織機1および不良糸除去装置4の要部を示している。不
良糸除去装置4は、緯入れ不良の発生時に、緯入れ不良
にかかる緯糸2すなわち不良糸2aを織り前3から抜き
取るために、複数例えば2つの緯入れ装置5と織物6の
緯入れ側織り端との間に設けられた糸案内用の吹上ノズ
ル7、一対の把持体8、9などによって構成されてい
る。
【0015】緯糸2は、給糸体10から供給され、例え
ばドラム式の測長貯留装置11によって、ドラム11b
の外周上で、回転糸ガイド11cの回転運動によって、
複数回の緯入れに必要な長さ貯留されている。緯入れタ
イミングで、測長貯留装置11の係止ピン11aがドラ
ム11bの外周で貯留状態の緯糸2を解舒したとき、緯
入れ装置(緯入れノズル)5は、経糸12によって形成
されている開口13の内部に、緯入れ用の流体を噴射す
ることによって、その噴射流とともに解舒状態の緯糸2
を開口13の内に緯入れする。1回の緯入れに必要な長
さの緯糸2が解舒された時、係止ピン11aがドラム1
1bの外周で緯糸2を係止し、緯入れが終了する。
【0016】緯糸2の先端は、反緯入れ側の織り端で、
フィーラ14によって検出される。これによって、緯入
れの良否が検知できる。緯入れ後、緯入れされた緯糸2
は、筬15の筬打ち運動によって、織り前3に打ち込ま
れ、緯入れ側の織り端で、給糸カッタ16によって切断
され、織物6として織り込まれる。
【0017】次に、図2は、織機制御装置21の入力側
および出力側に接続されるものを示している。織機制御
装置21は、入力側で織機の主軸22を駆動するための
原動モータ23に連結されているエンコーダ24、フィ
ーラ14および表示器付キーボードなどの設定器25に
接続され、また出力側で原動モータ23の駆動装置3
8、巻取り制御装置32、緯入れ制御装置33、測長貯
留制御装置37およびパイル製織装置34に接続されて
おり、さらに入出力側でAPR制御装置35に接続され
ている。なお、「APR」は、「不良糸除去装置(Auto
matic defectivePick Remover)」の略称である。
【0018】巻取り制御装置32は、織機制御装置21
から緯糸密度指令、エンコーダ24から主軸回転信号を
入力として、織機の巻取りモータ36の回転を制御す
る。また緯入れ制御装置33は、織機制御装置21から
緯糸選択信号を、またエンコーダ24から主軸回転信号
を入力として、緯入れ装置5としての緯入れノズルの電
磁弁をオンオフ制御することによって、緯入れノズルか
らの緯入れ用流体の噴射開始・終了を制御するほか、給
糸カッタ16の動作を制御する。さらに測長貯留制御装
置37は、主軸22の回転に同期して、測長貯留装置1
1の係止ピン11aおよび回転糸ガイド11cを回転さ
せるモータ11dを制御する。
【0019】また、パイル製織装置34は、織機制御装
置21からパイル製織信号を入力として、テリーモーシ
ョン機構の運動を制御することによって、パイル織り、
地織り、ボーダー織りなどの織りサイクルを所定のピッ
ク数ごとに制御する。なお、通常、テリーモーション機
構は、布移動式であり、ルーズピックのときに布を前方
に移動させ、ファーストピックのときに布を後方に移動
させることによって、織物6にパイルを形成する。
【0020】さらにAPR制御装置35は、緯入れ不良
の発生時に、織機制御装置21から除去指令を受けて、
不良糸除去装置4を動作させ、経糸12の開口13内か
ら不良糸2aを抜き取り、抜き取りの完了時に除去完了
信号を織機制御装置21に送り込み、織機制御装置21
に対して次の処理に移るよう指示する。
【0021】織機制御装置21は、多色緯入れの無杼織
機1に対して、製織時に、主軸回転信号を入力しながら
所定の緯入れ順序で緯糸選択信号を出力し、緯入れ制御
装置33に送る。緯入れ制御装置33は、複数の緯糸2
の中から選択された緯糸2を緯入れ装置5によって開口
13内に緯入れする。
【0022】また、織機制御装置21は、緯糸密度の変
更を伴う製織のとき、主軸回転信号(回転角度信号)を
入力しながら、所定のピック数毎に緯糸密度指令を出力
し、巻取り制御装置32に送る。巻取り制御装置32
は、巻取りモータ36の回転速度を制御することによっ
て、織物6の緯糸密度の変更を行う。
【0023】オペレータは、設定器25を操作して、多
色緯入れ、緯糸密度の変化、経糸の開口パターンの変
化、パイル製織などの織り状態などに応じて、下記の処
理、のうちの1つを予め設定し、織機制御装置21
の記憶エリアに格納しておく。織機制御装置21は、緯
入れ不良の発生時に、当該緯入れ不良に対応する不良糸
2aの抜き取りにあたり、織り状態に応じて処理、
のいずれかを実行する。
【0024】:不良糸の抜き取りから織機の自動起動
までの一連の制御 :その1;不良糸の抜き取りをせず織機を待機状態と
する制御、その2;不良糸の抜き取りをしてから織機を
待機状態とする制御のうちいずれかの制御
【0025】表1は、処理、処理の1および2の内
容を織機制御装置21、APR制御装置35の動作内容
とともに示している。
【0026】
【表1】
【0027】
【処理の内容】製織中に、緯入れ過程で、ショートピ
ックやベンドピックなどの緯入れ不良が発生したとき、
フィーラ14は、緯糸2の先端を検出できないため、緯
入れ不良検出信号を発生し、織機制御装置21に送る。
織機制御装置21は、駆動装置38に織機停止指令を出
力して、無杼織機1(原動モータ23)を停止させると
ともに、APR制御装置35に対し除去指令を出力し、
また、測長貯留制御装置37に次の緯入れ阻止の指令を
送る。無杼織機1は、回転系の慣性のために、すぐに停
止できず、通常、緯入れ不良のサイクルの次の緯入れサ
イクルで停止する。
【0028】APR制御装置35は、除去指令を受け
て、吹上ノズル7を動作させるとともに、必要に応じ
て、給糸カッタ16を動作させない状態とし、さらに測
長貯留制御装置37に対して、係止ピン11aの1往復
駆動信号を送る。ここで、測長貯留制御装置37は、係
止ピン11aを1往復させることにより、ドラム11b
上で1巻きの緯糸2を解舒し、不良糸2aの抜き取りの
糸処理に必要な緯糸2を緯入れ装置5に送り出す。
【0029】吹上ノズル7は、不良糸除去装置4の糸ガ
イド17の内部に向けて、空気を噴射することによっ
て、緯糸2を糸ガイド17の内部に移動させ、給糸カッ
タ16による不良糸2aの切断を回避する。したがっ
て、織機が停止した時点で、不良糸2aは、織り前3に
打ち込まれ、緯入れ装置5の内部の緯糸2につながった
ままとなっている。また、測長貯留制御装置37は、緯
入れ阻止の指令にしたがって、係止ピン11aによる緯
糸2の係止を維持し、次の緯入れサイクルで緯入れしな
いままとして、モータ11dを停止せる。
【0030】無杼織機1が緯入れ不良の次の緯入れサイ
クルで完全に停止した後、織機制御装置21は、原動モ
ータ23を逆回転させ、織機の主軸22を緯入れ不良の
サイクルまで逆転させ、不良糸2aを織り前3に口出し
した後、APR制御装置35に口出し完了信号を出力す
る。
【0031】そこで、APR制御装置35は、不良糸2
aの巻取り(抜き取り)動作を開始し、まず、プッシャ
18によって、把持体8を対向する把持体9の方向に移
動させることによって、一対の把持体8、9の間で緯糸
2を挟み込んだ後、可変速モータ19により、一対の把
持体8、9を所定の回転速度で回転させ、それらの外周
で緯糸2および不良糸2aを巻き取ることによって、不
良糸2aを織り前3から所定の抜き取り速度で抜き取
る。なお、一対の把持体8、9の間で緯糸2が挟まれた
後、吹上ノズル7は噴射を停止し、緯入れ装置5の先端
近くに設けられているカッタ20により、緯入れ装置5
の先端で緯糸2が切断される。
【0032】所定の抜き取り時間が経過した時点で、A
PR制御装置35は、可変速モータ19を停止させてか
ら、プッシャ18により把持体8を後退させて、一対の
把持体8、9の外周に巻き付けられている緯糸2および
不良糸2aを開放する。これにより、一対の把持体8、
9の外周に巻き付けられている緯糸糸2および不良糸2
aは、その自重により、あるいは空気噴射などによっ
て、所定の排出位置に放出される。
【0033】ここで、APR制御装置35は、除去完了
信号を織機制御装置21に出す。このため、織機制御装
置21は、原動モータ23を逆回転させ、織機の主軸2
2を起動位置まで逆転させ、無杼織機1を自動的に起動
させる。
【0034】
【処理の1の内容】製織中に、緯入れ過程で、ショー
トピックやベンドピックなどの緯入れ不良が発生したと
き、フィーラ14は、緯糸2の先端を検出できないた
め、緯入れ不良検出信号を発生し、織機制御装置21に
送る。織機制御装置21は、駆動装置38に織機停止指
令を出力して、無杼織機1(原動モータ23)を停止さ
せるとともに、測長貯留制御装置37に次の緯入れ阻止
の指令を送る。無杼織機1は、回転系の慣性のために、
すぐに停止できず、通常、緯入れ不良のサイクルの次の
緯入れサイクルで停止する。緯入れ阻止の指令により、
測長貯留制御装置37は、係止ピン11aによる緯糸2
の係止を維持し、次の緯入れサイクルで緯入れしないま
まとして、モータ11dを停止せる。
【0035】無杼織機1が緯入れ不良の次の緯入れサイ
クルで完全に停止した後、織機制御装置21は、原動モ
ータ23を逆転させ、緯入れ不良のサイクルで、たて糸
12の閉口位置まで、主軸22を逆転させ、待機状態と
する。そこで、オペレータは待機状態の織機に関して緯
糸2の修復に必要な不良糸2aの抜き取り作業などを行
った後、原動モータ23を織機の起動位置まで手動スイ
ッチ操作によって逆転させ、当該織機を手動スイッチに
よって起動させる。
【0036】
【処理の2の内容】製織中に、緯入れ過程で、ショー
トピックやベンドピックなどの緯入れ不良が発生したと
き、フィーラ14は、緯糸2の先端を検出できないた
め、緯入れ不良検出信号を発生し、織機制御装置21に
送る。織機制御装置21は、駆動装置38に織機停止指
令を出力して、無杼織機1(原動モータ23)を停止さ
せるとともに、APR制御装置35に対し除去指令を出
力し、また、測長貯留制御装置37に次の緯入れ阻止の
指令を送る。無杼織機1は、回転系の慣性のために、す
ぐに停止できず、通常、緯入れ不良のサイクルの次の緯
入れサイクルで停止する。
【0037】APR制御装置35は、除去指令を受け
て、吹上ノズル7を動作させるとともに、必要に応じ
て、給糸カッタ16を動作させない状態とし、さらに測
長貯留制御装置37に対して、係止ピン11aの1往復
駆動信号を送る。ここで、測長貯留制御装置37は、係
止ピン11aを1往復させることにより、ドラム11b
上で1巻きの緯糸2を解舒し、不良糸2aの抜き取りの
糸処理に必要な緯糸2を緯入れ装置5に送り出す。
【0038】吹上ノズル7は、不良糸除去装置4の糸ガ
イド17の内部に向けて、空気を噴射することによっ
て、緯糸2を糸ガイド17の内部に移動させ、給糸カッ
タ16による不良糸2aの切断を回避する。したがっ
て、織機が停止した時点で、不良糸2aは、織り前3に
打ち込まれ、緯入れ装置5の内部の緯糸2につながった
ままとなっている。また、測長貯留制御装置37は、緯
入れ阻止の指令にしたがって、係止ピン11aによる緯
糸2の係止を維持し、次の緯入れサイクルで緯入れしな
いままとして、モータ11dを停止せる。
【0039】無杼織機1が緯入れ不良の次の逆回転さ
せ、主軸22を緯入れサイクルで完全に停止した後、織
機制御装置21は、原動モータ23を緯入れ不良のサイ
クルまで逆転させ、不良糸2aを織り前3に口出しした
後、APR制御装置35に口出し完了信号を出力する。
【0040】そこで、APR制御装置35は、不良糸2
aの巻取り(抜き取り)動作を開始し、まず、プッシャ
18によって、把持体8を対向する把持体9の方向に移
動させることによって、一対の把持体8、9の間で緯糸
2を挟み込んだ後、カッタ20を動作させ、可変速モー
タ19により、一対の把持体8、9を所定の回転速度で
回転させ、それらの外周で緯糸2および不良糸2aを巻
き取ることによって、不良糸2aを織り前3から所定の
抜き取り速度で抜き取る。
【0041】所定の抜き取り時間が経過した時点で、A
PR制御装置35は、可変速モータ19を停止させてか
ら、プッシャ18により把持体8を後退させて、一対の
把持体8、9の外周に巻き付けられている緯糸2および
不良糸2aを開放する。これにより、一対の把持体8、
9の外周に巻き付けられている緯糸糸2および不良糸2
aは、その自重により、あるいは空気噴射などによっ
て、所定の排出位置に放出される。
【0042】ここで、APR制御装置35は、除去完了
信号を織機制御装置21に出す。このため、織機制御装
置21は、原動モータ23を逆回転させ、織機の主軸2
2を起動位置(例えば緯入れ不良発生直前のサイクルに
おける経糸閉口位置)まで逆転させ、その位置で、待機
状態とする。そこで、オペレータは、不良糸2aが完全
に除去されているか否かを確認し、完全に除去されてい
れば手動スイッチを操作してそのまま織機を起動させ
る。しかし、糸切れなどによって不良糸2aが経糸開口
内に残っている場合には、待機状態の織機に関して緯糸
2の修復に必要な不良糸2aの抜き取り作業などを行っ
た後、原動モータ23を手動スイッチ操作により回転さ
せ、織機の主軸22を起動位置まで逆転させ、当該織機
を手動スイッチによって起動させる。
【0043】
【具体例1】この具体例1は、多色緯入れによりパイル
製織を一定の緯糸密度B0のもとに行う無杼織機1を制
御の対象としている。パイル製織により織られるパイル
組織の織物6は、図3に示すように、境界から境界まで
の所定のピック数の単位パイル組織で、地織り、ヘムボ
ーダー織り、パイル織り、ボーダー織りA、パイル織
り、ボーダー織りB、パイル織り、ヘムボーダー織り、
地織りを順次繰り返す。
【0044】オペレータは、設定器25を操作し、下記
の表2に基づいて、パイル織りについて処理の1を設
定し、地織り、ヘムボーダー織り、ボーダー織りA、ボ
ーダー織りBについて処理を予め設定し、そのデータ
を織機制御装置21に入力して、その記憶エリアに格納
しておく。このように、ヘムボーダー織り、ボーダー織
りA、Bでは、多色緯入れが行われるが、緯糸2の種類
が不良糸2aの抜き取りの適正にあまり影響しないた
め、すなわち、用いられる緯糸2はいずれの種類につい
ても抜き取りが適性であるので、除去処理は、緯糸2の
種類に関係なく、パイル織りの状態にもとづいて実行さ
れる。
【0045】
【表2】
【0046】製織中に、緯入れ不良が検出されたとき、
織機制御装置21は、パイル製織装置34から送られて
くるデータに基づいて緯入れ不良のときの織り状態(組
織)を判断し、処理の制御を実行して、織機を自動的
に起動させるか、または処理の1を実行して、織機を
待機状態とし、オペレータによる操作を待つ。
【0047】
【具体例2】この具体例2は、パイル製織ではなく、多
色緯入れにより通常の製織を一定の緯糸密度B0のもと
に行う無杼織機1を制御の対象としている。したがっ
て、この製織時において、パイル製織装置34は不必要
であり、省略される。
【0048】オペレータは、設定器25を操作し、下記
の表3に基づいて、緯糸2の糸種aについて処理を設
定し、また糸種b、cについて処理の1を設定し、そ
のデータを織機制御装置21に予め格納する。なお、表
3に付記されているように、緯糸2の引っ張り強さの度
合いは、a=b>cであり、また糸種bの緯糸2は、そ
の剛性が高く、吹上ノズル7による不良糸除去装置4へ
の緯糸2の案内が困難な状態にあるものとする。
【0049】
【表3】
【0050】緯入れ不良が検出されたとき、織機制御装
置21は不良糸2aの糸種a、b、cを緯入れ制御装置
33への緯糸選択信号により判断し、処理または処理
の1をそれぞれ実行する。
【0051】
【具体例3】この具体例3は、多色緯入れにより緯糸密
度の変更を行いながら、通常の製織を行う無杼織機1を
制御の対象としている。製織過程で、多色緯入れは行わ
れるが、除去処理は、緯糸2の種類に関係なく、緯糸密
度B1、B2、B3のみにもとづいて実行される。した
がって、下記の表4に示すように、緯糸密度B1、B2
について処理が設定され、また緯糸密度B3について
処理の1が設定される。なお、緯糸密度の大小関係は
表4の下に付記する通りである。
【0052】
【表4】
【0053】緯入れ不良が検出されたとき、織機制御装
置21は、その時点での巻取り制御装置32への緯糸密
度B1、B2、B3の信号に基づいて、緯入れ不良発生
時の緯糸密度B1、B2、B3を判断し、それにもとづ
いて処理または処理の1をそれぞれ実行する。
【0054】
【具体例4】この具体例4は、多色緯入れで、経糸12
の開口パターンの変更を伴う無杼織機1を制御の対象と
している。製織過程で、多色緯入れが行われるが、除去
処理は、緯糸2の種類に関係なく、開口パターンのみに
もとづいて実行される。
【0055】経糸12の開口パターンの変更は、図4に
見られるように、公知の開口装置39によって実行され
る。開口装置39は、綜絖枠毎に専用の駆動モータを有
する公知の電動式開口装置、あるいは機械式の開口装
置、電子式ジャガードおよび電子式ドビーなどである。
電動式の開口装置39の場合、開口制御装置40は、主
軸回転信号を入力しながら所定の順序にもとづき、開口
装置39に所定の開口パターンを実行させる。したがっ
て、開口パターンは、所定のピック数ごとに変化するこ
とになる。
【0056】そこで、オペレータは、設定器25を操作
し、表5にもとづいて開口パターンP1、P2について
処理を設定し、また開口パターンP3について処理
の1を設定し、織機制御装置21に格納する。なお、開
口パターンは、表5に付記するように、単位経糸本数当
りの経糸交錯数の大小関係によって設定される。
【0057】
【表5】
【0058】製織中に、緯入れ不良が発生したとき、織
機制御装置21は、開口制御装置40からそのときの開
口パターンP1、P2、P3の情報を入力し、開口パタ
ーンP1、P2、P3にもとづいて処理、の1を実
行する。なお、機械式の開口装置39の場合、織機制御
装置21は、織機主軸回転信号のカウント値から開口パ
ターンを判断する。
【0059】
【具体例5】この具体例5は、製織中に、多色緯入れと
緯糸密度の変更とを同時に行う無杼織機1を制御の対象
としている。オペレータは、表6にもとづいて、緯糸2
の糸種a、b1、c、緯糸密度B1、B2、B3を考慮
して、処理、の1をそれぞれ設定する。なお、緯糸
2の引っ張り強さの度合いおよび緯糸密度の大小関係
は、表6に付記する通りである。
【0060】
【表6】
【0061】緯入れ不良の発生時に、織機制御装置21
は、前記具体例と同様に、糸種a、b1、cおよび緯糸
密度B1、B2、B3のデータを取り込んで、緯入れ不
良発生時の糸種a、b1、cおよび緯糸密度B1、B
2、B3にもとづいて処理、の1を実行する。
【0062】
【具体例6】この具体例6は、多色緯入れ、緯糸密度・
開口パターンの変更をしながら、パイル製織を行う無杼
織機1を制御の対象としている。オペレータは、表7に
したがって、組織、緯糸2の糸種a、b、c、d、e、
緯糸密度B1、B2、B3 、B4、開口パターンP1、
P2、P3にもとづいて処理の1、をそれぞれ設定
する。なお、緯糸2の引っ張り強さの度合い、緯糸密度
および単位経糸本数当りの経糸交錯数の大小関係は、表
7に付記する通りである。
【0063】
【表7】
【0064】また表7の注釈は、それぞれの処理を設定
した理由を示している。この注釈に見られるように、糸
処理の設定の仕方は、織り組織、緯糸の糸種、緯糸密
度、開口パターンのいずれかを優先させるかによって設
定される。
【0065】緯入れ不良の発生時に、織機制御装置21
は、織り組織、緯糸の糸種、緯糸密度、開口パターンな
どのデータを入力して、予め設定されている処理、
の1を実行することになる。なお、上記表7で、オペレ
ータは、必要に応じ、処理の1に代えての2を設定
することもできる。このように、オペレータは、抜き取
り時の各要素の組み合わせ状態から抜き取りの適正を考
慮して、処理、を設定する。例えば成功率が極めて
低い糸種ならば、緯糸密度が粗くても処理を設定し、
パイル織りならば、糸種、緯糸密度に関係なく処理を
設定する。
【0066】不良糸除去装置4は、図5に示すように、
一対のローラ26、27によって構成し、一方のローラ
26をアクチュエータ28によって他方のローラ27に
対し接離可能とし、可変速モータ19によって、他方の
ローラ27を強制的に抜き取り方向に回転させるもの、
図6に示すように、緯入れ装置5の先端位置にY字状の
糸巻き29をおき、その糸巻き29の先端で緯糸2を挟
んだ状態で、当該糸巻き29を可変速モータ19によっ
て駆動する型式のもの、あるいは図7に示すように、フ
ック30によって緯入れ装置5の先端側で緯糸2を引っ
かけ、可変速モータ19として、可変速リニアモータ3
1によってフック30を糸抜き取り方向に移動させる構
成とすることもできる。
【0067】なお、不良糸除去装置4は、ショートピッ
クやベンドピックに限らず、例えば胴切れ糸除去用の不
良糸除去装置4に適用することも可能であり、緯入れ不
良の形態に限らず適用可能である。胴切れ糸除去用の不
良糸除去装置4では、通常、反給糸側に設置され、正常
な緯糸2の先端が到達しない位置に設けられた胴切れ検
出用のフィーラの検出信号により作動する。製織中に、
胴切れが検出されたとき、織機制御装置21は、そのと
きの多色緯入れ、緯糸密度の変化、経糸開口パターンの
変化、パイル製織などの織り状態を考慮して、処理、
を実行させることになる。
【0068】
【発明の効果】本発明では、多色緯入れ、緯糸密度の変
化、経糸の開口パターンの変化、パイル製織などの製織
条件に応じて、不良糸除去のための適切な処理、が
選択されるため、不良糸の糸切れ、不良糸と経糸との擦
れによる経糸の損傷、緯糸の案内ミス、経糸がかりやパ
イル抜けなどが防止でき、これによって織物品質の低下
や織機稼働率の低下などが未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無杼織機および不良糸除去装置の説明図であ
る。
【図2】織機制御装置に接続されるもののブロック線図
である。
【図3】パイル織り組織の平面図である。
【図4】織機制御装置と開口制御装置との接続関係のブ
ロック線図である。
【図5】不良糸除去装置の他の例の説明図である。
【図6】不良糸除去装置の他の例の説明図である。
【図7】不良糸除去装置の他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 無杼織機 2 緯糸 2a 不良糸 3 織り前 4 不良糸除去装置 5 緯入れ装置 6 織物 19 可変速モータ 21 織機制御装置 22 織機の主軸 23 原動モータ 24 エンコーダ 31 リニアモータ 32 巻取り制御装置 33 緯入れ制御装置 34 パイル製織装置 35 APR制御装置 36 巻取りモータ 37 測長貯留制御装置 38 駆動装置 39 開口装置 40 開口制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不良糸除去装置を具備し、パイル製織を
    行う無杼織機において、地織りに対して下記の処理、
    パイル織りに対して下記の処理を設定しておき、緯入
    れ不良の発生時に、緯入れ不良の発生時のパイル織り/
    地織りの織り状態に応じて処理、のいずれかを実行
    することを特徴とする織機の不良糸処理方法。 :不良糸の抜き取りから織機の自動起動までの一連の
    制御 :その1;不良糸の抜き取りをせず織機を待機状態と
    する制御、その2;不良糸の抜き取りをしてから織機を
    待機状態とする制御のうちいずれかの制御
  2. 【請求項2】 不良糸除去装置を備える多色緯入れの無
    杼織機において、緯糸の糸種ごとに下記の処理、の
    うちの1つを設定しておき、緯入れ不良の発生時に、緯
    入れ不良にかかる不良糸の糸種に応じて、処理、の
    いずれかを実行することを特徴とする織機の不良糸処理
    方法。 :不良糸の抜き取りから織機の自動起動までの一連の
    制御 :その1;不良糸の抜き取りをせず織機を待機状態と
    する制御、その2;不良糸の抜き取りをしてから織機を
    待機状態とする制御のうちいずれかの制御
  3. 【請求項3】 不良糸除去装置を備え、製織中に、緯糸
    密度を変化させる無杼織機において、緯糸密度ごとに下
    記の処理、のいずれかを設定しておき、緯入れ不良
    の発生時に、緯入れ不良の発生時の緯糸密度に応じて処
    理、のいずれかを実行することを特徴とする織機の
    不良糸処理方法。 :不良糸の抜き取りから織機の自動起動までの一連の
    制御 :その1;不良糸の抜き取りをせず織機を待機状態と
    する制御、その2;不良糸の抜き取りをしてから織機を
    待機状態とする制御のうちいずれかの制御
  4. 【請求項4】 不良糸除去装置を備え、製織中、経糸の
    開口パターンを変化させる無杼織機において、経糸の開
    口パターンごとに下記の処理、のいずれかを設定し
    ておき、緯入れ不良の発生時に、緯入れ不良の発生時の
    開口パターンに応じて処理、のいずれかを実行する
    ことを特徴とする織機の不良糸処理方法。 :不良糸の抜き取りから織機の自動起動までの一連の
    制御 :その1;不良糸の抜き取りをせず織機を待機状態と
    する制御、その2;不良糸の抜き取りをしてから織機を
    待機状態とする制御のうちいずれかの制御
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004005728A1 (en) 2002-07-02 2004-01-15 Lillbacka Jetair Oy Electro hydraulic servo valve

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WO2004005728A1 (en) 2002-07-02 2004-01-15 Lillbacka Jetair Oy Electro hydraulic servo valve

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